| 【発明の名称】 |
内視鏡装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小笠原 弘太郎
【氏名】斉藤 克行
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| 【要約】 |
【課題】3板式のTVカメラにおける種々の異なる色シェーディングに対して、最適かつ精度良く色シェーディング補正を行う。
【解決手段】内視鏡装置のビデオプロセッサ内のDSP35は、RGBデジタル信号に対してホワイトバランス処理を行うW/B41と、ホワイトバランス処理が施された信号に対して色シェーディング補正処理を行うシェーディング補正部42と、輪郭強調処理を行う輪郭強調部43と、γ補正及びknee処理行うγ・knee処理部44と、これら処理が施されたRGBデジタル信号を格納するメモリ部45と、シェーディング補正部42における補正量を切り換える補正量切換部46とから構成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 体腔内に挿入し被写体の光学像を得る内視鏡と、前記体腔内を照明する照明光を供給する光源装置と、前記内視鏡により得られた前記光学像を3つの色成分に分離して撮像する3板式撮像手段と、前記3板式撮像手段からの撮像信号を信号処理する信号処理手段とを備えた内視鏡装置において、前記信号処理手段は、前記3板式撮像手段による色シェーディングを補正する補正手段を有することを特徴とする内視鏡装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡装置、更に詳しくは3板式のTVカメラによる色シェーディング補正部分に特徴のある内視鏡装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、内視鏡の接眼部にTVカメラを接続し、被写体の画像をCRTモニタ等に表示する内視鏡装置が用いられている。このTVカメラは、内視鏡内のリレーレンズあるいはイメージガイドファイバ等の像伝送手段を介して接眼部まで伝達された被写体の光学像を撮像するようになっている。 【0003】前記TVカメラとして、白色照射光を被写体に照射し、カラー撮像を行う同時式の内視鏡装置においては、3板式のTVカメラが一般に用いられている。この3板式のTVカメラは、撮像レンズの後に3色分解プリズムを設け、R,G,Bの3原色に分割して、それぞれの色光線を別々の固体撮像素子で撮像するようになっている。このような3板式のTVカメラは、各色信号を独立して信号処理し、また色補正等も独立に行うことができるため、色調の良い、解像度の高い被写体のカラー画像を得ることが可能である。 【0004】ところが、例えば特開昭63−276992号公報に示されるように、分解プリズムは分光特性に入射角度依存性を原理的に有しているので、画面の中央部と周辺部とで色調が変化する色シェーディングが発生することが知られている。そのため、上記特開昭63−276992号公報では、色シェーディング補正回路により例えば水平走査毎に色信号を信号処理することで、色シェーディング補正を行っている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内視鏡装置は、3板式のTVカメラが着脱自在に接眼部に接続できる内視鏡、この内視鏡に照明光を供給する光源装置、さらには3板式のTVカメラからの撮像信号を信号処理しモニタに観察部位の像を表示させるカメラコントロールユニット等の各種装置から構成され、3板式のTVカメラはカメラアダプタを介して手技に応じた種々の内視鏡、例えば複数種類の内視鏡下手術に用いられる硬性鏡やイメージガイドファイバで像を接眼部に伝送するファイバスコープに接続可能になっている。 【0006】これらの内視鏡の個々に異なる光学設計及びカメラアダプタにおいての倍率可変機能のため、これら内視鏡の接眼部に接続される3板式のTVカメラの分解プリズムへの入射角度は異なることになり、その結果、内視鏡装置においては、種々の異なる色シェーディングが発生するといった問題があり、特に内視鏡像においてはこの色シェーディングにより臓器の色が変化するために正確な診断等が難しくなるといった問題がある。 【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、3板式のTVカメラにおける種々の異なる色シェーディングに対して、最適かつ精度良く色シェーディング補正を行うことのできる内視鏡装置を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、体腔内に挿入し被写体の光学像を得る内視鏡と、前記体腔内を照明する照明光を供給する光源装置と、前記内視鏡により得られた前記光学像を3つの色成分に分離して撮像する3板式撮像手段と、前記3板式撮像手段からの撮像信号を信号処理する信号処理手段とを備えた内視鏡装置において、前記信号処理手段は、前記3板式撮像手段による色シェーディングを補正する補正手段を有して構成される。 