| 【発明の名称】 |
内視鏡 |
| 【発明者】 |
【氏名】岡田 裕太
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| 【要約】 |
【課題】本発明は胃内部に挿入した際に、胃後壁を視野範囲の中心に配置することができ、胃後壁を観察しやすくすることができる内視鏡を提供することを最も主要な特徴とする。
【解決手段】観察用レンズ群29の観察視野方向を挿入部3の挿入方向の右側に傾けたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 体腔内に挿入される挿入部の先端部に体腔内を観察する観察用レンズが配設され、前記観察用レンズの観察視野が前記挿入部の挿入方向に対して略前方に向けた状態で設定された内視鏡において、前記観察用レンズの観察視野方向を前記挿入部の挿入方向の右側に傾けたことを特徴とする内視鏡。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、観察用レンズの観察視野が挿入部の挿入方向に対して略前方に向けた状態で設定された前方観察用の内視鏡に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、内視鏡には体腔内に挿入される細長い挿入部の先端部に体腔内を観察する観察用レンズが配設されている。そして、観察用レンズの観察視野が挿入部の挿入方向に対して略前方に向けた状態で設定されている前方観察用の内視鏡では、従来から内視鏡の挿入部の挿入方向に対して、観察視野方向は平行に配置されている。この場合、内視鏡の観察視野の画角は挿入部の中心軸に対してほぼ対称になっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡の挿入部を経口的に患者の胃の内部に挿入した場合には、内視鏡の挿入部の挿入方向に対して右側が胃の後壁に対向することになる。その際、上記従来構成の前方観察用の内視鏡では内視鏡の挿入部の挿入方向に対して観察用レンズの観察方向は平行で、かつ観察視野の画角が挿入部の中心軸に対してほぼ対称であったので、観察用レンズの視野範囲の周辺部に胃後壁を捉えることになる。そのため、この胃の後壁の部位が前方観察用の内視鏡では観察し難い問題がある。 【0004】本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、胃内部に挿入した際に、胃後壁を視野範囲の中心に配置することができ、胃後壁を観察しやすくすることができる内視鏡を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は体腔内に挿入される挿入部の先端部に体腔内を観察する観察用レンズが配設され、前記観察用レンズの観察視野が前記挿入部の挿入方向に対して略前方に向けた状態で設定された内視鏡において、前記観察用レンズの観察視野方向を前記挿入部の挿入方向の右側に傾けたことを特徴とする内視鏡である。そして、観察用レンズの観察視野方向を挿入部の挿入方向に対して右側に傾け、右側の視野範囲を大きくすることにより、内視鏡を胃内部に挿入した際に、胃後壁を視野範囲の中心に配置して胃後壁を観察しやすくするようにしたものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態を図1乃至図5(A),(B)を参照して説明する。図1は本実施の形態のビデオ内視鏡1のシステム全体の概略構成を示すものである。ここで、内視鏡1には体腔内に挿入される軟性の細長い挿入部2が設けられている。この挿入部2の基端部には検査者が把持する手元側の操作部3が設けられている。 【0007】また、挿入部2には操作部3に基端部が連結された細長い可撓管部4と、この可撓管部4の先端部に配設された例えば上下方向および左右方向にそれぞれ湾曲操作可能な湾曲部5と、この湾曲部5の先端部に連結された先端構成部6とが設けられている。 【0008】また、操作部3には処置具等を導入する鉗子導入口7が設けられているとともに、湾曲部5の動作を制御する図示しない上下湾曲操作ノブおよび左右湾曲操作ノブと、送気送液機能を制御する送気/送液ボタンと、吸引機能を制御する吸引ボタンと、映像記録機能や光量調整等を遠隔的に行うスイッチとがそれぞれ設けられている。 【0009】さらに、操作部3の側面には可撓性を備えたユニバーサルコード8の基端部が連結されている。このユニバーサルコード8の先端部には第1のコネクタ9が連結されている。この第1のコネクタ9は光源装置10に着脱可能に接続されている。 【0010】また、第1のコネクタ9には信号ケーブル11の一端部が接続されている。この信号ケーブル11の他端部は第2のコネクタ12を介して信号処理装置であるビデオプロセッサ13に接続されている。