| 【発明の名称】 |
内視鏡システムの映像信号切替装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 憲昭
【氏名】池谷 浩平
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| 【要約】 |
【課題】内視鏡システムの配線を簡易にできるとともに、操作者の煩雑さを軽減することができる内視鏡システムの映像信号切替装置を提供すること。
【解決手段】映像信号切替装置25には、各内視鏡用ビデオプロセッサ22,24から撮影対象のRGB信号とビデオ信号とが入力される。すると、映像信号切替装置25は、切替制御部42の設定ツマミ71の設定に応じて、各内視鏡用ビデオプロセッサ22,24から入力されたRGB信号の何れか一方をモニタ26へ向けて出力するとともに、各内視鏡用ビデオプロセッサ22,24から入力されたビデオ信号の何れか一方をモニタ27へ向けて出力する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと各内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号の処理を行う第1出力機器及び第2出力機器とが接続され、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された第1映像信号が入力される第1入力部と、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された前記第1映像信号と種類の異なる第2映像信号が入力される第2入力部と、前記第1入力部に入力された第1映像信号の何れかを選択するとともに、前記第2入力部に入力された第2映像信号の何れかを選択する選択部と、前記選択部によって選択された第1映像信号を前記第1出力機器へ向けて出力するとともに、前記選択部によって選択された第2映像信号を前記第2出力機器へ向けて出力する出力部と、設定に応じて前記選択部の選択動作を制御する制御部とを備えたことを特徴とする内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項2】前記制御部が、第1映像信号の選択動作に伴って第2映像信号の選択動作を行うように前記選択部を制御することを特徴とする請求項1記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項3】前記制御部が、特定の第1映像信号の選択動作に伴ってこの第1映像信号と対応する第2映像信号の選択動作を行うように前記選択部を制御することを特徴とする請求項1記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項4】前記第1映像信号が、RGB信号,輝度/搬送色信号,ビデオ信号の何れかであり、前記第2映像信号が、RGB信号,輝度/搬送色信号,ビデオ信号のうち、前記第1映像信号となるもの以外であることを特徴とする請求項1記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項5】前記選択部が、前記制御部からの制御信号に応じて選択すべき第1映像信号のみを前記第1入力部から前記出力部へ導通させる第1スイッチと、前記制御部からの制御信号に応じて選択すべき第2映像信号のみを前記第2入力部から前記出力部へ導通させる第2スイッチとを有することを特徴とする請求項1記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項6】前記内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号の処理を行う第3出力機器がさらに接続され、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された前記第1映像信号及び前記第2映像信号と種類の異なる第3映像信号が入力される第3入力部をさらに備え、前記選択部が、前記第3入力部に入力された第3映像信号の何れかを選択し、前記出力部が、選択部によって選択された第3映像信号を前記第3出力機器へ向けて出力することを特徴とする請求項1記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項7】前記制御部は、特定の第1映像信号の選択動作に伴ってこの第1映像信号に対応する第2映像信号及び第3映像信号の選択動作を行うように前記選択部を制御することを特徴とする請求項6記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。 【請求項8】複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと各内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号の処理を行う第1出力機器及び第2出力機器とが接続され、前記各内視鏡用ビデオプロセッサから出力された第1映像信号が夫々入力される複数個の第1入力端子と、前記第1出力機器と接続された第1出力端子と、設定に応じて前記第1入力端子の何れかのみと前記第1出力端子とを信号伝達経路で結ぶ第1切替部と、前記各内視鏡用ビデオプロセッサから出力された第1映像信号と種類の異なる第2映像信号が夫々入力される複数個の第2入力端子と、前記第2出力機器と接続された第2出力端子と、設定に応じて前記第2入力端子の何れかのみと前記第2出力端子とを信号伝達経路で結ぶ第2切替部とを備えたことを特徴とする内視鏡システムの映像信号切替装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから入力された映像信号の何れかをモニタや録画装置等の出力機器へ向けて出力する内視鏡システムの映像信号切替装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、内視鏡を用いて手術が行われる場合には、内視鏡の一つである電子スコープによって得られた撮影対象の映像信号を出力する内視鏡用ビデオプロセッサ(以下、「プロセッサ」という)と撮影対象の映像を表示するモニタとが術室に設置され、術者がモニタに表示された映像を見ながら手術を行う。