| 【発明の名称】 |
景品払出しゲーム機 |
| 【発明者】 |
【氏名】落合 健
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| 【要約】 |
【課題】無駄な景品払出し動作を行なうことなく、景品切れエラーになりにくくすることを可能にする。
【解決手段】景品を払い出す複数のプライズバーPB0〜PB9と、複数のプライズバーPB0〜PB9のうちの1つを選択するストップスイッチ15と、スイッチ15で選択されたプライズバーを駆動制御するCPU11と、プライズバーが景品切れであることを検出する景品センサ14と、景品センサ14が景品切れを検出したときに、スイッチ15によって選択されたプライズバーの代りに払い出す他のプライズバーの候補を予め設定するスイッチ15,16を含む。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 景品の払出しを行う景品払出しゲーム機において、前記景品を払い出す複数の景品払出し手段と、前記複数の景品払出し手段のうちの1つを選択する払出し選択手段と、前記払出し選択手段で選択された前記景品払出し手段を駆動制御する払出し制御手段と、前記景品払出し手段が景品切れであることを検出する景品切れ検出手段と、前記景品切れ検出手段が景品切れを検出したときに、前記払出し選択手段によって選択された景品払出し手段の代りに払い出す他の景品払出し手段の候補を予め設定する候補設定手段とを含むことを特徴とする景品払出しゲーム機。 【請求項2】 請求項1に記載の景品払出しゲーム機において、前記候補設定手段は、候補の変更を行なうことができることを特徴とする景品払出しゲーム機。 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載された景品払出しゲーム機において、前記候補設定手段は、少なくとも2つのスイッチによって設定及び/又は変更を行なうことを特徴とする景品払出しゲーム機。 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記景品切れ検出手段が景品切れを検出したときに、前記払出し選択手段が、その景品切れを起こした景品払出し手段を選択することを禁止する選択禁止手段を備えたことを特徴とする景品払出しゲーム機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム結果などに応じて、選択された景品を払出す景品払出しゲーム機に関し、特に、景品切れ対策を施した景品払出しゲーム機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の景品払出しゲーム機は、景品切れを起こすと、景品切れエラーとして、エラー表示をしたり、ゲームの進行を停止していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】まず、本件発明者が提案しようとしている景品払出しゲーム機の概要を説明し、その解決しようとしている課題について説明する。図6は、景品払出しゲーム機の払出し動作の一例(比較例)を示す流れ図である。景品払出しプログラムがスタートすると(S300)、指定(選択)された景品払出し手段(以下、プライズバー又は単にバーという)を駆動し(S301)、景品が落ちたか否かを判断し(S302)、肯定の場合には、バーを止めて(S303)、景品払出しを終了する(S304)。 【0004】一方、S302において、否定の場合には、規定回数(例えば、3回)駆動したか否かを判断し(S305)、否定の場合には、S301に戻る。肯定の場合には、バーの駆動を停止して(S306)、景品切れエラーを知らせる(S307)。 【0005】この場合に、特定の景品に人気が集中した場合などに、景品切れエラー(S307)になりやすく、景品の補充やエラーのリセットなどの保守作業に手間がかかるうえ、ゲーム機の稼働効率が悪いという問題があった。 【0006】また、景品がないバーに対しても、無駄な景品払出し動作を行うので、プレーヤーに興味を低下させる可能性があった。 【0007】本発明の課題は、無駄な景品払出し動作を行なうことなく、景品切れエラーになりにくい景品払出しゲーム機を提供することである。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、請求項1の発明は、景品の払出しを行う景品払出しゲーム機において、前記景品を払い出す複数の景品払出し手段(PB0〜PB9)と、前記複数の景品払出し手段のうちの1つを選択する払出し選択手段(15)と、前記払出し選択手段で選択された前記景品払出し手段を駆動制御する払出し制御手段(11)と、前記景品払出し手段が景品切れであることを検出する景品切れ検出手段(14)と、前記景品切れ検出手段が景品切れを検出したときに、前記払出し選択手段によって選択された景品払出し手段の代りに払い出す他の景品払出し手段の候補を予め設定する候補設定手段(15,16)とを含むことを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の景品払出しゲーム機において、前記候補設定手段は、候補の変更(図5)を行なうことができることを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載された景品払出しゲーム機において、前記候補設定手段は、少なくとも2つのスイッチ(15,16)によって設定及び/又は変更を行なうことを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0011】請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記景品切れ検出手段が景品切れを検出したときに、前記払出し選択手段が、その景品切れを起こした景品払出し手段を選択することを禁止する選択禁止手段(S201,S202)を備えたことを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図面などを参照して、本発明の実施の形態をあげて、さらに詳しく説明する。図1、図2は、本発明による景品払出しゲーム機の実施形態を示す図であって、図1は、ブロック図、図2は、外観斜視図である。 【0013】この実施形態のゲーム機は、図1、図2に示すように、ゲームのソフト的な進行もしくは機構部分の駆動又は各種の設定制御などを行うCPU11と、ゲームプログラムや景品切れのプライズバーを記憶すると共に、コイン設定,季節設定,難易度設定などの設定内容や、狙われた回数,ペイアウト率,総プレイ回数,などのデータ等を記憶するEEPROM12と、各々のモータ17Nが作動しているか否かを検出するモータセンサ13Nと、景品20が払い出されたか否かを検出する景品センサ14と、ゲーム操作又は設定・変更などを行うストップスイッチ15と、筐体内部に配置されたゲーム条件の設定・変更を行なうセットスイッチ16と、景品20の払出し等の機構部分(プライズバー)を駆動するN個(この実施形態では、10個)のモータ17Nと、ゲームの進行又は解説メッセージなどを表示するディスプレイ18と、ゲーム音又は警報音などを発生するスピーカ19等とを備えている。