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【発明の名称】 自覚式検眼装置
【発明者】 【氏名】小沢 剛

【要約】 【課題】本発明は、被検眼の視線の動きを観察し、斜位等を被検眼画像上で客観的に判断することも可能な自覚式検眼装置を提供する。

【解決手段】視力表装置20と、被検眼Eが検眼窓5cを介して視認する自覚式の検眼ユニット5とを有する自覚式検眼装置において、検眼窓5cの領域に挿脱可能に配置した赤外光透過、可視光遮断の光学特性を持つカバーテスト用光学素子12aと、検眼窓5cに臨ませて配置した可視光透過、赤外光反射の光学特性を持つ光学素子13aと、この光学素子13aにより反射する前記被検眼Eの画像情報を集光する集光レンズ14aと、この集光レンズ14aにより集光する前記被検眼Eの画像情報を撮像するCCD素子15aとからなる被検眼検出手段と、前記CCD素子15aにより撮像する被検眼Eの画像情報を基に被検眼Eの視線の動きに応じた被検眼画像を表示する表示部42とを具備し、被検眼Eの視線の動きを表示部42に表示してこの被検眼Eの斜位等を観察可能としたものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 自覚式検眼用の視力表装置と、被検眼がこの視力表装置により提示される視力表を検眼窓を介して視認する自覚式の検眼ユニットとを有する自覚式検眼装置において、前記自覚式の検眼ユニットに配置された前記検眼窓を覗き込む被検眼の視線の動きに応じた被検眼の画像情報を検出する被検眼検出手段と、この被検眼検出手段により検出する被検眼の画像情報を基に被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする自覚式検眼装置。
【請求項2】 自覚式検眼用の視力表装置と、被検眼がこの視力表装置により提示される視力表を検眼窓を介して視認する自覚式の検眼ユニットとを有する自覚式検眼装置において、前記自覚式の検眼ユニットの前記検眼窓に臨ませて配置した可視光透過、赤外光反射の光学特性を持つ光学素子と、この光学素子により反射する前記被検眼の画像情報を集光する集光素子と、この集光素子により集光する前記被検眼の画像情報を撮像する撮像素子とからなる被検眼検出手段と、この被検眼検出手段の撮像素子に撮像する被検眼の画像情報を基に被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする自覚式検眼装置。
【請求項3】 自覚式検眼用の視力表装置と、被検眼がこの視力表装置により提示される視力表を検眼窓を介して視認する自覚式の検眼ユニットとを有する自覚式検眼装置において、前記検眼ユニットの位置を調整する検眼ユニット位置調整手段と、前記自覚式の検眼ユニットの前記検眼窓に臨ませて配置した可視光透過、赤外光反射の光学特性を持つ光学素子と、この光学素子により反射する前記被検眼の画像情報を集光する集光素子と、この集光素子により集光する前記被検眼の画像情報を撮像する撮像素子とからなる被検眼検出手段と、この被検眼検出手段の撮像素子に撮像する被検眼の画像情報を基に被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示される被検眼画像に応じた位置調整信号を前記検眼ユニット位置調整手段に送り、前記検眼ユニットの検眼窓の被検眼に対する位置を最適化する操作手段と、を備えたことを特徴とする自覚式検眼装置。
【請求項4】 自覚式検眼用の視力表装置と、被検眼がこの視力表装置により提示される視力表を検眼窓を介して視認する自覚式の検眼ユニットとを有する自覚式検眼装置において、前記自覚式の検眼ユニットの前記検眼窓の領域に挿脱可能に配置した赤外光透過、可視光遮断の光学特性を持つカバーテスト用光学素子と、前記自覚式の検眼ユニットの前記検眼窓に臨ませて配置した可視光透過、赤外光反射の光学特性を持つ光学素子と、この光学素子により反射する前記被検眼の画像情報を集光する集光素子と、この集光素子により集光する前記被検眼の画像情報を撮像する撮像素子とからなる被検眼検出手段と、この被検眼検出手段の撮像素子に撮像する被検眼の画像情報を基に被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を表示する表示手段と、を具備し、前記カバーテスト用光学素子が前記検眼窓の領域に挿入されたときの被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を前記表示手段に表示してこの被検眼の斜視又は斜視を観察可能としたことを特徴とする自覚式検眼装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検眼の自覚式の検眼を行う自覚式検眼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自覚式検眼装置においては、自覚式検眼用の視力表を提示する視力表装置と、被検眼がこの視力表装置により提示される視力表を検眼窓を介して視認する自覚式の検眼ユニットとを備えた構成が一般的である。
