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【発明の名称】 パチンコ球通過検出スィッチ
【発明者】 【氏名】高橋 淳

【氏名】大見 寛

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】パチンコ球の通過を電気信号として感知する機構に於いて、電気信号発生源として圧電素子を用い、その圧電素子に力を与えるのに、物の通過により蓄積されたばね力にて、又はばね力にて駆動される梃子によって為すスィッチ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機械の球通過検出に主として用いられる、と共に、広い産業分野にて、計数装置の電気的スィッチとして用いられる。
【0002】
【従来の技術】パチンコ球通過検出スィッチとしては、周知の如く、接点の接触によるマイクロスィッチや、光の遮断によるフォトセンサー、静電容量変化による近接センサー等が有る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスィッチでは、例えば、電気接点を持つ物では接点の磨耗や酸化により使用回数に制限が有り、光の遮断による物では汚れで誤作動が有り、静電容量による物では価格が高い、等の点を解決しようとするものである。現在では、パチンコ機は長寿命による安定性の為、静電方式が一般的に用いられているが、電磁波発生機を用いて機械を故意に誤作動させ不正な利益を得る問題が有る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性エネルギーを与える事によって電気エネルギーに変換される圧電素子を用い、それを叩く事によって電気信号を発生させる機構に依って、劣悪な環境でも長期間の使用に耐え信頼性の高いスィッチとなる。又、パチンコ機の電磁波発生機による不正行為に対しては、本発明のスィッチは、パチンコ球を通過させなければ動作しないので、防ぐ事が出来る。
【0005】
【作用】圧電素子は、結晶が収縮・膨張すると結晶表面に電荷が現れる物であり、与えた弾性エネルギーに対して100%に近い変換効率で電気エネルギーに変換される特徴を持つ。その圧電素子に大きなエネルギーを与えるには、感知対象物が通過する際に、その通過分のエネルギーをばねに蓄え、通過した瞬間に衝撃力として作用させれば、有効に伝える事が出来、電気信号として捉えうる。
【0006】
【実施例】捻りコイルばねと梃子を用いた実施例を図1に、その部品分解図を図2に示し、動作説明する。感知対象物である球体1が筐体2の通過穴2aを通過する際、球体1が梃子3を押し下げる。梃子3の回転軸部3aに挿入された捻りコイルばね4は、球体1が梃子3に接して通過する間、ばねとしてのエネルギーが蓄積され、球体1が離れた瞬間に梃子3を衝撃的に圧電素子5に打ちつける様に作動する。その衝撃によって発生した電荷を2つの電極板6にて捉える事によって、スィッチ機能を果たす。図3・4は、板ばねそのものが圧電素子を打ちつける例のスィッチ・部品分解図であり、前記と同様、板ばね7が球体1にてエネルギーが蓄積され、圧電素子5を打ちつける。尚、捻りコイルばね4・板ばね7共、予撓みを以って装着されており、この事によってより大きなエネルギーを蓄えうる。
【0007】
【発明の効果】上記の理由により、圧電素子を用いた本発明のスィッチは、接点を持たない為磨耗による寿命の問題もなく長寿命であり、フォトセンサーの場合の様に空気の汚れで機能が損なわれる事もなく、静電センサーの様に電磁パルスによって誤作動を引き起こされる事も無いので、信頼性の高いスィッチとして機能しうる。尚、圧電素子そのものは、ライター等にも用いられ大量使用されている物であり、小さな体積で信号としては十分な電力を発揮しうるので、叩くだけの簡単な機構で済む事も含め、低価格にてスィッチを構成しうる。
【出願人】 【識別番号】597057564
【氏名又は名称】有限会社ハイメック
【識別番号】597057575
【氏名又は名称】大見 寛
【出願日】 平成9年(1997)6月17日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−4933
【公開日】 平成11年(1999)1月12日
【出願番号】 特願平9−196332