| 【発明の名称】 |
遊技機用制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山森 茂喜
【氏名】小林 仁
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| 【要約】 |
【課題】制御素子が不正に取り替え、改造された場合に、直ちにその事態を発見することができるとともに、制御素子を容易にチェックすることができる遊技機用制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置3aは、上カバー9が、上カバー9の左右の各上固着翼13,13に切断容易に設けられた各ネジ保持部14,14・・の内の左右の一つずつを、各ネジ保持部14,14内に保持されたワンウェイタイプの木ネジによって、下カバー10の左右の取付タブ27,27に螺着することによって、下カバー10に合着されており、CPU11等の制御素子が設置された基板8が、上カバー9によって覆われた状態になっている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 制御素子を設置した基板が上下カバーによって覆われた遊技機用制御装置であって、前記上カバーの左右両端縁に、それぞれ、上カバーから切断容易な複数のネジ保持部が設けられており、左右各端縁のネジ保持部の内の少なくとも1つずつが、ワンウェイタイプのネジによって下カバーに螺着されていることを特徴とする遊技機用制御装置。 【請求項2】 制御素子を設置した基板がシャーシに固着されており、シャーシと一体になった基板が、上下カバーによって覆われた遊技機用制御装置であって、前記シャーシの各コーナー際に基板取付部が一体的に突設されており、それらの基板取付部に、前記基板の各コーナーが固着されていることを特徴とする遊技機用制御装置。 【請求項3】 前記上カバーと前記下カバーとに跨るように識別情報が表示されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用制御装置。 【請求項4】 前記識別情報がレーザ光を利用した印字手段によって表示されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機用制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機に設置される制御装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】遊技機の一種であるパチンコ機には、制御装置が設けられており、内部の基板上にROMやCPU等の制御素子が設置されている。かかる制御素子は、パチンコ機の作動内容を制御するものであるため、パチンコ機が遊技者にとって都合良く作動するように、不正に取り替えられたり不正に改造されたりすることがある。このため、かかる不正を防止するために、図10の如く、制御装置51の左右両側にカバー52とシャーシ53とに跨るように封印シート57,57を貼着する不正防止手段が講じられる。この不正防止手段によれば、制御装置51のカバー52が取り外されると、封印シート57,57が直ちに破れるため、制御素子が不正に取り替えられたり、改造されたりする事態を容易に発見することができる。したがって、パチンコ機が不正遊技者にとって都合良く作動する事態を防止することができる。一方、従来の制御装置51は、基板56の裏面と金属製のシャーシ53とが接触しないように、基板56の各コーナーが筒状体54,54・・を介してネジ55,55・・によってシャーシ53に螺着されており、基板56とシャーシ53との間に隙間が形成されている。なお、基板56の上端際には外部と接続する端子が設置されているため、基板56の左右上方の各コーナーのシャーシ53との螺着部分は、カバー52の外側に露出した状態になっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の如く不正行為防止手段が講じられた制御装置51であっても、カバー52が取り外され、制御素子が不正に取り替えられ、あるいは不正に改造された後に、同一形状の偽造の封印シートが貼着された場合には、不正の事態を容易に発見することができず、パチンコ機が不正遊技者にとって都合良く作動する事態を防止することができない。また、パチンコホールを管轄している警察署がROM等の制御素子をチェックする場合等、正規の目的で制御装置51のカバー52を開放する場合には、再度、封印シート57,57を貼着し直さなければならないので、非常に煩わしい。さらに、従来の制御装置51は、基板56の左右上方の各コーナーとシャーシ53との螺着が不正に解除され、筒状体54,54が外されると、基板56の表面とカバー52との隙間を大きくすることができるため、かかる隙間が利用されて、制御素子が不正に取り替えられ、あるいは不正に改造されることもある。 