| 【発明の名称】 |
外科用手術具 |
| 【発明者】 |
【氏名】関野 直己
【氏名】宮永 博文
【氏名】斉藤 秀俊
【氏名】樋熊 政一
【氏名】笹川 克義
【氏名】石引 康太
【氏名】櫻井 友尚
【氏名】吉野 謙二
【氏名】大明 義直
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| 【要約】 |
【課題】照明のための専用の光源装置を必要としないで、かつ低コストで照明を行うことができる外科用手術具を提供する。
【解決手段】超音波手術装置本体4からの高周波駆動信号はハンドピースケーブル3、ハンドピース本体部12内の信号線18a,18bを介して超音波振動子17に印加され、その超音波振動はシース部11内のプローブ14を介してはその先端に伝達され、病変組織に対して超音波処置を行うことができる。ハンドピース本体部12内には信号線3a,3bにそれぞれ抵抗32を介して及び抵抗32を介することなく信号線31a,31bが接続されて駆動信号生成回路部33が設けられ、シース部11の先端に設けた半導体照明部13を構成する白色発光ダイオード29に信号線31a,31bを介して発光させる発光駆動信号を供給する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 処置用エネルギの供給により、所定の外科用手術機能を有する外科用手術具において、外科用手術具の先端近傍に配置される半導体発光手段と、前記外科用手術具に供給される処置用エネルギの一部から前記半導体発光手段を発光させる駆動電源を生成する駆動電源生成手段を設けたことを特徴とする外科用手術具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は照明手段を備え、外科手術等に用いられる外科用手術具に関する。 【0002】 【従来の技術】外科手術を行う場合には、一般に上方のランプから照明を行うが、外科用手術具で手術する部分が暗くなる場合がある。 【0003】そのため、図22に示す従来例のように照明手段を備えた外科用手術具を用いることが行われる。図22に示す高周波焼灼装置(電気メス装置)201は、高周波焼灼電源としての高周波焼灼装置本体(電気メス装置本体と略記)202と、この電気メス装置本体202とケーブル203aを介して接続され、高周波電流で高周波焼灼処置を行うハンドピース204と、ケーブル203bを介して電気メス装置本体202に接続されると共に、患者に広い面積で接触させて、高周波電流の帰還路を作る対極板205と、ハンドピース204に着脱自在で装着される照明プローブ206と、この照明プローブ206の光ケーブル207の後端に照明光を供給する光源装置208とを有する。 【0004】つまり、図23に示すように高周波焼灼処置を行う外科用手術具を構成するハンドピース204に、照明プローブ206を装着し、この照明プローブ206の後端側から延出される光ケーブル207の後端を光源装置208に接続して、光源装置208の電源をONすることにより、ハンドピース204の先端側に位置する照明プローブ206の先端の照明部206aから光ケーブル207で伝送した照明光を出射し、ハンドピース204の先端の先端電極204aで高周波焼灼処置を行おうとする患部等を照明できるようにしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従来例では、照明を行う場合には、照明プローブ206を装着し、かつその後端から延出される光ケーブル207を光源装置208に接続して、この光源装置208で照明光を発生させる必要がある。 【0006】つまり、この従来例では、照明を行うために、専用の光源装置208が必要であると共に、この照明光を伝送する光ケーブル207も必要となり、これらはかなり高価な装置である。このため、従来例では照明を行う機能を付加すると、大幅にコストが嵩むという欠点があった。また、このハンドピース204による高周波焼灼処置を行うのに必要な処置用エネルギを伝送するケーブル203aの他に、光ケーブル207が延出されるため、この光ケーブル207が邪魔になる欠点もあった。 【0007】本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は照明のための専用の光源装置を必要としないで、かつ低コストで照明を行うことができる外科用手術具を提供することにある。 【0008】また、第2の目的は、第1の目的に加えて外科用処置を行うのに必要なケーブル等の延出部材の他に、照明のための専用ケーブルを必要としない、操作性の良い外科用手術具を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】処置用エネルギの供給により、所定の外科用手術機能を有する外科用手術具において、外科用手術具の先端近傍に配置される半導体発光手段と、前記外科用手術具に供給される処置用エネルギの一部から前記半導体発光手段を発光させる駆動電源を生成する駆動電源生成手段と、を設けることにより、外科用手術具に供給される処置用エネルギの一部から生成した駆動電源で半導体発光手段を発光させて照明を行うことができ、照明のための専用の光源装置を不必要としている。