| 【発明の名称】 |
車椅子 |
| 【発明者】 |
【氏名】伊藤 孝
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| 【要約】 |
【課題】車椅子の車輪の取付け高さ及び前後方向取付け位置を調整できるし、車輪が本体フレームに対して微動しないようにする。
【解決手段】本体フレーム1の主パイプ3と補助パイプ10に、一側縦板80と他側縦板81を狭持して取付けて車輪取付部材14とし、この一側縦板80の上下方向に間隔を置いた複数の車輪取付孔84のいずれか1つに主軸90を嵌合して車輪15を取付けた車椅子。これによって、ボルト88を若干弛めることで車輪取付部14を主パイプ3、補助パイプ10に沿って前後に移動して車輪取付位置を前後に調整できるし、異なる車輪取付孔84に主軸90を嵌合することで車輪取付高さを調整できる。しかも車輪取付部材14がガタついたり、主軸90がガタついたりしないから本体フレーム1に対して車輪15が微動しない。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 左右の主パイプ3を横パイプで連結した主フレーム6と、この各主パイプ3における後部寄りに縦パイプを介して主パイプ3よりも短尺な補助パイプ10を主パイプ3とほぼ平行に固着した補助フレーム7で本体フレーム1とし、この本体フレーム1に座席部フレーム2を取付けて座席部とし、前記主パイプ3と補助パイプ10に亘って一側縦板80と他側縦板81を、ボルト88を締付けることで主パイプ3、補助パイプ10を狭持して取付けて車輪取付部材14とし、この一側縦板80の上下方向に間隔を置いた複数の車輪取付孔84のいずれか1つに車輪15の主軸90を着脱自在に嵌合して取付けたことを特徴とする車椅子。 【請求項2】 一側縦板80の下縁部と上縁部に、主パイプ3と補助パイプ10の左右一側面に嵌まり合う凹部83,82を形成し、他側縦板81の下縁部と上縁部に、主パイプ3と補助パイプ10の左右他側面に嵌まり合う凹部86,85を形成し、一側縦板80の凹部83と他側縦板81の凹部86で主パイプ3を狭持すると共に、一側縦板80の凹部82と他側縦板81の凹部85で補助パイプ10を狭持するようにした請求項1記載の車椅子。 【請求項3】 補助パイプ10にブラケット12を上向きに固着し、このブラケット12に、座席部フレーム2の座部フレーム20を形成する主パイプ21を上下揺動自在に取付けた請求項1記載の車椅子。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子に関する。 【0002】 【従来の技術】怪我人、病人、身体障害者等、体を自由に動かせない者が使用する車椅子としては、例えば、フレームに車輪と補助輪を取付け、そのフレームに座席部を設けたものが知られている。 【0003】前述の車椅子は、使用者の体格や体の状態等に合せて座席部の高さ、重心位置を決定することが最良である。そこで、車輪を回転自在に支持する主軸を、フレームに対して上下方向及び前後方向に調整可能に取付けた車椅子が提案されている。 【0004】例えば、特許第2530262号公報に示すように、フレームに固着板取付用の孔を上下方向に間隔を置いて複数形成して固定板の取付け位置を上下方向に調整可能とし、この固定板の長孔に沿って座金を前後方向に位置調整可能に取付け、その座金に主軸を取付けた車椅子が提案されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】かかる車椅子であると、フレームに作用する使用者の体重等は固定板、座金、主軸を経て車輪に伝わるので、フレームと固定板の連結部分、固定板と座金の連結部、座金と車軸の連結部のガタ等によってフレームに対して車輪が微動することがあり、使用者に不安感を与えることがある。 【0006】また、フレームに座席部が一体的に設けてあるから、座席部に人が座り、車輪を手で回転して走行したり、他の人が押して走行する場合には問題がないが、座席部に座った人が足で床をけってリハビリ等のために走行する場合に足で床をけりづらいことがある。 