さらに、ビデオプロセッサ13には映像信号を表示するモニタ14と、映像を記録するVTRデッキ15と、ビデオプリンタ16と、ビデオディスク17とがそれぞれ接続されている。そして、内視鏡1による観察像はこの内視鏡1の先端構成部6に設けられた図示しない固体撮像素子等によって電気信号に変換された後、この固体撮像素子からの出力信号が信号ケーブル11を介して信号処理装置であるビデオプロセッサ13に送られるようになっている。さらに、ビデオプロセッサ13にて処理された信号は、モニタ14、VTRデッキ15、ビデオプリンタ16、ビデオディスク17にそれぞれ送られるようになっている。そして、内視鏡1による観察像の映像がモニタ14に表示されるとともに、必要に応じてVTRデッキ15およびビデオディスク17にその映像が記録され、さらににその映像がビデオプリンタ16でプリント出力されるようになっている。 【0011】また、本実施の形態の湾曲部5には図2に示すように略リング状の複数の湾曲駒18が挿入部2の軸方向に沿って順次並設されている。ここで、湾曲部5の前端部には挿入部2の先端側となる先端構成部6と嵌合固定される第1の湾曲駒18aが配設されている。さらに、湾曲部5の後端部には可撓管部4と嵌合固定される図示しない最終駒が配設されている。 【0012】また、第1の湾曲駒18aと最終駒との間には前述の通り複数の湾曲駒18が順次並設されている。ここで、湾曲部を構成する各湾曲駒18は先端側より順に上記第1の湾曲駒18a、第2の湾曲駒18b、第3の湾曲駒18c…と呼ぶ。そして、第1の湾曲駒18a以外の各湾曲駒18の前端部には周方向の2か所の対向部位に前方向に突出する前端連結部19がそれぞれ形成されている。さらに、最終駒以外の各湾曲駒18の後端部には周方向の2か所の対向部位に後方向に突出する後端連結部20がそれぞれ形成されている。 【0013】また、前後に隣接する各湾曲駒18および最終駒の各前端連結部19と、第1の湾曲駒18aおよび各湾曲駒18の各後端連結部20との間はそれぞれピン21を用いて回動自在に連結されて関節部22が形成されている。ここで、第1の湾曲駒18aと第2の湾曲駒18bとの間の第1関節部22a、及び第2の湾曲駒18bと第3の湾曲駒18cとの間の第2関節部22bは、上下方向にのみ湾曲するように配置されている。さらに、第3の湾曲駒18cと第4の湾曲駒18dとの間の第3関節部22cは、左右方向にのみ湾曲するように配置されている。 【0014】また、上下方向にのみ湾曲する関節部22と、左右方向にのみ湾曲する関節部22とは各湾曲駒18の周方向に90°づつずらした状態で、配置されている。そして、本実施の形態の湾曲部5には上下方向にのみ湾曲する関節部22と、左右方向にのみ湾曲する関節部22とがそれぞれ複数ずつ適宜の配列順序で、配置されており、湾曲部5全体が上下方向および左右方向の4方向に湾曲可能になっている。 【0015】また、湾曲部5には各湾曲駒18を保護するための保護部材23が被覆されている。この保護部材23は例えば金属繊維を編んだブレードや、シリコンのチューブ等によって形成されている。 【0016】さらに、第2の湾曲駒18bの後端側外周面には先端側外周面の外径寸法よりも小径な段下部24が形成されている。そして、保護部材23の先端部はこの第2の湾曲駒18bの段下部24に固定されている。 【0017】また、湾曲部5内には内視鏡1の挿入部2の挿入方向に対して、湾曲部5を上側及び下側に湾曲させる2本の上下方向湾曲操作ワイヤ25と、同様に内視鏡1の挿入部2の挿入方向に対して、湾曲部5を右側及び左側に湾曲させる2本の左右方向湾曲操作ワイヤ26とが配設されている。ここで、2本の上下方向湾曲操作ワイヤ25の先端部は最先端の湾曲駒である第1の湾曲駒18aに固定されている。これらの2本の上下方向湾曲操作ワイヤ25は周方向に180°離れた位置に配置されている。 【0018】さらに、本実施の形態では2本の左右方向湾曲操作ワイヤ26の先端部は第1の湾曲駒18aよりも2駒だけ手元側に位置する第3の湾曲駒18cに係止されている。ここで、2本の左右方向湾曲操作ワイヤ26は周方向に180°離れた位置に配置され、かつ2本の上下方向湾曲操作ワイヤ25とはそれぞれ周方向に90°離れた位置に配置されている。さらに、各左右方向湾曲操作ワイヤ26の先端部には管状の固定部材27が固定されている。 【0019】また、第3の湾曲駒18cの内周面には左右方向湾曲操作ワイヤ26を挿通させる挿通孔を有するワイヤガイド28が固定されている。このワイヤガイド28の挿通孔の内径寸法は左右方向湾曲操作ワイヤ26の固定部材27より小径に形成されている。そのため、左右方向湾曲操作ワイヤ26を手元側に牽引した際には、固定部材27からの牽引力をワイヤガイド28を介して第3の湾曲駒18cに伝達し、湾曲部5を左右方向に湾曲させるようになっている。 