| 【発明の名称】 |
視機能検査システム |
| 【発明者】 |
【氏名】佐々木 徹
【氏名】加藤 健行
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、被検者の眼の高さを検出することにより自覚式検眼装置、他覚式検眼装置、視力表表示装置等の各種視機能検査装置を自動的に検査可能状態にする視機能検査システムを提供する。
【解決手段】他覚式検眼を行う他覚式検眼装置2によって被検者の眼の高さ位置を検出し、検出した被検者の眼の高さ位置情報を検眼テーブル1を介して視力表表示装置4に送り、被検者の眼の高さに合うように視力表表示装置4を調整する。また、検出した被検者の眼の高さ情報を基にして被検者の眼の高さに合うように自覚式検査装置3を調整して被検者の顔の前に移動させた後、自覚式検眼を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被検者の被検眼を検査する検査手段と、前記被検者の被検眼の高さ位置を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果を基にして前記検査手段の検査位置を調整する調整手段とを有することを特徴とする視機能検査システム。 【請求項2】 前記検査手段は、自覚式検眼装置、他覚式検眼装置、および視力表表示装置を有することを特徴とする請求項1に記載の視機能検査システム。 【請求項3】 前記調整手段は、前記検査手段の検査位置を前記被検眼の高さ位置に合うように前記検査手段を移動させることを特徴とする請求項1に記載の視機能検査システム。 【請求項4】 被検者の被検眼を自覚的に検査する自覚式検査手段と、前記被検眼を他覚的に検査する他覚式検査手段と、前記被検眼の高さ位置を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果を基にして前記自覚式検査手段および前記他覚式検査手段を検査可能状態にする制御手段とを有することを特徴とする視機能検査システム。 【請求項5】 前記制御手段は、前記被検眼の高さ位置に合うように前記自覚式検査手段を移動させることを特徴とする請求項4に記載の視機能検査システム。 【請求項6】 前記制御手段は、前記被検眼の高さ位置に合うように前記他覚式検査手段を移動させることを特徴とする請求項4に記載の視機能検査システム。 【請求項7】 視標チャートを備えた視力表表示装置を有し、前記検出手段の検出結果を基にして前記視力表表示装置は視標チャートに対応する光束を前記被検眼に導くことを特徴とする請求項4に記載の視機能検査システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、他覚式検眼および自覚式検眼を行うことが可能な視機能検査システムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、視機能検査では、まず、検眼テーブルに設けられている上下移動スイッチにより被検者の眼の高さに合うと思われる位置に検眼テーブルを上下に移動させ、さらに、検者が手動で被検者の眼の前に検眼テーブル上に配置されている他覚式検眼装置を移動させて制御レバーであるジョイスティックを用いて被検者の眼の高さ位置を合わせて他覚式検眼を行っている。次に、他覚式検眼装置を被検者の眼の前から退避させた後、検眼テーブルに設けられている上下移動および回転可能な検眼アームを用いて自覚式検眼装置を移動させ被検者の眼の高さの位置に合わせて自覚式検眼を行っている。このように、他覚式検眼装置においても自覚式検眼装置においてもそれぞれ独立して被検者の眼の高さに合わせる作業が必要となっていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した検眼アームを用いて自覚式検眼装置を被検者の眼の高さの位置に合わせる作業においては、検眼アームが重いために検眼アーム自体の動作が遅くなったり、検眼アームに引っかかりが生じたりといった問題があり、検者の操作性が良くなく、自覚式検眼装置を被検者の眼の高さの位置に瞬時に合わせることが困難であった。 