トップ :: A 生活必需品 :: A61 医学または獣医学;衛生学




【発明の名称】 可変開始日錠剤ディスペンサ―
【発明者】 【氏名】ローレンス・イー・ランブレツト・ジユニア

【要約】 【課題】可変の開始日に適合する。

【解決手段】指定された周期的な錠剤処方の可変の開始日に適合し得る実質的に円形の錠剤ディスペンサー構成要素システム。「任意開始日」及び「任意治療包装」の両方を有する錠剤ディスペンサーキット、錠剤ディスペンサーシステムを充填するにようにされた錠剤包装、錠剤ディスペンサーの充填方法、及び本発明の錠剤ディスペンサーシステムを使用した指定された薬物服用処方の管理方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 順次に配列された潰れ得る複数の錠剤用ポケットを有し、その各が、包装を回って実質的に円形に配列された錠剤を収容する円形の錠剤包装;単一錠剤分配用開口を有し、かつ確実に組み合うただ1カ所においてのみ錠剤包装を受け入れるように方向が定められ、これにより錠剤包装の指示された錠剤が単一錠剤分配用開口の上方に提供されるベース支持体;錠剤包装の連続配列された錠剤用ポケット内の錠剤を錠剤分配用開口から分配するようにこの開口の上方に置くために、ベース支持体の中心軸部分まわりにベース支持体のまわりの円形錠剤包装を回転させる手段;及び前記支持体により与えられる投薬の日数に拘わらず、予定日数の整数倍である前記包装内の適宜数の投薬が前記ベース支持体と組み合い得るように前記包装を前記ベース支持体に適合させる手段を備えた錠剤ディスペンサー要素システム。
【請求項2】 錠剤包装が、その中央の穴及び錠剤ディスペンサーシステムのベース支持体上に置かれるような形状、寸法又は方向にされたその外周上のノッチを備え、この支持体は錠剤包装の穴とノッチとにそれぞれ相補的である中心ノブと突き出ている突起とを備え、これにより錠剤包装の指示された錠剤を錠剤ディスペンサーシステムのベース支持体の単一錠剤分配用開口の上方に置くただ一つの希望の方向においてのみ錠剤包装が錠剤ディスペンサーシステムのベース支持体上に受け入れられ、更に前記包装のために設けられた錠剤の数或いは前記ベース支持体上の可能な錠剤位置の数に拘わらず前記ベース支持体及び前記錠剤包装が互いに組み合い得る錠剤ディスペンサーシステム内への装填用の円形の錠剤包装。
【請求項3】 第1の構成要素としての、単一錠剤分配用開口を有する平坦な支持体;第2の構成要素としての、平坦な支持体の中心に連結され軸線を定めている旋回軸、第3の構成要素としての、前記旋回軸まわりの回転を許すラチェット運動のための手段、及び中心の丸穴であって、旋回軸を囲むような寸法にされ、かつ開口と揃う軸線まわりのノブの間欠的な一方向前進運動のための手段を収容する前記丸穴を有する回転可能なノブ;第4の構成要素としての、投薬計画を含んだ錠剤の適宜の数に相当する数だけ表示の可変の適宜数を進ませ得るように前記ラチェット手段と組み合い得る表示のための手段、第5の構成要素としての、軸線からの開口の距離に相当した半径方向距離において包装を囲んで円形に配置されかつ回転可能なノブを囲む寸法にされた中央穴を有する複数の破り得るディスペンサー内に錠剤を収容するハウジングを有する円形の錠剤包装;を備え指定順序で処方の錠剤を分配するための錠剤ディスペンサーシステム。
【請求項4】 指示された順序での固形製剤の適量投与用の直感的錠剤ディスペンサーキットであって、第1の構成要素としての容器;第2の構成要素として、容器内に装填された円形アレイ内に適量の固形製剤を収容している再充填キャリヤーであって、再充填可能な特徴を強化するように導入の際に分離して提供される前記再充填キャリヤー;第3の構成要素として、再充填キャリヤーから適量の固形製剤を個別分配するための手段;及び第4の構成要素として、前記製剤を送るように前記第2の構成要素と組み合い得るラチェット機構であって、前記第4の構成要素が前記第2の構成要素内の製剤の数へのラチェット位置に依存しない前記ラチェット機構を備えた前記直覚的錠剤ディスペンサーキット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特願08/282950号、現米国特許5562231号の継続出願、08/668593号の一部継続出願である。
【0002】本発明は、指定された周期的な錠剤処方の可変の開始日に適合し得る実質的に円形の錠剤ディスペンサー構成要素システムに関する。また、錠剤ディスペンサーキット、錠剤ディスペンサーシステムを充填するにようにされた錠剤包装、本発明の錠剤ディスペンサーの充填方法、及び本発明の錠剤ディスペンサーシステムを使用した指定された薬物服用処方の管理方法にも関する。
【0003】
【従来技術及びその課題】医薬及びその他の薬剤製品は、患者に対して時間に関連し又は計画された時間割で使用するように指示されることが多い。周期の設定された処方で指示される錠剤又はピルの例は、避妊用、血圧調節用、血中脂質調整用、抗生物質、及び糖尿病のようなその他の種々の滋養物による治療用の経口投与に適した錠剤又はピルを含む。かかる長期間の周期的服用は、予防医療(例えば血圧調整又は避妊)、又は慢性糖尿病の治療用に特に適し、これらは総て比較的長期間の治療を必要とする。
【0004】錠剤又はピルのような固形製剤の形で提供される薬品の量は、服用すべき量を混乱なしに、又は混乱が僅かであるように各錠剤が一定量の薬品を含むように本質的に管理される。錠剤を指示された量及び時間で服用したか否かのような患者の不明確、失念及び/又は混乱に基づく医薬服用の変動が常にではないにしてもしばしばある。服用が1日に何回も繰り返されるとき、又は多種の薬物が指示されたとき、又は薬物を数週間から数年に至る長期間にわたって服用するとき、この問題は複雑化する。この問題は、老齢者、慢性の病人(弱った状態にある可能性がある)、及び避妊又はホルモン補欠療法のような長期間の処置を受ける元気な人の大部分に当てはまる。
【0005】混乱、不明確又は失念の結果として、患者は、事実上、指示された指定の服用量より多いか又は少なく服用して、不注意により予定の治療計画を変更する可能性がある。指定された療法の最大の効果を保証するためには、毎日1回、日に数回の服用、又はもっと少ない服用のための指示された時間割りの堅持について患者を支援するであろうディスペンサーを提供することが望ましい。
