トップ :: A 生活必需品 :: A63 スポ−ツ;ゲ−ム;娯楽




【発明の名称】 スノーボード用ビンディング
【発明者】 【氏名】佐藤 哲二

【要約】 【課題】ブーツを容易に固定できるようにする。

【解決手段】ビンディング10は、フレーム22の両側部が上方に折曲された踏込みガイド部24となっていて、各踏込みガイド部24に係止ブロック2828a、28bが回動自在に取り付けてある。係止ブロック28A、28bは、ブーツの踏込み動作によって固定金具40により矢印50、52のように回動し、固定金具40がベース12上に配置されると、係止ばねによって矢印34、36のように回動し、係止部42が固定金具40と係合してブーツをビンディング10に固定する。係止ブロック28の回動中心Oは、係止部42を形成している円弧面の曲率中心Cに対して先端側斜め上方に偏心していて、ブーツに雪が付着していても確実に固定できるようにしてある。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 スノーボードに固定するベースと、このベースに設けた支持部材を介してベースの両側部にそれぞれ回動自在に取り付けられ、ブーツの踏み込みにより回動して前記ブーツの係合部と係合してブーツを前記ベースに固定するとともに、前記ブーツの係合部と係合する係止部が円弧面に形成され、回動中心が前記ブーツを固定した状態において、前記円弧面の曲率中心に対して前記ベース側の斜め上方に偏心している係止ブロックと、この係止ブロックを前記係合部との係合方向に回動付勢しているばねと、を有していることを特徴とするスノーボード用ビンディング。
【請求項2】 前記ベースは、前部の幅方向中央部に、前記ブーツに設けた掛合部と掛合する掛止部を有していることを特徴とする請求項1に記載のスノーボード用ビンディング。
【請求項3】 前記支持部材は、前記ブーツの係合部を前記係止ブロックに案内する踏込みガイド部を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のスノーボード用ビンディング。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブーツを踏込むことによりブーツをスノーボードに固定できるスノーボード用ビンディングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スノーボード用のソフトブーツをスノーボードに取り付けたビンディングに固定する場合、ビンディングの前後部に取り付けてあるストラップを締め付けることによって行なっていた。しかし、ストラップによるブーツの固定、解除は、操作が面倒で多くの時間を要するばかりでなく、分厚い手袋をした手で操作をすることが困難である。このため、近年は、足に履いたブーツをビンディングに乗せるだけで固定できる、いわゆるステップイン方式のビンディングが普及してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のステップイン方式のビンディングは、ビンディングの一側に固定爪を設け、他側に出没可能な可動爪が設けてあって、ブーツを固定する場合、ブーツを左右方向に傾けてブーツの一側固定金具とビンディング固定爪とを係合させたのち、ブーツを真っ直ぐにして踏み込むことにより、ビンディング可動爪とブーツの他側固定金具とを係合させるようになっていて、操作性がよくない。また、ブーツの底に雪が付着した場合、雪を取り除かないとブーツをビンディングに装着、固定することができない。
【0004】本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされたもので、ブーツを容易に固定できるようにすることを目的としている。また、本発明は、ブーツの底に雪が付着している場合であってもブーツを確実に固定できるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明に係るスノーボード用ビンディングは、スノーボードに固定するベースと、このベースに設けた支持部材を介してベースの両側部にそれぞれ回動自在に取り付けられ、ブーツの踏み込みにより回動して前記ブーツの係合部と係合してブーツを前記ベースに固定するとともに、前記ブーツの係合部と係合する係止部が円弧面に形成され、回動中心が前記ブーツを固定した状態において、前記円弧面の曲率中心に対して前記ベース側の斜め上方に偏心している係止ブロックと、この係止ブロックを前記係合部との係合方向に回動付勢しているばねと、を有する構成となっている。ベースには、前部の幅方向中央部に、ブーツに設けた掛合部と掛合する掛止部を形成することが望ましい。また、支持部材には、ブーツの係合部を係止ブロックに案内する踏込みガイド部を形成するとよい。
