| 【発明の名称】 |
内視鏡管路制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 一昭
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| 【要約】 |
【課題】腹腔鏡等として使用する際、管路洗浄をする際等で、管路制御の操作を離れた位置から実行でき、管路制御操作の自由度が高くなるようにする。
【解決手段】内視鏡操作部10Bに配置された上記送気/送水スイッチ16及び吸引スイッチ17とは別個に、同一機能の第2の送気/送水スイッチ34と第2の吸引スイッチ35を配置した補助操作部33を電磁弁ユニット20に信号線32を介して配置する。また、上記内視鏡操作部10Bに、上記の第2のスイッチ34,35の動作を有効とする許可スイッチ36を設ける。これによれば、許可スイッチ36をオンさせた後、第2のスイッチ34,35の操作によって送気、送水及び吸引が可能となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 内視鏡操作部に操作スイッチを配置し、この操作スイッチの操作に基づいて内視鏡に配置された各種管路の開閉制御をする内視鏡管路制御装置において、上記操作スイッチとは別個に、上記各種管路の開閉制御をする第2の操作スイッチを当該内視鏡が接続される制御機器側に配置したことを特徴とする内視鏡管路制御装置。 【請求項2】 上記第2の操作スイッチの動作を有効とする許可スイッチを内視鏡側に配置したことを特徴とする上記請求項1記載の内視鏡管路制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡管路制御装置、特に内視鏡内に配設された送気管、送水管及び吸引管等における流体の送給制御をする制御装置の構成に関する。 【0002】 【従来の技術】内視鏡では、先端部の対物レンズ窓等に送気及び送水を行うための送気/送水管が設けられており、この送気/送水によって対物レンズ窓の汚れ等を除去することができる。また、内視鏡には吸引管が設けられており、この吸引管は被観察体内の内容物等を先端部から吸引し、外部へ排出するものである。そして、これら各管路における流体の制御は、操作スイッチの操作に基づき電磁弁ユニット等により行われる。 【0003】即ち、内視鏡の操作部に送気/送水スイッチ、吸引スイッチ等の操作スイッチが配置され、この内視鏡にケーブル等で接続された電磁弁ユニット内には、管路を開閉する電磁弁やポンプが配置される。また、この電磁弁ユニット側には送気ポンプ、送水タンク、吸引タンク及び吸引ポンプが配置される。そして、上記操作スイッチが操作されると、上記電磁弁ユニット内の電磁弁が開閉制御され、これによって上記送水タンクからの送水、上記ポンプからの送気、上記吸引タンクへの吸引が行われる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡の中でも、例えば腹腔鏡(ラパロスコープ)等においては、体腔内に挿入した内視鏡を保持装置に保持させた状態で、内視鏡で捉えられた被観察体内映像を見ながら、各種の処置や電気メス等による手術が行われることがある。このようなとき、術者(内視鏡操作者)以外の補助者(介助者)が上記管路の制御をした方が便利な場合がある。しかしながら、この補助者による内視鏡操作部の操作スイッチへの操作は行い難く、術者の邪魔になったり、内視鏡の挿入位置ずれが生じる恐れがある等の不都合がある。 【0005】また、内視鏡の管路は、使用後等に洗浄が施されることになるが、この洗浄では、内視鏡から離れた位置に管路制御の操作スイッチが配置されていれば、洗浄作業が行い易くなる。 【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、腹腔鏡等として使用する際、管路洗浄をする際等で、管路制御の操作を離れた位置から行うことができ、管路制御操作の自由度が高くなる内視鏡管路制御装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、内視鏡操作部に操作スイッチを配置し、この操作スイッチの操作に基づいて内視鏡に配置された各種管路の開閉制御をする内視鏡管路制御装置において、上記操作スイッチとは別個に、上記各種管路の開閉制御をする第2の操作スイッチを当該内視鏡が接続される制御機器(電磁弁ユニット)側に配置したことを特徴とする。請求項2に係る発明は、上記第2の操作スイッチの動作を有効とする許可スイッチを内視鏡側に配置したことを特徴とする。 【0008】上記の構成によれば、例えば許可スイッチを押して第2の操作スイッチを有効としたとき、この第2の操作スイッチによる送気/送水或いは吸引が可能となる。この第2の操作スイッチによれば、内視鏡から離れた場所からの補助者等による管路制御ができる。 【0009】 【発明の実施の形態】図1には、実施形態例に係る内視鏡管路制御装置が示されており、図示されるように、内視鏡(電子内視鏡)10には、先端部10Aから操作部10Bまで、送水管12A,送気管13A,吸引管(処置具挿通チャンネルでもある)14Aが配設される。