| 【発明の名称】 |
内視鏡システムの映像信号切替装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 憲昭
【氏名】池谷 浩平
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| 【要約】 |
【課題】内視鏡システムの利用者に対する映像信号切替装置の利便性を高めることができる内視鏡システムの映像信号切替装置を提供すること。
【解決手段】本発明による映像信号切替装置10に各内視鏡用ビデオプロセッサ12,14からのRGB信号が入力されると、映像信号の一方が切替制御部34及び切替回路38によって選択される。その後、切替回路38から選択されたRGB信号が、信号変換部40によってビデオ信号に変換される。そして、このビデオ信号が、出力端子48からモニタ16へ向けて出力される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】内視鏡によって撮影された映像信号を出力する複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと映像信号の処理を行う出力機器とが接続され、前記複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された映像信号のうち出力すべき映像信号を設定に応じて選択する選択部と、前記選択部によって選択された映像信号から前記出力機器が処理可能な変換映像信号を生成する信号生成部と、前記信号生成部によって生成された変換映像信号を前記出力機器へ向けて出力する出力部とを備えたことを特徴とする内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項2】第2の出力機器がさらに接続され、前記信号生成部が、前記選択部によって選択された映像信号から前記第2の出力機器が処理可能な第2変換映像信号を生成し、前記出力部が、前記第2変換映像信号を前記第2の出力機器へ向けて出力することを特徴とする請求項1記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項3】第3の出力機器がさらに接続され、前記出力部が、前記選択部によって選択された映像信号を前記第3の出力機器へ向けて出力することを特徴とする請求項2記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項4】前記選択部によって選択された映像信号,前記変換映像信号,前記第2変換映像信号の何れかを設定に応じて選択し前記出力部に与える出力選択部をさらに備え、前記出力部が、前記出力選択部から受け取った映像信号のみをこの映像信号と対応する出力機器へ向けて出力することを特徴とする請求項3記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項5】前記出力選択部が、設定に応じて前記変換映像信号と前記第2変換映像信号との一方を選択して前記出力部に与え、前記出力部が、前記出力選択部から受け取った映像信号のみをこの映像信号と対応する出力機器へ向けて出力することを特徴とする請求項4記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項6】内視鏡によって撮影された撮影対象の映像信号を出力する複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと映像信号の処理を行う複数個の出力機器とが接続され、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された映像信号のうち出力すべき映像信号を映像信号の種類毎に選択する選択部と、前記選択部によって選択された映像信号毎に、その映像信号と対応する出力機器が処理可能な変換映像信号を当該映像信号から生成する信号生成部と、前記信号生成部によって生成された各変換映像信号をその変換映像信号と対応する出力機器へ向けて出力する出力部とを備えたことを特徴とする内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項7】前記複数の変換映像信号の何れかを設定に応じて選択する出力選択部をさらに備え、前記出力部が、前記出力選択部によって選択された変換映像信号のみをこの変換映像信号と対応する出力機器へ向けて出力することを特徴とする請求項6記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項8】内視鏡によって撮影された撮影対象の映像信号を出力する複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと映像信号の処理を行う出力機器とが接続され、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された映像信号のうち出力すべき映像信号を映像信号の種類毎に選択する選択部と、前記選択部によって選択された映像信号毎に、その映像信号と対応する出力機器が処理可能な変換映像信号を当該映像信号から生成する信号生成部と、前記複数の変換映像信号の何れかを設定に応じて選択する出力選択部と、前記出力選択部によって選択された変換映像信号のみを前記出力機器へ向けて出力する出力部とを備えたことを特徴とする内視鏡システムの映像信号切替装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、設定に応じて入力された複数の映像信号の何れかを出力機器へ向けて出力する内視鏡システムの映像信号切替装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、内視鏡システムを用いる手術にて撮影対象を撮影する電子スコープが複数台使用される場合には、電子スコープによって撮影された撮影対象の映像信号を出力する内視鏡用ビデオプロセッサと、この内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号の処理を行う出力機器(例えば、モニタ,録画装置等)とが、電子スコープの数に応じて用意され、術室に設置されていた。 