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【発明の名称】 ジグソーパズル作成装置
【発明者】 【氏名】竹市 亨

【氏名】杉山 善多佳

【氏名】鷲見 昌彦

【氏名】後藤 育彦

【氏名】横井 軍平

【氏名】坂下 雅史

【要約】 【課題】個人向けにオリジナリティに富んだジグソーパズルを迅速かつ安価に提供する。

【解決手段】ジグソーパズル作成装置は、被写体を撮影して被写体画像を得る撮影装置1と、被写体画像に合成用情報を合成して合成画像を得る画像合成装置2と、合成画像を表示するディスプレイ装置3と、利用者が選択・入力等するための操作装置4と、投入貨幣判定装置5と、合成画像をジグソーパズル用材にプリントするプリント装置6と、ジグソーパズル用材をプリント装置に供給する給材装置7と、プリント後のジグソーパズル用材をジグソーパズル製品に整えて排出する排出装置8と、排出前のピースの欠品有無をチェックするチェック装置9と、合成画像を参照用材にプリントするサブプリント装置10とを備えている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被写体画像を取得する画像取得装置と、前記被写体画像に合成用情報を合成して合成画像を得る画像合成装置と、前記合成画像を表示するディスプレイ装置と、前記合成画像をジグソーパズル用材に表現する画像表現装置と、前記ジグソーパズル用材を前記画像表現装置に供給する給材装置と、表現後の前記ジグソーパズル用材を少なくともピース群を含むジグソーパズル製品に整えて排出する排出装置とを備えたジグソーパズル作成装置。
【請求項2】 前記表現時のジグソーパズル用材は、ピース化切断されているが個々のピースに分離されていない厚材製のピース群である請求項1記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項3】 前記表現時のジグソーパズル用材は、ピース化切断されているが個々のピースに分離されていない厚材製のピース群と、該ピース群の周縁部を取囲む枠体との組合せである請求項1記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項4】 前記表現時のジグソーパズル用材は、ピース化切断されているが個々のピースに分離されていない厚材製のピース群と、該ピース群の周縁部を取囲む枠体と、該ピース群及び枠体の裏側に重ねられた台材との組合せである請求項1記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項5】 前記表現時のジグソーパズル用材は、ピース化切断されていない厚材であり、前記表現後の厚材をピース化切断してピース群にする切断装置を備えた請求項1記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項6】 前記表現時のジグソーパズル用材は、ピース化切断されていない厚材と、該厚材の裏側に重ねられた台材との組合せであり、前記表現後の厚材をピース化切断してピース群にする切断装置を備えた請求項1記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項7】 前記表現時のジグソーパズル用材は、ピース化切断されていない薄材であり、前記表現後の薄材をベース材に貼合せて厚材にする貼合せ装置と、前記貼合せ後の厚材をピース化切断してピース群にする切断装置とを備えた請求項1記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項8】 前記表現時のジグソーパズル用材は、ピース化切断されていない薄材であり、前記表現後の薄材をベース材に貼合せて厚材にする貼合せ装置と、前記貼合せ後の厚材の裏側に台材を重ねる重合装置と、前記貼合せ後の厚材をピース化切断してピース群にする切断装置とを備えた請求項1記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項9】 前記切断装置は、前記厚材の周縁部以外をピース化切断してピース群にするととともに、前記厚材の周縁部を枠体に切断するように構成された請求項5〜8のいずれか一項に記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項10】 前記排出装置は、ピース群を個々のピースに分離しないで排出するように構成された請求項1〜9のいずれか一項に記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項11】 前記排出装置は、ピース群を個々のピースに分離して排出するように構成された請求項1〜9のいずれか一項に記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項12】 前記排出装置は、ピース群を個々のピースに分離し、該分離後のピースをパッケージに入れて排出するように構成された請求項1〜9のいずれか一項に記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項13】 前記排出装置は、ピース群を個々のピースに分離しないで、枠体に取囲まれた状態で排出するように構成された請求項1、3、4又は9記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項14】 