【0009】本発明の内視鏡装置では、前記信号処理手段の前記補正手段が前記3板式撮像手段による色シェーディングを補正することで、3板式のTVカメラにおける種々の異なる色シェーディングに対して、最適かつ精度良く色シェーディング補正を行うことを可能とする。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。 【0011】図1ないし図7は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は内視鏡装置の構成を示す構成図、図2は図1のカメラヘッド及びビデオプロセッサの構成を示す構成図、図3は図2のDSPの構成を示す機能ブロック図、図4は図2のビデオプロセッサに設けられたスイッチ部の構成を示す構成図、図5は図3のシェーディング補正部の構成を示す構成図、図6は図5のシェーディング補正部の作用を説明する説明図、図7は図4のスイッチ部の変形例の構成を示す構成図である。 【0012】図1に示すように、本実施の形態の内視鏡装置1は、体腔内に挿入する細長で硬性な挿入部2を有する硬性鏡3と、この硬性鏡3の接眼部4にカメラアダプタ5を介して着脱自在に設けられ接眼部4に伝送された体腔内の観察部位の像を撮像するカメラヘッド6と、カメラヘッド6により撮像された撮像信号を信号処理しモニタ7に観察部位画像を表示させるビデオプロセッサ8と、硬性鏡3に照明光を供給する光源装置9とを備えて構成されている。 【0013】ここで、カメラヘッド6は、後述するように観察部位の像をRGBに色分離して撮像する3板式撮像カメラヘッドであって、このカメラヘッド6とビデオプロセッサ8とによりTVカメラ装置10を構成し、カメラアダプタ5は図示しないズーム機構によりTVカメラ装置10に対して撮像する像の倍率を可変することができるようになっている。 【0014】硬性鏡3と光源装置9とは、光源装置9より供給された照明光を伝送するライトガイドケーブル11により接続され、詳細には、ライトガイドケーブル11の基端にはライトガイドケーブルコネクタ12が設けられ、このライトガイドケーブルコネクタ12を光源装置9に装着することによりライトガイドケーブル11が光源装置9に接続される。また、硬性鏡3の基端側面には接続部13が設けられ、この接続部13によりライトガイドケーブル11の先端と硬性鏡3が接続される。そして、光源装置9の内部に設けられた例えば図示しないキセノンランプから出射された白色の照明光がライトガイドケーブル11を介し硬性鏡3に伝送されるようになっている。 【0015】硬性鏡3は、図示はしないが、内部にライトガイドケーブル11と光学的に接続された体腔内を照明する照明光を伝送するためのライトガイド及び体腔内を観察するためのリレーレンズが設けられており、光源装置9からの照明光をライトガイドにより体腔内に照射すると共に、体腔内の観察部位の像をリレーレンズにより接眼部4に伝送するようになっている。 【0016】接眼部4にカメラアダプタ5を介して着脱自在に設けられたカメラヘッド6は、図2に示すように、3つのプリズム部材21、22、23からなる色分離プリズム24と、カメラアダプタ5によるプリズム部材21、22、23の光軸21a、22a、23a上の結像位置に設けられた固体撮像素子、例えばCCD25、26、27とを備え、観察部位の像を色分離プリズム24によりRGBに色分離しそれぞれをCCD25、26、27により撮像するようになっている。 【0017】カメラヘッド6のCCD25、26、27はビデオプロセッサ8と接続され、ビデオプロセッサ8内のCCDドライバ31からCCD25、26、27にCCDドライブ信号が印加されることにより、CCD25、26、27で光電変換されて出力されるCCD出力信号(画像信号)がアンプ32a、32b、32cで増幅された後、ビデオプロセッサ8内のプリプロセス回路33に出力されるようになっている。 【0018】プリプロセス回路33に入力されたCCD出力信号は、CDS(相関二重サンプリング)等の前処理が行われた後、A/D変換回路34に入力されてRGBデジタル信号に変換された後、デジタルシグナルプロセッサ(DSPと略記)35に出力されるようになっている。 【0019】DSP35では、入力されたRGBデジタル信号に対して、CPU36の制御に基づきホワイトバランス処理及び色シェーディング補正処理を行った後、輪郭強調処理,γ補正等のデジタル処理が施され、D/A変換回路37に出力するようになっている。 【0020】そして、D/A変換回路37に入力されたデジタル信号は、アナログ信号のRGB信号に変換され、モニタ7に出力される。