【0006】錠剤ディスペンサー或いは錠剤又はピルのような固形の医薬製剤を手順に関連した期間中、分配する装置が知られている。かかる錠剤ディスペンサーの例が、曜日を記載した指示器の提供により予定の基準で、例えば日を基準として錠剤を服用することを使用者に許すディスペンサーを提供する米国特許第4165709号に開示される。この特許の開示は参考文献としてここに組み入れられる。この装置においては、特別な曜日を予め設定するために利用できる設備であって異なったピルからなる処方の第1のピルが簡単かつ有用な方法で服用される設備はない。例えば、指示用手段が調節可能でなくかつ異なったピルを含んだ服用指示の最初のピルが日曜日のような週の特定に日に取り出され、かつ使用者が月曜日に薬物治療を指示されるならば、使用者は月曜日から次の日曜日までの期間は危険にさらされるであろう。各曜日の出発を含んだ7種の異なったディスペンサーの製作が、この問題の非実用的な解決ではあるが可能である。
【0007】米国特許第4915256号、第4646936号及び第4667845号のようなその他の特許は、特定のピルを服用すべき時を指示できる日付け指示器を提供しかつ使用者が選定した適宜の日に服用を開始するように予め設定できる種々のピルディスペンサーを明らかにする。かかるピルディスペンサーは、ピルを所定の日に分配する手段により、適宜の日に指示された服用を開始させる望ましい目的を達成したが、これらは種々の理由から完全には実用的でない。これら装置は、使用が複雑か又は再充填が困難かのいずれかである。例えば、円形のピルディスペンサーの反時計方向の回転は使用者には分かり難くかつ不自然である。即ち、誤って手順を欠落させる可能性のある複数段階を要する設計は患者に混乱又は失敗を与え及び/又は使いにくい包装をもたらし、これにより指定された最初のピルがディスペンサーの希望の最初の位置に提供されない可能性がある。
【0008】従って、本発明の目的は、使用が簡単かつ直感的であり、患者/消費者が容易に再充填でき、かつ比較的フールプルーフ、即ち使い易さを保証しかつ不注意による過ちを防止する錠剤分配用の特殊な設計を提供する。更に、本発明は、高度の信頼性を有すると同時に任意の開始日の特徴を提供する一貫した方法でピルの指示された服用を提供し得る分配システムの提供を意図する。本発明の追加の目的及び特徴は、以下の説明において部分的に説明され、かつ部分的に説明より明らかになり、或いは本発明の実行により学習されるであろう。本発明の目的及び利点は実施態様に特に説明された装置の手段、組合せ、及び方法により実現されかつ得られた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目標及び目的を達成するために、ここに具体化されかつ完全に説明されるように、本発明は、第1の構成要素として周期的な表示を有する回転可能な実質的に円形の一方向ノブを備えた錠剤ディスペンサーを提供する。回転可能なノブは実質的に等間隔に配された複数のノッチを有するノッチ付きスカートで囲まれる。
【0010】第2の構成要素は、錠剤1個分の分配用開口、及び内部のカップ部分を形成するようにここから突き出ている上昇壁部分を有する実質的に平坦な支持部を備える。第3の構成要素は、平坦支持体と組み合わせられかつここに固定された中心軸手段を備える。第2の組合用手段は中心軸手段のまわりに円形状の回転可能なノブを一方向に回転させるための回転可能なノブを有する機能的システムを形成するために一方向ラチェット手段を備える。
【0011】回転可能なノブ及び平坦支持体又は中心軸手段のいずれかがノッチ付きスカートの1段階又はノッチに対応するラチェット停止部を複数個備えた一方向ラチェット手段を持つ。好ましい実施例においては、ラチェット手段はラチェット軌道及び各ラチェット停止部にを設けるように軌道内に確実に組み合うためのばね爪を備える。軌道及び爪は、回転可能なノブ及び固定の中心軸又は平坦支持体にこれらを置くことができる。例えば、回転可能なノブに軌道を置くことができ、また平坦支持体又は軌道上の回転可能なノブの下方に置かれたばね爪を中心軸手段上に置きかつばね爪を回転可能なノブ上に置くことができる。
【0012】システムの第4の構成要素は、2個の構成要素が調和して回転するようにノッチ付きスカートと確実に組み合う手段により回転可能なノブ上に適合するようにされた分離式で除去可能な錠剤包装を備える。錠剤包装は、各が実質的に円形に包装のまわりに配列された錠剤を収容している複数の潰れ得る錠剤ポケットを備える。錠剤ポケットの間隔はラチェット手段の各停止部に相当し、これにより新しい錠剤は、ラチェット付きの回転可能なノブの各停止部の確実な掛合の際に錠剤分配用開口の上方に置かれる。錠剤ポケットはポケットと支持体の単一錠剤分配用開口との間に差し込まれた破り得る膜で蓋をされる。開口と揃ったポケットを潰しこれにより錠剤を強制して膜を破らせかつ開口を通過させることにより錠剤が包装から分配される。潰れ得る錠剤ポケットは、実質的に円形、非円形又はキャプレット状の錠剤を受け入れるように形成される。好ましい実施例においては、錠剤包装は実質的に強固な又は剛のプラットフォーム片に固定され、このプラットフォーム片は錠剤包装に対応する複数の錠剤開口を備え、その内部の1個又は2個、好ましくは2個のスプロケットラグがノッチ付きスカート内に確実に適合しかつ組み合う。
【0013】本発明の錠剤ディスペンサーの好ましい実施例においては、実質的に平坦な支持体及び平らな支持ベースから立ち上がっている壁部分により形成された内部カップ部分に、錠剤包装を支持しかつ一方向ラチェット式の回転可能なノブの第1段階の組合の際に定位置の錠剤包装と組み合う手段が設けられる。錠剤包装は、ラチェット式の回転可能なノブの完全な1回転が完了したときに、これを支持手段から外すことができる。特に好ましい実施例においては、回転可能なノブは固定中心軸のまわりを時計方向で1方向に回転し得る日付けリングを備え、かつノッチ付きスカートがその回転可能なリング部分に取り付けられる。固定中心軸は、その上に、平坦な支持要素の単一錠剤分配用開口に揃えられた表示マークを持つことが好ましい。
【0014】本発明の別の好ましい実施例においては、錠剤包装は、回転可能なノブ上に適合したときノッチ付きスカートの少なくも2個のノッチと確実に組み合う少なくも2個の相補的な突起を持つ。好ましい実施例においては、潰れ得る錠剤ポケットは実質的円形、非円形又はキャプレット状の錠剤を受け入れるように形成される。
【0015】本発明の特に好ましい実施例においては、実質的に平坦な支持体は、上昇壁部分から突き出している少なくも2個、好ましくは3個の内向きに伸びた突起の設置により錠剤包装を受け入れその方向を決めかつこれと組み合うようにされる。突起の形状と方向とは錠剤包装の少なくも2個、好ましくは3個の相補的な凹所に相当し、これにより、錠剤包装の少なくも2個の相補的な凹所に相当した突起の形状と方向とが平坦支持体のまわりの錠剤の方向の1カ所の初期位置における錠剤包装の平坦支持体上への受入れを許す。指定された錠剤が初期錠剤位置の錠剤分配用開口の上方に置かれ、更に回転可能な日付けノブの1段前進に先行する最初の錠剤の分配の際に錠剤包装がベース上に組み合わせられ、これにより錠剤包装は突起の下に重なりかつこれにより定位置に保持される。従って、ノブの完全な1回転により錠剤包装が最初の錠剤位置に戻されるまでは前記錠剤包装を外し又は取り出すことができない。
