| 【発明の名称】 |
ネックストレッチ具 |
| 【発明者】 |
【氏名】浜上 清春
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| 【要約】 |
【課題】家庭内において、簡易に首筋ストレッチを行い得るようにする。
【解決手段】密封のチューブ11を円状にしてその周の一部が欠如した複数の円状チューブ11を同一軸心に積層し、その各チューブ11を連結するとともに相互に空気が流通自在して首に嵌まる大きさの蛇腹状伸縮筒10を形成する。この伸縮筒10を欠如部を介して首に嵌め、手動ポンプ14により伸縮筒10内に給気して、各チューブ11を膨らまして伸縮筒10をその筒軸方向に伸長する。この伸長により首筋をストレッチする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 密封のチューブ11を円状にしてその周の一部11aが欠如した複数の円状チューブ11を同一軸心に積層し、その各チューブ11を連結するとともに相互に空気が流通自在して首に嵌まる大きさの蛇腹状伸縮筒10を形成し、この伸縮筒10にホース13を介して手動ポンプ14を接続し、この手動ポンプ14による伸縮筒10内への給気により、前記各チューブ11を膨らませて前記伸縮筒10をその筒軸方向に伸長するネックストレッチ具。 【請求項2】 上記各チューブ11のその軸方向に隣り合う欠如部11aは、周方向に交互左右にずれて各欠如部11aには隣接するチューブ11が跨がっていることを特徴とする請求項1に記載のネックストレッチ具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、簡易に首筋を牽引(ストレッチ)し得るネックストレッチ具に関するものである。 【0002】 【従来の技術及びその課題】社会構造が複雑した今日、現代人は肩こりが激しく、その治療として、頸椎の牽引(ストレッチ)がある。また、“むちうち”の治療にもそのストレッチが採用される。 【0003】その首筋(頸椎)のストレッチは、従来、整形外科、ほねつぎなどにおける牽引装置を使用している。その牽引装置は、台座に腰掛け、首筋にマットを嵌めて、そのマットを所要の力で引き上げて首筋をストレッチする。 【0004】しかしながら、その牽引装置は大掛りであり、高価なものでもある。 【0005】この発明は、家庭において、簡易に首筋をストレッチし得るようにすることを課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、この発明は、蛇腹状伸縮筒を首に嵌め、その伸縮筒に給気して伸縮筒を伸長し、その伸長により、肩と顎の間を押し広げて頸椎を伸ばし、首筋をストレッチするようにしたのである。このとき、伸長量を調節することにより、押し広げ量(ストレッチ強さ)を調整する。伸縮筒は排気すれば、縮んで小さくなり、収納に有利である。 【0007】 【発明の実施の形態】上記発明の一実施形態としては、密封のチューブを円状にしてその周の一部が欠如した複数の円状チューブを同一軸心に積層し、その各チューブを連結するとともに相互に空気が流通自在して首に嵌まる大きさの蛇腹状伸縮筒を形成し、この伸縮筒にホースを介して手動ポンプを接続し、この手動ポンプによる伸縮筒内への給気により、前記各チューブを膨らませて前記伸縮筒をその筒軸方向に伸長する構成を採用し得る。 【0008】この構成のネックストレッチ具は、各チューブの欠如部でもって伸縮筒を径方向に広げることができ、その開口部から首に嵌める。チューブは径方向に変化しないようにすることが好ましい。径方向に縮むと、首を締め付ける恐れがあるからである。チューブの素材は合成樹脂、ゴムなどが考えられるが、天然ゴムが好ましい。チューブの数は伸縮量に応じて適宜に選定し、各チューブはその一部で隣りのチューブに連通しても、全周で連通してもよい。 【0009】この構成において、上記各チューブのその軸方向に隣り合う欠如部は、周方向に交互左右にずれて各欠如部には隣接するチューブが跨がっているようにするとよい。このようにすると、伸縮筒がその軸方向に連続した欠如部がなくなり、筒の形態が全周に欠如なく維持されてストレッチが円滑になされる。