前記排出装置は、ピース群を個々のピースに分離しないで、枠体に取囲まれるとともに、裏側に台材が重ねられた状態で排出するように構成された請求項1、3、4又は9記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項15】 排出前のジグソーパズル製品の欠品有無をチェックするチェック装置を備えた請求項1〜14のいずれか一項に記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項16】 前記合成画像をジグソーパズル用材とは別の参照用材にプリントするサブプリント装置を備えた請求項1〜15のいずれか一項に記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項17】 前記画像取得装置が、被写体を撮影して被写体画像を取得する撮影装置である請求項1〜16記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項18】 前記画像取得装置が、予め用意された被写体画像を読み込んで取得する画像読込装置である請求項1〜16記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項19】 前記画像読込装置が、記憶媒体に記憶された被写体画像を読み込む媒体読込装置である請求項18記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項20】 前記画像読込装置が、写真又はフィルムに記録された被写体画像を読み込むイメージスキャナである請求項18記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項21】 前記画像表現装置が、前記合成画像をジグソーパズル用材にプリントして表現するプリント装置である請求項1〜20記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項22】 前記画像表現装置が、前記合成画像をジグソーパズル用材に凹凸化して表現する凹凸化装置である請求項1〜20記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項23】 前記凹凸化装置が、エンボス加工装置である請求項22記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項24】 前記凹凸化装置が、プレス加工装置である請求項22記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項25】 前記凹凸化装置が、レーザービーム加工装置である請求項22記載のジグソーパズル作成装置。
【請求項26】 前記凹凸化装置が、エッチング加工装置である請求項22記載のジグソーパズル作成装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を撮影するか又は予め用意された被写体画像を読み込んで、該被写体画像を表現したジグソーパズルを作成する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の市販のジグソーパズルは、業者が薄紙に写真や絵を印刷し、該薄紙をベース紙に貼り合わせて厚紙にし、該厚紙を打抜きロールや打抜きトムソン型を用いた切断装置によりピース化切断した後、個々のピースに分離して作成されていた。また、子供向けのものでは、ピース化切断した後、個々のピースに分離しない状態(組み上がった状態)で市販されているものもある。しかし、こうして作成されたジグソーパズルは、写真や絵が業者で決められていて、オリジナリティに欠けるという問題があった。
【0003】そこで、最近では、個人がお気に入りの写真や絵を業者に持ち込むと、業者がその写真や絵をカラー複写等により適当な寸法に拡大又は縮小して薄紙に印刷し、その後は上記と同様にしてジグソーパズルを作成するサービスも実施されるようになった。しかし、このサービスは、個人が写真を撮影したり絵を選択したりしてからそれがジグソーパズルになるまでに日数がかかり、迅速性に欠けるという問題があった。また、作成装置のコストが高くつき、作成にかなりの時間及び手間がかかり、従ってジグソーパズルも高価になるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決し、個人向けにオリジナリティに富んだジグソーパズルを自動販売機化して迅速かつ安価に提供することができるジグソーパズル作成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明のジグソーパズル作成装置は、被写体画像を取得する画像取得装置と、被写体画像に合成用情報を合成して合成画像を得る画像合成装置と、合成画像を表示するディスプレイ装置と、合成画像をジグソーパズル用材に表現する画像表現装置と、ジグソーパズル用材を画像表現装置に供給する給材装置と、表現後のジグソーパズル用材をジグソーパズル製品に整えて排出する排出装置とを備えている。