【0004】本発明の目的は、上記従来のパチンコ機の問題点を解消し、制御素子が不正取り替え、不正改造される事態を防止することができるとともに、万が一、不正取り替え、不正改造された場合には、直ちにその事態を発見することができ、その上、制御素子を容易にチェックすることができる遊技機用制御装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の内、第1の発明の構成は、制御素子を設置した基板が上下カバーによって覆われた遊技機用制御装置であって、前記上カバーの左右両端縁に、それぞれ、上カバーから切断容易な複数のネジ保持部が設けられており、左右各端縁のネジ保持部の内の少なくとも1つずつが、ワンウェイタイプのネジによって下カバーに螺着されていることにある。 【0006】第2の発明は、制御素子を設置した基板がシャーシに固着されており、シャーシと一体になった基板が、上下カバーによって覆われた遊技機用制御装置であって、前記シャーシの各コーナー際に基板取付部が一体的に突設されており、それらの基板取付部に、前記基板の各コーナーが固着されていることにある。 【0007】第3の発明の構成は、第1の発明において、前記上カバーと前記下カバーとに跨るように識別情報が表示されていることにある。 【0008】第4の発明の構成は、第3の発明において、前記識別情報がレーザ光を利用した印字手段によって表示されていることにある。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機について、図面に基づいて詳細に説明する。 【0010】[実施例1]図1は、遊技機の一種であるパチンコ機の裏面を示したものであり、パチンコ機1の裏側に付設された機構板2の中央よりやや下側には、実施例1の制御装置3aが取り付けられている。制御装置3aは、金属製のシャーシ4を機構板2の裏面に当接させた状態で、シャーシ4の上部等がネジによって螺着されており、機構板2に対して着脱自在になっている。なお、機構板2は、パチンコ機1の裏面側の片側縁に開閉自在に蝶着されており、制御装置3aの他に、遊技球タンク5、遊技球払出装置6、裏カバー7等が、取り付けられている。 【0011】また、図2は、制御装置3aの分解斜視図であり、図3(a)、(b)は、それぞれ、制御装置3aの正面図、右側面図、である。制御装置3aは、基板8、金属製のシャーシ4、透明な合成樹脂製の上カバー9および下カバー10等によって形成されている(なお、図3においては、基板8の記載が省略されている)。そして、基板8の表面には、パチンコ機1の作動内容を制御するための各種の情報が記録されたROM11やCPU等の種々の制御素子が設置されており、各コーナー際には、ネジ孔30,30・・が穿設されている。 【0012】一方、図4(a)〜(c)は、それぞれ、上カバー9の正面図、平面図、右側面図を示したものであり、上カバー9は、略箱形に形成されており、多数の冷却孔12,12・・が穿設されている。そして、両サイドには、上固着翼13,13が設けられており、それらの各上固着翼13,13には、4個ずつネジ保持部14,14・・が設けられている。各ネジ保持部14,14・・は、前面の中心から120°ずつの間隔で放射方向に配置された切断容易な3つの取付片15,15・・によって、各上固着翼13,13の前面の板状部分と一体的に連なっている。 【0013】図5(a)、(b)は、それぞれ、ネジ保持部14の断面を示したものであり、ネジ保持部14は、略筒状を有しており、略中央に仕切板16が形成されている。そして、仕切板16の中央には、ネジ挿通孔17が穿設されており、仕切板16の後側には、ネジ挿通孔17を囲うように2つの弾性片18,18が配置された状態になっている。さらに、内部には、木ネジ19が、半分程度ネジ挿通孔17に挿通した状態で、2つの弾性片18,18によって係止されている。かかる木ネジは、図6の如き、いわゆるワンウェイタイプのものであり、ヘッドの部分にマイナスのドライバを押し当てて右向きに回転させた場合には、そのドライバの回転に伴って右向きに回転するようになっているが、ドライバを左向きに回転させた場合には、ヘッド上でドライバがスリップし、回転しないようになっている。なお、図4にしめすように、上カバー9の中央の下側には、表示部20が設けられており、パチンコ機製造メーカー名等が記載されている。また、各上固着翼13,13の上端縁には、それぞれ、係合片21が突設されており、各係合片21の先端は矢尻状になっている。 【0014】一方、図7(a)〜(d)は、それぞれ、シャーシ4の正面図、平面図、底面図、右側面図であり、シャーシ4は、金属板が折り曲げられて形成されている。