【0004】また、他覚式検眼装置と自覚式検眼装置を用いた視力の検査等では、上述したようにそれぞれの検眼装置を独立して被検者の眼の高さに合わせる作業が必要なため、検査に時間や手間がかかるという問題があった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、被検者が検眼テーブルと対になっているイスに座った時に被検者の被検眼の高さ位置を検出し、検出した被検眼の高さ位置情報を基にして種々の視機能検査装置を自動的に検査可能状態にする視機能検査システムを提供することである。 【0006】上記課題を解決するために、本発明の視機能検査システムは、被検者の被検眼を検査する検査手段と、前記被検者の被検眼の高さ位置を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果を基にして前記検査手段の検査位置を調整する調整手段とを有することを特徴とする。 【0007】上記視機能検査システムにおいて、本発明は、前記検査手段は、自覚式検眼装置、他覚式検眼装置、および視力表表示装置を有することを特徴とする。 【0008】また、上記視機能検査システムにおいて、本発明は、前記調整手段は、前記検査手段の検査位置を前記被検眼の高さ位置に合うように前記検査手段を移動させることを特徴とする。 【0009】また、本発明の視機能検査システムは、被検者の被検眼を自覚的に検査する自覚式検査手段と、前記被検眼を他覚的に検査する他覚式検査手段と、前記被検眼の高さ位置を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果を基にして前記自覚式検査手段および前記他覚式検査手段を検査可能状態にする制御手段とを有することを特徴とする。 【0010】上記視機能検査システムにおいて、本発明は、前記制御手段は、被検眼の高さ位置に合うように前記自覚式検査手段を移動させることを特徴とする。 【0011】また、上記視機能検査システムにおいて、本発明は、前記制御手段は、被検眼の高さ位置に合うように前記他覚式検査手段を移動させることを特徴とする。 【0012】また、上記視機能検査システムにおいて、本発明は、視標チャートを備えた視力表表示装置を有し、前記検出手段の検出結果を基にして前記視力表表示装置は視標チャートに対応する光束を前記被検眼に導くことを特徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の視機能検査システムについて図面を参照して説明する。 【0014】(実施の形態1)本発明の第1の実施の形態では、他覚式検眼装置によるアライメントによって被検者の被検眼の高さ位置情報を取得し、この高さ位置情報を基にして自覚式検眼装置や視力表表示装置をそれぞれ検査可能状態にしている。図1は本発明の第1の実施の形態の視機能検査システムの概略構成を示す外観図、図2は本発明の第1の実施の形態の視機能検査システムの概略構成を上から見た図、図3は本発明の第1の実施の形態の視機能検査システムの構成を示すブロック図である。図1、図2、および図3において、本発明の第1の実施の形態の視機能検査システムは、検眼テーブル1、レフラクトメータ等の他覚式検眼装置2、自覚式検眼装置3、および視力表表示装置4によって構成される。 【0015】検眼テーブル1は、検眼テーブル1全体の制御を行うCPU(中央処理装置)1a、各種動作処理プログラムを記憶するプログラムメモリ1b、後述する被検者の被検眼の高さ位置情報等を記憶するメモリ1c、インターフェース1d、駆動回路1e、1f、1g、他覚式検眼装置2をイス5に座った被検者の顔の前にZ1方向に沿ってスライドして移動させる操作等を検者が行うための操作ユニット1h、他覚式検眼装置2によって検出された被検者の被検眼の高さ位置情報を光信号として視力表表示装置4に送信する光送信ユニット1j、支柱11や検眼アーム12等からなり自覚式検眼装置3を被検者の顔の前にZ2方向に沿って移動させる自覚式検眼装置移動機構1l、他覚式検眼装置2をZ1方向に沿ってスライドして移動させる他覚式検眼装置移動機構1m、および照明ユニット13から構成されている。 