【0020】また、2本の上下方向湾曲操作ワイヤ25の基端部および2本の左右方向湾曲操作ワイヤ26の基端部は操作部3まで延設されている。この操作部3には図示しない上下湾曲操作ノブおよび左右湾曲操作ノブがそれぞれ配設されている。そして、手元側の上下湾曲操作ノブおよび左右湾曲操作ノブの操作時には上下方向湾曲操作ワイヤ25、または左右方向湾曲操作ワイヤ26のうちの少なくともいずれか一方側が牽引操作されるようになっている。 【0021】ここで、上下方向湾曲操作ワイヤ25が牽引操作された場合には第1の湾曲駒18aの固定部を手元側に引き寄せることにより、湾曲部5を上下方向に湾曲動作させるように構成されている。さらに、左右方向湾曲操作ワイヤ26が牽引操作された場合には第3の湾曲駒18cの固定部材27によって第3の湾曲駒18cのワイヤガイド28を手元側に引き寄せることにより、湾曲部5を左右方向に湾曲動作させるように構成されている。なお、第1の湾曲駒18aと第2の湾曲駒18bとの間の第1関節部22a、及び第2の湾曲駒18bと第3の湾曲駒18cとの間の第2関節部22bは、上下方向にのみ湾曲するように配置されているので、湾曲部5を左右方向に湾曲動作させた場合には、この第1関節部22aと第2関節部22bは湾曲しない状態で保持されるようになっている。 【0022】また、上下湾曲操作ノブまたは左右湾曲操作ノブのいずれか一方が操作された場合には湾曲部5は上下方向または左右方向のいずれか一方に湾曲動作されるとともに、上下湾曲操作ノブおよび左右湾曲操作ノブの操作をそれぞれ組み合わせることにより、あらゆる所望の方向に湾曲部5を湾曲動作させることができるようになっている。 【0023】また、本実施の形態の内視鏡1の先端構成部6には図3(A),(B)に示すように内視鏡1の挿入部2の前方を観察するための前方観察用の観察用レンズ群29が配設されている。この観察用レンズ群29は複数のレンズにより構成されている。この観察用レンズ群29の各構成レンズはこのレンズ群29を保護し、固定するレンズ枠30内に組み込まれている。 【0024】さらに、観察用レンズ群29の後端には観察用レンズ群29を通過した光を電気信号に変換する固体撮像素子31が接続されている。なお、図3(A)に示すように内視鏡1の先端構成部6には、観察用レンズ群29の他に観察用レンズ群29の最先端に配置された第1レンズ29aの先端面を洗滌するための洗滌用ノズル32と、処置具挿通用の鉗子チャンネル33と、内視鏡1の先端構成部6の前方を照らす照明用レンズ34とが配置されている。 【0025】また、本実施の形態の内視鏡1には観察用レンズ群29の観察視野方向を挿入部2の挿入方向の右側に傾ける状態に調整する観察視野方向調整手段35が設けられている。この観察視野方向調整手段35は次のように構成されている。すなわち、図3(B)に示すように観察用レンズ群29は全て共通の一本の中心軸(光軸)O1 に対して対称に形成されている。さらに、観察用レンズ群29の中心軸O1 は内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 に対して傾けて配置されている。ここで、観察用レンズ群29の中心軸O1 は図3(B)に示すように内視鏡1の挿入部2の挿入方向に対して右側に傾けられている。そして、この観察用レンズ群29の配置により、観察用レンズ群29の観察視野方向を挿入部2の挿入方向の右側に傾ける状態に調整するようになっている。 【0026】また、図4(A),(B)は内視鏡1の挿入部2を患者の口腔を通して体内に挿入する際に使用される内視鏡1の挿入補助具であるマウスピース36を内視鏡1の挿入部2に装着する状態を示すものである。 【0027】このマウスピース36はポリサルホンや、ポリアセタール、変性PPO、硬質ポリエチレン、液晶ポリマーなどの樹脂材料でできている。さらに、このマウスピース36の中心部には内視鏡1の挿入部2を挿通する開口部36aが形成されている。 【0028】また、マウスピース36の側壁37には開口部36aと連通した切欠部38がマウスピース36の中心軸方向全域にわたって形成されている。この切欠部38は内視鏡1の挿入部2の外径寸法とほぼ同程度の大きさの幅寸法で開口されている。 【0029】次に、上記構成の作用について説明する。まず、本実施の形態の内視鏡1の挿入部2を患者の口腔を通して体内に挿入する際には図4(B)に示すようにマウスピース36を患者の口腔に挿入し、検査時の内視鏡1の挿入部2の挿入路を確保する。 【0030】また、マウスピース36を内視鏡1の挿入部2に装着する作業時には内視鏡1の挿入部2をマウスピース36の切欠部38を通して開口部36aに挿入することにより、内視鏡1の挿入部2にマウスピース36を装着する。