| 【発明の名称】 |
パチンコ機における破損防止板の取付構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】大山 満
【氏名】河口 功
【氏名】佐藤 久芳
【氏名】山岡 和吉
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| 【要約】 |
【課題】破損防止板を安定した状態に簡単に取り付け、さらに球飛送路を簡単にかつ確実に掃除することができるようにする。
【解決手段】遊技盤6面に装着される合成樹脂製のレール飾り15に合成樹脂製の破損防止板17を取り付け、該破損防止板17によってガラス板3が破損するのを防止するようにしたパチンコ機において、破損防止板17を取付手段を介して開閉回動自在に取り付けるようにしたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技盤面に装着される合成樹脂製のレール飾りに合成樹脂製の破損防止板を取り付け、該破損防止板によってガラス板が破損するのを防止するようにしたパチンコ機において、前記レール飾りの前面一側端に破損防止板を取付手段を介して開閉回動自在に取り付けるようにしたことを特徴とするパチンコ機における破損防止板の取付構造。 【請求項2】 前記レール飾りの他側端に係止片を設けると共に、前記破損防止板の裏面に前記係止片と係合する係合部を設けたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機における破損防止板の取付構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、外レールに沿って飛送する打球の衝撃によりガラス板が破損するのを防止するパチンコ機における破損防止板の取付構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のパチンコ機では、発射位置から発射された打球が遊技盤の遊技部に送り込まれる途中、外レールの始端近くで跳ね遊技盤の前面を被うガラス扉枠のガラス板に衝突して、該ガラス板をしばしば破損していた。そこでガラス板の破損を防止するために外レールの始端近くを覆う破損防止板を取り付けている。 【0003】そして、例えば前記破損防止板は裏面に設けた固定体をレール飾りの円筒体に前面側から差し込んで、固定体の複数の弾発する各係合片を円筒体の外端周縁部に係合させて取り付けていた(実公平7−53666号)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公報に記載された破損防止板の取付構造は、固定体の各係合片が円筒体の外端周縁部にしっかりと係合して固定されるため、一旦取り付けると取り外すことが困難であり、球飛送路が打球で汚れた場合に破損防止板が邪魔で掃除することができず、無理に外すと各係合片先端の爪部が折れて再使用できなくなるといった問題があった。そこで本発明は、このような問題を解決するべくなされたもので、破損防止板を安定した状態に簡単に取り付け、さらに球飛送路を簡単にかつ確実に掃除することができるようにした破損防止板の取付構造を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、遊技盤面に装着される合成樹脂製のレール飾りに合成樹脂製の破損防止板を取り付け、該破損防止板によってガラス板が破損するのを防止するようにしたパチンコ機において、前記レール飾りの前面一側端に破損防止板を取付手段を介して開閉回動自在に取り付けるようにし、具体的には取付手段はレール飾りの前面一側端に支持孔を有する支持突起を設けると共に、前記破損防止板には、その裏面の一側端に前記支持孔に嵌合させる軸ピンを有する軸支部を設け、該軸支部の軸ピンを前記支持突起の支持孔に嵌合させ、破損防止板を開閉回動自在に取り付けるようにした。 【0006】また前記レール飾りの他側端に前方に突出する係止片を設け、一方前記破損防止板の裏面に前記係止片と係合する係合部を設け、係止片を係合部に係合することにより破損防止板を固定するようにした。 