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【発明の名称】 弾球遊技機
【発明者】 【氏名】松元 邦夫

【要約】 【課題】複数種類の施錠手段の中から、目的に応じた施錠手段を自在に選択して使用できると共に、錠カバーを複数種類の施錠手段の何れにも兼用でき、部品点数を少なくして容易且つ安価に製作し得る弾球遊技機を提供する。

【解決手段】遊技盤6 を装着する前枠3 を外枠2 に開閉自在に枢着し、前枠3にガラス扉10を開閉自在に枢着し、この前枠3 及びガラス扉10を閉状態で外枠2に施錠する施錠手段24を設け、施錠原理の異なる複数種類の施錠手段24の前枠3から前側の突出高さを略同じにすると共に、この複数種類の施錠手段24の中から1個の施錠手段24を択一的に選択して前枠3 に装着し、この複数種類の施錠手段24に兼用可能な錠カバー26を、施錠手段24を前側から覆うように前枠3 に装着する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技盤(6) を装着する前枠(3) を外枠(2) に開閉自在に枢着し、前枠(3) にガラス扉(10)を開閉自在に枢着し、この前枠(3) 及びガラス扉(10)を閉状態で外枠(2) に施錠する施錠手段(24)(25)を設けた弾球遊技機において、施錠原理の異なる複数種類の施錠手段(24)(25)の前枠(3) から前側の突出高さを略同じにすると共に、この複数種類の施錠手段(24)(25)の中から1個の施錠手段(24)(25)を択一的に選択して前枠(3) に装着し、この複数種類の施錠手段(24)(25)に兼用可能な錠カバー(26)を、施錠手段(24)(25)を前側から覆うように前枠(3) に装着したことを特徴とする弾球遊技機。
【請求項2】 前枠(3) の前面に前枠カバー(20)を装着し、この前枠カバー(20)に、施錠手段(24)(25)の錠本体(28)(37)が嵌合し突出する錠孔(59)を形成し、この錠孔(59)を覆うように前枠カバー(20)に錠カバー(26)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
【請求項3】 錠カバー(26)に、前側に膨らむ膨らみ部(48)(49)と、この膨らみ部(48)(49)から施錠手段(24)(25)側へと一体に突出し且つ前広がり状に形成されたテーパー部(55)とを設け、このテーパー部(55)の後端に、施錠手段(24)(25)に対向するように鍵挿入口(56)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤を装着する前枠をヒンジを介して外枠に開閉自在に枢着すると共に、前枠の窓孔を開閉するガラス扉を前枠に開閉自在に枢着し、この前枠及びガラス扉を閉状態で外枠、前枠等に施錠する施錠手段をヒンジと反対側で前枠に設け、この施錠手段を前側から覆う錠カバーを前枠の前面に装着している。
【0003】施錠手段には、所謂ノーマル機用に使用する施錠手段と、CR機に使用する施錠手段との2種類があり、この両者は施錠原理を異にしており、精度も大きく異なっている。即ち、ノーマル機用の施錠手段は、筒状の錠本体内に軸受け具を介して係合軸を回動自在に内装し、錠本体の鍵孔側に筒状鍵を挿入して、この筒状鍵により係合軸を介して施錠片を解除方向に操作するようになっている。
【0004】一方、CR機用の施錠手段には、例えば特開平3−234275号に記載のように、錠本体内に内周シリンダと外周シリンダとを相対回転可能に内装し、その両シリンダに跨がって突出ピン、スペーサ等を組み込んで、鍵挿入孔に複数種類の板状鍵を交互に挿入して所定方向に回動する等、所定の操作を行えば使用可能な板状鍵の種類を変更できる可変式のものが使用されている。各施錠手段の錠本体は、後端側に取り付け部を一体に備え、錠本体を前枠の錠孔に裏側から嵌合させた状態で、その取り付け部をネジにより前枠の裏面に固定している。錠カバーは、ノーマル機用とCR機用とで別々に製作し、その鍵挿入口が錠本体の前側に対応するように前枠に装着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機では、ノーマル機用とCR機用とで施錠原理が相違する施錠手段を採用し、特にCR機用の施錠手段には可変式の所謂シリンダ錠構造の高精度のものを使用している。このCR機用の施錠手段は、その内部に軸心方向に多数の突出ピンを備えているため、錠本体の前後方向の寸法が大きくなり、前枠に装着した場合に、前枠からの突出高さがノーマル機用の施錠手段に比較して非常に大きくなっている。
