| 【発明の名称】 |
育毛システム |
| 【発明者】 |
【氏名】五十嵐 祥剛
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| 【要約】 |
【課題】一般家庭において個人が手軽に頭髪の発毛・育毛を系統的に促進することができる育毛システムを提供する。
【解決手段】ホホバオイルを主成分とするクレンジング剤を用いて、頭皮と毛穴をクレンジングするクレンジング工程(1)と、頭皮と毛穴及び毛髪の汚れを落すシャンプー工程(2)と、ヒノキチオールを主成分とする第1育毛剤を、頭皮全体に塗布する第1育毛処理工程(3)と、ヒノキチオールを主成分とする第2育毛剤を、頭皮の特定部分に塗布する第2育毛処理工程(4)と、ケラチンを主成分とするトリートメント剤を毛髪に塗布するトリートメント工程(5)とからなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ホホバオイルを主成分とするクレンジング剤を用いて、頭皮と毛穴をクレンジングするクレンジング工程と、頭皮と毛穴及び毛髪の汚れを落すシャンプー工程と、ヒノキチオールを主成分とする第1育毛剤を、頭皮全体に塗布する第1育毛処理工程と、ヒノキチオールを主成分とする第2育毛剤を、頭皮の特定部分に塗布する第2育毛処理工程と、ケラチンを主成分とするトリートメント剤を、毛髪に塗布するトリートメント工程からなる育毛システム。 【請求項2】 請求項1において、クレンジング工程時でクレンジング剤を塗布した後、頭皮と毛穴に遠赤外線を付与する育毛システム。 【請求項3】 請求項1において、第1育毛処理工程時で第1育毛剤の塗布後に、頭皮に電位を負荷する育毛システム。 【請求項4】 請求項1において、第2育毛処理工程時で第2育毛剤の塗布後に、イオン発生器を用いて第2育毛剤の各成分を毛包部に浸透させる育毛システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、主に一般家庭で手軽に行う頭髪の発毛・育毛を促進させる育毛システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、頭髪の発毛・育毛剤として、例えば特公昭61−60042号公報、特公平1−56045号公報、特開平7−48229号公報などが既に提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、頭髪の発毛・育毛には、頭皮や毛穴に付着した皮脂などの汚れを浮き上がらせて確実に除去し、この後頭皮や毛穴及び毛髪に育毛剤を効果的に塗布したりして、発毛・育毛を系統的に促進することが重要である。しかし、頭髪の発毛・育毛を促す系統的な育毛システムは、未だ行われていない。特に、頭髪のケアは、一般家庭において個人が一定時間置きに長期間にわたって継続することが重要であるが、一般家庭で手軽に行える育毛システムはない。 【0004】そこで、本発明の目的は、一般家庭で手軽に頭髪の発毛・育毛を系統的に促進できる育毛システムを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1に記載した本発明の育毛システムは、ホホバオイルを主成分とするクレンジング剤を用いて、頭皮と毛穴をクレンジングするクレンジング工程と、頭皮と毛穴及び毛髪の汚れを落すシャンプー工程と、ヒノキチオールを主成分とする第1育毛剤を、頭皮全体に塗布する第1育毛処理工程と、ヒノキチオールを主成分とする第2育毛剤を、頭皮の特定部分に塗布する第2育毛処理工程と、ケラチンを主成分とするトリートメント剤を毛髪に塗布するトリートメント工程とからなる。 【0006】この育毛システムは、主に一般家庭において個人が一定時間置きに長期間にわたって継続的に行うものである。先ず、クレンジング工程において、頭皮全体にクレンジング剤が塗布される。このとき、クレンジング剤に配合したホホバオイルは、頭皮・毛髪の保護作用と皮脂のコントロール作用を有しているので、頭皮や毛穴に付着した皮脂などの汚れを速やかに浮き上がらせる。 【0007】そして、シャンプー工程において、皮脂などの汚れが洗い流されて、頭皮と毛穴及び毛髪が清浄化される。 