このとき、モニタに高品質の映像が表示されるようにすべく、プロセッサから撮影対象の映像信号としてRGB信号を出力させ、このRGB信号に基づく映像をモニタに表示させることが多い。 【0003】一方、手術の際には、電子スコープによって撮影された映像をビデオ装置(VTR)に録画し、資料として利用することがある。この場合、通常ビデオ装置が取り扱うことが可能な映像信号はビデオ信号(コンポジットビデオ信号)のみであるので、RGB信号をビデオ装置に入力しても録画を行うことができない。そこで、撮影対象のRGB信号とビデオ信号とを出力可能なプロセッサが使用される。そして、プロセッサから出力されたビデオ信号を用いて撮影対象の映像がビデオ装置に録画されるようにしている。 【0004】また、手術の際には、2台以上の電子スコープが用いられることがある。この場合において、電子スコープ毎にプロセッサとモニタとを用意し、これらを術室に設置すると、術室が狭くなって手術を快適に行うことができなくなるおそれがあった。この問題を解決すべく、本願出願人は、複数のプロセッサから出力された映像信号の何れかをモニタやビデオ装置に与える映像信号切替装置を既に出願している(特願平9−153589号)。 【0005】図13は、上述した映像信号切替装置を用いた内視鏡システムの例を示す図である。図13には、第1系統に属する電子スコープ1及びプロセッサ2と、第2系統に属する電子スコープ3及びプロセッサ4とが設けられている。各プロセッサ2,4から出力されたRGB信号は、映像信号切替装置5に入力され、何れか一方が両系統に共通して使用されるモニタ6に入力される。これによって、系統毎にモニタを設置する必要がなくなり、術室が狭くなることが防止される。 【0006】一方、各系統の映像をビデオ装置10に録画すべく、各プロセッサ2,4から出力されたビデオ信号が入力される映像信号切替装置7が設けられる。映像信号切替装置7はビデオ信号の何れか一方を出力し、このビデオ信号は術室外(例えば、ビデオ装置の操作室)に設置された内視鏡用のモニタ8及びビデオ用の切替器9を介してビデオ装置10に入力される。これによって、一方の系統の映像がビデオ装置10に録画される。 【0007】また、術室には、X線撮影によって得られた撮影対象の映像信号を出力するX線装置11が設置される。ここに、X線撮影では、映像信号としてビデオ信号のみが取り扱われている。従って、X線装置11は、撮影対象のビデオ信号を出力し、このビデオ信号は切替器9に入力される。そして、切替器9がその出力を切り替えることによって、内視鏡1,3による映像とX線装置11による映像との一方がビデオ装置10に録画される。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した従来の内視鏡システムには以下の問題があった。即ち、先願に係る映像信号切替装置は、同一種類の複数の映像信号の出力を切り替えることができるのみであった。このため、図14に示すように、RGB信号の出力を切り替える映像信号切替装置5とビデオ信号の出力を切り替える映像信号切替装置7とを用意しなければならなかった。 【0009】即ち、従来の内視鏡システムでは、内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信号が複数種類ある場合には、各映像信号毎に映像信号切替装置を用意しなければ、モニタ等の出力機器の共通化を図ることができなかった。このため、内視鏡システムにおける配線が複雑且つ面倒となっていた。 【0010】また、図13に示す例では、術者が使用する系統を第1系統から第2系統へ切り替える場合には、映像信号切替装置5及び映像信号切替装置7の操作を要するので操作が煩雑となっていた。 【0011】本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、内視鏡システムの簡略化及びその設置の容易化を図ることができるとともに、使用者の操作の煩雑さを軽減することができる内視鏡システムの映像信号切替装置を提供することを課題とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題を解決するために以下の構成を採用する。すなわち、請求項1の発明は、内視鏡システムの映像信号切替装置である。この映像信号切替装置は、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと各内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号の処理を行う第1出力機器及び第2出力機器とが接続され、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された第1映像信号が入力される第1入力部と、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された前記第1映像信号と種類の異なる第2映像信号が入力される第2入力部と、前記第1入力部に入力された第1映像信号の何れかを選択するとともに、前記第2入力部に入力された第2映像信号の何れかを選択する選択部と、前記選択部によって選択された第1映像信号を前記第1出力機器へ向けて出力するとともに、前記選択部によって選択された第2映像信号を前記第2出力機器へ向けて出力する出力部と、設定に応じて前記選択部の選択動作を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。 【0013】請求項1の発明によると、第1入力部には複数の第1映像信号が入力され、第2入力部には複数の第2映像信号が入力される。すると、制御部が、選択部に第1映像信号の何れかを選択させるとともに、第2映像信号の何れかを選択させる。その後、選択部によって選択された第1映像信号が出力部から第1出力機器へ向けて出力され、選択部によって選択された第2映像信号が出力部から第2出力機器へ向けて出力される。 