【0016】特に好ましい実施例においては、内向きに伸びている突起は、実質的に平坦な支持体への包装受け入れ、及び初期錠剤位置以外の総ての位置における錠剤包装の外し、排出又は除去を阻止するように空間的に、好ましくは非対称的に並べられる。更に、内向きに伸びている突起は、最初の錠剤位置においてのみ相補的なノッチ付き錠剤包装を受け入れ又は外すように配列され、かつ形状又は寸法が決められることが好ましい。
【0017】本発明のシステムの好ましい実施例においては、回転可能なノブには少なくも1組の1週間7日分の曜日のマークが付けられ、前記マークの各は、平坦支持体に組み合わせられたとき、示された曜日に相当する錠剤包装の1個の錠剤位置に向けられる。回転可能なノブの確実な組合段階の次の曜日への各前進ごとに、指示曜日に相当する1個の錠剤が平坦支持体の単一錠剤分配用開口の上方に供給される。回転可能な日付けノブは、回転可能なノブ上の少なくも3組の7個の像の形で曜日が設けられることが好ましい。支持マークに関する日付けノブのいかなる設定も包装を設定する予定の開始日を構成することができる。
【0018】好ましい実施例においては、錠剤ディスペンサーシステムは、支持ベース上に適合して閉鎖された小型包装を提供する蓋又はカバーを備える。好ましくは、蓋及び支持体は非使用時に小型包装を閉鎖位置に組み合わせるための組合手段を持つ。
【0019】別の実施例においては、本発明は、指示された薬剤の周期的服用方法に従って予め設定された指示の方向の指定された薬剤で満たされた錠剤ディスペンサーを備えた特別な処方の薬剤又は錠剤のディスペンサーキットを提供する。特に好ましい実施例では、医薬は指示された服用方法で提供される経口避妊薬又はホルモン補欠剤である。別のキットの実施例では、システムの再充填の特徴に注意が向けられる錠剤包装は分配容器とは別の構成要素として与えられる。
【0020】本発明は、また、本発明の錠剤ディスペンサーシステムの利用を含んだ決められた指示の医用錠剤の服用方法も提供し、これにより、内部に配置された錠剤、及び各錠剤位置への曜日の指向が決められた指示に適合する。好ましくは、決められた指示は経口避妊又はホルモン補欠治療を提供する。
【0021】本発明は、本発明の錠剤ディスペンサーシステムを受け入れかつこれに使用するようにされた錠剤包装も提供し、これは錠剤ディスペンサーシステムを再充填することができる。
【0022】更に、錠剤包装の少なくも2個の凹所と錠剤ディスペンサーの実質的に平坦な支持体の上昇壁部分から突き出している少なくも2個の内向きに伸びている相補的な突起とを揃え;更に錠剤包装を実質的に平坦な支持体上に置く諸段階を含んだ本発明の錠剤ディスペンサーシステムの充填又は再充填の方法が提供される。
【0023】別の実施例においては、曜日マークの付けられた回転可能なノブを初期錠剤位置で希望の開始曜日と揃うように回転させ;錠剤包装の少なくも2個の凹所と実質的に平坦な支持体の上昇壁部分から突き出した少なくも2個の内向きに伸びている相補的な突起とを揃え;更に前記錠剤包装を実質的に平坦な支持体の上に置く諸段階を含んだ本発明の錠剤ディスペンサーシステムの充填方法が提供される。
【0024】別の実施例においては、初期錠剤位置に置かれた最初の錠剤を分配し、錠剤ディスペンサー内の錠剤包装と確実に組み合うために回転可能なノブを翌日に1段階回転させ、これにより回転可能なノブの全回転が完了するまで包装の外れを阻止する継続諸段階が提供される。別の実施例においては、錠剤包装は、錠剤ディスペンサーシステムの平坦支持体上の可動の保持用ラグにより装填位置に留められる。
【0025】更に別の実施例においては、錠剤ハウジングは、プラットフォームに取り付けられ、ハウジングの穴を通してねじ止めされ、リベット状に折り返された複数のポストにより接合される。プラットフォームは、再使用のため無機能化しかつリサイクルのために分離可能とするために錠剤ハウジングの取出しの際に離れるように設計される。
【0026】本発明の別の実施例においては、複数の順次配列された潰れ得る錠剤ポケットを有し、その各が実質的に円形に包装のまわりに配列された錠剤を有し、錠剤包装はリング状円形包装の外周の回りの少なくも2個の非対称に間隔を空けられたノッチを有する円形の錠剤包装;内部の単一錠剤分配用開口、及び確実な組合のただ1カ所においてのみ錠剤包装を受け入れるように形状、寸法又は方向が定められた少なくも2個の突起を備え、これにより錠剤包装の示された錠剤が単一錠剤分配用開口の上方に提供されるベース支持体;ベース支持体の中心軸部分を回ってベース上に設置された支持体まわりの円形錠剤包装を回転させ錠剤包装の連続配置された錠剤ポケット内の錠剤を錠剤分配用開口の上方に置く手段;及び錠剤包装からの錠剤の最初の分配の際に錠剤包装をベース支持体上に確実に組み合わせかつ錠剤包装の回転が順次配列された次の錠剤ポケットを錠剤分配用開口の上方に動かす手段を備えた錠剤ディスペンサー要素システムが提供される。
【0027】本発明の別の実施例においては、第1の構成要素としての、内部の単一錠剤分配用開口及びコップ状の内部を定めて立っている周囲壁部分を有する平坦支持体;第2の構成要素としての、平坦支持体の中心に連結され軸を定めている旋回軸、第3の構成要素としての、錠剤に対応して上部に周期的にマークされた表示を有する頂面、回転力を加えるための握り用手段、及び旋回軸を囲むように寸法の決められた中央円孔を有する回転可能なノブ;第4の構成要素としての、回転可能なノブを平坦支持体に同軸で回転可能に連結するための第1の連結用手段;第5の構成要素としての、開口と周期的な表示とに一致し対応してノブを軸まわりに間欠的に一方向前進させる手段;第6の構成要素としての、軸線からの開口の距離に相当した半径方向距離において包装を囲んで円形に配置されかつ回転可能なノブを囲む寸法にされた中央穴を有する破り得る蓋をされた潰れ得る複数の錠剤ポケット内に錠剤を収容しているハウジングを有する円形の錠剤包装;第7の構成要素としての、錠剤包装を平坦支持体に対して方向を決め、これにより第1の錠剤を開口の上方に置きかつ平坦支持体に対する錠剤包装の方向付けを失うことを防止する手段;及び第8の構成要素としての、ノブのいかなる初期設定に対しても錠剤包装が平坦支持体上に装填されたときノブに加えられた回転力が錠剤包装に伝達されるように錠剤包装を回転可能なノブに連結するための第2の連結用手段であって、包装に置かれた潰れ得る錠剤ポケットを潰して錠剤が錠剤ディスペンサーから破り得る蓋を通して開口内に通過するように錠剤を強制するときに単数錠剤を分配する目的で、錠剤包装を進めてこれにより処方の各錠剤を対応している周期的な指示の伴う指示された順序で提示させかつ間欠的な一方向前進手段により開口と一致させる方法を提供する前記第2の連結用手段を備えた指定順序で指示の錠剤を分配するための錠剤ディスペンサーシステムが提供される。
