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【発明の名称】 光走査プローブ装置
【発明者】 【氏名】小澤 剛志

【氏名】金子 守

【氏名】竹端 栄

【氏名】山宮 広之

【氏名】平尾 勇実

【氏名】上野 仁士

【氏名】水野 均

【氏名】広谷 純

【氏名】今泉 克一

【氏名】青木 秀道

【氏名】大野 正弘

【氏名】安田 英治

【氏名】上杉 武文

【氏名】堀井 章弘

【氏名】河合 利昌

【氏名】大明 義直

【氏名】吉野 謙二

【要約】 【課題】内視鏡のチャンネル内に挿通でき、低干渉光の走査を安定して行い、安定した断層像を得ることができる光走査プローブ装置を提供する。

【解決手段】内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能な円筒チューブ形状のシース42の内部に挿通された中空のフレキシブルシャフト45の内部に低干渉光を導光する第4のシングルモードファイバ9が挿通され、その後端はコネクタ部41でフレキシブルシャフト45と共に回転自在に支持されている。コネクタ部41を光ロータリジョイントに接続することにより、回転子の回転がフレキシブルシャフト45によりその先端側の先端本体44に伝達されて第4のシングルモードファイバ9で導光された低干渉光をGRINレンズ51及びマイクロプリズム52を経て生体組織側に出射し、周方向への回転により放射状に低干渉光を安定した走査を行い、安定した断層像を得られるようにしている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被検体に低干渉性の光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層画像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブ装置であって、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能であり先端が開口していない細長く柔軟な筒状のシースであって、少なくともその先端側の側面は光透過性のよい素材で成形されているシースと、前記シースの内部に長手方向の軸まわりに回転自在に設けられている柔軟なコイルシャフトと、前記コイルシャフトに回転力を付与する回転駆動装置と、前記柔軟なコイルシャフトの内部に設けられているシングルモードファイバで形成され、その基端部および先端部はそれぞれ前記コイルシャフトの基端および先端に固定されており、低干渉光源から出射される光がその基端に入射されるように設けられているファイバと、前記ファイバの先端からある特定の距離をおいて設けられており前記ファイバから出射される光を特定の位置に集光させるためのレンズと、出射光の光路を変更するために前記レンズに固定されている出射光路変更手段と、からなることを特徴とする光走査プローブ装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通され、低干渉光を走査して体腔内部の被検体の断層像を得るための光走査プローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生体組織を診断する場合、その組織の表面状態の光学的情報を得るイメージング装置の他に、組織内部の光学的情報を得ることのできる光CT装置が提案されている。
【0003】この光CT装置としてはピコ秒パルスを用いて、生体内部の情報を検出し、断層像を得る。しかしながら、ピコ秒パルスオーダの極短パルス光を発生するレーザ光源は高価で大型となり、取扱いも面倒である。
【0004】最近になって、低干渉性光を用いて被検体に対する断層像を得る干渉型のOCT(オプティカル・コヒーレンス・トモグラフィ)が例えば特表平6ー511312号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来例では体腔内で使用する場合に対して詳しい開示を行っていない。簡単な走査機構を開示しているが、体腔内で使用する場合には内視鏡の一部に組み込む等の記載はあるが、詳しい走査機構を開示していない。
【0006】また、内視鏡の観察下で使用できるようにするには内視鏡の鉗子チャンネル内を挿通して使用でき、かつその状態で安定した光走査を行う機構を備えたものが、既存の内視鏡と組み合わせて使用でき、適用範囲が拡大できて望ましいものとなる。しかしながら上記従来例では内視鏡の鉗子チャンネル内を挿通して使用でき、低干渉光を安定して走査する詳しい走査機構を開示していない。なお、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能で走査機構を有しない光プローブでも手動で移動することにより断層像を得ることは原理的に可能となるが、その移動量の検出機構がないと、走査方向の断層像の表示はできない。
【0007】(発明の目的)本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、内視鏡のチャンネル内に挿通でき、低干渉光の走査を行って断層像を得ることができる光走査プローブ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】被検体に低干渉性の光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層画像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブ装置であって、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能であり先端が開口していない細長く柔軟な筒状のシースであって、少なくともその先端側の側面は光透過性のよい素材で成形されているシースと、前記シースの内部に長手方向の軸まわりに回転自在に設けられている柔軟なコイルシャフトと、前記コイルシャフトに回転力を付与する回転駆動装置と、前記柔軟なコイルシャフトの内部に設けられているシングルモードファイバで形成され、その基端部および先端部はそれぞれ前記コイルシャフトの基端および先端に固定されており、低干渉光源から出射される光がその基端に入射されるように設けられているファイバと、前記ファイバの先端からある特定の距離をおいて設けられており前記ファイバから出射される光を特定の位置に集光させるためのレンズと、出射光の光路を変更するために前記レンズに固定されている出射光路変更手段と、を設けることにより、出射光路変更手段により走査される方向に沿って2次元的に広がりがある深さ方向の断層像を安定して得られるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)図1ないし図6は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた光断層画像装置(光イメージング装置)の構成を示し、図2は第1の実施の形態が挿通される内視鏡を示し、図3は本発明の第1の実施の形態の光走査プローブ装置の後端側部分を示し、図4は光走査プローブ装置の全体構成を示し、図5は光走査プローブ装置の前端側部分を示し、図6はコネクタ部の一部を変更した構造等を示す。
【0010】図1に示す光断層画像装置1は超高輝度発光ダイオード(以下、SLDと略記)等の低干渉性光源2を有する。この低干渉性光源2はその波長が例えば1300nmで、その可干渉距離が例えば17μm程度であるような短い距離範囲のみで干渉性を示す低干渉性光の特徴を備えている。つまり、この光を例えば2つに分岐した後、再び混合した場合には分岐した点から混合した点までの2つの光路長の差が17μm程度の短い距離範囲内の場合には干渉した光として検出され、それより光路長が大きい場合には干渉しない特性を示す。
