| 【発明の名称】 |
面順次方式の電子内視鏡装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】宮下 章裕
【氏名】三堀 貴司
【氏名】吉満 浩一
【氏名】綱川 誠
【氏名】荒井 敬一
【氏名】此村 優
【氏名】尾本 昌和
【氏名】大明 義直
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| 【要約】 |
【課題】面順次方式の電子内視鏡装置において、発光素子を用いた場合の光の利用率を向上させ、発光素子の光量を充分に利用する。
【解決手段】電子内視鏡3の先端部9内に配置された3つの白色発光素子21には、発光素子ドライバ25からの点灯駆動信号が印加され、この点灯駆動信号により白色発光素子21の点灯制御が行われる。3つの白色発光素子21の前面に設けられたカラー液晶パネル22には、液晶ドライバ26からの色を制御するための液晶駆動信号が印加され、この液晶駆動信号によりカラー液晶パネル22が、例えばR,G,B各色状態及び遮光状態(黒色状態)に制御される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 照明光を被写体に照射する照明手段として発光素子と、前記発光素子を駆動制御する発光素子制御手段と、前記被写体の像を撮像する固体撮像素子と、前記固体撮像素子を駆動制御する固体撮像素子制御手段とを具備した面順次方式の電子内視鏡装置において、前記発光素子または前記固体撮像素子の前面に設けられたカラー液晶パネルと、前記カラー液晶パネルの色を制御する液晶制御手段とを備えたことを特徴とする面順次方式の電子内視鏡装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は面順次方式の電子内視鏡装置、更に詳しくは発光素子からの照明光の制御部分に特徴のある面順次方式の電子内視鏡装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野における診断等に用いられ、又、工業用分野においてもプラント等の検査等に広く用いられるようになった。 【0003】以下、従来例を図面を参照して説明する。 【0004】図8に示すように、電子内視鏡装置101は、細長で例えば可撓性の挿入部を有した電子内視鏡103と、電子内視鏡103に照明光を供給する光源装置104及び電子内視鏡103からの信号を信号処理する信号処理回路105が内蔵されたビデオプロセッサ106とを備えて構成される。 【0005】電子内視鏡103の挿入部内には、照明光を伝達するライトガイド107が挿通されており、このライトガイド107の先端面は挿入部の先端部108に配置され、この先端部108から照明光を出射する。 【0006】また、上記先端部108には、対物レンズ系109が設けられ、この対物レンズ系109の結像位置に、固体撮像素子110が配設されている。この固体撮像素子110は、可視領域を含め紫外領域から赤外領域に至る広い波長域で感度を有している。 【0007】一方、ビデオプロセッサ106内に設けられた光源装置104は、紫外光から赤外光に至る広帯域の光を発光するランプ111を備えている。このランプ111としては、一般的なキセノンランプやストロボランプ等を用いることができる。上記キセノンランプやストロボランプは、可視光のみならず紫外光及び赤外光を大量に発光する。 【0008】このランプ111は、電源部112によって電力が供給されるようになっている。上記ランプ111の前方には、モータ113によって回転駆動される回転フィルタ114が配設されている。この回転フィルタ114には通常観察用の赤(R),緑(G),青(B)の各波長領域の光を透過するフィルタが周方向に沿って配列されている。 【0009】また、モータ113はモータドライバ115によって回転が制御されて駆動されるようになっている。上記回転フィルタ114を透過し、R,G,Bの各波長領域の光に時系列的に分離された光は、さらにライトガイド107の入射端に入射され、このライトガイド107を介して先端部108に導かれ、この先端部108から出射されて、観察部位等を照明する。 【0010】この照明光による観察部位等の被検体(被写体)からの戻り光は、対物レンズ系109によって、固体撮像素子110上に結像され、光電変換される。この固体撮像素子110には、上記ビデオプロセッサ106内の信号処理回路105のドライバ121からの駆動パルスが印加され、この駆動パルスによって光電変換された被検体の画像に対応した電気信号(映像信号)のみ読出しが行われる。 【0011】上記固体撮像素子110から読み出された電気信号は、上記ビデオプロセッサ106内または電子内視鏡103内に設けられたプリアンプ122に入力され、プリアンプ122で増幅された映像信号は、信号処理回路105のプロセス回路123に入力され、γ補正及びホワイトバランス等の信号処理を施され、A/D変換器124によって、デジタル信号に変換される。 