ここで、マウスピース36は、ポリサルホンや、ポリアセタール、変性PPO、硬質ポリエチレン、液晶ポリマーなどの樹脂材料でできているので、マウスピース36の側壁37に前述のような切欠部38が設けられていても、開口部36aが変形することはない。 【0031】また、図5(A)は内視鏡1の挿入部2が患者の胃H内に挿入されている状態、図5(B)は図5(A)の矢印方向より内視鏡1の挿入部2を見た状態をそれぞれ示すものである。ここで、観察用レンズ群29は中心軸O1 に対して軸対称として形成されているので、観察用レンズ群29の中心軸O1 に対しては、観察視野範囲は対称な大きさを有している。さらに、観察用レンズ群29の中心軸O1 は、内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 より右側に傾けられて配置されているので、観察用レンズ群29による観察範囲は内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 に対して右側の視野範囲が大きくなる。 【0032】また、内視鏡1の挿入部2を胃H内に挿入した際には、図5(B)に示すように内視鏡1の挿入部2の挿入方向に対して右側の部分が胃Hの後壁H1 に対向することになる。この場合、内視鏡1の観察用レンズ群29の観察方向が内視鏡1の挿入部2の挿入方向に対して、右側に傾いているので、内視鏡1の挿入部2の右側部分が観察用レンズ群29の視野の中心付近に配置される。そのため、内視鏡1の挿入部2の右側に位置する胃Hの後壁H1 が観察用レンズ群29によって観察しやすくなる。 【0033】そこで、上記構成の本実施の形態では次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態では内視鏡1の観察用レンズ群29の各構成レンズを観察用レンズ群29の中心軸O1 に対して軸対称に形成するとともに、観察用レンズ群29の中心軸O1 を内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 に対して傾けて配置することにより、観察用レンズ群29の観察視野方向を挿入部2の挿入方向の右側に傾ける状態に調整する観察視野方向調整手段35を設けたので、内視鏡1の挿入部2の右側部分を観察用レンズ群29の視野の中心付近に配置させることができる。そのため、内視鏡1の挿入部2を胃H内に挿入した際に、内視鏡1の挿入部2の右側に位置する胃Hの後壁H1 を観察用レンズ群29によって観察しやすくすることができ、従来に比べて胃Hの後壁H1 の部分の観察性能の向上を図ることができる。 【0034】さらに、観察用レンズ群29の各構成レンズは軸対象となっているので、加工が容易であり、かつ観察用レンズ群29によって観察される映像の歪みも軸対称となる効果がある。 【0035】また、観察用レンズ群29を内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 より傾ける角度は比較的小さい(数度程度である)ので、内視鏡1の挿入部2の前方も視野内に捕らえることができ、内視鏡1の挿入部2の挿入性を損なうおそれもない。 【0036】また、湾曲部5を保護する保護部材23は湾曲部5の第2の湾曲駒18bの段下部24に固定されているので、この第2の湾曲駒18bの段下部24によって湾曲部5の保護部材23の固定部の厚さを吸収させることができる。そのため、湾曲部5の保護部材23の固定が一般的な半田付けや、接着剤で行われ、保護部材23の固定部が半田、あるいは接着剤の分だけ外径寸法が太ることになった場合であっても湾曲部5の保護部材23の固定部の外径寸法を従来に比べて小さくできるので、湾曲部5の外径寸法を小さくできる。 【0037】さらに、本実施の形態では2本の左右方向湾曲操作ワイヤ26の先端部を第1の湾曲駒18aよりも2駒だけ手元側に位置する第3の湾曲駒18cに係止させたので、最先端の湾曲駒である第1の湾曲駒18aに2本の左右方向湾曲操作ワイヤ26の先端部を固定し、挿通させるスペースを設ける必要がない。そのため、第1の湾曲駒18aを小径化することができる。 【0038】また、第1の湾曲駒18aと第2の湾曲駒18bとの間の第1関節部22a、及び第2の湾曲駒18bと第3の湾曲駒18cとの間の第2関節部22bは、上下方向にのみ湾曲するように配置されているので、湾曲部5を左右方向に湾曲動作させた場合には、この第1関節部22aと第2関節部22bは湾曲しない状態で保持される。そのため、第1の湾曲駒18aを小径にした場合であっても湾曲部5の湾曲性能を落とすことがない。 【0039】また、本実施の形態ではマウスピース36の側壁37に開口部36aに連通した切欠部38を設けたので、仮に、マウスピース36を内視鏡1の挿入部2に装着し忘れた状態で内視鏡1の挿入部2の先端を患者の口内に挿入しかけている場合であっても、マウスピース36の側壁37の切欠部38を通して内視鏡1の挿入部2をマウスピース36の開口部36aに挿入できる。 