| 【発明の名称】 |
脊柱インプラントの保持部材用受け入れ部 |
| 【発明者】 |
【氏名】ペーター・メッツ−シュタヴェンハーゲン
【氏名】ベルント・ロビオネック
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| 【要約】 |
【課題】脊柱インプラントの保持部材用の受け入れ部材であって、それによりフォーク形状の部分が変形することのないように保持部材をしっかりと固定できる受け入れ部材を提供すること【解決手段】 内側ネジ付き部分16,18とネジ24の外側ネジ付き部分26とが鋸歯状のネジの形態を有し、内側ネジ付き部分16,18の急勾配の側面20がフォーク形状部分10の開口から離れて面している。
【解決手段】内側ネジ付き部分16,18とネジ24の外側ネジ付き部分26とが鋸歯状のネジの形態を有し、内側ネジ付き部分16,18の急勾配の側面20がフォーク形状部分10の開口から離れて面している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】脊柱インプラントの保持部材用受け入れ部であり、該受け入れ部が保持部材を受け入れるためのフォーク形状をした部分を有し、該フォーク形状部分の内壁には内側のネジ付き部分が形成され、該内側ネジ付き部分にネジが螺合して押圧部材を介してまたは直接に前記フォーク形状部分内の保持部材に作用する受け入れ部であって、前記内側ネジ付き部分16,18と前記ネジ24の外側ネジ付き部分26とが鋸歯状のネジの形態を有し、前記内側ネジ付き部分16,18の急勾配の側面20が前記フォーク形状部分10の開口から離れた側で面していることを特徴とする受け入れ部。 【請求項2】請求項1記載の受け入れ部であって、前記フォーク形状部分は、有茎ネジ50のスロット付きヘッド54,54aであることを特徴とする受け入れ部。 【請求項3】請求項1記載の受け入れ部であって、前記フォーク形状部分はフック28,32,34,36のシャンクによって形成されていることを特徴とする受け入れ部。 【請求項4】請求項1記載の受け入れ部であって、前記保持部材はロッド状要素22,42,76、好ましくは伸延ロッドであることを特徴とする受け入れ部。 【請求項5】請求項1記載の受け入れ部であって、前記保持部材は有茎ネジ50のシャンク52であり、該ネジのヘッドに近い側の端部は前記フォーク形状部分54内に収容されていることを特徴とする受け入れ部。 【請求項6】請求項5記載の受け入れ部であって、前記シャンク52の端部56は直径方向に拡がっており、前記フォーク形状ヘッド54内で球形支持面66と共働する球形支持面58を有し、前記シャンク52の端面60は凸状であり、ディスク68がネジ72と端面60との間に位置決めされていることを特徴とする受け入れ部。 【請求項7】請求項6記載の受け入れ部であって、前記ディスク68がフォーク形状のヘッド54内に適切にぴったりと収容されていることを特徴とする受け入れ部。 【請求項8】請求項6記載の受け入れ部であって、前記ネジ72に面している前記ディスクの側面が平坦に形成されていることを特徴とする受け入れ部。 【請求項9】請求項6記載の受け入れ部であって、前記ネジに面する前記ディスクの側面の他の面が凹状であることを特徴とする受け入れ部。 【請求項10】請求項6記載の受け入れ部であって、前記ディスク68bが、周囲に形成され円周方向で間隔を開けて形成される幾つかの半径方向スロット90を有することを特徴とする受け入れ部。 【請求項11】請求項6記載の受け入れ部であって、前記ディスク68bが中央の開口92を有することを特徴とする受け入れ部。 【請求項12】請求項11記載の受け入れ部であって、前記ディスクの凹面と前記開口92とが、前記受け入れ部54bによって収容されたロッドを、前記ヘッドに近い側の前記有茎ネジ50の端部の球面に対して支持するように寸法決めされていることを特徴とする受け入れ部。 【請求項13】請求項6記載の受け入れ部であって、前記ディスク68が外側ネジ部を有し、前記ヘッド54が前記ディスク68の外側ネジ部と螺合する内側ネジ部を有し、前記シャンク52のヘッド側端部近くのネジが、前記ディスク68が緩く収容できるように自由回転できることを特徴とする受け入れ部。 【請求項14】請求項6記載の受け入れ部であって、前記フォーク形状のヘッド54aが側方にスロット78を有し、該スロットは、前記シャンクの拡がった端部56が前記ヘッド54の受け入れ空間内に横から導入できるように寸法決めされていることを特徴とする受け入れ部。 