【0012】このデジタルの映像信号は、セレクト回路125によって、例えば赤(R),緑(G),青(B)の各色に対応する3つの第1メモリ126a,第2メモリ126b,第3メモリ126cに選択的に記憶され、第1メモリ126a,第2メモリ126b,第3メモリ126cに記憶されたR,G,B色信号は、同時に読み出され、色補正回路127に入力する。 【0013】上記色補正回路127では、R,B色信号がそれぞれ係数器128,129に入力する。係数器128,129では入力信号の大きさを所定の大きさに変換する。この変換は予め設定された値或いは外部より設定された値によって行われる。 【0014】上記色補正回路127によって、色補正されたR,G,B色信号は、D/A変換器130によって、アナログ信号に変換され、R,G,B色信号として出力されると共に、エンコーダ131に入力され、このエンコーダ131からNTSCコンポジット信号として出力される。 【0015】そして、上記R,G,B色信号または、NTSCコンポジット信号が、カラーモニタ(図示せず)に入力され、観察部位がカラー表示される。 【0016】また、上記ビデオプロセッサ106内には、システム全体のタイミングを作るタイミングジェネレータ132が設けられ、このタイミングジェネレータ132によって、モータドライバ115,ドライバ121,セレクト回路125等の各回路間の同期が取られている。 【0017】また、近年このような電子内視鏡装置において、従来のキセノンやハロゲンを使った光源装置から出射される光の代わりに発光素子を照明として使用する方法は考案されてきている。 【0018】また、発光素子を内蔵した固体撮像素子も考案されてきており、例えば、特開平6−153097号公報のように、異なる色を発光する複数の発光素子を有する固体撮像素子が考えられている。 【0019】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、面順次方式の電子内視鏡装置においては、発光素子を照明として使用する上記従来技術では、RGBのカラー画像を得るためにはそれぞれ別々にRGBの発光素子を設けなければならず、各色に対して発光素子の光量が総発光素子数の3分の1となってしまうために光の利用率が低いという問題がある。 【0020】本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、面順次方式の電子内視鏡装置において、発光素子を用いた場合の光の利用率を向上させ、発光素子の光量を充分に利用することのできる面順次方式の電子内視鏡装置を提供することを目的としている。 【0021】 【課題を解決するための手段】本発明の面順次方式の電子内視鏡装置は、照明光を被写体に照射する照明手段として発光素子と、前記発光素子を駆動制御する発光素子制御手段と、前記被写体の像を撮像する固体撮像素子と、前記固体撮像素子を駆動制御する固体撮像素子制御手段とを具備した面順次方式の電子内視鏡装置において、前記発光素子または前記固体撮像素子の前面に設けられたカラー液晶パネルと、前記カラー液晶パネルの色を制御する液晶制御手段とを備えて構成される。 【0022】本発明の面順次方式の電子内視鏡装置では、前記液晶制御手段が前記発光素子または前記固体撮像素子の前面に設けられた前記カラー液晶パネルの色を制御することで、発光素子を用いた場合の光の利用率を向上させ、発光素子の光量を充分に利用することを可能とする。 【0023】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。 【0024】図1ないし図4は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は電子内視鏡装置の外観を示す外観図、図2は図1の電子内視鏡装置の構成を示す構成図、図3は図2の電子内視鏡装置の作用を説明する第1の説明図、図4は図2の電子内視鏡装置の作用を説明する第2の説明図である。 【0025】図1に示すように、本実施の形態の電子内視鏡装置1は、細長で例えば可撓性の挿入部2を有する電子内視鏡3を備え、この挿入部2の後端に太径の操作部4が連設されている。上記操作部4の後端付近からは側方に可撓性のユニバーサルケーブル5が延設され、このユニバーサルケーブル5の先端部にコネクタ6が設けられている。 【0026】上記電子内視鏡3は、上記コネクタ6を介して、信号処理回路が内蔵されたビデオプロセッサ7に接続されるようになっている。さらに、上記ビデオプロセッサ7には、カラーモニタ8が接続されるようになっている。上記挿入部2の先端側には、硬性の先端部9及びこの先端部9に隣接する後方側に湾曲可能な湾曲部10が順次設けられている。 