| 【発明の名称】 |
血圧計 |
| 【発明者】 |
【氏名】松本 宏司
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| 【要約】 |
【課題】リーク試験のためのバルブを必要とせず、しかも定速排気弁の性能テストも簡便に行える。
【解決手段】ポンプ31や定速排気弁33を内蔵する本体1と該本体1に着脱自在に装着されるカフ帯2とを備える。カフ帯2はポンプ31との接続部と定速排気弁33との接続部を備えて、ポンプ31と定速排気弁33とがカフ帯2を通じて配管接続されている。本体1からカフ帯2を外せば、ポンプ31と定速排気弁32との間の接続が断たれるために、ポンプ31のリーク試験はカフ帯2を本体1から外してポンプ31側に加圧空気を入れて漏れ量をみるだけでよい。また、カフ帯2を取り外した状態で定速排気弁33側に加圧空気を入れることで、定速排気弁33の性能も確認することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ポンプや定速排気弁を内蔵する本体と該本体に対して着脱自在に装着されて上記ポンプ及び定速排気弁に接続されるカフ帯とを備えるとともに、カフ帯はポンプとの接続部と定速排気弁との接続部を備えて、ポンプと定速排気弁とがカフ帯を通じて配管接続されていることを特徴とする血圧計。 【請求項2】 定速排気弁は本体の外殻の一部を形成する取付板に装着されて本体内に配設されていることを特徴とする請求項1記載の血圧計。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は徐々排気のための定速排気弁が本体内に組み込まれたタイプの血圧計に関するものである。 【0002】 【従来の技術】血圧計は、図6に示すように、電源30やポンプ31、急速排気弁32、定速排気弁33、圧力センサー34、回路35等を内蔵した本体1と、ポンプ31によって加圧されるカフ帯2で形成され、腕や手首などに装着されたカフ帯2で血流を遮断した後、定速排気弁33によってカフ帯2内の空気を徐々に排出して圧力を下げていくとともにこの間に血圧測定を行い、測定完了後は急速排気弁32を開いてカフ帯2の内圧を急速減圧する。 【0003】このような血圧計において、本体1とカフ帯2とが一体化されているものにおいては、従来、定速排気弁33がポンプ31に直結されていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、ポンプ31からの空気漏れがないかを確認するリーク試験を行うには、上記構成のものであると定速排気弁33とポンプ31との間を遮断するバルブ36を設けておかなくてはならない。また、定速排気弁33の特性を確認する場合、本体1を解体して定速排気弁33を取り出す必要がある。 【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは定速排気弁をポンプから切り離すことが簡単に行えるためにリーク試験のためのバルブを必要とせず、しかも定速排気弁の性能テストを簡便に行える血圧計を提供するにあり、他の目的とするところは定速排気弁の保守交換を簡便に行える血圧計を提供するにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】しかして本発明は、ポンプや定速排気弁を内蔵する本体と該本体に対して着脱自在に装着されて上記ポンプ及び定速排気弁に接続されるカフ帯とを備えるとともに、カフ帯はポンプとの接続部と定速排気弁との接続部を備えて、ポンプと定速排気弁とがカフ帯を通じて配管接続されていることに特徴を有している。 【0007】図1に示すように、定速排気弁33はカフ帯2を通じてポンプ31に接続されたものとしているために、本体1からカフ帯2を外してしまえば、ポンプ31と定速排気弁33との間の接続が断たれてしまうものであり、従って、ポンプ31のリーク試験を行う場合、カフ帯2を本体1から外し、急速排気弁32を閉じた状態でカフ帯2との接続口の部分からポンプ31側に加圧空気を入れて漏れ量をみるだけでよい。しかもカフ帯2を取り外した状態で定速排気弁33側に加圧空気を入れることで、定速排気弁33の性能も確認することができる。 【0008】そして定速排気弁33は図2に示すように本体1の外殻の一部を形成する取付板14に装着して本体1内に配設し、取付板14を取り外せば定速排気弁33も同時に外されるようにすることで、定速排気弁33の保守交換も容易に行うことができる。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例について説明すると、図3〜図5に示す血圧計は、手首に装着されるタイプのもので、手首への装着を容易とするための断面円弧状のクリップ板20を内蔵しているカフ帯2の外面には、クリップ板20から突出されたフック21による係止と固定片22のビス止めとによって本体1が取り付けられている。 【0010】表面側に液晶ディスプレーからなる表示部37が設けられた本体1は、ポンプ31や急速排気弁32、定速排気弁33、圧力センサー34、電源30等を内蔵したもので、電源30である2つの電池はケース10の前後に振り分けられて配設されている。図中11は電池ケースである。ポンプ31の吐出口は圧力センサー34と急速排気弁32とに連結管38で接続されているとともに本体1の裏面側に配された接続管(図示せず)を通じてカフ帯2に接続されている。 【0011】そして定速排気弁33は、図5に示すように、ケース10にビス39によって固定されて本体1の外殻の一部を構成するとともに定速排気弁33とカフ帯2との接続のための接続ノズル15を備えた取付板14に装着されて、上記ビス39による取付板14のケース10への固定によって本体1内に配されている。従って、カフ帯2を本体1から外し、急速排気弁32を閉じた状態で上記接続管からポンプ31側に加圧空気を入れて漏れ量をみるだけでポンプ31のリーク試験を行うことができる上に、カフ帯2を取り外した状態で接続ノズル15から定速排気弁33側に加圧空気を入れることで、定速排気弁33の性能確認を行うことができる。 【0012】そして取付板14をケース10から外すだけで定速排気弁33を取り出すことができるために、定速排気弁33に異常があった場合などの定速排気弁33の保守交換も容易となっている。 【0013】 【発明の効果】以上のように本発明においては、ポンプや定速排気弁を内蔵する本体に対して着脱自在とされたカフ帯を本体から外せば、ポンプと定速排気弁とがカフ帯を通じて配管接続されていることから、ポンプと定速排気弁との間の接続が断たれるものであり、従ってポンプ側に加圧空気を入れて漏れ量をみるリーク試験を定速排気弁に関係なく行うことができるものであり、定速排気弁とポンプとの間にバルブを設ける必要がなくて部品数を少なくできる上に、カフ帯を取り外した状態で定速排気弁側に加圧空気を入れることで、定速排気弁の性能も確認することができる。 【0014】そして定速排気弁は本体の外殻の一部を形成する取付板に装着して本体内に配設しているために、取付板とともに定速排気弁も外すことができて、本体を分解せずとも定速排気弁の保守交換を簡単に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月28日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−42215 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)2月16日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−201128 |
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