【請求項15】請求項2記載の受け入れ部であって、前記フォーク形状のヘッド54aのアームの外側には、フォーク形状のツールを受け入れるための直径方向に対向する凹所80,82が形成されていることを特徴とする受け入れ部。 【請求項16】請求項2記載の受け入れ部であって、有茎ネジのシャンク100の上端には球形部分102を有し、環状ケージ106が幾つかのスロット122を有し、該スロット122は、ケージの軸線に平行で、周方向に間隔が開いて下端から形成されており、また前記環状ケージの内側には球形の支持面124が形成され、前記環状ケージ106の外側には円錐面120が形成され、該円錐面120が、前記シャンク100の方へ前記ケージ106を前記受け入れ部内へ押し入れて前記ケージを半径方向に圧縮するように、受け入れ部108の円錐形内面114と共働するようになっていることを特徴とする受け入れ部。 【請求項17】請求項16記載の受け入れ部であって、前記ケージ106が半径方向に連続したスロットにより分離されていることを特徴とする受け入れ部。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、脊柱インプラントの保持部材用受け入れ部に関する。 【0002】 【従来の技術】脊柱インプラントでは、しばしば脊柱のある脊椎を支持し、相対位置を保持したり変えるために脊椎間のテンションを生じさせたり、圧縮を生じさせたりする目的がある。この目的のため、保持部材として後述する適切な手段を脊椎(vartebrae)に接続し、互いに接続手段により接続する。保持部材として、例えば脊椎の茎部内にねじ込まれる、いわゆる有茎ネジ(pedicle screws)がある。有茎ネジのヘッドは環状かまたはフォーク形状である。環状有茎ネジのヘッドでは、例えば伸延ロッドがそこに案内され、ナットを使用してヘッドの両側に固定される。フォーク形状のヘッドでは、予め挿入された伸延ロッド等を固定できるガジオン用のネジ付き部分が、その内側に形成されていることが知られている。 【0003】伸延ロッド等用の同様な受け入れ部分も、フック状の保持部材として知られている。これは例えば、いわゆるラミーナフック(lamina hooks)、即ち対応する脊椎部分内にフックされる有茎フックである。 【0004】フォーク形状の受け入れ部では、伸延ロッド等に適切な押圧力を掛けた時に、フォーク形状の部材のアームが曲がって離れ、それによって固定が緩んだり、除去されてしまうこともあるという危険性がある。例えばこれを防止するためにリフティングアイボルト(Lifting eye bolt)を受け入れ部の周りの外側に螺合してアームが曲がって離れることを防止することが知られている。いわゆるキャップボルト(cap bolt)は同様な効果を有し、これはその開口端で受け入れ部に重なり、例えば伸延ロッドの固定用フォーク状部材の凹所内に突出するペグ状の部分を中央に有する。 【0005】ヨーロッパ特許第0242708号では、ヘッドの対応する支持部分に固定された球形支持面を有する有茎ネジのシャンクのヘッド側の端部を有する装置が知られている。有茎ネジのシャンクにより、ネジのヘッドに対してどのような角度にもなり得る。しかし、一方では有茎ネジの相対位置を固定し、一方では受け入れ部分即ちヘッドを固定することに問題があった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、脊柱インプラントの保持部材用の受け入れ部であって、フォーク形状の部分が変形することのないように保持部材をしっかりと固定できる受け入れ部を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この目的は請求項1の発明の特徴により達成できる。 【0008】本発明の受け入れ部では、例えば有茎ネジのスロット付きヘッドまたは板状あるいは有茎フックの部分を有し、内側のネジ付き部分が鋸歯状のネジ山として形成されている。受け入れ部の鋸歯状のネジ山の急勾配の側面(steep flank)はフォーク状の部分の開口から離れた側にある。ネジのネジ山は相補的、すなわち急な側面が対向的に整合していることを理解すべきである。そのようなネジ山の設計により、固定されるべき保持部材に対してネジで圧力を掛けたとき、フォーク形状部分のアーム部分には、本質的に引っ張り応力(tension force)だけが掛かる。