【0014】このように、請求項1の発明によれば、1つの映像信号切替装置によって複数種類の映像信号の切替出力を行うことができる。従って、内視鏡システムの構成要素を減らすことができ、その配線作業が従来に比べて簡易となる。また、第1映像信号及び第2映像信号の出力を切り替える際に、使用者が二つの映像切替装置を操作しなければならない煩雑さを回避することができる。 【0015】ここに、第1映像信号は、RGB信号,輝度/搬送色信号,ビデオ信号の何れかであり、第2映像信号は、RGB信号,輝度/搬送色信号,ビデオ信号のうち、前記第1映像信号となるもの以外である(請求項4)。即ち、第1映像信号と第2映像信号とは、例えばRGB信号とビデオ信号(コンポジットビデオ信号)であり、RGB信号と輝度/搬送色信号(Y/C信号)とであり、ビデオ信号とY/C信号とである。また、選択部及び制御部は、電子回路やCPU及びメモリ等からなるプロセッサ装置等で構成することができる。 【0016】請求項2の発明は、請求項1記載の制御部が、第1映像信号の選択動作に伴って第2映像信号の選択動作を行うように前記選択部を制御することで特定したものである。 【0017】請求項2の発明によれば、第1映像信号の出力切替のみで第2映像信号の出力切替を行うことができる。従って、映像信号切替装置の操作を簡易にすることができる。もっとも、制御部が、第1映像信号の選択動作と第2映像信号の切替動作とを関連なく行うように選択部を制御する構成となっていても良い。 【0018】請求項3の発明は、請求項1記載の制御部が、特定の第1映像信号の選択動作に伴ってこの第1映像信号と対応する第2映像信号の選択動作を行うように前記選択部を制御することで特定したものである。 【0019】請求項3の発明によると、特定の第1映像信号が選択される場合には、この第1映像信号に対応する第2出力信号が選択される。このため、ある第1映像信号と第2映像信号とが同一系統に属する場合において、当該第1映像信号が選択される設定を制御部に施せば、当該第1映像信号と同一の系統に属する第2映像信号が自動的に選択される。 【0020】請求項5の発明は、請求項1記載の選択部が、前記制御部からの制御信号に応じて選択すべき第1映像信号のみを前記第1入力部から前記出力部へ導通させる第1スイッチと、前記制御部からの制御信号に応じて選択すべき第2映像信号のみを前記第2入力部から前記出力部へ導通させる第2スイッチとを有することで特定したものである。 【0021】請求項6の発明は、請求項1記載の映像信号切替装置において、前記内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号の処理を行う第3出力機器がさらに接続され、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された前記第1映像信号及び前記第2映像信号と種類の異なる第3映像信号が入力される第3入力部をさらに備え、前記選択部が、前記第3入力部に入力された第3映像信号の何れかを選択し、前記出力部が、選択部によって選択された第3映像信号を前記第3出力機器へ向けて出力することで特定したものである。 【0022】請求項7の発明は、請求項3記載の制御部が、特定の第1映像信号の選択動作に伴ってこの第1映像信号に対応する第2映像信号及び第3映像信号の選択動作を行うように前記選択部を制御することで特定したものである。 【0023】請求項8の発明は、内視鏡システムの映像信号切替装置である。この映像信号切替装置は、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと各内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号の処理を行う第1出力機器及び第2出力機器とが接続され、前記各内視鏡用ビデオプロセッサから出力された第1映像信号が夫々入力される複数個の第1入力端子と、前記第1出力機器と接続された第1出力端子と、設定に応じて前記第1入力端子の何れかのみと前記第1出力端子とを信号伝達経路で結ぶ第1切替部と、前記各内視鏡用ビデオプロセッサから出力された第1映像信号と種類の異なる第2映像信号が夫々入力される複数個の第2入力端子と、前記第2出力機器と接続された第2出力端子と、設定に応じて前記第2入力端子の何れかのみと前記第2出力端子とを信号伝達経路で結ぶ第2切替部とを備えたことを特徴とする。 【0024】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。 [実施形態1]最初に、本発明の実施形態1による内視鏡システムの映像信号切替装置を説明する。 〔内視鏡システムの構成〕図1は、本発明の実施形態による内視鏡システムの一例を示す構成図である。図1に示すように、術室内には、第1系統に属する電子スコープ21及び内視鏡用ビデオプロセッサ(以下、「プロセッサ」という)22と、第2系統に属する電子スコープ23及びプロセッサ24とが設置されている。各プロセッサ22,24は、ビデオ信号を信号線22a,24aへ出力するとともに、RGB信号(同期信号を含む)を信号線22b,24bへ出力する。 【0025】また、術室内には、プロセッサ22と信号線22a,22bを介して接続されるとともにプロセッサ24と信号線24a,24bを介して接続された映像信号切替装置25と、この映像信号切替装置25に信号線25bを介して接続され、第1,第2系統に共通して使用されるモニタ26とが設置されている。 【0026】一方、映像信号切替装置25は、操作室内に設置された電子スコープ21,23用のモニタ27に信号線25aを介して接続されている。操作室内には、モニタ27に接続されたビデオ用の切替器28と、この切替器28に接続されたビデオ装置(VTR)29とが設置されている。 【0027】さらに、術室にはX線装置30が設置されている。X線装置30は、X線撮影装置とこのX線撮影装置によって得られた撮影対象のビデオ信号を生成するビデオ信号生成装置とからなる。