【0003】ところが、電子スコープの数に応じて出力機器を用意すると、術室等が狭くなってしまう問題があった。そこで、術者が複数の電子スコープを同時に使用することは少ないことに鑑み、本件出願人は、内視鏡システムの映像信号切替装置をを出願している(特開平9−153589号)。 【0004】この先願に係る映像信号切替装置は、入力された複数の映像信号の何れかを操作者の設定に応じて出力機器へ出力する。このため、映像信号切替装置に複数個の内視鏡用ビデオプロセッサとモニタとを接続し、映像信号切替装置を術者が使用する電子スコープの映像信号をモニタへ出力する設定とすれば、単一のモニタで各電子スコープによる映像をモニタに表示させることができる。従って、電子スコープ毎にモニタを用意する必要がないので、術室のスペースを有効に利用することができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先願に係る映像信号切替装置は、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信号が同一種類の映像信号であることを前提としていた。このため、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから2種類以上の映像信号が出力される場合には、映像信号毎に映像信号切替装置を用意しなければならなかった。このため、内視鏡システムの配線が複雑となってしまう問題があった。 【0006】また、内視鏡システムでは、映像信号としてRGB信号,ビデオ信号(コンポジットビデオ信号),Y/C信号(輝度信号/搬送色信号(二つの色差信号を合成した信号))が用いられているが、内視鏡用ビデオプロセッサから出力可能な映像信号が上記映像信号の一つに限られている場合には、その映像信号を処理可能な出力機器を用意しなければならなかった。即ち、内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信号と出力機器が処理可能な映像信号とが一致していなければならなかった。従って、内視鏡システムの利用者が特定の映像信号のみ処理可能な出力機器しか用意できない場合には、内視鏡用ビデオプロセッサ側で出力機器へ出力する映像信号の対応を図る必要があった。 【0007】本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信号の種類に応じた出力機器を用意しなくても内視鏡システムを構築することが可能であり、内視鏡システムの利用者に対する映像信号切替装置の利便性を高めることができる内視鏡システムの映像信号切替装置を提供することを課題とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題を解決するために以下の構成を採用する。すなわち、請求項1の発明は、内視鏡によって撮影された映像信号を出力する複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと映像信号の処理を行う出力機器とが接続された内視鏡システムの映像信号切替装置である。この映像信号切替装置は、前記複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された映像信号のうち出力すべき映像信号を設定に応じて選択する選択部と、前記選択部によって選択された映像信号から前記出力機器が処理可能な変換映像信号を生成する信号生成部と、前記信号生成部によって生成された変換映像信号を前記出力機器へ向けて出力する出力部とを備えたことを特徴とする。 【0009】請求項1の発明によると、映像信号切替装置に複数の映像信号が入力されると、そのうちの何れかが選択部によって選択される。すると、選択された映像信号から出力機器が処理可能な種類(形式)の変換映像信号が信号生成部によって生成される。そして、この変換映像信号が出力部によって出力機器へ向けて出力される。 請求項1の発明によれば、複数の内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信号と出力機器が処理可能な映像信号とが異なる場合であっても両者を接続し、当該出力機器を複数の内視鏡に共通の出力機器として使用することができる。従って、内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信号と出力機器が処理可能な映像信号とが異なることによって、映像信号切替装置を使用することができないといった欠点をなくすことができる。また、内視鏡システムの利用者が出力機器の処理可能な映像信号を気にしなくて済むので、内視鏡システムの利用者(構築者,使用者)の利便性を高めることができる。 【0010】ここに、出力機器は、例えば、モニタや録画装置(VTR)等である。映像信号には、例えばRGB信号,Y/C信号(輝度/搬送色信号(色差信号)),コンポジットビデオ信号が挙げられる。