| 【発明の名称】 |
回胴式遊技機装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】久木野 宏幸
|
| 【要約】 |
【課題】ビッグボーナスゲームが当たったときに、レギュラーボーナスゲームを2回行うことができる型の回胴式遊技機装置において遊技性の向上を図ることができる回胴式遊技機装置を提供する。
【解決手段】ビッグボーナスゲームが成立したときに、チャンスゲームの抽選を行い、その抽選に当選したときに、ビッグボーナスゲームが終了した後、チャンスゲームを実行する。また、チャンスゲームは、チャンスゲーム中にビッグボーナスゲームが当たったとき、チャンスゲーム中のゲーム数が予め定めた所定の回数だけ行われたとき、又はチャンスゲーム中に払出したメダル枚数から遊技者が投入した投入メダル枚数を引いた値が予め定めた所定の値になったときにチャンスゲームを終了する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ビッグボーナスゲームが当たったときに、レギュラーボーナスゲームを2回行うことができる型の回胴式遊技機装置において、ビッグボーナスゲームが成立したときに、チャンスゲームの抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段による抽選の結果を判断する判断手段と、前記判断手段で当たったと判断したときに、ビッグボーナスゲームが終了した後、チャンスゲームを実行するチャンスゲーム実行手段と、前記チャンスゲーム実行手段によるチャンスゲーム中にビッグボーナスゲームが当たったとき、前記チャンスゲーム中のゲーム数が予め定めた所定の回数だけ行われたとき、又は前記チャンスゲーム中に払出したメダル枚数から遊技者が投入した投入メダル枚数を引いた値が予め定めた所定の値になったときにチャンスゲームを終了する終了手段とを設けたことを特徴とする回胴式遊技機装置。 【請求項2】 1のゲーム中に入賞がなかったときに、予め定めた所定の確率で、新たなメダルを投入することなく次の1ゲームを行うことができる再遊技ゲームが当たる抽選を行う再遊技抽選手段と、前記再遊技抽選手段で当たったときに、再遊技ゲームを実行する再遊技手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の回胴式遊技機装置。 【請求項3】 前記チャンスゲームに当たったことを外部装置に知らせるCG信号を中継する信号中継手段と、前記信号中継手段に接続される、リレーを用いて電気的に絶縁した状態で前記信号を送受するインターフェイス回路とを同一の端子板上に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の回胴式遊技機装置。 【請求項4】 前記チャンスゲームに当たったことを外部装置に知らせるCG信号は動作信号が正の信号であり、前記インターフェイス回路のリレーのコイルの一方は0Vに接続され、他方が前記CG信号が入力する端子に接続されていることを特徴とする請求項3記載の回胴式遊技機装置。 【請求項5】 前記再遊技ゲームに当たったことを外部装置に知らせる再遊技信号を中継する信号中継手段と、前記信号中継手段に接続される、リレーを用いて電気的に絶縁した状態で前記信号を送受するインターフェイス回路とを同一の前記端子板上に設けたことを特徴とする請求項3記載の回胴式遊技機装置。 【請求項6】 前記再遊技ゲームに当たったことを外部装置に知らせる再遊技信号は、動作信号が正の信号であり、前記インターフェイス回路のリレーのコイルの一方は0Vに接続され、他方が前記再遊技信号が入力する端子に接続されていることを特徴とする請求項5記載の回胴式遊技機装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、遊技メダルを用いて遊技を行う回胴式遊技機装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】回胴式遊技機装置には、ビッグボーナスゲームが当たったときに、レギュラーボーナスゲームを2回行うことができるタイプと、レギュラーボーナスゲームを3回行うことができるタイプとがある。