【0006】そこで、従来の弾球遊技機では、前枠の右側の縦枠部側に、両施錠手段の錠本体が嵌合可能な大きさの錠孔を予め形成しておき、CR機用の弾球遊技機を製造する場合には、前枠にCR機用の施錠手段を、またノーマル機用の弾球遊技機を製造する場合には、前枠にノーマル機用の施錠手段を夫々装着する一方、その各施錠手段に応じて、2種類の錠カバーの何れかを前枠の前面に装着するようにしている。
【0007】従って、従来の弾球遊技機では、ノーマル機用の錠カバーとCR機用の錠カバーとを別々に製作する必要があり、実際に使用する部品数が同じであっても、準備すべき部品点数が増加して錠カバーの製作コストが高騰すると共に、組み立て現場で錠カバーの種類を間違える等、部品管理が煩わしくなる欠点がある。本発明は、このような従来の課題に鑑み、種類の異なる複数種類の施錠手段の中から、目的に応じた施錠手段を自在に選択して使用できると共に、錠カバーを複数種類の施錠手段の何れにも兼用でき、部品点数を少なくして容易且つ安価に製作し得る弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明は、遊技盤6 を装着する前枠3 を外枠2 に開閉自在に枢着し、前枠3 にガラス扉10を開閉自在に枢着し、この前枠3 及びガラス扉10を閉状態で外枠2 に施錠する施錠手段24,25 を設けた弾球遊技機において、施錠原理の異なる複数種類の施錠手段24,25 の前枠3 から前側の突出高さを略同じにすると共に、この複数種類の施錠手段24,25 の中から1個の施錠手段24,25 を択一的に選択して前枠3 に装着し、この複数種類の施錠手段24,25 に兼用可能な錠カバー26を、施錠手段24,25 を前側から覆うように前枠3 に装着したものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明において、前枠3 の前面に前枠カバー20を装着し、この前枠カバー20に、施錠手段24,25 の錠本体28,37 が嵌合し突出する錠孔59を形成し、この錠孔59を覆うように前枠カバー20に錠カバー26を設けたものである。請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の発明において、錠カバー26に、前側に膨らむ膨らみ部48,49 と、この膨らみ部48,49 から施錠手段24,25側へと一体に突出し且つ前広がり状に形成されたテーパー部55とを設け、このテーパー部55の後端に、施錠手段24,25 に対向するように鍵挿入口56を設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。図1乃至図9は本発明の第1の実施形態を例示する。図1乃至図4において、1 は弾球遊技機本体で、図5乃至図7に示すように、矩形枠状の外枠2 と、この外枠2 の前面側に配置された前枠3 とを備えている。前枠3 は左端側の上下一対のヒンジ4 により外枠2 に着脱及び開閉自在に枢着され、また右端側の上下一対の前枠施錠片5 により閉状態で外枠2 にロックできるようになっている。6 は遊技盤で、前枠3 に形成された窓孔7 に対応するように、前枠3 の裏面に装着された遊技盤装着枠8 に裏側から着脱自在に嵌合され、裏機構板9 により押圧されて固定されている。
【0011】10はガラス扉で、窓孔7 を塞ぐように前枠3 の前側に配置され、左端側の上下一対のヒンジにより前枠3 に開閉自在に枢着され、また右端側の上下一対の扉施錠片11により閉状態で前枠3 にロックできるようになっている。ガラス扉10は、図5乃至図7に示すように、板金製の扉枠12と、この扉枠12の裏側にガラス保持枠13を介して着脱自在に装着された2枚のガラス板14と、扉枠12の前側に装着された合成樹脂製の扉カバー15とを備えている。