入力部は、例えば映像信号を入力するための入力端子である。選択部は、例えばアナログスイッチやリレー等の電子回路や、中央処理装置とメモリとを中心とするプロセッサ装置で構成できる。信号生成部は、例えばデコーダやエンコーダで構成できる。出力部は出力機器に映像信号を供給するための出力端子である。 【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の映像信号切替装置に第2の出力機器がさらに接続され、前記信号生成部が、前記選択部によって選択された映像信号から前記第2の出力機器が処理可能な第2変換映像信号を生成し、前記出力部が、前記第2の変換映像信号を前記第2の出力機器へ向けて出力することで特定したものである。このようにすれば、映像信号切替装置が出力機器に供給可能な映像信号の種類が増えるので、内視鏡システムの利用者の利便性をさらに高めることができる。 【0012】請求項4の発明は、請求項1又2記載の映像信号切替装置に第3の出力機器がさらに接続され、前記出力部が、前記選択部によって選択された映像信号を前記第3の出力機器へ向けて出力することで特定したものである。 【0013】請求項4の発明は、請求項3記載の映像信号切替装置が、前記選択部によって選択された映像信号,前記変換映像信号,前記第2変換映像信号の何れかを設定に応じて選択する出力選択部をさらに備え、前記出力部が、前記出力選択部によって選択された映像信号をこの映像信号と対応する出力機器へ向けて出力することで特定したものである。このようにすれば、出力部が映像信号毎に出力端子を持つ必要がなくなる。 【0014】請求項5の発明は、請求項4記載の映像信号切替装置が、前記変換映像信号と前記第2変換映像信号との一方を設定に応じて選択し、前記出力部が、前記出力選択部によって選択された映像信号のみをこの映像信号と対応する出力機器へ向けて出力することで特定したものである。 【0015】請求項6の発明は、内視鏡によって撮影された撮影対象の映像信号を出力する複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと映像信号の処理を行う複数個の出力機器とが接続された内視鏡システムの映像信号切替装置である。この映像信号切替装置は、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された映像信号のうち出力すべき映像信号を映像信号の種類毎に選択する選択部と、前記選択部によって選択された映像信号毎に、その映像信号と対応する出力機器が処理可能な変換映像信号を当該映像信号から生成する信号生成部と、前記信号生成部によって生成された各変換映像信号をその変換映像信号と対応する出力機器へ向けて出力する出力部とを備えたことを特徴とする。 【0016】請求項6の発明によると、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信号が複数種類あっても、映像信号をその種類毎に選択し、選択された映像信号を対応する出力機器の処理可能な種類(形式)で出力することができる。従って、映像信号切替装置の利便性をさらに高めることができる。 【0017】請求項7の発明は、請求項6記載の映像信号切替装置が、前記複数の変換映像信号の何れかを設定に応じて選択する出力選択部をさらに備え、前記出力部が、前記出力選択部によって選択された変換映像信号のみをこの変換映像信号と対応する出力機器へ向けて出力することで特定したものである。 【0018】請求項8の発明は、内視鏡によって撮影された撮影対象の映像信号を出力する複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと映像信号の処理を行う出力機器とが接続された内視鏡システムの映像信号切替装置である。この映像信号切替装置は、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された映像信号のうち出力すべき映像信号を映像信号の種類毎に選択する選択部と、前記選択部によって選択された映像信号毎に、その映像信号と対応する出力機器が処理可能な変換映像信号を当該映像信号から生成する信号生成部と、前記複数の変換映像信号の何れかを設定に応じて選択する出力選択部と、前記出力選択部によって選択された変換映像信号のみを前記出力機器へ向けて出力する出力部とを備えたことを特徴とする。 【0019】請求項8の発明によると、請求項6の発明に比べて出力部の構成を簡易をできる利点がある。 【0020】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。 [実施形態1]最初に、本発明の実施形態1による内視鏡システムの映像信号切替装置を説明する。 〔内視鏡システムの構成〕図1は、本発明の実施形態1による映像信号切替装置10が実施された内視鏡システムの構成図である。図1に示すように、内視鏡システムは、映像信号切替装置10に複数個の内視鏡用ビデオプロセッサ(以下、単に「プロセッサ」という)と複数の出力機器(モニタ又はビデオ装置)とが接続されることによって構成されている。 【0021】具体的に説明すると、映像信号切替装置10には、電子スコープ11と接続されたプロセッサ12が信号線12aを介して接続されるとともに、電子スコープ13と接続されたプロセッサ14が信号線14aを介して接続されている。各プロセッサ12,14は、各電子スコープ11,13によって撮影された対象の映像信号たるRGB信号(同期信号を含む)を、信号線12a,14aを介して映像信号切替装置10に入力する。 