| 【発明の名称】 |
景品払出しゲーム機 |
| 【発明者】 |
【氏名】落合 健
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| 【要約】 |
【課題】異なる価格や大きさの景品を払出す設定が可能であって、しかも、ゲーム内容の設定が容易に行なえる。
【解決手段】ゲーム結果に基づいて、景品の払出しを行う景品払出しゲーム機であって、景品20を払い出す複数のモータ17及びプライズバーPB0〜PB9と、複数のプライズバーPB0〜PB9のうちの1つを選択するスイッチ15と、選択されたプライズバーPB0〜PB9のモータ17を制御するCPU1111と、CPU11の制御条件を設定するストップスイッチ15,セットスイッチ16を含む。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ゲーム結果に基づいて、景品の払出しを行う景品払出しゲーム機において、前記景品を払い出す複数の景品払出し手段と、前記複数の景品払出し手段のうちの1つを選択する払出し選択手段と、前記払出し選択手段で選択された前記景品払出し手段を制御する払出し制御手段と、前記払い出し制御手段の制御条件を設定する設定手段とを含むことを特徴とする景品払出しゲーム機。 【請求項2】 請求項1に記載の景品払出しゲーム機において、前記設定手段は、前記景品払出し手段ごとにペイアウト率を個別に設定できることを特徴とする景品払出しゲーム機。 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載された景品払出しゲーム機において、前記設定手段は、前記景品払出し手段を使用するか否かを個別に設定できることを特徴とする景品払出しゲーム機。 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記設定手段は、前記景品払出し手段の払出し動作回数を個別に設定できることを特徴とする景品払出しゲーム機。 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記設定手段は、ゲーム回数、ゲーム難易度、背景画面を含むゲーム条件を設定できることを特徴とする景品払出しゲーム機。 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記設定手段は、ゲーム操作を行なうスイッチを含む少なくとも2つのスイッチによって設定することを特徴とする景品払出しゲーム機。 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記各景品払出し手段の選択回数、ペイアウト実績、総プレイ回数のうちの少なくとも1つを記憶する記憶手段をさらに備えたことを特徴とする景品払出しゲーム機。 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記記憶手段に記憶された選択回数、ペイアウト実績、総プレイ回数のうちの少なくとも1つを表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする景品払出しゲーム機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム結果に応じて、景品を払い出す景品払出しゲーム機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の景品払出しゲーム機は、1台のゲーム機では、略同じ価格の景品のみを払い出していた。また、ゲーム条件を設定する場合に、DIP−SWを操作して、設定していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】したがって、前述した従来の景品払出しゲーム機は、異なる価格の景品を同時に使用することができないので、幅広い年齢層を対象にできないと共に、そのゲームに熟練してきても、さらに、次のステップ(景品獲得)にチャレンジする意欲が削がれていまう、という問題があった。 【0004】また、DIP−SWを操作するには、細い棒状の道具(ドライバー等)や、設定表等が必要であるので、作業が面倒であった。このために、あまり多くの設定があると、その変更作業がかなり面倒であるので、おおざっぱな設定しかできなかった。従って、プレー状況に応じて、ゲーム内容の設定を変更することが難しかった。 【0005】本発明の課題は、異なる価格や大きさの景品を払出す設定が可能であって、しかも、ゲーム内容の設定が容易に行なえる景品払出しゲーム機を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、請求項1の発明は、ゲーム結果に基づいて、景品の払出しを行う景品払出しゲーム機において、前記景品を払い出す複数の景品払出し手段(17,PB0〜PB9)と、前記複数の景品払出し手段のうちの1つを選択する払出し選択手段(15)と、前記払出し選択手段で選択された前記景品払出し手段を制御する払出し制御手段(11)と、前記払い出し制御手段の制御条件を設定する設定手段(15,16)とを含むことを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の景品払出しゲーム機において、前記設定手段は、前記景品払出し手段ごとにペイアウト率を個別に設定できることを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載された景品払出しゲーム機において、前記設定手段は、前記景品払出し手段を使用するか否かを個別に設定できることを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0009】請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記設定手段は、前記景品払出し手段の払出し動作回数を個別に設定できることを