| 【発明の名称】 |
検眼装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小早川 嘉
|
| 【要約】 |
【課題】外光の混入を防止しかつ検者が被検眼を見ることができるようにする。
【解決手段】筐体1の両側端部とは被検者の両側をカバーするように遮光部材8が設けられており、この遮光部材8は赤外光を遮断するが可視光は透過するので、検者はこの遮光部材8を通して被検者を見ることができる。そして、遮光部材8が透過した可視光はフィルタ13に遮光されるので、赤外光源12で照明された被検眼Eの前眼部映像は、赤外の外光に影響されることなく撮像手段16に撮像される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 赤外光を使って光電的に検眼する検眼装置において、被検眼の周囲に外部から被検眼に当たる赤外光を遮光し可視光を透過する遮光部材を設けたことを特徴とする検眼装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、オートレフラクトメータやオートケラトメータのような検眼装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、自動的位置合わせ機構を有する検眼装置では、自動的に移動できる範囲が狭いために、初めに被検眼観察手段を用いて目視で確認しながら或る程度の位置合わせを行っている。また、単一の撮像手段を被検眼観察と屈折力測定に使用する装置では、観察光路に遮光部材を挿入して屈折力測定を行っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従来例においては、室内照明や窓からの外光が被検眼に反射して測定光学系に混入することによって、光電検出に悪影響を与えるという問題点がある。 【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、外光の混入を防止しかつ検者が被検眼を見ることができる検眼装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明に係る検眼装置は、赤外光を使って光電的に検眼する検眼装置において、被検眼の周囲に外部から被検眼に当たる赤外光を遮光し可視光を透過する遮光部材を設けたことを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。図1は自動位置合わせ検眼装置の構成図を示し、筐体1の上部には、測定結果やメッセージを文字で表示する表示ボード2、測定結果をプリント出力するプリンタ3が配置されている。筐体1の被検者側には、ノブ4により前後に調整可能な額当て5、ノブ6により上下に調節可能な顎受け7が取り付けられ、筐体1の両側端部には、被検眼Eに赤外の外光が当たらないようにするために、被検者の顔の両側をカバーする遮光部材8がそれぞれ設けられている。 【0007】また、筐体1の内部には、本体光学系9、この本体光学系9を駆動する駆動手段10、演算手段11が配置され、本体光学系9内においては、被検眼Eの前方位置に赤外光源12、光分割部材13、レンズ14、可視光を遮光するフィルタ15、撮像手段16が順次に配列されており、光分割部材13の反射方向には、ミラー17を介して屈折力測定系18が配置されている。そして、演算手段11の出力は、表示ボード2、プリンタ3、本体光学系9、駆動手段10にそれぞれ接続されている。 【0008】遮光部材8は赤外光を遮断するが可視光は透過するので、検者はこの遮光部材8を通して被検者を見ることができる。また、遮光部材8には被検眼Eの基準位置を示す十字マークCが設けられており、検者は横から見て十字マークCの横線に合うように顎受け7を上下に調整し、また十字マークCの縦線に合うように額当て5を前後に調節する。 【0009】遮光部材8を透過した可視光はフィルタ15に遮光されるので、赤外光源12で照明された被検眼Eの前眼部映像は外光に影響されることなく撮像手段16に撮像され、図2に示すように瞳孔P及び赤外光源12の角膜反射像12’が表示ボード2に映出される。この映像信号を演算手段11に取り込み、被検眼像E’が画面中心でピントが合う位置に駆動手段10により本体光学系9を駆動する。位置が合ったときに、屈折力測定系18から別波長の赤外光束を被検眼Eに投影して屈折力測定等を行い、その結果を表示ボード2に表示しプリンタ3によりプリントする。 【0010】外光による角膜反射像等は画面に映らないので、被検眼Eの位置やピントを演算により容易に認識することができる。なお、屈折力測定系18の光電センサの前に可視光を遮光するフィルタ15を設ければ、この光電センサに入射する可視光を遮光することができる。また、フィルタ15は光路を分割するダイクロイックミラーで兼用してもよい。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係る検眼装置は、被検眼の周囲に赤外光を遮光し可視光を透過する遮光部材を設けて、外部から被検眼に当たる赤外光を遮光することによって、外光の影響を回避することができ、かつ検者は被検眼を目視で確認することができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
|
| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月23日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】日比谷 征彦
|
| 【公開番号】 |
特開平11−299737 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−129627 |
|