タングすなわちアームが離れるように曲がることはない。 【0009】受け入れ部内のネジ山は、自由端から離れて設けてもよい。これにより、ネジが斜め方向から曲がってネジ込まれることがない。またネジの一端側は、滑らかな部分を有し、ネジを簡単に導入できるように、特に受け入れ部内の滑らかな最初の部分の中にネジを簡単に導入できるようになっている。 【0010】また本発明の受け入れ部の利点は、ネジにより部材を固定するのに大きな曲げ力(bending force)が生じないから、より小さな寸法にすることができる点である。 【0011】前述した本発明はフォーク形状部分内のどこにでも適用でき、脊柱インプラントの保持部材を固定できる。保持部材は本発明の一形態では、ロッド状の要素、好ましくは伸延ロッドである。しかし保持部材は、ヘッドに近い側の端部をフォーク形状の部分内に収容できるシャンクにより形成してもよい。そのような有茎ネジによりネジシャンクとヘッドの間の任意の角度的位置を許容し、本発明の一形態では、ヘッド近くのシャンクの直径が拡がった端部が、球形の支持面を有し、該支持面がフォーク形状のヘッドの球形支持面と共働する。シャンクの端面は凸状であり、ネジと内面との間には、ディスクが配置され、該ディスクの上記端面に面している側は平面または凹状になっている。ネジシャンクの端面の湾曲とディスクのこれに面している面の湾曲とは、ほぼ等しい曲率半径を有するように形成されていることが好ましい。本発明の更に他の形態のディスクの反対面側は、平坦であってもよい。鋸歯状のネジ山を介してフォーク形状のヘッドと共働したネジは、ディスクに圧力を加えて、有茎ネジのシャンクがどんな角度位置でも固定する。有茎ネジのヘッド領域のそのような設計により、より大きな保持力をもたらし、一度仮設したヘッドに対するシャンクの相対位置を、より大きな力でも保持することができる。ネジとディスクの間では伸延ロッドを適用して、それを介して押圧力をディスクに伝達し、その部分でシャンクを有茎ネジのヘッドに固定することが理解できるであろう。 【0012】ディスクは外側のネジ山を有していてもよく、有茎ネジのヘッドに螺合していてもよい。この場合、もちろん凹所の内側にはネジ付き部分が形成されなければならない。このネジ付き部分の下方には、ディスクが完全にねじ込まれたときに、ディスクに達して自由回転するようになり、ヘッド側のネジシャンクの端部の頂端面に当接するようにしてもよい。 【0013】ディスクはその周囲に半径方向に延びるスロットを形成することができ、それにより有茎ネジの球面へのより良い支持が可能となる。ディスクは更に、中央に開口を有することもできる。開口を介して、ツールを有茎ネジのシャンクの端面に係合してシャンクを回転させることができる。更に開口を、ディスクの凹面とともに寸法決めし、ロッドが受け入れ部内にネジで押圧されたときに、受け入れ部に収容されたロッドが、有茎ネジシャンクのヘッド側の端部を支持するようにしてもよい。 【0014】従来の分かれた有茎ネジでは、シャンクを回転する前にヘッドをシャンクに対して押し込むことが必要であった。しかしそのようなユニットの扱いは複雑である。このため本発明の一実施形態では、フォーク形状のヘッドが、拡張した端部がヘッドの受け入れスペース内へ横方向から導入できるように寸法決めされたスロットを横方向に有する。この方法では、シャンクだけを脊椎骨内にねじ込むことができる。続いてヘッドをシャンクのヘッド側端部に横方向から入れ込むことができる。スロットを形成することにより、ヘッドの対応するアーム領域は弱くなるが、何回か前述したように鋸歯状のネジ山がヘッド部分が離れて曲がることを防止するから、この弱点は許容される。 【0015】本発明の他の実施形態では、フォーク形状のヘッドのアームの外側に、凹所が対向して形成される。凹所は、回転またはテンションツールの一部であるフォーク形状部分を収容するためのものである。ツールを凹所に適用して、有茎ネジを回転することができる。またツールはヘッドを横方向から把持することもでき、これにより同時に上方からアクセスすることも可能となる。凹所は、ヘッドに有茎ネジを一体的に形成できる点でも有利である。 【0016】受け入れ部に対して有茎ネジを任意の角度で固定するために、本発明の一形態では、受け入れ部が環状ケージを収容するようにする。ケージは、軸線に平行に下方から延びるいくつかのスロットを有する。更にケージの内側面には、有茎ネジのシャンクの凸状端部と共働する球状の凹状支持面が形成されている。