【0040】なお、上部消化管を検査する際には、通常は、まず内視鏡1の挿入部2をマウスピース36の開口部36aに通して、マウスピース36を内視鏡1の挿入部2に装着する。その後、内視鏡1の挿入部2を患者の口腔へ挿入しつつ、マウスピース36を患者の口にくわえさせて固定する。ここで、仮に、開口部36aと連通した切欠部38がない従来構成のマウスピース36を使用する場合には従来構成のマウスピース36を内視鏡1の挿入部2に装着し忘れた状態で内視鏡1の挿入部2の先端を患者の口内に挿入しかけている場合に、いったん内視鏡1の挿入部2を先端まで患者の口内より引き出したのち、改めて内視鏡1の挿入部2をマウスピース36の開口部36aに通しなおす面倒な作業が必要になる。 【0041】これに対して、本実施の形態のマウスピース36では内視鏡1の挿入部2の先端を患者の口内に挿入している作業の途中で、内視鏡1の挿入部2を先端までいったん全部患者の体外に引き抜く面倒な操作を行なう必要がないので、マウスピース36を内視鏡1の挿入部2に装着する作業の容易化を図ることができる効果がある。 【0042】なお、本実施の形態ではビデオ内視鏡に本発明を適用した例を示したが本発明はビデオ内視鏡のみに限定されるものではなく、ファイバー式内視鏡にも適用可能である。 【0043】また、図6(A),(B)は本発明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態の観察視野方向調整手段35を次の通り変更したものである。 【0044】すなわち、本実施の形態の観察視野方向調整手段40では内視鏡1の挿入部2の先端構成部6には内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 と平行な中心軸O3 を持つ観察用レンズ群41が設けられている。この観察用レンズ群41は複数のレンズにより構成されている。この観察用レンズ群41の各構成レンズはこのレンズ群41を保護し、固定するレンズ枠42内に組み込まれている。 【0045】さらに、観察用レンズ群41の後端には、この観察用レンズ群41の内部を通過した光を電気信号に変換する固体撮像素子43が接続されている。また、この観察用レンズ群41の最先端に位置する第1レンズ44の先端面は図6(B)に示すように観察用レンズ群41の中心軸O3 と直交する平面とは平行でない傾斜面44aによって形成されている。この場合、内視鏡1の先端構成部6は先端面が凸状曲面45によって形成されている。そして、観察用レンズ群41が内視鏡1の先端構成部6に固定される場合には、観察用レンズ群41の最先端面、つまり、第1レンズ44の先端の傾斜面44aの端縁部が内視鏡1の先端構成部6の凸状曲面45とほぼ同一面上で接続されるように固定される。この際に第1レンズ44の先端の傾斜面44aは凸状曲面45と滑らかにつながる角度に形成されている。 【0046】また、観察用レンズ群41の中心軸O3 は、内視鏡1の先端構成部6の先端面の凸状曲面45の突出頂部45aよりも、内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 の方向(挿入方向)に対して左側に配置されている。ここで、本実施の形態のように第1レンズ44の先端面を平面状の傾斜面44aで形成し、観察用レンズ群41の中心軸O3 を前述のように内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 に対して内視鏡1の先端構成部6の凸状曲面45の突出頂部45aよりも、挿入方向の左側に配置した場合には、第1レンズ44の先端の傾斜面44aの法線は、内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 の左側を向くことになる。 【0047】次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態では観察用レンズ群41における第1レンズ44の後方の各構成レンズの中心軸O3 を通る光は、固体撮像素子43の中心部位に入射される。ここで、固体撮像素子43の中心部位は、映像表示用のモニタ14(図1参照)の中心部位に対応している。そして、映像の中心になる光が入射してくる方向が視野方向である。 【0048】また、内視鏡1の先端構成部6の前方から観察用レンズ群41の第1レンズ44に入射し、観察用レンズ群41の中心軸O3 を通って固体撮像素子43の中心部位に入射する光を考える。ここで、内視鏡1の先端構成部6の右前方より観察用レンズ群41の第1レンズ44に入射する光は、第1レンズ44の先端の傾斜面44aで第1レンズ44の後方の各構成レンズの中心軸O3 と平行に曲げられる。 