| 【発明の名称】 |
アイマスク |
| 【発明者】 |
【氏名】山口 隆祥
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| 【要約】 |
【課題】保温効果があって目の疲労の回復を早めると共に肌の新陳代謝を促進して美顔効果を発揮するだけでなく、通気性が良好で使い心地のよい大型のアイマスクを提供することを課題とする。
【解決手段】額から鼻及び頬にかけて覆う大きさの基体1と基体1を頭部に保持する固定バンド7とから成り、基体1は顔当接側から順に、ニット等の伸縮性素材にイオン化傾向の大きい金属を含む繊維と、前記金属よりもイオン化傾向の小さい金属を含む繊維とを混入した制電性繊維を織り混ぜ、好ましくは更に遠赤外線放射物質を含む繊維を混入した制電性繊維層3、微粒子化した竹炭をポリエステル粒子に混入して製造したポリエステル繊維から成る竹炭練り込み繊維層4、吸水ポリマ−を内蔵していて表面皮膜に無数の微小孔を設けた吸湿通気性レザ−層5を重ねた3層構造であることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 額から鼻及び頬にかけて覆う大きさの基体と前記基体を頭部に保持する固定バンドとから成り、前記基体は顔当接側から順に、ニット等の伸縮性素材にイオン化傾向の大きい金属を含む繊維と、前記金属よりもイオン化傾向の小さい金属を含む繊維とを混入した制電性繊維を織り混ぜ、好ましくは更に遠赤外線放射物質を含む繊維を混入した制電性繊維層、微粒子化した竹炭をポリエステル粒子に混入して製造したポリエステル繊維から成る竹炭練り込み繊維層、吸水ポリマ−を内蔵していて表面皮膜に無数の微小孔を設けた吸湿通気性レザ−層を重ねた3層構造であることを特徴とするアイマスク。 【請求項2】 前記基体の鼻当接部に鼻を露出させるための切込部を設けた請求項1に記載のアイマスク。 【請求項3】 前記基体の外側上部に目部分を覆うアイ部カバ−を取り付けた請求項1又は2に記載のアイマスク。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はアイマスク、より詳細には、仕事や読書等による目の疲労時や就寝時等に目を覆うように着用するアイマスクに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、目を休めたり明るさを避けたりする目的で、種々の構成のアイマスクが用いられている。それらは、目及びその周辺部分のみを覆う小型のものが多いが、中には上部は額から両こめかみ部まで延び、下部は鼻の下まで延びる大型のものもある(例えば、実用新案登録第301153号公報記載のもの)。この大型のアイマスクは、目だけでなく顔の多くの部分を覆うことにより、広範囲の部分の血行を促進して、目の疲れの回復を早めると共に、肌の新陳代謝を促進して美顔効果をも発揮させようとするものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の大型のアイマスクの場合、鼻を含めた顔の多くの部分を被覆するものであるため、内側に鼻息がこもり、また、通気性の点でも問題があり、必ずしも使い心地がよくなかった。 【0004】そこで本発明は、保温効果があって目の疲労の回復を早めると共に肌の新陳代謝を促進して美顔効果を発揮するだけでなく、通気性が良好で使い心地のよい大型のアイマスクを提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、額から鼻及び頬にかけて覆う大きさの基体と前記基体を頭部に保持する固定バンドとから成り、前記基体は顔当接側から順に、ニット等の伸縮性素材にイオン化傾向の大きい金属を含む繊維と、前記金属よりもイオン化傾向の小さい金属を含む繊維とを混入した制電性繊維を織り混ぜ、好ましくは更に遠赤外線放射物質を含む繊維を混入した制電性繊維層、微粒子化した竹炭をポリエステル粒子に混入して製造したポリエステル繊維から成る竹炭練り込み繊維層、吸水ポリマ−を内蔵していて表面皮膜に無数の微小孔を設けた吸湿通気性レザ−層を重ねた3層構造であることを特徴とするアイマスク、を以て上記課題を解決した。通例、前記基体の鼻当接部に鼻を露出させるための切込部を設ける。また、前記基体の外側上部に目部分を覆うアイ部カバ−を取り付ける。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に依拠して説明する。図中1は半円形状等であって、上下は額から鼻の下まで及び左右はこめかみにまで及ぶ大きさで、好ましくは鼻を露出させる切込部2を設けた基体である。基体1は、その顔当接面側から順に制電性繊維層3、竹炭練り込み繊維層4、吸湿通気性レザ−層5を重ねた3層構造である。 