【0006】ジグソーパズル用材としては、特に限定されないが、紙、木(薄い板状材)、合成樹脂(軟質材、硬質材)、焼成材、石材、織布、不織布、コルク、金属、皮革、ガラス等を例示できる。特にプリントする場合には、プリントに適した専用材(例えばグラビア印刷紙を加工したもの)を用いることが好ましい。さらには、該専用材の表面に表面処理を施すことが好ましく、該表面処理としては、光沢あり、光沢なしの各処理を例示できる。
【0007】表現時のジグソーパズル用材としては、次の態様■〜■を例示できる。
■ ピース化切断されているが個々のピースに分離されていない厚材製のピース群。本明細書において「厚材」とは、ジグソーパズルとして使用に耐え得る程度に厚い材料をいう。
■ ピース化切断されているが個々のピースに分離されていない厚材製のピース群と、該ピース群の周縁部を取囲む枠体との組合せ。
■ ピース化切断されているが個々のピースに分離されていない厚材製のピース群と、該ピース群の周縁部を取囲む枠体と、該ピース群及び枠体の裏側に重ねられた台材との組合せ。
【0008】■ ピース化切断されていない厚材。この場合、表現後の厚材をピース化切断してピース群にする切断装置が必要である。
■ ピース化切断されていない厚材と、該厚材の裏側に重ねられた台材との組合せ。この場合、表現後の厚材をピース化切断してピース群にする切断装置が必要である。
■ ピース化切断されていない薄材。本明細書において「薄材」とは、そのままではジグソーパズルとして使用に耐え得ない程度に薄い材料をいう。例えばこの材料を紙とすると、紙の種類によっても異なるが、200g/m2 以下の紙の多くが薄材に相当する。この場合、表現後の薄材をベース材に貼合せて厚材にする貼合せ装置と、貼合せ後の厚材をピース化切断してピース群にする切断装置とが必要である。
■ また、■の薄材の場合において、表現後の薄材をベース材に貼合せて厚材にする貼合せ装置と、貼合せ後の厚材の裏側に台材を重ねる重合装置と、貼合せ後の厚材をピース化切断してピース群にする切断装置とを設けることもできる。
【0009】用材の態様■における切断装置は、厚材の周縁部以外をピース化切断してピース群にするととともに、厚材の周縁部を枠体に切断するように構成することもできる。
【0010】用材の態様■又は前段落において、画像表現装置は、枠体には合成画像を表現しないように構成してもよいし、枠体にも合成画像を表現するように構成してもよい。
【0011】切断装置としては、特に限定されないが、打抜きロールや打抜きトムソン型等の型を用いて用材を切断する装置を例示できる。
【0012】排出装置としては、次の(1)〜(5)を例示できる。
(1)ピース群を個々のピースに分離しないで排出するように構成された排出装置。
(2)ピース群を個々のピースに分離して排出するように構成された排出装置。
(3)ピース群を個々のピースに分離し、該分離後のピースをパッケージに入れて排出するように構成された排出装置。
(4)ピース群を個々のピースに分離しないで、枠体に取囲まれた状態で排出するように構成された排出装置。
(5)ピース群を個々のピースに分離しないで、枠体に取囲まれるとともに、裏側に台材が重ねられた状態で排出するように構成された排出装置。
【0013】上記(3)におけるパッケージとしては、ストリップパッケージ(薬の錠剤などを一定量の単位で連続した帯状に区画したパッケージ)、シュリンクパッケージ(プラスチックフィルムで商品を包み、加熱して収縮させたパッケージ)、ストレッチパッケージ(青果物や肉などをポリ塩化ビニルフィルムでくるみ、フィルムの粘着力で品物を圧着したパッケージ)、ブリスターパッケージ(商品の形に加工したプラスチックシートの凹部に商品を入れ、台紙に熱接着したパッケージ)、プレススルースパッケージ(薬品の錠剤などに使われるもので、ブリスターパックの台紙がアルミ箔のパッケージ)、スキンパッケージ(小さな穴をあけた台紙の上に商品をのせ、台紙の周囲に接着剤を塗り、軟化したプラスチックフィルムを商品の上にかぶせてから、台紙の下の穴から真空脱気し、フィルム密封するパッケージ)を例示できる。
【0014】また、排出前のジグソーパズル製品の欠品有無をチェックするチェック装置を備えることが好ましい。チェック装置としては、次の方式のものを例示できる。
(A)表現済のピース群を個々のピースに分離していない状態で排出する場合には、全ピースが所定の位置にあることを光学式センサー等で検知する方式や、全ピースの重量を計測する方式のチェック装置。
(B)表現済のピース群を個々のピースに分離した状態で排出する場合には、全ピースの数をカウントする方式や、全ピースの重量を計測する方式のチェック装置。
【0015】また、合成画像をジグソーパズル用材とは別の参照用材にプリントするサブプリント装置を備えることが好ましい。参照用材としては、薄紙、貼着可能なシール紙、前記パッケージ等を例示でき、前記ジグソーパズル用材として例示したものを用いることもできる。
【0016】次に、本発明に使用する画像取得装置としては、次の(C)(D)を例示できる。
(C)被写体を撮影して被写体画像を取得する撮影装置。この撮影装置としては、CCDカメラ(CCDを使用したデジタルカメラを含む。)、撮像管カメラ等を例示できる。