そして、前面の板状部分の各コーナー際には、前面の板状部分が逆U字状に切断され折り曲げられて、基板取付部22,22・・が一体的に形成されており、それらの基板取付部22,22・・には、それぞれ、ネジ孔23が穿設されている。なお、各基板取付部22,22・・は、高い強度を有しており、多少の圧力では潰れたりしない。また、シャーシ4の上下両端縁には、パチンコ機1へ設置するための当接片24,24が設けられており、それらの当接片24にも、それぞれネジ孔25が穿設されている。 【0015】また、図8(a)〜(c)は、それぞれ、下カバー10の正面図、平面図、右側面図を示したものであり、下カバー10は、上カバー9と同一幅に形成されており、上カバー9と同様に、両サイドに下固着翼26,26が連設されている。各下固着翼26には、4個ずつ、上カバー9の各ネジ保持部14,14・・と対応する位置に、取付タブ27,27・・が立設されている。また、各下固着翼26,26の上端縁には、それぞれ、係合凹部31が設けられており、各係合凹部31の後方は段状に刻設された状態になっている。さらに、各下固着翼26,26の内側の上下には、シャーシ4の基板取付部22,22・・と対応する位置に、ネジ止めタブ28,28・・が立設されており、それらのネジ止めタブ28,28・・の内側には、4つの柱状突起体29,29・・が立設されている。なお、柱状突起体29,29・・は、シャーシ4と重ね合わされる場合に、位置決め、支えとして機能する。 【0016】制御装置3aは、下カバー10の表側にシャーシ4が配置され、シャーシ4の表側に基板8が配置された状態で、基板8の各コーナー際のネジ孔30,30・・とシャーシ4の各基板取付部22,22・・と下カバー10の各ネジ止めタブ28,28・・とが螺着されることによって、シャーシ4と下カバー10と基板8とが一体的に組み立てられている。さらに、その下カバー10に、上カバー9が、各上固着翼13,13を各下固着翼26,26に重ね合わせ、各係合片21,21を各係合凹部31,31に係合させた状態で、左側の最上方のネジ保持部14を左側の最上方の取付タブ27に、右側の最下方のネジ保持部14を右側の最下方の取付タブに、それぞれ、各ネジ保持部14内の木ネジ19によって螺着することによって、合着されている。そして、基板8が、上カバー9によって、基板8表面との間に隙間が形成されることなく覆われた状態になっている。 【0017】かかる制御装置3aにおいては、上カバー9のネジ保持部14と下カバー10の取付タブ27とが、ワンウェイタイプの木ネジ19によって螺着されているため、木ネジ19を螺着時と反対方向(左回り)に回転させても、螺着状態が解除されない(すなわち、ネジ保持部14と取付タブ27との螺着状態は解除されない)。それゆえ、基板8上に設置されたROM11等の制御素子の内容をチェックする等のために上カバー9を取り外す場合には、取付タブ27と螺着したネジ保持部14(すなわち、左側の最上方のネジ保持部14と右側の最下方のネジ保持部14)の前方に設けられた3つの取付片15,15・・を、ニッパ等の工具で切断し、かかるネジ保持部14を上カバー9から切り離すことによって、上カバー9と下カバー10とを分離しなければならない。また、再度 上カバー9を下カバー10に合着させる場合には、左側の最上方のネジ保持部14および右側の最下方のネジ保持部14以外のネジ保持部14(すなわち、未だ取付タブ27と螺着していないネジ保持部14)を、同位置の取付タブ27と螺着すれば良い。それゆえ、制御装置3aにおいては、ROM11等の制御素子の内容をチェックしても、再度、上カバー9を下カバー10に合着させることができ、かかる上下カバー9,10の分離、合着を3回繰り返すことができる。 【0018】制御装置3aは、上記の如く、上カバー9を下カバー10と分離するためには、3つの取付片15,15・・を切断することにより下カバー10の取付タブ27と螺着されたネジ保持部14を上カバー9から切り離さなければならない構造であるため、不正に上カバー9が取り外された場合には、必ずその痕跡が残る。それゆえ、容易に不正の事態を発見することができ、不正遊技者にとって都合良く作動する事態を未然に防止することができる。 【0019】上記の如き効果を有しているにも拘わらず、制御装置3aは、各ネジ保持部14,14・・の前面に設けられた取付片15,15・・が容易に切断可能な構造を有しているため、それらの取付片15,15・・をニッパ等の工具で切断することによって、上カバー9を容易に取り外すことができ、基板8上に設置された制御素子の内容を簡単にチェックすることができる。 【0020】また、制御装置3aは、シャーシ4の各コーナー際に、基板取付部22,22・・が、高い強度を発現できるように一体的に突設されており、それらの基板取付部22,22・・に、基板8の各コーナーが螺着されているとともに、基板8が、上カバー9によって、基板8表面との間に大きな隙間が形成されることなく覆われているため、基板8とシャーシ4と下カバー10との螺着部分の内の上カバー9の外側に露出している部分の螺着が不正に解除された場合でも、上カバー9と基板8表面との間に隙間が形成されない。