【0011】この低干渉性光源2の光は第1のシングルモードファイバ3の一端に入射され、他方の端面(先端面)側に伝送される。この第1のシングルモードファイバ3は途中の光カップラ部4で第2のシングルモードファイバ5と光学的に結合されている。従って、この光カップラ4部分で2つに分岐されて伝送される。
【0012】第1のシングルモードファイバ3の(光カップラ部4より)先端側には、非回転部と回転部とで光を伝送可能な結合を行う光ロータリジョイント6が介挿され、この光ロータリジョイント6内の第3のシングルモードファイバ7を介して第1の実施の形態の光走査プローブ装置(以下、光走査プローブと略記)8A内に挿通され、回転駆動される第4のシングルモードファイバ9に低干渉光源2の光が伝送(導光)される。
【0013】そして、伝送された光は光走査プローブ8Aの先端側から生体組織11側に走査されながら照射される。また、生体組織11側での表面或いは内部での散乱などした反射光の一部が取り込まれ、逆の光路を経て第1のシングルモードファイバ3側に戻り、光カップラ部4によりその一部が第2のシングルモードファイバ5側に移り、第2のシングルモードファイバ5の一端から光検出器としての例えばフォトダイオード12に入射される。なお、光ロータリジョイント6のロータ側は回転駆動装置13によって回転駆動される。
【0014】また、第2のシングルモードファイバ5の光カップラ部4より先端側となる途中には光ループ部14が設けてあり、さらにその先端には光路長の可変機構15が設けてある。
【0015】つまり、第2のシングルモードファイバ5の先端面に対向してレンズ16と、ミラー17とが配置され、このミラー17はアクチュエータ18により、矢印aで示すように光路長を変化できるようにしている。このミラー17で反射された光は光カップラ部4で第1のシングルモードファイバ3側から漏れた光と混合されて、共にフォトダイオード12で受光される。なお、アクチュエータ18及び回転駆動装置13は制御装置19により制御される。
【0016】なお、ループ部14は光走査プローブ8側の第4のシングルモードファイバ9等による光路長とほぼ等しい長さとなるように設定される。また第2のシングルモードファイバ5の先端面からミラー17で反射されて第2のシングルモードファイバ5の先端面に戻る光路長は第4のシングルモードファイバ9の先端面から後述するマイクロプリズムなどを介して生体組織11側に照射され、生体組織11の内部等で反射されて第4のシングルモードファイバ9の先端面に戻る光路長と等しくできるようにしている。
【0017】そして、基準光側の光路長の可変機構15におけるミラー17の位置を変えてその光路長を変化することにより、この光路長と等しい値となる生体組織11の深さ位置での反射光とを干渉させ、他の深さ部分での反射光は非干渉にすることができるようにしている。
【0018】上記フォトダイオード12で光電変換された信号はアンプ21により増幅された後、復調器22に入力される。この復調器22では干渉した光の信号部分のみを抽出する復調処理を行い、その出力はA/D変換器23を経てコンピュータ24に入力される。このコンピュータ24では断層像に対応した画像データを生成し、モニタ25に出力し、その表示面にOCT像26を表示する。
【0019】このコンピュータ24は制御装置19と接続され、コンピュータ24は制御装置19を介してアクチュエータ18を介して基準光の光路長の可変制御と、回転駆動装置13による回転による光走査方向の制御を行うようにしている。
【0020】第1の実施の形態の光走査プローブ8は図2に示すように内視鏡27の鉗子挿通口28から鉗子挿通用チャンネルを経てその先端開口から光走査プローブ8の先端側を突出させることができる。
【0021】この内視鏡27は体腔内に挿入し易いように細長の挿入部29を有し、この挿入部29の後端には太幅の操作部30が設けてある。この挿入部30の前端付近には鉗子挿通口28が設けてあり、この鉗子挿通口28はその内部で鉗子挿通用チャンネルと連通している。
【0022】挿入部29内には図示しないライトガイドが挿通され、このライトガイドの入射端を光源装置に接続し、照明光を伝送して挿入部29の先端部に設けた照明窓から出射し、患部等を照明する。また、照明窓に隣接して観察窓が設けられ、この観察窓には対物光学系が取り付けられ、照明された患部等を光学系に観察できるようにしている。
【0023】そして、内視鏡27の先端部の観察光学系の観察の下で、患部等の注目する部分の生体組織11側に光走査プローブ8Aにより、低干渉光を照射し、その生体組織11の内部の断層画像データを得て、モニタ25の表示面にOCT像26を表示できるようにしている。
【0024】この第1の実施の形態の光走査プローブ8Aの構成を図3ないし図5を参照して以下に説明する。第1のシングルモードファイバ3の先端側は図3に示す光ロータリジョイント6内の第3のシングルモードファイバ7を介して光走査プローブ8A内に挿通される第4のシングルモードファイバ9と光学的に結合されている。
【0025】第1のシングルモードファイバ3の先端には回転子受け31が設けてあり、この回転子受け31の凹部に回転子32が嵌合し、両者の間に介挿した2箇所の軸受け33により回転子32は(回転されない回転子受け31側に対して)回転自在に支持されている。
【0026】回転子受け31及び回転子32の中心に沿ってそれぞれ第1のシングルモードファイバ3及び第3のシングルモードファイバ7が挿通され、両ファイバ3、7が対向する端面にはそれぞれ凸レンズ34、35を配置して、回転されないファイバ3と回転されるファイバ7との間で効率良く光の伝送できるようにしている。
【0027】また、回転子32は例えばベルト36を介して回転駆動装置13を構成するモータ37のプーリ38と連結されている。モータ37の回転により、矢印bで示すように回転子32も回転され、従って第3のシングルモードファイバ7も共に回転される。モータ37は回転制御部39からのモータ駆動信号により、一定速度で回転駆動する。
【0028】この回転子32の先端には光走査プローブ8Aの後端に設けたコネクタ部41が接続される。図4に示すように光走査プローブ8Aは外套チューブとなる細長で円管形状のシース42の中心軸に沿って第4のシングルモードファイバ9を配置し、この第4のシングルモードファイバ9の後端及び先端をコネクタ本体43及び先端本体44にそれぞれ固定し、この第4のシングルモードファイバ9を中空で柔軟な回転力伝達部材としてのフレキシブルシャフト45で覆うようにしている。このフレキシブルシャフト45の内径は第4のシングルモードファイバ9の外径より僅かに大きい。なお、第4のシングルモードファイバ9は例えばそのコア径が9μm程度である。
【0029】シース42は例えばポリメチルペンテン製等、(低干渉光に対して)透明で光透過性が良いチューブで形成されている。また、フレキシブルシャフト45は密巻きのコイルを2重或いは3重にして、柔軟性を有し、一端に加えられた回転を他端に効率良く伝達する機能を有する。このフレキシブルシャフト45の後端及び先端もコネクタ本体43及び先端本体44に固定されている。
【0030】シース42の後端にはコネクタ部41を形成する円筒状のコネクタカバー46に固着され、このコネクタカバー46の内側に円柱状のコネクタ本体43が2箇所に設けた軸受け47を介挿して回転自在に支持されている。そして、このコネクタ本体43の中心軸に設けた孔に第4のシングルモードファイバ9の後端が挿入されて接着剤等で固着されている。
【0031】このコネクタ本体43の後端面には凸部48が設けられ、一方回転子32の先端面にはこの凸部48に嵌合する凹部49が設けてあり、これらは互いに嵌合する。そして、両者を突き当てた状態で回転子32を回転した場合にはコネクタ本体43も回転する。この回転力がフレキシブルシャフト45の後端に付与され、このフレキシブルシャフト45によりその先端に伝達し、その先端に取り付けた先端本体44を回転させるようにしている。