【0006】
【作用】上記のように構成した本発明は、ブーツの踏み込み動作により回動する係止ブロックをベースの両側に配設したことにより、ブーツを傾けずに上方から真っ直ぐに下ろして固定することができ、ブーツの固定を容易に行なうことができる。そして、ブーツの係合部と係合する係止ブロックの係止部を円弧面にするとともに、係止ブロックの回動中心を円弧面の曲率中心に対してベース側の斜め上方に偏心させることにより、ブーツの係合部と係合する位置における係止ブロックの係止部のベース側先端部とベースとの間隔が、係止部の後端部とベースとの間隔より大きくなり、ブーツの底に雪が部着している場合であっても、ブーツを確実に固定することができる。
【0007】また、本発明は、ベースの前部の幅方向中央部に爪や溝などの掛止部を設けてブーツの爪先部に設けた掛合部と掛合させるようにしているため、ブーツが前後の3点によってスノーボートにしっかりと固定されるとともに、爪先の動きをスノーボードに素早く伝えることができ、スノーボードの操作性を向上することができる。さらに、本発明は、係止ブロックを回動自在に支持している支持部材に踏込みガイド部を形成し、ブーツの踏込み動作の際のガイドとしているため、ブーツの固定をより容易、確実に行なうことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るスノーボード用ビンディングの好ましい実施の形態を、添付図面に従って詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディングの正面図であり、図2はその平面図、図3はその側面図である。これらの図において、ビンディング10は、樹脂からなるベース12の中央部に円孔14が設けてあって、この円孔14を介して図示しない固定円板によりスノーボードに固定するようになっている。そして、ベース12には、図2に示したように、円孔14の周囲に、スノーボードへの取り付け角度を調節するためのラック16を有する段部18が設けてある。また、ベース12には、前部の上面幅方向中央部に、後述するブーツの掛合部と掛合させる掛止爪20が支持軸21を介して後ろ向きに突設してある(図3参照)。
【0009】ベース12の下部には、ベース12を補強する金属板からなるフレーム22が固定してある。フレーム22は、両側部が上方に折曲してあるとともに、後部の踵側が高くなった踏込みガイド部24となっていて、ブーツを固定する際の踏込み動作を容易に行なえるようにしてある。そして、踏込みガイド部24の上部は、外方に折曲した受け部26となっていて、ブーツを容易、確実に一対の踏込みガイド部24間に進入させることができるようになっている。また、フレーム22は、ベース12の両側部に配置した一対の係止ブロック28(28a、28b)を回動自在に支持する支持部材となっている。
【0010】フレーム22は、踏込みガイド部24の中央部に矩形状窓部30が形成してある。そして、窓部30のフレーム22の前後方向の辺には、それぞれ切り起こし片32が設けられ、これらの切り起こし片32間に係止ブロック28を貫通した回動軸33が渡してある。また、回動軸33には、図1の矢印34、36のように、係止ブロック28a、28bをブーツの固定方向に付勢している係止ばね38が装着してある。
【0011】係止ブロック28は、ベース12側の下部がブーツに設けた固定金具40に形成した係合部と係合する係止部42となっている。この係止部42は、円44の一部をなす円弧面に形成してある。そして、係止ブロック28の回動中心Oは、係止ブロック28がブーツを固定している状態において、円44の曲率中心Cに対してベース12側(先端側)の斜め上方に偏心している。このため、係止部42は、係止ブロック28が回動することにより、先端部が固定金具40の係合部との係合位置にきたとき、ベース12との距離が係止部42の後端側部が係合位置にきたときのベース12との距離より大きくなり、ブーツの底に雪が付着している場合であってもブーツを確実に固定できるようにしてある。