【0028】本発明は、本発明の錠剤ディスペンサーシステム内に置くようにされた錠剤包装も提供する。好ましい実施例においては、錠剤包装は、その中央に穴を、またその外周にノッチを有し、このノッチは、錠剤包装用のベース支持体上に置かれるような形状、寸法にされ、又は方向付けられ、この支持体は中心ノブ及び突き出している突起を有し、これらはそれぞれ錠剤包装の穴及びノッチと互いに補い合う。これにより、錠剤包装は、錠剤包装の指示された錠剤が錠剤ディスペンサーシステムのベース支持体の単一錠剤分配用開口の上方にくる1個の希望方法においてのみベース支持体上に受け入れられる。
【0029】本発明は、指示された順序での固形製剤の適量投与用の直感的錠剤ディスペンサーキットであって、第1の構成要素としての容器;第2の構成要素として、容器内に装填された円形アレイ内に適量の固形製剤を収容している再充填式キャリヤーであって、再充填可能な特徴を強化するように導入の際に分離して提供される前記再充填式キャリヤー;第3の構成要素として、再充填式キャリヤーから適量の固形製剤を個別分配するための手段;及び第4の構成要素として、治療経過に適切でありかつ再充填式キャリヤーに付属した数とレイアウトとが適量の固形製剤に対応し、更に再充填式キャリヤーと揃っている1組の表示を備えた直感的錠剤ディスペンサーキットも提供される。
【0030】ダイヤルパック(商標名、Dialpak)錠剤ディスペンサー(オーソ・ファーマスーティカル・コーポレーション(Orth Pharmaceutical Corpration)ニュージャージー州、ラリタン)は、特定の順序で服用すべき錠剤の処方に有用な普通に入手可能な避妊用の服用計画ディスペンサーである。選択された錠剤を包装から出し得る開口に1回に一つずつ回される円形に配列された錠剤のための使い易い特徴を提供する。その日に適した錠剤を使用者に知らせるための表示として曜日が設けられる。このシステムは、その日に錠剤を服用したかどうかも使用者に思い出させる。開口は1個しかないので、一度に1個の錠剤しか選べない。
【0031】この分配システムの変更例では、使用者は、ディスペンサーに充填するより前に服薬の開始日を選ぶことができる。錠剤は、ディスペンサーとは別に供給される再充填ユニット内に収容される。選定された開始日とは無関係に作動位置に関してある1方向だけで再充填できる機構が提供される。この方法で、その連鎖の第1の錠剤が分配用開口の上方に置かれ、かつ開始日と揃えられる。
【0032】システムの進行ごとに連鎖の錠剤が回され連鎖の日付け表示が開口と揃う。重要なことは、このシステムは、本発明により「(週又は月の)任意日開始」の形態のためだけでなく、更に包装の挿入が包装ベースと両立し得るという単独の要求を有する可変の投薬処方のために有用であるように形成されることである。
【0033】
【実施例】さて、本発明の好ましい実施例を詳細に説明することとする。2種の好ましい実施例が付属図面に示され、かつこれら図面及び図中の番号を参照し以下詳細に説明される。
【0034】図1−6を参照し、本発明の第1の好ましい実施例が更に詳細に説明されるであろう。図1は、本発明の錠剤分配システムを組み入れた錠剤ディスペンサー1の斜視図である。錠剤ディスペンサー1は、第1の構成要素として、実質的に等間隔に置かれた複数のノッチ11を有するノッチ付きスカート9により囲まれた実質的に円形の一方向に回転可能なノブ3を備える。回転可能なノブ3は平面2と円筒状の壁4とを備える。円筒状の壁4の部分には回転可能なノブ3の手による握りを助けるために刻み目状パターンの隆起94が設けられる。回転可能なノブ3は第2の構成要素上に取り付けられ、この構成要素は単一錠剤分配用開口13を有する実質的に平坦な支持体6、及び平坦支持体6の周囲から延びている立上がり壁8を備えたベース5である。
【0035】回転可能なノブ3は、固定された中心軸手段7である第3の構成要素のまわりに組合い手段により平坦支持体に取り付けられ、この中心軸手段は、これのまわりで前記回転可能なノブ3をぐるりと回転させることができる。固定された中心軸手段7は平らな頂部14を有し、更に尖った突起17と揃った最適の指針の形状の指示器15、現在の又は初期の錠剤位置97、及び回転可能なノブ3の平らな表面2の上に印示された服用相当日12を備える。
【0036】図1に示された錠剤ディスペンサーは、分離しかつ取り出し得る錠剤包装19である第4の構成要素を備え、この包装は、回転可能なノブ3のノッチ付きスカート9と確実に組み合う手段によりその上に適合するようにされ、従って、この二つの構成要素は一緒に回転する。分離しかつ取出し可能な錠剤包装19は、固いプラットフォーム24及び本質的に柔軟なブリスターリング26を備え、後者の上に錠剤99が潰れ得る錠剤ポケット21内に提供される。錠剤包装19は、複数の潰れ得る錠剤ポケット21を有し、その各が実質的に包装のまわりにぐるりと配置された錠剤99を収容し、これにより錠剤ポケット21の間隔はラチェット手段の各停止に対応し、かつこれにより新しい錠剤99はラチェット式の回転可能なノブ3の各停止の確実な組合の際に錠剤分配用開口13の上に置かれる。錠剤ポケット21は破り得る膜22(図4に最もよく見られる)により蓋される。この膜はブリスターリング26に封着されかつ錠剤ポケット21内の錠剤99と単一錠剤分配用開口13との間に差し込まれる。かなり固い又は剛のプラットフォーム24は複数の錠剤孔23を備え、これらは実質的に各錠剤ポケット21と揃えられる。(図4に見られるように)単一錠剤分配用開口13と揃っている錠剤ポケット21を潰して、錠剤を強制して破り得る膜22を破らせて孔23及び13を通過させることにより、錠剤99は錠剤ディスペンサー1から分配される。固いプラットフォーム24及び柔軟なブリスターリング26は、接合手段(例えば、接着剤、超音波溶接又はセテーキング)により一緒に保持される。
【0037】ベース5は、カップ状の内部空間を形成するように平坦部分6から延びている上昇壁8を有し、この空間内に回転可能なノブ3と錠剤包装19とが収容される。ベース5は、上昇壁部分8から中心軸手段7に向かって突き出している少なくも2個の内向きに延びている突起16を備える。突起16の形状と方向とは、錠剤包装19の平坦支持体6上への受容を許す錠剤包装19上の少なくも2個の相補的な凹所18に対応し、これにより指定の第1の錠剤97が、尖った突起17により指示された最初の又は現在の錠剤位置98において錠剤分配用開口13の上方に位置決めされる。尖った突起17は突起16と共同作用して、錠剤包装19を平坦支持体6上に受け入れるように錠剤包装19の対応凹所20及び18と一致させることができる。日付けのある回転可能なノブ3の1段階前進の際に錠剤包装19はベース5と組み合い、これにより固いプラットフォーム24の一部分は内向きに延びている突起16及び17とは同じ広がりを持たない。ノブ3の完全な1回転が錠剤包装19を最初の錠剤位置98に戻すまでは、錠剤包装は分離できず又は取り出せない。図3を参照して以下なお完全に説明されるように、尖った突起17の直径方向反対側に指レバー32が設けられる。
