| 【発明の名称】 |
車椅子 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 喜平
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| 【要約】 |
【課題】車輪を上下方向及び前後方向に位置調整可能とする。
【解決手段】本体フレーム9の基板1に複数の車輪取付孔24を上下方向に間隔を置いて形成し、この1つの車輪取付孔24に車輪2を取付けて上下方向に位置調整可能とする。前記基板1に複数のボルト挿通孔25を前後方向に間隔を置いて形成し、このボルト挿通孔25を挿通したボルト35でパイプ取付部材を取付け、このパイプ取付部材に座部を形成する座部パイプ3と背部を形成する背部パイプ4を連結して車輪12を座部、背部に対して前後方向に位置調整可能とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基板1と、この基板1に前方に向けて取付けた主パイプ2、座部パイプ3と、基板1に上方に向けて取付けた背部パイプ4で左右のフレーム5とし、この左右のフレーム5を連結パイプで連結して本体フレーム9とし、前記左右の座部フレーム3に亘って座部シート10を取付けて座部とし、左右の背部パイプ4に亘って背部シート11を取付けて背部とし、前記基板1の車輪取付部材20は、上下方向に間隔を置いた複数の車輪取付孔24と前後方向に間隔を置いた複数のボルト挿通孔25を有し、かつこのボルト挿通孔25を挿通したボルト35でパイプ取付部材が取付けてあり、このパイプ取付部材に座部パイプ3と背部パイプ4が取付けてあると共に、左右の車輪取付部材20が連結パイプで連結してあり、前記1つの車輪取付孔24に筒軸51を挿入して取付け、その筒軸51に車輪12の軸50を回転自在に挿入して車輪12を本体フレーム9に取付けたことを特徴とする車椅子。 【請求項2】 車輪取付部材20は前後方向に向うガイド凹溝26を有し、パイプ取付部材はガイド凹溝26に嵌合するガイド片34を有し、パイプ取付部材は車輪取付部材20に対しガイド凹溝26に沿ってガイド片34を介して前後方向に移動自在である請求項1記載の車椅子。 【請求項3】 主パイプ2の前端部に前補助輪13を取付け、座部パイプ3の一端部をパイプ取付部材に上下揺動自在に取付け、この座部パイプ3の長手方向中間と主パイプ2の長手方向中間に亘って支持装置17を取付け、前記連結パイプに後補助輪16を取付けた請求項1記載の車椅子。 【請求項4】 背部パイプ4を起立姿勢と倒伏姿勢とに亘って揺動自在とし、ロック装置40で起立姿勢に保持し、この背部パイプ4に肘掛け15を上下回動自在に取付け、前記連結パイプの長手方向両端寄りに後補助輪16を、フレーム本体9の後端部よりも後方に突出した後向き位置とフレーム本体9の後端部よりも前方の前向き位置とに亘って移動自在にそれぞれ取付けた請求項1記載の車椅子。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子に関する。 【0002】 【従来の技術】怪我人、病人、身体障害者等、体を自由に動かせない者が使用する車椅子としては、例えば、本体フレームに車輪と補助輪を取付け、その本体フレームに座席部を設けたものが知られている。 【0003】前述の車椅子は、使用者の体格や体の状態等に合せて座席部の高さ、重心位置を決定することが最良である。そこで、車輪を回転自在に支持する主軸を、本体フレームに対して上下方向及び前後方向に調整可能に取付けた車椅子が提案されている。 【0004】例えば、特許第2530262号公報に示すように、本体フレームに固定板取付用の孔を上下方向に間隔を置いて複数形成して固定板の取付け位置を上下方向に調整可能とし、この固定板の長孔に沿って座金を前後方向に位置調整可能に取付け、その座金に主軸を取付けた車椅子が提案されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】かかる車椅子であると、本体フレームに作用する使用者の体重等は固定板、座金、主軸を経て車輪に伝わるので、本体フレームと固定板の連結部分、固定板と座金の連結部、座金と車軸の連結部のガタ等によって本体フレームに対して車輪が微動することがあり、使用者に不安感を与えることがある。 