【0049】その後、レンズ群41の中心軸O3 上を通って固体撮像素子43の中心部位に入射される。そのため、本実施の形態の観察用レンズ群41の観察視野方向は内視鏡1の挿入部2の挿入方向に対して中心軸O2 の右側前方となる。 【0050】一般に、観察用レンズ群41の中心軸O3 を内視鏡1の挿入部2の中心軸O2と平行な方向から傾けた場合には観察用レンズ群41を固定するために必要なスペースが大きくなり、内視鏡1の先端構成部6の本体が大きくなるので、内視鏡1の挿入部2全体が太くなる。 【0051】これに対して、本実施の形態では、観察用レンズ群41の中心軸O3 は内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 の方向(挿入方向)と平行であるため、内視鏡1の先端構成部6を格別に大きくすることなく観察用レンズ群41を内視鏡1の先端構成部6に固定することができ、かつ観察用レンズ群41の視野方向が内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 の方向に対して挿入部2の挿入方向に向かって斜め右側に向けた状態に調整される。このとき、観察用レンズ群41の第1レンズ44の法線方向を内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 の方向に対して、挿入部2の挿入方向に向かって斜め左側に向けて0〜10度程度傾けた状態に設定することにより、観察用レンズ群41の視野方向も右側に0〜10度程度傾く。 【0052】また、観察用レンズ群41の視野方向の傾き角度が0〜10度程度であれば、内視鏡1の挿入部2の挿入方向に対して前方を観察用レンズ群41の視野に入れつつ、内視鏡1の挿入部2の挿入方向の右側を広く観察用レンズ群41の視野に入れることができる。そのため、本実施の形態では内視鏡1の挿入部2の挿入性を損なわず、かつ観察用レンズ群41の観察能力を高めることができる。 【0053】そこで、上記構成の本実施の形態では次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態では内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 と平行な中心軸O3 を持つ観察用レンズ群41を設けたので、観察用レンズ群41の中心軸O3 を内視鏡1の挿入部2の中心軸O2 と平行な方向から傾けた場合のように観察用レンズ群41を固定するために必要なスペースが大きくなるおそれがない。そのため、内視鏡1の先端構成部6の本体を細径化することができるので、内視鏡1の挿入部2全体を細径化することができる。 【0054】また、観察用レンズ群41の第1レンズ44の先端の傾斜面44aの法線を内視鏡1の挿入部2の挿入方向に対し、左上に傾けることにより、観察用レンズ群41の視野方向が右下側に傾くので、内視鏡1の挿入部2を胃H内に挿入した際に、内視鏡1の挿入部2の右側に位置する胃Hの後壁H1 を観察用レンズ群41によって観察しやすくすることができるとともに、内視鏡1の先端構成部6に対して下側に位置する胃Hの大弯部が観察しやすくなる効果もある。 【0055】また、観察用レンズ群41の第1レンズ44の先端の傾斜面44aの法線を内視鏡1の挿入部2の挿入方向に対し、左下に傾けることにより、観察用レンズ群41の視野方向も右上側に傾くので、内視鏡1の挿入部2を胃H内に挿入した際に、内視鏡1の挿入部2の右側に位置する胃Hの後壁H1 を観察用レンズ群41によって観察しやすくすることができるとともに、内視鏡1の先端構成部6に対して上側に位置する胃Hの小弯部が観察しやすくなる。 【0056】この際に、観察用レンズ群41の第1レンズ44の法線は内視鏡1の挿入部2の挿入方向から0〜10度程度の傾きにしておけば、内視鏡1の挿入部2の挿入性を損なわずに観察用レンズ群41の観察能力を高めることができる効果がある。 【0057】また、図7は第1の実施の形態の変形例を示すものである。本変形例は、第1の実施の形態の湾曲部5の2本の左右方向湾曲操作ワイヤ26の固定部の構成を次の通り変更したものである。 【0058】すなわち、本変形例では2本の左右方向湾曲操作ワイヤ26の先端には小片51が半田付けあるいは接着にて固定されている。そして、この小片51が第3の湾曲駒18cの内周面のワイヤガイド28と係止し、左右方向湾曲操作ワイヤ26の動きを規定している。 【0059】また、図7中、L1 は小片51の後端と、左右方向湾曲操作ワイヤ26が固定されている第3の湾曲駒18cの後端の関節部52の回動軸53との間の水平方向の距離である。さらに、L2 は、小片51と左右方向湾曲操作ワイヤ26を第3の湾曲駒18cの内周面に固定するための、半田もしくは接着剤のはみ出ししろである。