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた超音波手術装置の全体構成を示し、図2はその電気系の構成を示し、図3は第1の実施の形態の超音波ハンドピースの側面図を示し、図4は超音波ハンドピースの先端部を一部切り欠いて示し、図5は白色発光ダイオードの概略の構成を示す。 【0011】図1に示す超音波手術装置1は超音波による外科手術を行う超音波ハンドピース(ハンドピースと略記)2Aと、このハンドピース2Aから延出されたハンドピースケーブル3が接続される超音波手術装置本体4と、ハンドピース2Aに接続された吸引チューブ5を介して吸引を行う吸引装置6を構成する吸引ボトル7及び吸引ポンプ8と、ハンドピース2Aに接続された送水チューブ9を介して送水する送水ボトル10とを有する。 【0012】このハンドピース2Aは中空のシース部11と、このシース部11の後端に設けられたハンドピース本体部12とから構成され、シース部11の先端には半導体照明部13が設けてある。 【0013】シース部11内には図2に示すように超音波を伝達する中空管からなるプローブ14が挿通され、このプローブ14の後端はハンドピース本体部12の外装ケース15内で、ホーン16を介して超音波振動子17と接続されている。 【0014】この超音波振動子17は例えばPZT等の電圧の印加で歪む電歪特性を有する電歪素子と電極をを複数枚積層してボルト締めしたボルト締めランジュバン振動子で形成されている。 【0015】超音波振動子17の電極に接続された2本のリード線18a,18bは、超音波印加のON/OFFを行うスイッチ部19を介して外装ケース15内でハンドピースケーブル3内を挿通される信号線3a,3bに接続されている。そして、このハンドピースケーブル3の端部に設けたコネクタ20を超音波手術装置本体4に接続して、スイッチ部19のスイッチ接点をONする操作を行うことにより、超音波手術装置本体4内の高周波発振回路21の高周波信号が増幅絶縁回路22を介して増幅及び絶縁されて生成された(超音波)処置用エネルギとしての超音波駆動信号を超音波振動子17に印加できるようにしている。 【0016】この超音波駆動信号を超音波振動子17に印加することにより、超音波振動子17は超音波振動し、中空円錐状のホーン16で増幅された後、このホーン16に連結されたプローブ14を経てその先端に伝達するようにしている。そして、シース部11の先端より若干突出するプローブ14の先端を病変組織に接触させることにより、その際の超音波振動により病変組織を乳化状にして組織破壊を行うことができるようにしている。 【0017】なお、図2では一つのスイッチでスイッチ部19の構成を示しているが、図1或いは図3(A)に示すようにONするスイッチ部とOFFするスイッチ部とからなるスイッチ部19でも良いし、ON/OFFを兼用するスイッチ部でも良い。また、図示しないが、フットスイッチによるON/OFFでも良い。 【0018】図4に示すようにプローブ14には中空の吸引孔24が設けてあり、この吸引孔24はホーン16及び超音波振動子17内の中空孔を経て図3(A)に示すようにハンドピース本体部12の後端から突出する吸引口金25で開口している。この吸引口金25に一端を接続した吸引チューブ5の他端を吸引ボトル7に接続し、この吸引ボトル7に接続された吸引ポンプ8を作動させることにより、乳化した病変組織をプローブ14の吸引孔24の先端から吸引して吸引ボトル7に回収できるようにしている。 【0019】また、シース部11とプローブ14との間で送水路が形成され、この送水路の後端は外装ケース15内で、送水チューブ9(図2では省略)の一端と接続され、この送水チューブ9の他端が接続された送水ボトル10から送水を行うことにより、超音波手術を行う部位付近を洗浄したり、冷却したりすることができるようにしている。 【0020】また、本実施の形態では、図4に示すようにシース部11の先端に半導体照明部13を設けている。この半導体照明部13は、具体的には白色発光ダイオード29で構成され、この白色発光ダイオード29はシース部11の先端の外周面に接着剤30で固定されている。 【0021】また、白色発光ダイオード29の2つの電極部37(図5参照)となるアノード及びカソードにはシース部11内を挿通された同軸線31の一端が半田付けで接続されている。 【0022】この同軸線31は図2に示すように内部信号線(内部導体とも言う)31aと、内部信号線31aの外周に絶縁被覆を介して同軸状に配置される外部信号線(外部導体とも言う)31bからなり、内部信号線31aと外部信号線31bの他端は外装ケース15内で信号線3a,3bに接続される。 【0023】この場合、内部信号線31bを信号線3bに接続し、外部信号線31aを抵抗32を介して信号線3aに接続することにより、超音波振動子17を駆動するのに適した超音波駆動エネルギの一部を分岐して取り出し、このように一部を分岐して取り出した電気エネルギで白色発光ダイオード29を発光させる発光駆動信号(発光駆動電源)にする駆動信号生成回路部33を簡単な構成で形成している。なお抵抗32は白色発光ダイオード29に流れる電流をその最大定格以内に制限する抵抗値にしている。 【0024】白色発光ダイオード29は図5に示すように青色で発光する青色発光ダイオードチップ35と、この青色発光ダイオード35の発光面側に配置された白色蛍光部材36と、これらを電極部37が露出する状態で一体的に封止した透明樹脂38とから構成される。 【0025】このように構成された第1の実施の形態の動作を、例えば病変部の組織部分を除去する超音波手術を行う場合で説明する。