【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした車椅子を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】第1の発明は、左右の主パイプ3を横パイプで連結した主フレーム6と、この各主パイプ3における後部寄りに縦パイプを介して主パイプ3よりも短尺な補助パイプ10を主パイプ3とほぼ平行に固着した補助フレーム7で本体フレーム1とし、この本体フレーム1に座席部フレーム2を取付けて座席部とし、前記主パイプ3と補助パイプ10に亘って一側縦板80と他側縦板81を、ボルト88を締付けることで主パイプ3、補助パイプ10を狭持して取付けて車輪取付部材14とし、この一側縦板80の上下方向に間隔を置いた複数の車輪取付孔84のいずれか1つに車輪15の主軸90を着脱自在に嵌合して取付けたことを特徴とする車椅子である。 【0009】第2の発明は、第1の発明において、一側縦板80の下縁部と上縁部に、主パイプ3と補助パイプ10の左右一側面に嵌まり合う凹部83,82を形成し、他側縦板81の下縁部と上縁部に、主パイプ3と補助パイプ10の左右他側面に嵌まり合う凹部86,85を形成し、一側縦板80の凹部83と他側縦板81の凹部86で主パイプ3を狭持すると共に、一側縦板80の凹部82と他側縦板81の凹部85で補助パイプ10を狭持するようにした車椅子である。 【0010】第3の発明は、第1の発明において、補助パイプ10にブラケット12を上向きに固着し、このブラケット12に、座席部フレーム2の座部フレーム20を形成する主パイプ21を上下揺動自在に取付けた車椅子である。 【0011】 【作 用】第1の発明によれば、ボルト88を若干弛めることで一側縦板80と他側縦板81を主パイプ3、補助パイプ10に沿って前後に移動できるし、車輪15の主軸90を複数の車輪取付孔84のいずれか1つに挿入して取付けできる。これによって、車輪15の前後方向取付け位置を無段階に調整できるし、車輪15の取付け高さを段階的に調整できる。 【0012】また、本体フレーム1に作用する使用者の体重等は主パイプ3、補助パイプ10、車輪取付部材14、車輪取付孔84、主軸90を経て車輪15に伝わるが、車輪取付部材14を形成している一側縦板80と他側縦板81は主パイプ3と補助パイプ10を狭持して取付けられているので、その車輪取付部材14の取付部分にガタが生じないし、主軸90が車輪取付孔84に嵌合しているからガタが生じない。これによって、本体フレーム1に対して車輪15が微動することがなく、使用者に不安感を与えることがない。 【0013】第2の発明によれば、一側縦板80、他側縦板81の凹部82,85,83,86で補助パイプ10、主パイプ3の左右両側面を狭持しているから、強固に取付けできるし、ボルト88を若干弛めることで補助パイプ10、主パイプ3に沿ってスムーズに移動できる。 【0014】第3の発明によれば、本体フレーム1の主パイプ3における後部寄りに縦パイプを介して主パイプ3よりも短尺な補助パイプ10を固着し、その補助パイプ10と主パイプ3に亘って車輪取付部材14を取付け、補助パイプ10に上向きに固着したブラケット12に座席部フレーム2を上下揺動自在に取付け、しかも主パイプ3、補助パイプ10、主パイプ21が左右方向同一位置であるから、取付部材14を上下2ケ所で本体フレーム1に強固に取付けできるし、フレームの左右寸法を小さくして座席部フレーム2が本体フレーム1に干渉せずに上下に揺動できる。 【0015】これによって、車輪取付け高さ、前後方向取付け位置を調整できるし、左右寸法が小さく、しかも座席部を上下に揺動して座席部に座った人が足で床をスムーズにけって走行できる車椅子とすることが可能となる。 【0016】 【発明の実施の形態】図1、図2、図3に示すように、本体フレーム1と座席部フレーム2でフレームとしてある。本体フレーム1は図4に示すように左右一対の主パイプ3,3を前部横パイプ4、後部横パイプ5で平行に連結した主フレーム6と、補助フレーム7を備えている。この補助フレーム7は各主パイプ3の後部寄りにそれぞれ固着した左右一対の前部縦パイプ8、後部縦パイプ9と、各前部縦パイプ8と後部縦パイプ9間に固着した補助パイプ10と、左右の補助パイプ10間に固着した補助横パイプ11で形成してある。主パイプ3と補助パイプ10は前後方向に向うと共に、平行としてある。補助パイプ10は主パイプ3よりも短尺である。 【0017】前記各補助パイプ10の後部寄りにはブラケット12が上向きにそれぞれ固着してある。前記後部横パイプ5の左右両側寄りに矩形状の脚取付用パイプ13がそれぞれ斜め下向きに固着してある。なお、前記各パイプは円形としてある。 