【0032】図5にも示すように第4のシングルモードファイバ9の先端は先端本体44の中心軸に設けた孔に挿入して接着剤等で固着され、第4のシングルモードファイバ9の先端面の前側の孔径を拡げて第4のシングルモードファイバ9の先端から出射される光を所定の位置に集光するセルフォックレンズ(GRINレンズ)51を固着している。このGRINレンズ51の先端面には光路を反射により変更するマイクロプリズム52を接着剤等で固着している。
【0033】そして、第4のシングルモードファイバ9で導光され、先端面に所定距離離間して配置された光をGRINレンズ51で集光し、マイクロプリズム52で直角方向に反射して、透明のシース42を透過させて外部に集光した(低干渉光による)出射光53を出射できるようにしている。そして、所定の距離で集光される集光点では例えば10μmないし30μmの光束径となるようにしている。
【0034】なお、第4のシングルモードファイバ9の先端面は斜めにカットされ、GRINレンズ51の後面で反射された光がこの先端面に入射するのを低減している。また、GRINレンズ51の後面及びマイクロプリズム52の前面に反射防止部材をコーティングするなどして反射防止膜54を設け、反射光が生じるのを低減している。
【0035】なお、シース42の先端は半球状にして先端を閉じている。本実施の形態の光走査プローブ8Aはその全長Lがほぼ2000mm程度、シース径Dが2.4mmにしている。
【0036】次に本実施の形態の作用を説明する。図示しない内視鏡光源装置からの照明光を内視鏡27のライトガイドで導光することにより、挿入部29の先端部の照明窓から生体組織11側を照明する。照明された生体組織11は観察窓の対物光学系により、固体撮像素子に結像され、ビデオプロセッサで信号処理された後、表示用モニタに内視鏡像を表示する。
【0037】低干渉光での断層像の表示を行う場合には、図2に示すように内視鏡27の鉗子挿入口28に光走査プローブ8Aを通し、鉗子チャンネル内を経て先端開口から光走査プローブ8Aの先端部を突出させる。
【0038】また、この光走査プローブ8Aの後端のコネクタ部41を光ロータリジョイント6の前端の回転子32に接続して図1の光断層画像装置1を構成する。すると低干渉光源2の低干渉光は第1のシングルモードファイバ3の後端に入射され、この低干渉光は光ロータリジョイント6内の第3のシングルモードファイバ7を介して光走査プローブ8A内の第4のシングルモードファイバ9の後端に入射される。
【0039】入射された低干渉光は、この第4のシングルモードファイバ9によって導光されてその先端面から図4或いは図5に示すように対向するGRINレンズ51側に出射され、このGRINレンズ51により集光され、このGRINレンズ51の先端面に接着固定されたマイクロプリズム52に入射され、その斜面で全反射されて進行方向が90°異なる方向に出射光53が出射され、この出射光53が出射される方向の生体組織11側に照射される。
【0040】図3に示すように光ロータリジョイント6を構成する回転子32はモータ37の回転軸に取り付けたプーリ38とベルト36で接続されているので、モータ37を一定速度で回転させることにより、回転子32も矢印bで示す方向に一定速度で回転し、この回転子32の先端に接続されたコネクタ部41におけるコネクタ本体43も共に回転する。
【0041】このコネクタ本体43には第4のシングルモードファイバ9を覆うフレキシブルシャフト45の後端が固着されているので、このフレキシブルシャフト45も回転し、この回転はフレキシブルシャフト45によりその先端にも伝達される。この場合、コネクタ本体43の中心の孔には第4のシングルモードファイバ9の後端が固着されているので、この第4のシングルモードファイバ9もフレキシブルシャフト45と共に回転する。
【0042】このフレキシブルシャフト45の先端に取り付けられ、その中心の孔に第4のシングルモードファイバ9の先端が固着された先端本体44も回転し、この先端本体44に固着したGRINレンズ51及びマイクロプリズム52も回転するので、図4或いは図5に示す出射光53は光走査プローブ8Aの軸に垂直な方向に放射状に走査する。
【0043】そして、生体組織11の表面及びその表面近くの内部組織の光学的な特性が異なる部分(屈折率の変化部分)で反射及び組織中で散乱され、一部は照射時とは逆の光路となるマイクロプリズム52及びGRINレンズ51を経て第4のシングルモードファイバ9の先端面に入射され、その後端側に伝送される。
【0044】そして光ロータリジョイント6内の第3のシングルモードファイバ7を経て第1のシングルモードファイバ3の先端面に入射され、その途中の光カップラ部4によって第2のシングルモードファイバ5側に一部が移り、その際基準光側の光(ミラー17で反射された光)と混合されてフォトダイオード12で受光され、光電変換されて電気信号となる。
【0045】この信号はアンプ21で増幅された後、復調器22により、干渉光成分のみが抽出されて検波される。そして、デジタル信号に変換されてコンピュータ24に入力される。
【0046】コンピュータ24は光路長の可変機構15により光路長を変化させるようにして生体組織11の深さ方向の断層像データを得ると共に、制御装置19を介して回転駆動装置13を制御してその内部のモータ37を一定速度で回転させ、1フレーム分の断層像データを得る。
【0047】コンピュータ24では順次得られた断層像データをその内部の画像メモリに一旦格納し、所定の周期で読み出してモニタ25に断層像或いはOCT像26を図1のように表示することができる。
【0048】本実施の形態では光走査プローブ8Aの中心軸に沿って配置した第4のシングルモードファイバ9を回転駆動し、その先端側に設けたGRINレンズ51及びマイクロプリズム52も回転駆動することにより、光走査プローブ8Aの中心軸に垂直な方向に対して低干渉光を安定して走査でき、従って周方向に2次元的に広がり、深さ方向の断層像を安定して得ることができる。
【0049】具体的には、例えば狭い管腔内壁部分でこのように周方向の走査を行って周方向の断層像を得ることにより、内視鏡27による表面状態の観察と、断層像による表面を含むその内部の病変部位の性状を検出するなどの診断を有効に行うことができる。
【0050】また、他の使用例として例えば、内視鏡27により体腔内の生体組織11において、患部等の注目する部位を観察し、その内部の状態を主に観察したい場合には、注目する部位に光走査プローブ8Aの先端の側面を接近させて(例えば光走査プローブ8Aの先端の側面を注目する部位の表面とほぼ平行にする)、同様に周方向の走査により断層像を得る。
【0051】そして、表示の際には全周方向の断層像を表示しないで、注目する部位を含む狭い範囲をモニタ25に表示するようにしても良い。この場合には、広い管腔内部でも適用できる。また、狭い管腔部位でもその一部に対する詳細な断層像を得る場合にも適用できる。
【0052】また、このように全周に対する断層像をを得る場合と全周の一部の領域に対する断層像を得る場合とで、回転速度(換言すると走査速度)を変更できるようにしても良い。
【0053】本実施の形態によれば、鉗子チャンネルを備えた既存の内視鏡27に広く適用できると共に、この適用により患部等のその表面の内視鏡像の他に、安定した光走査機構によってその内部の断層像を安定して得ることができるので、より的確な診断を行うのに適した光走査プローブ8Aを提供できる。
【0054】なお、光走査プローブ8Aの後端のコネクタ部41では、第4のシングルモードファイバ9の後端は第3のシングルモードファイバ7の先端と突き合わされるような構造にしているが、図6のようにレンズを介挿した構造にしても良い。