ビッグボーナスゲームが出現したときに、レギュラーボーナスゲームを3回行うことができるタイプの回胴式遊技機装置は、ビッグボーナスゲームが終了する条件を満たすまでの間に、レギュラーボーナスゲームを3回と、通常のゲームを27回行う権利が得られる。また、このタイプの回胴式遊技機装置は、一回のビッグボーナスゲーム中に遊技者が獲得することができるメダルの枚数は、最大で凡そ400枚程度となるように設計されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】これに対して、ビッグボーナスゲームが出現したときに、レギュラーボーナスゲームを2回行うことができるタイプの回胴式遊技機装置は、一回のビッグボーナスゲーム中に遊技者が獲得することができるメダルの枚数は、レギュラーボーナスゲームを3回行うことができるタイプのものに比べて少なく、したがってレギュラーボーナスゲームを3回行うタイプのものに比べて2回行うタイプは人気がなかった。このため、レギュラーボーナスゲームを2回行うタイプの回胴式遊技機装置については、改良が望まれていた。 【0004】本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、ビッグボーナスゲームが当たったときに、レギュラーボーナスゲームを2回行うことができる型の回胴式遊技機装置において遊技性の向上を図ることができる回胴式遊技機装置を提供することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するための本発明は、ビッグボーナスゲームが当たったときに、レギュラーボーナスゲームを2回行うことができる型の回胴式遊技機装置において、ビッグボーナスゲームが成立したときに、チャンスゲームの抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段による抽選の結果を判断する判断手段と、前記判断手段で当たったと判断したときに、ビッグボーナスゲームが終了した後、チャンスゲームを実行するチャンスゲーム実行手段と、前記チャンスゲーム実行手段によるチャンスゲーム中にビッグボーナスゲームが当たったとき、前記チャンスゲーム中のゲーム数が予め定めた所定の回数だけ行われたとき、又は前記チャンスゲーム中に払出したメダル枚数から遊技者が投入した投入メダル枚数を引いた値が予め定めた所定の値になったときにチャンスゲームを終了する終了手段とを設けたことを特徴とするものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に本発明の第1実施例を図1乃至図8を参照して説明する。図1は本発明の一実施例である回胴式遊技機装置の概略正面図である。図1において、1は回胴式遊技機装置の機枠であり、機枠1の前面には前面枠2が開閉自在に装着されている。前面枠2の前面には前面板3が装着され、その前面板3の前面に7セグメント表示素子やLEDを備えた貯留メダル枚数表示部15、払出しメダル枚数表示部16、ストップランプ17〜19、回胴回転装置の表示窓20x等が設けられている。また、前面板3の下部にはメダル払出し口6、メダル受け皿4が設けられている。 【0007】前面枠2の中央部にはメダル投入口10、回胴回転装置の始動スイッチ5、回胴回転装置の停止ボタン7〜9、貯留メダル投入ボタン11a、貯留メダル清算ボタン11b、貯留メダルと投入メダルのいずれを使用するかを選択する選択ボタン12等が設けられている。更に、前面枠2の中央部にはカード読み取り装置31を操作するための操作スイッチであるメダル貸しスイッチ14aやカード返却スイッチ14bと、7セグメント表示素子やLEDを備えたメダル貸し可表示やカード残高表示等を行う表示部13が設けられている。30は、カード読み取り装置31を備える台間メダル貸し装置である。 【0008】図2は本発明の一実施例である回胴式遊技機装置の前面板を開いた状態の概略斜視図である。