| 【発明の名称】 |
被検体内断層イメージング装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】金子 守
【氏名】上野 仁士
【氏名】竹端 栄
【氏名】平尾 勇実
【氏名】小澤 剛志
【氏名】上杉 武文
【氏名】水野 均
【氏名】広谷 純
【氏名】今泉 克一
【氏名】青木 秀道
【氏名】大野 正弘
【氏名】安田 英治
【氏名】山宮 広之
【氏名】堀井 章弘
【氏名】河合 利昌
【氏名】大明 義直
【氏名】吉野 謙二
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| 【要約】 |
【課題】被検体の表面近傍の深度では高分解能で、かつ到達深度における奥行きのある断層像を得ることでき、適切かつ効果的な被検体断層観察を行う。
【解決手段】被検体内断層イメージング装置1は、細長で可撓性を有する体腔内に挿入される外シース2に覆われ低干渉光及び超音波により3次元画像信号を得る挿入プローブ3と、低干渉性の光を発生して挿入プローブ3側に導光し体腔内の患部側からの反射光を測定光として参照光と干渉させて検出する光断層像信号検出装置4と、光断層像信号検出装置4により検出された干渉信号に対する信号処理等を行うと共に挿入プローブ3の先端部に配置された超音波振動子5を駆動し超音波エコー信号を信号処理する信号処理装置6と、信号処理装置6から出力される映像信号を表示するモニタ7とから構成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 低干渉光を発生する光源と、被検体に前記低干渉光を出射すると共に、前記被検体より反射された反射光を検出するための1つのシングルモードファイバからなる導光手段と、前記シングルモードファイバより出射した前記低干渉光を走査出射する走査出射手段と、前記シングルモードファイバで検出した前記被検体からの前記反射光と前記光源より生成した基準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応する干渉信号を抽出する干渉光抽出手段と、前記走査出射手段より出射する前記低干渉光と同方向に超音波を出射及び前記被検体より反射してきた超音波エコーを検出する超音波振動子と、前記超音波振動子を駆動するための駆動パルスを発生するパルス発生手段と、前記超音波振動子により検出した前記超音波エコーを受信する受信手段と、前記干渉信号と前記超音波エコーに対して信号処理を行い、少なくとも前記被検体の深部方向の断層像を構築する信号処理手段とを備えたことを特徴とする被検体内断層イメージング装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は被検体内断層イメージング装置、更に詳しくは低干渉光及び超音波により被検体を走査し断層像を得る部分に特徴のある被検体内断層イメージング装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、超音波振動子から生体組織内に超音波パルスを繰り返し送信し、生体組織から反射される超音波パルスのエコーを同一あるいは別体に設けた超音波振動子で受信して、この超音波パルスを送受信する方向を徐々にずらすことによって、生体内の被検部位における複数の方向から収集したエコー情報を二次元的な可視像の超音波断層画像として表示して、病気の診断等に用いることができるようにした超音波診断装置が種々提案されている。 【0003】このような超音波診断装置としては、体外式超音波プローブによるものが一般的であるが、細径の超音波プローブを内視鏡の処置具挿通チャンネル等に挿通して内視鏡を介して体腔内へ導入し、内視鏡観察下において癌化した粘膜組織、ポリープ等の病変部を含む被検部位の超音波断層画像を得るようにしたものなどの体内式超音波プローブを備えた内視鏡装置も用いられている。 【0004】また、近年では被検体にできている腫瘍などの形状を把握したり、体積を計測したりできるように三次元像が得られる三次元走査用超音波プローブも種々提案されている。 【0005】特開平2−265536号公報にはラジアル走査しながらプローブを軸方向に移動させて、スパイラル状に三次元スキャンを行う超音波プローブが開示されている。 【0006】また、特開平6−30939号公報には軸方向に移動可能に構成された超音波プローブにおいて、簡単且つ確実に超音波プローブと駆動部とを着脱できるようにプローブの着脱機構を改良すると共に、走査開始位置へのプローブの移動を速やかに行えるようにして、より正確に走査を行えるように構成した超音波診断装置が開示されている。 【0007】さらに、特開平8−56947号公報には手元側操作部での駆動操作による先端部の追従性を向上させる三次元走査用超音波プローブが開示されている。 