【0027】そして、上記操作部4に設けられた湾曲操作ノブ11を回動操作することによって、上記湾曲部10を左右方向あるいは上下方向に湾曲できるようになっている。また、上記操作部4には、上記挿入部2内に設けられた図示しない処置具チャンネルに連通する挿入口12が設けられている。 【0028】図2に示すように、電子内視鏡3の挿入部2の先端部9には、白色光を発光する例えば3つの白色発光素子21が配置され(図中には1つのみ図示)、この先端部9からカラー液晶パネル22を介して照明光を出射できるようになっている。また、上記白色発光素子21及びカラー液晶パネル22には、信号線23,24が接続され、これら信号線23,24は、上記挿入部2及びユニバーサルケーブル5内に挿通されて上記コネクタ6に接続されている。 【0029】3つの白色発光素子21には、上記信号線23を介して、上記ビデオプロセッサ7内の発光素子ドライバ25からの点灯駆動信号が印加され、この点灯駆動信号により白色発光素子21の点灯制御が行われるようになっている。また、カラー液晶パネル22には、上記信号線24を介して、上記ビデオプロセッサ7内の液晶ドライバ26からの色を制御するための液晶駆動信号が印加され、この液晶駆動信号によりカラー液晶パネル22が、例えばR,G,B各色状態及び遮光状態(黒色状態)に制御されるようになっている。 【0030】従って、3つの白色発光素子21の点灯を発光素子ドライバ26により制御すると共に、カラー液晶パネル22の状態を液晶ドライバ26により制御することにより、3つの白色発光素子21からの白色照明光をカラー液晶パネル22を介することで観察部位にR,G,Bの面順次光を照射できるようになっている。 【0031】また、上記先端部9には、対物レンズ系27が設けられ、この対物レンズ系27の結像位置に、固体撮像素子28が配設されている。この固体撮像素子28は、可視領域を含め紫外領域から赤外領域に至る広い波長域で感度を有している。上記固体撮像素子28には、信号線29,30が接続され、これら信号線29,30は、上記挿入部2及びユニバーサルケーブル5内に挿通されて上記コネクタ6に接続されている。 【0032】カラー液晶パネル22を介した白色発光素子21からの照明光による観察部位等の被検体(被写体)からの戻り光は、対物レンズ系27によって、固体撮像素子28上に結像され、光電変換されるようになっている。この固体撮像素子28には、上記信号線29を介して、上記ビデオプロセッサ7内の撮像素子ドライバ31からの駆動パルスが印加され、この駆動パルスによって光電変換された被検体の画像に対応した電気信号(映像信号)のみ読出しが行われるようになっている。 【0033】この固体撮像素子28から読み出された電気信号は、上記信号線30を介して、上記ビデオプロセッサ7内または電子内視鏡1内に設けられたプリアンプ32に入力されるようになっている。このプリアンプ32で増幅された映像信号は、プロセス回路33に入力され、γ補正及びホワイトバランス等の信号処理を施され、A/D変換器34によって、デジタル信号に変換されるようになっている。 【0034】このデジタルの映像信号は、セレクト回路35によって、例えば赤(R),緑(G),青(B)の各色に対応する3つの第1メモリ36a,第2メモリ36b,第3メモリ36cに選択的に記憶されるようになっている。上記第1メモリ36a,第2メモリ36b,第3メモリ36cに記憶されたR,G,B色信号は、同時に読み出され、色補正回路37に入力する。 【0035】上記色補正回路37では、R,B色信号がそれぞれ係数器38,39に入力する。係数器38,39では入力信号の大きさを所定の大きさに変換する。この変換は予め設定された値或いは外部より設定された値によって行われる。 【0036】上記色補正回路37によって、色補正されたR,G,B色信号は、D/A変換器40によって、アナログ信号に変換され、R,G,B色信号として出力されると共に、エンコーダ41に入力され、このエンコーダ41からNTSCコンポジット信号として出力されるようになっている。 【0037】そして、上記R,G,B色信号または、NTSCコンポジット信号が、カラーモニタ8に入力され、このカラーモニタ8によって、観察部位がカラー表示されるようになっている。 【0038】また、上記ビデオプロセッサ7内には、システム全体のタイミングを作るタイミングジェネレータ42が設けられ、このタイミングジェネレータ42によって、発光素子ドライバ25,液晶ドライバ26,撮像素子ドライバ31,セレクト回路35等の各回路間の同期が取られている。 【0039】次に、このように構成された本実施の形態の電子内視鏡装置の作用について説明する。 