前面板3後方の機枠1内には、外部装置との間で信号を送受信するユニットである集中端子板27、リセットスイッチ24、外部のメダル供給装置からメダルを供給するためのメダル補給用穴21、供給されたメダルを貯留するホッパーバケット22及び入賞となったときに所定数のメダルを排出するメダル排出装置23等が設けられている。メダル排出装置23はカードの情報等に基づいて貸しメダルを排出するとともに、入賞となったときに所定のメダルを排出するためのものである。機枠1内には、上記のもの以外に、電源部25、遊技機制御用の主CPU基板を備える制御部26等が設けられている。また、台間メダル貸し装置30と回胴式遊技機装置はDSUB−25PINコネクタが接続されたケーブル32により接続されている。100は中継用端子板である。尚、20a〜20cは回胴回転装置20の回胴、28はスピーカ、29はゲーム状態を表示するランプである。 【0009】回胴式遊技機装置における遊技は、まず、メダルをメダル投入口10へ直接投入するか、又は、貯留装置(ソフト的に貯留メダル数を管理するもの)に貯留されているメダルを貯留メダル投入ボタン11aを押圧して投入するかのいずれかの方法を選択ボタン12によって選択する。そして、例えば所定数のメダルを投入した後に、回胴回転装置20の始動スイッチ5を操作して回胴を回転させ、次に停止ボタン7〜9を任意に順次押圧して回胴を停止させる。回胴が停止したとき、回胴回転装置20の表示窓20xの上、中、下の有効ライン上及び斜めの有効ライン上のいずれかに予め定めた絵柄が揃ったときに入賞となり、揃った絵柄に対応する所定数のメダルがメダル排出装置23によってメダル払出し口6からメダル受け皿4に払い出される。入賞がなければ、メダルの払出しは行われない。また、払い出されたメダルは、貯留ゲームのときは貯留枚数が50枚になるまでは、貯留装置に貯留され、貯留枚数が50枚を越える分はメダル払出し口6から払い出される。 【0010】回胴式遊技機装置のメダル排出装置23は、台間メダル貸し装置30からの情報に基づいてメダルを排出する。排出されるメダルは、貯留装置が使用可能な状態のときは貯留枚数が50枚になるまでは、貯留装置に貯留され、貯留枚数が50枚を越える分はメダル払出し口6から払い出され、また貯留装置を使用していないときには、直接、メダル払出し口6からメダル受け皿4に払い出される。 【0011】また、本実施形態の回胴式遊技機装置は、各種のボーナスゲームを行うことができる。ボーナスゲームは遊技中に3つの回胴が予め定めてある「7−7−7」等の絵柄が揃うなどして特定の状態になったときに、次のゲームの当たりが容易になるゲームをいう。本実施形態のボーナスゲームには、絵柄の種別を特定することによって、ビッグボーナスゲーム、レギュラーボーナス、及びスモールボーナスゲームが設定されている。 【0012】ビッグボーナスゲームは、例えば3つの回胴が「7−7−7」の図柄を表示して停止したときに当たりとなる。ビッグボーナスゲームでは、ビッグボーナスゲームが終了する条件を満たすまでの間に、レギュラーボーナスゲームを2回と、通常のゲームを30回行う権利が得られる。ビッグボーナスが出現するための入賞確率は、ゲームで投入するメダルの枚数、遊技状態のセットによって異なるが、メダル3枚のとき、最大で1/350としている。 【0013】レギュラーボーナスゲームは、例えば「BAR−BAR−BAR」の図柄が揃ったときに当たりとなる。レギュラーボーナスゲームの中での入賞の図柄は、例えば「JAC−JAC−JAC」である。レギュラーボーナスゲームは特別な役付きのゲームであり、「JAC−JAC−JAC」の図柄が揃うと入賞となるゲームを12回行うことができる。通常、この12回のうち8回は入賞するように設計されている。レギュラーボーナスゲームの入賞メダル数は、約15枚である。レギュラーボーナスが発生する確率は、2/1500とする。 【0014】スモールボーナスゲームはある条件が整ったとき(抽選で当たったとき)、例えば「STAR−STAR−STAR」の図柄が揃ったときに、出現確率を10倍に変化させて行うことができるゲームをいい、このスモールボーナスゲームの入賞確率は、通常時の1/50とする。また、本回胴式遊技機装置では、上記の各種のボーナスゲームの他に、チャンスゲームを行うことができる。