【0017】(D)予め用意された被写体画像を読み込んで取得する画像読込装置。この画像読込装置としては、記憶媒体に記憶された被写体画像を読み込む媒体読込装置や、写真又はフィルムに記録された被写体画像を読み込むイメージスキャナ等を例示できる。記憶媒体としては、RAM、各種サイズのRAMカード、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM等)、光磁気ディスク、相変化記録方式ディスク等を例示できる。媒体読込装置は、これらの記憶媒体をセットして直接読み取る装置でも、これらの記憶媒体からケーブル接続や赤外線通信等を介して読み込む装置でもよい。
【0018】また、(C)の撮影装置と(D)の画像読込装置とは、いずれか一方を備えてもよいし両方を備えてもよい。両方を備えた場合には、利用者がいずれか一方の装置を選択的に利用できるように構成したり、利用者が両方の装置を利用して両方の装置で取得した被写体画像を組み合わせられるように構成したりすることができる。
【0019】画像合成装置としてはマイクロコンピュータを例示でき、その場合、撮影装置で得られた被写体画像はディジタルデータ化される。合成用情報としては、背景画像又は縁取画像となる合成用画像や、メッセージ、タイトル等の合成用文字(簡単な図形や記号を含む。)を例示できる。合成用情報は、ハードディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、相変化記録方式ディスク装置、フロッピーディスク装置等の外部記憶装置に記憶しておき、利用者がタッチパネル、キーボード、ポインティングデバイス(トラックボール、マウス、タブレット等)等の操作装置から選択できるように構成することが好ましい。合成用文字の場合は、利用者がタッチパネル、キーボード、ポインティングデバイス等の操作装置から入力することもできる。
【0020】画像合成装置は、被写体画像及び合成用情報を編集する画像処理機能を備えていることが好ましい。画像処理としては、モーフィング、フォトレタッチ等の処理を例示できる。
【0021】ディスプレイ装置としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、LEDディスプレイ等を例示できる。
【0022】画像表現装置としては、次の(E)(F)を例示できる。
(E)合成画像をジグソーパズル用材にプリントして表現するプリント装置。このプリント装置としては、インクジェット式プリンタ、熱転写式プリンタ(昇華型熱転写式を含む。)、電子写真式プリンタ(ドラムに当てる光の発光方式によりレーザープリンタ、液晶プリンタ、LEDプリンタ等がある。)、光学式写真印画装置等を例示できる。
【0023】インクジェット式は、プリント時のジグソーパズル用材が薄材に限定されず、厚材にもプリントでき、さらに、ピース化切断されているが個々のピースに分離されていない厚材にもプリントできるため、前記用材の態様■〜■のいずれにも好ましく適用できる。
【0024】熱転写式や電子写真式は、プリント時のジグソーパズル用材が、薄材に限定されることが多い(特別に厚材に対応できるものもある。)ので、前記用材の態様■に好ましく適用できる。
【0025】プリント装置は、カラープリント装置が好ましいが、モノクロプリント装置でもよく、カラープリント装置とモノクロプリント装置とを併設して選択できるようにしてもよい。
【0026】(F)合成画像をジグソーパズル用材に凹凸化して表現する凹凸化装置。この凹凸化装置としては、次のa〜dを例示できる。
a;合成画像に基づいて型面の凹凸状態が変化しうる型を比較的軟質のジグソーパズル用材に押し付けることにより、ジグソーパズル用材を凹凸化するエンボス(型押し)加工装置。同加工に適したジグソーパズル用材は、紙、薄い木板材、薄い合成樹脂材、コルク、金属箔、皮革等である。
【0027】b;合成画像に基づいて型面の凹凸状態が変化しうる型により比較的硬質のジグソーパズル用材をプレスすることにより、ジグソーパズル用材を凹凸化するプレス加工装置。同加工に適したジグソーパズル用材は、厚い木板材、厚い合成樹脂材、金属材等である。
【0028】c;合成画像に基づいて照射位置が移動するレーザービームによりジグソーパズル用材に溝又は穴を形成することにより、ジグソーパズル用材を凹凸化するレーザービーム加工装置。同加工に適したジグソーパズル用材は、紙、木板材、合成樹脂材、焼成材、石材、金属材、皮革、ガラス等である。
【0029】d;合成画像に基づいたパターンのレジストをジグソーパズル用材に形成した後、エッチングにより該ジグソーパズル用材に溝又は穴を形成することにより、ジグソーパズル用材を凹凸化するエッチング加工装置。同加工に適したジグソーパズル用材は、合成樹脂材、焼成材、石材、金属材、ガラス等である。
【0030】また、(E)のプリント装置と(F)の凹凸化装置とは、いずれか一方を備えてもよいし両方を備えてもよい。両方を備えた場合には、利用者がいずれか一方の装置を選択的に利用できるように構成したり、利用者が両方の装置を利用できるように構成したりすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例について、図面を参照して説明する。本実施形態のジグソーパズル作成装置は、図1〜図3に示すように被写体を撮影して被写体画像Is(図13参照)を得る撮影装置1と、被写体画像Isに合成用情報Idを合成して合成画像Ic(図13参照)を得る画像合成装置2と、合成画像Icを利用者に表示するディスプレイ装置3と、利用者が選択・入力等するための操作装置4と、利用者が投入した貨幣の真偽及び金額を判定する投入貨幣判定装置5と、合成画像Icをジグソーパズル用材にプリントするプリント装置6と、ジグソーパズル用材をプリント装置に供給する給材装置7と、プリント後のジグソーパズル用材をジグソーパズル製品に整えて排出する排出装置8と、排出前のジグソーパズル製品の欠品有無をチェックするチェック装置9と、合成画像Icをジグソーパズル用材とは別の参照用材にプリントするサブプリント装置10とを備えている。