【0012】16は上皿ユニットで、ガラス扉10の下側で窓孔7 内に配置され、左端側のヒンジにより前枠3 に開閉自在に枢着されている。17は下皿ユニットで、上皿ユニット16の下側で前枠3 の下部に装着されており、この下皿ユニット17の側方で前枠3 の下部に発射手段18が配置されている。前枠3 の左右両側の縦枠部19には、図5乃至図7に示す如く、この縦枠部19を前側から覆うように合成樹脂製の前枠カバー20が装着されている。前枠カバー20は前枠3 の縦枠部19に対応して上下方向に配置され、取り付けボス21等を介して裏側の遊技盤装着枠8 と共締めにより縦枠部19に固定されている。
【0013】前枠3 の右側の縦枠部19には、図5に示すようにその上下方向の中央部に錠孔22を含む錠装着部23があり、この錠装着部23に、弾球遊技機の種類に応じてノーマル機用の施錠手段24(図5、図8参照)と、CR機用の施錠手段25と(図9参照)の2種類の何れかが択一的に装着され、また両施錠手段24,25 に共通の錠カバー26が施錠手段24,25 に対応して前枠カバー20に装着されている。
【0014】ノーマル機用の施錠手段24は、図5及び図8に示すように、取り付け部27を有する錠本体28と、この錠本体28内で保持具29により回動自在に保持された操作軸30と、錠本体28内で軸受け具31により回動自在に支持された係合軸32とを備え、その錠本体28が縦枠部19の錠孔22に裏側から嵌合された状態で、取り付け部27が縦枠部19の裏側にネジで固定されている。前枠カバー20には縦枠部19の錠孔22に対応する位置に長円状の錠孔59が形成され、この錠孔59から前方に突出するように錠本体28の前端側が嵌合されている。なお、錠孔59は錠カバー26により覆われている。
【0015】操作軸30は係合片33を有し、一方への回動時に係合片33により連動板34を介して前枠施錠片5 を、他方への回動時に係合片33により連動板35を介して扉施錠片11を夫々解除操作するようになっている。係合軸32は錠本体28内で操作軸30に連動連結され、錠本体28の鍵孔に挿入される筒錠鍵により両方向に回動操作可能である。各連動板34,35 は遊技盤装着枠8 の一側部内において上下方向に配置されると共に、断面L字状の連動支持板36に沿って上下方向に摺動自在に支持されており、その連動支持板36は縦枠部19の裏側に固定されている。
【0016】CR機用の施錠手段25は、図9に示すように、錠本体37内に内周シリンダ38と外周シリンダ39とを相対回転可能に内装し、その両シリンダ38,39 に跨がって突出ピン40、スペーサ41等を組み込んで、鍵孔に複数種類の板状鍵を交互に挿入して所定方向に回動する等、所定の操作を行えば使用可能な板状鍵の種類を変更できる可変式のものが使用されている。そして、この施錠手段25は、ノーマル機用の施錠手段24と同様に、その錠本体37が錠孔22に嵌合され、取り付け部42が縦枠部19に裏側から固定されている。なお、この施錠手段25も、操作軸43、係合片44を備え、各連動板34,35 を操作可能である。
【0017】ノーマル機用の施錠手段24もCR機用の施錠手段25も、その錠本体28,37 の取り付け部27,42 から前端までの寸法が略同じである。前枠カバー20は、図3及び図6に示すように、ガラス扉10側に前後方向の突出壁45と、この突出壁45の前端から外側に移るに従って後方へと円弧状に湾曲する湾曲壁46とを一体に備えると共に、図5に示すように錠カバー26に対応する部分に錠カバー装着部47が形成されている。錠カバー装着部47は、縦枠部19との間に所定の間隙をおいて前枠3 と平行に設けられており、この錠カバー装着部47に錠孔22と錠カバー26とが設けられている。