【0012】係止ブロック28の先端部には、係止凸部46が設けてあって、固定金具40が係止凸部46の下方まで進入したときに、固定金具40が係止ブロック28a、28b間から抜けないようにしてある。また、係止ブロック28は、後端側に解除操作部48が形成してあり、解除操作部48を介して係止ブロック28a、28bを矢印50、52のように回動させることにより、係止ブロック28と固定金具40との係合を解除してブーツをビンディング10から外すことができるようになっている。なお、図1の破線で示した符号54、56は、詳細を後述する係合解除用連結手段を接続する連結孔である。
【0013】固定金具40は、図4に示したように、ブーツ60の底部62に固定したヒールカップ64に取り付けてある。そして、固定金具40は、図5に示したように底部62をブーツ60の幅方向に横断していて、両端部が上方に折曲された垂直部66となっている。この垂直部66には、係止ブロック28の先端部を受け入れる矩形孔68が設けてあり、矩形孔68の下辺が係止ブロック28の係止部42と係合する係合部70となっている。
【0014】ヒールカップ64は、足のスノーボードを操作する力に対して変形しない実質的に剛体からなっていて、この実施の形態においてはナイロンなどの樹脂によって形成してあるが、金属によって形成してもよい。そして、ヒールカップ64は、前側の下部71がブーツ60の底部62に嵌め込まれているとともに、両側部にアンクルストラップ72が取り付けてある。このアンクルストラップ72は、ラチェットベルト74を有し、ラッチェット爪78によって比較的柔軟性のある部材からなるブーツ本体61の足首部の締付力を調整できるようにしてある。また、ヒールカップ64には、ハイバック80が取り付けてあって、フォワードリーン等の調整ができるようにしてある。
【0015】ブーツ60の前部である爪先部には、トーストラップ82が配置してある。このトーストラップ82の両端は、図5に示したように、ブーツ60の底部62に配設した掛合部となる掛合金具84に取り付けてある。また、トーストラップ82は、ラチェットベルト88とラチェット爪92とを有し、爪先部の締付力を調整できるようにしてある。
【0016】掛合金具84は、ビンディング10のベース12に設けた掛止爪20に掛合させるためのもので、ブーツ60の幅方向を横断していて、長手方向中央部に掛止爪20の支持軸21を嵌入させる係合凹部94を有している。そして、係合凹部94は、ブーツ60の前方側が開口部となっていて、開口部に向けて漸次拡開しており、支持軸21を容易に係合凹部94に入れることができるようになっている。また、掛合金具84は、幅方向中央部からブーツ60の前側に向けて漸次厚さが薄くなるように傾斜面96が形成してあり、掛止爪20との掛合が容易に行なえるようにしてある。さらに、ブーツ60の底部62には、係合凹部94の前側に掛止爪20を挿入できる凹部98が形成してある。
【0017】このように構成した実施の形態の作用は、次のとおりである。まず、ブーツ60の爪先側をやや下に向け、ビンディング10のベース12に固定した掛止爪20の支持軸21を掛合金具84の係合凹部94に嵌入させ、掛止爪20と掛合金具84とを掛合する。これにより、図6(1)に示したように、ブーツ60に取り付けた固定金具40が係止ブロック28a、28b間の上方に位置する。
【0018】そこで、そのままブーツ60の踵側を下ろしていくと、固定金具40がフレーム22の踏込みガイド部24、24に案内されてガイド部24間を下降し、係止ブロック28の先端側上部を下方に押圧する。このため、係止ブロック28は、回動軸33を中心に図1の矢印50、52のように回動し、図6(2)に示したように、固定金具40の縁部が係止凸部46と接触する。そして、さらにブーツ60を踏み込むと固定金具40が係止凸部46の部分を通過することにより、係止ブロック28が係止ばね38の力によって図1の矢印34、36のようにやや回動し、固定金具40の係合部70が係止凸部46の下方に位置する。これにより、固定金具40は、上方への移動が阻止される。さらにブーツ60を踏み込んみ、図6(4)に示したように、固定金具40をベース12に接触させると、係止ブロック28がさらに図1の矢印34、36のように回動し、係止部42が固定金具40の係合部70と係合し、固定金具40を介してブーツ60をビンディング10に固定する。