【0008】次に、第1育毛処理工程において、清浄化された頭皮全体に第1育毛剤が塗布される。このとき、第1育毛剤に配合したヒノキチオールは、育毛促進作用と抗菌作用を有している。従って、第1育毛剤により頭皮全体にわたる毛髪の発毛・育毛が促進される。 【0009】この後、第2育毛処理工程において、第2育毛剤が頭皮の特定部分(特に毛髪の少ない個所)に塗布される。このとき、第2育毛剤に配合したヒノキチオールは、前述したように育毛促進作用と抗菌作用を有しているので、第2育毛剤により頭皮の特定部分における毛髪の発毛・育毛が促進される。 【0010】さらに、トリートメント工程において、毛髪の全体にトリートメント剤が塗布される。このとき、トリートメント剤に配合したケラチンは、毛髪の保護作用とコンディショニング作用を有している。従って、トリートメント剤により毛髪の全体が正常な状態に整えられる。 【0011】この発明の好ましい実施形態では、クレンジング工程時でクレンジング剤を塗布した後に、頭皮と毛穴に遠赤外線を付与する。このようにすれば、遠赤外線による温熱効果により、血行促進やクレンジング剤に配合した各成分の頭皮や毛穴に対する浸透性が高められる。よって、頭皮や毛穴に付着した皮脂などの汚れが速やかに剥離され、かつ汚れの除去部分に各成分が速やかに浸透する。 【0012】また、好ましい実施形態では、第1育毛処理工程時で第1育毛剤の塗布後に、頭皮に電位を負荷する。このようにすれば、頭皮の新陳代謝や血行が促進され、また第1育毛剤の毛包部に対する浸透性が高められる。よって、毛髪の発毛・育毛効果が一層高められる。 【0013】さらに、好ましい実施形態では、第2育毛処理工程時で第2育毛剤の塗布後に、イオン発生器を用いて第2育毛剤の各成分を毛包部に浸透させる。このイオン発生器を用いることにより、第2育毛剤の成分がイオン化されて、この成分の毛包部に対する浸透性が高められる。よって、毛髪の発毛・育毛効果が一層高められる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明にかかる育毛システムの工程図を示している。同図に示す育毛システムは、頭皮と毛穴をクレンジングするクレンジング工程(1)と、頭皮と毛穴及び毛髪の汚れを落すシャンプー工程(2)と、頭皮全体に施す第1育毛処理工程(3)と、頭皮の特定部分に施す第2育毛処理工程(4)と、毛髪のトリートメント工程(5)と、仕上げ工程(6)とからなる。 【0015】先ず、クレンジング工程(1)においては、皮脂のコントロール作用、細胞の修復作用、頭皮の柔軟作用、保湿作用を有する成分を精製水等の溶媒に適宜混合して乳化オイル状に調整した、クレンジング剤を頭皮の汚れの状態に応じて任意量を使用する。通常の場合は1〜5ccであり、塗布後の放置時間は、遠赤外線を付与した場合約10〜15分程度である。上記クレンジング剤に含まれる成分はホホバオイル(皮脂のコントロール作用)0.5〜1.0%、デオキシリボ核酸カリウム塩(細胞の修復作用)0.01〜0.1%、スクワラン(頭皮の柔軟作用)0.5〜1.0%、グリセリン(保湿作用)10.0〜20.0%である。 【0016】そして、クレンジング工程(1)において、以上のクレンジング剤を使用することにより、このクレンジング剤に配合した各成分が頭皮や毛穴に浸透して、これに付着した皮脂などの汚れが浮き上がって速やかに剥離する。 【0017】シャンプー工程(2)においては、優れた洗浄作用、細胞の修復作用、育毛促進作用、抗菌作用、頭皮・毛髪の保護作用、細胞賦活作用を有する成分を精製水等のに溶媒に適宜混合して液状に調整したシャンプー剤を頭皮や毛髪の汚れにおうじて任意量を使用する。通常の場合は5〜20ccである。上記シャンプー剤に含まれる成分は、ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム液[アミノ酸系界面活性剤](優れた洗浄作用)5.0〜30.0%、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液[両性界面活性剤](優れた洗浄作用)5.0〜10.0%、デオキシリボ核酸カリウム塩(細胞の修復作用)0.01〜0.1%、ヒノキチオール(育毛促進作用、抗菌作用)0.03〜0.05%、加水分解コラーゲン液(頭皮・毛髪の保護作用)0.01〜0.1%、植物エキス群(保湿作用等)適量である。 