ケージの外面には、受け入れ部内の相補的円錐面と共働する円錐面が形成される。ケージに対して有茎ネジの方向に力が掛かった場合には、ケージは半径方向に一緒に圧力を受け、これによりネジシャンクの球面への押圧力が掛かる。この圧力は、受け入れ部に対してネジシャンクを堅く固定するには十分である。 【0017】すなわち本発明の受け入れ部は、脊柱インプラントの保持部材用受け入れ部であり、該受け入れ部が保持部材を受け入れるためのフォーク形状をした部分を有し、該フォーク形状部分の内壁には内側のネジ付き部分が形成され、該内側ネジ付き部分にネジが螺合して押圧部材を介してまたは直接に上記フォーク形状部分内の保持部材に作用する受け入れ部であって、上記内側ネジ付き部分16,18と上記ネジ24の外側ネジ付き部分26とが鋸歯状のネジの形態を有し、上記内側ネジ付き部分16,18の急勾配の側面20が上記フォーク形状部分10の開口から離れた側で面していることを特徴とする。 【0018】上記フォーク形状部分は、有茎ネジ50のスロット付きヘッド54,54aであってもよい。 【0019】上記フォーク形状部分はフック28,32,34,36のシャンクによって形成されていてもよい。 【0020】上記保持部材はロッド状要素22,42,76、好ましくは伸延ロッドであってもよい。 【0021】上記保持部材は有茎ネジ50のシャンク52であり、該ネジのヘッドに近い側の端部は上記フォーク形状部分54内に収容されていてもよい。 【0022】上記シャンク52の端部56は直径方向に拡がっており、上記フォーク形状ヘッド54内で球形支持面66と共働する球形支持面58を有し、上記シャンク52の端面60は凸状であり、ディスク68がネジ72と端面60との間に位置決めされていてもよい。 【0023】上記ディスク68がフォーク形状のヘッド54内に適切にぴったりと収容されていてもよい。 【0024】上記ネジ72に面している上記ディスクの側面が平坦に形成されていてもよい。 【0025】上記ネジに面する上記ディスクの側面の他の面が凹状であってもよい。 【0026】上記ディスク68bが、周囲に形成され円周方向で間隔を開けて形成される幾つかの半径方向スロット90を有していてもよい。 【0027】上記ディスク68bが中央の開口92を有していてもよい。 【0028】上記ディスクの凹面と上記開口92とが、上記受け入れ部54bによって収容されたロッドを、上記ヘッドに近い側の上記有茎ネジ50の端部の球面に対して支持するように寸法決めされていてもよい。 【0029】上記ディスク68が外側ネジ部を有し、上記ヘッド54が上記ディスク68の外側ネジ部と螺合する内側ネジ部を有し、上記シャンク52のヘッド側端部近くのネジが、上記ディスク68が緩く収容できるように自由回転できるようにしてもよい。 【0030】上記フォーク形状のヘッド54aが側方にスロット78を有し、該スロットは、上記シャンクの拡がった端部56が上記ヘッド54の受け入れ空間内に横から導入できるように寸法決めされていてもよい。 【0031】上記フォーク形状のヘッド54aのアームの外側には、フォーク形状のツールを受け入れるための直径方向に対向する凹所80,82が形成されていてもよい。 【0032】有茎ネジのシャンク100の上端には球形部分102を有し、環状ケージ106が幾つかのスロット122を有し、該スロット122は、ケージの軸線に平行で、周方向に間隔が開いて下端から形成されており、また上記環状ケージの内側には球形の支持面124が形成され、上記環状ケージ106の外側には円錐面120が形成され、該円錐面120が、上記シャンク100の方へ上記ケージ106を上記受け入れ部内へ押し入れて上記ケージを半径方向に圧縮するように、受け入れ部108の円錐形内面114と共働するようになっていてもよい。 【0033】上記ケージ106が半径方向に連続したスロットにより分離されていてもよい。 【0034】 【発明の実施の形態】図1において、アーム部12,14を有するフォーク形状の受け入れ部10が示されている。受け入れ部10は、有茎ネジのヘッド即ち脊柱インプラント用のフックの一部となることができる。アーム部12,14の内側に見られるように、鋸歯形状のネジ付き部16,18が形成されている。鋸歯状のネジの急なネジ山側面20は、受け入れ部10の開放側から遠い側にあることが本来である。受け入れ部10の対応する凹所の開放側から、伸延ロッドを符号22で示すように配置することができる。 