【0016】他覚式検眼装置2は、他覚式検眼装置2全体の制御を行うCPU2a、ジョイスティック等の制御レバーからなる操作ユニット2b、被検者の前眼部像等を表示する表示ユニット2c、検眼結果を印刷するプリンタ2d、図示しない検眼ユニットを上下左右(X方向およびY方向)に移動させるXY方向移動機構2e、検眼ユニットを前後(Z方向)に移動させるZ方向移動機構2f、他覚式検眼を行うための種々の動作処理プログラムを記憶するプログラムメモリ2g、被検者の被検眼を照明する照明光学系2h、被検者の被検眼からの反射光を検出する光学系2i、被検者の被検眼の高さ位置情報を記憶するメモリ2j、被検眼に対して検眼ユニットがアライメントされているかどうかを検出するアライメント検出回路2k、およびインターフェース2lから構成される。 【0017】自覚式検眼装置3は、自覚式検眼用の球面レンズ、円柱レンズ等のレンズ群3aおよび各種のフィルタ群3bを有し、検眼テーブル1に設けられた支柱11および検眼アーム12により被検者の顔の前に移動する。 【0018】視力表表示装置4は、検眼テーブル1の光送信ユニット1jから送信される被検眼の高さ位置情報に対応する光信号を受信する光受信ユニット4a、多種多様の視力検査用の視標チャートを被検者に表示する視力表表示ユニット4b、視力表表示ユニット4bを上下(Z3方向)に移動させる上下方向移動機構4c、視力表表示装置4全体の制御を行うCPU4d、上下方向移動機構4cを駆動する駆動回路4e、各種動作処理プログラムを記憶するプログラムメモリ4f、および被検者の被検眼の高さ位置情報を記憶するメモリ4gから構成される。 【0019】次に、本発明の第1の実施の形態の視機能検査システムの動作について説明する。 【0020】まず、被検者がイス5に座った後、検者が操作ユニット1hを操作して他覚式検眼装置移動機構1mにより他覚式検眼装置2をZ1方向に図示しないガイドレールに沿って被検者の顔の前に移動させて他覚式検眼を行う。他覚式検眼は他覚式検眼装置2の図示しない終了スイッチや印刷スイッチ等を押すことにより終了し、CPU1aの制御による他覚式検眼装置移動機構1mにより他覚式検眼装置2を元の所定位置に自動的に退避させる。なお、退避が完了したかどうかはガイドレールに設けられている図示しないマイクロスイッチにより検知され、その検知信号はCPU1aに送られる。 【0021】なお、被検眼に対する検眼ユニットのアライメント完了時の検眼ユニットのY方向の移動量はCPU2aによって計算され、この移動量を基にして被検者の被検眼の高さ位置が求められる。被検者の被検眼の高さ位置情報はCPU2aからインターフェース2lおよび1dを介して検眼テーブル1のCPU1aに送られる。 【0022】上記の検知信号を受け取った後、CPU1aは、CPU2aから送られてきた被検眼の高さ位置情報を基にして駆動回路1fを制御し、自覚式検眼装置移動機構1lにより自覚式検眼装置3を被検者の顔の前に自動的に移動させて自覚式検眼装置3を検査可能状態にする。この場合、検眼アーム12が支柱11を基準として上または下に移動しながらスイングすることにより自覚式検眼装置3が被検者の顔の前に移動することになる。 【0023】被検者と視力表表示ユニット4bとの間のスペースが十分に確保されている場合には、視力表表示ユニット4bを上下移動等させる必要はないので、これにより、自覚式検眼が行われる。自覚式検眼が終了した後、CPU1aの制御による自覚式検眼装置移動機構1lにより自覚式検眼装置3を元の所定位置に自動的に退避させる。 【0024】一方、被検者と視力表表示装置4との間のスペースが十分に確保できない場合(被検者と視力表表示装置4との間の距離が1m程度である場合)には、視力表表示装置4の視力表表示ユニット4bとして、例えば、図4に示すような構成を用いることができる。 【0025】図4は本発明の第1の実施の形態の視機能検査システムの視力表表示装置の視力表表示ユニットの構成を示す図である。図4において、視力表表示ユニット4bは、被検眼に視標チャートを投影するための視標チャートプロジェクタ71、ミラー72、回動可能に設けられた回動ミラー73、凹面鏡74、回動ミラー73を回動させるためのパルスモータ等からなるミラー回動機構75、および窓76から構成されている。