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【発明の名称】 介護用の搬送ベッド
【発明者】 【氏名】大澤 久廣

【要約】 【課題】患者を搬送するに際し、介護者の使い勝手を改善する。

【解決手段】台車10と、台車10に搭載する折畳み可能な本体フレーム20と、本体フレーム20に装着するマットレス31とを組み合わせ、本体フレーム20のバックレスト22にリクライニング調整用の操作レバー22d、22dを装着する。本体フレーム20は、操作レバー22d、22dを介してバックレスト22のリクライニング調整をすることができ、バックレスト22を押し操作することにより、台車10を介して患者を搬送することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 台車と、該台車に搭載する折畳み可能な本体フレームと、該本体フレームに装着するマットレスとを備えてなり、前記本体フレームのバックレストには、リクライニング調整用の操作レバーを装着することを特徴とする介護用の搬送ベッド。
【請求項2】 前記本体フレームは、ベルトを介して前記マットレスを支持することを特徴とする請求項1記載の介護用の搬送ベッド。
【請求項3】 前記本体フレームは、前記台車から分離可能であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の介護用の搬送ベッド。
【請求項4】 前記本体フレームは、折畳み可能なフットレストを有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の介護用の搬送ベッド。
【請求項5】 前記本体フレームは、収納可能なアームレストを有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載の介護用の搬送ベッド。
【請求項6】 前記台車は、前記本体フレームを支持する起倒可能な副フレームを有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載の介護用の搬送ベッド。
【請求項7】 前記台車は、ブレーキ機構を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか記載の介護用の搬送ベッド。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、患者を載せて搬送するために使用する介護用の搬送ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】起き上がることができない患者をトイレや洗面所、浴室等に搬送するとき、介護用の搬送ベッドを使用することがある。
【0003】従来の搬送ベッドは、本体フレーム上にマットを設置して形成されており、本体フレームの脚部には、キャスタが付設されている。そこで、このものは、患者が寝ているベッドの横に平行に移動させ、ベッドからマット上に患者を横移動させて載せ、目的とする場所にまで患者を搬送することができる。なお、本体フレームは、リクライニング調整可能なバックレストを有しており、バックレストをリクライニング調整する操作レバーがバックレストの基部に装着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術によるときは、リクライニング調整用の操作レバーは、バックレストの基部に装着されており、本体フレームの横から操作しなければならないから、操作が煩雑であるという問題があった。一般に、患者を搬送するときの介護者は、バックレストの後方に立ち、バックレストを押し操作するのが普通であるからである。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、本体フレームのバックレストにリクライニング調整用の操作レバーを装着することによって、介護者の使い勝手を大きく改善することができる介護用の搬送ベッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、台車と、台車に搭載する折畳み可能な本体フレームと、本体フレームに装着するマットレスとを備えてなり、本体フレームのバックレストには、リクライニング調整用の操作レバーを装着することをその要旨とする。
【0007】なお、本体フレームは、ベルトを介してマットレスを支持することができ、台車から分離可能にすることができる。
