| 【発明の名称】 |
弾球遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】市原 高明
【氏名】浜口 琢哉
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| 【要約】 |
【課題】上皿での遊技球の球詰まりを未然に防止するとともに、球詰まりを解消する事が可能な弾球遊技機を提供することを課題とする。
【解決手段】弾球遊技機は、上皿4での遊技球10の球詰まりを未然に防止し、且つ球詰まりを解消させる振動装置24を備えることである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 収容された遊技球を整列させて外部に排出するための上皿を振動させる振動手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。 【請求項2】 前記振動手段は一定時間毎に前記上皿を振動させることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 【請求項3】 前記遊技球を排出する際の球詰まりを検出する手段を設け、前記振動手段は前記遊技球の球詰まりが検出されたときに前記上皿を振動させることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 【請求項4】 上皿に収容された遊技球を振動させる振動手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。 【請求項5】 前記振動手段は一定時間毎に前記遊技球を振動させることを特徴とする請求項4に記載の弾球遊技機。 【請求項6】 前記遊技球を排出する際の球詰まりを検出する手段を設け、前記振動手段は前記遊技球の球詰まりが検出されたときに前記遊技球を振動させることを特徴とする請求項4に記載の弾球遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、上皿から遊技球発射装置等に排出される遊技球の球詰まりを防止するとともに、球詰まりを解消することが可能な弾球遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、一般に、弾球遊技機において、金銭と交換に借用した遊技球、あるいは入賞したときに賞球受入れ口から送球されてきた遊技球を収容するとともに同遊技球を整列させて下方の発射装置に送球する上皿が設けられている。上記上皿は、これを上面から見た場合、賞球受入れ口付近から若干下流側まで最も幅が広く、下流側へゆくほど幅が徐々に狭くなって一列の遊技球を転がし得る幅になるという形状を有している。このような形状の上皿において、主に幅が徐々に狭くなる付近で遊技球の球詰まりが起きる。そのため、従来、上皿における遊技球の球詰まりを防止する手段を備えた弾球遊技機の例として、特開平8−252371号公報に記載された「遊技機」、あるいは特開平8−182836号公報に記載された「パチンコ機の球受皿」などがある。特開平8−252371号公報の「遊技機」の場合、上皿のほぼ中央部にリブを設け、このリブにより隣合う遊技球同士の摩擦や圧力を緩和することによって上皿における遊技球の球詰まりを防止するものである。また、特開平8−182836号公報に記載された「パチンコ機の球受皿」の場合は、上皿の底面に誘導溝を形成し、誘導溝の両縁部に遊技球を点接触させながら転動させることによって上皿における遊技球の球詰まりを防止するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の遊技機では、上皿における遊技球の球詰まりを防止するための手段が設けられているが、何かの原因で球詰まりが発生した場合には、この球詰まりを解消することができない。そこで本発明では、上皿での遊技球の球詰まりを未然に防止すると共に、球詰まりを解消することが可能な弾球遊技機を提供することを課題とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、収容された遊技球を整列させて外部に排出するための上皿を振動させる振動手段を備えることである。 【0005】請求項2の発明は、請求項1の弾球遊技機において、前記振動手段は一定時間毎に前記上皿を振動させることである。 【0006】請求項3の発明は、請求項1の弾球遊技機において、前記遊技球を排出する際の球詰まりを検出する手段を設け、前記振動手段は前記遊技球の球詰まりが検出されたときに前記上皿を振動させることである。 【0007】請求項4の発明は、上皿に収容された遊技球を振動させる振動手段を備えることである。 【0008】請求項5の発明は、請求項4の弾球遊技機において、前記振動手段は一定時間毎に前記遊技球を振動させることである。 