| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】伊藤 幸一
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| 【要約】 |
【課題】吸気パイプから、集塵室内の塵が通る通路において、塵詰まりを防止し、かつ、吸気パイプから流れる空気をスム−ズに流し、効率よく掃除ができる実用性大なる電気掃除機を提供することを目的とする。
【解決手段】吸引用のモ−タ−17を内蔵するモ−タ−室18と、塵埃を捕集する集塵室19と、前記集塵室19の開口部23を覆う集塵室蓋24と、下面に吸込口30を有するノズル部31と、集塵室19の一端に配され前記集塵室19と前記吸込口30とを連通するように接続される吸気パイプ20とを備え、前記集塵室蓋24に前記吸気パイプ20の集塵室側端部33に対向するように仕切り壁34を設け、この仕切壁34により吸気パイプ20から流れ込む塵埃が紙袋21に衝突するのを緩和する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 吸引用のモ−タ−を内蔵するモ−タ−室と、塵埃を捕集する集塵室と、前記集塵室の開口部を覆う集塵室蓋と、下面に吸込口を有するノズル部と、集塵室の一端に配され前記集塵室と前記吸込口とを連通するように接続される吸気パイプとを備え、前記集塵室蓋に前記吸気パイプの集塵室側端部に対向するように仕切り壁を設けた電気掃除機。 【請求項2】 仕切り壁の断面を略円弧状に形成した請求項1記載の電気掃除機。 【請求項3】 仕切り壁の吸気パイプ側に複数のリブを形成した請求項1又は2記載の電気掃除機。 【請求項4】 仕切り壁を前後方向に摺動自在に設け、さらに前記仕切り壁を吸気パイプ側の集塵室側端部にバネなどの弾性部材で付勢させた請求項1〜3のいずれか1項記載の電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭にて使用される電気掃除機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は、実開昭52−12116号公報に示すようになっていた。すなわち、図4において、集塵室1やモ−タ−2を内蔵する掃除機本体3の後方かつ上方にパイプ4を介してハンドル5が取りつけられている。集塵室1内には、集塵用の紙袋6が装着され、前記集塵室1の後方はダストボックス7で構成され、このダストボックス7の前方の開口部を覆うように集塵室蓋8が取り付けられており、前記集塵室蓋8の下部には、モ−タ−2を覆うモ−タ−室蓋9が具備されている。 【0003】掃除機本体3の下部には、ノズル本体10が掃除機本体3の回動軸11を中心に回動自在に取着されている。また、一端が前記集塵室1に連通し、他端がホ−ス12の一端に接続される吸気パイプ13が、ダストボックス7の後方に接続され、吸気パイプ13の集塵室1側には、紙袋6が破れないように、断面が略円弧状の壁14が一体形成さたものであった。また、吸気パイプ13によっては略円弧状の壁14がないものがある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構成のもで、吸気パイプ13に略円弧状の壁14があるものは、ノズル本体10、ホ−ス12を経て、吸気パイプ13から、流入してくる塵埃が、吸気パイプ13の略円弧状の壁14に詰まったりして性能を低下する問題があり、また、吸気パイプ13に略円弧状の壁14がないものは、吸気パイプ13から、流入してくる塵埃が直接、紙袋6に当たる衝撃によって紙袋6が破れるという問題があった。 【0005】そこで、本発明は上記問題点を解決しようとするもので、吸気パイプから流れてくる塵詰まりを防止し、かつ、紙袋の破れを防止させた電気掃除機を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための本発明の手段は、吸引用のモ−タ−を内蔵するモ−タ−室と、塵埃を捕集する集塵室と、前記集塵室の開口部を覆う集塵室蓋と、下面に吸込口を有するノズル部と、集塵室の一端に配され前記集塵室と前記吸込口とを連通するように接続される吸気パイプとを備え、前記集塵室蓋に前記吸気パイプの集塵室側端部に対向するように仕切り壁を設けたことより、吸気パイプの