【0032】撮影装置1には、被写体画像Isをビデオ信号として出力するCCDカメラが使用されている。被写体は、利用者自身である場合が多いと考えられるが、何ら限定されるものではなく、利用者が連れてきたペットや、所持する物品でもよい。
【0033】画像合成装置2は、CPU、ROM、RAM、接続用バス、入出力インターフェイス等により構成されたマイクロコンピュータ11と、撮影装置1を接続するビデオキャプチャ装置12と、ハードディスク装置による外部記憶装置13とを備えている。
【0034】ビデオキャプチャ装置12は、撮影装置1で得られた被写体画像Isをディジタルデータ化してマイクロコンピュータ11に取り込むように構成されている。なお、撮影装置1としてデジタルカメラを用いた場合には、ビデオキャプチャ装置12を省くことができる。
【0035】外部記憶装置13には、合成用情報Idとして、背景画像又は縁取画像となる合成用画像(具体的には、観光名所、屋外風景、室内風景、動物、絵画、アニメーション、幾何学模様、コンピュータ・グラフィックス等の多数の合成用画像)がディジタル化されてグラフィックデータとして記憶され、メッセージ、タイトル等の合成用文字がキャラクタ又はグラフィックデータとして記憶されている。そして、利用者が操作装置4を操作して好みの合成用画像を選択すると、その合成用画像がマイクロコンピュータ11に取り込まれるようになっている。
【0036】なお、合成用情報Idは、外部記憶装置13に記憶されたものだけではなく、マイクロコンピュータ11の内部時計から出力される撮影年月日時刻や、利用者が操作装置4から入力したメッセージ、タイトル等の合成用文字も含まれる。
【0037】マイクロコンピュータ11は、上記のようにして取り込まれた被写体画像Isを編集する画像処理機能を備えており、被写体画像Isに対してモーフィング、フォトレタッチ等の画像処理を施せるようになっている。また、マイクロコンピュータ11は、画像処理後の被写体画像Isと合成用情報Idとを合成して合成画像Icを作成する。このとき、利用者が操作装置4を操作することにより、合成画像Icにおける被写体画像Isの位置、サイズ、数等や合成用情報Idの位置、サイズ、数等を任意に変更でき、レイアウトを自由に設定できるようになっている。
【0038】また、マイクロコンピュータ11は、上記画像合成装置2としての機能のみならず、ジグソーパズル作成装置の各部1〜10を全体的に制御する制御装置としても機能するように構成されている(図6、後述)。
【0039】ディスプレイ装置3には、CRTディスプレイが使用されている。ディスプレイ装置3は、被写体画像Isの入力時に、撮影装置1により連続的に撮影されて得られる被写体画像Isをリアルタイムで表示し、これに合成された合成用情報Idを静止した状態で表示する。つまり、被写体が動けば、被写体画像Isも同様に動いて表示されるため、利用者はポーズ、表情等を変更し確認することができる。また、ディスプレイ装置3には、被写体画像Isに対して画像処理を施すための編集画面や、該画面に表示されたボタン等の図形を指示するためのカーソル44も表示される。カーソル44の図形には2種類あり、通常は人差し指を立てた状態の手を模した図形(図5(a))が表示されているが、後述するつかみボタン42が押されると、つかんだ状態の手を模した図形(図5(b))が表示される。
【0040】操作装置4は、図4に示すように、トラックボール40と、決定ボタン41と、つかみボタン42と、ピースボタン43とを備えている。これらボタン41〜43は自動復帰接点タイプのものである。トラックボール40は、ディスプレイ装置に表示されたカーソル44を移動させるためのものである。決定ボタン41は、現在の操作内容を決定して、次の操作に進めるときに押すものである。つかみボタン42は、カーソル44が表示されている位置のボタンを押したり、図形をつかんだりするときに押すものである。ピースボタン43は、ジグソーパズルにするため原画像に、ピース化切断したときの切断線を合成して表示させるときに押すものである。
【0041】利用者は、マイクロコンピュータ11によってディスプレイ装置3に表示される操作ガイドに従い、操作装置4を操作することにより、前述した合成用画像の選択、合成用文字の入力、レイアウトの設定、プリント開始の指示等を操作できるようになっている。なお、操作装置4としては、ディスプレイ装置3のCRT表面に設けられたタッチパネルを採用することもできる。
【0042】投入貨幣判定装置5は、該装置5に投入された紙幣又は硬貨の真偽と金額とを判定し、規定の料金に適合していれば、それ以降の操作装置4の操作とマイクロコンピュータ11による処理とを可能にし、必要なおつりを排出するように構成されている。