【0035】図2には、受け入れ部10の一方のアーム部12だけが示されている。またネジ付き部16,18と螺合する鋸歯状のネジ山26を一部に有するガジオン24が示されている。伸延ロッド22は、ガジオン24の補助により受け入れ部10内に固定することができる。アーム部12,14のネジの形状により、ガジオン24に掛かる軸線方向の力で本質的に内側への引張り負荷が掛けられ、それによってアーム部分12,14が外側へ離れるように曲がることが防止される。 【0036】図3は、鋸歯状のネジの形状を有するネジ付き部16a,18aを有するフォーク形状の受け入れ部10aを備える茎状フック28を示す。六角穴付きソケット30を有するガジオン24aが、対応する鋸歯状のネジ部26aを有する。 【0037】図4に示すように、板状フック32が、鋸歯状のネジ部26bを有するガジオン24bを受け入れるための内側ネジ付き部16b,18bを有する受け入れ部10bを有する。両方の場合とも、フック28,32の受け入れ部内には、例えば伸延ロッドを固定できる。 【0038】図5には、ロッド状の要素38,40を受け入れる2つのフック34,36が示されている。フック34,36の受け入れ部分には伸延ロッド42が収容されており、このロッドには溝が付けられるか、ネジが形成されており、ロッド38,40と係合している。ガジオン44,46の補助により、ブリッジタイプを形成した図示の装置が固定される。ガジオン44,46またはフック34,36の受け入れ部分は、上記タイプの鋸刃状ネジ及び手法により、順次組み立てられる。 【0039】図6には、シャンク52及びヘッド54を有する有茎ネジ50が示されている。ヘッド52は通常のネジ山53を有する。シャンク52は、そのヘッド近くの端部に、その下方に環状の球形の支持面58を有する拡張部分56を形成する。更に拡張部分の端面は、符号60で示すように球形の凸状に形成されている。拡張部分には、対応する回転ツールを受け入れるための六角穴62が形成されている。 【0040】ヘッド54は受け入れ部分10同様にフォーク形状をなし、その端面には、シャンク52が貫通して延びるための開口64が形成されている。開口64の壁の一部には、球形の支持面58と共働する環状の球形支持面66が形成されている。従ってシャンク52は、限られた空間的な角度内でヘッド54に対してどんな角度位置にもなりうる。 【0041】ヘッド54の受け入れ空間内にディスク68が配置されている。このディスク68の上面は平面になっており、下面側はシャンク52の端面60に対応して湾曲した凹状の曲面を有する。ディスク68がヘッド54の内側空間内に適切にぴったりと挿入されており、これによりディスクは半径方向に固定されている。ディスク68に外側ネジが形成され、ヘッド54の内側ネジが開口64,66のわずかに上方まで形成されていても良い。この場合、ディスク68は自由に回転するまでねじ込むことができ、そしてシャンク52の頂部と当接して、対応する接触圧により圧力が掛けられる。ディスク68の外側のネジとヘッド54の内側のネジとには、参照符号が付されていない。 【0042】ネジ72がヘッド54の内側ネジ付き部分に螺合する。ネジ付き部分もまた、鋸歯状のネジを有するが、ここでは詳細には図示されていない。ネジ72のシャンク74は、ディスク68の上側の平面と共働して、このシャンク74をシャンク52の端面60に対して押圧する。この方法により、ヘッド54とシャンク52との間の角度的位置を効果的に固定することができる。 【0043】圧力がディスク68に掛かることによって符号76の地点で、伸延ロッドが当接し、その部分でロッドはその位置に固定される。ネジ72のシャンク74は、相応してより短く設計されなければならないことを理解すべきである。シャンク74の下方端は凸状に丸まっていることをここで述べておく。 【0044】図7には、図6に示すものと同様であるが幾つかの改良点を有する有茎ネジのヘッドを示す。このヘッドは符号54aで示される。シャンク52の近くの領域内のヘッド54aの側方にスロット78を有し、シャンク52のヘッド側の端部を該スロット78を介して挿入できる。このようにシャンク52は、まず脊椎の茎部内に螺合でき、その後でヘッド54aをそこに取り付けることができる。 【0045】ヘッド54aのアーム部分の外側には、フック状のツール部分のプロングを受け入れるためのスロット80,82が形成され、ツール部分はテンション効果を働かせるために、またはヘッドを回転させるためにヘッドを外側側方に把持する。