上記操作部10Bには、図示されるように、二段スイッチである送気/送水(A/W)スイッチ16、吸引(SUC)スイッチ17や撮影釦18が設けられており、このスイッチ16,17の操作制御信号は、信号線19により電磁弁ユニット20へ供給される。 【0010】また、上記操作部10Bとこの電磁弁ユニット20を連結するように、送水管12B,送気管13Bがケーブル内に設けられる。上記操作部10Bの後側には、管路ユニット10Cが設けられ、この管路ユニット10Cの接続時に形成される折り返し部によって、上記の送水管12Aと12B、送気管13Aと13Bが連結される。そして、上記の管路ユニット10Cには、上記電磁弁ユニット20まで延びた吸引管14Bが取り付けられ、この吸引管14Bには、途中から分離して鉗子口21が設けられる。なお、上記の送水管12Aに接続された図示の部材22は、観察窓レンズ面の汚れ度合が高い場合にシリンジ等を装着して送気/送水をするためのレンズ面フラッシュ口である。 【0011】一方、上記電磁弁ユニット20内には、各管路の開閉制御をする5つの電磁弁V1 〜V5 、送気管13Cに配置された逆止弁24A,24B、ポンプ25、上記電磁弁V1 〜V5 等を制御する制御部26及び電源部27が設けられる。また、送水管12D、送気管13Dを介して送水タンク29が設けられ、吸引管14Cには吸引タンク30及びポンプが接続される。 【0012】そして、この電磁弁ユニット20に信号線32を介して補助操作部33が設けられ、この補助操作部33に、内視鏡操作部10B側の上記送気/送水スイッチ16及び吸引スイッチ17と同一機能の第2の送気/送水スイッチ(二段スイッチ)34と第2の吸引スイッチ35が配置されており、これらスイッチ34,35の操作制御信号は信号線32を介して制御部26へ伝送される。なお、この補助操作部33に第2の撮影釦を設けてもよい。 【0013】更に、上記内視鏡操作部10Bには、上記第2の送気/送水スイッチ34と吸引スイッチ35の動作を有効とするための許可スイッチ36が配置される。即ち、実施形態例では、上記の第2のスイッチ34,35を常に有効とするのではなく、術者により許可スイッチ36がオンされたときのみ有効として、不必要な動作を回避するようにしている。 【0014】上記の構成によれば、内視鏡操作部10B側の上記許可スイッチ36がオン操作された後、補助操作部33の第2の送気/送水スイッチ34による送気(一段目)操作をすると、電磁弁のV1 ,V3 が閉じ、V2 が開となって送気管13に対する送気が行われる。また、送気/送水スイッチ34による送水(二段目)操作をすると、電磁弁のV2 ,V3 が閉じ、V1 が開となって送水管12による送水が実行される。この送気/送水は、先端部10Aに配置された対物レンズ窓等に対して行われ、これによって対物レンズ窓の汚れ等を除去することができる。なお、待機時では電磁弁V3 のみが開となり、空気は大気へ放出される。 【0015】一方、上記補助操作部33の第2の吸引スイッチ35を操作すると、電磁弁のV5 を閉じ、V4 が開となって吸引管14による吸引が行われ、これによれば吸引管14を介して被観察体内の内容物等が吸引され、これは吸引タンク30内に回収される。この吸引スイッチ35の待機時では電磁弁V5 のみが開となって大気が吸引される。 【0016】なお、上記内視鏡操作部10Bの許可スイッチ36がオフ動作されている場合は、上記第2の送気/送水スイッチ34及び吸引スイッチ35を操作してもそれぞれの動作は行われない。 【0017】上記実施形態例では、補助操作部33を信号線32を介して配置したが、この補助操作部をこの電磁弁ユニット20の操作パネル等に直接配置してもよく、また許可スイッチ36を電磁弁ユニット20等の他の場所に配置してもよい。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、内視鏡操作部に配置された操作スイッチとは別個に、各種管路の制御のための第2の操作スイッチを制御機器側に配置したので、送気、送水及び吸引の操作の自由度が高くなり、特に腹腔鏡等として使用する際、管路洗浄をする際等では、離れた位置からの操作が可能となり、使い勝手を向上させることができる。 【0019】請求項2に係る発明によれば、上記第2の操作スイッチの動作を有効とする許可スイッチを内視鏡側に配置したので、不必要な或いは不用意な送気、送水及び吸引を防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005430 【氏名又は名称】富士写真光機株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月22日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】緒方 保人
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| 【公開番号】 |
特開平11−123174 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月11日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−308035 |
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