| 【発明の名称】 |
消毒液噴出装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】米澤 義弘
【氏名】橋本 恒隆
【氏名】藤江 勇次
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| 【要約】 |
【課題】消毒液噴出装置の外観品質を良くし、消毒液噴出装置やその周りを掃除する際の作業性を良くすることができるようにした消毒液噴出装置を提供する。
【解決手段】消毒液噴出装置の背面に設けられた案内通路110の引込口111を据付部である壁面に設けられた電源供給用手段に対応させ、電源供給用手段から延びた電源用コード62を、消毒液噴出装置の背面側に開設された案内通路110の引込口111から案内通路110に通し、引出口112から内部に引き出して、電源供給手段および電源用コード62が消毒液噴出装置の背後に収まるようになり、外部に露見しないようにした。また、案内通路110の引出口112を配電盤61の方向に開くようにして、電源用コード62を容易に配電盤61側に延ばして接続できるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】立壁などに据え付けられ、ケース、ノズルを備え、該ケース内部にタンク、供給路および、ポンプを有し、該ポンプが前記タンク内の消毒液を前記供給路に通して前記ノズルへ送り込み、該ノズルから消毒液を噴出するようにした消毒液噴出装置において、前記ケースの内部は案内通路、および配電盤を有し、前記案内通路は、電源用コードを前記ケースの内部に引き込むための通路であって、その両端に引込口および引出口をそれぞれ有し、前記案内通路の引込口は、前記ケースの背面に開設されており、前記案内通路の引出口は、前記配電盤の方向に開設されていることを特徴とする消毒液噴出装置。 【請求項2】前記ケースの下面部は、電源供給用のソケットを有していることを特徴とする請求項1記載の消毒液噴出装置。 【請求項3】前記ケースの下面奥部は、前記電源用コードを折り畳んだ状態で収容可能な収容凹部を有していることを特徴とする請求項1記載の消毒液噴出装置。 【請求項4】前記収容凹部の下面は、電源供給用のソケットを有していることを特徴とする請求項3記載の消毒液噴出装置。 【請求項5】立壁などに据え付けられ、ケース、ノズルを備え、該ケース内部にタンク、供給路および、ポンプを有し、該ポンプが前記タンク内の消毒液を前記供給路に通して前記ノズルへ送り込み、該ノズルから消毒液を噴出するようにした消毒液噴出装置の取付構造において、前記ケースの内部は案内通路、および配電盤を有し、前記案内通路は、電源用コードを前記ケースの内部に引き込むための通路であって、その両端に引込口および引出口をそれぞれ有し、前記案内通路の引込口は、前記ケースの背面に開設されており、消毒液噴出装置は、前記案内通路の引込口を前記立壁などに設けられた電源供給用手段に対応させるようにして、前記立壁などに据え付けられていることを特徴とする消毒液噴出装置の取付構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、立壁などに据え付けられ、ケース、ノズルを備え、該ケース内部にタンク、供給路および、ポンプを有し、該ポンプが前記タンク内の消毒液を前記供給路に通して前記ノズルへ送り込み、該ノズルから消毒液を噴出するようにした消毒液噴出装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の消毒液噴出装置は、食品工場、レストラン、病院などの化粧室の壁面に据え付けられており、従業員や一般客などが使用するもので、ポンプが作動すると、消毒液がノズルから噴出するように構成されている。ポンプ作動用の電源を供給すべく、電源用コードを装置の下面あるいは側面から外部に延ばし、電源用コードのプラグを、同じく壁面に設けられている電源供給用手段(ソケット)に差し込んで使用するようにしていた。 【0003】消毒液としてはアルコールが一般的に使用され、例えば、3ccの消毒液を3秒間で噴出するようにしている。噴出された消毒液を降りかける手などの洗浄対象が水などで濡れていると、消毒液が薄まり、殺菌効果が低下する。そこで、消毒液を降りかける前に、洗浄対象を濡らす水などをタオルで拭き取ったり乾燥機で乾かせば、殺菌効果が低下しないことが知られている。