【0018】前記各主パイプ3と各補助パイプ10とに亘って車輪取付部材14が取付けてあり、この各車輪取付部材14に車輪15が取付けてある。前記各主パイプ3の前部寄りに前部補助車輪16を備えた脚16aが取付けてある。前記各脚取付用パイプ13には後部補助車輪17を備えた脚17aが挿入されてロックピン18で固着してある。 【0019】前記座席部フレーム2は座部を形成する座部フレーム20と背部(背もたれ部)を形成する背部フレーム30を備えている。前記座部フレーム20は図5に示すように、左右一対の主パイプ21を前部横パイプ22と中間部横パイプ23と後部横パイプ24で平行に連結してあり、前部横パイプ22と中間部横パイプ23はほぼ下向きU字状に折り曲がっている。前部横パイプ22の左右方向中央部にブラケット25が主パイプ21よりも下方に突出して固着してある。 【0020】前記各主パイプ21は前縦向部21aと後横向部21bでほぼくの字形状に折曲し、その前縦向部21aの下部に足乗せ台26が図1に示すように取付けてある。この足乗せ台26は横向姿勢と縦向姿勢とに移動可能としてある。 【0021】前記背部フレーム30は左右一対の縦パイプ31を平面形状ほぼコ字状の上横パイプ32と下横パイプ33で連結したもので、その各縦パイプ31の上部寄りに肘掛け34が上下揺動自在に取付けてある。前記縦パイプ31の上部には補助縦パイプ35が着脱自在に取付けてある。 【0022】例えば、図6に示すように縦パイプ31の上部にネジ孔31aを形成し、補助縦パイプ35の下部にネジ部35aを設け、ネジ部35aをネジ孔31aに螺合して取付けてある。 【0023】このように、補助縦パイプ35を取付ければ背部フレーム30が高くなるので、座部に座った人が安定した姿勢となる。また、補助縦パイプ35を外すことで背部フレーム30が低くなるので、座部に座った人が動く際に背部フレーム30(背部)が邪魔にならないから活動的に車椅子を利用する場合に好ましい。 【0024】前記本体フレーム1には手押し用フレーム36が着脱自在に取付けてある。具体的には手押し用フレーム36の下部に上下一対の連結用パイプ37を固着し、この連結用パイプ37を主パイプ3、補助パイプ10に差し込んでピン38で固着してある。 【0025】図7、図8、図9に示すように前記座部フレーム20の各主パイプ21の後部寄りと背部フレーム30の各縦パイプ31の下部寄りが本体フレーム1の各補助パイプ10に固着した各ブラケット12に上下揺動、前後揺動自在にそれぞれ連結されて車椅子のフレームとしてある。左右一対の主パイプ21に亘って図1に示すようにシート27が装着されて座部を形成し、左右一対の縦パイプ31に亘ってシート39が装着されて背部を形成している。なお、シート27は上横パイプ32まで延長して装着してある。 【0026】次に前述の連結構造を説明する。ブラケット12、主パイプ21、縦パイプ31に図10に示すように、穴40がそれぞれ形成してあり、主パイプ21の両側面及び縦パイプ31の両側面に摺動子41の円弧状凹面41aをそれぞれ接して設け、各穴40及び各摺動子41の穴41bにボルト42を挿通してナット43を螺合してブラケット12、主パイプ21、縦パイプ31を摺動子41の平坦面41cを介して締付け連結してある。摺動子41は樹脂などの摺動抵抗が小さい材質である。 【0027】このようであるから、主パイプ21はブラケット12に対して摺動子41を介してスムーズに摺動すると共に、主パイプ21と縦パイプ31は摺動子41相互を介してスムーズに相互に摺動するし、縦パイプ31はナット43に対して摺動子41を介してスムーズに摺動する。したがって、主パイプ21は縦パイプ31とブラケット12に対してスムーズに上下揺動するし、縦パイプ31は主パイプ21とナット43に対してスムーズに前後揺動する。しかも、ボルト42とナット43を強く締め付けてブラケット12、主パイプ21、縦パイプ31を左右にガタつきなく連結できる。 【0028】また、補助パイプ10は主パイプ3よりも短尺で後部寄りに位置しているし、ブラケット12は補助パイプ10よりも上方に突出しているから、主パイプ3と補助パイプ10を左右方向同一位置で、座部フレーム20の一対の主パイプ21が補助パイプ10と左右方向同一位置でフレームの左右方向寸法を小さくできるし、座部フレーム20を上下に揺動しても主パイプ21が補助パイプ10と干渉することがない。 【0029】前記本体フレーム1の左右方向中央部と座部フレーム20の左右方向中央部とに亘って第1伸縮機構50が連結され、この第1伸縮機構50を伸び作動すると座部フレーム20が上方に揺動し、縮み作動すると座部フレーム20が下方に揺動する。 