【0009】請求項6の発明は、請求項4の弾球遊技機において、前記遊技球を排出する際の球詰まりを検出する手段を設け、前記振動手段は前記遊技球の球詰まりが検出されたときに前記遊技球を振動させることである。 【0010】請求項1の弾球遊技機によれば、上皿を振動させることができるため、上皿における遊技球の球詰まりを未然に防止することができる。 【0011】請求項2の弾球遊技機によれば、上皿における遊技球の球詰まりを未然に防止することができるとともに、球詰まりを解消することができる。 【0012】請求項3の弾球遊技機によれば、遊技球の球詰まりが発生したときのみ上皿を振動させて球詰まりを解消するため、振動手段を無駄無く動作させることができる。 【0013】請求項4の弾球遊技機によれば、上皿に収容された遊技球を振動させることができるため、上皿における遊技球の球詰まりを未然に防止することができる。 【0014】請求項5の弾球遊技機によれば、上皿に収容された遊技球の球詰まりを未然に防止することができるとともに、球詰まりを解消することができる。 【0015】請求項6の弾球遊技機によれば、遊技球の球詰まりが発生したときのみ遊技球を振動させて球詰まりを解消するため、振動手段を無駄無く動作させることができる。 【0016】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は、弾球遊技機1の正面側斜視図である。図1に示すように遊技機本体2に対して開閉可能に取着されたガラス枠3の下側には合成樹脂で成形された上皿4が設けられている。この上皿4は、金銭と交換に借用した遊技球、あるいは入賞したときに賞球受入れ口5から送球されてきた遊技球を収容するとともに同遊技球を整列させて下方の発射装置に送球するものである。また、上皿4の下側には遊技球を溜める下皿6が設けられ、下皿6の右側には上記発射装置のハンドル7が配置されている。この発射装置は上皿4から送球されてきた遊技球をハンドル7の操作により弾球遊技機1の遊技盤面に向けて発射するものである。尚、図2は弾球遊技機1のガラス枠3及び上皿4が取着された前板8を開いた状態の斜視図である。 【0017】図3は上皿4に遊技球10が収容された状態を示した平面図である。また、図4は上皿4を一部破断して遊技球10が上流から下流の方向に流れることを示した正面図である。図3に示すように、上皿4は賞球受入れ口5付近から若干下流側まで最も幅が広く、下流側へゆくほど幅が徐々に狭くなって一列の遊技球10を転がし得る幅になるという形状を有している。また、図4に示すように、一列に整列された遊技球10は上流から傾斜に沿って下流の方向に転がり、球送り装置11により1球ずつに分離され、そして、図2に示した発射レ−ル12の基端部に落下する。この発射レ−ル12の基端部に落下した遊技球10は、図示していないモ−タにより駆動される打球槌13を有する前記発射装置により、発射レ−ル12から遊技盤面に向けて発射される。 【0018】上記のように形成された上皿4において、幅が徐々に狭くなる矢印A付近で遊技球10の球詰まりが起きることが多い。そのため、本発明の実施の形態では上皿4あるいは上皿4に収容された遊技球10を振動させることにより遊技球10の球詰まりを未然に防止するとともに、球詰まりが発生した場合にはそれを解消できるようにする。 【0019】次に、上皿4における球詰まりの防止、及び球詰まり解消手段について説明する。最初、第1の実施の形態について説明する。図5は、モ−タ21を回転させてモ−タ21の回転軸22に取り付けられたストライカ23を回転させ、このストライカ23の先端部を間欠的に上皿4の外壁に当接させて上皿4を振動させる振動装置24を示したものである。この振動装置24のストライカ23の当接位置は上皿4における遊技球10の球詰まりが起き易い位置、即ち幅が徐々に狭くなる矢印A付近であるため、上皿4における球詰まりを有効に防止することができる。尚、図6は振動装置24の側面図である。図6に示すように、振動装置24はモ−タ21の回転軸22に棒状のストライカ23が取り付けられ、モ−タ21が回転されるとストライカ23も回転されるため、ストライカ23の先端部が間欠的に上皿4の外壁に当接され、上皿4を振動させるように構成されている。 【0020】上記上皿4において、矢印A付近から前記球送り装置11まで約15個の遊技球10が1列通路Bに整列され、この15個の遊技球10が前記発射装置の打球槌13により発射される時間は約9秒である。従って、モ−タ21を少なくとも9秒毎に間欠回転させれば遊技球10は球詰まりを起こすことなく発射装置に供給される。勿論、モ−タ21を連続回転させれば、より効果的に球詰まりを防止することができる。 【0021】図7は、球詰まりが発生したときにモ−タ21を回転させる制御ブロック図である。