【0018】錠カバー26は、図5に示すように、前枠カバー20の突出壁45と湾曲壁46とに対応する突出壁48と湾曲壁49とを一体に備え、前枠カバー20の錠カバー装着部47に当接された状態で複数個の係合爪50と取り付けボス51,52 とネジ53とにより錠カバー装着部47に着脱自在に固定されている。なお、錠カバー26には突出壁48と湾曲壁49とにより膨らみ部が形成されている。
【0019】係合爪50は図7に示すように外向きであって、湾曲部49の低い外側縁部に上下方向に複数個形成され、錠カバー装着部47側の係合孔54に係脱自在に係合されている。取り付けボス51は湾曲部49の高い内側近傍に上下方向に複数個形成され、この各取り付けボス51に対応して前枠カバー20の錠カバー装着部47に取り付けボス52が形成されている。ネジ53は、錠カバー装着部47の裏側から取り付けボス52を経て取り付けボス51に螺合されている。
【0020】錠カバー26の湾曲壁49は、図3、図5及び図7に示すように、前枠カバー20の湾曲部46と同様に、外側が後退するように円弧状に湾曲しており、その湾曲壁49に、施錠手段24,25 に対応する位置に筒状のテーパー部55を介して鍵挿入口56が形成されている。即ち、錠カバー26の湾曲壁49には、後方側が小径となるように、この湾曲壁49から後方へと突出する筒状のテーパー部55が一体に形成され、このテーパー部55の後端側が施錠手段24,25 の錠本体28,37 の前端に近接する鍵挿入口56となっている。なお、テーパー部55の内周の傾斜面は、鍵挿入口56の右端側が最も短く、左端側に移るに従って前後方向の寸法が大きくなっている。
【0021】錠カバー装着部47には、図3及び図4に示すように、入賞時に発光する発光ダイオード57が施錠手段24,25 の上下に配置され、また発光ダイオード57の発光時に錠カバー26自体が発光状態となるように、発光ダイオード57からの光を乱反射させる乱反射部58が錠カバー26の内面側の全体に形成されている。乱反射部58は、錠カバー26の突出壁48、湾曲部49の内周側に、左右方向の溝を上下方向の多数形成することにより構成されている。扉カバー15は、外側の外側壁60と、この外側壁60の前端から内側後方に傾斜する傾斜壁61とを一体に備えている。
【0022】この実施形態によれば、次のような利点がある。即ち、ノーマル機用の弾球遊技機を製作する場合には、前枠3 の錠装着部23にノーマル機用の施錠手段24を装着し、CR機用の弾球遊技機を製作する場合には、前枠3 の錠装着部23にCR機用の施錠手段25を装着する。すると、錠本体28,37 の前端が前枠カバー20の錠孔59から前側に突出するが、ノーマル機用の施錠手段24もCR機用の施錠手段25も、その錠本体28,37 の取り付け部27,42 から前端までの寸法が略同じであるため、前枠カバー20からの突出量が同じになり、前枠カバー20の錠カバー装着部47に装着する錠カバー26に、両施錠手段24,25 に兼用して一種類のものを使用できる。。
【0023】従って、この実施形態では、ノーマル機用かCR機用かに応じて施錠手段24,25 の何れかを選択して前枠3 に装着すれば良く、前枠3 、前枠カバー20等をノーマル機用とCR機用とに兼用できる他、一種類の錠カバー26をノーマル機用とCR機用との両者に兼用できるので、錠カバー26の量産により製作コストを低減できると共に、従来のように個別に錠カバー26を準備する必要がなく、部品点数を少なくでき、また部品点数の減少によって部品管理等も容易にできる。
【0024】施錠手段24,25 を操作する場合には、錠カバー26の鍵挿入口56を経て錠本体28,37 の鍵孔側に鍵を挿入するが、錠カバー26にテーパー部55を設け、このテーパー部55の後端側に鍵挿入口56を形成しているので、鍵挿入口56が錠カバー26の前端から後方に奥まった位置にあるにも拘わらず、鍵挿入口56に鍵を容易に挿入できる。
【0025】前枠カバー20と錠カバー26は外側に移るに従って後方に湾曲する湾曲壁49を有し、その湾曲壁49にテーパー部55を介して鍵挿入口56を形成しているので、施錠手段24,25 の前方斜め外側方から鍵を挿入すれば良く、鍵挿入口56から錠本体28,37 の鍵孔への鍵の挿入が容易である。また錠カバー26にテーパー部55を介して鍵挿入口56を形成しているので、そのテーパー部55の後端側の鍵挿入口56を施錠手段24,25 の錠本体28,37 に合わせれば良く、錠カバー26の形状を自在に選択し決定できる。従って、錠カバー26の意匠性に変化を持たせることができる。