【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした車椅子を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】第1の発明は、基板1と、この基板1に前方に向けて取付けた主パイプ2、座部パイプ3と、基板1に上方に向けて取付けた背部パイプ4で左右のフレーム5とし、この左右のフレーム5を連結パイプで連結して本体フレーム9とし、前記左右の座部フレーム3に亘って座部シート10を取付けて座部とし、左右の背部パイプ4に亘って背部シート11を取付けて背部とし、前記基板1の車輪取付部材20は、上下方向に間隔を置いた複数の車輪取付孔24と前後方向に間隔を置いた複数のボルト挿通孔25を有し、かつこのボルト挿通孔25を挿通したボルト35でパイプ取付部材が取付けてあり、このパイプ取付部材に座部パイプ3と背部パイプ4が取付けてあると共に、左右の車輪取付部材20が連結パイプで連結してあり、前記1つの車輪取付孔24に筒軸51を挿入して取付け、その筒軸51に車輪12の軸50を回転自在に挿入して車輪12を本体フレーム9に取付けたことを特徴とする車椅子である。 【0008】第2の発明は、第1の発明において、車輪取付部材20は前後方向に向うガイド凹溝26を有し、パイプ取付部材はガイド凹溝26に嵌合するガイド片34を有し、パイプ取付部材は車輪取付部材20に対しガイド凹溝26に沿ってガイド片34を介して前後方向に移動自在である車椅子である。 【0009】第3の発明は、第1の発明において、主パイプ2の前端部に前補助輪13を取付け、座部パイプ3の一端部をパイプ取付部材に上下揺動自在に取付け、この座部パイプ3の長手方向中間と主パイプ2の長手方向中間に亘って支持装置17を取付け、前記連結パイプに後補助輪16を取付けた車椅子である。 【0010】第4の発明は、第1の発明において、背部パイプ4を起立姿勢と倒伏姿勢とに亘って揺動自在とし、ロック装置40で起立姿勢に保持し、この背部パイプ4に肘掛け15を上下回動自在に取付け、前記連結パイプの長手方向両端寄りに後補助輪16を、フレーム本体9の後端部よりも後方に突出した後向き位置とフレーム本体9の後端部よりも前方の前向き位置とに亘って移動自在にそれぞれ取付けた車椅子である。 【0011】 【作 用】第1の発明によれば、車輪12の軸50を回転自在に支承する筒軸51を複数の車輪取付孔24の内のいずれかに挿入して取付けることで車輪12の取付け位置が上下に変化する。ボルト35を複数のボルト挿通孔25の内のいずれかに挿入することでパイプ取付部材を車輪取付部材20に前後方向に移動して取付けできる。 【0012】これによって、車輪12を本体フレーム9に対して上下方向及び前後方向に調整可能に取付けできる。 【0013】また、連結パイプで連結された左右の車輪取付部材20に車輪12が取付けてあるから、左右の車輪12は所定の間隔を置いて確実に支承される。この車輪取付部材20にパイプ取付部材が取付けてあり、そのパイプ取付部材に座部を構成する座部パイプ3、背部を構成する背部パイプ4がそれぞれ取付けてあるので、座部、背部に座った使用者の体重等は左右の車輪取付部材20を介して左右の車輪12で支持される。これらが相俟って本体フレーム9に対して車輪12が微動することがなく、使用者に不安感を与えることがない。 【0014】第2の発明によれば、ガイド凹溝26とガイド片34によってパイプ取付部材が車輪取付部材20に対してスムーズに前後に移動するので、車輪12の前後方向調整作業が容易となるし、ガイド凹溝26とガイド片34が係合していることによってパイプ取付部材を車輪取付部材20に強固に連結できる。 【0015】第3の発明によれば、主パイプ2の一端部は基板1を介して車輪12で支持され、主パイプ2の前端部は前補助輪13で支持されるから、主パイプ2は安定して支持される。基板1に片持ち支持された座部パイプ3は支持装置17で主パイプ2に支持される。これらが相俟って、フレーム本体9は左右の車輪12、前補助輪13、後補助輪16で安定して支持される。 【0016】第4の発明によれば、背部パイプ4を倒伏姿勢とすると共に、肘掛け15を上方に揺動することで背部と肘掛け15を座部とほぼ平行な姿勢に折り畳みできるし、後補助輪16をフレーム9の後端部よりも突出しない位置に移動できる。 【0017】これによって、車椅子を車高が低く、前後方向長さが短いコンパクトな状態とすることができる。 【0018】 【発明の実施の形態】図1に示すように、縦板状の基板1に主パイプ2と座部パイプ3を前方に向けて取付け、前記基板1に背部パイプ4を上方に向けて取付けて左右のフレーム5としてある。