【0055】図6(A)は変形例の光走査プローブ8Bの後端のコネクタ部41付近の構造を示す。この変形例では回転子32における第3のシングルモードファイバ7の先端面に対向してレンズ56を設け、第3のシングルモードファイバ7の先端面から出射される光の光束径を例えば図6(B)に示すようにD1に広げる。
【0056】また、コネクタ本体43における第4のシングルモードファイバ9の後端面に対向してレンズ57を設け、有効径D2で入射される光を第4のシングルモードファイバ9の先端面に入射されるようにすると共に、この有効径D2を光束径D1より小さくした。つまり、D1>D2とした。
【0057】この変形例の構造にすることにより、回転子32の前端に着脱自在のコネクタ部41が軸方向が僅かにずれが存在して装着された場合にも、第4のシングルモードファイバ9の後端面には第3のシングルモードファイバ7の先端面から一定の有効径D2の光が入射されると共に、第4のシングルモードファイバ9の後端面から第3のシングルモードファイバ7の先端面に反射光を伝送する場合にも有効径D2の光を第3のシングルモードファイバ7の先端面に伝送できる。
【0058】従って、回転子32の前端にそれぞれ着脱自在のコネクタ部41を有する光走査プローブ8Bが製品間でコネクタ部41に多少のバラツキがある場合にも、低干渉光の伝送特性にバラツキが生じるのを低減できる。その他の作用効果は第1の実施の形態と同様である。
【0059】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の実施の形態を図7及び図8を参照して説明する。図7は本発明の第2の実施の形態の光走査プローブ8Cを示し、図8は図7のA−A断面でコネクタ部を示す。
【0060】第1の実施の形態ではシース42内でフレキシブルシャフト45と共に第4のシングルモードファイバ9も回転する構造であったが、本実施の形態の光走査プローブ8Cでは第4のシングルモードファイバ9は回転しない構造にしたものである。
【0061】この光走査プローブ8Cのコネクタ部41は、第1の実施の形態におけるコネクタ部41において、コネクタ本体43に第4のシングルモードファイバ9の後端を固着しないで、第4のシングルモードファイバ9の後端に円筒状で硬質のフェルール61を設け、このフェルール61の外周面とコネクタ本体43の内周面との間に設けた軸受け62を介して回転自在に支持している。
【0062】また、回転子32側も、第3のシングルモードファイバ7をフェルールを設けて図示しない軸受けを介して回転子32に対して回転自在とし、この回転子32の先端部のフェルール部分で(第4のシングルモードファイバ9の)フェルール受け63を形成して、第4のシングルモードファイバ9の後端のフェルール61と嵌合して接続する構造にしている。
【0063】第1の実施の形態の場合と同様にコネクタ本体43には凸部48、回転子32にはこの凸部48に嵌合する凹部49が設けてあり、回転子32の回転と共に、コネクタ本体43も回転し、その回転はフレキシブルシャフト45でその先端側にも伝えられる。
【0064】また、第1の実施の形態では先端本体44に第4のシングルモードファイバ9の先端を固着していたが、本実施の形態では先端本体44の中心孔の径を大きくして、その前端側には第1の実施の形態と同様にGRINレンズ51を固着しているが、その後端側には第4のシングルモードファイバ9の先端に固着した円筒状部材で形成した軸ブレ防止部材64が遊嵌されている。そして、第4のシングルモードファイバ9の先端はこの軸ブレ防止部材64でその外径が太くなっている。
【0065】また、先端本体44の中心孔の径は軸ブレ防止部材64の外径より僅かに大きく、軸ブレ防止部材64側に対して先端本体44は回転自在にしている。なお、この軸ブレ防止部材64は例えば摩擦抵抗が小さいチューブ、具体的にはテフロンチューブで形成されている。
【0066】その他は第1の実施の形態と同様の構成であり、同一の部材には同じ符号を付け、その説明を省略する。本実施の形態による作用としては第1の実施の形態では回転子32の回転と共に、その内部の第3のシングルモードファイバ7も共に回転されたが、(本実施の形態では)回転されない。
【0067】また、第1の実施の形態では回転子32の回転と共にコネクタ本体43が回転され、このコネクタ本体43に後端が固着された第4のシングルモードファイバ9もその外側のフレキシブルシャフト45と共に回転されたが、(本実施の形態では)このコネクタ本体43及びフレキシブルシャフト45は回転されるが、その内側の第4のシングルモードファイバ9は回転されない。その他の作用は第1の実施の形態と同様である。
【0068】また、本実施の形態では光走査プローブ8C内に挿通された第4のシングルモードファイバ9を回転させることなく、第1の実施の形態と同様に周方向に低干渉光を走査できるので、非常に細い第4のシングルモードファイバ9を回転により切断させてしまうようなことをより有効に防止できる。その他の効果は第1の実施の形態と同様である。
【0069】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の実施の形態を図9ないし図12を参照して説明する。図9は本発明の第3の実施の形態の光走査プローブの先端側の構造を示し、図10はその先端側に遮光マークが設けてあるのを示し、図11は遮光マークが設けてある光走査プローブの先端側を撮像した内視鏡像を示し、図12はこの光走査プローブを用いて得た断層像を示す。
【0070】この光走査プローブ8Dは例えば第1の実施の形態において、フレキシブルシャフト45の代わりに、超弾性合金製パイプ66が用いてある。この超弾性合金製パイプ66としては例えばニッケル−チタン合金で形成されている。
【0071】また、本実施の形態ではシース42は円管状で、その先端が開口し、この先端の開口には光を透過する機能を有する硬質の部材で円筒状で一端(基端)が開口し、他端が半球状に形成された先端キャップ67の基端が固着されている。この先端キャップ67はシース42と同じように例えばポリメチルペンテン製で、より硬度の高いものでより高精度に形成されている。また、本実施の形態ではGRINレンズ51の後面も斜めにカットしたものが用いてある。
【0072】また、本実施の形態では図10に示すように基準の方向となる部分に黒色等の塗料を塗布するなどして遮光マーク68が設けてある。従って、内視鏡で先端側を観察すると、図11に示す内視鏡像69中で遮光マーク像68′により、その方位を知ることができる。
【0073】また、図12に示す断層像70中でも黒色マーク69が設けられた方向は黒色となり画像が形成されない部分68″になるので、その方位を知ることができる。その他は第1の実施の形態と同様の構成である。
【0074】本実施の形態による作用としては、シース42の先端側で低干渉光を出射する部分をより硬度が大きい別の部材で形成することにより、低干渉光を出射する部分の加工精度を向上できる。このため、シース42で一体成形した場合よりも、出射する部分の肉厚をより均一にでき、出射された低干渉光を焦点位置でより小さいスポット径に設定し易い。従って、、分解能のバラツキなどを小さくできる。
【0075】また、先端側に遮光マーク68を設けることによって、この光走査プローブ8Dの先端側を内視鏡27で撮像した場合には図11に示すように内視鏡像69中に光走査プローブ8Dの基準の方向を示す遮光マーク像68′を観察することにより、基準の方向を簡単にしることができる。
【0076】また、この光走査プローブ8Dを用いた場合には図12に示すような断層像70を得ることができ、画像が形成されない線状の部分68″により、走査方向における基準の方向を簡単に知ることができる。その他は第1の実施の形態と同様の作用効果を有する。