【0008】一方、最近になって、低干渉性光を用いて被検体に対する断層像を得る干渉型OCT(オプティカル・コヒーレンス・トモグラフィ)が例えばScience Vol.254、1178(1991)に提案されている。 【0009】この干渉型OCTでは、低干渉性の光源としての超高輝度発光ダイオード(以下、SLDと略記)は例えば可干渉距離が17μm程度で830nmの波長の光を発生し、この光は第1のシングルモード光ファイバの一方の端面から入射し、他方の端面(先端面)側に伝送され、先端面からサンプル側に出射される。 【0010】第1のシングルモード光ファイバは、途中のカップラで第2のシングルモード光ファイバと光学的に結合されている。従って、このカップラ部分で2つに分岐されて伝送される。第1のシングルモード光ファイバの(カップラより)先端側は、圧電素子に巻回され発振器から駆動信号が印加され、第1のシングルモード光ファイバを振動させることにより伝送される光を変調する変調器を形成している。 【0011】変調された光は、2次元走査を行う2次元走査手段を介して、第1のシングルモード光ファイバの先端面からサンプル側に出射される。サンプル側で反射された光は、第1のシングルモード光ファイバの先端面に入射され、さらにカップラで第2のシングルモード光ファイバに移り、検出器で検出される。 【0012】この検出器には、第2のシングルモード光ファイバの先端面からミラーで反射されたSLDの光、つまり参照光も入射される。ミラーは光路長を変化させる方向に移動され、サンプル側で反射された光の光路長とミラーで反射された光路長と殆ど等しい光が干渉する。 【0013】検出器の出力は、復調器で復調されて干渉した光の信号が抽出され、デジタル信号に変換された後、信号処理され断層像に対応した画像データが生成され、モニタにて表示される。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超音波による断層像の分解能は数百μmで到達深度は約10mmで、また、低干渉光による断層像の分解能は数十μmで到達深度は約2mmであるため、それぞれの観測では患部に対して、分解能及び到達深度において適切かつ効果的な断層像を得ることができないといった問題がある。 【0015】本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、被検体の表面近傍の深度では高分解能で、かつ到達深度における奥行きのある断層像を得ることで、適切かつ効果的な被検体断層観察を行うことのできる被検体内断層イメージング装置を提供することを目的としている。 【0016】 【課題を解決するための手段】本発明の被検体内断層イメージング装置は、低干渉光を発生する光源と、被検体に前記低干渉光を出射すると共に、前記被検体より反射された反射光を検出するための1つのシングルモードファイバからなる導光手段と、前記シングルモードファイバより出射した前記低干渉光を走査出射する走査出射手段と、前記シングルモードファイバで検出した前記被検体からの前記反射光と前記光源より生成した基準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応する干渉信号を抽出する干渉光抽出手段と、前記走査出射手段より出射する前記低干渉光と同方向に超音波を出射及び前記被検体より反射してきた超音波エコーを検出する超音波振動子と、前記超音波振動子を駆動するための駆動パルスを発生するパルス発生手段と、前記超音波振動子により検出した前記超音波エコーを受信する受信手段と、前記干渉信号と前記超音波エコーに対して信号処理を行い、少なくとも前記被検体の深部方向の断層像を構築する信号処理手段とを備えて構成され、干渉信号により被検体の表面近傍の深度では高分解能で、かつ到達深度における超音波エコーにより奥行きのある断層像を得ることで、適切かつ効果的な被検体断層観察を行うことを可能とする。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。 【0018】図1ないし図8は本発明の一実施の形態に係わり、図1は被検体内断層イメージング装置の構成を示す構成図、図2は図1の挿入プローブの先端部内の構成を示す構成図、図3は図1の被検体内断層イメージング装置の作用を説明する第1の説明図、図4は図1の被検体内断層イメージング装置の作用を説明する第2の説明図、図5は図1の挿入プローブの第1の変形例の先端部内の構成を示す構成図、図6は図1の挿入プローブの第2の変形例の先端部内の構成を示す構成図、図7は図1の挿入プローブの第3の変形例の先端部内の構成を示す構成図、図8は図1の被検体内断層イメージング装置の変形例の構成を示す構成図である。 