【0022】また、映像信号切替装置10には、電子スコープ17と接続されたプロセッサ18が信号線18aを介して接続されるとともに、電子スコープ19と接続されたプロセッサ20が信号線20aを介して接続されている。各プロセッサ19,20は、電子スコープ11,13によって撮影された対象の映像信号たるY/C信号(輝度/搬送色信号)を、信号線18a,20aを介して映像信号切替装置10に入力する。 【0023】さらに、映像信号切替装置10には、電子スコープ23と接続されたプロセッサ24が信号線24aを介して接続されるとともに、電子スコープ25と接続されたプロセッサ26が信号線26aを介して接続されている。各プロセッサ24,26は、電子スコープ23,25によって撮影された対象の映像信号たるビデオ信号(コンポジットビデオ信号)を信号線24a,26aを介して映像信号切替装置10に入力する。 【0024】一方、映像信号切替装置10には、RGB信号を伝送する信号線10a,10dを介してモニタ15,22が接続されている。また、映像信号切替装置10には、ビデオ信号を伝送する信号線10b,10e,10fを介してモニタ16及びビデオ装置(ビデオデッキ)27,28が接続されている。さらに、映像信号切替装置10には、Y/C信号を伝送する信号線10c,10gを介してモニタ21,29が接続されている。なお、モニタ15,22は、RGB信号のみを処理可能であり、モニタ16及びビデオ装置27,28はビデオ信号のみを処理可能となっている。 〔映像信号切替装置の構成〕図2は、図1に示した映像信号切替装置10の構成図である。図2において、映像信号切替装置10は、RGB信号処理部31と、Y/C信号処理部32と、ビデオ信号処理部33と、入力切替制御部34とからなる。 〈RGB信号処理部〉RGB信号処理部31は、入力端子36,37と、各入力端子36,37と信号線を介して接続された切替回路38と、切替回路38に接続された出力端子39及び信号変換部40とからなる。 【0025】入力端子36は、図1に示した信号線12aを介してプロセッサ12と接続されており、電子スコープ11によって撮影された対象のRGB信号(「RGB信号A」と称する)が入力される。一方、入力端子37は、信号線14aを介してプロセッサ14と接続されており、電子スコープ3によって撮影された対象のRGB信号(「RGB信号B」と称する)が入力される。 【0026】切替回路38は、増幅器兼用のバッファアンプリファイア(以下、「バッファ」という)41,42と、スイッチ43,44とからなる。バッファ41の入力端子は上記した入力端子36と接続され、バッファ41の出力端子はスイッチ43の入力端子と接続されている。一方、バッファ42の入力端子は上記した入力端子37と接続され、バッファ42の出力端子はスイッチ44の入力端子と接続されている。各スイッチ43,44の出力端子は、上記した出力端子39及び信号変換部40と接続されている。スイッチ43は、入力切替制御部34から出力された制御信号Aを受け取り、スイッチ44は、入力切替制御部34から出力された制御信号Bを受け取る。 【0027】各制御信号A,Bはハイとローとの信号レベルを有し、各スイッチ43,44は制御信号がハイレベルである場合に閉じ、ローレベルである場合には開く。入力切替制御部34から出力される各制御信号A,Bは、一方がハイレベルとなると他方がローレベルとなるように設定されている。このため、各スイッチ43,44は一方が閉じると他方が開く。 【0028】従って、切替回路38は、自身に入力されたRGB信号AとRGB信号Bとの何れか一方を、各制御信号A,Bに従って、出力端子39及び信号変換部40へ向けて出力する。即ち、切替回路38は、自身に入力されたRGB信号AとRGB信号Bとの何れか一方を、入力切替制御部34から入力される各制御信号A,Bに従って選択する。 【0029】出力端子39は、図1に示した信号線10aを介してモニタ15と接続されており、切替回路38から出力されたRGB信号をモニタ15に供給する。これによって、モニタ15には、電子スコープ11又は電子スコープ13によって撮影されたRGB信号に基づく映像が表示される。 【0030】信号変換部40は、切替回路38から出力されたRGB信号が夫々入力されるRGB-Y/C変換部45,RGB-ビデオエンコーダ46と、RGB-Y/C変換部45に接続された出力端子47と、RGB-ビデオエンコーダ46と接続された出力端子48とからなる。 【0031】RGB-Y/C変換部45は、自身に入力されたRGB信号をY/C信号に変換し、出力端子47へ向けて出力する。一方、RGB-ビデオエンコーダ46は、自身に入力されたRGB信号をビデオ信号に変換し、出力端子48へ向けて出力する。RGB-ビデオエンコーダ46には、例えば、ソニー株式会社製のIC「V7040」,「CXA1145M」,「CXA1145P」を用いることができる。 【0032】出力端子47は、本実施形態では未使用であるが、Y/C信号を処理可能なモニタ等と信号線を介して接続するために使用される。一方、出力端子48は、図1に示した信号線10bを介してモニタ16と接続されており、モニタ16にビデオ信号を供給する。これによって、モニタ16には、電子スコープ11又は電子スコープ13によって撮影されたビデオ信号に基づく映像が表示される。 【0033】なお、図2に示したRGB信号処理部31は、RGB信号を一つの信号伝送経路で伝送するかのように図示されているが、RGB信号は、R(赤)信号,G(緑)信号,B(青)信号及び同期信号の4つの信号からなるので、RGB信号処理部31は4つの信号伝送経路を持ち、各バッファ41,42と各スイッチ40,41とは夫々4つ設けられている。