チャンスゲームは、ビッグボーナスゲームが成立したときに、引き続いてチャンスゲームの抽選を行い、この抽選に当たるとビッグボーナスゲームが終了した後に、行うことができるゲームをいい、従来の装置にない新しいボーナスゲームである。チャンスゲームが出現する確率は、遊技状態のセットとは無関係にメダル3枚で9/10、メダル2枚で7/10、メダル1枚で5/10とする。チャンスゲームは、例えば「CG−CG−CG」の図柄が揃ったときに、行うことができる。チャンスゲームでは、ビッグボーナスゲームを含む通常のゲームを、次に説明する終了条件が整うまで行うことができる。このチャンスゲームの終了条件は、ビッグボーナスゲームに当選しきとき、チャンスゲーム中のゲーム数が240回になったとき、或いはチャンスゲーム中の「(払出しメダル枚数)−(投入メダル枚数)」が400枚になったときである。ただし、400枚の中にはビッグボーナスゲーム及びレギュラーボーナスゲームによる純増枚数は含まない。 【0015】また、本回胴式遊技機装置では、再遊技ゲームを行うことができる。再遊技ゲームとは、一回のゲーム中に入賞がなかったときには、1/7.3の確率で抽選を行い、この抽選に当たったときには、すなわち予め定めた図柄が出現したときには、次の1ゲームをメダルを投入しないで行うことができるゲームをいう。再遊技ゲーム中に入賞があれば、メダルが払いだされる。一回のゲーム中に入賞があったときには、この再遊技ゲームを行うことはできない。 【0016】更に、本回胴式遊技機装置では、一般ゲームを備えている。一般ゲームは「レモン」や「チェリー」などの果物の図柄を揃えるゲームをいい、ボーナスゲームのような特別の役が付かなゲームをいう。一般ゲームの入賞メダル数は、図柄によって異なるが、2〜6枚である。図3乃至図6は、本実施形態の回胴式遊技機装置のフローチャートである。以下、図3乃至図6を参照して本装置の処理手順について説明する。遊技者が、例えば3枚のメダルを投入するとゲームが開始され(ステップS1)、本処理手順が実行される。投入されたメダルの枚数は集中端子板を介して外部装置に送られる(ステップS2)。ステップS3で遊技者が始動スイッチ5を押し、更に遊技者が順次停止ボタンを押すと、ステップS4に移行して、先ずビッグボーナスゲームの抽選を行う(ステップS4)。すなわち、回胴の図柄をビッグボーナスゲームの当たりの図柄(例えば、「7−7−7」)にするか否かの抽選を行う。ステップS5では、ビッグボーナスゲームに当たったか否かを判断する。ビッグボーナスゲームに当たったときには、外部装置にビッグボーナスゲームに当たったことを知らせるために、ステップS6でBB信号を集中端子板を介して送出する。ステップS7では、15枚のメダルを払出し、メダル払出信号を集中端子板を介して外部装置に送出する(ステップS8)。ステップS9では、CG(チャンスゲーム)フラグがONであるか否かを判断する。初期状態は、OFFとなっいる。すなわち通常のビッグボーナスゲームであるので、ステップS10でチャンスゲームの抽選を行い、チャンスゲームに当たったか否かを判断する(ステップS11)。このチャンスゲームに当たっていれば、ステップS12でCG信号を集中端子板を介して外部装置に送出し、ステップS13でCGフラグをONにしてステップS16に移行し、BBゲームを行う。このCGフラグのONは、チャンスゲームを行う権利が発生したことを意味し、またCGフラグは、後にチャンスゲームを終了する条件が整ったときに、OFFとする。チャンスゲームはBBゲームの終了後に、行うことができる。一方、このチャンスゲームに外れたときには、直ちにステップS16に移行する。また、ステップS9の判断で、CGフラグがONであるとき、すなわちチャンスゲーム中にBBゲームに当たったときには、ステップS14でCG信号の送出を停止し、CGフラグをOFFにして(ステップS15)、すなわちCGゲームを終了してステップS16に移行して通常のBBゲームを行う。 【0017】ステップS16では、BBゲームの基準によるメダル投入の確認、投入メダル枚数信号送出、スタートスイッチの押圧の確認、停止ボタンの押圧の確認、そして入賞の抽選までを行う。