| 【発明の名称】 |
パチンコ遊技機の発射レール |
| 【発明者】 |
【氏名】西川 基守
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| 【要約】 |
【課題】打球供給装置から発射レールに供給されるパチンコ球を打球発射部に速やかに安定静止させる。
【解決手段】金属により形成されたレール本体25の下面に合成樹脂により形成された補強部材26を嵌合して一体化してなる発射レール12において、前記レール本体25の打球発射部33の下方に位置する補強部材26の上面に、打球供給装置19から供給されるパチンコ球を引きつけて打球発射部33に安定静止させる磁石35を設けたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 金属により形成されたレール本体の下面に合成樹脂により形成された補強部材を嵌合して一体化してなる発射レールにおいて、前記レール本体の打球発射部の下方に位置する補強部材の上面に、打球供給装置から供給されるパチンコ球を引きつけて打球発射部に安定静止させる磁石を設けたことを特徴とするパチンコ遊技機の発射レール。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、金属製のレール本体の下面に合成樹脂製の補強部材を嵌合して一体化したパチンコ遊技機の発射レールに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、パチンコ遊技機の前面枠には遊技盤の前方を覆うガラス扉枠と発射レールの前方を覆う前面扉板とが開閉自在に設けられている。また、前面扉板の前面には打球供給皿が設けられると共に、裏面側には打球供給装置が設けられており、発射レールの打球発射部に打球供給皿のパチンコ球を打球供給装置より一個ずつ供給し、打球発射部に関連して設けられた打球杆によりパチンコ球を発射するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記したような構造を有する従来のパチンコ遊技機にあっては、打球供給装置の球出口から供給されるパチンコ球が発射レール上でバウンドして打球発射部に静止するまでに時間が掛かり、打球杆による発射動作にバラつきが生じて安定した球飛びを得ることが困難であるという問題点があった。 【0004】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、打球供給装置から供給されるパチンコ球を打球発射部に速やかに安定静止させることができるようなパチンコ遊技機の発射レールを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、金属により形成されたレール本体の下面に合成樹脂により形成された補強部材を嵌合して一体化してなる発射レールにおいて、前記レール本体の打球発射部の下方に位置する補強部材の上面に、打球供給装置から供給されるパチンコ球を引きつけて打球発射部に安定静止させる磁石を設けるようにしたものである。 【0006】前記レール本体が磁化しないようにするため、該レール本体の打球発射部側に位置する端部に切欠部を形成し、該切欠部内に磁石を位置させるようにするとよい。 【0007】上記のように構成された発射レールは、打球供給装置から供給されるパチンコ球が補強部材に設けた磁石に引きつけられて速やかに打球発射部に静止されるので、常に安定した良好な球飛びを得ることが可能となる。 【0008】 【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る発射レールを取付けたパチンコ遊技機の正面図、図2はガラス扉枠及び前面扉板を開放した状態のパチンコ遊技機の下部部分の斜視図である。図において、1はパチンコ遊技機の外枠、2は外枠1の前面に開閉自在に装着された前面枠である。前面枠2は、ほぼ中央に開口部が設けられた額縁状に形成されており、その開口部にガラス扉枠3と前面扉板4とが一側を軸として開閉自在に装着されている。前記ガラス扉枠3の後方であり、かつ前面枠2の開口部の後方には遊技盤取付枠を介して遊技盤5が着脱自在に取付けられている。6は前面扉板4の前面に装着された打球供給皿、7は前面枠2の前面下部に設けられた下部球受皿、8は打球発射用の操作ハンドルである。なお、前面枠2の裏面には打球杆9が操作ハンドル8に関連して設けられている。 【0009】前記遊技盤5の前面には打球誘導レール10が円状に設けられ、遊技盤5の下部を支持する遊技盤取付枠の支持板部11前面には発射レール12と樋状の通路枠13が設けられている。