端部に設けた略円弧状の壁を廃止することができ、塵詰まりの問題を解消することができ、かつ、吸気パイプから、流入してくる塵埃は仕切り壁によって直接、紙袋に当たる衝撃を緩衝させ紙袋破れを防止させることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、集塵室蓋に吸気パイプの集塵室側端部に対向するように仕切り壁を設けたことより、吸気パイプの端部に設けた略円弧状の壁を廃止することができ金型構成が容易となり、さらに、吸気パイプと、仕切り壁の内壁の距離が大きくなり、吸気パイプから流れてくる塵の通路が大きくとれ、塵詰まりがなくなる。 【0008】本発明の請求項2記載の発明は、仕切り壁の断面を略円弧状に形成したことより、吸気パイプから流れる空気は、略円弧状の壁に沿ってスム−ズに流れ、また、吸気パイプから流れてくる塵埃が、仕切り壁の内壁に当たっても、略円弧状の壁によって、衝撃を緩衝させ紙袋の破れを防止させる。 【0009】本発明の請求項3記載の発明は、仕切り壁の吸気パイプ側に複数のリブを設けることより、紙袋が仕切り壁にへばり付くのを防止し、性能低下を抑えることができる。 【0010】本発明の請求項4記載の発明は、仕切り壁を前後方向に、摺動自在に設けることより、仕切り壁によって集塵室内の集塵容積を小さくさせることなく、さらに、吸気パイプと、仕切り壁の内壁の距離を大きくすることができ、吸気パイプから流れてくる塵埃の通路が大きくとれ、塵詰まりを防止することができる。 【0011】 【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を図1〜図3にもとづいて説明する。 【0012】図に示すように、掃除機本体16の下方には吸引用のモ−タ−17を内蔵するモ−タ−室18を、モ−タ−室18の上方には塵埃を捕集する集塵室19が設けられ、また、この集塵室19と連通し回転自在に設けられた吸気パイプ20が、掃除機本体16の後面上部に接続され、その吸気パイプ20の一端側(集塵室19側)に集塵用の紙袋21が着脱自在に装着される。また、吸気パイプ20の他端には、ホ−ス22の一端側が接続されており、集塵室19の後方はダストボックス25で構成され、集塵室19の前方には開口部23を覆う集塵室蓋24が取り付けられている。集塵室蓋24の下方には、モ−タ−17が内蔵されたモ−タ−室蓋26が具備されている。 【0013】掃除機本体16の下部には、ダストボックス25あるいはモ−タ−室蓋26あるいはその双方の側面に軸27あるいは軸27を挿入する孔部28を設け、この軸27と孔部28により、下面に吸込口30を有するノズル部32が回動自在に設けられている。なお、29はノズル部32の回動中心を示す。 【0014】また、吸込口30はホ−ス22を介し吸気パイプ20と連通されている。32は、前記集塵室蓋24を着脱開閉する取っ手部であり、紙袋21は集塵室蓋24を着脱することにより交換ができるものである。掃除機本体16の後方上面には、掃除機本体16を操作するハンドル32aが配設されている。 【0015】また、集塵室蓋24には、吸気パイプ20の集塵室側端部33に対向する位置に仕切り壁34が設けられている。この仕切り壁34は、集塵室19内を密閉させる集塵室蓋24の側壁35と平行に形成された凹リブ36によって挟持されている。 【0016】上記構成より、吸気パイプ20の端部に略円弧状の壁を設けなくても、吸気パイプ20に紙袋21を装着する位置から、前記仕切り壁34の内壁までの距離Lが大きくとれ、吸気パイプ19から流れてくる塵埃の通路を大きく面積がとれ、塵詰まりの発生を防止できる。さらに、吸気パイプ20から流入する塵埃は、直接紙袋21に当たっても、紙袋21後方に位置している、仕切り壁34が塵埃の衝撃を緩衝させ紙袋21の破れを防止させことができる。 【0017】なお、本実施例では縦型の電気掃除機で説明したが、掃除機本体に移動用のローラを備えホースを介して掃除機本体を引き回すタイプの電気掃除機でも同様で、吸気パイプの対向する位置に、仕切り壁を設けることにより、上記同様の効果が得られることはいうまでもない。 【0018】(実施例2)次に本発明の第2の実施例を図1〜図3にもとづいて説明する。なお上記第1の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。 