【0008】また、本体フレームは、折畳み可能なフットレストを有してもよく、収納可能なアームレストを有してもよい。
【0009】さらに、台車は、本体フレームを支持する起倒可能な副フレームを有してもよい。
【0010】なお、台車は、ブレーキ機構を有してもよい。
【0011】
【作用】かかる発明の構成によるときは、本体フレームのバックレストには、リクライニング調整用の操作レバーが装着されているから、介護者は、操作レバーを操作してバックレストのリクライニング調整をすることができ、操作レバーの操作位置において本体フレームを押し操作することにより、台車を介して患者を任意の場所に搬送することができる。すなわち、介護者は、バックレストの後方に立ちながら、バックレストのリクライニング調整操作、搬送操作の双方を支障なく実行することができる。なお、本体フレームや台車は、たとえばアルミニウムのパイプ材により、軽量に形成することが好ましい。
【0012】ベルトを介してマットレスを支持するときは、ベルトは、患者の体形に合わせてマットレスの変形を許容し、マットレスの厚さを薄くしても、患者を快適に着座させることができる。
【0013】台車から分離可能な本体フレームは、不使用時に台車から分離して折り畳むことにより、必要な収納スペースを最少にすることができる。
【0014】折畳み可能なフットレストは、折畳み可能なバックレストとともに、全体を台車上にコンパクトに折り畳むことができる。
【0015】アームレストを有する本体フレームは、アームレストを介し、患者が不用意に横方向に移動して転落することを防止する。なお、アームレストは、プラスチック樹脂等のパイプ材から形成することができる。
【0016】副フレームを有する台車は、副フレームを介して本体フレームを所定高さに支持することができる上、台車の振動が本体フレームに伝わり難い構造にすることができる。なお、副フレームは、起立させることにより、本体フレームを高く支持することができ、本体フレームを台車から分離して倒伏させることにより、台車の全体高さを小さくし、不使用時の台車をコンパクトに収納することができる。
【0017】ブレーキ機構を有する台車は、本体フレーム上に患者を移載するときなどにおいて、本体フレームが不用意に移動することを有効に防止する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0019】介護用の搬送ベッドは、台車10と、台車10に搭載する本体フレーム20と、本体フレーム20に装着するマットレス31とを主要部材としてなる(図1、図2)。
【0020】台車10は、ベースフレーム11と、ベースフレーム11上に立設する起倒可能な副フレーム12、12と、トレー13と、後部の車輪14、14、前部のキャスタ15、15とを備えて構成されている。ベースフレーム11は、パイプ材を枠状に組み合わせて形成されており、前部には、ブラケット11a、11aを介して全方向用のキャスタ15、15が装着されている。なお、各キャスタ15の外周には、クッション材が付設されている。ベースフレーム11の中間部には、本体フレーム20との間に荷物を収納するトレー13が固定されており、トレー13の左右には、上向きの規制部13a、13aが形成されている。なお、トレー13には、図示しない水抜き用の孔が多数形成されている。ベースフレーム11の後部には、車輪14、14が装着されており、各車輪14の外周には、クッション材が付設されている。
【0021】ベースフレーム11の後部には、ブレーキ機構16が組み付けられている(図1、図3)。ブレーキ機構16は、操作ペダル16aと、係合ロッド16b、16bとから構成されている。操作ペダル16aは、ベースフレーム11の後端に回転可能に装着されており、各係合ロッド16bの一端は、操作ペダル16aの先端部に連結されている。なお、係合ロッド16b、16bは、ベースフレーム11の後部に付設するガイド部材11b、11bに挿通されており、各車輪14には、係合ロッド16bに対応する係合孔14a、14a…が形成されている。
【0022】そこで、ブレーキ機構16は、操作ペダル16aを一方側に傾けることにより(図3の実線)、係合ロッド16b、16bの先端部を車輪14、14の係合孔14a、14aに進入させ、車輪14、14を回転不能にロックすることができ、操作ペダル16aを他方側に傾けることにより(同図の二点鎖線)、係合ロッド16b、16bを係合孔14a、14aから退出させ、車輪14、14を回転自在に解放することができる。なお、各係合ロッド16bは、車輪14の係合孔14aに係合させるに代えて、車輪14のホイールに付設する図示しない係合リブに係合させてもよい。