このX線装置30は、上記した切替器28を介してビデオ装置29に接続されている。そして、ビデオ装置29は、操作室内に設置されたX線装置30用のモニタ31に接続され、モニタ31は、術室内に設置されたX線装置30用のモニタ32に接続されている。 〔映像信号切替装置の構成〕図2は、図1に示した映像信号切替装置25の構成図である。図2において、映像信号切替装置25は、2系統のビデオ信号を切り替えるためのビデオ信号切替部40と、2系統のRGB信号を切り替えるためのRGB信号切替部41と、各信号切替部40,41を制御する切替制御部42とからなる。 【0028】ビデオ信号切替部40は、入力端子43,44と、入力端子43,44と信号線を介して接続された切替回路45と、この切替回路45と夫々接続された出力端子46,46とを有している。 【0029】入力端子43は、図1に示した信号線22aに接続されており、プロセッサ22から出力された第1系統のビデオ信号(「映像信号A1」と称する)が入力される。一方、入力端子43は、信号線24aに接続されており、プロセッサ24から出力された第2系統のビデオ信号(「映像信号B1」と称する)が入力される。 【0030】切替回路45は、増幅器兼用のバッファアンプリファイア(以下、「バッファ」という)47,48と、スイッチ49,50とを有している。バッファ49の入力端子は入力端子43と接続されており、出力端子はスイッチ49に接続されている。同様に、バッファ48の入力端子は入力端子44と接続されており、出力端子はスイッチ50に接続されている。そして、各スイッチ49,50の出力端子は、信号線を介して各出力端子46,46と接続されている。 【0031】スイッチ49には、切替制御部42(図1参照)から制御信号Aが与えられ、スイッチ50には、切替制御部42から制御信号Bが与えられる。各制御信号A,Bはハイとローとの信号レベルを有し、各スイッチ49,50は、制御信号がハイレベルである場合に閉じ、ローレベルである場合には開く。 【0032】各制御信号A,Bは、一方がハイとなると他方がローとなるように各スイッチ49,50に与えられる。このため、各スイッチ49,50は、一方が閉じると他方が開く。従って、切替回路45は、制御信号A,Bの信号レベルに従って、第1系統のビデオ信号(映像信号A1)と第2系統のビデオ信号(映像信号B1)との何れか一方を各出力端子46,46へ向けて出力する。 【0033】出力端子46の一方は、図1に示した信号線25aを介してモニタ27に接続されており、切替回路45から出力されたビデオ信号をモニタ27へ向けて出力する。これによって、モニタ27には、ビデオ信号に基づく撮影対象の映像が表示され、この映像がビデオ装置29によってビデオテープに録画される。出力端子46の他方は、本実施形態では未使用であるが、信号線を介してモニタやビデオ装置を接続するために用いられる。 【0034】RGB信号切替部41は、4つの信号切替部41a〜41dからなる。各信号切替部41a〜41dは、上述したビデオ信号切替部40と同じ構成を有しているので、ビデオ信号切替部40との相違点について説明する。 【0035】各信号切替部41a〜41dの各入力端子53は、図1に示した信号線22bが接続されており、これらの入力端子53には、プロセッサ22から出力されたR信号,G信号,B信号及び同期信号(第1系統のRGB信号(「映像信号A2」と称する))が入力される。一方、各信号切替部41a〜41dの各入力端子54は、図1に示した信号線24bが接続されており、これらの入力端子54には、プロセッサ24から出力されたR信号,G信号,B信号及び同期信号(第2系統のRGB信号(「映像信号B2」と称する))が入力される。 【0036】各信号切替部41a〜41dの切替回路55は、スイッチ59,60を有しており、スイッチ59,60には、切替回路45と同様に、切替制御部42から制御信号A,Bが与えられる。各制御信号A,Bの信号レベル(ハイレベル,ローレベル)は、ほぼ同時に切り替わるようになっており、各切替回路55は、同じ動作をほぼ同時に行う。これによって、各切替回路55は、映像信号A2と映像信号B2との何れか一方を出力する。 【0037】各信号切替部41a〜41dの出力端子56,56の一方は、図1に示した信号線25bを介してモニタ26と接続されており、各切替回路55から出力されたRGB信号をモニタ26へ与える。これによって、モニタ26には、RGB信号に基づく撮影対象の映像が表示される。出力端子56,56の他方は、本実施形態では未使用であるが、信号線を介してモニタやビデオ装置等の出力機器を接続するために用いられる。 【0038】切替制御部42は、ビデオ信号切替部40及びRGB信号切替部41の各切替回路45,55に対し、映像信号切替装置25の操作者による設定に応じた制御信号を与える。図3は、図1に示した切替制御部42の構成図である。図3において、切替制御部42は、切替回路制御部61,62と、連動/非連動制御部63と、切替スイッチ64,65とを有する。 【0039】ここに、切替回路制御部61は、図2に示した切替回路45を制御し、切替回路制御部62は、図2に示した各切替回路55を制御する。これらの切替回路制御部61,62は同一の構成を有するので、主として切替回路制御部61について説明する。 【0040】切替回路制御部61は、設定ツマミ67と、設定ツマミ67の操作に従って切替動作を行うスイッチ68と、スイッチ68の各端子68a,68bに接続されたフリップフロップ69とを有している。 【0041】設定ツマミ61は、図2に示した入力端子43に入力されたビデオ信号(映像信号A1)を選択する第1レンジと、入力端子44に入力されたビデオ信号(映像信号B1)を選択する第2レンジとを有し、映像信号切替装置25の操作者によって一方のレンジに設定される。 【0042】スイッチ68は、接地されるとともに端子68aと端子68bとの間で切替可能なスイッチ片68cを有している。このスイッチ片68cは、設定ツマミ67が上記した第1レンジに設定されると、端子68aと接触する側へ切り替えられ、設定ツマミ67が第2レンジに設定されると、端子68bと接触する側へ切り替えられる。 