【0040】タイミングジェネレータ42によって、撮像素子ドライバ31が固体撮像素子28を駆動するための駆動パルスを生成すると共に、カラー液晶パネル22の色を制御するための液晶駆動信号及び3つの白色発光素子21を点灯させるための点灯駆動信号をそれぞれ液晶ドライバ26,発光素子ドライバ25を介して発生させる。 【0041】ここで、固体撮像素子28の遮光タイミングと露光タイミングについて説明する。 【0042】図3は、固体撮像素子28としてフレームトランスファ方固体撮像素子を用いた時の駆動タイミングを示す図であり、フレームトランスファ型固体撮像素子は露光タイミングで感光部に信号電荷が蓄積され、蓄積された信号電荷は遮光タイミングで蓄積部に転送される。 【0043】本実施の形態の面順次方式の電子内視鏡装置1においては、垂直同期信号(図3(a))のタイミングでカラー液晶パネル22の状態を遮光状態(黒色状態)をはさみR,G,B各色状態の順で制御する(図3(d))。つまり、カラー液晶パネル22は、前記露光タイミングのRGBの順に応じて、黒をはさんで液晶の色を変えることにより、それぞれ指定したタイミングでRGBの色に変更する。 【0044】3つの白色発光素子21の前面にはカラー液晶パネル22が設けられているので、白色発光素子52から発っせられた光は、カラー液晶パネル22の色の変化に合わせて先端部9から色のついたRGBの照明光が出射される。 【0045】この先端部9から出射された光により、観察部位を照明するようになっており、この観察部位からの戻り光は対物レンズ系27によって、固体撮像素子28上に結像され、光電変換される。 【0046】従って、固体撮像素子28では、遮光タイミング(図3(b))と露光タイミング(図3(c))がRGBの順で交互に行われ、順次、固体撮像素子28より信号を読み出して、後段の第1メモリ36a,第2メモリ36b,第3メモリ36cで同時化することにより1画面のカラー映像を得る。 【0047】このように本実施の形態の電子内視鏡装置1では、図4(b)に示す従来のR専用発光素子50a、G専用発光素子50b、B発光素子専用の50cを露光タイミングに合わせて順次点滅させる方式に対して、図4(a)に示すように、従来のR専用発光素子50a、G専用発光素子50b、B発光素子専用の50cの配置スペースに3つの白色発光素子21を配置し、3つの白色発光素子21からの白色光を、カラー液晶パネル22を露光タイミングに合わせてRGBの順で液晶パネルの色を変更することにより、R,G,Bの面順次光として出射させるので、従来の方式の出射の方法に比べ、各RGBの光量は3倍となり、光の利用効率を上げることができる。 【0048】なお、本実施の形態では、カラー液晶パネル22を遮光タイミング期間中は黒にしていたが、タイミングジェネレータ42で発光素子ドライバ25を制御することにより、遮光タイミング時に白色発光素子21を消灯させることにより、遮光期間を設けてもよい。 【0049】図5は本発明の第2の実施の形態に係る電子内視鏡装置の構成を示す構成図である。 【0050】第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0051】本実施の形態は、カラー液晶パネル22の配置を白色発光素子21の前面から固体撮像素子28の前面に配置したという構成が異なるのみであり、その他の部分は第1の実施の形態と同じである。 【0052】本実施の形態では、白色発光素子21から照射された白色光は観察部位を照明し、この照明光の観察部位からの戻り光は対物レンズ系27を通って、カラー液晶パネル22を通過し、固体撮像素子28上に結像される。 【0053】ここで、カラー液晶パネル22はタイミングジェネレータ42により、第1の実施の形態と同様に、露光タイミング及び遮光タイミングに応じて液晶パネルの色が変化する。この結果、固体撮像素子28には所定の露光タイミングでRGBの色信号が結像され、後段の信号処理回路へ出力される。 【0054】従って、本実施の形態でも第1の実施の形態と同様に、RGBで専用の発光素子を持つ必要がないため、白色発光素子の数量分だけ光量を得ることができ、光を効率良く使用することができる。 【0055】図6及び図7は本発明の第3の実施の形態に係わり、図6はフレームトランスファ型固体撮像素子の構成を示す構成図、図7は図6のフレームトランスファ型固体撮像素子の変形例の構成を示す構成図である。 【0056】第3の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0057】本実施の形態では、白色発光素子21及び固体撮像素子28の代わりに、図6(a)に示すように、感光部60、蓄積部61、水平転送レジスタ62及び出力アンプ63からなり、感光部60の左右に例えば3つの白色発光素子65からなる白色発光素子群65a,65bをそれぞれ内蔵したフレームトランスファ型固体撮像素子64を用いて構成され、白色発光素子群65a,65bの上部には、カラー液晶パネル22が配置され、カラー液晶パネル22は、第1の実施の形態と同様に、露光タイミング及び遮光タイミングによって、RGBに色を変化させ、各色の照明光を出射できるようになっている。 