| 【発明の名称】 |
弾球発射装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】安藤 英也
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| 【要約】 |
【課題】巻きバネの強度を変化させることなく遊技球の飛距離を調整することができる弾球発射装置を提供する。
【解決手段】弾球槌23とカムローラ30との間の角度をラチェット板を利用して変化させることにより、カム33の回転軌跡へのカムローラ30の侵入量を変え、遊技球の飛距離を調整する。巻きバネの強度は一定に保たれるため、遊技者が操作するハンドルにストレスがかからず、安定した球飛びが得られる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 弾球槌と同軸上に配置された巻きバネを備え、モータにより回転されるカムを弾球槌のカムローラと係合させて弾球動作を行わせる弾球発射装置において、弾球槌に対するカムローラの角度を変化させることにより、弾球力を調整できるようにしたことを特徴とする弾球発射装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ等の遊技機の弾球発射装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】パチンコ等のモータ駆動式の弾球発射装置として、例えば図6、図7に示すように弾球槌1と同軸上のドラム2に巻きバネ3を巻き付け、この巻きバネ3の力により弾球槌1を駆動する形式のものがある。この弾球槌1には周知のとおりのカムローラ(図示せず)が固定されており、モータ4により回転されるカム5をこのカムローラと係合させることによって巻きバネ3に抗して弾球槌1を回転させ、カム5からカムローラが外れた時に巻きバネ3の力により弾球動作を行わせるようになっている。 【0003】この巻きバネ3の先端は弾球槌1と同軸上の第1ラチェット板6に固定され、基端はバネ強度調整用円板7に固定されている。そしてこのバネ強度調整用円板7と遊技者が操作するハンドルのドラム8との間はワイヤ9で連結されており、遊技者のハンドル操作によってバネ強度調整用円板7を回転させ、巻きバネ3の強度を調整することができるようになっている。 【0004】また弾球槌1の軸10に一体に固着された第2ラチェット板11と第1ラチェット板6とは、常にバネ12の力によってかみ合っているが、パチンコ店側で弾球の強弱を調整したい場合には、強度調整用つまみ13を押し込んでバネ12に抗して第1ラチェット板6を第2ラチェット板11から離し、両者のかみ合い角度を変化させることができるようになっている。 【0005】ところがこのような従来の弾球発射装置では、パチンコ店側においてあまりに巻きバネ3を強くすると、巻きバネ3に負荷がかかるために円滑な回転ができず球飛びにむらが生じることがあった。また、巻きバネ3の負荷がワイヤ8等を介してハンドル7に作用し、遊技者の手にストレスがかかるために遊技に集中できないことがあった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来の問題点を解決し、巻きバネの強度を変化させることなく遊技球の飛距離を調整することができる弾球発射装置を提供するためになされたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するためになされた本発明の弾球発射装置は、弾球槌と同軸上に配置された巻きバネを備え、モータにより回転されるカムを弾球槌のカムローラと係合させて弾球動作を行わせる弾球発射装置において、弾球槌に対するカムローラの角度を変化させることにより、弾球力を調整できるようにしたことを特徴とするものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。図1及び図2において、20は基板、21はこの基板20に固定されたドラム、22はドラム21の中心に軸受19により回転自在に取り付けられた中空軸である。弾球槌23はこの中空軸22にキイ24で固定されている。また中空軸22の他端には、第2ラチェット板25が一体に設けられている。 【0009】中空軸22の内部には軸26がスライド自在に設けられており、その一端には強度調整用つまみ27が一体に固着され、他端には前記の第2ラチェット板25とかみ合う第1ラチェット板28が一体に固着されている。これらの第2ラチェット板25と第1ラチェット板28とは、強度調整用つまみ27の裏面のバネ29の力によって密着されている。 【0010】この第1ラチェット板28には、カムローラ30を備えたアーム31が一体に取り付けられている。このカムローラ30は、基板20に取り付けられたモータ32の弾球用のカム33の回転軌跡上に位置する。このため、カム33が回転するとカムローラ30が押されて第1ラチェット板28が回転するとともに、これとかみ合う第2ラチェット板25も回転される。 【0011】ドラム21の外周には、巻きバネ34が設けられている。この巻きバネ34の一端は第2ラチェット板25に取り付けられており、他端はバネ強度調整用円板35に固定されている。このバネ強度調整用円板35は従来と同様に遊技者が操作するハンドルと図示しないワイヤ等で連結されており、遊技者のハンドル操作によってバネ強度調整用円板35を回転させ、巻きバネ34の強度を調整することができるようになっている。 【0012】次に本発明の装置の作動について説明する。図1に示すように、モータ32の弾球用のカム33を図中の時計方向に回転させると、その回転軌跡上に位置する第1ラチェット板28のカムローラ30が押される。これにより第2ラチェット板25及び中空軸22は反時計方向に回転するので、中空軸22にキイ止めされている弾球槌23は実線の停止位置から想像線の位置まで回転される。このとき、一端が第2ラチェット板25に固定されている巻きバネ34に弾性エネルギが蓄積され、カムローラ30が弾球用のカム33からはずれた瞬間に弾球槌23は実線の位置まで急激に戻り、従来と同様の弾球動作を行う。前記したように、遊技者はハンドル操作によってバネ強度調整用円板35を回転させ、巻きバネ34の強度を調整することができるので、弾球の強弱を調整しながら遊技することができる。 【0013】一方、製品出荷時等において、あるいはパチンコ店に設置後に店側で弾球の強弱を調整したい場合には、強度調整用つまみ27をバネ29に抗して押し込んで軸26をスライドさせ、図3に示すように軸26に固定されている第1ラチェット板28を第2ラチェット板25から離したうえ、第1ラチェット板28を回転させる。その結果、第1ラチェット板28のカムローラ30と、第2ラチェット板25と一体に回転する弾球槌23との相対的な角度が変化する。 【0014】すなわち、図4に示すように弾球槌23とカムローラ30との間の角度を大きくすると、カム33の回転軌跡へのカムローラ30の侵入量は大きくなり、弾球槌23は大きく駆動されるため、巻きバネ34に蓄積される弾性エネルギも大きくなり、遊技球の飛距離が増加する。逆に、図5に示すように弾球槌23とカムローラ30との間の角度を小さくすると、カム33の回転軌跡へのカムローラ30の侵入量は小さくなり、弾球槌23の駆動角はX−αとなって、遊技球の飛距離が減少する。 【0015】このように、本発明では弾球槌に対するカムローラの角度を変化させることにより、製品出荷時等において、あるいはパチンコ店に設置後に店側で自由に弾球力を調整することができる。しかもその際に巻きバネに余分な負荷がかかることはないため、安定した球飛びが得られる利点がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000148287 【氏名又は名称】株式会社浅間製作所
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月17日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】名嶋 明郎 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−4938 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月12日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−159374 |
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