左右の基板1を第1連結パイプ6で連結し、左右の主パイプ2を第2連結パイプ7で連結し、左右の背部パイプ4を第3連結パイプ8で連結して左右のフレーム5を連結することで本体フレーム9を形成している。 【0019】前記左右の座部パイプ3と第3連結パイプ8に亘って座部シート10が取付けられて座部を形成し、前記左右の背部パイプ4に亘って背部シート11が取付けられて背部(背もたれ)を形成し、座部と背部で使用者が座る座席部としてある。 【0020】前記左右の基板1に車輪12が取付けてある。左右の主パイプ2の前端部に前補助輪13が取付けてあり、片持ち支持である主パイプ2を前補助輪13で支持している。左右の座部パイプ3の前端部は下向きに弯曲し、前端部に足乗せ台14が取付けてある。前記背部パイプ4の上部寄りに肘掛け15が前方に向けてほぼ水平に取付けてあり、前記第1連結パイプ6の左右基板1寄りに後補助輪16が取付けてある。 【0021】前記主パイプ2の長手方向中間と座部パイプ3の長手方向中間とに亘って支持装置17が取付けてある。片持ち支持である座部パイプ3を支持装置17を介して主パイプ2で支持している。 【0022】前記主パイプ2の前端部寄りには車輪12を制動するブレーキ装置18が取付けてある。 【0023】前記基板1は図2と図3、図4に示すように、車輪取付部材20と主パイプ取付部材21と第1パイプ取付部材22と第2パイプ取付部材23で形成してある。 【0024】前記車輪取付部材20は縦板状で、複数の車輪取付孔24が上下方向に間隔を置いて形成してあり、上部寄りにはボルト挿通孔25が前後方向に間隔を置いて複数形成され、上部寄り内面にガイド凹溝26が前後方向に向けて形成してある。 【0025】前記車輪取付部材20の後端部にはほぼ半円形の凹部27が形成してあり、この凹部27に第1連結パイプ6を嵌め込み、ボルト28で取付けた押え片29の半円形の凹部30を第1連結パイプ6に押しつけて第1連結パイプ6を車輪取付部材20に連結している。 【0026】前記主パイプ取付部材21は不連続な円形孔部31を有し、前記車輪取付部材20の下部にボルト32で固着される。この円形孔部31に主パイプ2を挿入し、ボルト33で円形孔部31を締付けて主パイプ2を挾持して連結する。 【0027】前記第1パイプ取付部材22は車輪取付部材20のガイド凹溝26に嵌まり込むガイド片34を備え、ボルト挿通孔25を挿通したボルト35で車輪取付部材20に連結される。また、ボルト35を弛めることで車輪取付部材20に沿って前後に摺動し、ボルト35を異なるボルト挿通孔25に挿通することで第1パイプ取付部材22の連結位置を前後に調整できる。 【0028】このようであるから、車輪12の前後方向取付位置に調整できる。 【0029】前記第2パイプ取付部材23は第1パイプ取付部材22にボルト36で固着してあり、この第2パイプ取付部23と第1パイプ取付部22で2又状の座部パイプ取付部37を形成している。この座部パイプ取付部37に座部パイプ3が水平方向に向うボルト38で上下揺動自在に連結してある。 【0030】前記第2パイプ取付部材23に背部パイプ4がピン39で起立姿勢と倒伏姿勢に亘って揺動自在に連結してある。この背部パイプ4はロック装置40で起立姿勢に保持してある。 【0031】前記ロック装置40は第1パイプ取付部材22に上向きに取付けた固定部材41と、背部パイプ4にボルト42を締付けることで挾持して取付けた可動部材43を備えている。 【0032】前記固定部材41には図5に示すようにロックピン44が設けられ、このロックピン44はスプリング45で可動部材43のピン孔46に嵌合付勢してあり、ワイヤ47でロックピン44を引っ張るとピン孔46から抜け出す。 【0033】このようであるから、背部パイプ4はロック装置40で垂直な起立姿勢に保持され、ロックピン44をピン孔46から抜くことで前後に揺動可能となる。 【0034】前記車輪12は図6に示すように軸50を備えている。前記車輪取付部材20の車輪取付孔24に筒軸51を挿入し、ナット52で固定し、この筒軸51に軸50を挿入して車輪12を回転自在に取付けている。 【0035】このようであるから、筒軸51を異なる車輪取付孔24に挿入することで、車輪12の取付け高さを調整できる。 【0036】前記後補助輪16は図2に示すように、取付体60にパイプ状のアーム61を取付け、このアーム61に車62を取付けてある。前記取付体60の半円形の凹部63を図7に示すように、第1連結パイプ6に嵌め込み、ボルト64で取付けた押え片65の半円形の凹部66を第1連結パイプ6に押し付けて取付けてある。 