それゆえ、上カバー9と基板8表面との隙間から制御素子が不正に取り替えられたり、改造されたりする事態を未然に防止することができる。さらに、かかる不正防止効果は、上カバー9と基板8表面との間の隙間が小さくなるほど、より確実なものとなる。 【0021】[実施例2]実施例2の制御装置3bは、実施例1の制御装置3aと異なり、螺着し合った上カバー9および下カバー10の側面(上固着翼13および下固着翼26の部分)に、上カバー9と下カバー10とに跨るように、レーザ光(赤外線CO2 レーザ)を利用した印字手段(たとえば、サンクス株式会社製レーザマーカ)によって、図9の如く、機種名、製造者、シリアルナンバー(すなわち、機台固有の連続したナンバー)、製造年月日等を示した識別情報32が印字されている。なお、制御装置3bのその他の構成は、制御装置3aの構成と同様である。 【0022】制御装置3bは、上記の如く、上カバーと下カバーとに跨るように識別情報が表示されているため、実施例1の制御装置3aと同様な効果を発現できるばかりでなく、上カバー9が不正に取り外され、ROM11が不正取り替え、不正改造された後に、下カバー10に残ったネジ19がプライヤー等で無理矢理取り外されるとともに、廃棄等された別の制御装置3b’から不正入手された別の上カバー9’(取り外された上カバー9の使用後ネジ保持部14の数より多くの未使用ネジ保持部14’が残っているもの)が下カバー10と螺着され、一見、上カバー9が取り外されていないように見える場合であっても、上カバー9’に表示された識別情報32’の一部と下カバー10に表示された識別情報32の一部とが一致せず、上カバー9が不正に取り外された事態を速やかに発見することができる。それゆえ、不正遊技者にとって都合良く作動する事態を、高い精度で防止することができる。 【0023】また、レーザ光を利用した印字手段による印字は、独特の形態、色彩を有しているので、制御装置3bは、正規の上カバー9が取り外され、ROM11が不正取り替え、不正改造された後に、レーザ光を利用した印字手段とは別の方法により正規の上カバー9と類似した虚偽の識別情報32’が表示された別の上カバー9’が下カバー10と螺着された場合であっても、直ちに、その識別情報32’が虚偽のものであることを見分けることができ、上カバー9が不正に取り外された事態を速やかに発見することができる。 【0024】なお、本発明の制御装置は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、基板、シャーシ、上カバー、下カバーの形状、構造、あるいは取付位置、取付方法等の構成を本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することができる。 【0025】たとえば、上カバーの左右の各上固着翼に設けるネジ保持部の個数や、下カバーの左右の各下固着翼に設ける取付タブの個数は、4個に限定されるものではなく、2個や3個であっても良いし、逆に5個以上であっても良い。 【0026】また、上固着翼や下固着翼の設置位置は、上下カバーの左右両端縁に限定されるものではなく、上下カバーの上下両端縁であっても良い。 【0027】さらに、ワンウェイタイプのネジは、上記実施形態の如き先端の尖った木ネジに限定されるものではなく、先端が平坦なネジ等、他の形状を有するネジであっても良い。なお、先端が平坦なネジを用いる場合には、下カバーの取付タブに予めネジ溝を螺刻しておくことが好ましい。 【0028】また、上カバーと下カバーとに跨るように識別情報を表示する場合には、表示方法として、レーザ光を利用した印字手段によって印字する方法の他に、シルク印刷によって印刷する方法、あるいは、射出成形等によって制御素子のパッケージを製造する段階で識別情報を一体的に形成する方法等を採用することもできる。なお、レーザ光を利用した印字手段によって印字する方法、シルク印刷によって印刷する方法を採用した場合には、他の遊技機の制御装置と異なるシリアルナンバーを表示することができる、というメリットがある。 【0029】加えて、上カバーと下カバーとに跨るように識別情報を表示する場合には、その識別情報は、機種名、製造者、シリアルナンバー、製造年月日を示すものに限定されるものではなく、その他の様々なデータを示すものに変更することができる。さらに、識別情報を表示する位置は、上カバーおよび下カバーの側面に限定されるものではなく、上カバーおよび下カバーの上面や下面等に変更することも可能である。なお、場合によっては、直接目視できないような位置にすることも可能である。かかる構成を採用した場合には、制御装置の不正行為防止性能は、一層精度の高いものとなる。 