図1に示すようにハンドピース2Aのハンドピースケーブル3を超音波手術装置本体4に、吸引チューブ5を吸引ポンプ8に接続された吸引ボトル7に、送水チューブ9を送水ボトル10にそれぞれ接続する。 【0026】そして、術者は超音波手術装置本体4の図示しない電源スイッチをONすると、超音波手術装置本体4から超音波駆動信号が信号線3a,3bを介してハンドピース2A側に供給される状態となる。この場合、ハンドピース本体部12のスイッチ部19をONしないと、超音波振動子17には超音波駆動信号が印加されない。 【0027】一方、半導体照明部13を構成する白色発光ダイオード29はその発光駆動信号の給電線としての同軸線31がハンドピース本体部12の外装ケース15内の発光駆動信号生成回路部33を介してハンドピースケーブル3内の信号線3a,3bに接続されているので、白色発光ダイオード29は白色で発光する状態となる。 【0028】この発光は実際には超音波駆動信号の周波数の高周波で点滅的に発光するが、術者には常時或いは連続点灯(発光)と殆ど同等に機能する。そして、この白色発光ダイオード29の発光面側、つまりシース部11の先端から若干突出するプローブ14の先端側に白色光を照射し、プローブ14の先端に対向する手術部位を白色照明する。 【0029】従って、術者は超音波手術を行おうとする部位をこの白色照明のもとで確認することができる。そして、病変部の組織に対しては、スイッチ部19をONして、超音波駆動信号を超音波振動子17に印加して超音波振動させ、その超音波振動をプローブ14の先端に伝達させた状態で、その組織に先端を押し付ける操作を行うことにより、押し付けられた部分を摩擦熱で焼灼して乳化状にすることができる。 【0030】この乳化状にされた組織は吸引装置6により、プローブ14の吸引孔24の先端から吸引され、吸引ボトル7に回収除去できる。このようにして、病変部の組織の切除が終了した場合には、送水ボトル10から送水して、病変部付近を洗浄する。洗浄に用いた水は吸引装置6により、吸引除去することができる。 【0031】このような構成及び作用を有する第1の実施の形態によれば、超音波外科用手術を行う機能の他に、簡単な構成で超音波外科用手術を行うプローブ14の先端側を白色光で照明することができ、術者は照明が不足するような手術環境のもとでも、手術する部分を鮮明に目視で確認できるので、的確な診断及び外科手術を行うことがし易い。 【0032】この場合の照明は、手術時に使用される通常の白色照明ランプによる白色照明と殆ど同じ白色光で照明できるので、プローブ14の先端側の半導体照明部13で照明した部分が不自然に着色してしまうこともなく、微妙な色調の変化も的確に識別でき、的確な診断を行うことが可能になる。 【0033】また、本実施の形態では、半導体照明部13のための電源を超音波駆動源からハンドピース本体部12の外装ケース15内で生成するようにしているので、従来例のように照明のためのケーブルをハンドピース本体部12から延出する必要がない。つまり、邪魔になり易い余分なケーブルを引き回すことを不必要としたので、そのようなケーブルのために照明手段を設けない既存のものよりも操作性が低下することを防止できる。 【0034】また、本実施の形態によれば、非常に小型かつ軽量な白色発光ダイオード29で照明できる構成にし、その駆動源も簡単な構成で実現できるので、低コストかつ操作性のよい外科用手術具としてのハンドピース2Aを実現できる。 【0035】なお、本実施の形態のハンドピース2Aは図3(A)に示すような外形であるが、図3(B)に示すハンドピース2Bのようにシース部11がハンドピース本体部12から斜め前方側に屈曲(例えば15°程度の屈曲)して延出されるものでも同様に適用できる。 【0036】また、図3(A)に示すハンドピース2Aのシース部11を長尺にした図3(C)に示す腹硬鏡下用のハンドピース2Cでも同様に適用できる。このハンドピース2Cは、腹部に刺入して腹腔内を観察する腹腔用硬性内視鏡の観察下で、やはり腹部に(トラカールのガイドにより)刺入して処置を行うものである。この場合には、切開を必要としないので、穿刺孔で済むので、患者にとっては手術後の、治癒に必要な期間を大幅に短縮できる。 【0037】(第2の実施の形態)次に図6ないし図8を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。図6は超音波凝固切開装置の電気系の構成を示し、図7は第2の実施の形態の超音波凝固切開用ハンドピースの外形を示し、図8は変形例における駆動信号生成回路部付近の構成を示す。 【0038】図6に示す超音波凝固切開装置41は超音波凝固切開用ハンドピース(以下、ハンドピースと略記)42と、このハンドピース42がハンドピースケーブル43を介して接続される超音波凝固切開装置本体(基本的には第1の実施の形態の超音波手術装置本体4と同じ電源であるので、超音波手術装置本体と略記)44と、ハンドピース42が送水/吸引チューブ45を介して接続される送水/吸引装置46と、この送水/吸引装置46の送水/吸引動作の機能の切替及び動作のON/OFFを行うフットスイッチ47とから構成される。 【0039】ハンドピース42はシース部51と、このシース部51の後端に設けられたハンドピース本体部52とを有する。