【0043】フリップフロップ69の一方の入力端子は、端子68a及びプルアップ抵抗に接続されており、他方の入力端子は、端子68b及びプルアップ抵抗に接続されている。一方、フリップフロップ69の各出力端子69a,69bは、上述した切替スイッチ64に接続されている。但し、切替回路制御部62のフリップフロップ69の各出力端子69a,69bは、上述した切替スイッチ65に接続されている。 【0044】そして、切替回路制御部61のフリップフロップ69の出力端子69aは、非連動時に映像信号A1を選択する旨の信号(「選択信号a1」と称する)を出力し、出力端子69bは、非連動時に映像信号B1を選択する旨の信号(「選択信号b1」と称する)を出力する。一方、切替回路制御部62のフリップフロップ69の出力端子69aは、非連動時に映像信号A2を選択する旨の信号(「選択信号a2」と称する)を出力し、出力端子69bは、非連動時に映像信号B2を選択する旨の信号(「選択信号b2」と称する)を出力する。 【0045】各選択信号a1,b1,a2,b2の信号レベルは、各設定ツマミ67,67の設定に応じて変動する。即ち、各設定ツマミ67が第1レンジに設定された場合には、スイッチ片68cが端子68aと接触し端子68aが接地する。このため、フリップフロップ69の入力端子側における信号レベルが、端子68a側ではローとなり、端子68b側ではハイとなる。従って、フリップフロップ68の出力端子69a,69b側では、選択信号a1,a2の信号レベルがハイとなり、選択信号b1,b2の信号レベルがローとなる。 【0046】一方、各設定ツマミ67,67が第2レンジに設定された場合には、スイッチ片68cが端子68bと接触し端子68bが接地するので、選択信号a1,a2の信号レベルがローとなり、選択信号b1,b2の信号レベルがハイとなる。 【0047】連動/非連動制御部63は、設定ツマミ71と、設定ツマミ71の操作に従った切替動作を行うスイッチ72と、スイッチ72の各端子72a,72bに接続されたフリップフロップ73と、スイッチ72の端子72cに接続されたバッファ74とを有している。 【0048】設定ツマミ71は、映像信号A1,A2を同時に選択する第1レンジと、映像信号B1,B2を同時に選択する第2レンジと、切替回路45及び各切替回路55の動作の連動/非連動を選択する第3レンジとを有し、映像信号切替装置100の操作者によって何れかのレンジに設定される。 【0049】スイッチ72は、接地されるとともに端子72a〜72cの間で切替可能なスイッチ片72dを有している。スイッチ片72dは、設定ツマミ71が上記した第1レンジに設定されると、端子72aと接触する側へ切り替えられ、設定ツマミ71が第2レンジに設定されると、端子72bと接触する側へ切り替えられ、設定ツマミ71が上記した第3レンジに設定されると、端子72cと接触する側へ切り替えられる。 【0050】フリップフロップ73の一方の入力端子は、端子72a及びプルアップ抵抗に接続されており、他方の入力端子は、端子72b及びプルアップ抵抗に接続されている。一方、フリップフロップ73の各出力端子73a,73bは、各切替スイッチ64,65に夫々接続されている。そして、フリップフロップ73の出力端子73aは、連動時に映像信号A1,A2を選択する旨の信号(「選択信号a3」と称する)を出力し、出力端子73bは、連動時に映像信号B1,B2を選択する旨の信号(「選択信号b3」と称する)を出力する。 【0051】各選択信号a3,b3の信号レベルは、設定ツマミ71の設定に応じて変動する。即ち、設定ツマミ71が第1レンジに設定された場合には、スイッチ片72dが端子72aと接触し端子72aが接地するので、フリップフロップ73の入力端子側における信号レベルが、端子72a側ではローとなり、端子72b側ではハイとなる。従って、フリップフロップ73の出力端子73a,73b側では、選択信号a3の信号レベルがハイとなり、選択信号b3の信号レベルがローとなる。 一方、設定ツマミ71が第2レンジに設定された場合には、スイッチ片72dが端子72bと接触し端子72bが接地するので、選択信号a3の信号レベルがローとなり、選択信号b3の信号レベルがハイとなる。 【0052】バッファ74の入力端子は、端子72c及びプルアップ抵抗に接続されている。また、バッファ74の出力端子は、各切替スイッチ64,65に接続されている。そして、バッファ74の出力端子からは、各切替回路45,55の連動/非連動を選択する旨の信号(「選択信号c1」と称する)が出力される。 【0053】選択信号c1の信号レベルは、設定ツマミ71の設定に応じて変動する。即ち、設定ツマミ71が第1,第2レンジに設定されている場合には、プルアップ抵抗によってバッファ74の入力側及び出力側の信号レベルがハイ,即ち選択信号c1の信号レベルがハイとなる。一方、設定ツマミ71が第3レンジに設定された場合には、スイッチ片72dが端子72cと接触し端子72cが接地するので、バッファ74の入力側及び出力側の信号レベルがロー,即ち選択信号c1がローとなる。 【0054】切替スイッチ64は、切替回路制御部61の出力端子69a,連動/非連動制御部63の出力端子73a,及び切替回路45のスイッチ49(図2参照)と接続されたスイッチ76と、切替回路制御部61の出力端子69b,連動/非連動制御部63の出力端子73b,及び切替回路45のスイッチ50と接続されたスイッチ77とを有する。 【0055】各スイッチ76,77は、連動/非連動制御部63からの選択信号c1に従って切替動作を行う。即ち、選択信号c1の信号レベルがハイである場合には、各スイッチ76,77のスイッチ片が、フリップフロップ73の各出力端子73a,73bと接続された状態となる。一方、選択信号c1の信号レベルがローである場合には、各スイッチ76,77のスイッチ片が、切替回路制御部61のフリップフロップ69の各出力端子69a,69bと接続された状態となる。 【0056】これによって、切替スイッチ64は、切替制御回路61のフリップフロップ69の出力信号とフリップフロップ73の出力信号との何れか一方を、制御信号A,Bとして切替回路55へ向けて出力する。 