なお、エンコーダ38により、Y/C独立(S出力)、VBS(コンポジットビデオ信号)が出力できるようになっている。 【0021】また、ビデオプロセッサ8には、基準信号発生回路(SSGと略記)39が設けられており、SSG39から各種タイミング信号が発生し、前記CCDドライバ31はこのタイミング信号によりCCD25、26、27を駆動するようになっている。SSG39からのタイミング信号は、前記のプリプロセス回路33、A/D変換回路34、DSP35、CPU36及びD/A変換回路37にも出力されており、CCDドライバ31からのCCD出力信号(画像信号)をタイミング信号に基づき処理を行っている。 【0022】図3に示すように、DSP35は、RGBデジタル信号に対してホワイトバランス処理を行うホワイトバランス処理部(以下、W/Bと記す)41と、W/B41によりホワイトバランス処理が施された信号に対して後述する色シェーディング補正処理を行うシェーディング補正部42と、色シェーディング補正処理された信号に輪郭強調処理を行う輪郭強調部43と、輪郭強調された信号に対してγ補正及びknee処理行うγ・knee処理部44と、これら処理が施されたRGBデジタル信号を格納しSSG39からのタイミング信号に基づきD/A変換回路37に出力するメモリ部45と、シェーディング補正部42における補正量を切り換える補正量切換部46とから構成され、W/B41によるホワイトバランス処理及び補正量切換部46における補正量の切り換えは前記のCPU36の制御に基づき行われるようになっている。 【0023】図2に戻り、ビデオプロセッサ8には、ホワイトバランス及びシェーディング補正を指示するスイッチ部47が設けられており、このスイッチ部47からの指示信号に基づいてCPU36はW/B41及び補正量切換部46を制御するようになっている。 【0024】スイッチ部47は、図4に示すように、ホワイトバランス処理を指示するW/Bスイッチ51を有し、W/Bスイッチ51がオンされるとW/Bスイッチ51の上方に設けられたLED51aが点灯するようになっている。また、W/Bスイッチ51がオンされホワイトバランス処理された後、モニタ7の画面を見ながら色シェーディング補正処理が行われるが、これはW/Bスイッチ51に隣接して設けられた補正量を増減させる2つの補正指示スイッチ52a、52bにより行われ、補正指示スイッチ52a、52bの操作による補正量を表示するインジケータ53が複数のLEDで構成されている。 【0025】シェーディング補正部42は、図5に示すように、ホワイトバランス処理が施されたRGBデジタル信号のそれぞれに対して、補正量切換部46からの係数KR,KG,KBを乗算する乗算器61、62、63からなり、補正指示スイッチ52a、52bからの指示信号によりCPU36が係数データを算出して補正量切換部46に出力し、補正量切換部46がこの係数データに基づき係数KR,KG,KBを乗算器61、62、63に出力するようになっている。 【0026】ここで、具体的にはKG=1であり、KG=1を基準に、係数KR,KG(=1),KBが乗算器61、62、63に出力され、ホワイトバランス処理されたRGBデジタル信号に対して色シェーディング補正処理がなされるようになっている。 【0027】次に、このように構成された本実施の形態の内視鏡装置1の作用について説明する。 【0028】内視鏡装置1を図1に示したようにセッティングし各装置の電源をオンした後、基準用の白色被写体をカメラヘッド6により撮像する。このとき、カメラヘッド6が装着される硬性鏡3は、複数種類の中から選択されており、また、カメラアダプタ5では図示しないズーム機構により所望の倍率の設定されている。 【0029】そして、ビデオプロセッサ8において、W/Bスイッチ51がオンされると、CPU36により制御されたW/B41によりホワイトバランス処理が施され、次にこのホワイトバランス処理が施された画像をモニタ7で観察しながら、補正指示スイッチ52a、52bを操作し色シェーディング補正の補正量を増減させ調整する。 【0030】このときの補正指示スイッチ52a、52bからの指示信号は、CPU36に出力され、CPU36は係数データを補正量切換部46に出力し、補正量切換部46はこの係数データにより係数KR,KG,KBをシェーディング補正部42の乗算器61、62、63に出力する。 【0031】この結果、図6に示すように、中心部に対して周辺部の信号レベルの異なる入力に対して、これを補正する係数を乗算することで、色シェーディングが補正された出力を後段の輪郭強調部43に出力する。 【0032】そして、ホワイトバランス処理及び色シェーディング補正を行った後、硬性鏡3を体腔内に挿入し、モニタ7で体腔内の観察部位を観察しながら、必要な処置及び手術を行う。 