| 【発明の名称】 |
ビーチバレーボールコートのコートラインテープの固定方法及び固定具 |
| 【発明者】 |
【氏名】北野 誠眞
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| 【要約】 |
【課題】ビーチバレーボールコートのコートラインテープを絶えず所定位置に維持することが出来、また危険性の全くないコートラインテープの固定方法及び固定具を提供することにある。
【解決手段】砂浜(1)上に縦横のコートラインテープ(2、3)を組み合わせてコートとし、その4隅及び縦コートラインテープの中央箇所の各々を砂浜に固定するコートラインテープの固定具であって、中央にゴムロープ(6)を回転自在に連結する手段(7)を有し、砂浜に埋め込まれるようになった漏斗形アンカー(8)と、前記コートラインテープの固定箇所に明けられた穴(9)に通されるようになった頭付ピン(10)と、ピンの下端に付けられるフック(11)と、を有し、前記漏斗形アンカーから延びるゴムロープが引っ張った状態で前記フックに固定される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 砂浜上に縦横のコートラインテープを組み合わせてコートとし、その4隅及び縦コートラインテープの中央箇所の各々を砂浜に固定するコートラインテープの固定方法において、砂浜に前記各々の固定箇所において穴を掘り、中央にゴムロープを回転自在に連結した漏斗形アンカーを前記穴に埋め、前記コートラインテープの固定箇所に明けられた穴に頭付ピンを通し、ピンの下端にフックを付け、前記漏斗形アンカーから延びるゴムロープを引っ張った状態で前記フックに固定し、ゴムロープの引き戻しにより頭付ピンをコートラインテープに圧接させるようにした、ビーチバレーボールコートの設置に使用されるコートラインテープの固定方法。 【請求項2】 砂浜上に縦横のコートラインテープを組み合わせてコートとし、その4隅及び縦コートラインテープの中央箇所の各々を砂浜に固定するコートラインテープの固定具であって、中央にゴムロープを回転自在に連結する手段を有し、砂浜に埋め込まれるようになった漏斗形アンカーと、前記コートラインテープの固定箇所に明けられた穴に通されるようになった頭付ピンと、ピンの下端に付けられるフックと、を有し、前記漏斗形アンカーから延びるゴムロープが引っ張った状態で前記フックに固定されるようになっている、ビーチバレーボールコートの設置に使用されるコートラインテープの固定具。 【請求項3】 漏斗形アンカーにゴムロープを回転自在に連結する手段は、漏斗形アンカーの中央穴に固定された中空ホルダーと、ホルダーの下端に当接して中空ホルダーに回転自在に受け入れられ、ゴムロープの下端を連結したストッパーと、からなる、請求項2に記載のコートラインテープの固定具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する分野】本発明はビーチバレーボールコートの設置に使用されるコートラインテープの固定方法及び固定具に関する。 【0002】 【従来の技術】ビーチバレーボール競技規則によると、コートは砂浜に作られるものとし、その広さは縦18mm×横9mmと規定され、幅7cmの塩分に強いコートラインテープを使用して、これを、長さ30cmの鉄杭で6か所固定して作られるものとしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この構成は簡便ではあるが、設置場所が十分に締め固めしにくい砂浜であるため鉄杭ではコートラインテープの安定且つ強固な設置は不可能であり、また危険性を露呈したものであり、それに代わるコートラインテープの固定手段が強く要望されていた。本発明の目的はこのような要望に応える極めて画期的なコートラインテープの固定方法及び固定具を提供することにある。 【0004】 【課題を解決すための手段】本発明によれば、砂浜上に縦横のコートラインテープを組み合わせてコートとし、その4隅及び縦コートラインテープの中央箇所の各々を砂浜に固定するコートラインテープの固定方法において、砂浜に前記各々の固定箇所において穴を掘り、中央にゴムロープを回転自在に連結した漏斗形アンカーを前記穴に埋め、前記コートラインテープの固定箇所に明けられた穴に頭付ピンを通し、ピンの下端にフックを付け、前記漏斗形アンカーから延びるゴムロープを引っ張った状態で前記フックに固定し、ゴムロープの引き戻しにより頭付ピンをコートラインテープに圧接させるようにした、ビーチバレーボールコートの設置に使用されるコートラインテープの固定方法を提供する。 【0005】本発明によれば、更に、砂浜上に縦横のコートラインテープを組み合わせてコートとし、その4隅及び縦コートラインテープの中央箇所の各々を砂浜に固定するコートラインテープの固定具であって、中央にゴムロープを回転自在に連結する手段を有し、砂浜に埋め込まれるようになった漏斗形アンカーと、前記コートラインテープの固定箇所に明けられた穴に通されるようになった頭付ピンと、ピンの下端に付けられるフックと、を有し、前記漏斗形アンカーから延びるゴムロープが引っ張った状態で前記フックに固定されるようになっている、ビーチバレーボールコートの設置に使用されるコートラインテープの固定具を提供する。好ましい実施形態では、漏斗形アンカーにゴムロープを回転自在に連結する手段は、漏斗形アンカーの中央穴に固定された中空ホルダーと、ホルダーの下端に当接して中空ホルダーに回転自在に受け入れられ、ゴムロープの下端を連結したストッパーと、からなる。 