【0038】この錠剤包装は更にカバー101を備え、これは、特にベースとカバーの材料が光の劣化可能波長を濾波しかつディスペンサー内容物を通常の使用で考えられる物理的損傷から保護するような密度でありかつ不透明のものである場合に、ベース5と共にディスペンサー内容物を衝撃による損傷及び光による劣化から保護する。ラッチストラット103がカバー101からベース5に向かって延びる。ラッチストラット103は、内向きフック131と外向きレバー132とを備える。カバー101がベース5の上に閉じられると、ラッチストラット103はラッチの座の開口133を通ってラッチの座105の下の凹所内に入り、内向きフック131がラッチの座105の底面の下に嵌まり込み、外向きレバー132がラッチの座の頂面に当たる。ラッチの座105は、ラッチレバー135がベースから突き出るようにトーションアーム134によりベース5に連結される。ディスペンサーを開くには、ラッチレバー135を上向きに強制し、これにより外向きレバー132を持ち上げ、同時に座の開口133を回して内向きフック131から外し、カバーをばねで少し開かせる。
【0039】図2は、カバー101が平坦支持体6の上方でベース5上に閉じられた閉鎖位置にあるときの錠剤ディスペンサー1の側面図である。
【0040】図3はディスペンサーベース5のカップ状支持部分を平面図であり、ブリスターリング26は一部切り取られ、上の図1に説明された多くの構成要素を示している。現在の錠剤分配位置97にある錠剤包装19のノッチ20により、錠剤包装を尖った指示用突起17の上方に置くことができる。回転可能なノブ3の頂部には、1週間7日で4週間分の繰返し又は28日分の投薬期間12がマークされる。ラチェットばねの爪10が回転可能なノブ3の縁に点線で示される。固定中心軸7の頂部に選択的な日付け指示器15が置かれ、現在の薬品分配位置97における現在の日12を示し、かつ尖った指示器17と揃う。
【0041】回転可能なノブ3は、ノッチ付きスカート9と円筒状の壁4により連結された平坦な頂面2とを持つ。平坦な頂面2には、錠剤ポケット21の数に相当した数の投薬日12が、錠剤ポケット21に配置された錠剤99及びラチェット位置(図示せず)の双方と揃うようにして印字される。錠剤ポケット21とその中に配置された錠剤99とは、これらが中断なしで連続して時計方向に進むように順序付けられる。ノッチ付きスカート9は薬品位置に対応した数であってかつ同様にラチェットシステム及び錠剤99と揃えられたノッチ11により縁取られる。錠剤包装19のスプロケットラグ110がノッチ付きスカート9のノッチ11と組み合って示される。スプロケットラグ110のこの組合が、錠剤包装19と回転可能なノブ3のノッチ付きスカート9とを組み合わせて一緒に回転させる。
【0042】平坦支持体6の上昇壁部分8に保持用ラグ31が付随し、これは、錠剤包装が錠剤ディスペンサー1に差し込まれたときに錠剤包装19の上に張り出して、突起16と凹所18とが整列した装填位置に対する安全性を増加させる。平坦支持体6の上昇壁部分8にはスロット34が設けられ、これにより、錠剤包装19が定位置に押し込まれたとき、保持用ラグ31の関節作用を許す。錠剤包装の取出しを容易にするために指レバー32が設けられる。
【0043】図4は図3の線4−4に沿って得られた断面図であり、閉鎖位置における錠剤ディスペンサーを示す。ヒンジストラット140の第1の対がカバーから吊り下がり、上昇壁部分8に取り付けられたヒンジストラット140の第2の対の間に入り、ピン109が2対のヒンジストラットの4個の揃えられた穴108内にねじ込まれると、カバーとベースとの間のヒンジを形成する。カバー101は、ベース5と共に、ディスペンサー内容物を衝撃による損傷及び光による劣化から保護する作用を行い、かつこれらの各は囲まれた容積のほぼ半分のカップ状に形成される。ストラット103と座105とを有するラッチ手段は組み合わせられ固定された状態にある。
【0044】図5は図3の線4−4に沿って得られた分解図であり、錠剤ディスペンサーが閉鎖位置にあるとして示される。中心軸部分7を含んだベース挿入体5bは、ベースユニット5aの摩擦ジャケット51とベース挿入体ユニット5bの摩擦ポスト53とによりベースユニット5a内にスナップ適合される。ノッチ付きスカート9のノッチ11の内側部分が錠剤包装19の複数の付き出たラグ110と組み合い、このように組み合ったときは、回転可能なノブ3が動くと錠剤包装19が動き、こうして錠剤包装19を回転させ、この中に収容された錠剤99はディスペンサーをまわる錠剤の円形路に沿って動き、次いでラチェット式の回転可能なノブ3の各ラチェット停止の際、個々の錠剤99を錠剤分配用開口13の上方に配備する。ベース挿入体5bはラチェットばね爪10も備え、この爪は対称軸のまわりに円周方向に位置決めされて対称的に配置され、かつ時計方向に上昇しつつ床面から上方に接線方向に傾いている。対称軸上に中心を置き持ち上げられた構造が、3個の柔軟な保持器ストラット87により回転可能なノブ3を回転可能に連結するための固定中心軸手段7を提供する。この保持器ストラットは回転可能なノブ3の内径上の保持用突起88の上に重なる。保持器ストラット87及び突起88は、回転可能な組立体を形成する組立中及びその後における回転可能なノブ3のバイパスを許す。
【0045】ノッチ付きスカート9の底部は円形のラチェット軌道81を有し、この軌道には、日付け12、錠剤99及びベース開口13に揃えられた錠剤ポケット21の数に相当する数の時計方向に傾いている垂直方向斜面83がある。時計方向に傾いている垂直方向斜面83はベースのラチェットばね爪の上に乗り、これを押し下げかつこれと組み合って、ベース開口13上の錠剤99の反時計方向の戻りを防ぎながら錠剤を順に日付け12と揃えて個別的位置決めを行う。
