| 【発明の名称】 |
パチンコ遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】榎本 宏
|
| 【要約】 |
【課題】遊技盤前面を斬新なデザインとして商品価値及び遊技の興趣を高めるようにしたパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】遊技領域8aを囲うようにして遊技盤8の前面に敷設されるガイドレール9の外側にレール飾り部材15を装着してなるパチンコ遊技機において、遊技領域8aの遊技盤8の前面に、デザイン的に統一性が有るように所定の間隔を離して前記レール飾り部材15と連続する装飾部材20を遊技盤9の前面の一部を覆い隠すようにして配設した構成よりなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技盤の前面に遊技領域を囲う円弧状のガイドレールを敷設し、前記遊技領域に障害釘,入賞口等の盤面部品を装着し、前記ガイドレールの外側には該ガイドレールを囲うようにしてレール飾り部材を装着してなるパチンコ遊技機において、デザイン的に統一性が有るように前記レール飾り部材と連続する装飾部材を該レール飾り部材と一体または別体に形成し、該装飾部材は前記遊技領域の遊技盤の前面にパチンコ球が通過し得るよう所定の間隔を離しかつ前記遊技盤の前面の一部を覆い隠すように配設されたことを特徴とするパチンコ遊技機。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤前面の遊技領域を囲うガイドレールの外側にレール飾り部材を装着してなるパチンコ遊技機において、前記遊技領域の遊技盤前面にその一部を覆いかつデザイン的に統一性が有るようにレール飾り部材と連続する装飾部材を配設した従来にない斬新なパチンコ遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、パチンコ遊技機の遊技盤の前面には、遊技領域を囲うように円弧状のガイドレールが敷設されている。そして、前記遊技領域に障害釘,入賞口などの盤面部品が装着されており、また前記ガイドレールの外側には装飾効果を高めるため該ガイドレールを囲うように合成樹脂製のレール飾り部材が装着されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記遊技盤前面の形態は従来から永年に亘って採られてきており、現在においてはデザイン的に陳腐化して商品価値が低く、遊技の興趣を高める上において解決すべき課題として残されていた。そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、遊技領域の遊技盤の前面に、パチンコ球が通過し得るよう所定の間隔を離して前記遊技盤の前面の一部を覆い隠し、かつデザイン的に統一性が有るようにレール飾り部材と連続する装飾部材を配設することにより、デザイン上極めて斬新で商品価値が高く、遊技の興趣も高められるパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するため本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技盤の前面に遊技領域を囲う円弧状のガイドレールを敷設し、前記遊技領域に障害釘,入賞口等の盤面部品を装着し、前記ガイドレールの外側には該ガイドレールを囲むようにしてレール飾り部材を装着してなるパチンコ遊技機において、前記遊技領域の遊技盤の前面に、パチンコ球が通過し得るよう所定の間隔を離して前記遊技盤の前面の一部を覆い隠し、かつデザイン的に統一性が有るようにレール飾り部材と連続する装飾部材を配設した構成からなる。前記装飾部材は連続性が有ればレール飾り部材と一体または別体のいずれに形成しても良い。 【0005】このように、デザイン的に統一性が有るようにレール飾り部材と連続する装飾部材を遊技領域の遊技盤の前面に該遊技盤の前面の一部を覆い隠すようにして配設したので、従来にない極めて斬新なデザインを現出させることができ商品価値が高くなる。また、遊技盤の前面と装飾部材との間はパチンコ球が通過し得るよう所定の間隔離れており、装飾部材が不透明の場合は、遊技領域に打ち込まれたパチンコ球が前記装飾部材の裏側に飛入すると、該パチンコ球が一瞬見えなくなり予想外のところから流出してくることとなり、これによって遊技内容に変化が持たせられ遊技の興趣が増す。 