【0003】このような構成の自覚式検眼装置においては、視力表装置側に検眼ユニットの位置を検出するセンサーを設け、このセンサーの検出結果に応じて自覚式の検眼ユニットと視力表装置の視力表との位置の最適化を図っていた。
【0004】また、従来における被検眼に対するカバーテストは、検者の手のひらを被検眼の眼前にかざしたりして、検者が眼をカバーした時の眼の復位運動を観察し、斜位又は斜視の判断を行うのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自覚式検眼装置の場合、自覚式の検眼を行っている被検眼が実際に検眼ユニットに正対しているか否かを検出する手段はなく、このため、自覚式検眼時の被検眼の検眼ユニットに対する位置が最適か否かを判断することは難しかった。
【0006】また、上述した従来におけるカバーテストでは、斜位又は斜視の判断も検者の熟練に頼らざるをえないのが実情である。
【0007】そこで、本発明は、被検眼の動き、即ち、視線の動きを観察でき、また、被検眼の斜位又は斜視を被検眼画像上で客観的に判断することも可能であり、さらに、検眼ユニットの被検眼に対する位置の最適化をも図れる自覚式検眼装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、自覚式検眼用の視力表装置と、被検眼がこの視力表装置により提示される視力表を検眼窓を介して視認する自覚式の検眼ユニットとを有する自覚式検眼装置において、前記自覚式の検眼ユニットに配置された前記検眼窓を覗き込む被検眼の視線の動きに応じた被検眼の画像情報を検出する被検眼検出手段と、この被検眼検出手段により検出する被検眼の画像情報を基に被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、被検眼検出手段により、自覚式の検眼ユニットに配置された前記検眼窓を覗き込む被検眼の視線の動きに応じた被検眼の画像情報を検出し、表示手段により、被検眼検出手段により検出する被検眼の画像情報を基に被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を表示するものであるから、被検眼の動き、即ち、視線の動きを画像上で観察でき、これにより、被検眼が検眼ユニットの検眼窓を介して視力表に正対しているか否かを客観的に判断することが可能となって自覚式検眼の正確性を図ることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、自覚式検眼用の視力表装置と、被検眼がこの視力表装置により提示される視力表を検眼窓を介して視認する自覚式の検眼ユニットとを有する自覚式検眼装置において、前記自覚式の検眼ユニットの前記検眼窓に臨ませて配置した可視光透過、赤外光反射の光学特性を持つ光学素子と、この光学素子により反射する前記被検眼の画像情報を集光する集光素子と、この集光素子により集光する前記被検眼の画像情報を撮像する撮像素子とからなる被検眼検出手段と、この被検眼検出手段の撮像素子に撮像する被検眼の画像情報を基に被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、前記被検眼検出手段を、前記自覚式の検眼ユニットの前記検眼窓に臨ませて配置した可視光透過、赤外光反射の光学特性を持つ光学素子と、この光学素子により反射する前記被検眼の画像情報を集光する集光素子と、この集光素子により集光する前記被検眼の画像情報を撮像する撮像素子とからなる構成として、請求項1記載の場合と同様被検眼が検眼ユニットの検眼窓を介して視力表に正対しているか否かを客観的に判断することが可能となって自覚式検眼の正確性を図ることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、自覚式検眼用の視力表装置と、被検眼がこの視力表装置により提示される視力表を検眼窓を介して視認する自覚式の検眼ユニットとを有する自覚式検眼装置において、前記検眼ユニットの位置を調整する検眼ユニット位置調整手段と、前記自覚式の検眼ユニットの前記検眼窓に臨ませて配置した可視光透過、赤外光反射の光学特性を持つ光学素子と、この光学素子により反射する前記被検眼の画像情報を集光する集光素子と、この集光素子により集光する前記被検眼の画像情報を撮像する撮像素子とからなる被検眼検出手段と、この被検眼検出手段の撮像素子に撮像する被検眼の画像情報を基に被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示される被検眼画像に応じた位置調整信号を前記検眼ユニット位置調整手段に送り、前記検眼ユニットの検眼窓の被検眼に対する位置を最適化する操作手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】この発明によれば、請求項2記載の発明と同様な作用を発揮するとともに、操作手段により、表示手段に表示される被検眼画像に応じた位置調整信号を前記検眼ユニット位置調整手段に送り、この検眼ユニット位置調整手段により前記検眼ユニットの検眼窓の被検眼に対する位置を調整するものであるから、検眼ユニットの被検眼に対する位置を自動的に最適化して自覚式検眼の正確性を図ることができる。
