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【発明の名称】 自動麻雀卓におけるサイコロ装置
【発明者】 【氏名】遠藤利行

【氏名】呉 偉国

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 モーターの回転軸中心線に対してずらした位置に重心を持つ重りをモーターの回転軸に取付けた振動モーターユニットの、モーターを起動させることによって得られるモーターユニット自身の振動により、サイコロを振出すことを特徴とする、自動麻雀卓におけるサイコロ装置。
【請求項2】 少なくとも一端を機枠側に取付けたサイコロ載置板の下部に、モーターの回転軸中心線に対してずらした位置に重心を持つ重りをモーターの回転軸に取付けた振動モーターユニットを設置し、モーターを起動させることによって得られるモーターユニット自身の振動により、サイコロ載置板を振動せしめ、サイコロ載置板上のサイコロを振出すことを特徴とする、自動麻雀卓におけるサイコロ装置。
【請求項3】 ピエゾ素子に電気信号を与えて発生させた機械的振動によりサイコロを振出すことを特徴とする自動麻雀卓におけるサイコロ装置。
【請求項4】 ピエゾ素子に電気信号を与えて発生させた機械的振動によりサイコロを振出すサイコロ装置に電気信号として音声周波数を付加し音声インフォメーション装置を兼用することを特徴とする自動麻雀卓におけるサイコロ装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動麻雀卓においてゲーム開始時にゲーム者の操作によりサイコロを振出す、サイコロ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、麻雀ゲームを行う場合は、ゲーム開始時に親がサイコロを振って場を決めたり、牌を取る位置を決める。よって自動麻雀卓においては、一般的に盤面の中央付近に、ゲーム者のスイッチ操作により自動でサイコロを振出すサイコロ装置設けている。従来の自動麻雀卓におけるサイコロ装置は、電磁振動式のものや、機械振動式もものが知られる。また、自動麻雀卓の内部、特にサイコロ装置の下部はゲーム終了後の牌を投入し攪拌する為の牌攪拌部になっており、全ての牌を投入攪拌出来るだけの容量を確保しなければならない。よって、サイコロ装置は出来るだけ薄くするのが望ましいが、上記の従前の例は何れも構成が複雑で厚くせざるを得ず、よって、攪拌容量を確保する為に自動麻雀卓全体を厚くせざるを得ないという状況であった。また、構成が複雑であるが故、部品点数も多く、部品のコスト及び組付け時の工数も割高である上、特に機械振動式の場合は故障も多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題は、従来の自動麻雀卓におけるサイコロ装置は構成が複雑で厚く、部品点数が多く、部品のコスト及び組付け時の工数も割高である上故障も多いという点と、その従来のサイコロ装置を用いた自動麻雀卓は、厚く重くなるという点である。
【0004】
【目的】本発明は、前述の従来の自動麻雀卓におけるサイコロ装置において発生していた様々な問題点を解決すべく成されたものであり、構成がシンプルで薄く、部品点数も少なく、部品のコスト及び組付け工数の割安な、故障の少ない自動麻雀卓におけるサイコロ装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に於いては前述の様々な問題点を解決する為に、モーターの回転軸中心線に対してずらした位置に重心を持つ重りをモーターの回転軸に取付けた振動モーターユニットの、モーターを起動させることによって得られるモーターユニット自身の振動により、サイコロを振出すことを特徴とする、自動麻雀卓におけるサイコロ装置、及び、少なくとも一端を機枠側に取付けたサイコロ載置板の下部に、モーターの回転軸中心線に対してずらした位置に重心を持つ重りをモーターの回転軸に取付けた振動モーターユニットを設置し、モーターを起動させることによって得られるモーターユニット自身の振動により、サイコロ載置板を振動せしめ、サイコロ載置板上のサイコロを振出すことを特徴とする、自動麻雀卓におけるサイコロ装置、及び、ピエゾ素子に電気信号を与えて発生させた機械的振動によりサイコロを振出すことを特徴とする自動麻雀卓におけるサイコロ装置、及び、ピエゾ素子に電気信号を与えて発生させた機械的振動によりサイコロを振出すサイコロ装置に電気信号として音声周波数を付加し音声インフォメーション装置を兼用することを特徴とする自動麻雀卓におけるサイコロ装置を用いる。
【0006】
【実施例1】図1,は本発明によるサイコロ装置を組込んだ自動麻雀卓の全体図であり、天板A,の中央部位に本発明によるサイコロ装置S,が設置されている。図2,は本発明によるサイコロ装置を組込んだ自動麻雀卓の横断面図である。図3,は本発明によるサイコロ装置の横断面図である。
【0007】以下、図面に従い、構成を細述する。機枠W、の上面には、1局のゲームが終了した後の天板A,上の麻雀牌をゲーム者が投入する牌攪拌部H,が設けられている。
【0008】牌攪拌部H,の上方には、本発明によるサイコロ装置S,が設置される。サイコロ装置S,は、ケースC,の内部に、一端をケースC,に取付けたサイコロ台1,を持ち、サイコロ台1,下部にはモーターM,がとりつけられている。