【0043】プリント装置6には、専用仕様のカラーインクジェット式プリンタが使用されている。市販のカラーインクジェット式プリンタは、通常、厚さ0.2mm以下の薄材のみにプリントできるように構成されているが、本実施形態のカラーインクジェット式プリンタは、厚さ0.2mm以下の薄材のみならず、厚さ1.5〜3.0mm程度の厚材にもプリントできるように改造されたものである。
【0044】給材装置7は、多数のジグソーパズル用材16を積重ねた状態で貯溜するとともに一番上のジグソーパズル用材16を常に一定レベル位置に押し上げているカートリッジ14と、一番上のジグソーパズル用材16を1枚ずつプリント装置6に供給するローラ機構による用材送り装置15とから構成されている。なお、給材装置7は、積重ねた状態で貯溜したジグソーパズル用材16の一番下のものを1枚ずつプリント装置6に供給するように構成することもできる。
【0045】本実施形態の貯溜時ないしプリント時のジグソーパズル用材16は、グラビア印刷材を加工した専用の厚材よりなり、ピース化切断されているが個々のピース17に分離されていないピース群17Σと、該ピース群17Σの周縁部を取囲む枠体18との組合せである。なお、ピース化切断は、ジグソーパズル作成装置とは別個の切断装置(図示略)により、カートリッジ14にセットする前に行なわれている。
【0046】排出装置8は、プリント後のピース群17Σを枠体18から外すとともに個々のピース17に分離するピース分離装置21と、該分離後のピース17をパッケージ34に入れるパッケージ装置22と、該パッケージ34入りのピース17を排出するピース排出部材23と、枠体18を送る枠体送り装置24と、枠体18の裏側に台材19を重ねる重合装置25と、重ねられた枠体18及び台材19を排出する枠体・台材排出部材26とから構成されている。
【0047】ピース分離装置21は、枠体18を押える枠体押え28と、該枠体押え28内を上下動してピース群17Σを枠体18から外すとともに個々のピース17に分離する分離器29と、さらにピース17を撹拌して完全に分離する撹拌装置30とにより構成されている。
【0048】本実施形態のパッケージ34は、トレイ状のパッケージ本体35と、そのフランジ面に封着される上蓋シール36とからなる。
【0049】パッケージ装置22は、パッケージ本体35を積重ねた状態で貯溜するとともに一番上のパッケージ本体35を常に一定レベル位置に押し上げているカートリッジ31と、一番上のパッケージ本体35を1つずつ撹拌装置30の直下に供給するパッケージ送り装置(図示略)と、撹拌装置30から落下するピース17が入れられたパッケージ本体35に上蓋シール36を封着して蓋をする施蓋装置33とにより構成されている。
【0050】重合装置25は、多数の台材19を積重ねた状態で貯溜するとともに一番上の台材19を常に一定レベル位置に押し上げているカートリッジ27と、一番上の台材19を枠体18の裏側に押し当てる押当部材(図示略)とにより構成されている。
【0051】上記構成の排出装置8により、プリント後のジグソーパズル用材16は、パッケージ34入りのピース17と、重ねられた枠体18及び台材19とからなるジグソーパズル製品に整えられ、それぞれシュータ状のピース排出部材23と、スリット状の枠体・台材排出部材26とから別々に排出される。なお、本実施形態の台材19の上面の周縁部には接着剤及びその剥離材37が付けられており、重合装置25によって枠体18に重ねられても、接着はしない。従って、利用者が、排出後に剥離材37を剥がして接着することになる。但し、重合装置25により、剥離材37を剥がして接着するように構成することもできる。
【0052】チェック装置9には、パッケージ34に入れられた全ピースの重量をパッケージ34とともに計測する方式の装置が使用されている。計測した重量が規定の重量より軽い場合には、排出前のピースに欠品が有ると判定し、マイクロコンピュータ11を介して、再度プリントからやり直すようになっている。
【0053】サブプリント装置10には、市販のカラーインクジェット式プリンタが使用されている。参照用材38は、利用者が排出されたピース17を組み上げる際に参照するためのもので、本実施形態では接着剤及びその剥離材が付けられたシール材が使用されている。
【0054】以上のように構成されたジグソーパズル作成装置は、マイクロコンピュータ11によって次のように制御される。図6は、マイクロコンピュータ11による制御処理(ステップS50)の流れを示すフローチャートである。なお、以下において、「表示」というときはディスプレイ装置3の画面に表示すること、「A(画面に表示されている画像)を選択」というときはAの上にカーソル44を移動し、つかみボタン42を押すこと、「決定」というときは決定ボタン41を押すことを意味している。
【0055】該制御処理(ステップS50)は、ジグソーパズル作成装置の電源が投入され、該装置の各部が動作可能な状態になると開始される。そして、利用者がジグソーパズル作成装置に近づくと、映像、音声及び音楽によるデモンストレーションを表示・出力させる(ステップS51)。
【0056】利用者が投入貨幣判定装置5に紙幣又は硬貨を投入し、投入貨幣判定装置5が規定の料金に適合していることを判定すると、ジグソーパズルを作成するための概略の操作案内を画面表示させる(ステップS52)。そして、利用者が決定ボタン41を押すと、音楽を出力すると共に、次の処理に進む(ステップS53)。
