| 【発明の名称】 |
内視鏡管路用コネクタ |
| 【発明者】 |
【氏名】秋庭 治男
【氏名】坂本 和広
【氏名】川野 裕隆
【氏名】高橋 一昭
【氏名】輪湖 史英
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| 【要約】 |
【課題】供給側の送気管を送水管にも接続でき、かつコネクタ部での各管路の接続を間違えることのないようにする。
【解決手段】送気管3B、送水管4A,4B、吸引管等が配設された内視鏡のケーブルコネクタ部14で、接続口17Aを有する送気管コネクタ(受け部)17とこの接続口17Aと同一の接続口19Aを有する送水管コネクタ(受け部)19を取り付けると共に、一方の送気管コネクタ17の露出部に白色の識別部、他方の送水管コネクタ19の露出部に青色の識別部を設ける。これによれば、送水管コネクタ19に連結送気管20を接続して空気を送り込み、送水管内の水の排出を容易に実施でき、また識別部により管路の接続を間違えることもない。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 送気管路とその他の管路が配設され、これらの管路と外部の流体供給部とを接続する複数の管路用コネクタを有する内視鏡において、上記送気管路のコネクタとその他の管路のコネクタの接続口を同一の大きさにすると共に、これらのコネクタには識別のための識別手段を設けたことを特徴とする内視鏡管路用コネクタ。 【請求項2】 上記識別手段として色を上記コネクタに付したことを特徴とする上記請求項1記載の内視鏡管路用コネクタ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡管路用コネクタ、特に内視鏡内に配設した送気/送水管、吸引管等を供給ポンプ側や電磁弁ユニット側に接続するためのコネクタの構成に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図2には、管路構成に特徴を有するものとして、別途提案されている電子内視鏡装置の構成が示されており、図において、スコープである電子内視鏡1は、CCD(Charge Coupled Device)を有する先端部1A、挿入部1B、操作部1C、ケーブル1Dからなり、このケーブル1Dによって光源部を有する画像処理プロセッサ装置2に接続されており、この種の内視鏡では、ライトガイドを介して照射された被観察体内を撮像し観察することができる。 【0003】また、この内視鏡内には、先端部の観察窓等に対して送気や送水を行うための送気管3B、送水管4A,4B(この流路は例えば折返し部4Cで折り返される)が設けられており、これらの管路は、上記ケーブル1Dのケーブルコネクタ部5まで、そしてこのコネクタ部5から電磁弁ユニット6まで配設される。即ち、送気管3Bは管路用コネクタ(受け部)7、送水管4Bはコネクタ(受け部)8に接続されており、これらのコネクタ7,8に連結されたそれぞれの連結管は、電磁弁ユニット6のコネクタ9A,9Bへ接続される。 【0004】一方、上記操作部1Cの後端部に、管路の洗浄、消毒を容易にするために、管路ユニット10が着脱自在に取付けられており、この管路ユニット10には、操作部1C側の吸引管に接続される吸引管6B等が設けられる。そして、この吸引管6Bは可撓性吸引管となって電磁弁ユニット6のコネクタ9Cに連結される。この吸引管(6B)によれば、被観察体内の内容物を吸引・排出することが可能となる。 【0005】そして、上記内視鏡装置における管路用コネクタ7,8では、電磁弁ユニット6からの各連結管の接続を間違えないように、異なる径の接続口とされたものが使用される。なお、操作部1Cの上部には、送気/送水スイッチ(二段スイッチ)12A、吸引スイッチ12B、撮影スイッチ12C等が配置される。 【0006】ところで、上記送水管4A,4Bの内部に水が残っている場合等では、送気管(電磁弁ユニット6からの連結管の差込み部)を送水管4Bのコネクタ(受け部)8に接続して送気により内部の水を排出することができれば便利な場合が多い。しかし、上述したように、送気管3Bのコネクタ7と送水管4Bのコネクタ8の接続口の大きさが異なることから、電磁弁ユニット6からの連結送気管を送水管4Bのコネクタ7へ接続することはできなかった。 【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、空気供給側の送気管を送水管にも接続でき、かつコネクタ部での各管路の接続を間違えることのない内視鏡管路用コネクタを提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る内視鏡管路用コネクタは、送気管路とその他の管路が配設され、これらの管路と外部の流体供給部(例えば電磁弁ユニット)とを接続する複数の管路用コネクタを有する内視鏡において、上記送気管路のコネクタとその他の管路のコネクタの接続口を同一の大きさにすると共に、これらのコネクタには識別のための識別手段を設けたことを特徴とする。