【0019】図1に示すように、本実施の形態の被検体内断層イメージング装置1は、細長で可撓性を有する体腔内に挿入される外シース2に覆われ低干渉光及び超音波により3次元画像信号を得る挿入プローブ3と、低干渉性の光を発生して挿入プローブ3側に導光し体腔内の患部側からの反射光を測定光として参照光と干渉させて検出するための光断層像信号検出装置4と、この光断層像信号検出装置4により検出された干渉信号に対する信号処理等を行うと共に挿入プローブ3の先端部に配置された超音波振動子5を駆動し超音波エコー信号を信号処理する信号処理装置6と、信号処理装置6から出力される映像信号を表示するモニタ7とからなり、このモニタ7には低干渉性の光による光断層像及び超音波エコー信号による超音波断層像が表示されるようになっている。 【0020】光断層像信号検出装置4内には、低干渉性光を発生する光源としての超高輝度発光ダイオード(以下、SLDと略記)を備えた低干渉性光源11が配置されている。この低干渉性光源11のSLDは、例えば830nmの波長で例えば可干渉距離が数10μm程度の低干渉性光を発生する。なお、SLDの波長は830nmの他に1300nmの波長を使用してもよい。 【0021】そして、図示はしないが、この低干渉性光は低干渉性光源11内のレンズ、偏光子等を経て所定の偏波面の直線偏光の光にされ、さらに光変調器を介して5〜20KHzで周波数変調された後、第1のシングルモード光ファイバ12aの一方の端面(以下、基端面と記す)から入射し、他方の端面(以下、先端面と記す)側に伝送される。 【0022】この光ファイバ12aは、途中のPANDAカップラ13で第2のシングルモード光ファイバ12bと光学的に結合されている。従って、低干渉性光源11のSLDが発生した低干渉性光は、PANDAカップラ13部分で2つに分岐されて伝送される。 【0023】また、光ファイバ12aの先端面は、光走査プローブ3に挿通された第3のシングルモード光ファイバ12cの基端面と光学的に結合されており、後述するように、挿入プローブ3の先端部内に配置された光ファイバ12cの先端面より患部に低干渉性光が照射される。また、PANDAカップラ13より分岐した低干渉性光は、光ファイバ12bを伝送し、光断層像信号検出装置4内の光ファイバ12bの先端面よりレンズ14を介してミラー15に照射されて反射される。 【0024】患部からの低干渉性光の戻り光は、再び光ファイバ12c及び光ファイバ12aを伝送し、PANDAカップラ13により光ファイバ12bの基端面側に伝送され、光検出器16に出力される。このとき、光検出器16には、ミラー15により反射されレンズ14を介し光ファイバ12b内を伝送してきた低干渉性光も参照光として出力される。 【0025】ここで、ミラー15は、アクチュエータ17により光軸方向に進退可能になっており、患部に対する光断層像を得る場合には、アクチュエータ17のミラー15の進退駆動により、ミラー15で反射され光検出器16に入射されるまでの前記の参照光の光路長が、光ファイバ12aを経て患部20側から戻った低干渉性光の光路長に殆ど等しくなるように設定される。 【0026】つまり、ミラー15の位置を変化させて参照光側の光路長を変えることにより、この参照光側の光路長と等しくなる測定光側の光路長は患部2の深さ方向に変化する。そしてこれら光路長が殆ど等しい2つの低干渉性光が干渉し、光検出器16で検出される。 【0027】なお、光ファイバ12bの先端面とPANDAカップラ13との間には、光ファイバ12aによる患部20側に至る光路長をほぼ補償するための巻回された補償リング18が設けてある。 【0028】上記光検出器16で光電変換された信号は、アンプ21により増幅された後、信号処理装置6内の復調器22の図示しないロックインアンプ等に、参照信号としての低干渉性光源11の光変調器(図示せず)の駆動信号またはこれと同一位相の信号と共に入力される。そして、光検出器16からの信号における、参照信号と同一周波数の信号成分が抽出され、さらに検波増幅される。 【0029】復調器22からの検波信号は、A/D変換器23によりデジタル信号に変換され、各種信号処理を行いモニタ7に低干渉性光による光断層像を表示するコンピュータ部24に入力される。 【0030】なお、コンピュータ部24は、アクチュエータ17及び光走査プローブ3の後述する走査手段を駆動制御する制御装置25を制御することで、低干渉性光を患部に対して低干渉性光による2次元走査するようになっている。 【0031】また、信号処理装置6は、制御装置25により制御された超音波振動子5を駆動する駆動パルスを発生するパルス発生器26を備えており、パルス発生器26から発生した駆動パルスは送信アンプ27で増幅された後、切換器28及びスリップリング36を介して超音波振動子5に送信される。