【0026】錠カバー26は、前枠カバー20の錠カバー装着部47に位置させた状態で、係合爪50と取り付けボス51,52 とネジ53とにより前枠カバー20に固定する。この場合、錠カバー26の前後方向の寸法の小さい外側に外向きの係合爪50があり、寸法の大きい内側に取り付けボス51,52 があり、この取り付けボス51,52 をネジ53で締結しているので、逆の位置関係に比較してネジ53の締め付け量を十分に確保でき、係合爪50とネジ53とにより錠カバー26を前枠カバー20に確実に固定でき、錠カバー26の前枠カバー20からの浮き上がり等を確実に防止できる。
【0027】図10は本発明の第2の実施形態を例示し、操作軸30及び保持具29の長さを長くしたノーマル機用の施錠手段24を示す。この実施形態のように操作軸30側を長くして、施錠手段24の錠本体28の前後方向の寸法を施錠手段25の寸法に合わせても良い。以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、実施形態では、前枠3 の縦枠部19の前面に前枠カバー20を設け、この前枠カバー20に錠カバー26を装着しているが、錠カバー26を直接前枠3 の縦枠部19に装着しても良い。また錠カバー26の膨らみ部の形状、構造は、弾球遊技機の前面側のデザインに応じて適宜決定すれば良い。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技盤6 を装着する前枠3 を外枠2 に開閉自在に枢着し、前枠3 にガラス扉10を開閉自在に枢着し、この前枠3 及びガラス扉10を閉状態で外枠2 に施錠する施錠手段24,25 を設けた弾球遊技機において、施錠原理の異なる複数種類の施錠手段24,25 の前枠3 から前側の突出高さを略同じにすると共に、この複数種類の施錠手段24,25 の中から1個の施錠手段24,25を択一的に選択して前枠3 に装着し、この複数種類の施錠手段24,25 に兼用可能な錠カバー26を、施錠手段24,25 を前側から覆うように前枠3 に装着しているので、種類の異なる複数種類の施錠手段24,25 の中から、目的に応じた施錠手段24,25 を自在に選択して使用できると共に、錠カバー26を複数種類の施錠手段24,25 の何れにも兼用でき、部品点数を少なくして容易且つ安価に製作できる。
【0029】請求項2に記載の本発明によれば、前枠3 の前面に前枠カバー20を装着し、この前枠カバー20に、施錠手段24,25 の錠本体28,37 が嵌合し突出する錠孔59を形成し、この錠孔59を覆うように前枠カバー20に錠カバー26を設けているので、前枠カバー20及び錠カバー26により前枠3 の前面側のデザインを決定できると共に、前枠カバー20で錠孔59を塞ぐことができ、全体の意匠性が向上する。請求項3に記載の本発明によれば、錠カバー26に、前側に膨らむ膨らみ部48,49 と、この膨らみ部48,49 から施錠手段24,25 側へと一体に突出し且つ前広がり状に形成されたテーパー部55とを設け、このテーパー部55の後端に、施錠手段24,25 に対向するように鍵挿入口56を設けているので、膨らみ部48,49 で錠カバー26のデザインに変化を持たせることができると同時に、錠カバー26のデザインに関係なく鍵挿入口56を施錠手段24,25 に対応させることができ、しかも鍵挿入口56から施錠手段24,25 側へと容易に鍵を挿入することができる。
【出願人】 【識別番号】391010943
【氏名又は名称】株式会社藤商事
【出願日】 平成9年(1997)6月18日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】谷藤 孝司
【公開番号】 特開平11−4948
【公開日】 平成11年(1999)1月12日
【出願番号】 特願平9−179044