請求項2に係る発明は、上記識別手段として色をコネクタに付したことを特徴とする。 【0009】上記の構成によれば、例えば送水管コネクタを介して空気供給側の送気管を送水管に接続することができるので、簡単に送水管内に空気を送り込むことができ、水の排出を容易に行うことが可能となる。また、各管路のコネクタには識別のための色、マーク等が付されており、管路の接続を間違えることはない。更に、吸引管コネクタの接続口についても、同様に送水管コネクタの接続口と同一にすることにより、吸引管内の流体を排出することが可能である。 【0010】 【発明の実施の形態】図1には、実施形態例に係る内視鏡管路用コネクタを適用したケーブルコネクタ部が示されている。図のケーブルコネクタ部14は、図2で説明したように、操作部(1C)に接続して形成されるケーブル1Dの端部に設けられ、光源部を有するプロセッサ装置(2)に接続されるものである。 【0011】このケーブルコネクタ部14の内部には、支持体15が設けられており、この支持体15に保持部16を介して送気管コネクタ(受け部)17が取り付けられ、また保持部18を介して送水管コネクタ(受け部)19が取り付けられる。そして、一方の送気管コネクタ17に、図2で説明した送気管3Bが接続され、他方の送水管コネクタ19に送水管4Bが接続される。これらのコネクタ17,19としては、同一のものが使用されており、その接続口17A,19Aは同一の径となっている。また、この接続口17A,19Aの環状突起は、ルアーフィッティングとされ、空気供給側の連結送気管20のコネクタ差込み部20Aの内周に形成された雌ネジ部等が螺合結合可能な構成となっている。 【0012】更に、上記の送気管コネクタ17の露出部には、全体或いは一部が例えば白色とされた識別(マーク)部が設けられ(塗装又は白色シートの接着等)、上記送水コネクタ19にも、全体或いは一部が例えば青色の識別部が設けられている。なお、このコネクタ17,19に接続することになる送気管及び送水管の連結管(20等)側のコネクタ差込み部にも同様の色が付される。 【0013】以上の構成によれば、例えば内視鏡使用後、洗浄中、洗浄後等において、差込み部20Aと接続口19Aの螺合結合により、連結送気管20が上記送水管コネクタ19に接続されることになる。この状態で、送気を行えば、送水管4Bに空気を送ることができ、これによって送水管4B(4A)内に残っている水を排出することが可能となる。 【0014】また、内視鏡使用のための準備においては、各コネクタ17,19に付された識別部を見ながら、白色のコネクタ17には白色の連結送気管20を接続し、青色のコネクタ19には青色の連結送水管を接続することにより、誤接続をなくすことが可能となる。 【0015】なお、上記の例では、送気管と送水管について説明したが、吸引管が図2の管路ユニット(10)によらずにケーブル(1D)に配置され、上記ケーブルコネクタ部14に吸引管コネクタを取り付ける場合もある。この場合には、吸引管コネクタについても、送気管コネクタ17と同一径の接続口とし、例えば赤色等の識別部を付すように構成することができる。 【0016】また、光源部を含むプロセッサ装置に接続するケーブルコネクタ14に本発明を適用した例を示したが、接続構成の異なる内視鏡においては、光源装置のコネクタ部、電磁弁ユニットのコネクタ部等の他のコネクタ部において、同様の構成とすることができる。 【0017】上記の各コネクタ17,19では、識別色を付すようにしたが、この識別手段として文字、図形等のマークを付してもよい。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、送気管路のコネクタとその他の管路のコネクタの接続口を同一の大きさにすると共に、これらのコネクタには識別のための色を付したので、供給側の送気管を例えば送水管にも接続でき、送気により送水管内の水を容易に排出することが可能となる。しかも、識別色によりコネクタ部での各管路の接続を間違えることもなく、確実な接続を行うことができるという利点がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005430 【氏名又は名称】富士写真光機株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月23日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】緒方 保人
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| 【公開番号】 |
特開平11−42209 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)2月16日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−214073 |
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