視標チャートプロジェクタ71からの視標チャートの光束はミラー72で反射され、回動ミラー73を通過した後、凹面鏡74で反射される。その反射光は回動ミラー73で反射され、窓76を通して被検眼Eに入射する。 【0026】CPU1aは、上述したように、被検者と視力表表示装置4との間のスペースが十分に確保されていない場合には、被検眼の高さ位置情報を視力表表示装置4に送る。すなわち、被検眼の高さ位置情報は図示しないD/A変換器によりD/A変換され、さらに光送信ユニット1jによって電気信号から光信号に変換された後、視力表表示装置4の光受信ユニット4aに送信される。 【0027】被検眼の高さ位置情報に対応する光信号を受信した光受信ユニット4aは、その光信号を電気信号に変換する。その電気信号は図示しないA/D変換器によりA/D変換された後、CPU4dに送られる。 【0028】CPU4dは、被検眼の高さ位置情報を基にして図示しない駆動回路を制御してミラー回動機構75により回動ミラー73を所定の回動量だけ回動させ、被検眼Eの高さ位置に合わせる。なお、回動ミラー73を上または下に移動するようにしてもよい。または、上下方向移動機構4cにより視力表表示ユニット4bを上または下に移動させてもよい。 【0029】このような構成を有する視力表表示ユニット4bを用いれば、視力表表示ユニット4bを上または下に移動させ、または回動ミラー73を回動させること等により容易に被検眼Eの高さ位置に合わせることができる。 【0030】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形態では、イスに座っている被検者の被検眼の高さ位置に発光ユニットを維持した後、発光ユニットから光を照射し、その光を視力表表示装置の光検出器で検出することにより被検眼の高さ位置情報を取得し、この高さ位置情報を基にして自覚式検眼装置、他覚式検眼装置、および視力表表示装置をそれぞれ検査可能状態にしている。 【0031】図5は本発明の第2の実施の形態の視機能検査システムの構成を示すブロック図、図6は本発明の第2の実施の形態の視機能検査システムの視力表表示装置の外観図である。図5および図6において、本発明の第2の実施の形態の視機能検査システムは、検眼テーブル81、他覚式検眼装置2、自覚式検眼装置3、および視力表表示装置41によって構成される。 【0032】検眼テーブル81は、CPU1a、プログラムメモリ1b、メモリ1c、インターフェース1d、駆動回路1e、1f、1g、操作ユニット1h、被検者の被検眼の高さ位置情報を光信号として視力表表示装置4から受信する光受信ユニット1k、自覚式検眼装置移動機構1l、他覚式検眼装置移動機構1m、および照明ユニット13から構成されている。 【0033】他覚式検眼装置2は、第1の実施の形態と同様に、CPU2a、操作ユニット2b、表示ユニット2c、プリンタ2d、XY方向移動機構2e、Z方向移動機構2f、プログラムメモリ2g、照明光学系2h、光学系2i、メモリ2j、アライメント検出回路2k、およびインターフェース2lから構成される。 【0034】自覚式検眼装置3は、第1の実施の形態と同様に、レンズ群3aおよび各種フィルタ群3bを有している。 【0035】視力表表示装置41は、多種多様の視力検査用のチャートを被検者に表示する表示部4jを有する視力表表示ユニット4b、上下方向移動機構4c、CPU4d、駆動回路4e、プログラムメモリ4f、メモリ4g、発光ユニット100からの光を検出する1次元PSD(位置検出器)等で構成される光検出器4h、および被検眼の高さ位置情報に対応する光信号を送信する光送信ユニット4iから構成される。 【0036】次に、本発明の第2の実施の形態の視機能検査システムの動作について説明する。 【0037】まず、被検者がイス5に座った後、検者は発光ユニット100を被検者の被検眼の高さ位置に維持し、発光ユニット100から視力表表示装置4に向けて光を照射する。発光ユニット100から照射された光は光検出器4hで検出され、検出した光の検出位置分布を基にして被検眼の高さ位置がCPU4dにより求められる。 