消毒液噴出装置と乾燥機とを化粧室の壁面に併設すると、それらの装置の近傍に電源供給用手段(ソケット)がそれぞれ必要になる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の消毒液噴出装置では、消毒液噴出装置の下面や側面から外部に延びた電源用コードが、消毒液噴出装置と電源供給用手段(ソケット)との間に無造作に垂れ下がった状態になるため、消毒液噴出装置の全体的な均整が失われて、外観品質が良くなく、消毒液噴出装置やその周りを掃除する際に電源用コードが邪魔になり、掃除の作業性が良くないという問題点があった。 【0005】また、化粧室の壁面に電源供給用手段(ソケット)が1つだけ設けられている場合に、その電源供給用手段(ソケット)を消毒液噴出装置に用いると、乾燥機を併設することができず、他のソケットや延長コードを用いて電源の取り回しを行うと、同じく、外見品質が良くなく、掃除の作業性も良くないという問題点があった。 【0006】さらに、仮に、電源用コードが無造作に垂れ下がらないよう電源用コードを折り畳んだ状態にして結束しても、結束された電源用コードが外部に露出して外観品質が良くないという問題点があった。 【0007】本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、消毒液噴出装置の外観品質を良くし、消毒液噴出装置やその周りを掃除する際の作業性を良くすることができるようにした消毒液噴出装置を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。 [1]立壁などに据え付けられ、ケース(10)、ノズル(20)を備え、該ケース(10)内部にタンク(30)、供給路(40)および、ポンプ(50)を有し、該ポンプ(50)が前記タンク(30)内の消毒液を前記供給路(40)に通して前記ノズル(20)へ送り込み、該ノズル(20)から消毒液を噴出するようにした消毒液噴出装置において、前記ケース(10)の内部は案内通路(110)、および配電盤(61)を有し、前記案内通路(110)は、電源用コード(62)を前記ケース(10)の内部に引き込むための通路であって、その両端に引込口(111)および引出口(112)をそれぞれ有し、前記案内通路(110)の引込口(111)は、前記ケース(10)の背面に開設されており、前記案内通路(110)の引出口(112)は、前記配電盤(61)の方向に開設されていることを特徴とする消毒液噴出装置。 【0009】[2]前記ケース(10)の下面部は、電源供給用のソケット(63)を有していることを特徴とする[1]に記載の消毒液噴出装置。 【0010】[3]前記ケース(10)の下面奥部は、前記電源用コード(62)を折り畳んだ状態で収容可能な収容凹部(16)を有していることを特徴とする[1]に記載の消毒液噴出装置。 【0011】[4]前記収容凹部(16)の下面は、電源供給用のソケット(63)を有していることを特徴とする[3]に記載の消毒液噴出装置。 【0012】[5]立壁などに据え付けられ、ケース(10)、ノズル(20)を備え、該ケース(10)内部にタンク(30)、供給路(40)および、ポンプ(50)を有し、該ポンプ(50)が前記タンク(30)内の消毒液を前記供給路(40)に通して前記ノズル(20)へ送り込み、該ノズル(20)から消毒液を噴出するようにした消毒液噴出装置の取付構造において、前記ケース(10)の内部は案内通路(110)、および配電盤(61)を有し、前記案内通路(110)は、電源用コード(62)を前記ケース(10)の内部に引き込むための通路であって、その両端に引込口(111)および引出口(112)をそれぞれ有し、前記案内通路(110)の引込口(111)は、前記ケース(10)の背面に開設されており、消毒液噴出装置は、前記案内通路(110)の引込口(111)を前記立壁などに設けられた電源供給用手段に対応させるようにして、前記立壁などに据え付けられていることを特徴とする消毒液噴出装置の取付構造。 【0013】次に、前記各項に記載された発明の作用について説明する。本発明の一つの構成では、消毒液噴出装置は例えば化粧室の壁面に据え付けられる。このとき、消毒液噴出装置の背面に設けられた案内通路(110)の引込口(111)は、据付部である壁面に設けられた電源供給用手段(ソケット:図示省略)に対応させる。