| 【発明の名称】 |
血液ポンプ駆動装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】虫鹿 貞彦
【氏名】橋口 康博
【氏名】山下 慎一
【氏名】阿部 裕幸
【氏名】菊田 明仁
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| 【要約】 |
【課題】血液ポンプへの正圧、負圧供給パターンを複数のパターンより選択可能とする。
【解決手段】血液ポンプ(2)への正圧、負圧を切替える2方向切替弁(6)の切替制御をなす制御装置(7)と生体信号との間に電子装置(8)を配し、電子装置(8)により操作モードを選択可能とさせる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 血液ポンプに正圧を供給する正圧供給手段及び負圧を供給する負圧供給手段、正圧供給手段と負圧供給手段との血液ポンプへの連通を選択的に切替える圧力切替手段、心電図や血圧等の生体信号が入力される外部電子装置から動作信号が入力されるとともに圧力切替手段に切替信号を出力する制御装置とを有し、前記制御装置は、該制御装置に入力される動作信号に応じた波形の正圧と負圧が血液ポンプに供給されるように前記圧力切替手段へ切替信号を出力することを特徴とする血液ポンプ駆動装置。 【請求項2】 外部電子装置からの負圧への切替えのための動作信号が正圧への切替えのための動作信号入力から所定時間経過後入力させ、該負圧切替動作信号に応じて圧力切替手段により負圧を血液ポンプに供給させる請求項1記載の血液ポンプ駆動装置。 【請求項3】 外部電子装置からの負圧への切替えのための動作信号が正圧への切替えのための動作信号入力から所定時間以内に入力させ、予め設定された正圧供給期間経過後圧力切替手段により負圧を血液ポンプに供給させる請求項1記載の血液ポンプ駆動装置。 【請求項4】 外部電子装置からの動作信号を使用者が選択できる請求項3又は4記載の血液ポンプ駆動装置。 【請求項5】 前記制御装置は、外部電子装置からの負圧への切替のための負圧切替動作信号が正圧への切替のための正圧切替動作信号入力から所定時間経過後に入力された際には、該負圧切替動作信号に応じて圧力切替手段により負圧を血液ポンプに供給させ、負圧切替動作信号が正圧切替動作信号入力から所定時間経過前に入力された際には、予め設定された正圧供給期間経過後圧力切替手段により負圧を血液ポンプに供給させる請求項1記載の血液ポンプ駆動装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、心臓の動きを補助又は代行し、正常な血圧又は血液流を得るための血液ポンプ駆動装置に関する。 【0002】 【従来技術】血液ポンプは、特開平3−30774号や特公平5−16870号公報に開示される如く、心臓近くの大動脈内に挿入され、心臓の動きに同期してヘリウムガスをその内部に出し入れするバルーンポンプ(IABP)と、特公昭64−1148号公報に開示される如く、血液の流れを外部からの周期的圧力変動により補助する人工心臓とがある。この血液ポンプ駆動装置は、正圧と負圧を交互に発生させる圧力変動手段と、血液ポンプと、圧力変動手段と血液ポンプとの間に配されかつ圧力変動手段からの正圧と負圧とを血液ポンプに供給する圧力切替手段としての切替弁、および心電図や血圧等の生体信号を受けかつ該生体信号を圧力切替手段のための動作信号とさせる制御装置とを基本的に有す。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】たとえば、心機能が短時間に著しく衰弱していく患者のために、バルーンポンプの収縮、膨脹のタイミングを生体信号によるトリミングより少しずらしたい場合或いは人工心臓の駆動タイミングを生体信号によるトリミングより少しずらしたい場合等が生じ、医師の経験に基づく血液ポンプの作動が要望されることがある。しかしながら、従来の血液ポンプ装置は生体信号によってのみ制御されるので、前述した医師の希望に沿うものでない。それ故に、本発明は前述した従来技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題を解決するために、生体信号を外部電子装置(cpu)が受け、複数の操作モードのための動作信号を血液ポンプ駆動装置に送ることを可能にさせる技術的手段を採用する。 【0005】具体的には、本発明は、血液ポンプに正圧を供給する正圧供給手段及び負圧を供給する負圧供給手段、正圧供給手段と負圧供給手段との血液ポンプへの連通を選択的に切替える圧力切替手段、心電図や血圧等の生体信号が入力される外部電子装置から動作信号が入力されるとともに圧力切替手段に切替信号を出力する制御装置とを有し、前記制御装置は、該制御装置に入力される動作信号に応じた波形の正圧と負圧が血液ポンプに供給されるように前記圧力切替手段へ切替信号を出力することを特徴とする血液ポンプ駆動装置を提供する。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は、血液ポンプ駆動装置の概略構成を示す図である。図において、血液ポンプ駆動装置1は、血液ポンプとしての人工心臓2と人工心臓2に正圧を供給する正圧供給手段としてのコンプレッサ3と、人工心臓2に負圧を供給する負圧供給手段としての負圧ポンプ4と、コンプレッサ3と負圧ポンプ4との人工心臓2への連通を選択的に切替る切替弁としての2方向切替弁6と、2方向切替弁6の切替動作を制御する制御装置7とを備えるものである。 【0007】制御装置7は、生体信号(心電図信号、血圧信号)を受ける外部電子装置8に接続され、外部電子装置8からの動作信号により制御装置7が切替弁6の切替操作とそのタイミングを指示する。 【0008】次に図2を参照して二方向切替弁6の切替動作の例について述べる。生体信号を受ける外部電子装置8に対して第1の操作モードを指示すると、生体信号を受けた外部電子装置8からの正圧切替信号9により制御装置7が所定の遅れ(DLY)をともなって2方向切替弁6に対し血液ポンプ2に正圧を供給させる指示を出す。即ち、この動作信号を受けた制御装置7が2方向切替弁6が正圧を出力するよう切替る。所定時間(しきい値を越える時間)経過後、外部電子装置8は負圧切替信号10を制御装置10に出力する。外部電子装置8からの負圧切替信号10により制御装置7が所定の遅れ(DLY)をともなって、2方向切替弁6に対して血液ポンプ2に負圧を供給させる指示を出す。即ち、2方向切替弁6が負圧を出力するよう切替る。次の生体信号により外部電子装置8が正圧切替信号9を出すと、前述した動作が繰り返され、血液ポンプ2に第1の操作モードに応じた正圧と負圧が周期的に供給される。 【0009】図3を参照して、第2の操作モードについて説明する。外部電子装置8に対して第2の操作モードを指示すると、生体信号を受けた外部電子装置8が正圧切替信号9を出力し、所定時間内(しきい値以内)に、この出力信号をキャンセルさせる。外部電子装置8からのこの動作信号を受けた制御装置7は、2方向切替弁6に対し切替指示をなし、所定の遅れ(DLY)をともなって2方向切替弁6を介し血液ポンプに一定期間(DTY)の間正圧を供給させる。一定期間経過後、制御装置7は2方向切替弁6を切替え、負圧を血液ポンプ2に供給する。生体信号を受けた外部電子装置が次の正圧切替信号9を出力すると、前述した第2の操作モードに従った操作が繰り返され、正圧と負圧が周期的に供給される。 【0010】第1と第2の操作モードの例を説明したが、外部電子装置8に他の操作モードを組み込み、医師等の使用者の選択範囲を広め得る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000011 【氏名又は名称】アイシン精機株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月26日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】桑原 英明
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| 【公開番号】 |
特開平11−188092 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月13日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−366654 |
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