【0038】CPU4dは、被検者と視力表表示装置41との間のスペースが十分に確保されていない場合には求めた被検眼の高さ位置情報を基に駆動回路4eを制御し、上下方向移動機構4cにより視力表表示ユニット4bを上または下に移動させて視力表表示装置4を検査可能状態にする。または、上述したように、視力表表示ユニット4b自体を移動させることなく回動ミラー73を回動させるようにしてもよい。もちろん、被検者と視力表表示装置41との間のスペースが十分に確保されている場合には視力表表示ユニット4bを上下移動等させる必要はない。また、被検眼の高さ位置情報は、図示しないD/A変換器によりD/A変換され、光送信ユニット4iによって光信号に変換された後、検眼テーブル81の光受信ユニット1kに送信される。 【0039】光送信ユニット4iから送信された光信号は、光受信ユニット1kにおいて受信され、光受信ユニット1kによって電気信号に変換され、図示しないA/D変換器によってA/D変換された後、CPU1aに送られる。 【0040】被検眼の高さ位置情報を受け取ったCPU1aは、その高さ位置情報を基にして駆動回路1gを制御し、他覚式検眼装置移動機構1mにより他覚式検眼装置2を被検者の顔の前に移動させて他覚式検眼装置2を検査可能状態にする。この場合、他覚式検査装置2のXY方向移動機構2eによりY方向(高さ方向)の位置を被検眼の高さ位置に合わせる。これにより、他覚式検眼が行われる。 【0041】他覚式検眼が終了した後、他覚式検眼装置2を被検者の顔の前から元の所定位置に自動的に退避させる。その後、CPU1aは、被検眼の高さ位置情報を基にして駆動回路1fを制御し、自覚式検眼装置移動機構1lにより自覚式検眼装置3を被検者の顔の前に移動させて自覚式検眼装置3を検査可能状態にする。これにより、自覚式検眼が行われる。自覚式検眼が終了した後、自覚式検眼装置3を被検者の顔の前から元の所定位置に自動的に退避させる。 【0042】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形態では、自覚式検眼装置に設けられている発光ユニットおよび光検出器により被検者の被検眼の高さ位置情報を取得し、この高さ位置情報を基にして他覚式検眼装置や視力表表示装置をそれぞれ検査可能状態にしている。 【0043】図7は本発明の第3の実施の形態の視機能検査システムの構成を示すブロック図、図8は本発明の第3の実施の形態の視機能検査システムの自覚式検眼装置の外観図である。図7および図8において、本発明の第3の実施の形態の視機能検査システムは、検眼テーブル1、他覚式検眼装置2、自覚式検眼装置31、および視力表表示装置4によって構成される。 【0044】検眼テーブル1は、第1の実施の形態と同様に、CPU1a、プログラムメモリ1b、メモリ1c、インターフェース1d、駆動回路1e、1f、1g、操作ユニット1h、光送信ユニット1j、自覚式検眼装置移動機構1l、他覚式検眼装置移動機構1m、および照明ユニット13から構成されている。 【0045】他覚式検眼装置2は、第1の実施の形態と同様に、CPU2a、操作ユニット2b、表示ユニット2c、プリンタ2d、XY方向移動機構2e、Z方向移動機構2f、プログラムメモリ2g、照明光学系2h、光学系2i、メモリ2j、アライメント検出回路2k、およびインターフェース2lから構成される。 【0046】自覚式検眼装置31は、レンズ群3a、フィルタ群3b、発光ユニット3c、および1次元PSD等で構成される光検出器3dを有する。被検者の被検眼の高さ位置を検出するために、発光ユニット3cは被検眼に向けて光を照射し、光検出器3dは被検眼からの反射光を検出する。 【0047】視力表表示装置4は、第1の実施の形態と同様に、光受信ユニット4a、視力表表示ユニット4b、上下方向移動機構4c、CPU4d、駆動回路4e、プログラムメモリ4f、およびメモリ4gから構成される。 【0048】次に、本発明の第3の実施の形態の視機能検査システムの動作について説明する。 【0049】まず、被検者がイス5に座った後、検者は自覚式検眼装置31を被検者の顔の前に移動させる。その後、発光ユニット3cから被検眼に光を照射し、被検眼からの反射光を光検出器3dで検出する。検出した反射光の検出位置分布を基にして被検眼の高さ位置がCPU1aにより求められる。 