この構成においては、各チューブの欠如部端を面ファスナー等の係止具で隣りのチューブに止めるようにすることが好ましい。欠如部端の動きが止められて伸縮筒の筒状形態が維持され易いからである。 【0010】上記手動ポンプは、閉止弁付の周知のものを採用でき、ホースには給排気停止具を設けて、任意に給排を停止し得るようにすることができ、その停止具は、給排量を調節し得るものともし得る。 【0011】伸縮筒の両端周縁には膚触りの良い素材からなるカバーを被せることが好ましい。 【0012】 【実施例】一実施例を図1乃至図6に示し、この実施例は、5個の天然ゴム製チューブ11を同一軸心で積層し、その欠如部11aを交互左右にずらして同一軸上に位置しないようになっている。各チューブ11は周囲適宜個所11bで隣り合うチューブ11と固着されているとともに連通されて蛇腹状の伸縮筒10をなす。但し、その各チューブ11の欠如部11aを成して隣りのチューブ11の欠如部11aを跨ぐ端は自由で、他端は隣接するチューブ11に固着連通されている。両端のチューブ11、11はその自由端が面ファスナー12によって係止可能である。また、その両端のチューブ11、11には布製のカバー16が被せてある。 【0013】中央のチューブ11にはホース13を介して手動ポンプ14が接続されている。この手動ポンプ14は、周知のもので、ゴム製の袋体14aの後部に逆止弁付の吸気口が形成され、前部の排気口が開放バルブ14bを介してホース13に接続されたものである。このため、ゴム製袋体14aを手で握って圧縮開放を繰り返すことにより、ホース13を介して伸縮筒10(チューブ11)に給気されて伸縮筒10が伸長する。バルブ14bを開けば、排気されて伸縮筒10は収縮する。 【0014】ホース13の途中には、医療用点滴時の点滴量調節具と同一構成の給排気調整停止具15が設けられている。この調整停止具15は、図6矢印のごとくケーシング15a内をローラ15bを転動させることにより、ローラ15bによるホース13の押圧量が変化して、流通量を調節及び停止させる。 【0015】この実施例は以上の構成であり、その使用方法について説明すると、図3(a)に示す伸縮筒10が収縮した状態で、同図(b)に示すように、各欠如部11aでもって伸縮筒10を広げて、図1に示すように首に嵌める。このとき、面ファスナー12でもって各チューブ11の端(欠如部端)を確実に固定する。 【0016】この装着状態で、手動ポンプ14により、チューブ11内に給気すると、図5(a)から(b)に示すようにチューブ11が膨らんで伸縮筒10が伸長し、図7に示すように首筋(頸椎b)を伸ばす。その伸長力が適度になった時点で給気を止め、調整停止具15でもってホース13の流通を阻止する。このとき、手動ポンプ14は、一般にバルブ14bを開放しないかぎり排気しないため、調整停止具15の操作はなくてもよい。このため、この調整停止具15は省略し得る。 【0017】しばらくたつと、伸縮筒10が首になじみ緩みを感じるため、再度、チューブ11に給気して適度の伸長力を付与する。 【0018】このように、この実施例のネックストレッチは、適度の空気圧で頭をやさしく支え、首筋をやさしく伸ばして固定する。この状態で、安静にすることで、頸椎bの負担が軽減され、肩が軽くなって、気分もすっきりする。 【0019】ストレッチが終われば、バルブ14bを開放して排気し、伸縮筒10を収縮させ、欠如部11aでもって広げて首から外す。 【0020】 【発明の効果】この発明は、以上のように伸縮筒の伸長によって首筋を伸ばすようにしたので、家庭内において、簡易にネックストレッチを行い得る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598055851 【氏名又は名称】株式会社エポック・アイ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月27日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−309165 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−116830 |
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