【0030】一方、レーザ光を利用した印字手段によって上カバーと下カバーとに跨るように識別情報を印字する場合には、赤外線CO2 レーザを利用した印字手段以外に、他の種類のレーザ光を利用した印字手段を使用することも可能である。なお、上カバー、下カバーは、通常、硬質の合成樹脂によって形成されるため、赤外線CO2 レーザを利用した印字手段によって識別情報を印字した場合には、各文字が非常に明瞭な輪郭を有した見易いものとなる、というメリットがある。 【0031】また、上カバーと下カバーとに跨るように表示する識別情報は、バーコードや2次元コード(たとえば、QR(クイックレスポンス)コード)等のコードによる表示に変更したり、そのようなコードによる表示と上記実施形態の如き文字表示とを合わせたものに変更することも可能である。なお、コードの内容はコードリーダがなければ認識できないため、識別情報をコード表示に変更した場合には、不正な識別情報の表示が一層困難なものとなり、制御装置の不正行為防止性能がより精度の高いものとなる、というメリットもある。 【0032】加えて、上記実施形態においてはパチンコ機について説明したが、本発明の遊技機は、スロットマシーンやテレビゲーム等のパチンコ機以外の遊技機であっても良い。 【0033】 【発明の効果】第1の発明の制御装置は、上カバーの周縁に、上カバーの本体から切断容易な複数のネジ保持部が設けられているともに、それらのネジ保持部の内の少なくとも1つがワンウェイタイプのネジによって下カバーに螺着されており、上カバーを下カバーと分離するためには、下カバーと螺着されたネジ保持部を上カバーから切断しなければならない構造であるため、不正に上カバーが取り外された場合には、必ずその痕跡が残る。それゆえ、容易に不正の事態を発見することができ、不正遊技者にとって都合良く作動する事態を未然に防止することができる。それにも拘わらず、各ネジ保持部が上カバーの本体から切断容易であるため、上カバーを容易に取り外すことができ、基板上の制御素子を簡単にチェックすることができる。 【0034】第2の発明の制御装置は、シャーシの各コーナー際に、基板取付部が、高い強度を発現できるように一体的に突設されており、それらの基板取付部に、基板の各コーナーが螺着されているとともに、基板が、上カバーによって、基板表面との間に隙間が形成されることなく覆われているため、基板とシャーシと下カバーとの螺着部分の内の上カバーの外側に露出している部分の螺着が解除された場合でも、上カバーと基板表面との間に隙間が形成されない。それゆえ、上カバーと基板表面との隙間から制御素子が不正に取り替えられたり、改造されたりする事態を未然に防止することができる。 【0035】第3の発明の制御装置は、上カバーと下カバーとに跨るように識別情報が表示されているため、上カバーが不正に取り外され、内蔵された制御素子が不正取り替え、不正改造された後に、別の上カバーが下カバーと螺着され、一見、上カバーが取り外されていないように見える場合であっても、上カバーに表示された識別情報の一部と下カバーに表示された識別情報の一部とが一致せず、上カバーが不正に取り外された事態を速やかに発見することができる。それゆえ、高い精度で、不正遊技者にとって都合良く作動する事態を、高い精度で防止することができる。 【0036】第4の発明の制御装置は、レーザ光を利用した印字手段によって識別情報が表示されているため、正規の上カバーが取り外され、内蔵された制御素子が不正取り替え、不正改造された後に、レーザ光を利用した印字手段以外の方法により虚偽の識別情報が表示された別の上カバーが下カバーと螺着された場合であっても、直ちに、その識別情報が虚偽のものであることを見分けることができ、上カバーが不正に取り外された事態を速やかに発見することができる。それゆえ、不正遊技者にとって都合良く作動する事態を、きわめて高い精度で防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000241234 【氏名又は名称】豊丸産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月1日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】石田 喜樹
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| 【公開番号】 |
特開平11−450 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月6日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−176057 |
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