【0050】前述したように、被検者と視力表表示装置4との間のスペースが十分に確保されていない場合には、CPU1aは求めた被検眼の高さ位置情報を視力表表示装置4に送る。すなわち、被検眼の高さ位置情報は、D/A変換され、さらに光送信ユニット1jによって電気信号から光信号に変換された後、視力表表示装置4の光受信ユニット4aに送信される。被検眼の高さ位置情報に対応する光信号を受信した光受信ユニット4aは、その光信号を電気信号に変換する。その電気信号は、A/D変換された後、CPU4dに送られる。 【0051】また、CPU1aは、求めた被検者の被検眼の高さ位置情報を基にして駆動回路1gを制御し、他覚式検眼装置移動機構1mにより他覚式検眼装置2を被検者の顔の前に移動させて他覚式検眼装置2を検査可能状態にする。この場合、他覚式検査装置2のXY方向移動機構2eによりY方向(高さ方向)の位置を被検眼の高さ位置に合わせる。これにより他覚式検眼が行われる。他覚式検眼が終了した後、他覚式検眼装置2を元の所定位置に自動的に退避させる。 【0052】CPU4dが被検眼の高さ位置情報を受け取った場合、CPU4dは、その被検眼の高さ位置情報を基にして駆動回路4eを制御し、上下方向移動機構4cにより視力表表示ユニット4bを上または下に移動させて視力表表示装置4を検査可能状態にする。または視力表表示ユニット4b自体を移動させることなく回動ミラー73を回動させるようにしてもよい。これにより自覚式検眼が行われる。 【0053】自覚式検眼が終了した後、自覚式検眼装置31を元の所定位置に自動的に退避させる。 【0054】(実施の形態4)本発明の第4の実施の形態では、他覚式検眼装置に設けられている発光ユニットおよび光検出器により被検者の被検眼の高さ位置情報を取得し、この高さ位置情報を基にして自覚式検眼装置や視力表表示装置をそれぞれ検査可能状態にしている。図9は本発明の第4の実施の形態の視機能検査システムの構成を示すブロック図、図10は本発明の第4の実施の形態の視機能検査システムの他覚式検眼装置の外観図である。図9および図10において、本発明の第4の実施の形態の視機能検査システムは、検眼テーブル1、他覚式検眼装置21、自覚式検眼装置3、および視力表表示装置4によって構成される。 【0055】検眼テーブル1は、第1の実施の形態と同様に、CPU1a、プログラムメモリ1b、メモリ1c、インターフェース1d、駆動回路1e、1f、1g、操作ユニット1h、光送信ユニット1j、自覚式検眼装置移動機構1l、他覚式検眼装置移動機構1m、および照明ユニット13から構成されている。 【0056】他覚式検眼装置21は、CPU2a、操作ユニット2b、表示ユニット2c、プリンタ2d、XY方向移動機構2e、Z方向移動機構2f、プログラムメモリ2g、照明光学系2h、光学系2i、メモリ2j、アライメント検出回路2k、インターフェース2l、発光ユニット2m、および1次元PSD等で構成される光検出器2nから構成される。被検者の被検眼の高さ位置を検出するために、発光ユニット2mは被検者の被検眼に向けて光を照射し、光検出器2nは被検眼からの反射光を検出する。 【0057】なお、図10は被検者側から見た他覚式検眼装置の外観図であり、他覚式検眼を行う場合には、被検者の顎を顎受け80に載せるようにする、なお、顎受け80には図示しないパルスモータ等が接続されており、CPU2aの制御の下にこのパルスモータにより顎受け80を自動的に上または下に移動させることができる。もちろん、顎受け80を手動により上または下に移動させることも可能である。 【0058】自覚式検眼装置3は、第1の実施の形態と同様に、レンズ群3aおよびフィルタ群3bを有する。 【0059】視力表表示装置4は、第1の実施の形態と同様に、光受信ユニット4a、視力表表示ユニット4b、上下方向移動機構4c、CPU4d、駆動回路4e、プログラムメモリ4f、およびメモリ4gから構成される。 【0060】次に、本発明の第4の実施の形態の視機能検査システムの動作について説明する。 【0061】まず、被検者がイス5に座った後、検者が操作ユニット1hを操作して他覚式検眼装置移動機構1mにより他覚式検眼装置21をZ1方向に沿って被検者の顔の前に移動させる。