【0007】制電性繊維層3は、通例ニット等の伸縮性素材にイオン化傾向の大きい金属を含む繊維と、前記金属よりもイオン化傾向の小さい金属を含む繊維とを混入したことを特徴とする制電性繊維を織り混ぜ、好ましくは更に遠赤外線放射物質を含む繊維を混入したものである。 【0008】ここで用いるイオン化傾向の大きい金属としては、繊維状のアルミニウム(以下、アルミニウム繊維と略す)が好適である。また、イオン化傾向が小さい金属としては金、銀、銅等があるが、ここで用いるのは銅が好適である。そのためには、例えばアクリル繊維に銅基を化学結合させた銅アクリル繊維を用いればよい。このようにイオン化傾向に差のある2つの金属を別々に含む繊維を混入することとしたのは、イオン化傾向の差によりイオン化電圧(電位差)を生じさせ、以て繊維全体に導電性を付与して十分な制電効果(静電気、電磁波予防効果)を発揮させんがためである。 【0009】遠赤外線放射物質を含む繊維としては、好ましくは、育生光線といわれる4〜14μmの波長帯の遠赤外線を放射するセラミックスをポリエステル繊維に練り込んだものを用いる(以下、遠赤外線放射繊維と略す)。この遠赤外線放射繊維は、血行を良くし、発汗を促す役割を果たす。この発汗による水分が繊維に吸着されることにより、繊維の電気抵抗が低下し、電導性がより向上する。 【0010】この制電性繊維層3においては、このようにイオン化電圧の発生により、あるいはイオン化電圧の発生と繊維の高湿化との相乗作用により、十分な制電効果を期待することができるが、それだけでなく、各混入繊維固有の作用が発現する。即ち、アルミニウム繊維による電磁波遮止効果、銅アクリル繊維による抗菌・防臭効果、遠赤外線放射繊維による血行促進と生理的保温効果等である。 【0011】基体1の中間層は竹炭練り込み繊維層4である。これは竹炭を練り込んだポリエステル繊維層で、例えば、伐採した孟宗竹を1200℃程度にて炭焼きし、これを粉砕してポリエステル粒子と混合し、マスタ−バッチ処理してポリエステル繊維とし、これをフェルト化して製造する。 【0012】竹炭は、竹の構造が残存するために多孔質で、吸着性がよく、消臭、吸湿・除湿、浄化・抗菌等の作用を奏し、マイナスイオンを放出して自律神経を安定させ、鎮静、快眠を促進する作用がある。従って、目を休息させるためのアイマスクに用いる素材として好適ということができる。 【0013】基体1の外層は吸湿通気性レザ−層5で、この層は吸水ポリマ−を内蔵した合皮層であり、その表面皮膜にはミクロン単位の無数の微小孔を設けたものである。この吸湿通気性レザ−層5は、その微小孔から湿気を徐々に吸収し、乾燥時にそれを放出するという従来にない機能を備えている。なお、カビの発生を防止するために、吸水ポリマ−に防カビ剤を配合することもある。 【0014】6はアイ部カバ−で、基体1の外側上辺に縫着され、基体1外側の少なくとも上半部を完全に被覆する。アイ部カバ−6は、不可欠のものではないが、これを利用して頭部に回す固定バンド7を取り付けることができる。即ち、固定バンド7の両端にベルベットファスナ−8を取り付け、このベルベットファスナ−8がアイ部カバ−6の内側面の任意の位置に係着可能となるようにする。それにより、頭部の締まり具合の調整が可能となる。 【0015】固定バンド7は伸縮自在であることが好ましく、その場合は、固定バンド10はアイ部カバ−6又は基体1の上部に、脱着自在にすることなく縫着固定してしまっても差し支えない。 【0016】 【発明の効果】本発明は上述した通りであって、目部分被覆という本来の機能に加え、顔の広範囲に亘り、基体最内層を構成する制電性繊維層により静電気、電磁波の予防等の制電効果及び遠赤外線の保温効果による目の疲労回復促進、肌の新陳代謝促進作用が、また、基体中間層を構成する竹炭練り込み繊維層により遠赤外線、消臭、抗菌効果が、更には、基体最外層を構成する吸湿通気性レザ−層による通気吸湿効果が得られ、心地よく使用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391021053 【氏名又は名称】ジャパンライフ株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月19日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】斉藤 晴男
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| 【公開番号】 |
特開平11−267150 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−91045 |
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