【0037】前記アーム61はほぼくの字状に折曲している。このアーム61の上端部分が取付体60の孔67内に回転自在に嵌合してあり、取付体60の孔67の下部周縁に一対の係合凹部68が径方向に対向して形成してある。アーム61はスプリング68aで上方に摺動付勢され、そのアーム16に設けた係止杆69が係合凹部68に嵌合して回転しないようにしてある。 【0038】このようであるから、図1、図7に示す状態では、車62が後方に向うと共に、下方に位置する。アーム61を下方に揺動して係止杆69を係合凹部68から離脱し、アーム61を前方に向けて180度回転させ、係止杆69を係合凹部68に係合することで、車62が前方に向うと共に、上方に位置する。 【0039】したがって、後補助輪16の車62を本体フレーム9の後端部よりも後方に突出した下方位置とすれば、使用時に車62が接地して安定して走行できる。また、車62を本体フレーム9の後端部よりも前方の上方位置とすることで、車輪12を外した時の前後スペースを小さくできる。 【0040】前記肘掛け15は背部パイプ4に上下回動自在に取付けてある。具体的には、図8に示すように背部パイプ4に取付座70をボルト71で取付ける。この取付座70の円形凹部72に取付けアーム73の円形部74を回転自在に嵌合して取付け、その取付アーム73に肘掛け15をボルト75で取付ける。 【0041】図9に示すように、円形部74にストッパ76が一体的に設けてあり、取付座70に受けボルト77が螺合してある。肘掛け15がほぼ水平で前方に向う姿勢であるとストッパ76が受けボルト77に当接して肘掛け15が下方に揺動しないように規制する。 【0042】このようであるから、車輪12を外し、後補助輪16を前方の上方位置とし、ロック装置40のロックピン44を抜いて背部パイプ4を下方に揺動すると共に、肘掛け15を上方することで座部パイプ3とほぼ水平とすることができるので、車椅子が車高が低く、前後方向長さが短いコンパクトな状態となる。 【0043】前記支持装置17は図10、図11、図12に示すように構成してある。座部パイプ3にブラケット80が取付けてある。このブラケット80は一側プレート81と他側プレート82をボルト83で締付け、その一側プレート81と他側プレート82で座部パイプ3を狭持して取付けてある。この一側プレート81にアーム84がピン85で上下揺動自在に取付けてあり、このアーム84にローラ86がピン87で回転自在に取付けてある。 【0044】前記ローラ26は主パイプ2に取付けたガイドレール88に沿って回転自在であり、アーム84はローラ86によって主パイプ2に沿って前後方向に揺動する。アーム84と主パイプ2とに亘ってスプリング89が取付けてあり、アーム84は後方に向けて揺動付勢されてストッパ片84aが他側プレート82の下端部82aに当接したほぼ垂直姿勢に保持してある。アーム84には支持ボルト90が螺合されていてロックナット91で固定してある。 【0045】前記主パイプ2には取付部材92が取付けてある。この取付部材92は主パイプ2にボルト93で取付けたガイドプレート94と、このガイドプレート94にボルト95で取付けたブラケット96で形成してある。ガイドプレート94には前記ローラ86を支承するピン87が摺動自在に嵌まり込むガイド凹溝97が形成してある。 【0046】前記ブラケット96には操作レバー98がピン99で上下揺動自在に取付けてあり、この操作レバー98に一体的に設けたレバー100にリンク101がピン102で連結してある。このリンク101は前記ピン87によってアーム84に連結してある。 【0047】前記ブラケット96には第1ネジ孔103と第2ネジ孔104が形成され、第1ネジ孔103にボルト105が螺合されてロックナット106で固定してある。このボルト105の先端部にはストッパー107が出没可能に挿入してあり、そのストッパー107はスプリング108でブラケット96の内面よりも突出して操作レバー98の凹部109に係合するようにしてある。なお、操作レバー98の凹部109の揺動方向両側部分はストッパー107が係合し易いように斜めとしてある。 【0048】前記ローラ86を支承するピン87は連結杆110に固定してあり、この連結杆110で左右の支持装置17のアーム84を連結し、左右の支持装置17が同期して作動するようにしてある。 【0049】次に作動を説明する。図示の状態では左右の座部フレーム3が最も上方に揺動しており、座部の高さが最も高い。