【0023】副フレーム12、12は、それぞれ継手部材12a、12aを介してベースフレーム11上に付設されている(図1、図4)。各副フレーム12には、開閉可能なクランプ部材12b、12bが付設されており、各クランプ部材12b内には、クッション材12cが装着されている。後側の継手部材12aには、受け部材12dが付設されており、トレー13の規制部13aには、受け部材12dに対応して係合部材12eが付設されている。
【0024】そこで、各副フレーム12は、上方に起立させることにより(図4の二点鎖線)、クッション材12c、12cを介して本体フレーム20を支持することができる。このとき、各クランプ部材12bは、上方に回転させて閉じ、キャッチ12b1 に係合させることにより(図4の矢印K1 方向、図2)、本体フレーム20のサイドフレーム21を副フレーム12に安定に連結することができる。なお、副フレーム12は、受け部材12dが係合部材12eに係合することにより、規制部13aに沿って安定に起立させることができる。また、副フレーム12、12は、それぞれクランプ部材12b、12bを開放して本体フレーム20を台車10から分離することができ、各副フレーム12は、受け部材12dを係合部材12eから外すことにより、トレー13上にコンパクトに倒伏させることができる(図4の実線)。
【0025】本体フレーム20は、左右のサイドフレーム21、21と、バックレスト22、フットレスト23とを組み合わせて形成されている(図1、図5)。本体フレーム20は、ベルト20a、20a…が縦横に張りめぐらされており、ベルト20a、20a…を介してマットレス31を支持している。なお、マットレス31は、防水加工が施され、中央部に水切り用の孔31a、31a…が形成されており、一端に形成する裏面側のポケット31bにバックレスト22の先端部を挿入することにより本体フレーム20に装着されている(図2)。ただし、マットレス31は、図示しない面状ファスナ等を介し、両側端部を本体フレーム20のベルト20a、20a…に併せ固定してもよい。
【0026】サイドフレーム21、21は、前後の連結材21a、21aを介して連結されている(図2、図5)。各連結材21aは、ベルト20a、20a…上のマットレス31の変形を許容し得るように下方に円弧状に湾曲しており、各サイドフレーム21には、アームレスト24が付設されている。アームレスト24の後部は、連結ピン21b、押えねじ21b1 を介してサイドフレーム21に回転自在に連結されており、前部は、連結ピン21c、押えねじ21c1 を介し、サイドフレーム21に対して着脱自在に連結されている。なお、アームレスト24の前部には、連結ピン21cに対応するスリットが形成されている。そこで、アームレスト24、24は、それぞれ止めねじ21c1 を介して前部をサイドフレーム21に固定することにより、本体フレーム20の上側に突出する使用位置(図2の実線)をとり、前部をサイドフレーム21から取り外して後方に回転させ、本体フレーム20の下側に収納することができる(図2の二点鎖線)。
【0027】バックレスト22は、U字状に形成され、左右の連結ブラケット22a、22a、連結ピン21b、21bを介し、サイドフレーム21、21の後部に連結されている(図5、図6)。バックレスト22の先端部には、押し操作用のハンドル22cが裏面側に付設されている。ハンドル22cの両端部には、握り22c1 、22c1 が装着されており、中間部には、リクライニング調整用の操作レバー22d、22dが取り付けられている。バックレスト22の中間部は、連結材22bを介して連結されており、連結ブラケット22a、22aは、別の連結材22a1 を介して連結されている。なお、連結材22b、22a1 は、サイドフレーム21、21の連結材21a、21aとほぼ同形に湾曲している。
【0028】バックレスト22は、連結ブラケット22a、22aに対し、止め輪22e1、22e1 付きの連結ピン22e、22eを介して回転自在に連結されている。バックレスト22の基部には、ロック部材22f、22fが付設されており、各ロック部材22fには、ロックピン22f1 が出没可能に組み込まれている。そこで、ロック部材22f、22fは、それぞれロックピン22f1 を連結ブラケット22a内に突出させることにより、連結ブラケット22a、22aに対してバックレスト22を一直線状にロックすることができ、図示しない解除ボタンを介してロックピン22f1 を後退させることにより、連結ブラケット22a、22aに対してバックレスト22を回転自在にアンロックすることができる。
