| 【発明の名称】 |
網戸清掃装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】金綱 良壽
【氏名】帖佐 弘隆
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| 【要約】 |
【課題】網戸を建て付けた状態でも両面から同時に洗浄できると共に洗浄効果を高くできる網戸洗浄装置を提供する。
【解決手段】一次側の第一清掃部材2と、二次側の第二清掃部材3とで構成され、第一清掃部材2に追従させて第二清掃部材3を移動させるようにした網戸清掃装置である。これにおいて、第一清掃部材2や第二清掃部材3に洗浄部4を夫々設ける。上記第一清掃部材2と第二清掃部材3を互いに磁着させるために第一清掃部材2と第二清掃部材3の一方に磁石5を設けると共に他方に磁石6または磁性体を設ける。磁石5,6或いは磁性体の少なくとも両側に上記洗浄部4を配置する。第一清掃部材2及び第二清掃部材3の網面側である前面に前面側に突出する突面部16を設けると共に突面部16の前面を摺動面部9とする。摺動面部9が洗浄部4の接触寸法、接触圧を一定に保つための高さ規定部を兼ねるようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 網戸の網面の一方の表面に沿って移動するように操作される一次側の第一清掃部材と、上記網戸を介して第一清掃部材と磁着される二次側の第二清掃部材とで構成され、移動する第一清掃部材に追従させて第二清掃部材を網戸の網面の他方の表面に沿って移動させるようにした網戸清掃装置において、上記網面の表面に沿って第一清掃部材や第二清掃部材の移動によって摺動する洗浄部を第一清掃部材や第二清掃部材の網側の面に夫々設け、上記第一清掃部材と第二清掃部材を互いに磁着させるために第一清掃部材と第二清掃部材の一方に磁石を設けると共に他方に磁石または磁性体を設け、磁石或いは磁性体の少なくとも両側に上記洗浄部を配置し、第一清掃部材及び第二清掃部材の網面側である前面に前面側に突出する突面部を設けると共に突面部の前面を摺動面部とし、摺動面部が洗浄部の接触寸法、接触圧を一定に保つための高さ規定部を兼ねるようにして成ることを特徴とする網戸清掃装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、網戸を建物に取り付けた状態で網戸の清掃ができる網戸清掃装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般住宅から高層ビル、マンションにいたるまでの網戸は、一旦窓枠より取り外し、布、スポンジ等を使用して掃除したり、窓枠に取り付けたままで布、スポンジ等で掃除している。しかし、前者の場合、網戸の取り外しが面倒であると共にマンション等であれば網戸を取り外して掃除するスペースがベランダ、浴槽等に限られるため、非常に雑で非能率的であった。後者の場合、網戸の外側(屋外側)を布、スポンジ等で拭く場合、網戸が設置されている場所によっては、高所や狭所などで外側に手が届かず、また届いたとしても身体を乗り出したりしなければならず非常に危険な作業であったりした。また布やスポンジで網戸を拭く場合、網戸の片側づつしか拭けないため、網の目よりその汚れが反対側に移るだけで、洗浄効果が乏しいという問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、網戸を建て付けた状態でも両面から同時に洗浄できると共に洗浄効果を高くできる網戸洗浄装置を提供するにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明の請求項1の網戸清掃装置は、網戸1の網1a面の一方の表面に沿って移動するように操作される一次側の第一清掃部材2と、上記網戸1を介して第一清掃部材2と磁着される二次側の第二清掃部材3とで構成され、移動する第一清掃部材2に追従させて第二清掃部材3を網戸1の網1a面の他方の表面に沿って移動させるようにしたものにおいて、上記網1a面の表面に沿って第一清掃部材2や第二清掃部材3の移動によって摺動する洗浄部4を第一清掃部材2や第二清掃部材3の網1a側の面に夫々設け、上記第一清掃部材2と第二清掃部材3を互いに磁着させるために第一清掃部材2と第二清掃部材3の一方に磁石5を設けると共に他方に磁石6または磁性体を設け、磁石5,6或いは磁性体の少なくとも両側に上記洗浄部4を配置し、第一清掃部材2及び第二清掃部材3の網面側である前面に前面側に突出する突面部16を設けると共に突面部16の前面を摺動面部9とし、摺動面部9が洗浄部4の接触寸法、接触圧を一定に保つための高さ規定部を兼ねるようにして成ることを特徴とする。