【0019】ブーツ60の固定を解除する場合は、図7(1)に模式的に示したように、各係止ブロック28a、28bの解除操作部48を手100によって矢印102、104のように回動させる。これにより、係止ブロック28と固定金具40との係合が解除され、ブーツ60をビンディング10から外すことができる。なお、ブーツ60の固定を解除する場合、図7(2)、(3)に示したようにして行なってもよい。
【0020】図7(2)に示した方法は、一方の係止ブロック(例えば係止ブロック28a)にレバー106を取り付け、このレバー106に解除ワイヤ108の一端を結合する。そして、解除ワイヤ108をビンディング10の下部を通して反対側に導き、プーリ110を介して他方の係止ブロック28bの連結孔56に連結する。そして、一方の係止ブロック28aを操作部48を介して矢印50のように回動させると、他方の係止ブロック28bが解除ワイヤ108に引かれて矢印104のように回動し、ブーツ60が解放される。これににより、片手によってブーツ60の固定を容易に解除することができる。
【0021】図7(3)に示した方法は、各係止ブロック28a、28bの操作部48を、ブーツ60の上部に配置した解除ロープ(またはワイヤ)110によって連結する。そして、解除ロープ110を矢印112のように上方に引き上げると、各係止ブロック28a、28bが矢印102、104のように回動してブーツ60の固定を解除する。従って、解除ロープ11の引き上げ動作だけでブーツ60を容易に解放することができる。
【0022】このように、実施の形態においては、左右方向にブーツ60を傾斜させずに上から真っ直ぐに踏み込むだけでブーツ60の固定を容易に行なうことができる。しかも、ベース12の両側部に設けた係止ブロック28は回動自在となっているため、ブーツ60が左右方向に傾いた状態で踏み込まれたとしても、ブーツ60の固定を確実に行なうことができる。
【0023】また、実施の形態においては、係止ブロック28の回動中心Oが係止部42を形成している円弧面の曲率中心Cに対して先端側斜め上方に偏心していることにより、図8に示したように、係止部42の先端部の回動軌跡114が後端部の回動軌跡116より上方となる。このため、図9(1)に示したように、ブーツ60の底部62に雪118が付着したような場合であっても、係止部42の先端部が固定金具40を係止するため、ブーツ60を確実に固定することができ、ブーツ60のガタつきを防止できる。そして、ブーツ60と固定金具40との間に挟まった雪118が溶けると、係止ブロック28がブーツ60の固定方向に回動するため、ブーツ60の固定が緩むようなことがない。また、ブーツ60の一側に雪118が付着している場合であっても、図9(2)に示したように、雪118の付着した側の係止ブロック28bは、係止部42の先端部によって固定金具40を係止するため、ブーツ60を確実に固定することができる。
【0024】さらに、前記実施の形態においては、一対の係止ブロック28と、前部の掛止爪20との3点によってブーツ60を固定しているため、ブーツ60の爪先部の動きを素早くビンディング10を介してスノーボードに伝達することができ、ボードの操作性を向上することができる。なお、係止ブロック28のブーツ60の前後方向の幅を広くすることにより、掛止爪20を省略してもボードの操作性の向上を図ることができる。
【0025】また、実施の形態においては、係止ブロック28に係止凸部46を設けたことにより、固定金具40が係止凸部46の下方まで進入すると、解除操作以外による固定金具40の離脱が防止され、滑走中にブーツ60がビンディング10から外れるなどの不具合を防止することができる。そして、実施の形態においては、フレーム22に踏込みガイド部24を設けているため、ブーツ60の踏み込み、固定を容易、確実に行なうことができる。
【0026】なお、前記実施の形態においては、ベース12の両側に設けた各係止ブロック28を回動させてブーツ60の固定を解除する場合について説明したが、図10に示したように、一方の係止ブロック(例えば係止ブロック28b)のみを回動させてブーツ60を解放させることができる。すなわち、固定金具40が実線に示したようにベース12に密着している状態において、一方の係止ブロック28bを矢印52のように係合解除方向に回動させる。その後、固定金具40aに示したように、本図に図示しないブーツ60の係止ブロック28b側を引き上げるとともに、固定金具40bに示したように、ブーツ60を係止ブロック28b側にずらせつつさらに引き上げることにより、ブーツ60をビンディング10から外すことができる。これにより、解除ワイヤや解除ロープなどを利用せずに片手で容易にブーツ60の固定を解除することができる。