【0057】次いで、撮影装置1で撮影した画像をビデオキャプチャ装置12を介して入力し、画面に表示させる。利用者は、この画像を見ながら、レイアウトの設定等を行い、同時にポーズ、表情等を変更し確認する。そして、利用者が画像を決定して決定ボタンを押すと、ディスプレイ装置3に表示中の画像を被写体画像Isとして記憶する(ステップS54)。なお、数枚の被写体画像Isを撮影し、そのうちの一枚を利用者に選択させるようにしてもよい。また、決定ボタンが押されると、次に処理を進めてもよいかどうかを利用者に確認する画面を表示して、利用者がやり直しすることを選択できるようにしてもよく、この点は、後述するステップS55〜S59においても同様である。
【0058】次いで、図7に示すように被写体画像Isを縦向きにプリントしたとき画像62と、横向きにしたときの画像63とを画面表示しておき、利用者に画像をプリントするときのジグソーパズル用材16の向きを選択し、決定させる(ステップS55)。この決定された画像が以下において編集対象画像となる。
【0059】このとき、利用者がピースボタン43を押している間は、図8に示すように画像62,63にピース化切断したときの切断線64を合成して表示させる。なお、以下のいずれの処理ステップにおいても、ピースボタン43が押されると、ジグソーパズル化するための画像は、これと同様に表示させるようになっている。
【0060】次いで、利用者に編集対象画像に特殊効果を施させ、決定させる(ステップS56)。これは、図9に示すように、画面右側に編集対象画像66、画面左側に特殊効果パターン65、編集対象画像66の下側に微調整ボタン67を表示させる。特殊効果パターン65は、9つのボタン65aよりなり、左上のボタン65aには、編集対象画像66を編集前の状態に戻す機能、その他のボタン65aには、編集対象画像66に対してそれぞれ異なる特殊効果(モーフィング、フォトレタッチ等)を施す機能が割り当てられている。利用者がいずれかのボタン65aを選択すると、それに割り当てられた特殊効果を編集対象画像66に反映させる。図9では、特殊効果パターン65の中央のボタン65aを選択したときの例を示している。
【0061】ここで、微調整ボタン67が選択されると、図10に示すように直前に選択された特殊効果のボタン65a以外のボタン65aを見え消し状態にさせ、編集対象画像66の下に復帰ボタン68を表示する。利用者が編集対象画像66をカーソル44でつかんだ状態のまま移動させると、それに応じて、その部分の特殊効果の内容を細かく微調整させる。利用者が編集対象画像66の下に表示された復帰ボタン68を選択すると、元の画面(図9)に戻す。
【0062】次いで、利用者に編集対象画像66に対して合成用情報Idである飾り枠を合成させ、決定させる(ステップS57)。これは、図11に示すように画面右側に編集対象画像66、画面左側に飾り枠パターン70を表示させる。飾り枠パターン70は、9つのボタン70aよりなり、左上のボタン70aには、編集対象画像に付加した飾り枠をなくす機能、その他のボタン70aには、編集対象画像66に対してそれぞれ異なる飾り枠を付加する機能が割り当てられている。利用者がいずれかのボタン70aを選択すると、それに割り当てられた飾り枠を編集対象画像66に反映させる。図11では、飾り枠パターン70の下段中央のボタン65aを選択したときの例を示している。
【0063】次いで、利用者に編集対象画像66に合成用情報Idである文字を合成させ、決定させる(ステップS58)。まず、図12に示すように画面左側に16個の文字指定ボタン73、その上下左右に該文字指定ボタンの表示内容を変更させるためのスクロールボタン74、その下に入力された文字が表示される入力文字表示エリア75、編集対象画像66の下側には文字の色を指定するためのカラー指定ボタン76を表示させる。
【0064】利用者がいずれかの文字指定ボタン73を選択すると、その文字を入力文字表示エリア75に表示させるとともに、編集対象画面66に表示させる。また、いずれかのカラー指定ボタン76を選択すると、編集対象画面66の文字の色をその色にする。また、利用者が編集対象画面66に表示された文字をカーソル44でつかんで移動させると、それに合わせて文字の位置を移動させる。
【0065】次いで、給材装置7はジグソーパズル用材16をプリント装置6に供給し(指示前に供給していてもよい。)、プリント装置6はそのジグソーパズル用材16のピース群17Σのみに、決定した合成画像Icをプリントする(図13)。ピース群17Σと枠体18の両方にプリントする態様でもよい。同時に、サブプリント装置10は、参照用材38に合成画像Icをプリントする(ステップS59)。
【0066】プリントが終了すると、排出装置8は、前記の通り、ジグソーパズル用材16を、ピース分離する(ステップS60)。そして、パッケージ34入りのピース17と、重ねられた枠体18及び台材19とからなるジグソーパズル製品に整え、それぞれピース排出部材23と枠体・台材排出部材26とから別々に排出する。同時に、プリント後の参照用材38もピース排出部材23から排出される(ステップS61)。
【0067】このように、本ジグソーパズル作成装置によれば、利用者が被写体を撮影してからジグソーパズル製品になるまでが、短時間で済む。また、作成装置を比較的安価に構成できる。よって、個人向けにオリジナリティに富んだジグソーパズルを迅速かつ安価に提供することができる。