【0019】図に示すように、吸気パイプ20の集塵室側端部33に対向する位置で、仕切り壁34の断面を略円弧状37に形成されている。 【0020】上記構成より、吸気パイプ20から流れる塵埃は、略円弧状37の壁に沿って流れる為、気流の旋回を防止し、スム−ズに流れ紙袋21内の実施例1で述べた以上に塵詰まりを防止する。また、吸気パイプ20から流れてくる塵埃が、仕切り壁34の内壁に当たっても、略円弧状の壁37によって、紙袋21に当たる塵埃の吸引力を分散させ衝撃を緩衝し紙袋21の破れを防止させる。 【0021】(実施例3)次に本発明の第3の実施例を図1〜図3にもとづいて説明する。なお上記第1の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。 【0022】吸気パイプ20の集塵室側端部33に対向する位置で、仕切り壁34に複数のリブ38が形成されている。 【0023】上記構成より、紙袋21は、仕切り壁34の複数のリブ38によって、仕切り壁34に密着することなく、紙袋21の通気性を確保し、十分な集塵効果を得ることができる。 【0024】(実施例4)次に本発明の第4の実施例を図1〜図3にもとづいて説明する。なお上記第1の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。 【0025】集塵室19内を密閉させる集塵室蓋24の側壁35と平行に形成された凹リブ36に挿入する仕切り壁34の板39にL字型のリブ40を設け、また、前記L字型のリブ40と集塵室蓋24内側にバネ41が介在し、バネ41によりL字型のリブ40を付勢している。仕切り壁34は、前記バネ41よつて、A方向に摺動自在に構成されている。 【0026】上記構成より、吸気パイプ20から流れる塵埃が、かりに吸気パイプ20近傍でいっぱいになっても、塵埃が仕切り壁34を押し、吸気パイプ20の紙袋21を装着する位置から、前記仕切り壁34までの距離LがL1と大きくなり、集塵容積が増させることができ、かつ、実施例1、2で述べた以上に、吸気パイプ20から流れてくる塵埃の通路が大きくなり、塵詰まりの発生することを防止できる。 【0027】 【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、吸気パイプに対向する、集塵室蓋の内壁側に、仕切り壁を設けたことより、吸気パイプに紙袋を装着する位置から、仕切り壁の内壁までの距離が大きくとれ塵詰まりの発生を防止し、かつ、吸気パイプから流れる塵埃は、仕切り壁によって吸引力の衝撃を緩衝させ紙袋の破れを防止させる。 【0028】本発明の請求項2記載の発明によれば、仕切り壁を略円弧状に形成したことにより、吸気パイプから流れる空気は、略円弧状の壁に沿って流れる為、スム−ズに流れ紙袋内の塵詰まりを防止するとともに、吸気パイプから流れてくる塵埃が、仕切り壁の内壁に当たっても、略円弧状の壁によって、紙袋に当たる塵埃の吸引力を分散させ衝撃を緩衝し請求項1で述べた以上に紙袋の破れを防止させる。 【0029】本発明の請求項3記載の発明によれば、仕切り壁に複数のリブを設けたことより、紙袋は、仕切り壁に密着することなく、紙袋の通気性を確保し、十分な集塵効果を得ることができる。 【0030】本発明の請求項4記載の発明によれば、仕切り壁を、摺動自在に構成している為、吸気パイプから流れてくる塵埃の通路が大きくなり、請求項1で述べた以上に塵詰まりの発生を防止することができ、かつ、集塵室内の集塵容積を増やすことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月25日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】滝本 智之 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−332797 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)12月7日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−142686 |
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