モ−タ21に電力を出力する制御装置31の入力側には、前記発射装置のハンドル7にプレイヤ−が手を触れたときに信号を出力するハンドルタッチセンサ32と、上皿4における遊技球10を検出したとき信号を出力する上皿センサ33と、球送り装置11の近くに設けられて球送り装置11の球を検出したとき信号を出力する球送り装置センサ34とが接続されている。尚、上記各センサ33,34は光、磁気、あるいは接点式のセンサのどのタイプでもよい。 【0022】上記制御装置31は、ハンドルタッチセンサ32から信号が出力されてプレイヤ−が遊技していることを認識した状態で、上皿センサ33により上皿4に遊技球10があることが検出されたにもかかわらず、球送り装置センサ34から信号が出力されない場合、即ち球送り装置11に遊技球10が来ない場合、球詰まりが発生したと判断して前記モ−タ21を回転させる。このような制御により球詰まりが発生したときにモ−タ21を回転させ、球詰まりを解消させることができる。 【0023】次に、第2の実施の形態について説明する。図8は、上皿4の球詰まりが起き易い矢印A付近から下流側の1列通路Bに整列される遊技球10に接触して往復運動させる振動部材43を配設し、この振動部材43をソレノイド42で駆動することにより、1列通路Bに整列される遊技球10の球詰まりを防止する振動装置44を示したものである。上記振動装置44は図9に示すようにソレノイド42のロッド45の先端に連結部材46を取り付け、この連結部材46に前記振動部材43を固定したものである。 【0024】上記のように構成された振動装置44を、前記第1の実施の形態と同様にソレノイド42を9秒毎に間欠駆動させれば遊技球10は球詰まりを起こすことなく発射装置に供給される。勿論、ソレノイド42を連続的に駆動させれば、より効果的に球詰まりを防止することができる。 【0025】図10は、球詰まりが発生したときにソレノイド42を駆動させる制御ブロック図である。ソレノイド42を駆動させる制御装置41の入力側には、前記第1の実施の形態と同様に前記発射装置のハンドル7にプレイヤ−が手を触れたときに信号を出力するハンドルタッチセンサ32と、上皿4における遊技球10を検出したとき信号を出力する上皿センサ33と、球送り装置11の近くに設けられて球送り装置11の球を検出したとき信号を出力する球送り装置センサ34とが接続されている。 【0026】上記制御装置41は、ハンドルタッチセンサ32から信号が出力されてプレイヤ−が遊技していることを認識した状態で、上皿センサ33により上皿4に遊技球10があることが検出されたにもかかわらず、球送り装置センサ34から信号が出力されない場合に球詰まりが発生したと判断して前記ソレノイド42を駆動させる。このような制御により球詰まりが発生したときにソレノイド42を駆動させ、前記振動部材43を往復運動させることにより球詰まりを解消させることができる。 【0027】次に、第3の実施の形態について説明する。図11は、上皿4の球詰まりが起き易い矢印A付近に整列される遊技球10に当接して振動を与える振動片51を前記第2の実施の形態と同様のソレノイド42で往復運動させることにより、1列通路Bに整列される遊技球10の球詰まりを防止する振動装置52を示したものである。 【0028】上記振動装置52は、図12に示すようにソレノイド42のロッド45の先端に振動片51を取り付けるとおもに、ロッド45の外周部にスプリング53を弾着して振動片51の突出力を増し、矢印A付近に整列された遊技球10に強い振動を与えるものである。上記のように構成された振動装置52を、前記第2の実施の形態と同様にソレノイド42を9秒毎に間欠駆動させれば遊技球10は球詰まりを起こすことなく発射装置に供給される。勿論、ソレノイド42を連続的に駆動させれば、より効果的に球詰まりを防止することができる。 【0029】尚、球詰まりが発生したときにソレノイド42を駆動させ、前記振動片51を往復運動させることにより球詰まりを解消させるための制御は、前記第2の実施の形態と同じ(図10の制御ブロック図参照)であるため、制御ブロック図及びその説明を省略する。 【0030】次に、第4の実施の形態について説明する。図13は、上皿4の球詰まりが起き易い矢印A付近から下流側の1列通路Bに整列される遊技球10に接触して往復運動させる棒状の振動部材61を配設し、前記第1の実施の形態と同様のモ−タ21により振動部材61を往復駆動することにより、1列通路Bに整列される遊技球10の球詰まりを防止する振動装置62を示したものである。 【0031】振動装置62は、図14に示すように、モ−タ21の出力軸にカム63を取り付けるとともに、振動部材61に連結部材64を取り付け、カム63を連結部材64に当接させるように構成されている。また、連結部材64に対してスプリング65の先端部が弾着されており、スプリング65の基端部はスプリング支持板66に固定されている。