図示の状態から左右の操作レバー98を上方に揺動すると、リンク101を介してアーム84がローラ86とともに前方に揺動し、操作レバー98がの凹部109がストッパー107に係合するとアーム84、ローラ86が図10に仮想線で示す位置となる。 【0050】これによって、左右の座部フレーム3が最も下方に揺動して座部の高さが最も低くなる。 【0051】この時、受けボルト90が主パイプ2(ガイドレール88)に当接して座部パイプ3に作用する負荷を受けボルト90を介して主パイプ2で支持する。 【0052】また、ロックナット106を弛めてボルト105を第1ネジ孔103から外し、そのボルト105を第2ネジ孔104に螺合してロックナット106で固定すれば、操作レバー98の上方への揺動角度が小さくなり、アーム84、ローラ86の前方への移動量が小さくなる。 【0053】これにより、座部パイプ3は中間位置まで揺動するから、座部の高さは中間高さとなる。この時は、受けボルト90を若干弛めて取付長さを長くして主パイプ2と当接するようにする。 【0054】以上のようであるから、左右一対の操作レバー98を上下に揺動することで左右一対の座部パイプ3,3が上下に揺動して座部の高さを調整できる。これによって、座部に座った人の身長等に応じて座部の高さを調整してリハビリ等のためにスムーズに床をけって走行できる。 【0055】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、車輪12の軸50を回転自在に支承する筒軸51を複数の車輪取付孔24の内のいずれかに挿入して取付けることで車輪12の取付け位置が上下に変化する。ボルト35を複数のボルト挿通孔25の内のいずれかに挿入することでパイプ取付部材を車輪取付部材20に前後方向に移動して取付けできる。 【0056】これによって、車輪12を本体フレーム9に対して上下方向及び前後方向に調整可能に取付けできる。 【0057】また、連結パイプで連結された左右の車輪取付部材20に車輪12が取付けてあるから、左右の車輪12は所定の間隔を置いて確実に支承される。この車輪取付部材20にパイプ取付部材が取付けてあり、そのパイプ取付部材に座部を構成する座部パイプ3、背部を構成する背部パイプ4がそれぞれ取付けてあるので、座部、背部に座った使用者の体重等は左右の車輪取付部材20を介して左右の車輪12で支持される。これらが相俟ってフレーム本体9に対して車輪12が微動することがなく、使用者に不安感を与えることがない。 【0058】請求項2の発明によれば、ガイド凹溝26とガイド片34によってパイプ取付部材が車輪取付部材20に対してスムーズに前後に移動するので、車輪12の前後方向調整作業が容易となるし、ガイド凹溝26とガイド片34が係合していることによってパイプ取付部材を車輪取付部材20に強固に連結できる。 【0059】請求項3の発明によれば、主パイプ2の一端部は基板1を介して車輪12で支持され、主パイプ2の前端部は前補助輪13で支持されるから、主パイプ2は安定して支持される。基板1に片持ち支持された座部パイプ3は支持装置17で主パイプ2に支持される。これらが相俟って、フレーム本体9は左右の車輪12、前補助輪13、後補助輪16で安定して支持される。 【0060】請求項4の発明によれば、背部パイプ4を倒伏姿勢とすると共に、肘掛け15を上方に揺動することで背部と肘掛け15を座部とほぼ平行な姿勢に折り畳みできるし、後補助輪16をフレーム9の後端部よりも突出しない位置に移動できる。 【0061】これによって、車椅子を車高が低く、前後方向長さが短いコンパクトな状態とすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006828 【氏名又は名称】ワイケイケイ株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月11日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】浜本 忠 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−28229 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)2月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−186522 |
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