| 【発明の名称】 |
パチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路 |
| 【発明者】 |
【氏名】金井 孝
【氏名】手呂内 賢二
【氏名】鵜川 詔八
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| 【要約】 |
【課題】パルス駆動用電源のトランジスタの保護を確保しつつ構成を簡易化することができ、かつ、素子発熱の抑制による特性の確保と省電力化に資することができるパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路を提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路1は、パチンコ台用の外部電源2を受ける整流平滑部3と、これに続く定電圧電源部4と接続するパルス励磁される原動部のコイル6と、このコイル6に直列するスイッチングトランジスタ7とを備え、前記コイル6からその逆起電力を定電圧電源部4の整流平滑部3側に導くダイオード8aによる回生部8を介設して構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パチンコ台用の外部電源を受ける整流平滑部と、これに続く定電圧電源部に接続するパルス励磁される原動部のコイルと、このコイルに直列するスイッチングトランジスタとを備えるパルス駆動原動部用電源回路において、前記コイルからその逆起電力を定電圧電源部の整流平滑部側に導くダイオードによる回生部を介設してなることを特徴とするパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路に関し、特に、パルス駆動原動部に使用する電源のスイッチイングトランジスタの保護を確保しつつ構成を簡易化することができ、かつ、素子発熱の抑制による特性の確保と省電力化に資することができるパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路に関する。 【0002】 【従来の技術】パチンコ遊技機の球打ち部は、パチンコ球を打出すための動力としてパルス駆動によるステッピングモータ、ソレノイド、ホールモータ等の原動部を備える。これら原動部は誘導性負荷をなすコイルを有し、その電源部をなすコイルスイッチング回路はトランジスタ保護のための保護回路を要する。この保護回路は保護特性に応じた各種の構成が提案されている。 【0003】図2は先行例をなすパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路図である。パチンコ球打ち部や回転表示部等の原動部をパルス駆動するモータの電源回路において、コイルスイッチング回路101は、モータコイル102と直列してスイッチングトランジスタ103を備え、モータコイル102の両端にダイオード104とツェナーダイオード105をループ状に設けて保護回路を構成する。4相の各モータコイル102について同様に構成される。 【0004】このコイルスイッチング回路101は、ダイオード104によってモータコイル102の逆起電力を循環させ、電圧レベルをチェックするツェナーダイオード105を介設することによって比較的小損失で早い減衰を得ることができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記保護回路は、ツェナーグイオード等の高機能素子によってコスト高を招き、また、モータ駆動用のパルス毎に発生する逆起電力の減衰損失による素子発熱を避けることができない。上記ツェナーダイオードに代えて安価な抵抗素子を用いる場合も同様に発熱を招く。これにより、電力の根失のみならず、素子の劣化を速めることとなる。 【0006】本発明の目的は、パルス駆動用電源のスイッチングトランジスタの保護を確保しつつ構成を簡易化することができ、かつ、素子発熱の抑制による特性の確保と省電力化に資することができるパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、パチンコ台用の外部電源を受ける整流平滑部と、これに続く定電圧電源部に接続するパルス励磁される原動部のコイルと、このコイルに直列するスイッチングトランジスタとを備えるパルス駆動原動部用電源回路において、前記コイルからその逆起電力を定電圧電源部の整流平滑部側に導くダイオードによる回生部を介設することにより、パチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路を構成した。 【0008】このパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路は、パルス励磁される原動部のコイルからその逆起電力を定電圧電源部の整流平滑部側に導くダイオードによる回生部を介設することにより、トランジスタがスイッチング動作した時のコイルの逆起電力が回生部を介して整流平滑部に導かれるので、トランジスタ側に過大な逆起電力が作用することがなく、確実な保護がなされるとともに、逆起電力が電源側に回生されることによって減衰損失による素子発熱を避けることができる。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す4相ステッピングモータを駆動するパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路図である。パルス駆動原動部用電源回路1は、パチンコ台用の外部電源2を受ける整流器3aと平滑コンデンサ3bによる整流平滑部3と、この整流平滑部3に続く定電圧電源部4と、この定電圧電源部4に接続するユニポーラ4相モータのコイルスイッチング回路5…とから構成される。 【0010】各コイルスイッチング回路5は、パルス励磁される原動部のコイル6に直列するスイッチング用のトランジスタ7と、コイル6からその逆起電力を定電圧電源部4の整流平滑部3側に導くダイオード8aによる回生部8を介設して構成する。 【0011】上記構成をなすパルス駆動原動部用電源回路1は、各コイルスイッチング回路5において、トランジスタ7がONになるとコイル電流が立上がってコイルが励磁状態に保持され、次いで、トランジスタ7がOFFになると、コイル6の逆起電力はダイオード8aによる回生部8を介して整流平滑部3に戻され、その平滑コンデンサ3bにチャージされる。 【0012】この平滑コンデンサ3bのチャージにより、コイル6の逆起電力が速やかに立ち下がり、トランジスタ7のコレクタ端子の電圧上昇が抑えられて保護作用をなすとともに、そのチャージ分は次の隣接相の励磁電力を補って回生作用をなす。 【0013】各相のコイル6は、所定のタイミングでコイルスイッチング回路5のトランジスタ7が動作して順次励磁され、その切替えの都度、上記回生部8と平滑コンデンサ3bによって保護作用と回生作用をなす。 【0014】このように、本発明のパルス駆動原動部用電源回路は、パルス励磁される原動部のコイルからその逆起電力を定電圧電源部の整流平滑部側に導くダイオードによる回生部を介設することにより、トランジスタがスイッチング動作した時のコイルの逆起電力が回生部を介して整流平滑部に導かれるので、トランジスタのコレクタ端子に過大な逆起電力が作用することがなく、同トランジスタを確実に保護することができるとともに、逆起電力が電源側に回生されることによって減衰損失による素子発熱を避けることができる。 【0015】したがって、本発明のパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路は、トランジスタの保護を確保した上で、構成の簡易化によって生産コストの低減と信頼性の向上を図ることができ、また、素子特性の確保と省電力化にも資するという効果を奏する。 【0016】本発明のパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路は、パチンコ遊技機の球打ち部、表示部等のパルス駆動原動部について適用でき、また、上述のユニポーラ4相モータを駆動する例に限らず、ソレノイド等、そのコイルスイッチング回路部について適用しうることが明らかなので、その説明を省略する。 【0017】 【発明の効果】本発明のパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路は以下の効果を奏する。パルス駆動原動部のコイルからその逆起電力を定電圧電源部の整流平滑部側に導くダイオードによる回生部を介設することにより、コイルと直列するトランジスタがスイッチング動作した時のコイルの逆起電力がダイオードを介して整流平滑部に導かれるので、トランジスタ側に過大な逆起電力が作用することがなく、確実な保護がなされるとともに、逆起電力が電源側に回生されることによって減衰損失による素子発熱を避けることができる。 【0018】したがって、本発明のパチンコ遊技機のパルス駆動原動部用電源回路は、トランジスタの保護を確保した上で、構成の簡易化によって生産コストの低減と信頼性の向上を図ることができ、また、素子特性の確保と省電力化にも資するという効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000105659 【氏名又は名称】コパル電子株式会社 【識別番号】000144153 【氏名又は名称】株式会社三共
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)1月30日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】田中 二郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−216228 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月10日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−55660 |
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