また、消毒液噴出装置側の電源用コード(62)を電源供給用手段(ソケット)に接続して用いる。 【0014】それにより、電源供給用手段(ソケット)に接続された電源用コード(62)を、案内通路(110)の引込口(111)から取り込んで、案内通路(110)に通すことができ、案内通路(110)を通った電源用コード(62)は、案内通路(110)の引出口(112)からケース(10)の内部に取り出される。電源供給用手段(ソケット)および、電源用コード(62)は、消毒液噴出装置の背後に収められるようになり、外部に露見することがなく、見栄えがよくなる。また、例えば、電源供給用手段の電力ケーブルを直接的に案内通路(110)の引込口(111)から引き込むことも可能になる。 【0015】また、案内通路(110)の引出口(112)が配電盤(61)の方向に開いているので、取り出された電源用コード(62)を容易に配電盤(61)側に延ばして接続することができる。 【0016】このように壁面に据え付けられた消毒液噴出装置は、電源用コード(62)および配電盤(61)を通ってポンプ(50)に給電されると、ポンプ(50)が作動して、タンク(30)内の消毒液が供給路(40)を通ってノズル(20)へ送り込まれ、ノズル(20)から下方に噴出される。 【0017】また、本発明の別の構成では、消毒液噴出装置が化粧室などの壁面に据え付けられた場合に、ケース(10)の下面部に電源供給用のソケット(63)が設けられているので、消毒液噴出装置やその周りの掃除の際に、消毒液噴出装置の上方から水をかけても、電源供給用のソケット(63)に水がかからないので、電源供給用のソケット(63)に水がかからないよう特別に注意を払う必要がなく、掃除の作業性が良い。 【0018】さらに、本発明の別の構成では、消毒液噴出装置と、その近傍にある電源供給用手段(ソケット)との間に電源用コード(62)が垂れ下がった状態で使用される場合には、垂れ下がった状態の電源用コード(62)の中間部を折り畳んだ状態にして、収容凹部(16)に収容することができる。 【0019】収容凹部(16)は、消毒液噴出装置の下面奥部に設けられていて、容易に見え難い場所にあるので、収容された電源用コード(62)も見え難くなり、外観品質が良くなる。 【0020】さらに、本発明の別の構成では、電源供給用のソケット(63)が見え難い場所である収容凹部(16)の下面に設けられているので、外観品質が良くなる。ケース(10)の下面部に設けられた電源供給用のソケット(63)を用いることにより、消毒液噴出装置に乾燥機などを容易に併設することができる。 【0021】さらに、本発明の別の構成では、消毒液噴出装置は、立壁などに据え付けられる。立壁などに電源供給用手段(例えばソケット、電力ケーブル)が設けられている場合がある。そのような場合に、電源供給用手段に、消毒液噴出装置の案内通路(110)の引込口(111)を対応させるようにして、消毒液噴出装置を据え付ければ、消毒液噴出装置の背後に電源供給用手段が収まるようになって、電源供給用手段が外部に露見し難くなって、見栄えが良くなり、また、例えば、電源供給用手段側の電力ケーブルを直接的に案内通路(110)に通して消毒液噴出装置内に引き込むことができ、電力ケーブルの配線作業性が良くなるとともに、電力ケーブルが消毒液噴出装置の背後に収まるようになり、見栄えが損なわれない。 【0022】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示している。本実施の形態に係る消毒液噴出装置は、食品工場、レストラン、病院、その他の建物の化粧室の立壁などに据え付けられるもので、従業員や一般客が使用するものである。 【0023】図1および図2に示すように、消毒液噴出装置は、ケース10、ノズル20を備え、ケース10内部にはタンク30、供給路40および、ポンプ50が設けられている。ポンプ50がタンク30内の消毒液を供給路40に通してノズル20へ送り込み、ノズル20から消毒液を下方に噴出するようになっている。 【0024】ケース10は、正面ケース11と背面ケース12とが前後から合わせられ、箱形状に形成されて成る。正面ケース11には消毒液水位確認窓210が開設されている。消毒液水位確認窓210は、透視部材211で塞がれている。ケース10の上部開口はカバー13で塞がれている。 