【0077】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の実施の形態を図13を参照して説明する。図13は本発明の第4の実施の形態の光走査プローブ8Eの先端側を示す。
【0078】図13に示すこの光走査プローブ8Eは図9の光走査プローブ8Dにおいて、先端キャップ67の代わりに、より光の透過率が高い(つまり、低干渉光をより少ないロスで透過する良好な光学的特性を有する)石英ガラスパイプ71と金属製キャップ72とを用いている。
【0079】また、GRINレンズ51等の周囲にはグリセリンなどの透明液体73が充満されている。グリセリンなどの透明液体73はその屈折率が第4のシングルモードファイバ9のコア部とか、GRINレンズ51、マイクロプリズム52を形成するガラスの屈折率(ほぼ1.5)とか石英ガラスパイプ71の屈折率に近い屈折率を有する透明液体である。その他は図9と同様の構成である。
【0080】本実施の形態によれば、低干渉光の出射部分を石英ガラスパイプ71で形成することによって、より低干渉光による伝送ロスを少なくでき、S/Nの良い断層像を得ることができるようになる。
【0081】また、少なくとも光を出射する部分の周囲に透明液体73を充満することにより、充満しない場合における屈折率の差異により、例えば円筒状の石英ガラスパイプ71によりフォーカスした点での光スポットが異方性を示す影響を軽減できる。
【0082】つまり、図13において、円筒状の石英ガラスパイプ71によりフォーカスした点での光スポットが左右方向とこれに垂直な方向とでの径(サイズ)が異なってしまう異方性を石英ガラスパイプ71の屈折率に近い透明液体73によりその異方特性を軽減できる。また、屈折率の差異のために、反射により有効に伝送されなくなることをより軽減できる。なお、この透明液体73の屈折率は1.5付近の値が望ましいが、少なくとも1.0ないし2.0の範囲内の値であれば良い。
【0083】また、金属製キャップ72を用いることにより、例えばX線での診断も併用するような場合にはこの光走査プローブ8Eの先端側の位置を確実に知ることができる(この金属製キャップ72の金属としてはアルミニュウムなどよりは比重が大きく、X線に対する不透過機能が大きいステンレススチールなどの金属の方がより識別が容易となる)。その他は第3の実施の形態と同様の作用効果を有する。
【0084】図14は図13の第1の変形例の光走査プローブ8Fの先端側を示す。この光走査プローブ8Fは例えば図13の光走査プローブ8Eにおいて、石英ガラスパイプ71の代わりに透明パイプ71′とし、さらに少し長くした金属製キャップ72部分にガイド孔74を設け、ガイドワイヤ75を通すことができるようにしたものである。
【0085】なお、図14ではGRINレンズ51等の周囲にグリセリンなどの液体73を充満しないもので示しているが、充満したものとしても良い。また、この光走査プローブ8Fではとしては、図13のものに適用したものに限定されるものでなく、例えば図9のものに適用しても良い。
【0086】この第1変形例によれば、ガイドワイヤ75を通すことができるようにしているので、胆管などの細い管腔部位に対してもまず、ガイドワイヤ75を通すことによりそのガイドワイヤ75をガイドとして光走査プローブ8Fの先端側を導入することが容易に行える。その他は第4の実施の形態とほぼ同様の作用効果を有する。図15は図13の第2変形例の光走査プローブ8Gの先端側を示す。この光走査プローブ8Gはシース42内に吸引用チューブを挿通して吸引用管路76を設け、シース42の先端付近で開口させて吸引管路用開口77を設けている。
【0087】吸引用管路76の手元側は吸引器78に接続して吸引できるようにしている。そして、吸引動作を行うことにより、胃内部などの広い体腔内部位の生体組織79にも密着固定して断層像を得られるようにしている。
【0088】本変形例によれば、胃内部などの広い体腔内部位で目的とする部分の生体組織79を断層像観察する場合には、その生体組織79付近に吸引管路用開口77を設定して吸引器78により吸引することによって、その生体組織79部分に光走査プローブ8Gの先端側を密着固定できる。
【0089】従って、その密着固定の状態で安定した光走査ができ、かつ安定した断層像を得ることができる。その他は第4の実施の形態とほぼ同様の作用効果を有する。
【0090】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の実施の形態を図16及び図17を参照して説明する。図16は本発明の第5の実施の形態の光走査プローブ8Hの先端側を示し、図17はその作用説明図を示す。本実施の形態は光走査プローブ8Hの先端側に湾曲機能を設けて、所望とする部位の断層像を得やすくしたものである。
【0091】図16に示すこの光走査プローブ8Hではシース42の先端に硬質の先端リング81を設け、この先端リング81の先端に透明パイプ71′及び先端キャップ72を設けている。
【0092】また、このシース42はマルチルーメンチューブで形成され、このマルチルーメンチューブの外周に近いルーメンで、中心軸の周りに180度回転したような対称な位置に2本のアングル用ワイヤ82が挿通され、各先端が先端リング81に固着されている。また、シース42の外側にはシース42の先端よりも所定長さ後方側まで、熱収縮チューブ83が被せてあり、この熱収縮チューブ83が被せてないシース先端部の軟性部84よりも硬度を硬くした(或いは可撓性を低くした)硬性部(或いは低可撓部)85を形成している。
【0093】アングル用ワイヤ82の手元側は例えばプーリなどに巻き付けるようにして固定され、そのプーリの軸にレバーを設けて湾曲操作部が形成されている。そして、レバーを回動操作することにより、一方のアングル用ワイヤ82を牽引することにより、図17の実線で示すように軟性部84を下方に湾曲したり、レバーを逆方向に回動することにより、図17の2点鎖線で示すように上方に湾曲したりできるようにしている。その他は第4の実施の形態とほぼ同様の構成である。
【0094】この実施の形態によれば、内視鏡27の鉗子チャンネルから突出させた光走査プローブ8Hの先端側を湾曲操作部での操作により、先端側を湾曲させることができるので、湾曲機能を有しないものよりも、より所望とする部位に先端側を導いたり、近接した位置に設定したりすることができる。その他は第4の実施の形態とほぼ同様の作用効果を有する。
【0095】(第6の実施の形態)次に本発明の第6の実施の形態を図18を参照して説明する。図18は本発明の第6の実施の形態の光走査プローブ8Iの先端側を示す。本実施の形態では光走査プローブ8Iの先端側に回転駆動手段を設けて、光走査を行うものである。
【0096】光走査プローブ8Iの挿入部を形成する円筒状のシース91内の例えば中心軸に沿ってシングルモードファイバ92が挿通され、このシングルモードファイバ92の先端側は円柱状の先端本体93の中心の孔を挿通して接着剤等で固着されている。この先端本体93もその外周面がシース91の先端付近の内周面に固着されている。
【0097】このシース91の先端開口には円筒状で硬質の透明パイプ94の一端(基端)の開口が固着され、この透明パイプ94の他端(先端)の開口にはほぼ半球状の先端キャップ95が取り付けて先端側を閉じている。
【0098】この先端キャップ95の内側には超音波モータ96のステータ部分が固着され、回転するロータ部分に支持台97を介してマイクロプリズム52及びGRINレンズ51が取り付けられている。