【0029】各サイドフレーム21、連結ブラケット22aは、ラチェット機構25を介して連結されている(図6、図7)。ラチェット機構25は、サイドフレーム21側のラチェット25a、連結ブラケット22a側のラチェット爪25bを組み合わせて構成されている。ラチェット25aは、連結材21aをねじ止めするボルト21a1 、21a1 を介してサイドフレーム21の後端に後向きに固定されており、先端下部には、ストッパ部25a2 が後向きに突設されている。また、ラチェット25aの先端部は、アームレスト24を連結する連結ピン21bを介し、連結ブラケット22aに回転自在に連結されている。
【0030】ラチェット爪25bは、連結ブラケット22aに対し、止め輪25c1 、25c1 付きのピン25cを介して揺動自在に装着され、ばね25dを介し、ラチェット25aに向けて付勢されている。ラチェット爪25bの一端は、ワイヤロープ25eを介してバックレスト22の操作レバー22dに連結されている(図5、図6)。
【0031】そこで、ラチェット機構25、25は、ばね25d、25dを介してラチェット爪25b、25bがラチェット25a、25aに噛合するとき(図7(A)の実線)、バックレスト22の起立を許容するとともに(図2の二点鎖線)、バックレスト22を倒伏不能にロックすることができる。また、ラチェット機構25、25は、起立させたバックレスト22の背面側において、ばね25d、25dに抗し、操作レバー22d、22dを介してワイヤロープ25e、25eを引き操作することにより(図7(A)の矢印K2 方向)、ラチェット爪25b、25bをラチェット25a、25aから外し(同図の一点鎖線)、バックレスト22の倒伏を許容することができる(同図の二点鎖線)。
【0032】なお、各ラチェット爪25bは、バックレスト22を僅かに上方に起こすように力を加えない限り、操作レバー22dによってラチェット25aから外すことができない。ラチェット爪25bは、ラチェット25aの斜め上向きの歯に対して斜め下向きに噛合し、ラチェット25aを回転させない限り、回転不能に形成されているからである。
【0033】また、各ラチェット機構25は、バックレスト22を水平状態にロックすると(図2、図6)、ストッパ部25a2 を介してラチェット爪25bがラチェット25aに噛合し、操作レバー22dを操作しても、ラチェット爪25bがラチェット25aから外れることがない。したがって、このときのバックレスト22は、水平状態より下方に揺動するおそれがない。また、バックレスト22は、90゜以上に起立させ(図7(B)の実線)、各ロック部材22fのロックピン22f1 を後退させることにより、サイドフレーム21、21上に折り畳むことができる(図2の一点鎖線、図7(B)の二点鎖線)。
【0034】フットレスト23は、バックレスト22と同様に、サイドフレーム21、21に対し、基部の連結ブラケット23a、23a、ラチェット機構26、26を介して角度調節可能に連結されている(図5、図8)。フットレスト23は、連結材23a1 、23bを介して連結されており、先端部には、固定金具23c1 、23c1 を介して足置き23cが装着されている。なお、マットレス31は、図2に拘らず、足置き23cの先端にまで到達させてもよく、そのときは、足置き23cに沿って立ち上がる屈曲部分にも、水切り用の孔31a、31a…を設けるものとする。フットレスト23は、連結ピン23e、23eを介して連結ブラケット23a、23aに回転自在に連結されており、バックレスト22のロック部材22fと同様のロックピン23f1 付きのロック部材23f、23fが付設されている。
【0035】ラチェット機構26、26は、それぞれラチェット機構25と同様の構造であり、ラチェット26a、ラチェット爪26b、ピン26c、ばね26d、ワイヤロープ26eを組み合わせて形成されている。ただし、図8に示す符号26は、サフィクスを含めて符号25に一致している。なお、ラチェット機構26のラチェット26aには、ストッパ部が省略されている。また、左右のラチェット爪26b、26bに連結するワイヤロープ26e、26eの先端は、フットレスト23の先端部に挿通し、抜止め用の舌片26e1 が付設されている。