【0025】正面ケース11と背面ケース12との間には仕切部材70が介装され、仕切部材70により、ケース10の内部の収容空間が上下に隔離されている。上側の収容空間には、タンク30が収容され、下側の収容空間には、ポンプ50、配電盤61などの電気系統などが収容されている。配電盤61は、背面ケース12の内壁面に突設されたボスにねじ止めされている。 【0026】図1および、図3〜図16に示すように、ケース10の内部には管形状の案内通路110が形成されている。案内通路110は、背面ケース12に一体的に形成されていて、電源用コード62をケース10の内部に引き込むための通路である。案内通路110は、その両端に引込口111および引出口112をそれぞれ有している。案内通路110の引込口111は、背面ケース12の背面に開設されていて、電源用コード62のブッシュ62bが嵌着されている。また、案内通路110の引出口112は、上方、すなわち、上方位置に配された配電盤61の方向に開設されている。 【0027】案内通路110は、引込口111から引込口111と引出口112との間の中間部までの引込側部分113および、その中間部から引出口112までの引出側部分114から成り、引込側部分113の管中心軸が、ケース10の内部に向かって略水平方向に延びており、引出側部分114の管中心軸が、ケース10の内部に向かって斜め上方に延びている。案内通路110の外周および、その近傍には、ボス115,116が一対設けられている。一対のボス115,116にはコネクタ66が固設されている。 【0028】背面ケース12の下面部であるケース10の下面奥部14には収容凹部16が形成されている。収容凹部16は、上方に凹設されていて、電源用コード62を折り畳んだ状態で収容可能である。下面奥部14にはクリップ62aが設けられ、折り畳んだ状態の電源用コード62を結束可能である。また、収容凹部16の壁面にはロッカスイッチである電源スイッチ17が取り付けられている。立壁には電源供給用手段のソケット(図示省略)が設けられ、ソケットには、電力ケーブル(図示省略)が接続されている。電源供給用手段のソケットには、電源用コード62の一端部に設けられたプラグが接続されている。電源用コード62の他端部は、引込口111から案内通路110を通り、引出口112から装置内部に引き出される。引き出された電源用コード62の他端部は、コネクタ66に接続されている。電力が供給されるコネクタ66には、電源スイッチ17を介して配電盤61が接続されている。本実施の形態では、電源用コード62がコネクタ66および電源スイッチを介して配電盤61に接続されているが、コネクタ66を介さずに電源用コード62が電源スイッチを介して配電盤61に接続されていてもよい。 【0029】また、本実施の形態では電源用コード62が用いられるが、電源用コード62を用いないで、電源供給用手段の電力ケーブルを引込口111から案内通路110を通して装置内に直接的に引き込むタイプの消毒液噴出装置も存在している。 【0030】図8に示すように、収容凹部16の下面には下孔16aが設けられ、下孔16aは、背面ケース12成形時には蓋部16bで塞がれ、下孔16aの孔周縁と蓋部16bの周縁とは薄肉部16cで連結されている。ケース10の内部には、蓋部16bに対応してサービスコンセントである電源供給用のソケット63(図2参照)が設けられている。電源供給用のソケット63は、コネクタ66に接続されている。電源供給用のソケット63を使用するタイプの消毒液噴出装置においては、下孔16aを塞いでいる蓋部16bは取り除かれ、開設された下孔16aを通して電源供給用のソケット63に他の電気機器側のプラグ(図示省略)が差込み可能に成っている。 【0031】ケース10の正面ケース11の下面手前部15には、ノズル20が螺着している。ノズル20は、背面ケース12の下孔15aに挿着されていて、背面ケース12のボス15bのねじ孔に螺合するねじにより固定されている。下面手前部15には、ノズル20の奥側に窓ガラス64が嵌め込まれている。ケース10の内部には、窓ガラス64に対応して赤外線センサ65が設けられている。同じく、赤外線センサ65は、ボス15cのねじ孔に螺合するねじにより固定されている。ポンプ50のモータの電源端子および、赤外線センサ65は、配線材で配電盤61に接続されている。 