そして、本変形例ではL1 >L2 に設定されている。 【0060】そこで、本変形例ではL1 >L2 に設定されているので、関節部52が回動しても、半田あるいは接着剤にて硬化させられた左右方向湾曲操作ワイヤ26の一部が屈曲させられることがない。そのため、左右方向湾曲操作ワイヤ26のワイヤ素線切れを防ぐことができるので、左右方向湾曲操作ワイヤ26の耐性向上を図ることができる効果がある。 【0061】なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 【0062】記(付記項1) 体腔内を観察する観察用レンズを内視鏡の先端部に備え、略前方を視野とした内視鏡において、観察視野方向を内視鏡挿入方向の右側に傾けたことを特徴とした内視鏡。 【0063】(付記項1の従来技術) 従来の内視鏡挿入方向の前方観察用の内視鏡では、内視鏡挿入方向に対して、観察視野方向は平行であり、観察視野は内視鏡の軸に対して対称であった。 【0064】(付記項1が解決しようとする課題) 従来の内視鏡では、内視鏡挿入方向に対して観察方向は平行でかつ画角が挿入軸に対してほぼ対称であった。この内視鏡を胃内部に挿入した際には、胃後壁に内視鏡挿入方向右側が対向することになり、その際従来の技術では視野範囲の周辺部に胃後壁を捉えることになり、この部位を観察しづらかった。 【0065】(付記項1の課題を解決するための手段) 観察視野方向を内視鏡挿入方向に対して右側に傾け、右側の視野範囲を大きくすることにより、内視鏡を胃内部に挿入した際に、胃後壁を視野範囲の中心において観察しやすくする。 【0066】(付記項1の効果) 観察視野方向を内視鏡挿入方向より右側に傾けることにより、内視鏡を体腔内に挿入した際に、胃後壁を観察範囲の中心付近にとらえ、前記部位を観察しやすくし、観察能を向上させる。 【0067】(付記項2) 内視鏡挿入方向に対して、観察視野を左側より右側を大きくした内視鏡。 (付記項3) 内視鏡の先端を凸状曲面として形成し、前記凸状曲面に滑らかにつながる先端面を有する観察用レンズを備えた付記項1、2の内視鏡。 【0068】(付記項4) 軸対称な観察用レンズ群を有し、前記観察用レンズ群の軸を内視鏡挿入方向より右側に傾けた付記項3の内視鏡。 (付記項5) 観察用レンズの先端面を内視鏡の先端面と滑らかにつながるような平面としたことを特徴とした付記項3の内視鏡。 【0069】(付記項6) 観察用レンズの先端に位置する第1レンズの先端面を、レンズ内の光軸とは垂直でない平面としたことを特徴とした付記項1、3の内視鏡。 (付記項7) 第1レンズの法線方向を内視鏡挿入方向の左側に傾けた付記項6の内視鏡。 【0070】(付記項8) 第1レンズの法線方向を内視鏡挿入方向の左下側に傾けた付記項6の内視鏡。 (付記項9) 第1レンズの法線方向を内視鏡挿入方向の左上側に傾けた付記項6の内視鏡。 【0071】(付記項10) 先端部より手元側に位置する操作部を操作することにより湾曲する、複数の節輪状の駒よりなる湾曲部を有し、前記湾曲部には湾曲部保護用の保護部材を被覆させている内視鏡において、前記湾曲部を構成する駒のうち、両端の駒以外に保護部材を固定したことを特徴とする内視鏡。 【0072】(付記項10の従来技術) 内視鏡湾曲部を保護する保護部材を、前記保護部材の先端側は湾曲部を構成する湾曲駒のうち最先端に位置する湾曲駒に、後端側は前記湾曲部の最後端の駒に固定していた。 【0073】(付記項10が解決しようとする課題) 湾曲管外表面に保護部材をかぶせた内視鏡においては、保護部材を湾曲管の第1駒及び最終駒の最大外径部に半だ付けしており、この部分の外径が大きくなってしまっていた。 【0074】(付記項10の課題を解決するための手段) 湾曲部の両端に位置する湾曲駒以外の湾曲駒に、湾曲部を保護する保護部材を固定することにより、前記保護部材を固定した箇所の外径を小さくする。 【0075】(付記項10の効果) 内視鏡湾曲部を構成する湾曲部の湾曲駒のうち、最先端に位置する第1駒より外径が小さい第2駒目以降に前記湾曲部を保護する保護部材を固定することにより、前記湾曲部の最大外径を小さくする。 【0076】(付記項11) 両端部の駒以外の駒に前記両端部の駒よりも径の小さい小径部を有し、前記小径部に前記湾曲管を保護する保護部材を固定したことを特徴とした付記項10の内視鏡。 【0077】(付記項12) 先端側より第2駒目に保護部材を固定したことを特徴とした付記項11の内視鏡。 (付記項13) 最後端の駒より1駒先端よりの後端第2駒目に、保護部材を固定した付記項11の内視鏡。 【0078】(付記項14) 複数の対になったワイヤにより湾曲部を湾曲させる内視鏡において、一対以上のワイヤの先端側の固定位置を他の対になったワイヤとは、内視鏡挿入方向にずらして固定したことを特徴とした内視鏡。 