そして、超音波振動子5がこの駆動パルスにより超音波を患部に照射し超音波エコーを得て超音波エコー信号としてスリップリング36及び切換器28を介して信号処理装置6の受信アンプ29に送られ、受信アンプ29で増幅した後、A/D変換器30によりデジタル信号に変換されてコンピュータ部24に入力される。 【0032】そして、コンピュータ部24の処理により、上述したモニタ7に、図3に示すように、光断層像と共に超音波断層像を表示する。なお、図4に示すように、患部表面近傍の断層像を光断層像とし、さらなる深部側の断層像を超音波断層像とした合成画像をモニタ7に表示することもできる。 【0033】挿入プローブ3では、図2に示すように、光ファイバ12cが挿入中心軸に配置され、光ファイバ12cの先端面から出射された低干渉光がGRIN(グラディアットインデックス)レンズ31を介してプリズム32により光軸を挿入中心軸に対して直角方向に曲げられ患部に照射する。 【0034】また、挿入プローブ3の先端に設けられた超音波振動子5からの超音波は、挿入中心軸方向に挿入プローブ3の基端側に照射され、プリズム32の背面に形成された音響ミラー33により略円筒形状の超音波透過部材34を介して挿入中心軸に対して低干渉光とは反対側の直角方向より患部に照射される。なお、外シース2内部には水、流動パラフィン、カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液等の超音波伝達媒体3aが封入されている。 【0035】超音波振動子5は、超音波透過部材34の先端開口側に接着固定され、超音波透過部材34の基端開口側に前記プリズム32が接着固定されており、超音波透過部材34の基端側側部には光ファイバ12cの先端面から出射されプリズム32を介した低干渉光が患部に照射可能な窓部34aが設けられている。さらに、超音波透過部材34の基端開口側は、挿入プローブ3を挿通する円筒形状のコイルシャフト35に接続されている。 【0036】図1に戻り、コイルシャフト35の基端開口側は、挿入中心軸を中心に回転駆動する駆動装置37に接続されている。この駆動装置37は、回転駆動力を供給するモータ38と、このモータの駆動力をコイルシャフト35に伝達するギヤ部39とからなり、モータ38は、制御装置25により制御される。 【0037】このように構成されれた本実施の形態では、深部の浅い患部の断層像は低干渉光による光断層像により観察し、かつ患部のより深い断層像を超音波断層像により同時に観察することができるので、適切かつ効果的な患部断層観察を行うことのできる。 【0038】なお、本実施の形態では、超音波振動子5を超音波透過部材34の先端開口側に接着固定して設けるとしたが、図5に示すように、超音波透過部材34の先端開口側に光軸を挿入中心軸に対して光を直角方向に曲げるプリズム32を設け、その光を透過する開口を中央部に有するアニューラ型超音波振動子5aを超音波透過部材34の側部に設けて構成してもよい。また、図6に示すように、アニューラ型超音波振動子5aをプリズム32の反射方向と逆側の側面に配置しても、上記と同様な効果を得ることができる。 【0039】また、本実施の形態では、超音波透過部材34の先端開口側に超音波振動子5を設けるとしたが、図7に示すように、外シース2の先端内側に固定部材51を設け、この固定部材51に低干渉光と同一方向に患部等を治療する治療用超音波振動子52を設けて挿入プローブを構成することで、低干渉光による光断層像によって確認された患部を治療することが可能にもなる。 【0040】さらに、図8に示すように、カメラコントロールユニット(CCU)71に制御されるCCD72及び超音波プロセッサ73により駆動される超音波振動子74を先端部内に備えた超音波内視鏡75の処置具チャンネルに、光断層像信号検出装置に制御される光断層像を得る挿入プローブ3を挿通し、信号処理装置6により、挿入プローブ3、超音波振動子74及びCCD72より得られた光断層像、超音波断層像及び内視鏡画像をモニタ7にスーパインポーズ表示するようにしてもよい。 【0041】[付記] (付記項1) 低干渉光を発生する光源と、被検体に前記低干渉光を出射すると共に、前記被検体より反射された反射光を検出するための1つのシングルモードファイバからなる導光手段と、前記シングルモードファイバより出射した前記低干渉光を走査出射する走査出射手段と、前記シングルモードファイバで検出した前記被検体からの前記反射光と前記光源より生成した基準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応する干渉信号を抽出する干渉光抽出手段と、前記走査出射手段より出射する前記低干渉光と同方向に超音波を出射及び前記被検体より反射してきた超音波エコーを検出する超音波振動子と、前記超音波振動子を駆動するための駆動パルスを発生するパルス発生手段と、前記超音波振動子により検出した前記超音波エコーを受信する受信手段と、前記干渉信号と前記超音波エコーに対して信号処理を行い、少なくとも前記被検体の深部方向の断層像を構築する信号処理手段とを備えたことを特徴とする被検体内断層イメージング装置。 