【0032】タンク30の取出管32は、連結管41を介してポンプ50の吸込管55に接続され、ポンプ50の吐出管56は、大径チューブ42を介してバキュームブレーカである遮断弁45に接続され、遮断弁45は、小径チューブ43を介してノズル20に接続されている。 【0033】ポンプ50を支持するために支持ブラケット57が設けられている。支持ブラケット57は、環状部57aおよび延設部57bから成り、環状部57aがポンプ50のモータ51に嵌着していて、延設部57bの先端に形成された被係合部57cが背面ケース12の嵌合溝12cに固く嵌合している。 【0034】遮断弁45は、弁内の圧力が低下すると、弁体が自重で落下し、弁内が外気に導通するとともに、大径チューブ42側の通路を塞いで、消毒液のポンプ50への逆流を防止するものである。 【0035】前述するように構成された消毒液噴出装置は、例えば化粧室の壁面に据え付けられる。このとき、消毒液噴出装置の背面ケース12の背面に設けられた案内通路110の引込口111は、据付部である壁面に設けられた電源供給用手段(ソケットあるいは、電力ケーブル)に対応させる。それにより、電源供給用手段である電力ケーブルを、外部に露出させずに、直接的に、案内通路110の引込口111から取り込んで、案内通路110に通すことができる。電力ケーブルが外部に露出しないようにすることができるので、外観品質が向上する。 【0036】案内通路110を通った電源用コード62は、案内通路110の引出口112からケース10の内部に取り出される。案内通路110の引出口112が配電盤61の方向に開いているので、取り出された電源用コード62を容易に配電盤61側に延ばして接続することができる。 【0037】このように化粧室などの壁面に据え付けられた消毒液噴出装置において、ノズル20の下方位置に手を差し出すと、赤外線センサ65が感知して、電源供給用手段から電源用コード62、コネクタ66および配電盤61を通ってポンプ50のモータ51に給電される。ポンプ50のモータ51が回転すると、ケーシング52内の羽根車53が回転し(図17および図18参照)、タンク30内の消毒液が連結管41および吸込管55を通ってポンプ50のケーシング52内に送り込まれ、さらに、ポンプ50の吐出管56から大径チューブ42〜遮断弁45〜小径チューブ43を通ってノズル20へ送り込まれ、送り込まれた消毒液は、ノズル20から下方に噴出され、手に降りかかる。モータ51が回転してから、所定時間例えば3秒経過すると、モータ51が停止し、ノズル20からの消毒液の噴出も停止する。 【0038】また、ケース12の下面奥部14の収容凹部16の下面部に電源供給用のソケット63が設けられているので、消毒液噴出装置やその周りの掃除の際に、消毒液噴出装置の上方から水をかけても、電源供給用のソケット63に水がかからないので、電源供給用のソケット63に水がかからないよう特別に注意を払う必要がなく、掃除の作業がし易くなる。また、電源供給用のソケット63が見え難い場所に設けられているので、外観品質が良くなる。 【0039】さらに、ケース10の下面部に設けられた電源供給用のソケット63を用いることにより、乾燥機を消毒液噴出装置に併設した場合にも、消毒液噴出装置の電源供給用のソケット63に乾燥機など他の電気機器側のプラグを差し込んで、乾燥機に電源を供給可能になり、乾燥機に電源を供給可能にすべく、遠くから延長コードなどを取り回す必要が無く、外観品質が向上する。 【0040】さらに、立壁に設けられた電源供給用手段と消毒液噴出装置との間が離れている場合には、電源用コード62を電源供給用手段(ソケット)側へ延ばして、電源用コード62のプラグを差し込む。このとき、消毒液噴出装置と電源供給用手段との間に電源用コード62が無造作に垂れ下がった状態で使用されるような場合には、垂れ下がった状態の電源用コード62の中間部を折り畳んだ状態にして、クリップ62aで結束し、収容凹部16に収容して、外観品質を向上することができる。 【0041】収容凹部16が消毒液噴出装置の下面奥部14に設けられていて、容易に見え難い場所にあるので、収容された電源用コード62も見え難くなり、外観品質が良くなる。 【0042】なお、前記実施の形態においては、ケース12の下面奥部14に収容凹部16およびクリップ62aを設けたものを示したが、これに限らない。