【0027】なお、前記実施の形態においては、ベース12の前部に設けた掛止部が掛止爪20である場合について説明したが、掛止部としてベース12に溝などを設け、ブーツ60に対応する掛合凸部を設けてもよい。また、前記の実施形態においては、アンクルストラップ72、トーストラップ82をラチェット機構によって締め付ける場合について説明したが、通常のバックルなどによって締め付けるようにしてもよい。
【0028】図11は、他の実施形態の平面図である。この実施形態のビンディング120は、各係止ブロック28a、28bがビンディング120の前後方向の中心線122に対して適宜の角度θだけ傾けて取り付けてあって、係止ブロック28a、28b間の間隔が爪先側で広く、踵側で狭くなっている。このように形成した本実施の形態のビンディング120は、ブーツ60を踏込んで固定する際に、固定されたブーツ60が係止ブロック28によって爪先側に押される力を受けるため、ビンディング120の掛止爪20とブーツ60の掛合金具84との掛合をより確実に行なうことができ、ビンディング120とブーツ60との間のガタツキが防止されてボードの操作性をさらに向上することができる。
【0029】図12は、さらに他の実施の形態を示したものである。本実施形態のビンディング124は、ベース12の足の幅方向外側の高さが幅方向内側の高さよりやや高くしてある。このように構成した実施形態におい手は、ビンディン124へのブーツ60の固定(ロック)をより容易に行なうことができる。すなわち、スノーボードの操作は、両足を開いた状態で行なうために足の軸が若干内側に傾くので、予めビンディングにその傾斜を付けておくことにより、ブーツ60の固定がより容易となる。
【0030】図13は、ブーツに取り付ける固定金具の他の実施形態を示したものである。図13(1)に示した固定金具126は、足の幅方向両側部がU字状に曲げてあり、その先端部が係止ブロック28に係止される係合部128となっている。このように形成した固定金具126は、窓を開ける必要がなく、製造工数の削減を図ることができる。一方、図13(2)に示した固定金具130は、足の幅方向において分割されていて、分割片132a、132bから構成してある。このように分割した固定金具130は、ブーツ60の幅が異なっている場合であっても容易に対応することができ、複数種類の固定金具を製造する必要がなく、コストの低減を図ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば、ブーツの踏み込み動作により回動する係止ブロックをベースの両側に配設したことにより、ブーツを傾けずに上方から真っ直ぐに下ろして固定することができ、ブーツの固定を容易に行なうことができる。そして、ブーツの係合部と係合する係止ブロックの係止部を円弧面とするとともに、係止ブロックの回動中心を円弧面の曲率中心に対してベース側の斜め上方に偏心させてあるため、ブーツの係合部と係合する位置における係止ブロックの係止部のベース側先端部とベースとの間隔が、係止部の後端部とベースとの間隔より大きくなり、ブーツの底に雪が部着している場合であっても、ブーツを確実に固定することができる。
【0032】また、本発明は、ベースの前部の幅方向中央部に掛止部を設けてブーツの掛合部と掛合させるようにしているため、ブーツの全体がスノーボートにしっかりと固定され、爪先の動きをスノーボードに素早く伝えることができ、スノーボードの操作性を向上することができる。さらに、本発明は、係止ブロックを回動自在に支持している支持部材にブーツの踏込み動作の際のガイド部を設けたことにより、ブーツの固定をより容易、確実に行なうことができる。
【出願人】 【識別番号】391021226
【氏名又は名称】株式会社カーメイト
【出願日】 平成9年(1997)12月25日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】村上 友一 (外1名)
【公開番号】 特開平11−188131
【公開日】 平成11年(1999)7月13日
【出願番号】 特願平9−367403