【0007】また、遊技盤面に装着される合成樹脂製のレール飾りに合成樹脂製の破損防止板を取り付け、該破損防止板によってガラス板が破損するのを防止するようにしたパチンコ機において、前記レール飾りの前面一側端に軸ピンを有する支持板を設けると共に、前記破損防止板には、その裏面の一側端に前記軸ピンに嵌合させる軸孔を有する支持板を設け、該支持板の軸孔を前記支持板の軸ピンに嵌合させ、破損防止板を開閉回動自在に取り付けるようにしてもよい。 【0008】また前記支持孔および軸孔に連通し、かつ軸方向に案内溝を設け、前記軸ピンには該案内溝に嵌挿しかつ破損防止板の回動により支持突起の下面および支承板の上面に係合して破損防止板をレール飾りから外れないようにするための係合突起を設けるのが好ましい。 【0009】また前記軸ピンを上下一対に設けると共に、該軸ピンの長さを違えて前記支持孔および軸孔に嵌合するタイミングをずらして破損防止板を取り付け易くするのが好ましい。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は本発明が適用されたパチンコ機の正面図であり、図において1は機枠、2は機枠1の前面に開閉自在に装着される前面枠で、その前面には2枚のガラス板3,3を装着したガラス扉枠4とその下部に位置する前面板5とが開閉自在に装着されている。また、前記ガラス扉枠4の後方には該ガラス扉枠4で覆われる遊技盤6が配置されている。遊技盤6の前面には外レール7aと内レール7bとが渦巻状に敷設され、これらで囲まれる遊技部6aに複数の一般入賞口8,可変表示装置9及び入賞装置10,11等のいわゆる役物が装着されている。前面板5の前面には上部球受皿12、また、前面枠2の下部には打球発射用の操作ハンドル13及び下部球受皿14がそれぞれ取り付けられている。 【0011】15は遊技盤6の前面隅角部に装着される合成樹脂製のレール飾りであり、該レール飾り15の取付基板部15aの下端中央に上部球受皿12に賞球を排出する賞球流出口18が形成され、取付基板部15aの一端を円弧状に形成し、その円弧状部に沿って外レール7aと内レール7bとが取り付けられる。そして、図2に示すようにレール飾り15の前面に外レール7aと内レール7bとで形成される球飛送路16の始端側前面を覆う合成樹脂製の破損防止板17が取付手段を介して取り付けられる。なお本実施の形態でレール飾り15は単体のものとして遊技盤6に取付けるように説明したが、遊技盤6を取り付ける遊技盤取付枠(図示せず)と一体に形成してもよく、さらに外レール7aの外周に沿ったレンズ飾り(図示せず)と一体に形成してもよい。 【0012】取付手段は図3に示すようにレール飾り15の取付基板部15aの左端寄り位置前面に支持孔19を有する縦筒形状をなす支持突起20と破損防止板17の裏面の左端寄り位置に前記支持突起20の支持孔19に係合させる軸ピン22を有する軸支部23とからなり、それぞれ上下一対に設けられている。さらにレール飾り15の球飛送路16の始端側前面に係止片21が水平に突設され、該係止片21の先端に右向きに突出する爪部21aが設けられている。一方、破損防止板17の右端寄りに前記係止片21を係止させる係合部24を設けている。なお本実施の形態では係合部24として方形孔を設けている。 【0013】このように構成される破損防止板17を図5鎖線に示すように軸ピン22,22を支持孔19,19の上方から落とし込むように差し込んで図4および図5実線に示すように係合させ、破損防止板17を軸ピン22を支軸として開閉回動自在に取り付ける。この状態で図6に示すように破損防止板17の右端をレール飾り15に向けて押し付けてやると係止片21が弾性によって屈曲して係合部24に突入し、突入した状態では爪部21aが係合部24の孔縁に係止されて図2および図6に示す状態に固定され、外レール7aと内レール7bとで囲まれる球飛送路16の始端側前面を覆わせることができる。 【0014】そして、破損防止板17によって前面が覆われる球飛送路16の外レール7aや内レール7b又は遊技盤6を掃除するときは、係止片21の先端を左へ押して爪部21aによる係合部24の係合を外して破損防止板17の右端を前方へ引けば破損防止板17は左端の軸支部23,23の軸ピン22,22を支軸として回動し、図4に示すように球飛送路16の前面を開放して破損防止板17に邪魔されることなく外レール7aや遊技盤6の掃除が容易かつ確実にできるようになる。 【0015】図7ないし図9に示したものは、本発明の他の実施の形態が示される。