【0058】なお、カラー液晶パネル22は、白色発光素子群65a,65bを内蔵したフレームトランスファ型固体撮像素子64のパッケージに内蔵しても良いし、パッケージの上にカラー液晶パネル22を張り合わせたものでもよい。固体撮像素子及び白色発光素子及びカラー液晶パネルを一体化することにより、従来の電子内視鏡装置に比べ、より小型な内視鏡を提供するが可能となる。 【0059】その他の構成及び作用は第1の実施の形態と同じである。 【0060】従って、図6(b)に示す、2組のR専用発光素子66a、G専用発光素子66b、B専用発光素子66cを内蔵した従来のフレームトランスファ型撮像素子67と比べ、同じスペースに3つの白色発光素子65からなる2組の白色発光素子群65a,65bを配置し、カラー液晶パネル22により観察部位にRGB面順次光を照射することができ、本実施の形態でも第1の実施の形態と同様に、RGBで専用の発光素子を持つ必要がないため、白色発光素子の数量分だけ光量を得ることができ、光を効率良く使用することができる。 【0061】第3の実施の形態においては、白色発光素子群65a,65bの上部にカラー液晶パネル22を配置するとしたが、図7に示すように、白色発光素子群65a,65bを内蔵したフレームフランスファ型固体撮像素子62の感光部60の上面にカラー液晶パネル22を配置して、第1の実施の形態と同様に、露光タイミング、遮光タイミングに応じてカラー液晶パネル22の色をRGBの順で変化させることにより、カラー撮像信号を得るように構成してもよい。 【0062】なお、上記各実施の形態では、固体撮像素子をフレームトランスファ型として説明したが、これに限らず、その他の転送方式を持ったインターライントランスファ型固体撮像素子またはフレームインターライントランスファ型固体撮像素子等でもよい。 【0063】また、上記各実施の形態では、カラー液晶パネルはRGBの原信号の順で変化すると述べたが、これは、マゼンダ、シアン、イエロー等の補色系の色に変化させて信号処理を行ってもよい。 【0064】[付記] (付記項1) 照明光を被写体に照射する照明手段として発光素子と、前記発光素子を駆動制御する発光素子制御手段と、前記被写体の像を撮像する固体撮像素子と、前記固体撮像素子を駆動制御する固体撮像素子制御手段とを具備した面順次方式の電子内視鏡装置において、前記発光素子または前記固体撮像素子の前面に設けられたカラー液晶パネルと、前記カラー液晶パネルの色を制御する液晶制御手段とを備えたことを特徴とする面順次方式の電子内視鏡装置。 【0065】(付記項2) 固体撮像素子制御手段による前記固体撮像素子の駆動タイミングに応じて、前記発光素子制御手段または前記液晶制御手段は、前記発光素子または前記カラー液晶パネルの駆動制御を行うことを特徴とする付記項1に記載の面順次方式の電子内視鏡装置。 【0066】(付記項3) 前記カラー液晶パネルは、RGBの原色またはMg、Cy、Yeの補色または遮光状態に色を可変することを特徴とする付記項1または2に記載の面順次方式の電子内視鏡装置。 【0067】(付記項4) 前記カラー液晶パネル、前記発光素子及び前記固体撮像素子が一体化されていることを特徴とする付記項1、2または3のいずれか1つに記載の面順次方式の電子内視鏡装置。 【0068】(付記項5) 前記発光素子は、白色発光素子であることを特徴とする付記項1、2、3または4のいずれか1つに記載の面順次方式の電子内視鏡装置。 【0069】 【発明の効果】以上説明したように本発明の面順次方式の電子内視鏡装置によれば、制御手段が発光素子または固体撮像素子の前面に設けられたカラー液晶パネルの色を制御するので、発光素子を用いた場合の光の利用率を向上させ、発光素子の光量を充分に利用することができるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000376 【氏名又は名称】オリンパス光学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月23日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 進
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| 【公開番号】 |
特開平11−267098 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−74437 |
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