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【発明の名称】 血圧計
【発明者】 【氏名】松本 宏司

【要約】 【課題】血圧測定のための被測定部への装着を容易に且つ的確に行えるものとする。

【解決手段】カフ帯2と本体1とが一体化されている血圧計である。本体1における電池30を本体1の両端部に振り分けて配置する。また両電池30をカフ帯2から見て同じ高さに配置する。本体1の両端部に重量が大である電池30,30を振り分けて配置することで、重心と本体1の中心とを一致させて重量バランスをよくする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 カフ帯と本体とが一体化されている血圧計において、本体における電池を本体の両端部に振り分けて配置しているとともに両電池をカフ帯から見て同じ高さに配置していることを特徴とする血圧計。
【請求項2】 本体のカフ帯側の面をカフ帯が装着される手首の外面形状に添った形状としていることを特徴とする請求項1記載の血圧計。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカフ帯と本体とが一体化されているとともに電池を電源としている血圧計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カフ帯と本体とが一体化されている血圧計では、電源である2本の電池30,30を本体1内に配設するにあたり、電池30,30同士の接続の点から、図5(a)に示すように、片側に寄せて配置していた。図中37は本体1における表示部、Mは本体1内のポンプ等の機構ブロックである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】手首に装着されて使用される血圧計においては、手首が細いこともあって血圧計を手首に的確に装着しなくては正確な血圧の測定ができないことになるが、上記配置のものでは、重量が大である電池30,30が片側に寄っているために全体の重心が本体1の中心からずれており、これに伴って手首への装着時に手首からずれやすく、正確に装着するのが困難であった。
【0004】また、手首への装着性を高めるべく本体1の裏側を手首の外面に添った形状としたり、本体1の薄型化を図ったりするために、図5(b)(c)に示すような配置としたもの(特開平6−114015号公報)もあるが、大きな表示部を中心に位置させたまま薄型化を図るのは難しい。本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは重量バランスがよくて血圧測定のための被測定部への装着を容易に且つ的確に行うことができる血圧計を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、カフ帯と本体とが一体化されている血圧計において、本体における電池を本体の両端部に振り分けて配置しているとともに両電池をカフ帯から見て同じ高さに配置していることに特徴を有している。図1に示すように、カフ帯2上に装着された本体1の両端部に重量が大である電池30,30を振り分けて配置することで、重心と本体1の中心とを一致させることができるようにしたものである。
【0006】また、本体1のカフ帯2側の面をカフ帯2が装着される手首の外面形状に添った形状とすることも好ましい。電池を両端に振り分けて配置したものでは、安定した状態を保つ上に薄型化も図りやすい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例について説明する。図2〜図4は図1に示した2本の電池30,30の配置を行っている血圧計の具体例を示しており、手首に装着され手使用される図示の血圧計は、カフ帯2の表面に本体1を取り付けたものとして形成されている。
【0008】表面側に液晶ディスプレーからなる表示部37が設けられた本体1のケース10は、中央ブロックと、この中央ブロックの両端に設けられた2つの電池室とを備えており、ポンプ31や圧力センサー34といった機構を中央ブロックに納めて、各電池室に電池(乾電池)30,30を納めている。図中11は上記電池室の開口を閉じる電池カバーであり、両電池室は単一の電池カバー11で閉じられている。
【0009】重量が大である電池30,30が本体1の両端部に振り分けられて配置されているために、本体1の重心を本体1の中心に合わせることができ、重量バランスが良いものであり、しかもカフ帯2側から見て2本の電池30,30が同じ高さでカフ帯2寄りに配置されているために重心がカフ帯2に近く、本体1のカフ帯2側の面が手首の外面形状に添う面とされていることもあって、手首に載せてカフ帯2を手首に巻き付けるという動作を行う時、本体1が手首からずれたりすることがなく、従って手首への装着を的確に且つ容易に行うことができるものである。
【0010】また、本体1の薄型化を図るにあたり、表示部37として大型の見やすいものを用いたままで薄型化を図ることができるために、この点においても使い勝手のよいものとなる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明においては、本体における電池を本体の両端部に振り分けて配置しているとともに両電池をカフ帯から見て同じ高さに配置しているために、重心と本体の中心とを一致させることができて重量バランスがよく、手首への装着にあたり、本体中心が手首からずれてしまうおそれを低減することができるものであって、血圧測定のための被測定部への装着を容易に且つ的確に行えるものである。
【0012】また、本体1のカフ帯2側の面をカフ帯2が装着される手首の外面形状に添った形状とすることで、さらに安定した状態を保つことができるために被測定部への装着がさらに容易となる。
【出願人】 【識別番号】000005832
【氏名又は名称】松下電工株式会社
【出願日】 平成9年(1997)7月28日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
【公開番号】 特開平11−42217
【公開日】 平成11年(1999)2月16日
【出願番号】 特願平9−201130