ステップS17では、入賞したか否かを判断し、入賞していれば、メダルを払出し(ステップS18)、メダル払出信号を集中端子板を介して外部装置に送出して(ステップS19)ステップS20に移行する。一方、ステップS17で入賞がなければ、直ちにステップS20に移行する。 【0018】ステップS20では、BBゲームが終了か否かを判断する。すなわち、2回のRBゲームと30回の通常のゲームを行ったか否かを判断する。そして、BBゲームが終了していなければ、ステップS16に戻ってBBゲームを行い、終了する場合は、ステップS21に移行してBB信号の送出を停止して、ステップS210に移行してCGフラグがONであるか否かを判断する。CGフラグがONであれば、ステップS1に戻ってメダルの投入を待ち、CGフラグがOFFであれば、ゲームを終了する。BBゲームは一回行うとゲーム終了となり、外部装置から集中端子板を介してリセット信号が送られてくるまでは、ゲームを行うことができない。 【0019】ステップS5でBBゲームにはずれたときは、図4のステップS22に移行してレギュラーボーナスゲームの抽選を行う。ステップS23では、レギュラーボーナスゲームに当たったか否かを判断する。RBゲームに当たっていれば、RB信号を集中端子板を介して外部装置に送出して(ステップS24)メダルを払出し(ステップS25)、メダル払出し信号を集中端子板を介して外部装置に送出する(ステップS26)。ステップS27では、RBゲームを行う。すなわち、ステップS27では、RBゲームの基準によるメダル投入の確認、投入枚数信号送出、スタートスイッチの押圧の確認、停止ボタンの押圧の確認、入賞の抽選までの処理を行い、ステップS28に移行する。ステップS28では、入賞したか否かを判断する。入賞していなければ、直ちにステップS31に移行し、入賞していれば、メダルを払出し(ステップS29)、メダル払出信号を集中端子板を介して外部装置に送出した後に(ステップS30)ステップS31に移行する。ステップS31では、RBゲームが終了したか否かを判断する。RBゲームは特別な役付きのゲームであり、例えば「JAC−JAC−JAC」の図柄が揃うと入賞となるゲームを12回行うことができる。このRBゲームが終了していなければ、ステップS27に戻ってRBゲームを行い。RBゲームが終了していれば、ステップS32でRB信号の送出を停止してステップS33に移行する。ステップS33では、チャンスゲーム中であるか否かを判断するために、CGフラグがONか否かを判断する。ONでなければステップS1に戻って、メダルの投入を待つ。また、ONであれば図6のステップS58に移行して、チャンスゲームを行う。 【0020】ステップS58では、チャンスゲームを240回行ったか否かを判断する。240回未満であれば、直ちにステップS1に戻って、次のチャンスゲームを行う。また、240回であれば、チャンスゲームを終了するために、ステップS59でCG信号の送出を停止し、CGフラグをOFF(ステップS60)にした後、ステップS1に戻って、メダルの投入を待つ。 【0021】図4のステップS23でRBゲームの抽選に外れたときには、スモールボーナスゲームに移行する。まず図5のステップS34に移行して、10倍モードになっているか否かを判断する。初期設定では、1倍モードである。10倍モードでなければ、ステップS35に移行して10倍にするか否かの抽選を行う。ステップS36では、10倍の抽選に当たったか否かを判断する。この抽選に当たれば、10倍の確率で入賞する10倍モードのスモールボーナスゲームに設定してスモールボーナスゲームの抽選を行い(ステップS37)、外れればステップS40に移行して1倍モードのスモールボーナスゲームに設定してスモールボーナスゲームの抽選を行う。また、ステップS34の処理で、既に10倍モードになっていれば、ステップS38に移行して10倍モードから1倍モードに戻すか否かの抽選を行う。ステップS39では、この抽選に当たったか否かを判断し、当たっていれば1倍モードのスモールボーナスゲームに設定してスモールボーナスゲームの抽選(ステップS40)を行い、外れれば、ステップS37移行して10倍モードのスモールボーナスゲームに設定してスモールボーナスゲームの抽選を行う。 