網戸1の網1aを挟むように網1aの両面に第一清掃部材2と第二清掃部材3を配置し、磁石5と磁石6或いは磁性体とで第一清掃部材2と第二清掃部材3とを互いに磁着した状態で第一清掃部材2を移動させると、第一清掃部材2に追従させて第二清掃部材3を移動させ、第一清掃部材2と第二清掃部材3の洗浄部4で網1aの両方の面を洗浄することができる。このように洗浄することで網戸1を窓枠に建て付けた状態でも網戸1の両面から容易に清掃を行うことができる。また両面から第一清掃部材2と第二清掃部材3の洗浄部4で洗浄するために網戸1の網1aの汚れを洗浄水で浮きたたせながら汚水を吸い取って行くようにして網戸1の網1aの両面を洗浄することができ、網1a面を片側づつ洗浄するときよりも洗浄能力を高くすることができる。また洗浄部4は磁石5,6或いは磁性体の両側に配置されていることで、網戸1の端部まで洗浄部4を摺動させることができ、網戸1の網1a面の洗浄を確実に行うことができる。また第一清掃部材2及び第二清掃部材3の網1a面側である前面に前面側に突出する突面部16を設けると共に突面部16の前面を摺動面部9としたことにより、第一清掃部材2や第二清掃部材3を摺動させるとき摺動抵抗を低減でき、第一清掃部材2をスムーズに動かすことができ、第一清掃部材2を移動させるとき第二清掃部材3の落下を防ぐことができる。また上記摺動面部9が洗浄部4の接触寸法、接触圧を一定に保つための高さ規定部を兼ねるようにしたことにより、別途高さ規定部を設ける必要がなく、部品点数を少なくしてコストの低減や製造作業の低減を図ることができる。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の網戸清掃装置は、図1に示すように一次側となる第一清掃部材2と二次側となる第二清掃部材3とで構成されている。第一清掃部材2は網戸1の網1aの屋内側の面に沿って移動させて洗浄するものであり、第二清掃部材3は第一清掃部材2に追従して網戸1の網1aの屋外側の面に沿って移動して洗浄するものである。 【0006】第一清掃部材2は筺体10、プレート11、カバー12、磁石5、洗浄部4等で図2に示すように形成されている。筺体10は前面を開口せる略矩形の箱状に形成されており、筺体10の背部に手で持つことができる把持部13が設けられている。筺体10の前面の開口にはこの開口を覆うようにプレート11が被着されている。このプレート11には凹所14を長手方向に凹設してあり、この凹所14の長手方向の両端には正方形状の磁石5を収納して取り付けてある。本例の場合、ヨーク板15を介して磁石5を取り付けてあり、磁石5とヨーク板15とで第一清掃部材2側の磁着部を形成してある。このプレート11の前面側には磁着部を覆うカバー12を長手方向に亙って被着してある。このカバー12の背面側で磁石5に対応する位置には収納凹部8を設けてあり、この収納凹部8に磁石5の前面側を収納してある。プレート11の長手方向と直交する方向である幅方向の両側にはプレート11と上記カバー12とで形成される凹段部7が長手方向に亙るように設けられており、凹段部7に収めるように洗浄部4を長手方向に亙るように装着してある。この洗浄部4はフェルトやスポンジ等で形成されている。カバー12の磁石5に対応する部分の前面側には前面側に突出する突面部16を設けてあり、突面部16の前面には摺動面部9を設けてある。この摺動面部9はテフロン等の滑性のある材料にて形成されている。 【0007】第二清掃部材3はプレート17、カバー18、磁石6、洗浄部4等で図3に示すように形成されている。プレート17の前面側には凹所19が長手方向に凹設してあり、この凹所19の長手方向の両端には上記第一清掃部材2の磁石5と対応するように磁石6を収納して取り付けてある。本例の場合、ヨーク板20を介して磁石6を取り付けてあり、磁石6とヨーク板20とで磁着部を形成してある。このプレート17の前面側には磁石部を覆うカバー18を長手方向に亙って被着してある。このカバー18の背面側で磁石6に対応する位置には収納凹部8を設けてあり、この収納凹部8に磁石6の前面側を収納してある。プレート17の長手方向と直交する方向である幅方向の両側にはプレート17とカバー18とで形成される凹段部7が長手方向に亙るように設けられており、凹段部7に収めるようにフェルトやスポンジ等の洗浄部4を長手方向に亙って装着してある。カバー18の磁石6と対応する部分の前面側には前面側に突出する突面部16を設けてあり、この突面部16の前面には摺動面部9を設けてある。なお、上記例では第一清掃部材2に磁石5を設けると共に第二清掃部材3に磁石6を設けて第一清掃部材2と第二清掃部材3を磁着できるようにしたが、第一清掃部材2と第二清掃部材3の一方に磁石を設けると共に他方に強磁性体のような磁性体を設けて磁着できるようにしてもよい。 【0008】上記のように第一清掃部材2と第二清掃部材3とで構成される網戸清掃装置にて網戸1を清掃するにあたっては次のように行う。