また、出力端子39は4個のBNC端子からなり、出力端子47は2個のBNC端子からなり、出力端子48は1個のBNC端子からなる。 【0034】なお、上記した出力端子36,37が本発明の入力部に相当し、切替回路38が本発明の選択部に相当し、信号変換部40が本発明の信号生成部に相当し、出力端子49,47,48が本発明の出力部に相当する。 〈Y/C信号処理部〉Y/C信号処理部32は、入力端子50,51と、これらの入力端子50,51が接続された切替回路52と、切替回路52と夫々接続された出力端子53及び信号変換部54とからなる。 【0035】入力端子50は、図1に示した信号線18aを介してプロセッサ18と接続されており、電子スコープ17によって撮影された対象のY/C信号(「Y/C信号A」と称する)が入力される。一方、入力端子51は、図1に示した信号線20aを介してプロセッサ20と接続されており、電子スコープ19によって撮影された対象のY/C信号が入力される。 【0036】切替回路52は、上述した切替回路38と同様の構成を有する。切替回路52は、入力切替制御部34から入力された各制御信号A,Bに従って、スイッチ57,58の何れか一方を閉じる。これによって、Y/C信号AとY/C信号Bとの何れか一方が選択され、選択されたY/C信号は、出力端子53及び信号変換部54へ向けて出力される。 【0037】出力端子53は、図1に示した信号線10cを介してモニタ21と接続されており、切替回路52から出力されたY/C信号をモニタ21に供給する。これによって、モニタ21には、電子スコープ17又は電子スコープ19によって撮影されたY/C信号に基づく映像が表示される。 【0038】信号変換部54は、切替回路52から出力されたY/C信号が夫々入力されるY/C-RGB変換部59,Y/C-ビデオエンコーダ60と、Y/C-RGB変換部59に接続された出力端子61と、Y/C-ビデオエンコーダ60と接続された出力端子62とからなる。 【0039】Y/C-RGB変換部59は、自身に入力されたY/C信号をRGB信号に変換し、出力端子61へ向けて出力する。一方、Y/C-ビデオエンコーダ60は、自身に入力されたY/C信号をビデオ信号に変換し、出力端子62へ向けて出力する。このY/C-ビデオエンコーダ60には、例えば、ソニー株式会社製のIC「CXA1229M/P」を用いることができる。 【0040】出力端子61は、図1に示した信号線10dを介してモニタ22と接続されており、Y/C-RGB変換部59から出力されたRGB信号をモニタ22に供給する。これによって、モニタ22には、電子スコープ17又は電子スコープ19によって撮影されたRGB信号に基づく映像が表示される。 【0041】出力端子61は、図1に示した信号線10eを介してビデオ装置27と接続されており、Y/C-ビデオエンコーダ60から出力されたビデオ信号をビデオ装置27に供給する。これによって、ビデオ装置27は、電子スコープ17又は電子スコープ19によって撮影された映像を録画する。 【0042】なお、図2に示したY/C信号処理部32は、Y/C信号を一つの信号伝送経路で伝送するかのように図示されているが、Y/C信号は、Y信号及び搬送色信号の2つの信号からなるので、Y/C信号処理部32は2つの信号伝送経路を持ち、各バッファ55,56と各スイッチ57,58とは夫々2つ設けられている。また、出力端子53は2個のBNC端子からなり、出力端子61は4個のBNC端子からなり、出力端子62は1個のBNC端子からなる。 【0043】なお、上記した出力端子50,51が本発明の入力部に相当し、切替回路52が本発明の選択部に相当し、信号変換部54が本発明の信号生成部に相当し、出力端子53,61,62が本発明の出力部に相当する。 〈ビデオ信号処理部〉ビデオ信号処理部33は、入力端子64,65と、これらの入力端子64,65が接続された切替回路66と、切替回路66と夫々接続された出力端子67及び信号変換部68とからなる。 【0044】入力端子64は、図1に示した信号線24aを介してプロセッサ24と接続されており、電子スコープ23によって撮影された映像のビデオ信号(「ビデオ信号A」と称する)が入力される。一方、入力端子65は、図1に示した信号線26aを介してプロセッサ26と接続されており、電子スコープ25によって撮影された映像のビデオ信号(「ビデオ信号B」)が入力される。 【0045】切替回路66は、上述した切替回路38と同様の構成を有する。切替回路66は、入力切替制御部34から入力された各制御信号A,Bに従って、スイッチ71又はスイッチ72の何れか一方を閉じる。これによって、ビデオ信号Aとビデオ信号Bとの何れか一方が、出力端子67及び信号変換部68へ向けて出力される。 【0046】出力端子67は、図1に示した信号線10fを介してビデオ装置28と接続されており、切替回路66から出力されたビデオ信号をビデオ装置28に供給する。これによって、電子スコープ23又は電子スコープ25によって撮影された映像がビデオ装置28によって録画される。 【0047】信号変換部68は、切替回路66から出力されたビデオ信号が夫々入力されるビデオ-RGBデコーダ73,ビデオ-Y/Cデコーダ74と、ビデオ-RGBデコーダ73に接続された出力端子75と、ビデオ-Y/Cデコーダ74と接続された出力端子76とからなる。 【0048】ビデオ-RGBデコーダ73は、自身に入力されたビデオ信号をRGB信号に変換し、出力端子75へ向けて出力する。