【0006】また、前記装飾部材の裏側に照明効果を付与すべくランプなどの発光体を配置するときは、装飾部材の裏面に先端が遊技盤の前面に達する外周壁または内周壁を設け、該内・外周壁によって前記発光体を囲うようにする。これにより装飾部材の裏側を流下するパチンコ球が発光体に衝突するのを防止でき、発光体を保護することができる。この際、前記外周壁によって球通路を形成するようにしても良い。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ遊技機の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図である。図中、1はパチンコ遊技機の機枠、2は該機枠1の前面に開閉自在に装着される額縁状の前面枠であり、その開口の一側にはガラス扉枠3及び前面に打球供給皿4を備えた前板5が開閉自在に装着されている。6は前面枠2の前面下部に装着される余剰球受皿、7は操作ハンドルである。 【0008】8は前記前面枠2の裏面に着脱自在に取り付けられる遊技盤である。そして、その前面には遊技領域8aを囲うと共に発射されたパチンコ球を遊技領域8aに導くガイドレール9が円弧状に敷設される。前記遊技領域8aにはその遊技盤8の前面に多数の障害釘10,複数の一般入賞口11,可変表示装置12,パチンコ球が入賞することによって該可変表示装置12を作動させるための始動入賞口13及び一度に多くの入賞球を発生させる可変入賞口14等がそれぞれ装着されている。また、遊技盤8の上側部と右側部であり、かつガイドレール9の外側に該ガイドレール9を囲うようにレール飾り部材15が装着されている。 【0009】前記レール飾り部材15は、図2,図3に示されるように平板状からなり正面略逆L字型をなすと共に合成樹脂により形成されており、その内周縁を前記ガイドレール9の外側面に沿う円弧形状部16とすると共に、裏側の周縁に外周壁17を設けて裏面が開放した枠状に形成される。また、レール飾り部材15の裏面の適宜位置には、遊技盤8に形成された嵌合孔33に合致する断面十字状の嵌合突起18が一体に複数突設されている。19は右上コーナー部の下部で前記円弧形状部16に臨むようにして取着される当てゴムである。 【0010】しかして、20は遊技領域8aの遊技盤8の前面にパチンコ球が通過し得る程度の間隔を離して配設され、しかもデザイン的に統一性を有するように前記レール飾り部材15と連続する装飾部材である。該装飾部材20は合成樹脂性の平板状からなり遊技盤8の前面の一部を覆い隠すことができるようになっている。そして、右側端縁20aがレール飾り部材15の右側の円弧形状部16に合致する円弧状に形成され、左側の下側縁に可変表示装置12の表示部12aが臨む略半円形の凹窪部20bが形成されている。また、左側の上側縁に斜上方へ延出して前記レール飾り部材15の円弧形状部16に達する張出片部20cが設けられる。また、装飾部材20の裏面にはほぼ外周縁に沿って外周壁21が設けられ、該装飾部材20も裏面が開放した枠状に形成される。更に、適宜位置には遊技盤8の嵌合孔33に合致する断面十字状の嵌合突起22が一体に突設されている。 【0011】また、前記装飾部材20にはその裏面に上下端が開口する内側球通路23aと外側球通路23bとが設けられている。内側球通路23aは、両側を外周壁21a,21aで囲われると共に上端開口24aが上側部の外周壁21bに開設され、下端開口25aが凹窪部20内側部の外周壁21cに開設されている。また、外側球通路23bは両側を右側部の外周壁21dとガイドレール9とで囲われ、上端開口24bが上側部の外周壁21bの右端部に設けられ、下端開口25bが下側部の外周壁21eの右端部にそれぞれ設けられる。なお、前記上側部の外周壁21bは上面の左側が下傾するように湾曲して形成されている。 【0012】26,26は、装飾部材20の前面に開設された開口27,27にそれぞれ嵌着される透光性のレンズ部材であり、装飾部材20の裏面に該各レンズ部材26,26を囲う内周壁28,28が設けられている。同様に前記円弧形状部16の上部に4個の小さい小レンズ部材29,29,29,29が取着され、装飾部材20裏面にもこれら小レンズ部材29,29,29,29を囲うように内周壁30が設けられている。その内、前者の2個の各レンズ部材26,26を囲う内周壁28,28に電飾効果を高めるべく遊技盤8の前面に取着されたランプ31,31が臨み、後者の4個の各小レンズ部材29,29,29,29を囲う内周壁30には前記可変表示装置12の表示部12aに表示される文字,図柄等を変動させるべく始動入賞口13に入賞したパチンコ球の所謂保留球数を点灯して表示するための発光ダイオード32,32,32,32が各小レンズ部材29,29,29,29に対応位置するようにして臨むようになっている。 