【0079】(付記項14の従来技術) 内視鏡先端部を4方向に湾曲させるための4本のワイヤの先端を、湾曲部の最先端に位置する駒の内壁に、内視鏡挿入方向においては、ほぼ同位置に固定していた。 【0080】(付記項14が解決しようとする課題) ワイヤーを4本とも固定するスペースが必要であったため、湾曲駒の一部を膨らませるなどして湾曲駒内にスペースを作っていた。このため、湾曲部の最大外径が大きくなってしまっていた。 【0081】(付記項14の課題を解決するための手段) 内視鏡挿入方向に対して、右側方向及び左側方向に湾曲部を湾曲させるワイヤを、前記湾曲部を構成する湾曲駒のうち最先端に位置する第1駒以外の湾曲駒に固定することにより、第1駒の内径を縮小させる。 【0082】(付記項14の効果) 術者の手元側を操作することにより、内視鏡湾曲部を内視鏡挿入方向に対して右側及び左側に湾曲させるワイヤを、前記湾曲部を構成する湾曲駒のうち最先端に位置する第1駒目より後端側に位置する第2駒目以降に固定することにより、第1駒目の径を縮小する。 【0083】(付記項15) 4本のワイヤーにより、4方向に湾曲可能な複数の駒より構成される湾曲部を有する内視鏡において、内視鏡挿入方向に対して右側と左側に湾曲させる一対のワイヤーの端部を、前記湾曲部の先端駒側以外に固定したことを特徴とする内視鏡。 【0084】(付記項16) 第1駒と第2駒間でなる第1関節は上下にのみ湾曲可能で、第2駒目に右側及び左側に湾曲させるワイヤを固定した付記項15の内視鏡。 (付記項17) 第1関節及び第2関節は上下にのみ湾曲可能で、第3駒目に右側及び左側に湾曲させるワイヤを固定した付記項15の内視鏡。 【0085】(付記項18) ワイヤにより湾曲部を湾曲させる内視鏡において、前記ワイヤの先端側に取り付けた小片を湾曲駒の内壁に設けられ前記ワイヤが挿通する挿通孔を有するワイヤウケに係止することにより、前記ワイヤを固定したことを特徴とした内視鏡。 【0086】(付記項19) ワイヤ先端に小片を半田もしくは接着し、小片より後端側にしみだした半田もしくは接着剤のはみ出ししろが、ワイヤ係止部より後端側の関節とワイヤ係止部との距離よりも短い付記項18の内視鏡。 【0087】(付記項20) 内視鏡挿入部が挿通する円筒状の開口部を有し、患者口腔入り口に固定して内視鏡検査時に、内視鏡挿入部に患者の歯等が接触しないようにする内視鏡挿入補助用マウスピースにおいて、前記開口部と連通し挿入方向に対して全域にわたってつけられた切り欠き部を設けたことを特徴とする、内視鏡挿入補助用マウスピース。 【0088】(付記項20の従来技術) 従来の技術では、内視鏡の挿入時には、患者の口腔の形状に合わせた内外径を有する円筒状のマウスピースを用いていた。 (付記項20が解決しようとする課題) 内視鏡挿入時の補助用のマウスピースは、円筒状に閉じた穴を有していたため、マウスピースを内視鏡に装着せずに内視鏡を患者の口に挿入し始めてしまった場合には、マウスピースを装着するためには一度内視鏡を患者の口より完全に先端部まで、引き抜かなければならなかった。 【0089】(付記項20の課題を解決するための手段) 内視鏡挿入補助用のマウスピースの開口部の側壁に、前記開口部と連通する挿入方向に対して全域にわたってつけられた切り欠き部を設けることにより、マウスピースを内視鏡挿入部の側部より内視鏡に装着可能とした。 【0090】(付記項20の効果) マウスピースの側部に、前記マウスピースの開口部と連通する挿入方向に対して全域にわたってつけられた切り欠き部を設けることにより、内視鏡の挿入部の側部より内視鏡にマウスピースを装着可能とする。 【0091】 【発明の効果】本発明によれば、観察用レンズの観察視野方向を挿入部の挿入方向の右側に傾けたので、内視鏡の挿入部を胃内部に挿入した際に、胃後壁を視野範囲の中心に配置することができ、胃後壁を観察しやすくし、観察能を向上させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000376 【氏名又は名称】オリンパス光学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月10日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外4名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−306 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月6日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−152243 |
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