このビデオ-RGBデコーダ73には、例えば、ソニー株式会社製のIC「V7021」を用いることができる。一方、ビデオ-Y/Cデコーダ74は、自身に入力されたビデオ信号をY/C信号に変換し、出力端子76へ向けて出力する。ビデオ-Y/Cデコーダ74には、例えば、ソニー株式会社製のIC「CXA1228S」を用いることができる。 【0049】出力端子75は、本実施形態では未使用であるが、RGB信号を処理可能なモニタ等にビデオ-RGBデコーダ73から出力されたRGB信号を供給するために使用される。一方、出力端子76は、図1に示した信号線10gを介してモニタ29と接続されており、ビデオ-Y/Cデコーダ74から出力されたY/C信号をモニタ29に供給する。これによって、モニタ29には、電子スコープ23又は電子スコープ25によって撮影されたY/C信号に基づく映像が表示される。 【0050】なお、出力端子67は1個のBNC端子からなり、出力端子75は4個のBNC端子からなり、出力端子76は2個のBNC端子からなる。また、上記した出力端子64,65が本発明の入力部に相当し、切替回路66が本発明の選択部に相当し、信号変換部68が本発明の信号生成部に相当し、出力端子67,75,76が本発明の出力部に相当する。 〈入力切替制御部〉入力切替制御部34は、映像信号切替装置10の操作者の設定に応じて各切替回路38,52,66に制御信号A又は制御信号Bを与える。図3(A)は、入力切替制御部34の構成例を示す図である。図3(A)において、入力切替制御部34は、図2に示した切替回路38を制御する切替回路制御部80と、切替回路52を制御する切替回路制御部81と、切替回路66を制御する切替回路制御部82とからなる。各切替回路制御部80〜82は、同じ構成を有しているので、例として切替回路制御部80について説明する。 【0051】切替回路制御部80は、設定ツマミ84と、設定ツマミ84の操作に従って切替動作を行うスイッチ85と、スイッチ85の各端子85a,85bに接続されたフリップフロップ86とからなり、フリップフロップ86の各出力端子86a,86bは、切替回路38に接続されている。 【0052】設定ツマミ84は、図2に示した入力端子36に入力されたRGB信号(RGB信号A)を選択する第1レンジと、入力端子37に入力されたRGB信号(RGB信号B)を選択する第2レンジとを有し、映像信号切替装置10の操作者によって一方のレンジに設定される。 【0053】スイッチ85は、接地されるとともに端子85aと端子85bとの間で切替可能なスイッチ片85cを有している。このスイッチ片85cは、設定ツマミ84が上記した第1レンジに設定されると、端子85aと接触する側へ切り替えられ、設定ツマミ84が第2レンジに設定されると、端子85bと接触する側へ切り替えられる。 【0054】フリップフロップ86の一方の入力端子は、端子85a及びプルアップ抵抗に接続されており、他方の入力端子は、端子85b及びプルアップ抵抗に接続されている。一方、フリップフロップ86の一方の出力端子86aは、切替回路38のスイッチ43に接続されており、他方の出力端子86bは、切替回路38のスイッチ44に接続されている。 【0055】但し、切替回路制御部81のフリップフロップ86の各出力端子86a,86bは、切替回路52のスイッチ57,58に接続されており、切替回路制御部82のフリップフロップ86の各出力端子86a,86bは、切替回路66のスイッチ71,72に接続されている。 【0056】フリップフロップ86の出力端子86aはスイッチ43の開閉動作を制御するための制御信号Aを出力し、出力端子86bはスイッチ44の開閉動作を制御するための制御信号Bを出力する。各制御信号A,Bの信号レベルは、設定ツマミ84の設定に応じて変動する。 【0057】即ち、設定ツマミ84が第1レンジに設定された場合には、スイッチ片85cが端子85aと接触し端子85aが接地する。このため、フリップフロップ86の入力端子側における信号レベルが、端子85a側ではローレベルとなり、端子85b側ではハイレベルとなる。従って、フリップフロップ86の出力端子86a,86b側では、制御信号Aの信号レベルがハイレベルとなり、制御信号Bの信号レベルがローレベルとなる。 【0058】一方、設定ツマミ84が第2レンジに設定された場合には、スイッチ片85cが端子85bと接触し端子85bが接地するので、フリップフロップ86の出力が反転する。即ち、制御信号Aの信号レベルがローレベルとなり、制御信号Bの信号レベルがハイレベルとなる。 【0059】図3(B)は、制御信号A及び制御信号Bの信号レベルと切替回路38の出力信号との関係を示すテーブルである。図3(B)に示すように、制御信号Aがハイレベルであり、制御信号Bがローレベルである場合には、スイッチ43のみが閉じ、切替回路38からRGB信号Aが出力される。一方、制御信号Aがローレベルであり、制御信号Bがハイレベルである場合には、スイッチ44のみが閉じ、切替回路38からRGB信号Bが出力される。 【0060】各切替回路制御部81,82は、図3(B)に示したテーブルに従った制御信号A,Bを出力する。これによって、各切替回路52,66は、図3(B)に示したテーブルに従った映像信号を出力する。 【0061】なお、入力切替制御部34は、各切替回路38,52,66が同じ動作をほぼ同時に行う制御を実行可能に構成されていても良い。また、本実施形態による入力切替制御部34は、電子回路で構成したが、CPUとメモリとを中心とするプロセッサ装置で構成されていても良い。 〔映像信号切替装置の動作例〕次に、実施形態1による映像信号切替装置10の動作例を説明する。