【0033】このように本実施の形態の内視鏡装置1によれば、補正指示スイッチ52a、52bを操作し色シェーディング補正するので、カメラヘッド6を装着する硬性鏡3の(光学設計の異なる)種類やカメラアダプタ5のズーム機構により色分離プリズム24に生じる様々な色シェーディングに対して適切に補正することができる。 【0034】なお、本実施の形態ではリレーレンズを有する硬性鏡を例に説明したが、これに限らず、観察部位の像をイメージガイドで接眼部に伝送するファイバスコープ(軟性鏡も含む)にカメラアダプタ5を装着した場合においても、本実施の形態と同様な作用・効果を得ることができるのは言うまでもない。 【0035】また、ビデオプロセッサ8のスイッチ部47を図4に示すように構成するとしたが、これに限らず、例えばカメラアダプタ5が装着される内視鏡(硬性鏡及びファイバスコープ)の種類が予め決まっている場合には、図7(a)に示すように、スイッチ71を押下する度に予め設定されている内視鏡の種類(図では一例として5種類)を複数の対応するLED72を点灯させモニタしながらサイクリック(循環的)に選択するように構成してもよいし、またカメラアダプタ5が装着される硬性鏡(内視鏡)の種類が2種類の場合は一方を標準とし、他方がセットされた場合図7(b)に示すようなオン/オフスイッチ75をオンすることで、オンされたときに他方が選択されたとし色シェーディング補正の補正量の変更をCPU36に指示するように構成してもよい。 【0036】図8ないし図12は本発明の第2の実施の形態に係わり、図8はDSPの構成を示す構成図、図9は図8のLPFの構成を示す構成図、図10は図8のDSPを制御するCPUの構成を示す構成図、図11は図10のMPUの処理の流れを示すフローチャート、図12は図11のステップS6での係数データの演算処理の流れを示すフローチャートである。 【0037】第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0038】本実施の形態のDSP35は、図8に示すように、RGBデジタル信号を輝度信号Yと色差信号U,Vに変換するマトリックス回路部81を備え、W/B41及びシェーディング補正部42は、マトリックス回路部81からの色差信号U,Vに対してホワイトバランス処理及び色シェーディングの補正処理を行う。 【0039】また、マトリックス回路部81からの輝度信号Yは、例えば特開昭63−7068号公報に示されるように、図9に示すような2つの1H遅延回路91、92及びサブキャリア周波数通過フィルタ(fscBPF)93から構成されたLPF82を介して、輪郭強調処理部43で輪郭強調処理される。 【0040】ここで、輝度信号Yにサブキャリア周波数成分が存在すると、図2に示したエンコーダでVBS(コンポジットビデオ信号)に変換した場合、不要な色付き画像になるが、図9に示した上記LPF82を介することによりこの問題を解決することができ、かつ、特にファイバスコープによる画像に対してはファイバ伝送での画像の各ファイバ間の空間周波数に基づく画質障害を効果的に低減させるできる。 【0041】また、本実施の形態のCPU36は、図10に示すように、W/B41からのRGBデジタル信号をそれぞれ例えば10ビット(計30ビット)のデータとして入力するパラレルIOポート(以下、PIOと記す)95と、SSG39からのクロック(CLK)、水平同期信号(HD)及び垂直同期信号(VD)を入力しPIO95を介したW/B41からの各10ビットのRGBデジタル信号から各10ビット(計30ビット)の係数データを演算するマイクロプロセッサユニット(以下、MPUと記す)96と、MPU96の演算に用いられる記憶手段であるRAM97と、最新の係数データを記憶するためのEEPROM98とから構成されており、MPU96が演算した係数データがPIO95を介して補正量切換部46に出力される。そして補正量切換部46が係数データに基づいた係数KR,KG,KBをシェーディング補正部42の乗算器61、62、63に出力する。 【0042】本実施の形態では、図示はしないが、スイッチ部47には色シェーディング補正の補正量を指示するスイッチは設けられておらず、W/Bスイッチ51がオンされると、MPU96はW/B41からのRGBデジタル信号から係数データを演算するようになっている。 【0043】MPU96での算出処理は、図11に示すように、ステップS1でビデオプロセッサ8の電源がオンされると、ステップS2でEEPROM98に格納されている前回の(最新の)係数データを読み込み、ステップS3で読み込んだ係数データをPIO95を介して補正量切換部46出力する。 【0044】そして、ステップS4で図示しない電源監視回路からの信号によりビデオプロセッサ8の電源を判断し、ビデオプロセッサ8の電源がオン状態ならば、ステップS5に進み、電源がオン状態からオフ状態に移行したならば、ステップS8で係数データをEEPROM98に書き込み処理を終了する。 