すなわち、消毒液噴出装置が、その案内通路110の引込口111を電源供給用手段に対応させて据え付けられ、電源供給用手段(電力ケーブル)を、引込口111から案内通路110に通して引出口112からケース内部へ引き出せる場合には、電源用コード62が不要になるので、電源用コード62を収容すべき収容凹部16および、電源用コード62を結束すべきクリップ62aは必然的に不要になる。 【0043】また、電源用コード62を結束するためのクリップ62aは、例えば、金属製の平板材を樹脂材で皮膜して成るが、ビニール線などの結線バンドであってもよいことはいうまでもない。さらに、前記実施の形態では、電源用コード62は、消毒液噴出装置側に付属し、電力ケーブルは電源供給用手段側に付属する別個のものとして説明したが、電源用コード62および電力ケーブルは、電力を電力供給源から消毒液噴出装置へ供給する共通の機能を有することから、本発明上、同一のものであるということができる。 【0044】 【発明の効果】前述した発明の実施の形態から理解されるように、本発明の一つの構成では、消毒液噴出装置の背面に設けられた案内通路の引込口を、据付部である壁面に設けられた電源供給用手段に対応させ、電源供給用手段から延びた電源用コードを案内通路の引込口から取り込んで、案内通路に通し、案内通路の引出口から内部に引き出すようにしたので、電源用コードが無造作に外部に露出しないで、外観品質を向上することができるとともに、消毒液噴出装置やその周りの掃除を行う際に電源用コードが邪魔にならないで、掃除の作業性を向上することができる。また、案内通路の引出口が配電盤の方向に開いているので、取り出された電源用コードを容易に配電盤側に延ばして接続することができる。 【0045】また、本発明の別の構成では、消毒液噴出装置が化粧室などの壁面に据え付けられた場合に、ケースの下面部に電源供給用のソケットが設けられているので、電源供給用のソケットを用いて、消毒液噴出装置に乾燥機などを容易に併設することができる。消毒液噴出装置やその周りの掃除の際に、消毒液噴出装置の上方から水をかけても、電源供給用のソケットに水がかからないので、電源供給用のソケットに水がかからないよう特別に注意を払う必要がなく、掃除の作業性が良い。また、電源供給用のソケットが見え難い場所に設けられているので、外観品質が良くなる。 【0046】さらに、本発明の別の構成では、消毒液噴出装置と、その近傍にある電源供給用手段との間に電源用コードが垂れ下がった状態で使用される場合には、垂れ下がった状態の電源用コードの中間部を折り畳んだ状態にして、消毒液噴出装置の下面奥部に設けられる収容凹部に収容するようにしたので、収容される電源用コードが見え難くなり、外観品質が良くなる。 【0047】さらに、本発明の別の構成では、収容凹部の下面に電源供給用のソケットが設けられているので、電源供給用のソケットがさらに見え難くなり、外観品質が良くなる。 【0048】さらに、本発明の別の構成では、電源供給用手段に、消毒液噴出装置の案内通路の引込口を対応させるようにして、消毒液噴出装置を据え付けるようにしたので、消毒液噴出装置が電源供給用手段を外部から覆って、電源供給用手段が外部に露見し難くなって、見栄えが良くなり、また、例えば、電源供給用手段を直接的に案内通路に通して消毒液噴出装置内に引き込むことができ、電源供給用手段の配線作業性が良くなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000010087 【氏名又は名称】東陶機器株式会社 【識別番号】390010054 【氏名又は名称】小糸工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)6月3日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】笹井 浩毅
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| 【公開番号】 |
特開平11−342184 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)12月14日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−154431 |
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