【0046】本発明の錠剤ディスペンサーは以下のように作動し得る。図1及び3参照。錠剤ディスペンサー1を錠剤包装19で満たすために、使用者は回転可能なノブ3を回して現在の曜日又は希望の開始曜日又は最初の曜日112を尖った突起17及び先端状の指示器15に揃える。次いで、使用者は、錠剤包装19の凹所18とベース5の延びている対応突起16とを揃え、尖った突起17と対応凹所20とを揃え、更にベース5と保持用ラグ31との上に錠剤包装19を適合させることにより錠剤包装19をベース5上に置く。錠剤包装19を保持用ラグ31上及びベース5内に押し付けて、錠剤包装19を差し込む。これにより、錠剤包装19のスプロケットラグ110が、回転運動のためにノッチ付きスカート9と組み合うように向けられる。第1の錠剤99を使用した後で、使用者は、取り上げるべき第2の錠剤がある第2の曜日を示している特定のマーク12を指示器17と揃える(これが特定の日に対応した錠剤を平坦支持体6の開口13と揃えさせる)ように回転可能なノブ3を回転させる。次の錠剤99を取り出すときは、使用者は潰れ得るポケット21を押し下げて錠剤99に破り得る膜22を破らせ、プラットフォーム24のその対応した錠剤開口23を通過させ、次いでその後の収集のために平坦支持体6の開口13を通過させる。使用者からは見えない爪10と共同作用しているラチェット軌道81が回転を制御し、各錠剤は開口の上方を順次通過してこれと揃えられる。錠剤の供給がなくなるまでこの手順が続けられ、錠剤がなくなると、使用者は、空の錠剤包装を単に持ち上げて外し、これを錠剤が完全に詰められた新しい錠剤包装と置き換えるだけで錠剤ディスペンサーを再充填できる。
【0047】図6−13を参照し、本発明の第2の好ましい実施例が詳細に説明されるであろう。
【0048】図6は閉鎖位置にありカバー202が平坦支持体201の頂部に座っている錠剤ディスペンサー200を示す。
【0049】図7は錠剤ディスペンサー200と円形の錠剤包装205とを備えた錠剤ディスペンサーシステムを示す。錠剤ディスペンサーは、平坦支持体201、カバー202、及び回転可能なノブの旋回中心軸線を与える旋回軸204により平坦支持体上に回転可能に固定される。回転可能なノブ203を備える。カバー及びベースはヒンジ206において連結される。ヒンジ構造の詳細説明は先の説明と同じである。円形の錠剤包装205は(特に示された)28個の数で図示された錠剤又はピル207の組又はキットを含む。装填時には、ノブに加えられたトルクが円形の錠剤包装の各錠剤207を平坦支持体201内に設けられた錠剤分配用開口208の上方に回転させるように、円形錠剤包装が回転可能なノブに連結され、これにより選定された錠剤を錠剤ディスペンサーから押し出す手段を提供する。
【0050】図8の分解図においては、平坦支持体201は、これに立てられた周囲壁部分209を境界とする。平坦支持体の中心に円筒状の壁部分210が取り付けられる。旋回軸204は、支持手段を提供する円筒状のストーク212の上に重なって取り付けられた平面211を備える。この重なり部が図10に最もよく示される底面223を定め、これが円形のラチェット軌道224のためのベースを形成する。ストーク212の外径は、円筒状の壁部分210に組み合わせられたとき、この部分の内面247と摩擦掛合をするような寸法のものである。組み合わせられたときにストーク212のベースの4個のスロット214内に置かれる円筒状壁部分210から内向きに延びている4個の対応する半径方向の翼213により、旋回軸のための方向付け手段が提供される。組立時に、スロットを定位置に案内するために、スロットに面取り215が設けられる。ストーク212上の円周方向の波形及びこれに対応して置かれた内面247上の彫られた波形217により固定用手段が与えられる。旋回軸204が円筒状壁部分210内に押し込まれたとき向かい合った波形の組が互いに組み合い、この組をバイパスさせる。
【0051】平坦支持体の周囲壁部分209が、2個の丸みの付けられた突起225及び尖った突起226を支持し、これらの総ては下方に隙間を持って内向きに延びる。開口208に隣接して位置決めされた先端付きの突起は、円形錠剤包装205の装填中及び装填後に開口の位置を示すための手段を提供する。周囲壁部分209は壁のスロット部分(図示せず)に取り付けられた保持用ラグ227も支持し、このラグは錠剤包装205の装填後にこれを保持するために装填中に錠剤包装上にスナップ止めされる。保持用ラグ227は、図9に最もよく示された突起部分228と傾斜面部分(図示せず)とを有し、前者は平坦支持体上に適正に置かれた錠剤包装を保持する機能を有し、後者は装填中に構造を脇によせるための手段を提供する。周囲壁部分209の外面には、ヒンジ206とは直径方向反対側に置かれたラッチ凹所229があり、これは、図9に最もよく示されたカバーのラッチ用ラグ230と共同作用して、錠剤ディスペンサーが閉じられたときのラッチ用手段を提供する。
【0052】回転可能なノブ203は、外側円筒壁249により支持されかつ中心円孔218を有する頂面248を持つ。中心円孔は、旋回軸の平らな頂面211が頂面216の内径から下方に延びている内部円筒壁219を境界とする凹所246内に入れられたとき、旋回軸ストーク212を囲むに十分な寸法のものである。凹所246の床を定めている内部円筒壁の底端部から内向きに4個のばね爪220が延びる。このばね爪は、4個のラチェット爪222で終わる4個の弧状配置されたばねアーム221を備え、一方、ラチェット爪は、ラチェット軌道224に対応する共通円上のベース点からばねアームにより片持ち式に上向きに押される(図10参照)。回転可能なノブ203の中心円孔218を通過している平坦支持体201の円筒壁部分210内に旋回軸204が座り、これにより平坦支持体との連結手段を提供するとき、ラチェット爪222はラチェット軌道224に適合し、これにより回転可能なノブの間欠式一方向前進用の手段を形成する。爪と軌道とは、図11に最もよく示されるように、ラチェット停止を定める停止位置を持つ。爪の摺動面232が回転可能なノブ203の時計方向前進を与え、当たり面223が反時計方向の運動を限定する。ラチェット停止の数は処方の錠剤207の数に相当する。ラチェット停止は、半径方向の翼213により、平坦支持体201、特に分配用開口208と一定に揃えられる。構成要素の相互位置は図9の断面図に最もよく示される。
【0053】ノッチ付きスカート231が外側円筒壁249の底端部から外向きに延びる。ノッチもまた錠剤包装205の錠剤207の数に対応し、かつばね爪220によりラチェット軌道224の停止部(図10)及び分配用開口208と連携して揃えて組み合わせられる。曜日のような周期的表示251が、ラチェット軌道の停止部と一致して回転可能なノブ203の平面248の頂部に印字され又は刻まれる。表示マーク233が、分配用開口208と一定の関係で旋回軸204の平面211上に同様に印字され又は刻まれ、周期的な表示と協同して、開口に相当したラチェット位置を名称(例えば曜日)で表示する手段を提供する。回転可能なノブ203の頂部外側の縁に刻み目234が形成され、これにより手でノブにトルクを加えるときの握り用の手段を提供する。