【0006】 【作用】本発明による固定具はビーチバレーボールコートを設置すべく配設されたコーートラインテープを固定するのに使用され、その使用は、上記の固定方法の手順で説明した通りであり、ここでは説明を省略する。 【0007】 【発明の実施形態】図1は砂浜1上に縦コートラインテープ2、2と横のコートラインテープ3、3とを組み合わせて設置されたコート4を示し、コートラインテープの4隅及び縦コートラインテープの中央箇所の各々が砂浜に本発明による固定具5によって固定される。コートラインテープは塩分に強い平打紐であることが望ましい。図2に詳細に示すように、固定具5は、中央にゴムロープ6を回転自在に連結する手段7を有し、砂浜に埋め込まれるようになった漏斗形アンカー8と、コートラインテープの固定箇所に明けられた穴9に通されるようになった頭付ピン10と、ピンの下端に付けられるフック11と、を有する。漏斗形アンカー8は柔軟な合成樹脂材料で成形され、そしてその底に形成された中央穴12を有する。ゴムロープ6を回転自在に連結する手段7は、漏斗形アンカー8の中央穴12に固定された中空ホルダー13と、中空ホルダー13の下端に当接して中空ホルダーに下から回転自在に受け入れられ、ゴムロープ6の下端を連結したストッパー14と、からなる。中空ホルダー13及びストッパー14は硬質の合成樹脂材料で成形されるのが好ましく、中空ホルダー13は、漏斗形アンカー8の中央穴12に下から差し込まれたフランジ付ホルダー部品13Aと、漏斗形アンカー8内でホルダー部品13Aに螺合されたホルダー部品13Bとからなる。この構成では、漏斗形アンカー8の中央穴12の周囲部分がホルダー部品13Aのフランジ13Cとホルダー部品13Bの端面との間で挟持され、そのことにより、中空ホルダー13が漏斗形アンカー8の中央穴12に固定されることになる。ゴムロープ6とストッパー14との連結は、ストッパー14に明けられた横穴15にゴムロープ6の端を通して折り返してその部分を留め金具16で固着することによって果たされる。中空ホルダー13内でのゴムロープを保護するため柔軟な合成樹脂製保護スリーブ17がゴムロープ6の折り返し結合部分に嵌められるのがよい。 【0008】頭付ピン10はエラストマー材料で成形され、その下端に隣接して横穴18を有し、コートラインテープの穴9に差し込まれた後、この横穴18にフック11を差し込むことによってフック11をピン10に付けることができる。頭付ピン10をコートラインテープの穴9に固定するため、頭付ピン10とフック11との間でピン10に柔軟な合成樹脂製の固定用スリーブ19を嵌めるのがよい。このスリーブ嵌めはピン10をコートラインテープの穴9に差し込んだ後、フック11を横穴18に差し込む前に行われる。フック11はロープ通し11A、及びロープの緩みを止めるロープ掛け11B、11Cを有する在来のものである。砂浜1上に縦コートラインテープ2、2と横のコートラインテープ3、3とを組み合わせ、コートラインテープの4隅及び縦コートラインテープの中央箇所の各々を仮止め杭で仮止めしてから、その各々の箇所において、砂浜に穴を掘り、ゴムロープを外に出して漏斗形アンカーを前記穴に埋め、コートラインテープの固定箇所に明けられた穴9に頭付ピン10を通し、ピンの下端にフック11を付け、前記漏斗形アンカー8から延びるゴムロープ6を引っ張った状態で前記フック11にそのロープ掛け11B、11Cに掛けて固定し、ゴムロープの引き戻しにより頭付ピンをコートラインテープに圧接させ、コートラインテープの下を埋め戻してよく踏み固める。 【0009】コートラインテープの固定作業中、ゴムロープが漏斗形アンカー8に対して回転自在に連結されているため、ゴムロープの捩じれは起こらないし、また埋め込みにあたって漏斗形アンカーの扱いが容易である。地中におけるゴムロープは好ましくは、縦コートラインテープの中央固定箇所では、垂直に位置し、四隅の固定箇所では張る方向に斜めに位置する。本発明による固定具を使用するときには、砂浜に埋められた漏斗形アンカー8がその形状の特性により、ロープによる上からの引き上げ力に対して抵抗するから、決して抜け出すことがない。競技中コートラインテープの移動が生じれば、それにつれてゴムロープが引き伸ばされるから、その後、ゴムロープの弾性復元によりコートラインテープは元の位置に自然に戻される。従って絶えず、コートは規定の大きさに維持されることになる。 【0010】 【発明の効果】本発明によれば、基本的にはアンカーで砂浜に固定されたゴムロープを利用して、コートラインテープを固定するものであるから、コートラインテープに足を引っかけてもコートラインテープが移動するため危険を防ぐことが出来、またそのような移動があっても外力が除かれれば、ラインテープは自然に元に戻るし、しかも、固定に金属、木等の危険物を使用していないので、安心して競技を行うことが出来る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594001801 【氏名又は名称】明星ゴム工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月10日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】中村 稔 (外6名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−28266 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)2月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−185504 |
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