【0014】請求項4記載の発明は、自覚式検眼用の視力表装置と、被検眼がこの視力表装置により提示される視力表を検眼窓を介して視認する自覚式の検眼ユニットとを有する自覚式検眼装置において、前記自覚式の検眼ユニットの前記検眼窓の領域に挿脱可能に配置した赤外光透過、可視光遮断の光学特性を持つカバーテスト用光学素子と、前記自覚式の検眼ユニットの前記検眼窓に臨ませて配置した可視光透過、赤外光反射の光学特性を持つ光学素子と、この光学素子により反射する前記被検眼の画像情報を集光する集光素子と、この集光素子により集光する前記被検眼の画像情報を撮像する撮像素子とからなる被検眼検出手段と、この被検眼検出手段の撮像素子に撮像する被検眼の画像情報を基に被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を表示する表示手段とを具備し、前記カバーテスト用光学素子が前記検眼窓の領域に挿入されたときの被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を前記表示手段に表示してこの被検眼の斜位又は斜視を観察可能としたことを特徴とするものである。
【0015】この発明によれば、前記自覚式の検眼ユニットの前記検眼窓の領域に挿脱可能に配置した赤外光透過、可視光遮断の光学特性を持つカバーテスト用光学素子を用い、このカバーテスト用光学素子が前記検眼窓の領域に挿入されたときの被検眼の視線の動きに応じた被検眼画像を前記表示手段に表示してこの被検眼の斜位又は斜視を観察するものであるから、被検眼の斜位又は斜視を被検眼画像上で客観的に判断することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】図1に示す本発明の実施の形態の自覚式検眼装置は、上面が平坦で、トライアルレンズ等を入れる引き出し7を備えた検眼テーブル1と、この検眼テーブル1上に配置した各種操作及び各種情報の表示を行う操作盤2と、前記検眼テーブル1の隅部から立設した上下方向に伸縮式の支柱3と、この支柱3により支持された横アーム4と、この横アーム4の突出端部に支持された検眼ユニット5と、例えば前記検眼テーブル1上に載置されるリモートコントローラ6とを有している。 前記検眼ユニット5は、右眼用の右眼ユニット5aと、左眼用の左眼ユニット5bとからなる分離配置に構成されるとともに、前記横アーム4に連結される調整機構部7により図1に示す矢印方向(水平方向)にスライド可能となっている。 また、前記検眼ユニット5の右眼ユニット5a、左眼ユニット5bは、各々右眼用、左眼用の検眼窓5c、5dを備えている。
【0018】図2は、前記検眼ユニット5の右眼ユニット5a、左眼ユニット5bの詳細を示すものであり、右眼ユニット5aの内部には、検眼窓5cに検眼レンズを臨ませる回転円板式のレンズ板11aと、前記検眼窓5cの領域に挿脱可能に配置した赤外光透過、可視光遮断の光学特性を持つカバーテスト用光学素子(ダイクロイックミラー)12aと、前記検眼窓5cに臨ませて配置した可視光透過、赤外光反射の光学特性を持つ光学素子(ダイクロイックミラー)13aと、この光学素子13aにより反射する前記被検眼Eの画像情報を集光する集光素子である集光レンズ14aと、この集光レンズ14aにより集光する前記被検眼Eの画像情報を撮像する撮像素子であるCCD素子15aとからなる被検眼検出手段が設けられている。
【0019】同様に、左眼ユニット5bの内部には、検眼窓5dに検眼レンズを臨ませる回転円板式のレンズ板11bと、前記検眼窓5dの領域に挿脱可能に配置した赤外光透過、可視光遮断の光学特性を持つカバーテスト用光学素子(ダイクロイックミラー)12bと、前記検眼窓5dに臨ませて配置した可視光透過、赤外光反射の光学特性を持つ光学素子(ダイクロイックミラー)13bと、この光学素子13bにより反射する前記被検眼Eの画像情報を集光する集光素子である集光レンズ14bと、この集光レンズ14bにより集光する前記被検眼Eの画像情報を撮像する撮像素子であるCCD素子15bとからなる被検眼検出手段が設けられている。
【0020】前記右眼ユニット5a及び左眼ユニット5bの例えば5m前方には、視力表19を提示する視力表装置20が配置されるようになっている。
【0021】図3は、本発明の実施の形態の自覚式検眼装置の制御系を示すものであり、動作プログラムを格納したプログラムメモリ31と、前記動作プログラムに基づき全体の制御を行う制御部30とからなる制御手段を有し、この制御部30に、操作盤2と、前記CCD素子15a、CCD素子15bと、前記レンズ板11a、11bの回転駆動を行うレンズ板駆動部32と、前記カバーテスト用光学素子12a、12bの前記検眼窓5c、5dの領域への挿脱駆動を行うカバーテスト用光学素子駆動部33と、前記支柱3の上下方向の伸縮駆動を行う伸縮駆動部34と、前記調整機構部7とを接続し、これらを各々制御するようになっている。
【0022】前記操作盤2は、多数のキー等を備えた操作部41と、例えば液晶ディスプレイを用いた表示部42とを具備している。
【0023】ここで、操作盤2の操作部41及びリモートコントローラ6について図4、図5を参照して詳述する。