ハンドピース本体部52の外装ケース53内には超音波振動子54が収納され、この超音波振動子54の電極に接続されたリード線55a,55bは、超音波印加のON/OFFを行うスイッチ部56を介して外装ケース53内でハンドピースケーブル43内を挿通される信号線43a,43bに接続されている。 【0040】そして、このハンドピースケーブル43の端部に設けたコネクタ57を超音波手術装置本体44に接続して、スイッチ部56のスイッチ接点をONする操作を行うことにより、超音波手術装置本体44内の処置用エネルギとしての超音波駆動信号を超音波振動子54に印加できるようにしている。 【0041】この超音波駆動信号を超音波振動子54に印加することにより、超音波振動子54は超音波振動し、ホーン58で増幅された後、シース部51内を挿通されたプローブ59を経てその先端に伝達するようにしている。 【0042】このシース部51の先端にはこの先端より若干突出する先端連結具61が設けてあり、この先端連結具61の貫通孔にプローブ59の先端側を貫通させてその先端部で固定刃62を形成し、先端連結具61にその基端をピンで回動自在に支持された可動刃63を設けている。この可動刃63はシース部51内を挿通された操作棒64を介してその後端がほぼ円筒状のロータ65に固定されている。 【0043】図7に示すようにハンドピース本体部52には固定ハンドル66と可動ハンドル67とが設けてあり、可動ハンドル67の基端側は外装ケース53に設けた開口からその内部に突出し、ロータ65に設けた図示しない溝部に係入されており、可動ハンドル67を操作することにより、ロータ65を前後に移動して、操作棒64を介して可動刃63を回動させて、固定刃62と可動刃63で形成される処置刃を開閉させることができるようにしている。 【0044】また、シース部51内には送水/吸引通路が設けてあり、この送水/吸引通路はハンドピース本体部52の後端の送水/吸引口金69に連通し、この送水/吸引口金69に接続された送水/吸引チューブ45を介して送水/吸引装置46に接続される。 【0045】そして、フットスイッチ47に設けた送水スイッチ部を操作することにより、送水のON/OFFと、吸引スイッチ部を操作することにより、吸引のON/OFFを行うことができるようにしている。この場合、例えば送水をONした状態で、吸引をONすると、その前の送水動作を停止して吸引動作を行うように動作の切り替え制御も行うようにしている。 【0046】本実施の形態ではハンドピース本体部52の固定ハンドル66と可動ハンドル67を把持して可動ハンドル67を操作することにより、固定刃62に対して可動刃63を開閉でき、例えば凝固、或いは切開しようとする組織部分を固定刃62と可動刃63で挟み、その際の固定刃62による超音波振動により挟んだ部分を摩擦熱で出血させることなく凝固したり、さらに挟み付ける力量を大きくすることにより挟んだ組織部分を切開することができるようにしている。 【0047】また、本実施の形態ではシース部51の先端部の複数箇所、例えば上下の2箇所には、白色発光ダイオード71、71が取り付けてあり、白色発光ダイオード71、71の両電極に一端が接続された信号線72a,72bはシース部51内を挿通されて他端が外装ケース53内で、信号線72aは可変抵抗73a及び固定抵抗73bを介して信号線43aに、信号線72bは直接信号線43bに接続されて駆動信号生成回路部を形成している。 【0048】可変抵抗73aの抵抗可変軸は外装ケース53の外周面に突出し、明るさ調整摘み部74に連結されており、この明るさ調整摘み部74を操作することにより可変抵抗73aの抵抗値を可変して白色発光ダイオード71、71による照明光量を調整できるようにしている。なお、固定抵抗73bは白色発光ダイオード71、71に流れる電流を最大定格以内に制限する抵抗値を持っている。 【0049】本実施の形態では、超音波手術する機能が、主に切開と凝固であるが、この超音波手術する際に、第1の実施の形態の場合と同様に、プローブ59の先端での超音波手術を行う部分を白色発光ダイオード71、71で照明できるようにしているので、照明が不十分になることなく明るい照明の下で、超音波手術を行うことができる。 【0050】また、本実施の形態では、明るさ調整手段を設けているので、周囲に対して手術を行う部分を過度に明るく照明してしまう場合には明るさ調整することにより、簡単に適切な明るさに設定できる。その他は第1の実施の形態の場合と同様の効果がある。 【0051】なお、図8に示す変形例のような駆動信号生成回路部76にしても良い。つまり、図6の可変抵抗73aと信号線72aとの間に、例えばダイオード77とコンデンサ78とからなる整流回路79を設けて直流に変換して信号線72a,72bを経て白色発光ダイオード71に供給する構成にする。 【0052】このようにすると、シース部51側に延出される発光駆動信号は直流となるので、外部にノイズを放射することを防止或いは軽減できる。その他は第2の実施の形態と同様の効果を有する。 【0053】なお、例えば固定抵抗73bと信号線43aとの接続部にON/OFFを行うスイッチを設け、このスイッチにより白色発光ダイオード71、71に供給される電源のON/OFFを行うことができるようにしても良い。 【0054】また、例えば図8において、整流回路79の出力端に充電可能な、鉛電池、ニッケル−水素電池、リチウム電池等の2次電池を装着できるようにして、この2次電池により照明することができるようにしても良い。 