スロット80,82は、シャンクと一体として形成されたヘッドに取り付けるようにしても良い。 【0046】図8の実施形態は、図6または図7の受け入れ部またはヘッド54とは異なり、上端近くの内側にネジの付いていない部分86が形成され、該部分がネジ付き部分84につながっている。ネジ72bにも、一端に同様なネジの付いていない部分88が形成されている。ネジなし部分88の外径は、ネジなし部分86の内径にほぼ等しい。このような実施形態ではネジ72bをヘッド54b内に真っ直ぐ挿入し、その後螺合させることができる。 【0047】図9のディスク68bは、図6のディスク68とは異なり、半径方向に延びるスロット90の列が周囲に延び、周方向に間隔を開けて形成されている。スロットは、図6のネジシャンク52の球状凸面60にディスク68bを効果的に支持することができる。更にディスク68bは、通路開口92を有する。これにより、図6のネジシャンク52の凹所62内にツールが貫通して係合するための案内を提供する。 【0048】図10ないし図14には、本発明の更に他の実施形態が示されている。図10、図11に示す有茎ネジは、図6のネジシャンク52とほぼ同様な形態のネジシャンク100を有する。ネジシャンク100の上端には球形部分102が形成され、その自由端には回転ツール用の凹所104が形成されている。図11に示すように、球形部分102はケージ106内に収容される。ケージ106は図13,図14により、明瞭に示されている。ケージは受け入れ部108内に着座し、該受け入れ部108の上部領域には、図10に示すように反対向きに形成された凹所を有し、フォーク形状になっている。 【0049】有茎ネジ用のヘッドを形成した受け入れ部108には、直径方向に対向してネジ付き部110が形成され、このネジ付き部110の形態は図1、図2のネジ付き部16と一致して形成されている。受け入れ部108は環状ハウジング112の形態を有し、その内側には下方に向かって収束する円錐環状面114を有する。下側の開口116を介して、図13,図14に示すケージ106が導入される。 【0050】ヘッド108の外側の直径方向両側には、有茎ネジを螺合するためにツール(図示せず)を受けれるための凹所118が形成されている。 【0051】環状のケージ106の外側には、円錐状の環状面120が形成され、この部分は、図11に示すように受け入れ部108の円錐形状の面114と共働する。ケージ106には更に、軸線に平行に3つのスロット122が形成され、該スロットの1つは切れており、環状ケージ106がその部分で円周方向で分離している。ケージ106の内側には、球形の支持面124が形成され、該支持面は、図11に示すようにシャンク100の球面部分102を収容する。 【0052】ネジ付き部分110の中には、ネジ126(図11)が螺合し、このネジ126の中心には、シャンク100を回転させることができるツールを通す貫通孔128を有する。ネジ126により、図示されていない伸延ロッドを締め付け、ヘッド108のフォーク形状部分に収容する。ロッドはケージ106に対して押圧される。これによりケージ106はネジシャンク100の方へ下方へ移動し、一緒に半径方向に押圧される。この方法では、ケージ106内にクランプされた球形部分102と、シャンク100とヘッドまたは受け入れ部分との角度的位置関係が固定される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592030034 【氏名又は名称】ハウメディカ・ゲーエムベーハー 【氏名又は名称原語表記】HOWMEDICA GESELLSCHAFT MIT BESCHRANKTER HAFTUNG
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)6月16日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】社本 一夫 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−33034 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)2月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−168124 |
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