その後、発光ユニット2mから被検者の被検眼に光を照射して被検眼からの反射光を光検出器2nで検出する。検出した反射光の検出位置分布を基にして被検眼の高さ位置がCPU1aにより求められる。 【0062】被検者が顎を顎受け80に載せることによって他覚式検眼が行われる。他覚式検眼が終了した後、他覚式検眼装置3を元の所定位置に自動的に退避させる。 【0063】なお、他覚式検眼装置3のXY方向移動機構2eによるY方向(高さ方向)の位置合わせだけでは被検者の被検眼の高さ位置に合わない場合には、被検者ができるだけ自然に顎受け80に顎が載せられるように、顎受け80を上または下に移動させておく。例えば、被検者が大人または子供である等の区別を行うことができれば、その結果に応じて顎受け80の位置を決定する。これにより、被検者が顎受け80に違和感なく顎を載せることができる。 【0064】その後、CPU1aは、求めた被検眼の高さ位置情報を基に駆動回路1fを制御し、自覚式検眼装置移動機構1lにより自覚式検眼装置3を被検者の顔の前に移動させて自覚式検眼装置3を検査可能状態にする。 【0065】また、前述したように、被検者と視力表表示装置4との間のスペースが十分に確保されていない場合には、CPU1aは、求めた被検眼の高さ位置情報を視力表表示装置4に送る。すなわち、被検眼の高さ位置情報はD/A変換され、さらに光送信ユニット1jによって電気信号から光信号に変換された後、視力表表示装置4の光受信ユニット4aに送信される。 【0066】被検眼の高さ位置情報に対応する光信号を受信した光受信ユニット4aは、その光信号を電気信号に変換する。その電気信号は、A/D変換された後、CPU4dに送られる。CPU4dは、被検眼の高さ位置情報を基にして駆動回路4eを制御し、上下方向移動機構4cにより視力表表示ユニット4bを上または下に移動させて視力表表示装置4を検査可能状態にする。または、上述したように、視力表表示ユニット4b自体を移動させることなく回動ミラー73を回動させるようにしてもよい。 【0067】これにより、自覚式検眼が行われる。自覚式検眼が終了した後、自覚式検眼装置3を元の所定位置に自動的に退避させる。 【0068】(実施の形態5)本発明の第5の実施の形態では、上述した検眼テーブルと異なる検眼テーブルに他覚式検眼装置を載せ、他覚式検眼装置により被検者の被検眼の高さ位置情報を検出し、その後、それぞれ別の検眼テーブルに設けられた複数の自覚式検眼装置の何れの装置により自覚式検眼を行う場合にも被検眼の高さ位置情報を基にして自覚式検眼装置を検査可能状態にしている。 【0069】図11は本発明の第5の実施の形態の視機能検査システムの検眼テーブルの外観図、図12は本発明の第5の実施の形態の視機能検査システムの検眼テーブルの断面を含む図、図13は本発明の第5の実施の形態の視機能検査システムの構成を示す図である。 【0070】従来から、検眼テーブル上に載せられる視機能を検査するための他覚式検眼装置等の視機能検査装置には通信用ケーブルや電源ケーブルが装備されている。各ケーブルは検眼テーブル上に煩雑に載せられていたりまたは検眼テーブルの上面を通って検眼テーブルの接地用コンセントや外部コンセントに接続され、通信用ケーブルにより他の視機能検査装置との間の通信を行っている。しかし、このような状態では、検眼テーブルに載せられた視機能検査装置の操作に障害が生じたり、外観上見苦しい。 【0071】従って、図11および図12に示すように、検眼テーブル51は、電源ケーブル41および通信用ケーブル42を備えた他覚式検眼装置2等の視機能検査装置を載せるために用いられ、電源ケーブル41および通信用ケーブル42を収納するための溝部分52およびその中央部に形成された穴53を有している。検眼テーブル51の中央に設けた溝部分52に他覚式検眼装置2の電源ケーブル41や通信用ケーブル42を回して収納し、電源ケーブル41や通信用ケーブル42を穴53を通して検眼テーブル51に備え付けられている電源コンセント54および通信用コンセント55にそれぞれ接続する。なお、溝部分52の形状は螺旋状にしてもよく、また、溝部分52の形成位置は検眼テーブル51の中央に限られない。 