【0099】また、超音波モータ96に接続したリード線98はシース91内を挿通され、手元側で図示しない駆動回路に接続される。そして、スイッチをONすることにより、超音波モータ96に駆動信号を供給して超音波モータ96のロータ側を回転させることにより、支持台97に取り付けられたマイクロプリズム52及びGRINレンズ51を矢印で示すように回転させることができるようにしている。そして、シングルモードファイバ92により導光されてその先端面から出射された低干渉光はこの先端面に対向して回転駆動されるGRINレンズ51で集光され、さらにマイクロプリズム52の斜面で反射されて光走査プローブ8Iの軸に垂直な方向に放射状に出射できるようにしている。
【0100】なお、本実施の形態ではこの光走査プローブ8Iの基端側は図1に示す光ロータリジョイント6を介することなく、第1のシングルモードファイバ3の先端に接続して光断層画像装置1を構成することができる。
【0101】本実施の形態によれば、光走査プローブ8I内に挿通されるシングルモードファイバ92を回転することなく、その先端側に対向配置したGRINレンズ51及びマイクロプリズム52を回転することにより、第1の実施の形態等の場合とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0102】また、フレキシブルシャフト45等の回転力伝達部材を用いてシングルモードファイバ92も回転させるような場合には、屈曲されて体腔内に挿入される内視鏡挿入部29内でやはり屈曲された鉗子チャンネル内を挿通した状態では手元側での回転を先端側に遅延することなく伝達することは困難になる場合が起こる可能性がある。そのような場合には手元側での回転位置と先端側での回転位置とのずれ量が変化する。
【0103】この場合のずれ量が一定であれば、画質の劣化は殆どないが、ずれ量が局所的に発生して、つまり角度により回転速度が変化するような場合には画像化する場合に手元側での回転位置の検出を行うとその誤差が大きくなり、結果的に得られる断層像の画質が劣化する。それを回避するには先端側での回転位置の検出を行うようにすることが必要になる。
【0104】本実施の形態では屈曲した体腔内に挿入したような場合にも、その影響を受けないので(先端部に超音波モータ96等を配置しているので回転駆動する場合の負荷ほ変化は殆どなく、一定速度で回転できることになり)、そのように回転位置の検出を行わないでも、駆動信号から回転位置の検出を行うことができる。従って、比較手に簡単な構成で、細く出来るなどの効果を有すると共に、安定した光走査及びその光走査による安定した断層像を得ることができる。
【0105】また、光走査プローブ8I内に挿通されるシングルモードファイバ92を回転させるような構造の場合よりもシングルモードファイバ92の折損を有効に防止できる。
【0106】なお、図18において、GRINレンズ51を先端本体93側に固定し、支持台97にはマイクロプリズム52のみを取り付け、超音波モータ96でマイクロプリズム52側のみを回転させるようにしても良い。この場合には回転される負荷を小さくできるので、回転駆動力の小さな超音波モータ96を利用でき、より小型化も可能になる。或いはより高速の光走査が可能になる。
【0107】図19は変形例の光走査プローブ8Jの先端側を示す。この変形例では先端本体93の先端面にシングルモードファイバ92を通す孔を設けた超音波モータ96のステータ部分が固着され、そのロータ部分に円筒状の支持台97を介してマイクロプリズム52及びGRINレンズ51が取り付けられている。
【0108】また、先端本体93に設けたリード線挿通孔に超音波モータ96に接続したリード線98を通している。その他は第6の実施の形態と同様の構成である。この変形例の作用及び効果は第6の実施の形態とほぼ同様である。
【0109】(第7の実施の形態)次に本発明の第7の実施の形態を図20を参照して説明する。図20は本発明の第7の実施の形態の光走査プローブ8Kの先端側を示す。本実施の形態は血管内に挿入して断層像を得るのに適したものである。
【0110】本実施の形態では光走査プローブ8Kは図15の光走査プローブ8Gと類似してシース42内に流体管路101を設け、この流体管路101はシース42の先端付近の側部の開口部102で開口している。
【0111】この流体管路101の手元側の端部は生理食塩水が収納されたタンク103に接続され、このタンク103の生理食塩水はポンプ104を駆動することにより、流体管路101を介して開口部102からその外部に送ることができるようにしている。その他は図15の光走査プローブ8Gと同様の構成である。
【0112】従って、この光走査プローブ8Kを用いると、血液内部に挿入して断層像を得る場合には、血液により散乱されて断層像を得ることが困難になる場合には、タンク103の生理食塩水を注入することにより、光走査を行う部分に生理食塩水を充満させて血液を排除した状態に設定することにより、血液による散乱の少ない状態で断層像を得ることができる。その他は第4の実施の形態とほぼ同様の作用効果を有する。
【0113】(第8の実施の形態)次に本発明の第8の実施の形態を図21を参照して説明する。図21は本発明の第8の実施の形態の光走査プローブ8Lの先端側を示す。本実施の形態は焦点位置の可変手段を設けたものである。
【0114】この光走査プローブ8Lは例えば図20の光走査プローブ8Kにおいて、流体管路101を設けないで、第4のシングルモードファイバ9の先端をリニアアクチュエータ106を介して先端本体44に取り付けて、シース42の長手方向に移動自在にしている。
【0115】つまり、第4のシングルモードファイバ9の先端はリニアアクチュエータ106のロータ(可動部)に取り付けられ、このリニアアクチュエータ106のステータは先端本体44に取り付けられている。また、このリニアアクチュエータ106に接続されたリード線107はシース42内を挿通され、その手元側の端部は図示しない駆動回路に接続されている。
【0116】そして、駆動回路に接続された焦点位置可変スイッチを操作することにより、ニリアアクチュエータ106にそのロータ側を前進させたり、後退移動させたりすることができるようにしている。例えば図21の状態では1点鎖線で示す焦点位置F1であるが、焦点位置可変スイッチを操作して第4のシングルモードファイバ9の先端を点線で示す位置まで前進移動させた場合には点線で示す焦点位置F2に設定できるようにしている。
【0117】本実施の形態によれば、光走査プローブ8Lの先端側から出射された低干渉光の集束点の位置を変更できるので、例えば断層像を得る場合に最も分解能の高い状態で得る深さ位置を可変設定できる。
【0118】具体的に説明すると、例えば焦点位置可変の操作を行わない通常の状態で断層像を得た場合にはその焦点位置がF1であるとし、より深部側をさらに分解能が高い状態で観察したいような場合には焦点位置可変スイッチを操作して、第4のシングルモードファイバ9の先端を前進させることにより、焦点位置をより離れたF2に設定でき、深部側にフォーカスした断層像を得ることができる。その他は第4の実施の形態とほぼ同様の作用効果を有する。
【0119】(第9の実施の形態)次に本発明の第9の実施の形態を図22及び図23を参照して説明する。図22は本発明の第9の実施の形態の光走査プローブ8Mの先端側を示し、図23はその作用説明図を示す。
【0120】本実施の形態はシングルモードファイバを回転させないで、回転シャフトの先端に設けた反射部材を回転させることにより、シースの長手方向に光走査ができるようにしたものである。
【0121】円筒形状のシース111内には中心軸から偏心した位置に沿ってシングルモードファイバ112が挿通され、このシングルモードファイバ112の先端はこの先端面に固着したGRINレンズ113と共にシース111の先端側に固定された先端部材114の貫通孔に固着され、前方側に光を出射する。
【0122】また、シース111の中心軸に沿ってフレキシブルな回転シャフト115が挿通され、この回転シャフト115の先端側は先端本体114の孔を通し、その先端にはミラー部材116が取り付けてあり、このミラー部材116は回転シャフト115と共に、回転駆動される。