【0022】ステップS41では、スモールボーナスゲームに当たったか否かを判断する。当たっていれば、SB信号を集中端子板を介して外部装置に送出した後に(ステップS42)、メダルを払出し(ステップS43)、メダル払出信号を集中端子板を介して外部装置に送出する(ステップS44)。ステップS45では、スモールボーナスゲームを終了するためにSB信号の送出を停止して、図4のステップS33に移行する。ステップS33では、CGフラグがONか否かの判断を行い、前記の処理と同様の処理を行う。一方、ステップS41でSBゲームに外れたときには、ステップS46に移行して、チャンスゲーム中の一般ゲームか通常の一般ゲームであるかを判断する。すなわち、CGフラグがONか否かを判断する。ONでなければ、ステップS47で一般ゲームの抽選を行う。ステップS48ではこの抽選の判断を行い、当たれば、ステップS49でメダルを払出し、メダル払出信号を集中端子板を介して外部装置に送出して(ステップS50)、ステップS1に戻り、メダルの投入を待つ。また外れれば、ステップS51に移行して再遊技の抽選を行い、再遊技に当たれば、ステップS3に移行してメダルを投入することなく次のゲームを行うことができ、外れればステップS1に戻り、メダルの投入を待つ。 【0023】一方、ステップS46の判断でCGフラグがONあれば、図6のステップS53に移行して、チャンスゲーム中の一般ゲームの抽選を行う。ここで、CGゲーム以外の一般ゲームでは、常に入賞確率をもっているのに対して、CGゲーム中の一般ゲームは入賞の確率をソフト的に制御しない、所謂、目押しの状態の機能を有する。具体的には、CGゲーム中の一般ゲームでは、2番目の回胴の停止を遊技者による停止ボタンの押圧に任せている。すなわち、遊技者は、自由に2番目の回胴の停止を制御することができる。かかる目押し機能を有することにより、本実施形態の装置は、従来の装置にない、興趣を有するものとなる。 【0024】ステップS54では、この抽選に当たったか否かを判断する。この抽選に外れた場合は、直ちにステップS58に移行し、この抽選に当たっていれば、メダルを排出して(ステップS55)、メダル払出信号を集中端子板を介して外部装置に送出して(ステップS56)ステップS57に移行する。ステップS57では、純増メダル数、(すなわち、払出しメダル枚数−投入メダル枚数)が400枚であるか否かの判断を行う。400枚未満であれば、ステップS58に移行して、前記のステップS58の処理を行い。400枚であれば、チャンスゲームを終了するためにステップS59に移行して、前記の処理を行う。 【0025】図7は集中端子板のブロック図である。入力端子1〜7及び出力端子20と、出力端子1〜7及び入力端子20とは外部装置(例えば遊技場に設置された多数の回胴式遊技機装置を管理する中央管理装置)と接続するための端子、入力端子8,9,10と出力端子8,9,10は時間測定回路300を介して回胴回転装置の停止時間を測定するための端子、入力端子11,12は回胴式遊技機装置等から供給されるDC24Vを受けて各部品に必要な電圧DC5Vに変換して供給する電源回路400と接続された端子である。 【0026】図8は集中端子板に設けられたインターフェイス回路の詳細図である。本インターフェイス回路278は、直列に接続された抵抗RとコンデンサC、ダイオードD及びリレーRLYを備えている。リレーRLYは回胴式遊技機装置と中央管理装置との間において、両者間の電気的絶縁を保持しつつ、制御情報(デジタル信号)の送受を可能にするものである。なお、直列に接続された抵抗RとコンデンサCはリレー接点の火花防止用、ダイオードDはリレー回路遮断時にリレーの両端に誘起される過大起電力によるリレーの破壊防止用に設けられたものである。 【0027】投入メダル枚数信号用端子(入力端子1,出力端子1)及びインターフェイス回路(リレーRLY1,D4,R15,C5)は、遊技者が回胴式遊技機装置にメダルを投入したときに、そのメダル投入の信号を中央管理装置に送出するためのものである。