【0057】切替スイッチ65は、切替回路制御部62の出力端子69a,連動/非連動制御部63の出力端子73a,及び各切替回路55のスイッチ59(図2参照)と接続されたスイッチ78と、切替回路制御部62の出力端子69b,連動/非連動制御部63の出力端子73b,及び各切替回路55のスイッチ60と接続されたスイッチ79とを有する。 【0058】各スイッチ78,79は、上記したスイッチ76,77と同様に、自身に入力される選択信号c1の信号レベルに従って切替動作を行う。これによって、切替スイッチ65は、切替制御回路62のフリップフロップ69の出力信号とフリップフロップ73の出力信号との何れか一方を、制御信号A,Bとして各切替回路55へ向けて出力する。 【0059】図4は、各切替スイッチ64,65に入力される選択信号a1〜a3,b1〜b3,c1の信号レベルと、各切替スイッチ64,65から出力される制御信号と、映像信号切替装置25からの出力信号と関係を示すテーブルである。 【0060】図4に示すように、選択信号c1の信号レベルがハイである場合(設定ツマミ71が第1,第2レンジに設定されている場合)には、各設定ツマミ67,67の設定に拘わらず、各切替スイッチ64,65が、選択信号a3,b3を制御信号A,Bとして出力する。これによって、各切替回路45,55が同じ動作をほぼ同時に行う。 【0061】具体的には、選択信号a3がハイであり、選択信号b3がローである場合には、各スイッチ64,65からハイレベルの制御信号Aとローレベルの制御信号Bとが各切替回路45,55に入力される。これによって、各スイッチ49,59のみが閉じる。従って、映像信号切替装置25から出力される映像信号が第1系統に属する映像信号A1及び映像信号A2にほぼ同時に切り替えられる。 【0062】一方、選択信号a3がローであり、選択信号b3がハイである場合には、各スイッチ64,65からローレベルの制御信号Aとハイレベルの制御信号Bとが各切替回路45,55に入力される。これによって、各スイッチ50,60のみが閉じる。従って、映像信号切替装置25から出力される映像信号が第2系統に属する映像信号B1及び映像信号B2にほぼ同時に切り替えられる。 【0063】これに対し、選択信号c1の信号レベルがローである場合(設定ツマミ71が第3レンジに設定されている場合)には、各設定ツマミ67の設定によって、各切替回路制御部61,62の出力信号レベルが個別に設定される。そして、各切替スイッチ64,65が、自身に入力された選択信号a1,b1,a2,b2の信号レベル(各設定ツマミ67,67の設定)に従った制御信号A及び制御信号Bを出力する。従って、ビデオ信号切替部40からの出力と、RGB信号切替部41からの出力とが、各設定ツマミ67の設定に応じて個別に切り替えられる。 〔映像信号切替装置の動作例〕次に、上述した映像信号切替装置25の動作例を説明する。前提として、映像信号切替装置25の入力端子43には、映像信号A1が入力され、入力端子44には映像信号B1が入力され、各入力端子53には映像信号A2が入力され、各入力端子54には映像信号B2が入力されているものとする。 【0064】ここで、映像信号切替装置25の操作者(例えば、術者)が、切替ツマミ71を操作し、例えば第1レンジに設定したとする。すると、スイッチ片72dと端子72aとが接触し、端子72aが接地する。これによって、ハイレベルの選択信号a3とローレベルの選択信号b3とが各スイッチ64,65に入力され、各スイッチ64,65からハイレベルの制御信号Aとローレベルの制御信号Bとが出力され、各切替回路45,55に入力される。各切替回路45,55では、各スイッチ49,59のみが閉じ、入力端子43と出力端子46とを結ぶ信号伝達経路,及び入力端子53と出力端子56とを結ぶ信号伝達経路が形成される。従って、ビデオ信号切替部40の出力端子46から映像信号A1が出力され、RGB信号切替部41の各出力端子56から映像信号A2が出力される。 【0065】その後、術者が、切替ツマミ71を第2レンジに設定すると、スイッチ片72dと端子72bとが接触し、端子72bが接地する。これによって、ローレベルの選択信号a3とハイレベルの選択信号b3とが各切替スイッチ64,65に入力され、各切替スイッチ64,65からローレベルの制御信号Aとハイレベルの制御信号Bが出力される。これによって、各切替回路45,55のスイッチ48,58のみが閉じる。従って、ビデオ信号切替部40から映像信号B1が出力され、RGB信号切替部41から映像信号B2が出力される(図3参照)。 【0066】その後、術者が、切替ツマミ71を第3レンジに設定したとする。この場合には、端子72cが接地し、ローレベルの選択信号c1が各切替スイッチ64,65に入力される。すると、各切替スイッチ64,65は、各切替回路制御部61,62からの選択信号a1,b1,a2,b2の信号レベルに応じた制御信号A及び制御信号Bを出力する。 【0067】例えば、術者が、切替回路制御部61の設定ツマミ67を第1レンジに設定し、切替回路制御部62の設定ツマミ67を第2レンジに設定した場合には、切替スイッチ64からハイレベルの制御信号Aが出力され、切替スイッチ65からハイレベルの制御信号Bが出力される。従って、ビデオ信号切替部40から映像信号A1が出力され、RGB信号切替部41から映像信号B2が出力される。〔内視鏡システムの動作例〕以上説明した実施形態1による内視鏡システムの動作例を説明する。図1において、各電子スコープ21,23によって撮影対象(例えば、体腔内の生体組織)が撮影されると、プロセッサ22から撮影対象のビデオ信号(映像信号A1)及び撮影対象のRGB信号(映像信号A2)が出力される。また、プロセッサ24から撮影対象のビデオ信号(映像信号B1)及び撮影対象のRGB信号(映像信号B2)が出力される。各映像信号A1,B1は、信号線22a,24aを介して映像信号切替装置25に入力され、映像信号A2,B2は、信号線22b,24bを介して映像信号切替装置25に入力される。 【0068】このとき、映像信号切替装置の25の操作者(術者)は、現時点にて使用している系統に映像信号切替装置25の出力を合わせる。