この通路枠13は、打球誘導レール10の始端と発射レール12の終端との間に形成されたファール球戻し口14から落下するファール球及び前面扉板4を開いたときに賞球導出口15からこぼれ落ちる賞球を受け入れて下部球受皿7に導くためのものである。また、前面扉板4には、賞球導出口15に連通して賞球を打球供給皿6に導く賞球シュート17と打球供給皿6に貯留されるパチンコ球を下部球受皿7に抜き取る球抜孔18が設けられ、裏面側には打球供給装置19が設けられている。 【0010】前記打球供給装置19は、図7に示すように打球供給皿6の球出口16に連通する垂直球通路20と、該垂直球通路20に設けられた横軸21に回動自在に軸支され、かつ常時下向回動するように自重を持たせた球送り部材22とを有し、後述する打球杆9の回動に連動する係合レバー23の係合により球送り部材22を上下方向に回動して打球供給皿6に貯留されるパチンコ球を1個ずつ発射レール12上に供給するようになっている。 【0011】前記発射レール12は、図3ないし図6に示すように支持板部11の前面に取付けられる肉厚の金属板で形成された取付基板24と、レール本体25及び補強部材26とにより構成されている。前記レール本体25は、ステンレス等の金属板の両側をプレス成形により下方へほぼ直角に折曲げてレール面27と前後両側壁28,28を一体に形成し、レール面27には中央部の長手方向の全長に亘って断面V字形の発射球誘導溝29を設けて全体形状が断面M字形に形成されている。また、補強部材26は、合成樹脂により形成されるもので、レール本体25とほぼ等しい長さと横幅を有し、レール本体25の下方から内部に嵌合して該レール本体25と一体に取付基板24の長手方向に沿う所定位置にねじ30により取付けられている。 【0012】前記取付基板24の前面側であり、レール本体25の始端側の上方には合成樹脂により形成された球受部31が取付けられ、下方には係合レバー23が軸32により回動自在に軸支されている。そして、レール本体25の上面と球受部31とにより打球杆9の先端が臨む打球発射部33が形成されている。この打球発射部33は、前記打球供給装置19より供給されるパチンコ球の下部2点をレール本体25のV字形の発射球誘導溝29で支持し、後上部1点を球受部31の球受面31aで支持するようにされている。 【0013】しかして、前記発射レール12の打球発射部33に位置するレール本体25のレール面27端部に切欠部34が形成されている。この切欠部35は図5に示すようにパチンコ球の飛送に支障を及ばさないように打球発射部33に支持されるパチンコ球の中心より後方に位置するように形成されている。 【0014】一方、打球発射部33の下方に位置する補強部材26の上面には、前記レール面27に形成された切欠部34内に位置し、かつ打球供給装置19より供給されるパチンコ球を引きつけて打球発射部33に速やかに安定静止させるための磁石35がインサート成形されている。なお、磁石35をレール本体25の切欠部34内に位置させることにより、レール本体25が磁化するのを防いで球飛びに支障を及ぼさないようにしている。 【0015】このように、本発明に係る一実施の形態のパチンコ遊技機の発射レール12によれば、打球供給装置19より供給されるパチンコ球がその落下時の勢いでレール面27上でバウンドしても、磁石35により引きつけられて打球発射部33に速やかに安定静止することになるので良好な球飛びを得ることができる。 【0016】 【発明の効果】以上のように、本発明に係るパチンコ遊技機の発射レールは、レール本体の打球発射部の下方に位置する合成樹脂製の補強部材の上面に磁石を設け、該磁石によって打球供給装置より供給されるパチンコ球を引きつけて打球発射部に速やかに安定静止させるようにしたものであるから、打球供給装置より供給されるパチンコ球が発射レール上でバウンドしたり微動を続けるようなことがなくなり常に良好な球飛びを得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000135829 【氏名又は名称】大和工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月24日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−42333 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)2月16日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−215727 |
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