【0055】(第3の実施の形態)次に図9及び図10を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。図9はバイポーラ電気メス装置の構成を示し、図10は変形例のバイポーラ処置具(フォーセプス)を示す。 【0056】図9に示すようにバイポーラ高周波焼灼装置81は、バイポーラ高周波焼灼用処置具(以下、バイポーラ処置具)82と、このバイポーラ処置具82に接続されたケーブル83を介して高周波焼灼の駆動信号を出力するバイポーラ高周波焼灼電源装置本体(バイポーラ電気メス装置本体)84とから構成される。 【0057】バイポーラ処置具82はピンセット状に延びる1対の処置片85,85と、その後端の把持部86とを有し、1対の処置片85,85の先端部より後方側は絶縁性部材で覆われ、その内側でケーブル83内の2本の信号線が処置片85,85にそれぞれ接続され、ケーブル83の端部のコネクタ87をバイポーラ電気メス装置本体84に接続することにより、1対の処置片85,85には高周波焼灼での処置に必要な駆動信号が供給されるようにしている。 【0058】また、バイポーラ処置具82の先端側には白色発光ダイオード88が取り付けられ、この白色発光ダイオード88の一方の電極はリード線により把持部86内の抵抗89を介してケーブル83の一方の信号線に接続され、かつ他方の電極はリード線により抵抗89を介しないでケーブル83の他方の信号線に接続され、白色発光ダイオード88を発光させる駆動信号が供給されるようになっている(図9では抵抗89介装された一方のリード線側のみを示している)。本実施の形態は高周波の駆動信号で電気的に患部等を焼灼するという処置機能は第1の実施の形態とは異なるが、処置する部分を照明する機能に関しては第1の実施の形態と同様の作用及び効果を有する。 【0059】図10は変形例のバイポーラ処置具82′を示す。図9のバイポーラ処置具82ではその後端からケーブル83が一体的に延出されていたが、この変形例では、バイポーラ処置具本体部91とケーブル部92とに分離し、バイポーラ処置具本体部91の後端に電極部93を設け、ケーブル部92の前端のコネクタ94を着脱自在で接続することができるようにしている。 【0060】そして、電極部93はそれぞれ処置片85に接続されると共に、抵抗89等を介して白色発光ダイオード88にも接続され、白色発光ダイオード88を発光できるようにしている。この変形例は例えば使い捨て(ディスポーザブル)のバイポーラ処置具として使用できる。その他は図9で説明したものと殆ど同様の構成である。 【0061】なお、白色発光ダイオード88をゴムバンドその他で、着脱自在に取り付けることにより、使い捨てにする場合、白色発光ダイオード88は回収して再利用しても良い。 【0062】(第4の実施の形態)次に図11ないし図14を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。図11は高周波焼灼装置の構成を示し、図12ないし図14は第1ないし第3変形例の高周波焼灼装置を示す。 【0063】図11に示す高周波焼灼装置101Aはハンドピース102Aと、このハンドピース102Aとハンドピースケーブル103を介して接続され、高周波焼灼の駆動信号を供給する高周波焼灼電源104と、ハンドピース102Aに着脱自在で取り付けられる半導体照明部105と、この半導体照明部105の白色発光ダイオード(以下、白色LEDと略記)106を点灯させる点灯用ケーブル107を介して接続される照明電源108とから構成される。 【0064】ハンドピース102Aは、その先端に突出するように設けられた電極111と、その後端側に術者が把持するための把持部(操作部)112とが設けられており、また把持部112の外周面における例えば上部位置には切開用スイッチ113と凝固用スイッチ114とが設けてある。 【0065】本実施の形態では半導体照明部105は白色LED106と、この白色LED106をハンドピース102Aに着脱自在で取り付ける(固定する)固定部材115とを設けており、白色LED106はハンドピース102Aにおける電極111の後端側の外周位置に固定部材115を介して固定される。 【0066】本実施の形態ではハンドピース102Aに着脱自在で半導体照明部105を取り付けられる構造にすることにより、既存のハンドピースに対して適用できる。つまり、半導体照明部105を取り付けることにより、照明手段を備えたハンドピース102Aにすることができる。 【0067】つまり、既存のハンドピースではその先端の電極で処置を行おうとした場合、他の臓器等で照明が不十分になるような場合もあるが、このように半導体照明部105を取り付けることにより、そのような欠点を解消できる。 【0068】また、従来例ではライトガイドで光源装置からの照明光を伝送して照明を行うものでは、大掛かりとなったり、ハンドピースが重くなったりするが、本実施の形態によれば、白色LED106は非常に小型でかつ軽くでき、ハンドピース102Aが重くなって操作性が低下することを防止できる。 【0069】また、点灯用ケーブル107としては非常に細いものを使用したり、点灯用ケーブル107をハンドピースケーブル103に巻き付けて殆ど1本のハンドピースケーブル103のみと変わらないような状態に設定でき、点灯用ケーブル107が邪魔にならないようにすることもできる。 