例えば、操作者は、第1系統(電子スコープ21)を用いている場合には、映像信号切替装置25の設定ツマミ71を第1レンジに設定する。すると、映像信号切替装置25の出力端子46から映像信号A1が出力され、出力端子56から映像信号A2が出力される。 【0069】これによって、映像信号A2が信号線25bを通じてモニタ26に入力され、映像信号A2に基づく映像がモニタ26に表示される。一方、映像信号A1が信号線25aを通じてモニタ27に入力され、映像信号A1に基づく映像がモニタ27に表示されるとともに、切替器28を介してビデオ装置29に録画される。 【0070】その後、使用する電子スコープを電子スコープ21から電子スコープ23に変更する場合には、術者は、映像信号切替装置25の設定ツマミ71を第2レンジに設定する。すると、映像信号切替装置25から出力される映像信号が映像信号B1及びB2に変更される。従って、モニタ26,27の表示内容が映像信号B1,B2に基づく映像に切り替わり、映像信号B1に基づく映像がビデオ装置29に録画される。 〔実施形態1の効果〕このように、実施形態1による映像信号切替装置25によると、複数種類の映像信号の切替出力を行うことができる。このため、各プロセッサ22,24から出力されるRGB信号とビデオ信号との切替に1つの映像信号切替装置25を用意すれば良い。このため、内視鏡システムの構成要素を減らすことができ、術室内のスペースを従来に比べて多く確保できるとともに、内視鏡システムにおける配線を簡易とすることができる。 【0071】また、映像信号切替装置25によれば、設定ツマミ71の操作のみで映像信号の系統を変更することができるので、映像信号切替装置25の操作の負担を軽減することができる。一方、設定ツマミ67,67,71の設定によって、映像信号切替装置25からの出力を自由な組み合わせに設定できる。このため、映像信号切替装置25の使用者に対する設定の自由度を高めることができる。 【0072】なお、実施形態1による映像信号切替装置25の切替制御部42は、図5(A)に示す構成であっても良い。図5(A)には、映像信号切替装置25の出力として、第1系統の映像信号(映像信号A1,A2)と第2系統の映像信号(映像信号B1,B2)との一方のみを選択可能な構成を有する切替制御部42が示されている。 【0073】この場合には、図2と異なり、フリップフロップ69の出力端子69が各スイッチ49,59に接続され、出力端子69が各スイッチ50,60に接続されている。図5(B)は、図5(A)に示したフリップフロップ69の各出力端子69a,69bの信号レベルと映像信号切替装置25の出力との関係を示すテーブルである。 【0074】図5(A)及び図5(B)に示す切替制御部42を採用した場合には、ビデオ信号切替部40の出力とRGB信号切替部41の出力とを個別に選択することはできなくなるが、図3に示した切替回路制御部62,連動/非連動制御部63,及び切替スイッチ64,65が不要となる。このため、映像信号切替装置25の構成を簡易にできる。 [実施形態2]図6は、本発明の実施形態2による映像信号切替装置80を示す構成図である。図6には、自身に接続された複数の内視鏡用ビデオプロセッサ(図示せず)から入力された4系統のビデオ信号のうち何れか2つを自身に接続された出力機器(モニタや録画装置)に出力するとともに、自身に接続された複数の内視鏡用ビデオプロセッサ(図示せず)から入力された2系統のY/C信号(輝度/搬送色信号)のうち何れか一方を自身に接続された出力機器に出力する映像信号切替装置80が示されている。 【0075】この映像信号切替装置80は、実施形態1による映像信号切替装置25とほぼ同様の構成を有しているので、主として相違点について説明する。図6において、映像信号切替装置80は、4つの信号切替部81a〜81dと、切替制御部82とからなる。 【0076】各信号切替部81a,81bは、図2に示したビデオ信号切替部40である。即ち、信号切替部81aは、入力端子43aから入力された第1系統のビデオ信号と入力端子44aから入力された第2系統のビデオ信号との何れか一方を、切替回路45によって出力端子46,46から出力する。また、信号切替部81bは、入力端子43bから入力された第3系統のビデオ信号と入力端子44bから入力された第4系統のビデオ信号との何れか一方を、切替回路45によって出力端子46,46から出力する。 【0077】各信号切替部81c,81dは、回路的には信号切替部81a,81bと全く同じ構成を有する。但し、信号切替部81c,81dには、2系統のY/C信号が入力される。具体的には、信号切替部81cの入力端子84には第1系統のY信号が入力され、入力端子85には第2系統のY信号が入力される。 【0078】図7は、図6に示した信号切替部81cの切替回路86の構成図である。図7において、切替回路86は、バッファ88,89とスイッチ90,91とを有する。即ち、図2に示した切替回路45(切替回路55)と同じ構成を有する。切替回路86は、各入力端子84,85から入力されたY信号の何れか一方を、切替制御部82から与えられる制御信号A,Bに従って出力端子87,87から出力する。 【0079】一方、信号切替部81dの入力端子92には第1系統のC信号が入力され、入力端子93には第2系統のC信号が入力される。信号切替部81dの切替回路94は、切替回路86と同じ構成を有している。切替回路94は、各入力端子92,93から入力されたC信号の何れか一方を、制御信号A,Bに従って出力端子95,95から出力する。 【0080】切替制御部82は、信号切替部81aの制御部と、信号切替部81bの制御部と、各信号切替部81c,81dの制御部とからなる。各信号切替部81a,81bの制御部は、図5(A)に示した構成を有し、図5(B)に示したテーブルに従った制御信号A,Bを各切替回路45に与える。 【0081】一方、各信号切替部81c,81dの制御部も、図5(A)に示した構成を有し、図5(B)に示したテーブルに従った制御信号A,Bを各切替回路86,94にほぼ同時に与える。従って、切替回路86と切替回路94とは、設定ツマミ67(図5(A)参照)の設定に従った動作をほぼ同時に行う。 