【0042】(付記項2) 前記走査出射手段及び前記超音波振動子は、前記被検体内に挿通可能な細長な挿入部の先端部に配置され、前記低干渉光及び前記超音波は、前記挿入部の長手軸の周方向に照射されることを特徴とする付記項1に記載の被検体内断層イメージング装置。 【0043】(付記項3) 前記走査出射手段は、前記挿入部の先端部に配置された前記長手軸の周りに回転可能な光反射部材であることを特徴とする付記項2に記載の被検体内断層イメージング装置。 【0044】(付記項4) 前記信号処理手段は、前記干渉信号により得られた光断層像と、前記超音波エコーにより得られた超音波断層像とをそれぞれ同時に構築することを特徴とする付記項1、2または3のいずれか1つに記載の被検体内断層イメージング装置。 【0045】(付記項5) 前記信号処理手段は、前記干渉信号により得られた光断層像と、前記超音波エコーにより得られた前記光断層像より深部側の超音波断層像とを合成して前記断層像に構築することを特徴とする付記項1、2または3のいずれか1つに記載の被検体内断層イメージング装置。 【0046】(付記項6) 前記超音波振動子は、前記挿入部の先端部の先端に配置され、前記超音波を前記長手軸方向に出射し、前記光反射部材と反対側に配置された音響ミラーにより前記低干渉光と同一面上に前記超音波が走査されることを特徴とする付記項3に記載の被検体内断層イメージング装置。 【0047】(付記項7) 前記超音波振動子は、前記光反射部材に固定され、前記低干渉光と同一面上に前記超音波が走査されることを特徴とする付記項3に記載の被検体内断層イメージング装置。 【0048】(付記項8) 前記超音波振動子は、中央部に前記低干渉光を透過する穴を有することを特徴とする付記項7に記載の被検体内断層イメージング装置。 【0049】(付記項9) 前記超音波振動子は、アニューラ型の超音波振動子であることを特徴とする付記項7または8に記載の被検体内断層イメージング装置。 【0050】(付記項10) 被検体内に挿通可能な細長な挿入部と、低干渉光を発生する光源と、前記挿入部に挿通され、前記挿入部の先端側の端面から前記被検体に前記低干渉光を出射すると共に、前記被検体より反射された反射光を検出するための1つのシングルモードファイバからなる導光手段と、前記シングルモードファイバより出射した前記低干渉光を走査出射する走査出射手段と、前記シングルモードファイバで検出した前記被検体からの前記反射光と前記光源より生成した基準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応する干渉信号を抽出する干渉光抽出手段と、前記干渉信号に対して信号処理を行い、少なくとも前記被検体の深部方向の断層像を構築する信号処理手段と、前記挿入部の先端部内に、前記走査出射手段より走査される走査面の一部に強力超音波を照射する治療用超音波振動子と、前記治療用超音波振動子を駆動する駆動手段と、を備えたことを特徴とする被検体内断層イメージング装置。 【0051】 【発明の効果】以上説明したように本発明の被検体内断層イメージング装置によれば、干渉信号により被検体の表面近傍の深度では高分解能で、かつ到達深度における超音波エコーにより奥行きのある断層像を得ることでき、適切かつ効果的な被検体断層観察を行うことができるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000376 【氏名又は名称】オリンパス光学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)8月28日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 進
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| 【公開番号】 |
特開平11−56752 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)3月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−233000 |
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