【0054】円形錠剤包装205は錠剤ハウジング235及び固い骨格構造236を備える。錠剤ハウジングは熱成型されたPVCフィルムのような潰れ得る錠剤ポケット237を有する柔軟な材料層と下側に封着されたアルミニウム箔のような破り得る蓋との間に錠剤207を収容する。錠剤ハウジング235はドーナッツ状に作られ、内径近くに2個の案内穴238が鑽孔される。組立中、案内穴は固い骨格構造236上のラグ240に取り付けられたポスト239の上に掛けられる。次いで、ポストはリベット状に折り返され、これにより固い骨格構造と錠剤ハウジング235とを一体化し、錠剤包装205の完成品を形成する。使用後は、材料のリサイクルの目的で、強固な骨格構造から錠剤ハウジングを引き離し弱いネック部241においてラグ240の連結用構造を壊すことにより、使用済みの錠剤ハウジングを固い骨格構造から剥ぎ取ることができる。これらは錠剤ハウジング235と組み合わせられたままのときは丈夫である。強固な骨格構造236は、錠剤の数に対応した数の開口であってかつ案内ポスト238により方向を決められたとき錠剤ハウジング235の潰れ得る錠剤ポケット237の各の下方にくるように配列された開口242を持つ。錠剤207は、潰れ得る錠剤ポケットに指圧を加えて錠剤207を強制して破り得るフィルムと支持用構造とを通過させることにより分配される。
【0055】円形錠剤包装205に、2個の丸みのある切取り部243と尖った切取り部244とが設けられ、これらはそれぞれ大きさ、形状及び配置状態が平坦支持体201の丸みのある突起225と尖った突起226とに相補的である。尖った切取り部244は処方に示された第1の錠剤に相当する。切取り部243及び244は、突起225及び226と協同して、円形の錠剤包装205の唯一の初期方向においてのみの錠剤ディスペンサー200内への装填を許し、これにより分配用の開口208に指定された第1の錠剤を最初の分配のために供給する。回転可能なノブ203のノッチ付きスカート231と組み合うように相補的な形状にされた強固な骨格構造236のラグ240により連結用手段が提供される。回転可能なノブの回転により次の錠剤が開口208に進められると、強固な骨格構造236の周囲レール245が下方の隙間を横切ることにより突起225と226との下方を通過し、これにより錠剤ディスペンサー200内から円形錠剤包装205が出ないようにする。切取り部と突起との配置又は形状は装填位置においてのみ適合できるため、前進が1周を完了して最初の位置に戻るまでは上記の配列が維持される。最初の位置に戻ると、円形錠剤包装205は、これを取り出すことができ、錠剤ディスペンサー200は、新しい錠剤包装により装填された新しい錠剤で再びこれを満たすことができる。
【0056】図12は、本発明の錠剤ディスペンサーへの挿入に適した錠剤包装(再充填されたユニット)の斜視図であり、錠剤包装プラットフォームを示すためにブリスターリングが切り取られた図である。
【0057】図13及び14は、錠剤の入ったブリスターリングを上に取り付け得る錠剤包装プラットフォームの斜視図である。実質的に円形のプラットフォームは、ラグ240の取り付けられた内径上のポスト239を有する強固な骨格構造236である。ラグ240は弱いネック部241の手段により強固な骨格構造236に連結される。強固な骨格構造236は錠剤の通過用の開口242及び錠剤ディスペンサーの突起に対応して作られて錠剤包装を錠剤分配用システム内に確実かつ正確に位置決めするための切取り部又はスロット243と244とを持つ。
【0058】錠剤ディスペンサーの構成要素の材料は、一般にディスペンサーの機能による選択及び置換の余地があるが、回転可能なノブ、中心軸手段、支持ベース、強固なプラットフォーム及びカバーはプラスチックで作られることが好ましい。汎用ポリスチレンのようなプラスチック材料が、ディスペンサーの継続的、頻繁かつ繰返しの使用に十分な剛性と耐久性とを与えつつ所望の形状に通常に射出成型される。カバー、ベース、及び日付け要素は高衝撃ポリスチレン(HIPS)で射出成型される。
【0059】曜日は頂部の日付け面に印字され、指示マーク15は印字により同様に目立たせられる。印字方法はホットスタンプによるか又はパッドプリントによるかのどちらかである。これら3種の構成要素は、これらをユニットとして下組立し供給することができる。少し前に言及したように、錠剤のブリスター包装19はプラスチック製の潰れ得るポケットであり、錠剤が入る限り、ディスペンサーは使用者の手のひら内に適合するに十分に小型であることが好ましい。典型的には、内部に28個の開口を有する円形プラットフォームの直径は、約7.6cm(3.0インチ)である。ただし支持体はこれより少し大きい。
【0060】再充填用複合体は中間衝撃強さのポリスチレン(MIPS)の射出成型されたプラットフォーム、及び錠剤を入れているブリスターユニットよりなる。プラットフォームとブリスターとは一定の向きで互いに接合される。ブリスターはポリ塩化ビニル(PVC)フィルムとすることができ、これを、公知の製造方法に従って、錠剤を受け入れるために凹所を熱成型した後でアルミニウム箔の蓋と層にし、次いでウェブから積層体を打ち抜く。
【0061】以上により、錠剤又は同様な固形医薬製剤を指示された時に分配し、これによりその使用者が錠剤を服用すべき時を明らかに示し、かかる医薬製剤の服用及び処方された投薬指示に伴う可能性のある不明確さと混乱とをなくす錠剤ディスペンサーが提供された。
【0062】本発明の範囲は、この説明、例示及び提言された用途により限定されず、かつ本発明の意図された範囲及び精神から離れることなく変更することができる。例えば、冷却又は衝撃に対する抵抗がより大きい包装を作るための追加の固定用機構、或いは包装のエンボス又は彩色を含んだ追加の美的特徴を含んだその他の構成要素を加えることができる。ディスペンサーは、日付けノブ上への粘着ラベルの貼付により、別の言語又は別の投薬周期の日付けを容易に設けることができる。ディスペンサーは、曜日に加えて午前又は午後のマークを付けることにより1日2回の服用指示に適合させることができる。更に、錠剤ディスペンサーベースの突起及び錠剤包装の凹所を、ベースに長い空洞を設けてこの中にノッチ付き錠剤包装を受け入れることにより置き換えることができる。本発明はビタミン剤、ミネラル又はその他の栄養剤用のディスペンサーを提供するためにも使用することができる。
【0063】追加の実施例が図15−17に示される。この実施例を理解するために、錠剤の位置と日付けとが1対1で対応するように、日付けの表示(月、火、水、・・など)が回転機構上に示されたことを認識しなければならない。回転機構は再充填のために幾つかの方向の一つを持つことができるので、処方(及び対応日数)は7の整数倍であることが本質的となる。もしそうでなければ、2組の日付けの連鎖用に意図された2組の錠剤の連鎖の間にあり得る不連続が日付けの輪に存在するであろう。
