| 【発明の名称】 |
コンピュータトモグラフ用のコリメータ |
| 【発明者】 |
【氏名】トーマス ドイチャー
【氏名】クラウス ポーハン
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| 【要約】 |
【課題】X線放射体1の焦点20に配向されているコリメータ板16を受け入れるためのスリットを有する2つの平行な側面部分12、13を有するコンピュータトモグラフ用のコリメータの製造を簡単化し、かつそのコストを低減する。
【解決手段】入射するX線放射のほうに向けられている側面部分12、13の上面の上に、X線吸収の小さい材料から形成された、コリメータ板16が差し込まれる平行なスリット19を有する位置決め板17が取付けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 X線放射体(1)の焦点(20)に配向されているコリメータ板(16)を受け入れるためのスリットを有する2つの平行な側面部分(12、13)を有するコンピュータトモグラフ用のコリメータにおいて、入射するX線放射のほうに向けられている側面部分(12、13)の上面の上に、X線吸収の小さい材料から形成された、コリメータ板(16)が差し込まれる平行なスリット(19)を有する位置決め板(17)が取付けられていることを特徴とするコンピュータトモグラフ用のコリメータ。 【請求項2】 位置決め板(17)がガラスから成っていることを特徴とする請求項1記載のコリメータ。 【請求項3】 位置決め板(17)がセラミック材料から成っていることを特徴とする請求項1記載のコリメータ。 【請求項4】 位置決め板(17)が合成樹脂から成っていることを特徴とする請求項1記載のコリメータ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータトモグラフ用のコリメータに関する。 【0002】 【従来の技術】第3世代のコンピュータトモグラフでは、検出器およびX線放射体が回転フレームの上に取付けられており、その際にX線放射は扇状に絞られ、検出器の上に当たる。検出器は一連の検出器要素から成っており、それらの前にコリメータが配置されている。コリメータは個々の検出器チャネルを分離する役割をし、それによって散乱放射が抑制され、像歪みが回避される。この種類のコリメータは通常、X線放射に対する高い吸収能を有する材料から成る薄い板から製造されている。これらの板は正確に扇状にX線放射体の焦点に配向されていなければならない。理想的な配向からの偏差および形状誤差は像歪みに通ずる。 【0003】この種類の公知のコリメータは下記の方法により製造される。 【0004】厚みに関して板の分類が行われる。板は2つの側面の平行に配置されている案内部分のスリットのなかに差し込まれ、そこに固定される。配向は楔を挟むことにより行われる。 【0005】工具のなかで正確に扇状に位置決めされ、かつ端面で接着される高精密な板が使用される。 【0006】両方法は精度に非常に高い要求を課し、高いコストを惹起する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭に記載されている種類のコリメータの製造を簡単化し、かつそのコストを低減することである。 【0008】 【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によれば、請求項1の特徴により解決される。本発明によるコリメータでは、コリメータ板は正確なスリットを設けられている位置決め板により案内かつ固定される。それにより比較的粗い許容差を有する板が使用され得る。このことはコスト低減に通ずる。なぜならば、高いコストのかかる選別および測定が省略され、かつ適していない板の数がわずかに保たれるからである。コストの点で望ましい製造技術が使用され得る。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面に示されている実施例により本発明を一層詳細に説明する。 【0010】図1には、検出器2と共に測定装置を形成するX線放射体1が示されている。検出器2は一連の検出器要素2a、2bなどから成っており、それらの前にコリメータ3が配置されている。X線放射体1は、検出器2およびコリメータ3と、図示されていない回転フレームを介して固定的に結合されている。X線放射体1は寝台7の上に横たわっている患者6の層5を貫く扇状のX線放射束4を送り出す。らせん状の体積走査も可能である。検出器要素2a、2bなどの数は、所望の像分解能に相応して選ばれている。各検出器要素2a、2bなどは、受けたX線放射の強度に相当する信号を供給する。検出器要素2a、2bなどは計算機8に接続されており、この計算機8が、回転軸9の周りの測定装置1、2の回転の間に形成されるそれらの出力信号から、患者6の層5または走査される体積の特定の像点の減弱値を計算し、モニター10の上に画像表示を行う。X線放射体1はX線発生器11から給電される。 【0011】図2からわかるように、コリメータ3は2つの側面部分12、13を有し、それらのなかにスリット14、15が設けられている。これらのスリット14、15のなかに、X線を吸収する材料から成る板16が差し込まれている。板16は検出器チャネルを決める。それらは、側面部分12、13の上面に取付、たとえば接着、されている位置決め板17により固定されている。X線放射はその際に矢印18の方向にコリメータに当たる。位置決め板17は平行なスリット19を有し、それらのなかに板16が差し込まれ、それらにより板16が正確に位置決めされる。それは板16を位置決めするための十分な機械的強さを有するX線吸収の小さい材料から成っている。適当な材料はたとえばガラス、アルミニウム、セラミックスおよび合成樹脂である。 【0012】検出器要素の複数の平行な列から構成されている複数行の検出器に対しては相応に長い板16が使用される。位置決め板17によるこれらの板16の強制的配向により、この場合にも正確な位置決めが保証されている。 【0013】板16は散乱放射の抑制のめにX線放射体1の焦点20に配向されている。このことは図1中に示されている。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390039413 【氏名又は名称】シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 【氏名又は名称原語表記】SIEMENS AKTIENGESELLSCHAFT
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)11月12日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】山口 巖
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| 【公開番号】 |
特開平11−216136 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月10日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−322030 |
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