【0070】また、図12に示す第1変形例の高周波焼灼装置101Bのハンドピース102Bでは、このハンドピース102Bの内部に白色LED106を取り付け、この白色LED106に接続された点灯用ケーブル107をハンドピース102Bの内部に挿通してその後端から外部に延出し、照明光源108に接続する構成にしている。この場合には、専用のハンドピース102Bが必要になるが、よりコンパクト化できる。その他は第3の実施の形態と同様の効果を有する。 【0071】また、図13に示す第2変形例の高周波焼灼装置101Cでは、図11と同様の構成のハンドピース102Aを採用し、図11の照明電源108の機能を備えた高周波焼灼電源104′を採用している。 【0072】つまり、ハンドピース102Aの点灯用ケーブル107は高周波焼灼電源104′の照明電源端に接続される。その他は図11と同様の構成である。この場合には、第3の実施の形態において、白色LED106を点灯する専用の照明電源が不要にできる効果がある。 【0073】また、図14に示す第3変形例の高周波焼灼装置101Dでは、図12のようにハンドピース102D内部に白色LED106を取り付け、この白色LED106に接続された点灯用ケーブル107をハンドピース102Dの内部に設けた点灯用電池(バッテリ)121に接続する構成にしている。その他は図11等と同様の構成である。この場合には、ハンドピース102Dから延出されるケーブルとしては、ハンドピースケーブル103のみにできる。 【0074】この第3変形例によれば、ハンドピース102Dから外部に点灯用ケーブル107が延出されないので、第3の実施の形態よりもさらに操作性の良い外科用手術具を実現できる。 【0075】なお、図14において、点灯用電池121を充電可能な2次電池にして、充電により繰り返し使用できるようにしても良い。また、高周波焼灼電源104から、その高周波焼灼用駆動信号を抵抗等で電圧降下させ、さらに整流して、2次電池を充電できる構成にしても良い。 【0076】図15は腹腔手術システム131を示す。この腹腔手術システム131では人体132の腹部に図示しないトラカールにより刺入される硬性内視鏡133をライトガイドケーブル134を介して光源装置135と接続することにより、光源装置135から照明光が供給される。 【0077】この照明光は挿入部136内のライトガイドで伝送され、その先端から出射し、腹腔内を照明する。照明された腹腔内の臓器などは観察光学系を介して接眼部137から観察することができる。 【0078】また、この腹部には処置用鉗子138と、補助鉗子139も挿入される。硬性内視鏡133の観察下で、処置用鉗子138で処置を行う場合、その処置用鉗子138で処置する部分が暗い場合があるので、このシステム131では補助鉗子139の先端付近の例えば側部には白色LED141を取付けている。 【0079】この白色LED141に接続されたLED用ケーブル143は例えば補助鉗子139内部を通した後、その後端から外部に延出され、LED電源144に接続される。 【0080】このような構成の腹腔手術システム131によれば、硬性内視鏡133の観察下で、処置用鉗子138で処置を行う場合、その処置用鉗子138で処置する部分が暗い場合がある場合でも、補助鉗子139の白色LED141による白色照明光で照明できるので、その明るい照明下の硬性内視鏡133の観察下で、処置用鉗子138で的確な処置を行うことができる。 【0081】図16は尿管イルミネータ151を示す。この尿管イルミネータ151は体腔内、具体的には尿管に挿入し、腹腔内視鏡下での尿管の位置を照明で分かるようにしたものである。 【0082】この尿管イルミネータ(尿管照明装置)151は尿管に挿入される尿管カテーテル152を有し、この尿管カテーテル152は尿管に挿入されるカテーテル挿入部153と、その後端に設けられ、カテーテル挿入部153を挿入する操作等を行う操作部154とを有し、この操作部154の後端から操作ワイヤ155を移動自在に挿通することができる。 【0083】そして、この操作ワイヤ155の後端のワイヤ操作部156を前後に移動する操作を行うことにより、カテーテル挿入部153内の操作ワイヤ155を前後に移動することができる。 【0084】この操作ワイヤ155の先端には、照明装置を構成する半導体発光素子として例えば白色LED157が取り付けられ、この白色LED157に接続されたLED用ケーブル158はLED電源159に接続される。 【0085】そして、ワイヤ操作部156を前後に移動する操作を行うことにより、カテーテル部153内で発光する白色LED157の位置を前後に移動することができる。 【0086】この尿管イルミネータ151によれば、尿管内に挿入することにより、簡単な構成で尿管内を発光させて尿管の位置を分かり易くでき、かつ操作ワイヤ155を移動することにより、尿管全長に渡って発光による位置の確認ができる。 【0087】図16では操作ワイヤ155を移動することにより発光部分を変更できるようにしているが、図17に示す変形例の尿管イルミネータ161のようにしても良い。 【0088】この変形例の尿管イルミネータ161は尿管に挿入されるカテーテル挿入部162内にその長手方向に複数の白色LED163a,163b,163c,163dを例えば一定間隔で配置し、各白色LED163i(i=a,b,c,d)に接続したLED用ケーブル164を操作部165内に設けたLED電源(具体的にはバッテリ)166に接続している。 