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【発明の名称】 排泄介助器
【発明者】 【氏名】渡辺 敏明

【要約】 【課題】歩行が困難な人の排泄には、健康な人の介護が必要であるが、予想以上に重労働であり、時間も不規則である。又介護を受ける者にとっても、精神的苦痛が大である。この発明は、以上の欠点を解決する為になされたものである。

【解決手段】密封型容器(1)の蓋(2)に、入口出口のホースを設け、出口側ホース(11)の先端に真空ポンプ(12)、蓋(2)の内側にセパレーター(9)、空気濾過器(7)を設け、ベットの上の防水シート(17)の上で、排泄物を真空ポンプ(12)を運転して、洗浄液をかけ乍ら入口側ホース(3)で吸入する、排泄介助器である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 密封型容器(1)の蓋(2)に、入口側ホース(3)、出口側ホース(11)を設け、蓋(2)の内側の出口側ホースに、空気濾過器(7)と、空気濾過器(7)を囲うセパレーター(9)を設け、出口側ホース(11)の他端に真空ポンプ(12)を接続し、入口側ホース(3)で排泄物を吸入排除出来る排泄介助器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歩行が困難で介護を要する人の排泄の一部を代行する、排泄介助器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歩行が困難な人の排泄には、健康な人が肩をかしてトイレに連れて行くとか、おむつをして時々取り替えるとか、いずれにしても健康な人の介護が必要であったが、介護をする人もとしをとり、又は病弱である場合が多くなり、ますます大変である。介護される本人は、出来るだけ自分でやろうとしているのだが、出来ないため、もどかしく感じているのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】介護を受ける者は、出来るだけ自分で排泄したいという意志をもっているが止むを得ず介護を受けるのだが、精神的苦痛は大きい。又、介護する者にとっても、おむつ取り替えは重労働であり、時間的な制約も受ける。この発明は、以上の欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】密封型容器(1)の蓋(2)に、入口側ホース(3)、出口側ホース(11)を設ける。蓋(2)の内側の出口側ホースに、セパレーター(9)、空気濾過器(7)を設け、他端には真空ポンプ(12)に接続する。手元に真空ポンプ(12)の運転用押しボタン(14)が位置できるようにする。本発明は、以上の構造よりなる排泄介助器である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)密封型容器(1)の蓋(2)に、入口出口の穴を空け、入口側の穴にはソケット(4)を差し込み、パッキン(5)をはさんでナットで締め付ける。
(ロ)出口側は、蓋(2)の内側に、細かい目の網(6)をかぶせ、無数の小穴を空けた円筒型の空気濾過器(7)の上面に空けた穴に、筒(8)を接着し、この筒(8)に、空気濾過器(7)の外側と上面を囲い、下面に網(18)を設けたセパレーター(9)をはめ込み、蓋(2)の内側に吊るす様にして出口側の穴に差し込み、蓋(2)の上面に、パッキン(10)を入れて、ナットで締め付ける。
(ハ)入口側ホース(3)を、ソケット(4)に差し込み、筒(8)には、出口側ホース(11)を介して、運転用押しボタン(14)を設けた真空ポンプ(12)を接続する。本発明は、以上の構成よりなっている。歩行が困難な人が、本発明を使用する時は、ベットの上の防水シート(17)の上に座り、又はあおむけに寝たまま、ハンドスプレー(15)で洗浄液を散布しつつ、真空ポンプ(12)を運転して、入口側ホース(3)で排泄物を吸入搬送し、トイレットペーパー(16)で清掃する。更に空気を吸入して周囲を乾燥し、真空ポンプ(12)を停止して用便を終わる。身動きの出来ない患者の場合は、声をかけられた時に、介護者が以上の操作で排泄物を片付ける。猶、真空ポンプ(12)は、電気掃除機で代用してもよい。
【0006】
【発明の効果】本発明を使用することによって、歩行が困難な人の排泄の大半が自分で出来て、精神的にも安らぐ。身動きが出来なくなった場合でも、声をかけられた介護者が、以前より簡単な操作で排泄物を片付けることが出来るので、介護し易くなり、ホームヘルパーも家庭に入り易くなる。老人ホーム等の施設では、臭いがする、重労働だ、との印象が改善され、入居者、介護者ともに気持ちが安らぐ。
【出願人】 【識別番号】597052592
【氏名又は名称】渡辺 敏明
【出願日】 平成9年(1997)8月19日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−56929
【公開日】 平成11年(1999)3月2日
【出願番号】 特願平9−259222