この実施の形態ではレール飾り15の取付基板部15a前面の左端寄り位置に軸ピン25を有する支持板26が上下一対に設けられ、さらに取付基板部15aの球飛送路16の始端側前面に先端に突部を設けた係止片21が設けられている。一方破損防止板17の裏面の左端寄り位置に前記軸ピン25に係合させる軸孔27を有する支承板28が上下一対に設けられ、さらに破損防止板17の右端寄りに先端に突部を設けた二又の係合部24が設けられている。 【0016】このように構成される破損防止板17は軸孔27,27を軸ピン25,25に差し込んで係合させ、破損防止板17を軸ピン25,25を支軸として開閉回動自在に取付ける。そしてこの状態で破損防止板17の右端をレール飾り15に向けて押し付けてやると、係止片21が係合部24に突入し図9に示す状態に固定され球飛送路16の始端側前面を覆うことができる。 【0017】そして破損防止板17で前面が覆われる球飛送路16を掃除するときは、破損防止板17の右端を前方へ引けば係止片21と係合部24の係合が解除され図9鎖線に示すように軸ピン25,25を支軸として回動し、球飛送路16の前面を開放して破損防止板17に邪魔されることなく外レール7aや遊技盤6の掃除が容易にできるようになる。 【0018】図10ないし図12に本発明の他の実施の形態が示される。この実施の形態ではレール飾り15に設けた支持突起20,20の支持孔19,19の内周面の前端縦方向に凹溝29,29を設け、一方、破損防止板17に設けた軸支部23,23の軸ピン22,22の下端に、破損防止板17をレール飾り15の取付基板部15aに直交する向きで前記凹溝29,29に嵌挿させる突起30,30を突設している。 【0019】この実施の形態では破損防止板17を図12鎖線に示すようにレール飾り15に直交する向きで軸ピン22,22の突起30,30をレール飾り15の支持孔19,19の凹溝29,29に合致させ軸ピン22,22を支持孔19,19に挿通し、軸ピン22,22を支軸として破損防止板17を回動させることにより球飛送路16の前面を覆う。この実施の形態の場合図11に示すように軸ピン22,22の突起30,30が支持突起20,20の下面に係合して、図12鎖線の位置でしか破損防止板17の取り付け、取り外しができない。このため破損防止板17のがたつきを防ぐと共に、球飛送路16の掃除の際に破損防止板17が無用に外れるのを防ぐことができる。なお、前記凹溝29,29と突起30,30は前記軸孔27,27と軸ピン25,25に設けるようにしても良く軸ピン25,25の突起30,30が支承板28,28の上面に係合して同様の効果が得られる。 【0020】次に図13に示したものは、上下一対の軸ピン22,22の長さを違えて設けたもので、軸ピン22,22が図13鎖線で示すように支持孔19,19に嵌合するタイミングがずれて破損防止板17をレール飾り15に取り付け易くしたものである。 【0021】 【発明の効果】以上に述べたように本発明のパチンコ機における破損防止板の取付構造は、レール飾りの前面一側端に取付手段を介して開閉回動自在に簡単に取り付けられるようにしたから破損防止板で覆われた球飛送路の始端付近や遊技盤を掃除する場合には、破損防止板を取り外さなくても破損防止板を前方へ回動させれば破損防止板に邪魔されることなく確実に球飛送路や遊技盤の汚れを除去することができる。そのため掃除が極めて簡単且つ容易となり、作業の迅速化が図られる。また、係止片と係合部を係合することにより破損防止板が安定した状態に取り付けられ、位置ずれを起こすこともなく所期の目的を充分に達成しうることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591044614 【氏名又は名称】株式会社足立ライト工業所
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月17日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−4944 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月12日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−177654 |
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