【0123】このミラー部材116はGRINレンズ113の光が当たる面の角度θが回転と共に連続的に変化し、ほぼ1回転に近い角度回転すると、不連続に変化して再び連続的に変化する面の端に戻るように形成されている。
【0124】従ってこのミラー部材116をほぼ1回転に近い角度回転した場合には図23の2点鎖線で示す光走査方向から途中の1点鎖線で示す光走査方向を含み、実線で示す光走査方向までとなる光走査領域117をカバーできるようにしている。この光走査領域117は図23の紙面に含まれる方向となる。従って、本実施の形態は周方向に光走査を行うものでなく、光走査プローブ8Mの軸を含む方向に沿ったものとなる。
【0125】本実施の形態もシングルモードファイバを回転させないでその折損が起こることを有効に防止できる。その他は他の実施の形態とほぼ類似した作用効果を有する。
【0126】(第10の実施の形態)次に本発明の第10の実施の形態を図24を参照して説明する。図24(A)は本発明の第10の実施の形態における光出射側のプリズムの形状を示す。図24(A)ではGRINレンズ51の先端面に円柱を45°の角度でカットして反斜面を形成したマイクロプリズム52Aにしている。この場合には第4のシングルモードファイバ9の先端から出射された光はGRINレンズ51、マイクロプリズム52Aの曲面にされた出射面を経て矢印で示すように生体組織側に出射され、生体組織側で反射された光は逆の光路をたどって第4のシングルモードファイバ9の先端側に入射される。
【0127】また、図24(B)は第1の実施の形態等で採用されたもので、GRINレンズ51の先端面に立方体をカットして反射面を形成したマイクロプリズム52にしている。
【0128】また、図24(C)の変形例では図24(B)のマイクロプリズム52における光の出射面にシリンドリカルレンズ52Cを設けた出射面が曲面のマイクロプリズムにしている。このように曲面にして、フォーカスされた点でのスポット形状をある方向に分解能が高い状態に設定することができる。
【0129】なお、図24(A)或いはその変形例の図24(C)では、マイクロプリズム52Aの出射面或いはシリンドリカルレンズ52Cは第4のシングルモードファイバ9の軸方向に円筒形状を形成している曲面にしているが、この軸方向に垂直な方向に円筒形状となる曲面のシリンドリカルレンズなどを取り付けても良い。このようにして、シースを透過する場合の円筒形状のレンズ機能をこれと垂直な方向に円筒形状にしたシリンドリカルレンズにより、その異方的なレンズ機能を打ち消すようにして等方的なレンズ機能を持たせるようにしても良い。
【0130】また、例えば第1の実施の形態或いは第2の実施の形態におけるGRINレンズ51とマイクロプリズム52の代わりに、マイクロプリズム52の反射面となる斜面を凸面にして、この凸面で反射して光路を変更すると共に、集光するレンズ機能を持たせたもの(光路変更手段が集光するレンズ機能を有する構造)にしても良い。なお、上述した各実施の形態等を部分的等で組み合わせて構成される実施の形態等も本発明に属する。
【0131】[付記]
1.被検体に低干渉性の光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層画像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブ装置であって、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能であり先端が開口していない細長く柔軟な筒状のシースであって、少なくともその先端側の側面は光透過性のよい素材で成形されているシースと、前記シースの内部に長手方向の軸まわりに回転自在に設けられている柔軟なコイルシャフトと、前記コイルシャフトに回転力を付与する回転駆動装置と、前記柔軟なコイルシャフトの内部に設けられているシングルモードファイバで形成され、その基端部および先端部はそれぞれ前記コイルシャフトの基端および先端に固定されており、低干渉光源から出射される光がその基端に入射されるように設けられているファイバと、前記ファイバの先端からある特定の距離をおいて設けられており前記ファイバから出射される光を特定の位置に集光させるためのレンズと、出射光の光路を変更するために前記レンズに固定されている出射光路変更手段と、からなることを特徴とする光走査プローブ装置。
【0132】2.付記1において、前記ファイバの基端に、前記低干渉光源からの光を集光するためのレンズ手段が設けられていることを特徴とする。
3.付記2において、前記ファイバの基端に設けられているレンズ手段において、ファイバに入射可能な光束の有効径は、レンズ手段に入射される光束径よりも小さいことを特徴とする。
【0133】3′.被検体に低干渉性の光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層画像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブ装置であって、 内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能であり先端が開口していない細長く柔軟な筒状のシースであって、少なくともその先端側の側面は光透過性のよい素材で成形されているシースと、前記シースの内部に長手方向の軸まわりに回転自在に設けられている柔軟な中空シャフトと、前記中空シャフトに回転力を付与する回転駆動装置と、前記中空シャフトの内部に設けられているシングルモードファイバで形成され、その基端部および先端部はそれぞれ前記中空シャフトの基端および先端に固定されており、低干渉光源から出射される光がその基端に入射されるように設けられているファイバと、前記ファイバの先端に対向して前記中空シャフトの先端に固着され、前記ファイバの先端から出射される出射光を集光し、かつ出射光の光路を変更する出射光路変更手段と、からなることを特徴とする光走査プローブ装置。
3″.付記3′において、前記出射光路変更手段はプリズムの反射面を凸面にしたもので反射する際に集光するレンズ機能を有する。
【0134】4.被検体に低干渉性の光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層画像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブ装置であって、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能であり先端が開口していない細長く柔軟な筒状のシースであって、少なくともその先端側の側面は光透過性のよい素材で成形されているシースと、前記シースの内部に長手方向の軸まわりに回転自在に設けられている柔軟なコイルシャフトと、前記コイルシャフトに回転力を付与する回転駆動装置と、前記コイルシャフトの回転軸上に設けられるシングルモードファイバで形成され、低干渉光源から出射される光がその基端に入射されるように設けられるファイバ部材と、前記ファイバ部材の先端からある特定の距離をおいた位置で前記コイルシャフトに固定されて設けられており前記ファイバ部材から出射される光を特定の位置に集光させるためのレンズと、出射光の光路を変更するために前記レンズに固定されている出射光路変更手段と、からなることを特徴とする光走査プローブ装置。
【0135】5.付記4において、前記ファイバ部材は、先端側側面の少なくとも一部は外径が大きく、その径は前記コイルシャフトの内径よりも僅かに小さいことを特徴とする。