【0089】この変形例によれば、カテーテル挿入部162の長手方向にそれぞれ配置した複数の白色LED163iをそれぞれ発光させるようにしているので、ワイヤ操作部156を前後に移動する操作を行わなくても、このカテーテル挿入部162が挿通された尿管の位置を確認し易い。 【0090】なお、複数の白色LED163a,163b,163c,163dを発光(点灯)させる場合、点滅的に発光させるようにしても良い。また、白色で発光するものに限定されるものでなく、他の色で発光させても良い。 【0091】図18は子宮イルミネータ(子宮照明装置)170を示す。この子宮イルミネータ170はやはり、腹腔内視鏡下で子宮の摘出を行う場合等に照明して位置を確認できるようにする。 【0092】この子宮イルミネータ170では円管状シース171の先端(末端)の端面には複数のLED172が一定間隔などで取り付けられ、これらのLED172に接続されたケーブル173はシース171の内部を経てその後端の操作部174から外部に延出され、LED電源175に接続される。この子宮イルミネータ170によれば、簡単な構成で、十分な明るさを有し、術者に切開位置を確認し易い照明を行うことができる。 【0093】図19は変形例の子宮イルミネータ180の先端側を示す。この子宮イルミネータ180ではシース181が複数の同心管状のシース、つまり、円管状の外シース182とその内側に回動自在の円管状の内シース183とで構成され、内シース183の先端の端面に複数のLED184が取り付けられ、図示しないケーブルを介してLED電源に接続される。このシース181では外シース182に相対的に内シース183を回転することにより、より少ない個数(単数或いは複数)のLED184でも図18と同様な機能を持たせることができる。 【0094】図20は手術用手袋191を示す。この手術用手袋191は、各指が挿入される指挿入部192の先端に白色LEDチップ193が取り付けられ、それぞれハーネス(或いはリード線)194を介して手術用手袋191の手元側の手元部195に内蔵したリチウム電池等の例えばシート状(或いはフィルム状)電池196の正及び負の電極に接続される。 【0095】この場合、ハーネス194の手元側の端部にシート状電池196の両電極に着脱自在で接続する電極接続部を設けるようにしても良い。 【0096】また、シート状電池196の代わりに図20に示すようなリストバンド電池197を採用する構成にしても良い。このリストバンド電池197は術者の手首に装着可能なリストバンド部198と、このリストバンド部198に取り付けられた電池199とを有し、この電池199の両電極にはハーネス194の手元側の端部の電極接続部が接続される。 【0097】そして、リストバンド電池197の電池199を充電可能な2次電池にして、繰り返し使用できるようにしても良い。 【0098】なお、このリストバンド電池197の両電極からハーネスを延出して、白色LEDチップ193に接続する構成にしても良い(図示略)。 【0099】このような手術用手袋191によれば、手術用手袋191を手に装着して手術を行う場合に、その指先側を白色LEDチップ193で白色照明できるので、指先を動かして手術の手技を行う場合にも、その指先付近を常に照明でき、的確な手術等が可能になる。なお、上述した各実施の形態等を部分的等で組み合わせて構成される実施の形態等も本発明に属する。 【0100】[付記] 1.処置用エネルギの供給により、所定の外科用手術機能を有する外科用手術具において、外科用手術具の先端近傍に配置される半導体発光手段と、前記外科用手術具に供給される処置用エネルギの一部から前記半導体発光手段を発光させる駆動電源を生成する駆動電源生成手段を設けたことを特徴とする外科用手術具。 【0101】2.付記1において、前記半導体発光手段は白色で発光する白色発光ダイオードである。 3.ケーブルを介して処置用エネルギが供給されることにより外科用手術具本体の先端で所定の外科用手術機能を有する外科用手術具において、外科用手術具本体の先端近傍に配置される、半導体発光手段と、前記外科用手術具本体に前記半導体発光手段を発光させる駆動電源を供給する電池と、を設けたことを特徴とする外科用手術具。 4.付記3において、前記電池は充電可能な2次電池である外科用手術具。 【0102】5.高周波手術器具と、前記高周波手術器具に着脱自在な半導体発光素子と、前記半導体発光素子を発光させる電源手段とからなる高周波手術器具と組み合わせて使用される照明装置。 6.高周波手術器具と、前記高周波手術器具に内蔵される半導体発光素子と、前記半導体発光素子を発光させる電源手段とからなる高周波手術器具と組み合わせて使用される照明装置。 【0103】7.付記5または6において、半導体発光素子を発光させる電源手段が前記高周波電源装置に内蔵される照明装置。 8.付記5または6において、半導体発光素子を発光させる電源手段が前記高周波手術器具に内蔵される照明装置。 9.内視鏡下の手術器具に着脱可能な半導体発光素子と、前記半導体発光素子を発光させる電源手段からなる手術器具と組み合わせて使用される照明装置。 【0104】(付記5〜9の背景)従来の技術の項目で述べたように、従来例では光ケーブルで照明光を伝送する構成となっている。このため、照明手段が大掛かりになるとか、ハンドピースが重くなり、操作性が低下する。また、光ケーブルが邪魔になり、やはり操作性が低下する。 