【0013】本発明に係るパチンコ遊技機は上記構成よりなり、前記嵌合突起18及び嵌合突起22,22を遊技盤8の前面の各嵌合孔33,33…に嵌入させることによって図1,図5に示されるようにガイドレール9の外側にレール飾り部材15、また該レール飾り部材15と連続するようにしてガイドレール9の内側、すなわち遊技領域8aに装飾部材20がそれぞれ装着される。通常、レール飾り部材15と装飾部材20とは同じ色調に調整される。これにより、遊技盤8の一部が装飾部材20によって覆い隠されしかも該装飾部材20と前記レール飾り部材15との一体感が現出され、互いに融合してデザイン的に統一性の有る極めて斬新なデザインとなる。 【0014】また、遊技領域8aに打ち込まれたパチンコ球が前記装飾部材20の裏側に飛入すると図4に示すように上部の外周壁21b上面を右側へ転動して上端開口24aまたは上端開口24bから内側球通路23aまたは外側球通路23b内へ流入する。そして、内側球通路23aへ流入したパチンコ球B1は下端開口25aから排出され始動入賞口13へ入賞し易くなっており、外側球通路23bへ流入したパチンコ球B2は下端開口25bからガイドレール9に沿って遊技盤8下部のアウト球口34からアウト球として排出される。そこで、例えば装飾部材20が不透明な場合は遊技者にとっては通常前記内・外側球通路23a,23bは視認できないことから、装飾部材20の裏側に飛入したパチンコ球Bは一瞬見えなくなって予想外のところから流出してくることとなり、これにより遊技内容に変化が持たせられることとなって遊技の興味が増す。なお、図示は省略するが、前記装飾部材20を単に板状のみの形状とし、該装飾部材20で覆われる遊技盤8の前面に複数の障害釘10,10…を植設しておいても良い。 【0015】更に、遊技盤8の前面に取着されるランプ31,31や発光ダイオード32,32…などの発光体はその周囲を内周壁28,30、更には外周壁21で囲われることとなり、これにより装飾部材20の裏面を流下するパチンコ球が衝突することが防止され、発光体を保護するとができる。 【0016】図6,図7は前記レール飾り部材15と装飾部材20とを合成樹脂により一体に成形したものであり、このように一体成形することにより、本実施の形態と同等の効果が得られるばかりか、その成形が容易になると共に、組付作業も簡単になし得る。なお、同一部位は本実施の形態と同一符号を付すことよって説明を割愛する。 【0017】 【発明の効果】以上述べたように本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技盤の前面に遊技領域を囲う円弧状のガイドレールを敷設し、前記遊技領域に障害釘,入賞口等の盤面部品を装着し、前記ガイドレールの外側には該ガイドレールを囲むようにしてレール飾り部材を装着してなるパチンコ遊技機において、前記遊技領域の遊技盤の前面に、パチンコ球が通過し得るように所定の間隔を離して前記遊技盤の前面の一部を覆い隠しかつデザイン的に統一性が有るようにレール飾り部材と連続する装飾部材を配設するようにしたので、従来にない極めて斬新なデザインを現出させることができ、商品価値か高められるという効果を有する。 【0018】また、装飾部材が不透明な場合は、遊技領域に打ち込まれたパチンコ球が前記装飾部材の裏側に飛入すると、該パチンコ球は一瞬見えなくなって予想外のところから流出して来ることとなるので、遊技内容に変化が持たせられ遊技の興趣が増し、遊技客へのサービス向上に寄与する。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000161806 【氏名又は名称】京楽産業株式会社
|
| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月18日 |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開平11−4935 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月12日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−179076 |
|