【0036】そこで、フットレスト23は、ばね26d、26dを介してラチェット爪26b、26bをラチェット26a、26aに噛合させることにより、上方への揺動を許容するとともに(図8の二点鎖線)、下方への揺動をロックすることができる。また、フットレスト23は、ばね26d、26dに抗してワイヤロープ26e、26eを引くことにより、ラチェット爪26b、26bをラチェット26a、26aから外し、傾斜角度を任意に調節することができる。すなわち、フットレスト23は、サイドフレーム21、21に対して下方に傾斜させる傾斜位置(図2の二点鎖線、図8の実線)と、サイドフレーム21、21に対して一直線状の水平位置(図2の実線、図8の一点鎖線)との間に任意の傾斜角度に設定することができる。また、フットレスト23は、連結ブラケット23a、23aを介して90゜以上に起立させ、ロック部材23f、23fのロックピン23f1 、23f1 を後退させることにより、サイドフレーム21、21上に折り畳むことができる(図2の一点鎖線、図8の二点鎖線)。
【0037】かかる介護用の搬送ベッドに患者を移載するときは、サイドフレーム21、21、バックレスト22、フットレスト23を一直線状にセットした上、一方のアームレスト24を本体フレーム20の下部に収納し、本体フレーム20を図示しないベッドに沿わせ、患者を横方向に移動させてマットレス31上に容易に移載することができる。なお、このときの台車10は、ブレーキ機構16を介して車輪14、14をロックしておき、本体フレーム20が不用意に移動しないようにする。なお、ブレーキ機構16の操作ペダル16aは、介護者が足によって操作することができる。
【0038】患者を移載したら、アームレスト24を使用位置にセットし、車輪14、14のロックを解除することにより、台車10を介して患者を任意の場所に搬送することができる。また、本体フレーム20は、患者が快適な姿勢となるように、バックレスト22、フットレスト23の各傾斜角度を適宜調節設定すればよい。このとき、介護者は、操作レバー22d、22dを操作しながらハンドル22cを介してバックレスト22をリクライニング調整することができ、ハンドル22cを押し操作することにより、台車10を介して患者を移動させることができる。また、アームレスト24、24は、図示しないテーブルを載せ、テーブル上において食事や読書等の軽作業をすることができる。
【0039】患者をベッド上に戻すときは、一方のアームレスト24を収納し、ブレーキ機構16を介して台車10を移動不能にロックし、バックレスト22、フットレスト23を水平状態に戻した上、患者を横移動させればよい。
【0040】一方、マットレス31上の患者は、そのままシャワーを浴びることもできる。マットレス31は、防水加工が施されており、患者の着座位置に水切り用の孔31a、31a…が形成されているからである。
【0041】また、搬送ベッドは、本体フレーム20を台車10と一体にしたまま、本体フレーム20をコンパクトに三つ折りに折り畳み、所定の収納場所に収納することができる。このとき、マットレス31は、本体フレーム20に装着したままであってもよく、本体フレーム20から取り外してもよい。また、本体フレーム20は、台車10から分離し、台車10と別体にして個別に収納してもよい。このときの台車10は、副フレーム12、12をトレー13上に倒伏させて全体高さを一層小さくすることができ、持ち運びの際にも極めて便利である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、折畳み可能な本体フレームを台車に搭載し、本体フレームのバックレストにリクライニング調整用の操作レバーを装着することによって、介護者は、患者を搬送するとき、バックレストの後方に立ちながらバックレストをリクライニング調整することができるから、患者の姿勢を快適に保ちながら任意の場所に患者を搬送することができ、患者の搬送作業を簡便にし、介護者の使い勝手を大幅に改善することができるという優れた効果がある。
【出願人】 【識別番号】593080744
【氏名又は名称】株式会社能登
【出願日】 平成10年(1998)3月20日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】松田 忠秋
【公開番号】 特開平11−267155
【公開日】 平成11年(1999)10月5日
【出願番号】 特願平10−72731