【0030】前記第1伸縮機構50は、図11に示すようにシリンダチューブ51にピストンロッド52を伸縮自在に嵌合し、かつガス圧で伸び方向に付勢してあると共に、レバー53でロックを解除するガススプリングで、そのシリンダチューブ51が前記ブラケット25にピン54で上下揺動自在連結され、ピストンロッド52が前部横パイプ4の左右方向中央部に固着したブラケット55に上下揺動自在に連結してある。このブラケット55は一対の縦杆55aと横杆55bでコ字状で、その一対の縦杆55aを図12のように前部横パイプ4に挿通して一対のナット56で固着してあり、その横杆55bにピストンロッド52が連結してある。 【0031】このようであるから、レバー53を人が手により操作してロックを解除するとピストンロッド52が伸び作動して座部フレーム20が前記ボルト42を中心として本体フレーム1に対して上方に揺動し、座部に人が座ると体重でピストンロッド52が縮み作動して下方に揺動する。この時、背部フレーム30は座部フレーム20と一定の角度を保ちながら一緒に連動する。そして、ロックレバー53から人が手を離すとピストンロッド52がロックされる。 【0032】したがって、座部フレーム20の左右中央部に設けた1つの第1伸縮機構50を操作することで座部フレーム20を上下に揺動でき、その操作が容易である。 【0033】前記座部フレーム20と背部フレーム30とに亘って第2伸縮機構60が連結してあり、この第2伸縮機構60を伸び作動すると背部フレーム30が前部に向けて揺動し、縮み作動すると背部フレーム30が後部に向て揺動する。 【0034】前記第2伸縮機構60は図11に示すようにジョイントナット61と第1ネジ杆62と第2ネジ杆63で成るターンバックル64と、第1ネジ杆62に固着した第1連結具65と、第2ネジ杆63に固着した第2連結具66を有する。前記第1連結具65は中間部横パイプ23の長手方向中央部に嵌合したほぼU字状の本体67にプレート68をボルト止めした形状で、その本体67を中間部横パイプ23に上から嵌合し、プレート68をボルト止めして中間部横パイプ23の下面に当接して中間部横パイプ23の長手方向中央部に上下揺動自在に連結される。 【0035】前記第2連結具66は背部フレーム30の下横パイプ33に下から嵌合したほぼU字状の本体69とロック機構70を有する。ロック機構70は本体69に出入り自在に設けたロックピン71をスプリング72で下横パイプ33の上面に押しつけた形状である。 【0036】このようであるから、ジョイントナット61を一方向に回転すると伸び作動して背部フレーム30がボルト42を中心として前部に向て揺動し、ジョイントナット61を他方向に回転すると縮み作動して背部フレーム30が後部に向けて揺動する。 【0037】また、ロックピン71をスプリング72に抗して引張ることで下横パイプ33の上面から離すことで第2連結具66が下横パイプ33から離脱し、背部フレーム30をボルト42を中心として前方に揺動することで座部20と重ね合った水平姿勢とすることができる。 【0038】また、ロックピン71の先端部はテーパ形状であるから、第2連結具66を上方に揺動して下横パイプ33の下面に当接することでスプリング72に抗して引き込み作動するので、第2連結具66を下横パイプ33に簡単に連結して背部フレーム30を垂直姿勢とすることができる。 【0039】したがって、背部フレーム30を水平姿勢と垂直姿勢とに簡単に揺動できるから、車椅子を自動車などに乗せる際に簡単にコンパクトにできるし、自動車などから降ろして簡単に使用状態とすることができる。なお、この場合に手押し用フレーム36を簡単に脱着できる。 【0040】前記車輪取付部材14は図13に示すように、一側縦板80と他側縦板81を備え、一側縦板80の上縁部に円弧状の凹部82を有し、下縁部に半円形状の凹部83を有し、上下中間部には複数の車輪取付孔84が上下方向に間隔を置いて有している。他側縦板81の上縁部に円弧状の凹部85を有し、下縁部に半円形の凹部86を有し、上下中間部には開口部87を有している。 【0041】本体フレーム1の補助パイプ10、主パイプ3の左右一側面に一側縦板80の凹部82、凹部83をそれぞれ嵌め込み、左右他側面に他側縦板81の凹部85、凹部86をそれぞれ嵌め込み、一側縦板80から他側縦板81にボルト88を締付けて補助パイプ10、主パイプ3を狭持して取付けてある。 