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【発明の名称】 超音波プローブ
【発明者】 【氏名】竹内 康人

【要約】 【課題】ゲルを不要にする。

【解決手段】超音波プローブ1の接触面2における音響開口面3が親水性である構成を成す。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 超音波プローブの接触面における音響開口面が親水性であることを特徴とする超音波プローブ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響開口面を親水性にした超音波プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】被検体に超音波を効率良く送受波するために、従来は、超音波プローブの接触面(超音波プローブを被検体に接触させる面)にゲルを付けて超音波を送受波していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の方法は、ゲルが不可欠である。又、ゲルを付けた後に、超音波プローブを掃除しないで(ゲルを拭きとらないで)放置した場合に、超音波プローブに付いたゲルが衛生的でないと感じるという問題があった。
【0004】本発明はこの問題点を解決するためになされたもので、その目的は、ゲルを用いなくても効率的な超音波の送波又は受波を可能にする超音波プローブを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための発明は、超音波プローブの接触面における音響開口面が親水性であることを特徴とする超音波プローブである。この発明によれば、超音波プローブの音響開口面が親水性であるので、この音響開口面を水に付けてこの音響開口面に水を含ませれば、効率的な超音波の送波又は受波が可能になる。又、使用後超音波プローブを放置しても、音響開口面に含まれていた水が蒸発するだけなので、衛生的である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
【0007】図1に本発明の超音波プローブの外観図を示す。図1において、1は超音波プローブの本体、2は超音波プローブ1が被検体と接触することになる接触面、3は超音波が送波又は受波される音響開口面である。
【0008】次に、超音波プローブ1の用い方を説明する。超音波プローブ1の音響開口面3を水に付けて、音響開口面3が水を含むようにする。この状態で、超音波プローブ1の接触面2を被検体に接触させて、超音波の送波又は受波を行う。音響開口面3が水を含んでいるので、ゲルを付けなくても効率的な超音波の送波又は受波が行われる。
【0009】ところで、超音波プローブ1の音響開口面3に親水性を持たせるには、以下のようにする。すなわち、超音波プローブ1の接触面2にポリメチルメタクリレート(PMMA)というアクリル樹脂製の材料を使用し、接触面2における音響開口面3に毛細管現象を利用して薄いアンモニアの液層を作り、そこにフッ化アルゴンエキシマレーザを照射する。アンモニアはレーザ光で分解して水素を生じる。その水素は樹脂表面の水素原子を引き抜き、水になじみやすいアミノ基が結合する。このようにして、音響開口面3は親水性を持つようになる。一方、音響開口面3を除く上記アクリル樹脂製の接触面2は、水をはじく(親水性ではない。)。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、ゲルを用いなくても、効率的な超音波の送波又は受波が可能になる。
【出願人】 【識別番号】000121936
【氏名又は名称】ジーイー横河メディカルシステム株式会社
【出願日】 平成9年(1997)7月9日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−28206
【公開日】 平成11年(1999)2月2日
【出願番号】 特願平9−218910