【0068】なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0069】(1)枠体も台材も一体化されていないピース群17Σのみにプリントした後、ピース群17Σを個々のピース17に分離し、パッケージングして排出する。この場合、プリント時に、ピース群17Σが分離しないよう専用の枠体を付けてもよい。また、ピース群17Σをピース化切断してからプリントするまでの間、簡易的な枠体や台材を付けてもよい。これらの場合、枠体や台材は排出せず、再使用する。
【0070】(2)上記(1)の場合で、ジグソーパズル作成装置内に、別途、枠体付き(接着済の意)の台材を用意しておき、ピースの排出とともに排出する。
【0071】(3)ピース群17Σと枠体18付き台材19とが一体化された状態で、ピース群17Σにプリントした後、ピース群17Σを個々のピース17に分離し、パッケージングして排出するとともに、枠体18付き台材19を別に排出する。
【0072】(4)上記(3)の場合で、プリント後、ピース群17Σを個々のピース17に分離しないで、枠体18及び台材19と一体化された状態で排出する。
【0073】(5)ピース群17Σと枠体18付き台材19とが一体化されたものから、ピース群17Σのみを分離しないように取り外してプリントした後、ピース群17Σを個々のピース17に分離し、パッケージングして排出するとともに、枠体18及び台材19とを別に排出する。
【0074】(6)上記(5)の場合で、プリント後、ピース群17Σを個々のピース17に分離しないでそのまま排出する。
【0075】(7)光沢あり又は光沢なしの表面処理を施した二種類の用材を給材可能な給材装置とし、利用者の選択に応じて、いずれか一方の用材を給材するようにすること。
【0076】(8)ジグソーパズル用材のカット形状と、ジグソーパズル用材及び台材の外形とを四角形でなく、三角形、丸形、花形等の任意の形状とすること。
【0077】(9)図14に示すように、台材19の裏面にハーフカット加工(78)を施した厚材77を接着して、該ハーフカット部分を起立させてなるスタンド部79により写真立てのように自立可能にすること。
【0078】(10)ピース数の異なる複数の用材を給材可能な給材装置とし、利用者の選択に応じて、いずれかの用材を給材するようにすること。
【0079】(11)給材装置7や排出装置8に透明窓を設けることにより、ジグソーパズル製品が完成されてゆく過程を利用者が見られるようにすること。
【0080】(12)制御処理(ステップS50)のステップS54〜S58に制限時間を設け、該制限時間を超えると、自動的に次の処理に進ませるようにすること。該制限時間としては、特に限定されないが、ステップS54〜S58全体で3分程度が好ましい。
【0081】(13)切断装置にピース切断形状の異なる複数の型を組み込んでおき、利用者の選択に応じて、いずれかの型を用いて用材を切断すること。
【0082】(14)図2に2点鎖線で示すように、予め用意された被写体画像を読み込んで取得する画像読込装置81を、前記撮影装置1に代えて又は加えて設け、画像合成装置2に接続すること。画像読込装置81には、先に例示したどの装置も採用できるが、最近普及してきた個人向けデジタルカメラの記憶媒体であるRAMカード(特に小型フラッシュメモリ)やフロッピーディスクのリーダーが好ましい。画像読込装置81を撮影装置1に代えて設けた場合には、画像読込装置81で取得された被写体画像が、前記撮影装置1で取得された被写体画像に代えて使用される。画像読込装置81を撮影装置1に加えて設けた場合には、いずれか一方の装置を選択的に利用できるように構成することも、両方の装置1,81を利用できるように構成することもできる。特に後者のように構成すると、両方の装置1,81で取得した被写体画像を合成することができる。
【0083】(15)図2に2点鎖線で示すように、合成画像をジグソーパズル用材16に凹凸化して表現する凹凸化装置82を、前記プリント装置6に代えて又は加えて設け、画像合成装置2に接続すること。この凹凸化装置82には、先に例示したどの加工装置も採用できるが、制御の容易性や加工の迅速性からはレーザービーム加工装置が好ましい。凹凸化装置82をプリント装置6に代えて設けた場合には、前記合成画像がジグソーパズル用材16に凹凸化のみで表現される。凹凸化装置82をプリント装置6に加えて設けた場合には、いずれか一方の装置を選択的に利用できるように構成することも、両方の装置6,82を利用できるように構成することもできる。特に後者のように構成すると、前記合成画像がジグソーパズル用材16にプリントと凹凸化とで表現されるので、面白味が増す。
【0084】
【発明の効果】本発明のジグソーパズル作成装置は、上記の通り構成されているので、個人向けにオリジナリティに富んだジグソーパズルを迅速かつ安価に提供することができるという優れた効果を奏する。
【出願人】 【識別番号】000003517
【氏名又は名称】天龍工業株式会社
【識別番号】597010226
【氏名又は名称】株式会社コト
【出願日】 平成10年(1998)3月25日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】松原 等
【公開番号】 特開平11−4961
【公開日】 平成11年(1999)1月12日
【出願番号】 特願平10−98288