尚、図示はしていないがモ−タ21、及びスプリング支持板66は適切な位置に固定されている。 【0032】上記のように構成された振動装置62において、モ−タ21が回転されるとカム63も回転し、カム63の回転が連結部材64で直線往復運動に変換される。その結果、連結部材64の直線往復運動により振動部材61が往復運動されるため、1列通路Bに整列された遊技球10が振動部材61により直接的に振動されて球詰まりが未然に防止される。尚、連結部材64に対してスプリング65が弾着されているため、連結部材64の直線往復運動においてスプリング65の反発力が加えられる。 【0033】上記振動装置62を前記第1から第3の実施の形態と同様に9秒毎に間欠駆動させれば遊技球10は球詰まりを起こすことなく発射装置に供給される。勿論、振動装置62を連続的に駆動させれば、より効果的に球詰まりを防止することができる。 【0034】尚、球詰まりが発生したときにモ−タ21を回転させ、振動部材61を往復運動させることにより球詰まりを解消させるための制御は、前記第1の実施の形態と同じ(図7の制御ブロック図参照)であるため、制御ブロック図及びその説明を省略する。 【0035】次に、第5の実施の形態について説明する。上皿4の賞球受入れ口5は、前記前板8が閉じられた状態で球排出口14(図2参照)と重なるように構成されているが、この状態では賞球受入れ口5と球排出口14との間に僅かな段差ができるため、その段差の部分で遊技球10が詰まる恐れがある。図15は、上皿4の賞球受入れ口5を前記第2、第3の実施の形態と同様のソレノイド42のロッド45の伸縮動作で叩き、上皿4全体を振動させることにより、上記の球詰まりを防止する振動装置71を示したものである。この振動装置71を前記第1から第4の実施の形態と同様に9秒毎に間欠駆動させれば遊技球10は球詰まりを起こすことなく発射装置に供給される。勿論、振動装置71を連続的に駆動させれば、より効果的に球詰まりを防止することができる。尚、球詰まりが発生したときにソレノイド42を駆動させることにより球詰まりを解消させるための制御は、前記第2の実施の形態と同じ(図10の制御ブロック図参照)であるため、制御ブロック図及びその説明を省略する。 【0036】以上のような第1の実施の形態から第5の実施の形態において、それぞれの振動装置24,44,52,62,71を作動させるタイミングは上皿センサ33により上皿4に遊技球10があることが検出されたにもかかわらず、球送り装置11に球が無くて球送り装置センサ34から信号が出力されない場合の他に、上皿センサ4に遊技球10があるにもかかわらず、前記発射装置からの遊技球10の発射ができない場合に作動させてもよい。また、球詰まりが発生したとき、上皿4でランプを点灯させたり、音声で報知する報知手段を設けてもよい。 【0037】 【発明の効果】請求項1の弾球遊技機によれば、上皿を振動させることができるため、上皿における遊技球の球詰まりを未然に防止することができる。 【0038】請求項2の弾球遊技機によれば、上皿における遊技球の球詰まりを未然に防止することができるとともに、球詰まりを解消することができる。 【0039】請求項3の弾球遊技機によれば、遊技球の球詰まりが発生したときのみ上皿を振動させて球詰まりを解消するため、振動手段を無駄無く動作させることができる。 【0040】請求項4の弾球遊技機によれば、上皿に収容された遊技球を振動させることができるため、上皿における遊技球の球詰まりを未然に防止することができる。 【0041】請求項5の弾球遊技機によれば、上皿に収容された遊技球の球詰まりを未然に防止することができるとともに、球詰まりを解消することができる。 【0042】請求項6の弾球遊技機によれば、遊技球の球詰まりが発生したときのみ遊技球を振動させて球詰まりを解消するため、振動手段を無駄無く動作させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000148922 【氏名又は名称】株式会社大一商会
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月28日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】岡田 英彦 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−42347 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)2月16日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−201572 |
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