【0042】図9に示すように、前記1つの車輪取付孔84に主軸90が着脱自在に挿入してある。つまり、スリット付きの中空軸91が挿入され、この中空軸91に車輪15の支軸92が挿入されて主軸90としてあり、中空軸91にナット93を締付けることで中空軸91を変形して支軸92に圧着してある。94は抜け止めピンである。 【0043】このようであるから、抜け止めピン94を抜くと共に、ナット93を若干弛めることで中空軸91と支軸92を車輪取付孔84から抜き出し、他の車輪取付孔84に挿入してナット93を締付けると共に、抜け止めピン94を挿入することで、車輪15の取付け高さを三段階に調整できる。 【0044】また、ボルト88を弛めることで一側縦板80と他側縦板81を主パイプ3と補助パイプ10に沿って前後に摺動可能となるから、車輪15の前後方向位置を無段階に調整できる。 【0045】しかも、一側縦板80の凹部82、他側縦板81の凹部85が補助パイプ10の左右両側面に嵌合し、一側縦板80の凹部83、他側縦板81の凹部86が主パイプ3の左右両側面に嵌合しているから、ボルト88を若干弛めることで一側縦板80、他側縦板81、つまり車輪取付部材14を補助パイプ10、主パイプ3に沿ってスムーズに前後に移動できる。 【0046】 【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ボルト88を若干弛めることで一側縦板80と他側縦板81を主パイプ3、補助パイプ10に沿って前後に移動できるし、車輪15の主軸90を複数の車輪取付孔84のいずれか1つに挿入して取付けできる。これによって、車輪15の前後方向取付け位置を無段階に調整できるし、車輪15の取付け高さを段階的に調整できる。 【0047】また、本体フレーム1に作用する使用者の体重等は主パイプ3、補助パイプ10、車輪取付部材14、車輪取付孔84、主軸90を経て車輪15に伝わるが、車輪取付部材14を形成している一側縦板80と他側縦板81は主パイプ3と補助パイプ10を狭持して取付けられているので、その車輪取付部材14の取付部分にガタが生じないし、主軸90が車輪取付孔84に嵌合しているからガタが生じない。これによって、本体フレーム1に対して車輪15が微動することがなく、使用者に不安感を与えることがない。 【0048】請求項2に係る発明によれば、一側縦板80、他側縦板81の凹部82,85,83,86で補助パイプ10、主パイプ3の左右両側面を狭持しているから、強固に取付けできるし、ボルト88を若干弛めることで補助パイプ10、主パイプ3に沿ってスムーズに移動できる。 【0049】請求項3に係る発明によれば、本体フレーム1の主パイプ3における後部寄りに縦パイプを介して主パイプ3よりも短尺な補助パイプ10を固着し、その補助パイプ10と主パイプ3に亘って車輪取付部材14を取付け、補助パイプ10に上向きに固着したブラケット12に座席部フレーム2を上下揺動自在に取付け、しかも主パイプ3、補助パイプ10、主パイプ21が左右方向同一位置であるから、取付部材14を上下2ケ所で本体フレーム1に強固に取付けできるし、フレームの左右寸法を小さくして座席部フレーム2が本体フレーム1に干渉せずに上下に揺動できる。 【0050】これによって、車輪取付け高さ、前後方向取付け位置を調整できるし、左右寸法が小さく、しかも座席部を上下に揺動して座席部に座った人が足で床をスムーズにけって走行できる車椅子とすることが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006828 【氏名又は名称】ワイケイケイ株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月10日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】浜本 忠 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−169412 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月29日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−339583 |
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