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【発明の名称】 パチンコ遊技機のレール装飾体
【発明者】 【氏名】鈴木 久夫

【要約】 【課題】パチンコ遊技機の遊技盤の球誘導レールに沿って取付けられるレール装飾体であって、遊技盤に従来のような大きな取付孔を開設しなくても電源コネクタ用の小孔を開設するだけで容易に取付けられるようにする。

【解決手段】定幅円弧状に形成された取付基板1と、表面に複数の発光ダイオード11が配設され裏面にその電源配線部材12,24が突設された定幅円弧状のプリント配線基板10と、定幅円弧状の透光性カバー体15とからなり、前記取付基板は裏面に凹窪し表面に凸起する細幅状凹溝4および細幅状凸堤5が夫々形成され、該細幅状凹溝内に前記プリント配線基板を収容し、該細幅状凸堤に開設された複数の窓孔6から前記発光ダイオードを露呈させると共に、該細幅状凸堤に前記透光性カバー体を被着し、遊技盤20に開設された小孔22に前記電源配線部材を臨ませ該取付基板を遊技盤面上の球誘導レール21に沿い止着した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 定幅円弧状に形成された取付基板と、表面に複数の発光ダイオードが配設され裏面にその電源配線部材が突設された定幅円弧状のプリント配線基板と、定幅円弧状の透光性カバー体とからなり、前記取付基板は裏面に凹窪し表面に凸起する細幅状凹溝および細幅状凸堤が夫々形成され、該細幅状凹溝内に前記プリント配線基板を収容し、該細幅状凸堤に開設された複数の窓孔から前記発光ダイオードを露呈させると共に、該細幅状凸堤に前記透光性カバー体を被着し、遊技盤に開設された小孔に前記電源配線部材を臨ませ該取付基板を遊技盤面上の球誘導レールに沿い止着してなることを特徴としたパチンコ遊技機のレール装飾体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ遊技機における遊技盤前面のパチンコ球誘導レールに沿って装着されるレール装飾体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ球誘導レールの内側の遊技盤面に従来から設けられていたランプ装飾体は、透光性プラスチックケースの内側に豆電球または砲弾形のLEDを数個設けてなるものであって、厚さが3センチ以上にもなるものであった。このため遊技盤の球誘導レールの内側に大きな円弧状の取付孔を貫通状に設けてこのランプ装飾体の後方部をこの取付孔中に収めることにより遊技盤の前面ガラス内に収るように取付けざるを得ないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような大きな取付孔を開設することは加工工数を要し、取付が容易でない欠点があると共に、加工によって遊技盤の強度を損うという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ遊技機のレール装飾体は上記課題を解決しようとするもので、定幅円弧状に形成された取付基板と、表面に複数の発光ダイオードが配設され裏面にその電源配線部材が突設された定幅円弧状のプリント配線基板と、定幅円弧状の透光性カバー体とからなり、前記取付基板は裏面に凹窪し表面に凸起する細幅状凹溝および細幅状凸堤が夫々形成され、該細幅状凹溝内に前記プリント配線基板を収容し、該細幅状凸堤に開設された複数の窓孔から前記発光ダイオードを露呈させると共に、該細幅状凸堤に前記透光性カバー体を被着し、遊技盤に開設された小孔に前記電源配線部材を臨ませ該取付基板を遊技盤面上の球誘導レールに沿い止着してなることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1にこのレール装飾の表面の分解斜視図、図2に裏面の分解斜視図を示し、図3にその組立状態の斜視図、図4に図3のA−A線断面図を示す。図において、1は全体として定幅円弧状に形成されたプラスチック製の取付基板で、該取付基板1の内周縁に延設された取付片2および両端部に夫々釘孔3が開設されている。また、該取付基板1は裏面に凹窪し表面に凸起する細幅状凹溝4および細幅状凸堤5が夫々形成され、該細幅状凸堤5に複数の窓孔6が開設されている。7は該細幅状凸堤5の内側縁に形成された係合孔、8は該細幅状凸堤5の両端部および中間部に形成されたビス孔、9は位置決孔である。
【0006】また、10は表面に複数のチップ状の発光ダイオード11をハンダ付けすると共に、裏面に該各発光ダイオード11に電源を供給するコネクタ12が突設された定幅円弧状のプリント配線基板である。なお13は発光ダイオード11に負荷する電圧を調整するために設けられた抵抗器、14は該プリント配線基板10の両端部および中間部に開設されたビス孔である。また、15はアクリル等の透光性のプラスチックにより成形された定幅円弧状の透光性カバー体で、該透光性カバー体15は図4に示したように横断面が凸レンズ状に形成され、その内面16には光を拡散するためスダレ状の凹凸が形成されている。17は該透光性カバー体15の裏面の両端部および中間部に形成されたビス孔、18は透光性カバー体15の内周縁に延設された係合片、19は位置決ピンである。
【0007】取付基板1の細幅状凹溝4にプリント配線基板10を収容し、発光ダイオード11を窓孔6から前方に露呈させると共に、該取付基板1の細幅状凸堤5に透光性カバー体15を被着し位置決ピン19を位置決孔9に合致させ、係合片18を係合孔7に係合させ、ビス30をその裏側からビス孔14,8,17に螺合することにより、取付基板1とプリント配線基板10と透光性カバー体15を組立する。そして、図5に示したようにこのレール装飾体をパチンコ遊技機の遊技盤20に装着するに際しては、該遊技盤20の球誘導レール21の内側に図6に示したように前記コネクタ12が透過し得る程度の小孔22を開設し、該小孔22にコネクタ12を臨ませ、取付基板1を該遊技盤20面上の球誘導レール21に沿い配置し、釘孔3に木ネジ23を螺子込んで止着する。そして該遊技盤20の裏側からコネクタ12に電源コード24を結合することにより該各発光ダイオード11を点滅させる。なお、31は遊技盤20の前面ガラス板である。
【0008】このレール装飾体は、発光ダイオード11をプリント配線基板10に直付けしたことにより薄形にでき、プリント配線基板10を取付基板1の細幅状凹溝4内に完全に収容できるため、遊技盤20にはコネクタ12を通す小孔22を開設するだけで簡単に装着できるようになる。また、従来の豆電球を用いたものよりも細幅に形成できるので、球誘導レール21の内側に配置してもパチンコ球の流落を阻害することなく遊技盤面を広く使用できる利点がある。
【0009】
【発明の効果】このように本発明に係るレール装飾体によれば、遊技盤に従来のような大きな取付孔を開設しなくてもコネクタ等の電源配線部材を貫通させる小孔を開設するだけで容易に取付けられると共に、遊技盤の強度を損うことなく取付できるようになるなどの効果がある。
【出願人】 【識別番号】592075471
【氏名又は名称】ニッコウ電機株式会社
【出願日】 平成9年(1997)7月11日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−28273
【公開日】 平成11年(1999)2月2日
【出願番号】 特願平9−202339