【0064】7で割り切れない数の周期の直接的な投薬を考慮した長期の処方計画、即ち非典型的な計画に従うときは、処方の各周期が先行周期とは違うに日付けで開始することがあるので、可変開始日機構を有することが特に有用である。本発明は、前述の本システムの全ての利点を確保しつつ7の倍数でない処方計画のためのかかる機構を提供する。
【0065】本作動システム600においては、処方計画は、30日間、毎日の投薬である。可変開始日機構の原理は、ディスペンサーの回転部材601が、回転部材601の内部の車602を駆動し、この車602は曜日が全く規則的に配列された頂部の面603を持つことである。車602の周囲は、部材601、602のそれぞれの周囲の比率が、7のある倍数(30以下)を30が割った値であるように駆動機構604の周囲により定められる。回転機構の各指標は駆動機構を円の1/30進め、同時に車輪を円の1/7(又は1/14又は1/21又は1/28)進める。この方法で、連続表示は、投薬を1回に1日ずつ連続的にかつ使用者に分かり易く進ませる。
【0066】この実施例においては、錠剤605は、円形に配列され、その周囲は内部空間606を定める。円の中心に回転軸線ARを有する円筒状の壁607が、内部空間606内に置かれる。円筒状の壁607の内面には30個の歯車の歯608が形成される。この特別な実施例においては、車は、円筒状の壁607上の歯車の歯609と噛み合うような寸法にされた21個の周囲の歯車の歯を持つ。車の回転軸線ARは2組の歯が互いに噛み合うように、開口と円筒状の壁の軸線とを結ぶ線上に置かれる。21個の曜日は、1個の日付けが開口620に位置決めされた錠剤605と常に揃うように車の頂部の面上に配列される。車の上方で静止カバー610が適合し、これが円筒状の壁607の丸穴を隠し、更にこれは窓を有し、この窓を通して開口620と揃った日付けの表示を観察できる。
【0067】以上の説明のように、医薬用に対する本発明のディスペンサーは、熟練技術者に現在も知られかつ予期されるように、いかなる診療、医学及び薬学的の方法及び技術にも応用できる。従って、本発明は、特許請求の範囲及びその相当事項内に属する本発明の変化及び変更を含むことが意図される。
【0068】本発明の実施態様は次の通りである。
【0069】1.順次に配列された潰れ得る複数の錠剤用ポケットを有し、その各が、包装を回って実質的に円形に配列された錠剤を収容する円形の錠剤包装;単一錠剤分配用開口を有し、かつ確実に組み合うただ1カ所においてのみ錠剤包装を受け入れるように方向が定められ、これにより錠剤包装の指示された錠剤が単一錠剤分配用開口の上方に提供されるベース支持体;錠剤包装の連続配列された錠剤用ポケット内の錠剤を錠剤分配用開口から分配するようにこの開口の上方に置くために、ベース支持体の中心軸部分まわりにベース支持体のまわりの円形錠剤包装を回転させる手段;及び前記支持体により与えられる投薬の日数に拘わらず、予定日数の整数倍である前記包装内の適宜数の投薬が前記ベース支持体と組み合い得るように前記包装を前記ベース支持体に適合させる手段を備えた錠剤ディスペンサー要素システム。
【0070】2.錠剤包装が、その中央の穴及び錠剤ディスペンサーシステムのベース支持体上に置かれるような形状、寸法又は方向にされたその外周上のノッチを備え、この支持体は錠剤包装の穴とノッチとにそれぞれ相補的である中心ノブと突き出ている突起とを備え、これにより錠剤包装の指示された錠剤を錠剤ディスペンサーシステムのベース支持体の単一錠剤分配用開口の上方に置くただ一つの希望の方向においてのみ錠剤包装が錠剤ディスペンサーシステムのベース支持体上に受け入れられ、更に前記包装のために設けられた錠剤の数或いは前記ベース支持体上の可能な錠剤位置の数に拘わらず前記ベース支持体及び前記錠剤包装が互いに組み合い得る錠剤ディスペンサーシステム内への装填用の円形の錠剤包装。
【0071】3.第1の構成要素としての、単一錠剤分配用開口を有する平坦な支持体;第2の構成要素としての、平坦な支持体の中心に連結され軸線を定めている旋回軸、第3の構成要素としての、前記旋回軸まわりの回転を許すラチェット運動のための手段、及び中心の丸穴であって、旋回軸を囲むような寸法にされ、かつ開口と揃う軸線まわりのノブの間欠的な一方向前進運動のための手段を収容する前記丸穴を有する回転可能なノブ;第4の構成要素としての、投薬計画(regimen)を含んだ錠剤の適宜の数に相当する数だけ表示の可変の適宜数を進ませ得るように前記ラチェット手段と組み合い得る表示のための手段、第5の構成要素としての、軸線からの開口の距離に相当した半径方向距離において包装を囲んで円形に配置されかつ回転可能なノブを囲む寸法にされた中央穴を有する複数の破り得るディスペンサー内に錠剤を収容するハウジングを有する円形の錠剤包装;を備え指定順序で処方の錠剤を分配するための錠剤ディスペンサーシステム。
【0072】4.使用後に錠剤包装が取り出され、そして新しい錠剤包装が再び補充され、これにより再使用可能なディスペンサーを提供し、多数回の再充填の補充により使用を延ばし得る実施態様3の錠剤ディスペンサーシステム。
【0073】5.破り得るディスペンサーが、錠剤の表面上又は錠剤の縁で示された種々の形状及び寸法の錠剤を受け入れるように形成される実施態様3の錠剤のディスペンサー。
【0074】6.曜日に対応する周期的表示を更に備えた実施態様3の錠剤のディスペンサー。
【0075】7.指示された順序での固形製剤の適量投与用の直感的錠剤ディスペンサーキットであって、第1の構成要素としての容器;第2の構成要素として、容器内に装填された円形アレイ内に適量の固形製剤を収容している再充填キャリヤーであって、再充填可能な特徴を強化するように導入の際に分離して提供される前記再充填キャリヤー;第3の構成要素として、再充填キャリヤーから適量の固形製剤を個別分配するための手段;及び第4の構成要素として、前記製剤を送るように前記第2の構成要素と組み合い得るラチェット機構であって、前記第4の構成要素が前記第2の構成要素内の製剤の数へのラチェット位置に依存しない前記ラチェット機構を備えた前記直覚的錠剤ディスペンサーキット。
【0076】8.錠剤ディスペンサーキットの使用に関係する患者、医師又は薬剤師に情報を与えかつ指示する印刷物又はラベルを更に備えた実施態様7の錠剤ディスペンサーキット。
【0077】9.複数の再充填キャリヤーが設けられる実施態様7の錠剤ディスペンサーキット。
【出願人】 【識別番号】598093026
【氏名又は名称】オーソ−マクニール・フアーマシユーチカル・インコーポレーテツド
【出願日】 平成11年(1999)3月12日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】小田島 平吉 (外1名)
【公開番号】 特開平11−313873
【公開日】 平成11年(1999)11月16日
【出願番号】 特願平11−66797