映像信号切替装置10のRGB信号処理部31,Y/C信号処理部32,及びビデオ信号処理部33は、ほぼ同様の動作を行うので、ここでは、RGB信号処理部31の動作例を説明する。 【0062】RGB信号処理部31の入力端子36には、プロセッサ12からRGB信号Aが入力され、入力端子37には、プロセッサ14からRGB信号Bが入力される。これらのRGB信号A及びRGB信号Bは切替回路38に入力される。 【0063】切替回路38の各スイッチ43,44は、入力切替制御部34(切替回路制御部80)から出力された制御信号A,Bに従った開閉動作を行う。このとき、切替回路制御部80の設定ツマミ84が第1レンジに設定されていると、スイッチ43にハイレベルの制御信号Aが与えられ、スイッチ44にローレベルの制御信号Bが与えられる。このため、スイッチ43が閉じスイッチ44が開く。従って、切替回路38からRGB信号Aが出力される。 【0064】その後、切替回路制御部80の設定ツマミ84が第2レンジに設定されると、スイッチ43にローレベルの制御信号Aが与えられ、スイッチ44にハイレベルの制御信号Bが与えられる。このため、スイッチ44が閉じスイッチ44が開く。従って、切替回路38の出力がRGB信号AからRGB信号Bに切り替えられる。このように、切替回路38は、制御信号A,B(設定ツマミ84の設定)に従って、RGB信号AとRGB信号Bとから出力すべきRGB信号を選択する。 【0065】切替回路38から出力されたRGB信号(RGB信号A又はRGB信号B)は、出力端子39及び信号変換部40に伝送される。出力端子39へ伝送されたRGB信号は、信号線10aを介してモニタ15(図1参照)に供給される。一方、信号変換部40へ伝送されたRGB信号は、RGB-Y/C変換部45及びRGB-ビデオエンコーダ46に入力される。 【0066】RGB-Y/C変換部45は、自身に入力されたRGB信号をY/C信号に変換して出力する。一方、RGB-ビデオエンコーダ46は、自身に入力されたRGB信号をビデオ信号に符号化して出力する。RGB-ビデオエンコーダ46から出力されたビデオ信号は、出力端子48から信号線10bを介してモニタ16に供給される。 〔実施形態1の効果〕実施形態1による映像信号切替装置10によると、2つの内視鏡用ビデオプロセッサから入力された二つの映像信号の何れか一方を操作者の設定に応じて選択し、選択した映像信号を出力機器に応じた形式に変換して出力機器に供給する。 【0067】即ち、映像信号切替装置10は、自身に入力されたRGB信号AとRGB信号Bとの何れか一方を切替回路制御部80の設定に応じて選択し、選択したRGB信号をビデオ信号に符号化してモニタ16に供給する。 【0068】また、映像信号切替装置10は、自身に入力されたY/C信号AとY/C信号Bとの何れか一方を切替回路制御部81の設定に応じて選択し、選択したY/C信号をRGB信号に変換してモニタ22に供給するとともに、選択したY/C信号をビデオ信号に変換してビデオ装置27に供給する。 【0069】さらに、映像信号切替装置10は、自身に入力されたビデオ信号Aとビデオ信号Bとの何れか一方を切替回路制御部82の設定に応じて選択し、選択したビデオ信号をY/C信号に変換してモニタ29に供給する。 【0070】このように、実施形態1による映像信号切替装置10によれば、自身に入力される2系統の映像信号の種類とモニタ(ビデオ装置)が処理可能な映像信号の種類とが異なる場合でも両者を接続し、設定に応じてそのモニタ(ビデオ装置)に供給される映像信号の系統を切り替えることができる。 【0071】このため、モニタやビデオ装置が処理可能な映像信号の種類に拘わらずそのモニタやビデオ装置をもって出力機器の共通化を図ることができる。従って、プロセッサから出力される映像信号に応じたモニタやビデオ装置を用意する必要がないので、スペースの有効利用を図ることができる。 【0072】また、内視鏡システムの構築者が内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信号と出力機器が処理可能な映像信号とを気にすることなく内視鏡システムを構築できるので、内視鏡システムの構築者に対する利便性を増すことができる。 【0073】また、映像信号切替装置10は、自身に入力される2系統の映像信号の種類がRGB信号,Y/C信号,又はビデオ信号の何れであっても、これらの何れか一方をモニタやビデオ装置へ供給することができる。このため、内視鏡システムのの配線状態とその作業とを簡易にすることができる。 【0074】なお、映像信号切替装置は、図4に示すように、RGB信号処理部31(図2参照)と切替回路制御部80(図3参照)とからなるものであっても良く、図5に示すように、Y/C信号処理部32と切替回路制御部81とからなるものであっても良く、図6に示すように、ビデオ信号処理部32と切替回路制御部82とからなるものであっても良い。 [実施形態2]図7は、本発明の実施形態2による映像信号切替装置100が使用される内視鏡システムの構成例を示す図である。図7に示す内視鏡システムは、図1に示した内視鏡システムからモニタ15,21及びビデオ装置27,28が除かれている点を、図1に示した内視鏡システムと異にする。 【0075】図8は、図7に示した映像信号切替装置100の構成図である。映像信号切替装置100は、実施形態1による映像信号切替装置10と以下の点で異なる。即ち、図8に示すように、RGB信号処理部31aが、出力端子39,47,48(図1参照)に代えて出力切替制御部101を有し、Y/C信号処理部32aが、出力端子53,61,62(図1参照)に代えて出力切替制御部102を有し、ビデオ信号処理部33aが、出力端子67,75,76(図1参照)に代えて出力切替制御部103を有する。 