| 【発明の名称】 |
ライン引き |
| 【発明者】 |
【氏名】片岡 文生
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車輪とハンドルとを有する本体にライン引き用液を入れた容器を載せ、容器内のライン引き用液を本体の特定の箇所に設けた流出口まで導管で導いたことを特徴とするライン引き。 【請求項2】 導管の途中に、ライン引き用液の流通を許容、遮断する開閉機構を設ける他、導管の先端を流出口とした請求項1記載のライン引き。 【請求項3】 開閉機構が、本体に対して車輪が下方に付勢されて相対的に上下できるようにするとともに、車輪の上下と連動して回動するアームを設け、車輪の下動によってアームが弾性体ホースからなる導管を圧迫してライン引き用液の流通を遮断し、車輪の上動によって流通を許容するものである請求項2記載のライン引き。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、運動場や球技場で使用するライン引きに関し、その中でも、液体を用いてライン引きを行うものに関する。 【0002】 【従来の技術】運動場や球技場で所定のラインを引く場合、通常は、手押し式のライン引きに石灰を入れ、ライン引きを押しながら石灰を落としてラインを引く。しかし、小学校等で一時間の体育授業等に必要とするラインは単に目印になればよく、石灰を用いた本格的なラインを必要としない場合がある。 【0003】石灰を用いると、まず石灰を必要とするし、ライン引きに石灰を補充するときに手を汚す。又、転倒したりすると、石灰が身体に付着する。更に、ライン引き置き場には石灰が散乱する。一方、せっかく引いたラインを消さなければならないときもあるが、その場合には厄介である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このため、単なる目印としての簡易なラインでよく、しかも、短時間持てばよいものでは水を用いたりしている。即ち、じょうろに水を入れ、これを手で持って歩いてラインを引いていた。しかし、これでは、重量も重いし、大量に出てしまって長い距離もたない。本発明は、このような課題を解決するものであり、液体を用いてのライン引きを省力的に行い得るようにしたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明は、車輪とハンドルとを有する本体にライン引き用液を入れた容器を載せ、容器内のライン引き用液を本体の特定の箇所に設けた流出口まで導管で導いたことを特徴とするライン引きを提供する。 【0006】以上の手段をとることにより、液体を用いるライン引きをハンドルを押しながら、車輪で移動できるから、軽い力で行える。 【0007】又、本発明は、以上のライン引きにおいて、導管の途中にライン引き用液の流通を許容、遮断する開閉機構を設けるとともに、導管の先端を流出口とした手段を提供する。 【0008】この手段により、不使用時には開閉機構を閉じておくことで、ライン引き用液が無駄に流出するのを防げる。又、わざわざ流出口を設ける必要もない。 【0009】更に、本発明は、以上の開閉機構として、本体に対して車輪が下方に付勢されて相対的に上下できるようにするとともに、車輪の上下と連動して回動するアームを設け、車輪の下動によってアームが弾性体ホースからなる導管を圧迫してライン引き用液の流通を遮断し、車輪の上動によって流通を許容する手段を提供する。 【0010】このような開閉機構をとることにより、その構造が簡単であるとともに、開閉操作を必要としない。即ち、ハンドルを下げて車輪を浮かす等して本体の重量を軽減すれば、開閉機構は閉じ、本体に重量をかけて車輪を接地させれば、開閉機構は開いて液が流出する。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1、図2は本発明の一例を示すライン引きの側面図、図3は正面図であるが、このライン引きは、前後二軸四輪からなる車輪10で支えられる本体12にハンドル14を後上方に後延させたものである。そして、本体12には、ライン引き用液を入れる容器16が搭載されている。 【0012】この場合の容器16は、市販されているポリタンクのようなものでよく、適所にライン引き用液を入れるキャップ18が付いている。容器16に入れられたライン引き用液(以下、液という)は、これに接続される導管を通して本体12の適当な箇所に設定された流出口まで導かれ、ここから流出される。従って、作業者は、ハンドル14を押して(或いは引いて)前進すれば、その行路に沿って液によるラインが描かれる。 【0013】ところで、ここで用いる液としては、簡単なものでは安価な水道水で足りるし、色が必要ならば、適当な色の塗料を混ぜておけばよい。又、流出口の位置は、流出の状態を作業者が視認できる本体12の前部又は後部が適する。 【0014】次に、より完全さを求めるならば、導管等に開閉機構を設け、ここを流通する液の開通と遮断を制御できるのが好ましい。図4は開閉機構20の一例を示す本体12の縦断面図であるが、容器16の後寄りの底部に流出金具22を取り付け、これに導管24を接続して流出口まで延ばすとともに、この導管24の途中に開閉機構20を設けるのである。尚、本例の場合、導管24を本体12の前部まで延ばし、その先端を流出口26としている。 【0015】具体的には、導管24の下方に、後部に圧迫ピン28が装設されて水平な支軸30を中心に上下回動可能なアーム32を設けるとともに、本体12の側面に上下に長孔34を形成し、長孔34の中に車輪10(この場合は前輪)の車軸36を通しておく一方、この車軸36の上方にアーム32の前部を延出させておく。更に、アーム32の前端と本体12との間にはスプリング38を掛けておく。 【0016】以上により、図2のように、ハンドル14を下げて前輪10を浮かせば(本体12の後部にこの状態を維持する突出具40等を設けておくとともに、重心位置をこれが可能なように設定しておく)、前輪10はスプリング38によって本体12に対して相対的に下動し、アーム32は時計方向に回動して圧迫ピン28は導管24を下から圧迫してこれを閉塞し(導管24は直上の本体12の剛体部分に沿わせてあるから)、液の流通を遮断する。但し、これを可能にするには、導管24はゴム等の弾性体ホースによる必要がある。 【0017】これに対して、ラインを引こうとしてハンドル14を押して前輪10を接地させれば、前輪10は本体12に対して相対的に上動し、アーム32は反時計方向に回動して圧迫ピン28による導管24の圧迫は解消し、液の流通を許容する。本例の開閉機構20を採用すれば、ライン引きを行うときには液が自動的に流出し、止めるときには本体12を後傾斜させておくだけで、液の流出は自動的に止まる。従って、その制御になんらの操作も必要としない利点がある。 【0018】以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、この他に種々改変された形態をとる。例えば、車輪は一軸二輪によってもよいし、流出口は本体の適所に固定的に設けられてもよい。 【0019】 【発明の効果】以上、本発明によれば、短時間もてばよいだけの簡易なラインであれば、このライン引きによって普通の水道水等の液を用いて省力的にラインが引ける。従って、安価であるし、石灰の補充のときのように手を汚したり、その辺りに散乱したりすることがない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597142398 【氏名又は名称】片岡 文生
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月22日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】板野 嘉男
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| 【公開番号】 |
特開平11−89993 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月6日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−275310 |
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