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0010】請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記設定手段は、ゲーム回数、ゲーム難易度、背景画面を含むゲーム条件を設定できることを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0011】請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記設定手段は、ゲーム操作を行なうスイッチを含む少なくとも2つのスイッチによって設定することを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0012】請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記各景品払出し手段の選択回数、ペイアウト実績、総プレイ回数のうちの少なくとも1つを記憶する記憶手段(12)をさらに備えたことを特徴とする景品払出しゲーム機。 【0013】請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載された景品払出しゲーム機において、前記記憶手段に記憶された選択回数、ペイアウト実績、総プレイ回数のうちの少なくとも1つを表示する表示手段(18)をさらに備えたことを特徴とする景品払出しゲーム機である。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、図面などを参照して、本発明の実施の形態をあげて、さらに詳しく説明する。図1、図2は、本発明による景品払出しゲーム機の実施形態を示す図であって、図1は、ブロック図、図2は、外観斜視図である。 【0015】この実施形態のゲーム機は、図1、図2に示すように、ゲームのソフト的な進行もしくは機構部分の駆動又は設定制御などを行うCPU11と、ゲームプログラムや、コイン設定,季節設定,難易度設定などの設定内容や、狙われた回数,ペイアウト率,総プレイ回数などのデータ等を記憶するEEPROM12と、各々のモータ17Nが作動しているか否かを検出するモータセンサ13Nと、景品20が払い出されたか否かを検出する景品センサ14と、ゲーム操作を行うストップスイッチ15と、筐体の内側に配置され、設定内容の設定・変更などを行なうセットスイッチ16と、景品20の払出し等の機構部分(プライズバー)を駆動するN個(この実施形態では、10個)のモータ17Nと、ゲームの進行又は解説メッセージなどを表示するディスプレイ18と、ゲーム音又は警報音などを発生するスピーカ19等とを備えている。なお、この他にも、コイン又はカード等により、ゲーム料金を管理する金銭管理部などを備えている。 【0016】このゲーム機は、図2に示すように、10本のプライズバーPB0〜PB9に景品21,22等が掛けられており、ゲームをした結果、プレーヤーが勝つと、プレーヤーが選択した景品21,22等が払い出されるものである。 【0017】図3,図4は、本実施形態に係る払出しゲーム機の設定動作を説明するための図であって、図3は、流れ図、図4は、設定操作の表示を示す図である。 【0018】ここで、各項目の設定に使用されるコマンドは、以下の通りである。「MOV」は、1回の払出し動作でプライズバーを動かす回数を設定するコマンドであり、0〜3の4種類を設定可能である。0に設定すると、そのバーは使用しない(ゲーム中選択できなくなる)。 【0019】「PAY」は、ペイアウト率を設定するコマンドであり、3〜50%(3,4,6,8,10,12,14,16,18,20,22,24,25,33,40,50)の16段階に設定するコマンドである。「SEASON」は、SPRING,SUMMER,X’mas,NEWYEAR,NO(特に季節を指定しないもの)の5種類の季節の設定を行なうコマンドである。 【0020】「LEVEL」は、EASY,NORMAL,HARDの3段階の難易度を設定するコマンドである。「COIN」は、1〜4のコイン数を設定するコマンドである。「CREDIT」は、1〜4のクレジット数を設定するコマンドである。 【0021】「CONFIG DEFAULT」は、実行することにより、全ての設定がデフォルトとなるコマンドである。この実施形態では、MOV=1,PAY=8,SEASON=NO,LEVEL=NORMAL,COIN=1,CREDIT=1に設定されている。 【0022】「HIT」は、そのバーのペイアウト実績(払出し回数を狙われた回数で割ったもの)を示すコマンドである。「TRY」は、そのバーの景品が狙われた回数を示すコマンドである。「ALL」は、総プレー回数を示すコマンドである。TRYとALLは、一定時間毎に交互表示される。「PRIZE DATE CLEAR」は、これを実行すると、HIT,TRY,ALLは全て0となるコマンドである。 【0023】「左矢印(左に向いた三角印で図示),右矢印(右に向いた三角印で図示)),上矢印(上に向いた三角印で図示),下矢印(下に向いた三角印で図示)」は、矢印を選択すると、その方向のページ(画面)に移動するコマンドである。PB0〜PB9は、それぞれ10本のプライズバーを示す。 【0024】セットモードには、セットスイッチ(ボタン)16を押すことによって入ることができる。図3において、セットスイッチ16が押されると、セットモードがスタートする(S100)。次に、「左矢印,右矢印,上矢印,下矢印」コマンドの選択により(S101)、プレー状況の表示(S102)、プライズバーごとの設定(S105)、全体的な設定(S109)に分岐する。 【0025】ここで、図4を参照して、S102,S105,S109についてさらに具体的に説明する。なお、図4において、破線の矢印は、セットスイッチ(ボタン)16を押したときの動きを示し、実線の矢印は、ストップスイッチ(ボタン)15を押したときの動きを示したものである。 【0026】S102のプレー状況の表示では、図4の左上に示すように、「HIT」,「TRY」,「ALL」が表示される。