【0076】各出力切替制御部101〜103は、例えばアナログスイッチ(マルチプレクサIC)を用いて構成されている。出力切替制御部101には、切替回路38から出力されたRGB信号と、信号変換部40から出力されたY/C及びビデオ信号とが入力される。また、出力切替制御部102には、切替回路52から出力されたY/C信号と、信号変換部54から出力されたRGB信号及びビデオ信号とが入力される。また、出力切替制御部103には、切替回路66から出力されたビデオ信号と、信号変換部68から出力されたRGB信号及びY/C信号とが入力される。 【0077】各出力切替制御部101〜103は、出力端子104を有している。各出力端子104は、4つのBNC端子からなる。各出力切替制御部101〜103は、自身に入力されたRGB信号,Y/C信号,及びビデオ信号を自身に施された設定に従って選択し、出力端子104から出力する。 【0078】本実施形態では、出力切替制御部101は、ビデオ信号を出力する設定が施されており、その出力端子104は、図7に示した信号線10bを介してモニタ16と接続されている。また、出力切替制御部102は、RGB信号を出力する設定が施されており、その出力端子104は、信号線10dを介してモニタ22と接続されている。出力切替制御部103は、Y/C信号を出力する設定が施されており、その出力端子は、信号線10gを介してモニタ29と接続されている。 【0079】なお、上記した出力切替制御部101〜103が本発明の出力選択部に相当し、出力端子104が本発明の出力部に相当する。各出力切替制御部101〜103の設定方法は問わない。例えば、人手を介して行うようになっていても良く、自動的に行われるようになっていても良い。 【0080】実施形態2による映像信号切替装置100は、実施形態1による映像信号切替装置10とほぼ同様の効果を奏する。さらに、映像信号切替装置100は、映像信号切替装置10に比べて出力端子の数が少なくて済む。即ち、映像信号切替装置10が21個のBNC端子(RGB信号用4個×3,Y/C信号用2個×3,ビデオ信号用1個×3)を要するのに対し、映像信号切替装置100は、12個のBNC端子で済む。 【0081】なお、本実施形態では、出力切替制御部101の出力端子104から1つのビデオ信号のみを出力する構成としたが、この出力端子104のBNC端子はあと3つ空いているので、これらのBNC端子を用いてRGB-Y/C変換部45から出力されたY/C信号を他の出力機器に供給するようにしても良い。同様に、出力切替制御部103の出力端子104のBNC端子は2つ空いているので、これらの一方を用いて切替回路66から出力されたビデオ信号を他の出力機器に供給するようにしても良い。 [実施形態3]図9は、本発明の実施形態3による映像信号切替装置120の構成図である。図9に示すように、映像信号切替装置120は、映像信号切替装置100と以下の点のみが異なる。即ち、映像信号切替装置100の出力切替制御部101〜103に代えて、1つの出力切替制御部105が設けられている。 【0082】出力切替制御部105は、各切替回路38,52,66及び各信号変換部40,54,68からRGB信号,Y/C信号,及びビデオ信号を受け取り、これらのうちから出力すべき映像信号を自身に施された設定に応じて選択し、出力端子104から出力する。 【0083】図10は、出力切替制御部105の設定例を示すテーブルである。図10に示すように、出力切替制御部105は、出力端子104を構成するBNC端子の数(4個)に応じて4つの設定を採ることが可能となっている。この出力切替制御部105が、本発明の出力選択部に相当し、その設定は、人手を介して行っても良く、自動的に行われるようになっていても良い。 【0084】実施形態3による映像信号切替装置120は、実施形態2による映像信号切替装置100の効果に加え、BNC端子の数をさらに減らすことができる効果を奏する。 【0085】 【発明の効果】本発明による内視鏡システムの映像信号切替装置によれば、内視鏡システムの構成要素を従来に比べて減らすことができるので、その配線を簡易にすることができる。また、内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信号が複数種類ある場合でも、各映像信号の切替出力を行うことができる。さらに、内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信号の種類に応じて出力機器を用意する必要が無くなるので、映像信号切替装置の利便度を高めることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000527 【氏名又は名称】旭光学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月24日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】金井 英幸
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| 【公開番号】 |
特開平11−267097 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−76228 |
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