【0018】第1育毛処理工程(3)においては、育毛促進作用、抗菌作用、細胞の修復作用、発毛促進作用、殺菌作用、清涼作用、細胞賦活作用、血行促進作用を有する成分を精製水等の溶媒に適宜混合して液状に調整した第1育毛剤を頭皮や毛髪の汚れにおうじて任意量を使用する。通常の場合は3〜10ccが用いられる。塗布後の放置時間はマッサージを加えた場合約5〜15分程度である。上記第1育毛剤に含まれる成分は、ヒノキチオール(育毛促進作用、抗菌作用)0.03〜0.05%、デオキシリボ核酸カリウム塩(細胞の修復作用)0.01〜0.1%、感光素301号(発毛促進作用)0.001〜0.01%、メントール(殺菌作用、清涼作用)、植物エキス群(細胞賦活作用、血行促進作用等)適量である。 【0019】第2育毛処理工程(4)においては、育毛促進作用、抗菌作用、細胞の修復作用、発毛促進作用、保湿作用、細胞賦活作用、血行促進作用を有する成分を精製水等の溶媒に適宜混合して液状に調整した第2育毛剤を頭皮の特定部分(特に毛髪の少ない箇所)の大きさに応じて任意量を使用する。通常の場合は1〜3ccが用いられ、塗布後の放置時間はイオン発生器を用いた場合約10〜15分程度である。上記第1育毛剤に含まれる成分は、ヒノキチオール(育毛促進作用、抗菌作用)0.03〜0.05%、デオキシリボ核酸カリウム塩(細胞の修復作用)0.01〜0.1%、感光素301号(発毛促進作用)0.001〜0.01%、ヒアルロン酸ナトリウム(保湿作用)0.15〜1.00%、植物エキス群(細胞賦活作用、血行促進作用等)適量である。 【0020】毛髪のトリートメント工程(5)においては、頭皮・毛髪の保護作用、コンディショニング作用、ヘアーセッティング作用を有する成分を精製水等の溶媒に適宜混合して液状に調整した、洗い流さないタイプのトリートメント剤を髪の状態に応じて任意量を使用する。通常の場合は1〜5ccが用いられる。上記トリートメント剤に含まれる成分は、 塩化N−[2ヒドロキシ3(トリメチルアンモニオ)プロピル]加水分解ケラチン液[ケラチン](毛髪の保護作用、コンディショニング作用)3.0〜5.0%、加水分解コラーゲンエチル液(頭皮・毛髪の保護作用)3.0〜5.0%、ビニルピロリドンN,Nジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩液[ポリマー](ヘアーセッティング作用)2.0〜5.0%である。なお、上記した各成分の配合比率(%)は、何れも重量%である。 【0021】以上の育毛システムは、主に一般家庭において個人が一定時間置きに長期間にわたって継続的に行うものである。そして、先ずクレンジング工程(1)において、頭皮にクレンジング剤を塗布する。すると、クレンジング剤に配合された各成分により、頭皮や毛穴に付着した皮脂などの汚れが浮き上がって速やかに剥離する。 【0022】上記クレンジング工程(1)においては、クレンジング剤を塗布した後、遠赤外線発生器を用いて頭皮と毛穴に遠赤外線を付与する。この発生器は、図2に示すように、多数の遠赤外線セラミックス10をもつ第1キャップ11と、その外側に被る保温用の第2キャップ12とで形成される。そして、第1キャップ11を頭皮側に、その外側に第2キャップ12を被ることにより、人体の体温で第1キャップ11から7〜15μの遠赤外線が発生し、この遠赤外線による温熱効果でクレンジング剤に配合した各成分の毛包部に対する浸透性がさらに高められ、また、頭皮や毛穴に付着した皮脂などの汚れが速やかに剥離する。 【0023】この後、シャンプー工程(2)において、シャンプー剤により余分な皮脂などの汚れが洗い流されて、頭皮と毛穴及び毛髪が清浄化される。 【0024】次に、第1育毛処理工程(3)において、清浄化された頭皮全体に第1育毛剤を塗布する。すると、第1育毛剤に配合した各成分により、頭皮全体にわたる毛髪の発毛・育毛が促進される。 【0025】この第1育毛処理工程(3)においては、第1育毛剤の塗布後に頭皮に電位を負荷する。このときは、図3に示すような電位発生器を用いる。