【0105】(付記5〜9の目的)簡単な構成で操作性が良い小型の照明装置を提供することを目的として、付記5〜9の構成にした。 【0106】10.体腔内に挿入可能なカテーテルにおいて、前記カテーテルに内蔵される半導体発光素子と、前記半導体発光素子をカテーテル内で進退させる手段と、前記半導体発光素子を発光させる電源手段からなる照明装置。 11.体腔内に挿入可能なカテーテルにおいて、前記カテーテルに内蔵される複数の半導体発光素子と、前記半導体発光素子を発光させる電源手段からなる照明装置。 【0107】(付記10、11の背景)従来は体腔内、具体的には尿管にカテーテル状のイルミネータを挿入し、光源装置からライトガイドで照明光を伝送し、腹腔内視鏡下で尿管の位置を確認できるようにしたものがある。しかし、光源装置からライトガイドで光を伝送するため、装置が大掛かりとなる欠点があった。また、カテーテル先端部のみしか発光位置を確認することしかできない欠点があった。 【0108】(付記10、11の目的)簡単な構成で、尿管等の目的部位を発光させることができると共に、目的部位の全長に渡って発光させることができる照明装置を提供することを目的として、付記10、11の構成にした。 【0109】12.体腔内に挿入可能なカテーテルにおいて、前記カテーテルに内蔵される半導体発光素子と、前記カテーテルを体腔内に挿入する操作部とを備え、前記操作部に前記半導体発光素子とを発光させる電源手段を内蔵したことを特徴とする照明装置。 【0110】13.体腔内に挿入可能な管状のシースと、前記シースの末端に装着された複数の半導体発光素子と、前記複数の半導体発光素子を発光させる電源手段とからなる照明装置。 【0111】14.体腔内に挿入可能な同心円状の複数管状のシースと、内側のシースは外側のシースに対して回転自在であり、内側のシースの末端に装着された単数もしくは複数の半導体発光素子と、前記半導体発光素子を発光させる電源手段とからなる照明装置。 【0112】(付記12〜14の背景)従来は体腔内、具体的には腹腔内視鏡下で膣側の切開位置を確認するために膣側から挿入し、先端をリング状に照明する子宮イルミネータがある。従来の子宮イルミネータは、光源装置からライトガイドで照明光を伝送するため、装置が大掛かりとなる欠点があった。 【0113】また、ライトガイドで照明光を伝送するため、効率が悪く、十分な明るさが得られない欠点があった。 【0114】(付記12〜14の目的)簡単な構成で、十分な明るさが得られる子宮イルミネータ等の照明装置を提供することを目的として、付記12〜14の構成にした。 【0115】15.手術する手の各指が挿入される指挿入部を有する外科手術用手袋において、指挿入部の先端側に設けた白色発光素子と、前記白色発光素子を発光させる電源を供給する電源手段と、を設けたことを特徴とする外科手術用手袋。 【0116】16.付記15において、前記電源手段は前記外科手術用手袋に設けたシート状電池である外科手術用手袋。 【0117】17.付記15において、前記電源手段は手首に装着可能なバンドに設けられた電池と、前記電池から前記白色発光素子に接続されるハーネスとからなる外科手術用手袋。 【0118】(付記15〜17の背景)従来例として、手術を行う外科用手術器具に光源装置からの照明光をライトガイドで伝送して、照明を行うものがあるが、外科用手術器具を使用しない場合、つまり手術用手袋をしたのみの場合には、従来は手術用手袋に照明手段が設けてないため、他の照明手段では指先部分の照明が不十分となることがあった。 【0119】また、指先部分を照明できる状態に設定しても指先を動かした場合には、明るさが不十分になる欠点があった。 【0120】(付記15〜17の目的)指先を照明することができる外科手術用手袋を提供することを目的とし、付記15〜17の構成にした。 【0121】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、処置用エネルギの供給により、所定の外科用手術機能を有する外科用手術具において、外科用手術具の先端近傍に配置される半導体発光手段と、前記外科用手術具に供給される処置用エネルギの一部から前記半導体発光手段を発光させる駆動電源を生成する駆動電源生成手段と、を設けているので、外科用手術具に供給される処置用エネルギの一部から生成した駆動電源で半導体発光手段を発光させて照明を行うことができ、照明のための専用の光源装置を必要としない効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000376 【氏名又は名称】オリンパス光学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)2月18日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 進
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| 【公開番号】 |
特開平11−226026 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月24日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−36240 |
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