払出メダル枚数信号用端子(入力端子2,出力端子2)及びインターフェイス回路(リレーRLY2,D5,R16,C6)は、回胴式遊技機装置が入賞メダルを払出したときに、その枚数に応じたパルス信号を中央管理装置に送出するためのものである。BB信号用端子(入力端子3,出力端子3)及びインターフェイス回路(リレーRLY3,D6,R17,C7)は、遊技状態がビッグボーナスゲームになったときに、ON信号を中央管理装置に送出するためのものである。RB信号用端子(入力端子4,出力端子4)及びインターフェイス回路(リレーRLY4,D7,R18,C8)は、遊技状態がレギュラーボーナスゲームになったときに、ON信号を中央管理装置に送出するためのものである。SB信号用端子(入力端子5,出力端子5)及びインターフェイス回路(リレーRLY5,D8,R19,C9)は、遊技状態がスモールボーナスゲームになったときに、ON信号を中央管理装置に送出するためのものである。CG信号用端子(入力端子6,出力端子6)及びインターフェイス回路(リレーRLY6,D9,R20,C10)は、遊技状態がチャンスゲームになったときに、ON信号を中央管理装置に送出するためのものである。再遊技ゲーム用端子(入力端子7,出力端子7)及びインターフェイス回路(リレーRLY7,D10,R21,C11)は、遊技状態が再遊技ゲームになったときに、ON信号を中央管理装置に送出するためのものである。 【0028】リセット信号用端子(出力端子20,入力端子20)及びインターフェイス回路(リレーRLY8,D11,R22,C12)は、中央管理装置から制御部26にリセット信号を送出するためのものである。尚、本実施例では、リセット信号用端子として、出力端子20と入力端子20とを設けており、インターフェイス回路(リレーRLY8,D11,R22,C12)の出力を、制御部26に接続することとしている。 【0029】次に、集中端子板の動作について説明する。本実施形態では、投入メダル枚数信号、払出しメダル枚数信号、BB信号及びRB信号については、動作信号として0Vを使用している。これらの信号の各インターフェイス回路のリレー用コイル一方はDC24Vに接続されいてるので、信号がないときには、各入力端子には、24Vが印加され、したがって各リレーは動作しない。そして各信号の入力端子に、動作信号0Vが入力するとリレーが動作して、その信号が中央管理装置に送られる。 【0030】ところで、投入メダル枚数信号、払出しメダル枚数信号、BB信号及びRB信号については、どの型の遊技装置でも、必ず使用されるので、これらの信号の端子は、線が接続されない開放状態となることはない。一方、SB信号、CG信号及び再遊技信号については、遊技装置の種類によっては、使用されない場合がある。通常の遊技装置では、不正防止のため未使用端子は全てアースに接続される。ここで、SB信号、CG信号及び再遊技信号用のインターフェイス回路を投入メダル枚数信号などと同じ構成にすると、これらの信号のうち使用されない入力端子はアースに接続されるので、使用しない信号用のインターフェイス回路のリレーは励磁された状態となる。例えば、いま、SB信号用のインターフェイス回路が投入メダル枚数信号用のインターフェイス回路と同じ構成であり、しかもSB信号の入力端子が使用されずに、アースに接続されているとする。この場合、図8から明らかなように、リレー用コイルの一方にはDC24Vが印加されているので、SB信号の入力端子がアースに接続されていると、この信号のリレー用コイルが励磁された状態となる。このように使用していないインターフェイス回路のリレー用コイルが励磁された状態になるのは問題である。そこで、本実施形態では、SB信号、CG信号及び再遊技信号については、動作信号として24Vを使用している。また、リレー用コイルの一方の端子をアースに接続している。したがって、24Vの動作信号が入力すると、リレーが励磁されてSB信号が中央管理装置に送られる。また、SB信号、CG信号及び再遊技信号のうち使わない信号については、使わない信号の入力端子がアースに接続されても、これらのインターフェイス回路のリレーが励磁されることはない。