この発生器は、電源コード20を介して外部電源に接続され、テスラ変圧器などの高周波電流発生器を組み込んだ本体ケース21と、これに接続コード22を介して接続され、複数の放電球23を設けたケーシング24とで構成される。そして、高周波電流発生器に通電(例えばDC24V,300mmA)して各放電球23で放電させることにより、これら各放電球22と人体との間に電位(例えば2000〜5000V)を発生させ、また、放電に伴いオゾンを発生させるようにしたものである。このような電位発生器を用いて、頭皮に電位やオゾンを付与すれば、頭皮の新陳代謝や血行が促進され、また第1育毛剤の成分の毛包部に対する浸透性が高められる。よって、毛髪の発毛・育毛効果が一層高められる。なお、前記本体ケース21には、ボリューム調整摘み25と電源スイッチ26を設けている。 【0026】さらに、第2育毛処理工程(4)において、第2育毛剤を頭皮の特定部分(特に毛髪の少ない個所)に塗布する。すると、第2育毛剤に配合した各成分により、頭皮の特定部分における毛髪の発毛・育毛が促進される。 【0027】上記第2育毛処理工程(4)においては、第2育毛剤の塗布後に、イオン発生器を用いて第2育毛剤の各成分を毛包部に浸透させる。このイオン発生器は、図4に示すように、帽子31と、その内側に位置するメッシュキャップ32とを備え、このメッシュキャップ32の頂部と側部に、それぞれ外部電源に接続されるゴム製の第1及び第2電極33,34を取付けている。これら各電極33,34は、例えばDC24Vの電圧が印加されて、15mA程度の微電流が流れるものである。そして、第2育毛剤の塗布後に上記帽子31とメッシュキャップ32を頭部に被せ、各電極33,34間に通電することにより、第2育毛剤中の各成分がイオン化され、各成分の毛包部に対する浸透性が高まる。よって、毛髪の発毛・育毛効果が一層高められる。 【0028】この後、トリートメント工程(5)において、毛髪の全体にトリートメント剤を塗布する。すると、トリートメント剤に配合した各成分により、毛髪の全体が正常な状態に整えられる。 【0029】以上の各工程を終了した後には、整髮剤やドライヤーを用いて毛髪をセットする仕上げ工程(6)を行う。 【0030】次に、以上の育毛システムを実施したときの結果について説明する。下記のデータは、何れもモニターが4か月間にわたって毎日ケアを行ったものである。A氏の場合、ケア後2〜3か月で脱毛部分の毛穴から新たなウブ毛が発毛し、抜け毛も減少した。また、4か月後に複数本の黒い毛が生えてきたのを肉眼で確認した。 【0031】B女史の場合、ケア前は縦5cm×横3cmの円形脱毛があったのに対し、ケア後2〜3か月で脱毛部分の毛穴から新たなウブ毛が発毛し、毛の根元が太くなって色も黒くなり、円形脱毛が縦4cm×横2.9cmに減少した。また、4か月後には、複数本の黒い毛が生えてきたのが肉眼で確認でき、円形脱毛も縦2.5cm×横2.5cmに減少した。 【0032】C氏の場合、ケア後2〜3か月で抜け毛が減少した。また、4か月後にはさらに抜け毛が減少し、頭垢の発生がなくなった。 【0033】 【発明の効果】以上のように、本発明の育毛システムによれば、一般家庭において個人が手軽に頭髪の発毛・育毛を系統的に促進することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000126218 【氏名又は名称】株式会社アートネイチャー
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月25日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】福島 三雄 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−92338 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月6日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−279561 |
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