【0072】これにより、検眼テーブル51上に載せられる他覚式検眼装置2の電源ケーブル41や通信用ケーブル42を装置の外部に露出させることなく検眼テーブル51の溝部分53に収納させることができるため、視機能検査装置の操作性を向上させることができ、外観上も見苦しくなくなる。また、操作者等が各ケーブルに手や足をからめてまたは引っかけて転倒するというような事故を未然に防止することができる。 【0073】図13に示すように、被検者の被検眼の高さ位置情報は、他覚式検眼装置2によりそのアライメント時に検出された後、検眼テーブル51の送信ユニット56から自覚式検眼装置71、72、73がそれぞれ載せられている検眼テーブル61、62、63の受信ユニット61a、62a、63aに被検者のID情報と共に送られ、図示しないメモリに対応付けて記憶される。従って、この被検眼の高さ情報を基にして何れの自覚式検眼装置71、72、73をも検査可能状態にすることができるので、何れの自覚式検眼装置71、72、73によっても被検者に対して自覚式検眼を行うことができる。例えば、被検者のID情報を基にして被検者の被検眼の検査を行うための自覚式検眼装置のメモリから被検眼の高さ位置情報を読み出し、この被検眼の高さ位置情報を基にしてその自覚式検眼装置を被験者の顔の前に移動させる。 【0074】なお、上述したように、検眼アームが支柱を基準として上または下に移動しながらスイングすることにより対応する自覚式検眼装置が被検者の顔の前に移動することになる。また、各自覚式検眼装置71、72、73の前には所定距離離れて視力表表示装置91、92、93がそれぞれ対応して配置され、被検者と視力表表示装置91、92、93との間のスペースが十分に確保されていない場合には、被検眼の高さ位置情報は対応する視力表表示装置91、92、93にも送られるので、視力表表示装置91、92、93では上述したように被検眼の高さ位置に合わせる動作が行われる。 【0075】以上、本発明によれば、被検者の被検眼の高さ位置情報を基にして自覚式検眼装置、他覚式検眼装置、視力表表示装置等の各検眼装置を自動的に検査可能状態にしている。しかし、この高さ位置情報を被検者ごとに例えば検眼テーブル内に設けられているメモリに長期に記憶させておけば、再度メガネを作る場合等において被検者に対して検査を行う際には、このメモリに記憶されている対応する被検者の被検眼の高さ位置情報を読み出し、読み出したその高さ位置情報を基にして各検眼装置を自動的に検査可能状態にすることができる。 【0076】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、検眼テーブルと対になっているイスに座った被検者の被検眼の高さ位置を検出し、検出した被検者の被検眼の高さ位置情報に応じて各視機能検査装置を自動的に検査可能状態にさせることができるので、従来のように検者による各視機能検査装置を検査可能状態にする作業を行う手間を省くことができ、また、検者に検眼作業の経験がなくとも正確な視機能検査が可能な状態に各々の視機能検査装置をすることができる。従って、検眼作業のための検査装置設定時間を含む検査時間の短縮を図ることができ、検者の経験や検眼作業の正確さ等を必要とすることなく、正確な各視機能検査を行うことが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000220343 【氏名又は名称】株式会社トプコン
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月30日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】三澤 正義
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| 【公開番号】 |
特開平11−104077 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月20日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−265985 |
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