なお、この他にも、コイン又はカード等により、ゲーム料金を管理する金銭管理部などを備えている。 【0014】このゲーム機は、図2に示すように、10本のプライズバーPB0〜PB9に景品21,22等が掛けられており、ゲームをした結果、プレーヤーが勝つと、プレーヤーが選択した景品21,22等が払い出されるものである。 【0015】図3は、本実施形態に係る払出しゲーム機の払出し動作を説明する流れ図である。景品払出しプログラムがスタートすると(S100)、指定(選択)されたバーを駆動し(S101)、景品が落ちたか否かを判断し(S102)、肯定の場合には、バーを止めて(S103)、景品払出しを終了する(S104)。 【0016】一方、S102において、否定の場合には、規定回数(例えば、3回)駆動したか否かを判断し(S105)、否定の場合には、S101に戻る。肯定の場合には、バーの駆動を停止して(S106)、そのバーに対して景品切れである旨の情報のEEPROM12への記憶(景品切れセット)を行なう(S107)。 【0017】次に、候補バーの残りがあるか否かを判断し(S108)、否定の場合には、景品切れエラーであることを知らせる(S111)。肯定の場合には、次に候補として設定されているバーを選択して(S109)、そのバーが景品切れか否かを判断し(S110)、肯定の場合には、S108る戻り、否定の場合には、S101に戻る。 【0018】このようなゲーム機は、通常1本でも景品切れのプライズバーPBがあると景品切れエラーとなってしまう。しかし、本実施形態は、代りに払い出すバーの候補を予めセットできるので、代りのバーから自動的に払い出すことによって、すぐにはエラーとならないようにすることができる(図3のS109)。これらの候補は、ソフトウェア(候補セットモード)によって簡単に変更することができる。 【0019】図4は、本実施形態に係る払出しゲーム機の景品選択動作を説明する流れ図である。景品選択プログラムがスタートすると(S200)、プライズバーを選択可能となるが(S201)、本実施形態では、EEPROM12に記憶された景品切れセット(図3のS107参照)のデータに基づいて、そのプライズバーが景品切れか否かを判断し(S202)、否定の場合には、景品選択を終了するが(S203)、肯定の場合には、S201に戻って、別のバーを選択することができる。 【0020】以上のように、本実施形態は、景品切れとなったプライズバーをEEPROM12に記憶しておけるので、プレーヤーが景品切れのプライズバーを選択することをあらかじめ回避することによって、無駄な景品払い出し動作を行なわなくて済む。 【0021】図5は、本実施形態に係る払出しゲーム機の次候補設定動作を説明する図である。「左矢印(左を向いた三角印で図示),右矢印(右を向いた三角印で図示),上矢印(上を向いた三角印で図示),下矢印(下を向いた三角印で図示)」は、矢印を選択すると、その方向のページ(画面)に移動するコマンドである。PB0〜PB9は、それぞれ10本のプライズバーを示す。 【0022】候補セットモードには、セットスイッチ(ボタン)16を押すことによって入ることができる。なお、図5において、破線の矢印は、セットスイッチ(ボタン)16を押したときの動き(そのページ(画面)内でのカーソルの移動)を示し、実線の矢印は、ストップスイッチ(ボタン)15を押したときの動き(矢印のときにはページの移動、PBnのときには表示の変更)を示したものである。 【0023】候補セットモードでは「左矢印」を選択することによって、左側のページ(画面)に移動し、各プライズバーの設定ペイアウト率を確認することができる。このとき「上矢印、下矢印」でPB0〜PB4のページ(図5左側上)とPB5〜PB9のページ(図5左側下)を切り替えることができる。また、「右矢印」を選択すると、候補設定のページ(画面)(図5右側)に戻ることができる。 【0024】候補設定のページ(画面)では、PBnでストップスイッチ(ボタン)16を押すたびにPB0→PB1→・・・PB9→END→PB0→・・・のように表示が変化するので、まず、候補1に設定するバー(図5ではPB4)にして、「下矢印」を選択し、候補1を決定する(図5右側一番上)。すると、次に候補2を設定するページ(画面)に移動するので、候補1と同様にPBnを変化させ「下矢印」を選択して候補2を決定する(図5右側上から2番目)。 【0025】このように、任意の本数の候補を決定したら(図では、候補1=PB4、候補2=PB0、候補3=PB1、の3本)、最後にENDにして(図5右側上から4番目)「下矢印」を選択すると、セーブ画面に移動することができ、YESを選択すると、セーブして終了し、NOを選択すると、セーブせずに終了することができる(図5右側一番下)。 【0026】以上のように、本実施形態は、候補セットモードは、セットスイッチ(ボタン)16、ストップスイッチ(ボタン,ゲーム中に使用するボタン)15の2つだけで全ての操作が可能である(図5参照)。なお、各プライズバーの設定ペイアウト率を確認することができる。 【0027】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、以下のような効果がある。 (1)景品切れエラーになりにくいある景品払出し手段が景品切れとなっても、次候補設定手段によって設定された代りの景品払出し手段から景品が払い出されるので、景品切れエラーとはなりにくい。 【0028】(2)次候補の設定・変更が容易に行なえる次候補設定手段は、設定やその変更を、例えば、ゲーム操作を行なうスイッチを含む少なくとも2つのスイッチよって行なうことができるので、操作が容易に行なえる。 【0029】(3)無駄な景品払い出し動作を行う必要がないある景品払出し手段が景品切れとなった場合には、選択禁止手段が選択を禁止するので、それ以降、プレーヤーが景品切れした景品払出し手段を選択することをあらかじめ回避することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132840 【氏名又は名称】株式会社タイトー
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月17日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 久男 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−4957 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月12日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−159785 |
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