【0045】ステップS5では、W/Bスイッチ51がオンされたかどうか判断し、W/Bスイッチ51がオンされた場合は、ステップS6でW/B41からのRGBデジタル信号から係数データを演算し、ステップS7で演算し得られた係数データをPIO95を介して補正量切換部46に出力しステップS4に戻り、また、ステップS5でW/Bスイッチ51がオンされていない場合もステップS4に戻り、処理を繰り返す。 【0046】ステップS6での係数データの演算処理は、図12に示すように、ステップS11でW/B41からのRGBデジタル信号からR,G,Bの各信号の平均値を算出し、ステップS12でG信号が所定の範囲内かどうか判断し、G信号が所定の範囲外ならば処理を終了し、G信号が所定の範囲内ならばステップS13でR/G,B/Gを算出し、ステップS14でKGを1としたKR(=R/G),KB(=B/G)を係数データとしてMPU96内の係数レジスタに上書きして処理を終了する。 【0047】その他の構成・作用は第1の実施の形態と同じである。 【0048】このように本実施の形態では、第1の実施の形態の効果に加え、W/Bスイッチ51をオンするだけで、CPU36がW/B41からのRGBデジタル信号から係数データを演算し係数データをPIO95を介して補正量切換部46出力するので、簡単かつ正確に色シェーディング補正の補正量を設定することができる。 【0049】[付記] (付記項1) 体腔内に挿入し被写体の光学像を得る内視鏡と、前記体腔内を照明する照明光を供給する光源装置と、前記内視鏡により得られた前記光学像を3つの色成分に分離して撮像する3板式撮像手段と、前記3板式撮像手段からの撮像信号を信号処理する信号処理手段とを備えた内視鏡装置において、前記信号処理手段は、前記3板式撮像手段による色シェーディングを補正する補正手段を有することを特徴とする内視鏡装置。 【0050】(付記項2) 前記信号処理手段は、前記補正手段の補正量を切り換える補正量切換手段を有することを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。 【0051】(付記項3) 前記信号処理手段は、前記補正手段の補正量を指定する補正量指定手段を備え、前記補正量切換手段は、前記補正量指定手段に指定に基づき前記補正量を切り換えることを特徴とする付記項2に記載の内視鏡装置。 【0052】(付記項4) 前記信号処理手段は、前記3板式撮像手段からの撮像信号に対してホワイトバランス処理を行うホワイトバランス手段と、前記ホワイトバランス手段に対してホワイトバランス処理を指示する指示手段とを備え、前記補正手段は、前記ホワイトバランス手段のホワイトバランス処理に連動して色シェーディングを補正することを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。 【0053】(付記項5) 前記信号処理手段は、前記ホワイトバランス手段によりホワイトバランス処理された信号に基づき補正量を算出する補正量算出手段を備え、前記補正手段は前記補正量により色シェーディングを補正することを特徴とする付記項4に記載の内視鏡装置。 【0054】(付記項6) 前記信号処理手段は、色モアレ除去手段有することを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。 【0055】 【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡装置によれば、信号処理手段の補正手段が3板式撮像手段による色シェーディングを補正するので、3板式のTVカメラにおける種々の異なる色シェーディングに対して、最適かつ精度良く色シェーディング補正を行うことができるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000376 【氏名又は名称】オリンパス光学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月3日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 進
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| 【公開番号】 |
特開平11−244230 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)9月14日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−51002 |
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