「TRY」と「ALL」は、時間で交互に表示される。ストップスイッチ16を押すことにより、分岐して(S103)、「PRIZE DATA CLEAR」を実行することにより(S104)、「HIT」,「TRY」,「ALL」は、全て0にして、S101に戻る。 【0027】S105のプライズバーごとの設定では、図4の右上に示すように、各プライズバーPB0〜PB9に対して、「MOV」,「PAY」の設定を行なうことができる。「上矢印,下矢印」によって、分岐することによって(S106)、全ての設定をセーブして(S107)、又は、セーブせず(S108)に、セットモードを終了する。 【0028】S109の全体的な設定では、図4の右下に示すように、「上矢印,下矢印」によって、分岐することによって(S110)、「SEASON」をSPRING,SUMMER,X’mas,NEW YEAR,NOに、「LEVEL」をEASY,NORMAL,HARDに、「COIN」を1,2,3,4等に、それぞれ設定し、S101に戻るか、「CONFIG DEFAULT」を実行することによって、全ての設定をデフォルトにして(S111)、S101に戻る。 【0029】本実施形態は、以上のように、2つのスイッチ15,16と、ディスプレイ18とを用いて設定でき、道具や設定表を必要としないので、設定操作が簡単に行る。通常、このようなゲーム機は、DIP−SWによってペイアウト率等の設定変更を行っていたが、本実施形態では、上述したような設定を設け、これらのきめ細かい設定をソフトウェア(セットモード)によって、簡単に変更することができる。 【0030】図5,図6は、本実施形態に係る払出しゲーム機の払出し動作を説明するための図であって、図5は、流れ図、図6は、動作を示す斜視図である。ゲーム結果に応じて、景品払い出しをスタートすると(S200)、指定されたバー(例えば、N番目)の設定をEEPROM12から読み出し(S201)、N番目のモータ17Nをオンする(S202)。 【0031】景品センサ14がオンか否かを判断し(S203)、否定の場合には、モータセンサ13がオンか否かを判断し(S204)、正常に動作している場合には(S205)、景品切れ処理をして(S206)、処理を終了する。 【0032】S203において、肯定された場合には、モータセンサ13Nがオンか否かを判定し(S207)、正常の場合には、モータ17Nをオフして(S208)、処理を終了する。 【0033】S207において、否定された場合には、タイムオーバーか否かを判断し(S209)、否定された場合には、S207に戻り、肯定された場合には、モータエラー処理を行い(S210)、処理を終了する。 【0034】ここで、図6(A)に示すように、プライズバーPB0は、小さな景品21が掛けられているので、動作回数を1回に設定されている。また、図6(B),(C)に示すように、プライズバーPB5,PB7,PB9は、大きな景品22が掛けられているので、動作回数を3回に設定してあり、それらの間のプライズバーPB6,PB8は、使用しない設定にしてある。従って、指定されたプライズバーの設定を読み出し(S201)、規定回数だけ駆動して(S205)、景品が落ちたら(S203)、モータ17を停止すれば、小さな景品21にも、大きな景品22にも対応することができる。 【0035】以上のように、本実施形態は、以下のような効果を奏するものである。 (1)安価な景品と高価な景品の混在が可能であるプライズバーごとに、別々のペイアウト率を設定できるので、安価な景品と高価な景品の混在が可能である。 【0036】(2)小さな景品にも大きな景品にも対応できる一回の払出し動作によって、プライズバーを動かす回数が設定できるので、小さな景品の場合は1回に設定し[図6(A)参照]、大きな景品を動かす場合には3回に設定すればよい[図6(B),(C)参照]。また、大きな景品のとなりのプライズバーは、景品が掛けられないので、使用しない設定にするとよい[図6(C)参照]。通常、このようなゲーム機では、プライズバーに景品がかかっていないとエラーになってしまうが、それを回避することができる。このように、プライズバーの動作回数、使用する/しないの設定を変えることによって、小さな景品にも大きな景品にも対応することができる。また、小さな景品と大きな景品を混在させることも可能である。 【0037】(3)プレー状況に応じて設定を変更することができるある景品が狙われた回数、ペイアウト率の実績(%)、総プレー回数などを表示させることができるので、それを参考にして、プレー状況に応じて設定を変更することができる。 【0038】(4)作業が容易(道具や設定表を必要としない) 画面に表示される情報を見ながら2つのボタン(セットボタンとストップボタン)を操作するだけであるので、道具や設定表は必要なく、作業がきわめて容易である。 【0039】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、異なる価格や大きさの景品を払出すことができ、また、ゲーム内容の設定が容易に行なえる、という効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132840 【氏名又は名称】株式会社タイトー
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月12日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 久男 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−466 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月6日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−154801 |
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