【0136】5′.被検体に低干渉性の光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層画像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブ装置であって、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能であり先端が開口していない細長く柔軟な筒状のシースであって、少なくともその先端側の側面は光透過性のよい素材で成形されているシースと、前記シースの内部に長手方向の軸まわりに回転自在に設けられている柔軟なコイルシャフトと、前記コイルシャフトに回転力を付与する回転駆動装置と、前記コイルシャフトの回転軸上に設けられるシングルモードファイバで形成され、低干渉光源から出射される光がその基端に入射されるように設けられるファイバ部材と、前記ファイバ部材の先端に対向して前記コイルシャフトの先端側に固着され、前記ファイバ部材から出射される出射光を集光し、かつ出射光の光路を変更するための出射光路変更手段と、からなることを特徴とする光走査プローブ装置。
【0137】6.付記4において、前記コイルシャフト先端側の少なくとも一部は内径が小さく、その径は前記ファイバ部材の外形よりも僅かに大きいことを特徴とする。
【0138】7.被検体に低干渉性の光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層画像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブであって、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能であり先端が開口していない細長く柔軟な筒状のシースであって、少なくともその先端側の側面は光透過性のよい素材で成形されているシースと、前記シースの内部に長手方向の軸まわりに回転自在に設けられる柔軟なシャフトと、前記シャフトに回転力を付与する回転駆動装置と、前記シャフトに並列に設けられているシングルモードファイバで形成され、低干渉光源から出射される光がその基端に入射されるように設けられるファイバと、前記ファイバの先端側に固定されて設けられており前記ファイバから出射される光を特定の位置に集光させるためのレンズと、前記シャフトの先端に固定されているミラーであって、シャフトの回転に伴って前記レンズを透過した光を光路を変換する光路変換手段と、からなることを特徴とする光走査プローブ装置。
【0139】8.被検体に低干渉性の光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層画像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブ装置であって、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能であり先端が開口していない細長く柔軟な筒状のシースであって、少なくともその先端側の側面の光透過性のよい素材で成形されているシースと、前記シース内部に設けられているシングルモードファイバで形成され、低干渉光源から出射される光がその基端に入射されるように設けられるファイバと、前記ファイバの先端側に固定されて設けられており前記ファイバから出射される光を特定の位置に集光させるためのレンズと、前記シースの先端内部に設けられている超音波モータと、前記超音波モータに電気を供給する電源および制御手段と、前記超音波モータのロータに固定されている光路変換手段であって、前記超音波モータの回転動作に伴って前記レンズを透過した光の光路を変換する光路変換手段と、からなることを特徴とする光走査プローブ装置。
【0140】9.付記1、4、7、8のいずれかにおいて、前記コイルシャフトまたはシャフトは、超弾性合金製であることを特徴とする。
10.付記1、4、7、8のいずれかにおいて、前記シースは、両端が開口している柔軟なチューブと、チューブ先端に設けられた光透過性に優れたキャップからなることを特徴とする。
【0141】11.付記1、4、7、8のいずれかにおいて、前記シースの素材はポリメチルペンテンであることを特徴とする。
12.付記1、4、7、8のいずれかにおいて、前記シースは、両端が開口している柔軟なチューブと、チューブ先端に接続された光透過性のよい素材からなるパイプと、前記パイプの先端に封入されたキャップであることを特徴とする。
【0142】13.付記12において、前記パイプは石英ガラス製であることを特徴とする。
14.付記1、4、7、8のいずれかにおいて、前記シースの少なくとも一部にはX線透視下で撮像されうる部材が含まれていることを特徴とする。
【0143】15.付記1、4、7、8のいずれかにおいて、前記光走査プローブは長手方向に渡って管路を有しており、前記管路の先端は光走査プローブの側面に開口しており、前記管路の基端は流体を供給するポンプに接続されていることを特徴とする。
16.付記1、4、7、8のいずれかにおいて、前記光走査プローブの基端側には前記光走査プローブを湾曲操作可能な操作部が設けられていると共に、その湾曲動作部は低干渉光が透過する前記光走査プローブ側面よりも基端側であることを特徴とする。
【0144】17.付記1、4、7、8のいずれかにおいて、前記光走査プローブは前記シングルモードファイバの先端面と前記レンズとの距離を調整可能なアクチュエータを備えていることを特徴とする。
18.付記1、4、7、8のいずれかにおいて、前記シースの少なくとも先端側内面は流体で満たされていることを特徴とする。
【0145】19.付記18において、前記流体は屈折率がおよそ1.5であることを特徴とする。
20.付記18において、前記流体は屈折率が1.0〜2.0の間であることを特徴とする。
【0146】20.付記1、4、7、8のいずかにおいて、前記光路変換手段はプリズムであることを特徴とする。
21.付記20において、前記プリズムの光出射面は、曲面であることを特徴とする。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被検体に低干渉性の光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層画像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブ装置であって、内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能であり先端が開口していない細長く柔軟な筒状のシースであって、少なくともその先端側の側面は光透過性のよい素材で成形されているシースと、前記シースの内部に長手方向の軸まわりに回転自在に設けられている柔軟なコイルシャフトと、前記コイルシャフトに回転力を付与する回転駆動装置と、前記柔軟なコイルシャフトの内部に設けられているシングルモードファイバで形成され、その基端部および先端部はそれぞれ前記コイルシャフトの基端および先端に固定されており、低干渉光源から出射される光がその基端に入射されるように設けられているファイバと、前記ファイバの先端からある特定の距離をおいて設けられており前記ファイバから出射される光を特定の位置に集光させるためのレンズと、出射光の光路を変更するために前記レンズに固定されている出射光路変更手段と、を設けているので、出射光路変更手段により走査される方向に沿って2次元的に広がりがある深さ方向の断層像を安定して得られる。
【出願人】 【識別番号】000000376
【氏名又は名称】オリンパス光学工業株式会社
【出願日】 平成9年(1997)8月28日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 進
【公開番号】 特開平11−56786
【公開日】 平成11年(1999)3月2日
【出願番号】 特願平9−233001