【0024】操作盤2の操作部41には、例えば図4に概略的に示すように視力表装置20の制御用に25乃至35個のスイッチ群、前記検眼ユニット5のレンズの制御用として、S/C/A/ADD等の制御用として15個程度のスイッチ群、特殊チャートと共に使用される補助レンズの制御用に10個程度、左右眼の指定等に5個程度、その他外部機器からの入力用として10個程度以上のように合計で60乃至80個というような多数のスイッチ群や、S、C、A等の設定値を+又は−に連続的に変更するダイヤル51等が設けられている。さらに、カバーテスト用のスイッチ43も設けられている。尚、各スイッチ群の詳細な説明は省略する。一方、リモートコントローラ6には、操作部41の一部のスイッチ群及びダイヤル51に対応して、S/C/A/ADD等の制御用としてのスイッチ群、S、C、A等の設定値を+又は−に連続的に変更するダイヤル61が前記操作部41の配列と同様な配列で設けられている。
【0025】尚、操作盤2の操作部41は、図6に示すように操作部41の背面側にバックライト70を備え、これにより、仮に操作盤2が暗い場所に設置されている場合においても操作部41の操作を支障なく実行可能としている。
【0026】前記操作盤2の操作部41及びリモートコントローラ6の制御系について言及すると、図7に示すように、前記操作部41に送受信部81を持ち、また、リモートコントローラ6にも送受信部82を備え、これら両者間の各種データの送受信をワイヤレスで実行可能としている。
【0027】尚、図8に示すように、操作部41に外付けで送受信インターフェース85を接続し、操作部41とリモートコントローラ6との各種データの送受信を送受信インターフェース85を介して実行するようにすることも可能である。
【0028】このような操作部41、リモートコントローラ6の構成により、検者は視力表装置20と検眼テーブル1との間を自由に移動でき、被検者と対話をしながら自覚式検査を進めることが可能となる。
【0029】次に、上述した本発明の実施の形態の自覚式検眼装置の作用を図9をも参照して説明する。
【0030】例えば外斜位の被検者が、前記検眼窓5c、5dを覗き込み、視力表装置20の視力表19を視認している状態においては、前記被検眼Eの両眼の画像が前記光学素子(ダイクロイックミラー)13a、13b、集光レンズ14a、14b及びCCD素子15a、15bにより撮像され、図9の上段に示すように、視力表19を真っ直ぐに見ている被検眼Eの両眼の画像が表示部42に表示される。次に、前記操作部41におけるカバーテスト用のスイッチ43を操作し、例えば右眼ユニット5aの検眼窓5cの領域にカバーテスト用光学素子12aを挿入する(カバーテスト用光学素子12aを挿入した状態を図9の中段において点線で示す)。
【0031】このとき、前記被検眼Eの右眼の画像が前記光学素子12a、光学素子13a集光レンズ14a及びCCD素子15aにより撮像され、表示部42において観察される被検眼Eのうちの右眼の画像は図9の中段に示すように、視線が、即ち、瞳孔部分が外方に動いた状態となり、次に、前記操作部41におけるカバーテスト用のスイッチ43を操作し、例えば右眼ユニット5aの検眼窓5cの領域からカバーテスト用光学素子12aを離脱させると、表示部42において観察される被検眼Eのうちの右眼の画像は図9の下段に示すように、再び視線が視力表19を真っ直ぐに見ている状態に戻る。
【0032】この間、被検眼Eの左眼の画像は何等変化しない。
【0033】このようにして、被検眼Eの視線の動き、斜位の状態等を表示部42に表示される画像上で客観的に判断することが可能となる。被検眼Eの斜視についても同様に表示部42に表示される画像上で客観的に判断することが可能となる。
【0034】また、上述のようにして表示される被検眼Eの視線を観察し、前記調整機構部7を制御して右眼ユニット5a、左眼ユニット5bの間隔を調整したり、伸縮駆動部34により前記支柱3を上下方向に微調整し、前記検眼ユニット5の被検眼Eに対するアライメントを実行し、被検眼Eの視認状態の最適化を図ることも可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、被検眼が検眼ユニットの検眼窓を介して視力表に正対しているか否かを客観的に判断することが可能で、自覚式検眼の正確性を図ることができる自覚式検眼装置を提供することができる。
【0036】また、本発明によれば、検眼ユニットの被検眼に対する位置を自動的に最適化して自覚式検眼の正確性を図ることができる自覚式検眼装置を提供することができる。
【0037】さらに、本発明によれば、被検眼の斜位又は斜視を被検眼画像上で客観的に判断することが可能な自覚式検眼装置を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000220343
【氏名又は名称】株式会社トプコン
【出願日】 平成9年(1997)7月14日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】三澤 正義
【公開番号】 特開平11−28187
【公開日】 平成11年(1999)2月2日
【出願番号】 特願平9−188118