【0082】実施形態2による映像信号切替装置80によると、切替制御部82の設定に従って、第1系統のビデオ信号と第2系統の何れか一方の映像信号が信号切替部81aから出力される。また、第3系統のビデオ信号と第4系統のビデオ信号の何れか一方が信号切替部81bから出力される。さらに、第1系統のY/C信号と第2系統のY/C信号の何れか一方が各信号切替部81c,81dから出力される。 【0083】実施形態2による映像信号切替装置80は、実施形態1による映像信号切替装置25とほぼ同様の効果を奏する。なお、映像信号切替装置80は、4系統のY/C信号を切り替えるために用いられても良く(図8(A)参照)、8系統のビデオ信号を切り替えるために用いられても良く(図8(B)参照)、2系統のRGB信号を切り替えるために用いられても良い(図9(A)参照)。また、図9(B)に示すように、切替制御部82は、映像信号の入力パターンに応じた信号切替部81a〜81dの制御パターンを採ることが可能である。 [実施形態3]図11は、本発明の実施形態3による映像信号切替装置100を含む内視鏡システムの構成例を示す図である。この内視鏡システムは図1に示した内視鏡システムと共通する構成を含むので、相違する構成を主として説明する。なお、図1に示す構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付してある。 【0084】図10に示すように、映像信号切替装置100には、X線装置101とX線装置103とが信号線101a,103aを介して接続されており、各X線装置101,103から2系統のビデオ信号が入力される。各X線装置101,103は、図1に示したX線装置30と同じ構成を有する。また、映像信号切替装置100には、電子スコープ105及びプロセッサ106が信号線106aを介して接続されており、電子スコープ107及びプロセッサ108が信号線108aを介して接続されている。これによって、映像信号切替装置100には、2系統のY/C信号が入力される。 【0085】映像信号切替装置100は、プロセッサ22又はプロセッサ24から出力されたビデオ信号を伝送する信号線100aを介してモニタ27に接続されている。また、映像信号切替装置100は、プロセッサ22又はプロセッサ24から出力されたRGB信号を伝送する信号線100bを介してモニタ26に接続されている。また、映像信号切替装置100は、X線装置101又はX線装置103から出力されたビデオ信号を伝送する信号線103cを介して切替器28と接続されている。さらに、映像信号切替装置100は、プロセッサ106又はプロセッサ108から出力されたY/C信号を伝送する信号線100dを介してモニタ109と接続されている。 【0086】図11は、図10に示した映像信号切替装置100の構成図である。図11において、映像信号切替装置100は、8つの信号切替部111a〜111hと、これらの動作を制御する切替制御部112からなる。各信号切替部111a〜111hは、図1に示したビデオ信号切替部40と同じ構成を有している。 【0087】信号切替部111a〜111dは、各プロセッサ22,24から入力されたRGB信号の何れか一方をモニタ26に供給する。また、信号切替部111eは、各プロセッサ22,24から入力されたビデオ信号の何れか一方をモニタ27に供給する。また、信号切替部111fは、各X線装置101,103から入力されたビデオ信号の何れか一方を切替器28に供給する。さらに、信号切替器111g,111hは、各プロセッサ106,108から入力されたY/C信号の何れか一方をモニタ109に供給する。 【0088】各信号切替部111a〜111hは、切替制御部112から与えられる制御信号に従った動作を行う。切替制御部112は、操作者による設定に応じた制御信号を各信号切替部111a〜111hに与える。この切替制御部112は、図3に示した構成と図5(A)に示した構成との組み合わせによって構成可能である。但し、信号切替部111a〜111dが同じ動作をほぼ同時に行い、且つ信号切替部111g,111hが同じ動作をほぼ同時に行うように切替制御部112を構成する。 【0089】実施形態3による映像信号切替装置100は、実施形態1による映像信号切替装置25と同様の効果を奏する。さらに、映像信号切替装置100は、入力される2系統の映像信号がRGB信号,ビデオ信号,Y/C信号の何れであっても、その何れか一方を操作者による設定に応じてモニタ(モニタ26,27,109)やビデオ装置29へ向けて出力することができる。 【0090】なお、映像信号切替装置100は、図12に示すように、様々な映像信号の入力パターンに対応することができる。そして、切替制御部112は、各映像信号の入力パターンに応じた制御パターンを採ることができる。 【0091】 【発明の効果】本発明による内視鏡システムの映像信号切替装置によれば、内視鏡システムの構成要素を減らすことができるので、内視鏡システムの配線を簡易にすることができ、その設置作業が容易となる。また、映像信号切替装置の数を減らすことができるので、映像信号出力の切替に際して操作を要する機器を減らすことができる。従って、内視鏡システムの操作者の煩雑さを軽減することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000527 【氏名又は名称】旭光学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月24日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】金井 英幸
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| 【公開番号】 |
特開平11−267096 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−76227 |
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