【0009】モーターM,の回転軸2,には、モーターM,の回転軸中心線に対してずらした位置に重心を持つ重り3,が取付けられ振動モーターユニットを形成する。サイコロ台1,の上部には2個のサイコロD,D,が載置される。ケースC,の上面にはゲーム者からケースC,内部のサイコロD,D,が良く見えるように透明なガラスまたは樹脂から成る窓4,及びサイコロを振出す起動スイッチ5,を設ける。
【0010】起動スイッチ5を押すことにより、予め設定した時間、または、起動スイッチ5,を押している間、モーターM,が起動し回転を行うよう電気回路が組込まれている。
【0011】尚、本実施例に於いては、サイコロ装置は、支軸J,により支持せしめられ、機枠W,下部に設けられた蓋上下ユニット(図示せず)の動作により支軸J,とともに天板A,の上方にせり出し、牌の投入口となるものである為、鍔部6,を持つ。
【0012】サイコロ装置の動作の動作は以下の様になる。ゲーム者が、起動スイッチ5,を押すと、振動モーターユニットのモーターM,が起動、回転を始める。モーターM,の回転軸2,には回転軸2,の中心線に対してずらした位置に重心を持つ重り3,が取付けられている為に、モーターM,自身が振動を起こす。よって、サイコロ台,及びケースC,の上部に載置されている2ケのサイコロD,D,は、その振動を受け、跳ね上げられ、乱回転する。所定時間の後、振動モーターユニットが停止すると、2ヶのサイコロD,D,は無作為の出目を表示しているのである。
【0013】
【実施例2】図4,は本発明によるサイコロ装置の横断面図である。
【0014】実施例1とはサイコロ装置の内部構成が違うものであり自動麻雀卓そのものの構成は実施例1と同様である。以下、図面に従い、構成を細述する。
【0015】サイコロ装置S,は、ケースC,の内部に、一端をケースC,に取付けたサイコロ台1,を持ち、サイコロ台1,下部にはバイモルフ型ピエゾ素子P,が配される。バイモルフ型ピエゾ素子P,は、外周をケースC,にとりつけられている。
【0016】サイコロ台1,の上部には2個のサイコロD,D,が載置される。ケースC,の上面にはゲーム者からケースC,内部のサイコロD,D,が良く見えるように透明なガラスまたは樹脂から成る窓4,及びサイコロを振出す起動スイッチ5,を設ける。
【0017】起動スイッチ5を押すことにより、予め設定した時間、または、起動スイッチ5,を押している間、バイモルフ型ピエゾ素子P,に交流電流または、脈流電流が流れるよう電気回路が組込まれている。
【0018】尚、本実施例に於いても実施例1と同様に、サイコロ装置は、支軸J,により支持せしめられ、機枠W,下部に設けられた蓋上下ユニット(図示せず)の動作により支軸J,とともに天板A,の上方にせり出し、牌の投入口となるものである為、鍔部6,を持つ。
【0019】サイコロ装置の動作の動作は以下の様になる。ゲーム者が、起動スイッチ5,を押すと、バイモルフ型ピエゾ素子P,に交流電流が流れ、バイモルフ型ピエゾ素子P,が高速に上下に変形する。バイモルフ型ピエゾ素子P,の上下変形は、振動となってサイコロ台1,に伝わり、サイコロ台1,上のサイコロD,D,も振動を受け、跳ね上げられ、乱回転する。所定時間の後、バイモルフ型ピエゾ素子P,が停止すると、2ヶのサイコロD,D,は無作為の出目を表示しているのである。
【0020】また、バイモルフ型ピエゾ素子P,に、音声周波数を付加した電気信号を与えればスピーカーとしての利用も可能であり、ゲーム進行に際しての各種音声インフォメーション装置として兼用することも可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明による、自動麻雀卓におけるサイコロ装置、すなわち、モーターの回転軸中心線に対してずらした位置に重心を持つ重りをモーターの回転軸に取付けた振動モーターユニットの、モーターを起動させることによって得られるモーターユニット自身の振動により、サイコロを振出すことを特徴とする、自動麻雀卓におけるサイコロ装置、及び、少なくとも一端を機枠側に取付けたサイコロ載置板の下部に、モーターの回転軸中心線に対してずらした位置に重心を持つ重りをモーターの回転軸に取付けた振動モーターユニットを設置し、モーターを起動させることによって得られるモーターユニット自身の振動により、サイコロ載置板を振動せしめ、サイコロ載置板上のサイコロを振出すことを特徴とする、自動麻雀卓におけるサイコロ装置、及び、ピエゾ素子に電気信号を与えて発生させた機械的振動によりサイコロを振出すことを特徴とする自動麻雀卓におけるサイコロ装置、及び、ピエゾ素子に電気信号を与えて発生させた機械的振動によりサイコロを振出すサイコロ装置に電気信号として音声周波数を付加し音声インフォメーション装置を兼用することを特徴とする自動麻雀卓におけるサイコロ装置を用いたことにより、従来の自動麻雀卓におけるサイコロ装置での各種課題は全て解決され、シンプルで薄く、部品点数も少なく、部品のコスト及び組付け工数の割安な、故障の少ない自動麻雀卓におけるサイコロ装置を得ることが可能となったのである。
【0022】
【出願人】 【識別番号】000146179
【氏名又は名称】エムテックスマツムラ株式会社
【出願日】 平成9年(1997)6月18日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−4962
【公開日】 平成11年(1999)1月12日
【出願番号】 特願平9−178860