このにように、動作信号を24Vとし、インターフェイス回路のリレーの一方の端子を0Vに接続した構成は、従来の装置にはなく、独創的なものであり、本発明の特徴部分の一つでもある。 【0031】また、本実施形態の回胴式遊技機装置は、遊技者が磁気カードを台間メダル貸し装置30のカード読み取り装置31に挿入すると、カード読み取り装置31がそのカードの残高を読み取り、その残高を回胴式遊技機装置の表示部13に表示する。そして、遊技者が、メダル貸しスイッチ14aを押圧すると、その信号がカード読み取り装置31に送られカード読み取り装置31は所定数の貸しメダルを排出する信号をインターフェイス回路を介して制御部26に送出する。制御部26はその信号を受けて、前述の手順によりメダル排出装置23を制御して所定数の貸しメダルを排出する。遊技の途中で、メダルが少なくなったときには、メダル貸しスイッチ14aを押圧することにより、容易にメダルを補給することができる。遊技を終了するときには、カード返却スイッチ14bを押圧する。カード読み取り装置31はカード返却スイッチ14bからの信号を受けると、挿入されたカードを返却する。 【0032】遊技中に、有効ライン上に例えば「7−7−7」の図柄が出現したときにはビッグボーナスゲームとなり、そのビッグボーナスゲームではレギュラーボーナスゲームが2回と通常のゲームが30回行われたときに終了する。そして、ビッグボーナスゲームが終了したときには装置を一時的に打ち止め状態とする。ところで、ビッグボーナスゲームになると、制御部26は入力側端子3にオン信号を送る。この信号はインターフェイス回路(リレーRLY3等)を介して出力端子3に送られ、更に中央管理装置に送られる。ビッグボーナスゲームが終了すると、制御部26は入力端子3に送っていたオン信号をオフ信号とする。中央管理装置はこのオフ信号を受けると、リセット信号をリセット信号入力端子20に送る。このリセット信号はインターフェイス回路(リレーRLY8等)を介して出力端子20に送られ、更に制御部26に送られる。制御部26は、このリセット信号を受けると、装置を一時的打ち止め状態から正常な状態に復帰させる。 【0033】また、本実施例のインターフェイス回路は、遊技場等で外部装置と接続して使用する場合でも、外部装置から回胴式遊技機装置方向への信号はリセット信号以外は一切接続することができないようになっているので、外部装置側から回胴式遊技機装置の作動を意図的にコントロールすることは不可能である。 【0034】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ビッグボーナスゲームが当たったときに、レギュラーボーナスゲームを2回行うことができる型の回胴式遊技機装置において、ビッグボーナスゲームが成立したときに、更に抽選によりチャンスゲームを行うことができるようにしたことにより、レギュラーボーナスゲームを3回行うことができる装置に比べても遜色のない程に、遊技性の向上を図ることができる回胴式遊技機装置を提供することができる。 【0035】また、チャンスゲームに当たったことを外部装置に知らせる信号を中継する信号中継手段と、前記信号中継手段に接続される、リレーを用いて電気的に絶縁した状態で前記信号を送受するインターフェイス回路とを同一の端子板上に設けたことにより、チャンスゲームを設けた装置であっても、外部からの管理が容易な回胴式遊技機装置を提供することができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】591225028 【氏名又は名称】株式会社三球電機製作所
|
| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月19日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】半田 昌男
|
| 【公開番号】 |
特開平11−4931 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月12日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−162356 |
|