まず、図4(a)(b)に示すように第一清掃部材2及び第二清掃部材3を水のような洗浄水Wに浸し、次いで図5に示すように建て付けた状態の網戸1の網1aの屋内側に第一清掃部材2を配置すると共に網1aの屋外側の面に第二清掃部材3を配置し、第一清掃部材2及び第二清掃部材3の洗浄部4を網1aの両面に当接して磁石5,6にて第一清掃部材2と第二清掃部材3とを磁着し、第一清掃部材2の把持部13を手で持って図6に示すように第一清掃部材2を移動させて清掃を行う。第一清掃部材2を移動させて清掃を行うとき、第一清掃部材2に第二清掃部材3が磁着しているので、第一清掃部材2の移動に追従して第二清掃部材3が移動し、第一清掃部材2及び第二清掃部材3の洗浄部4で網1aの両面の洗浄ができる。このように第一清掃部材2及び第二清掃部材3の洗浄部4で網1aの両面を洗浄することができるために網1a面を1回移動させるだけで網1aの両面を確実に洗浄することができる。このとき、第一清掃部材2及び第二清掃部材3の網戸接触面は、両側に洗浄部4を配置し、両側の洗浄部4の間に第一清掃部材2と第二清掃部材3を磁着する磁着部を配置した構造であるために網戸1の端部まで奇麗に清掃することができる。 【0009】また、第一清掃部材2及び第二清掃部材3は図1に示すようにプレート11,17にカバー12,18を被着し、カバー12,18の背面に設けた収納凹部8に磁石5,6を収納して設置し、プレート11,17の両側の前面側にカバー12,18とで構成される凹段部7に洗浄部3を設置する構造としているために部品点数を少なくできると共に軽量、薄型に構成できる。このために図7に示すような格子窓の場合にも、第二清掃部材3を狭い隙間に入れて使用できる。すなわち、格子窓では第二清掃部材3の厚み(T1 )が網1a面と格子面のとの間の距離(T2 )を超えると使用できなくなるが、本発明では第二清掃部材3を軽量で薄型にできるのでそのような場合にも使用することができる。図7で22は格子、23はサッシ戸である。 【0010】また第一清掃部材2及び第二清掃部材3で、洗浄部4はプレート11,17の凹段部7に収めると共に磁石5,6はカバー12,18の背面側の収納凹部8に収めてあるために磁石5,6を網1a面に最短至近距離に配置できる。つまり、図8(a)に示すように第一清掃部材2と第二清掃部材3の磁石5,6間の距離をL1 と最短距離にできる。このため余分な磁力を有する磁石を使う必要がなく、最低限必要な磁力を有する磁石を選べばよく、コスト面でも有利になる。逆に、図8(b)のように磁石5,6を設けるだけであると、磁石5,6の距離がL2 と遠くなるために、余計な磁力が必要となり、磁石を軽量化できず、コストアップとなる。 【0011】また上記磁着部の磁石は、第二清掃部材3の方では第二清掃部材3の軽量化、薄型化を実現するために、ネオジウム・鉄・ボロン系の磁石を使用している。つまり、フェライト磁石よりネオジウム・鉄・ボロン系の磁石の方が単位体積当たりの吸着性能が高いためにネオジウム・鉄・ボロン系の磁石を使用している。これにより磁石自体の体積を小さくでき、第二清掃部材3の重量の軽量化や薄型化が実現できる。第一清掃部材2の方では、使用時に落下する心配がなく、軽量化、薄型化する必要がないために、フェライト磁石を使用している。つまり、ネオジウム・鉄・ボロン系の磁石よりも、フェライト磁石の方がコスト的に有利なため、フェライト磁石を使用してコストダウンを図っている。 【0012】また第一清掃部材2及び第二清掃部材3の網戸1側の面はフェルト、スポンジ等の洗浄部4の接触寸法を一定に保つよう、カバー12,18より部分的に高さ規定部となる突面部16を突設し、その上面に滑性のある摺動面部9を設けている。通常、磁着部の磁着力は、第一清掃部材2と第二清掃部材3を磁着させるために十分な磁着力を有するような磁石5,6または磁性体を使用にしているが、第一清掃部材2や第二清掃部材3の網1a面への摺接面の摺接抵抗が大きいと第一清掃部材2や第二清掃部材3を移動させるのに要する力が大きくなったり、移動することで第二清掃部材3が網1a面に引っ掛かって落下したりするおそれがある。そこで突面部16を設けて摺動面部9を設けると摩擦力が低減されて摺接抵抗が小さくなり、上記のような事態が発生しない。また摺動面部9は滑性のよい材料を突面部16に塗布したりして形成することができるが、カバー12,18自体を摺動性のよい材料、例えばテフロン入り樹脂等で構成し、部分的に突出する面を設けることで高さ規定部となる突面部16と摺動面部9とを兼ねることができ、前記と同様に網戸1と摺動面部9との摩擦力を低減させることができる。 【0013】また図9は他の例を示す。本例の場合、磁石5,6或いは磁性体に対応する部分に設けた摺動面部9の部分以外の全面に洗浄部4を設けてある。このように摺動面部9以外に洗浄部4を配置すると、網戸1の網1a面のどちらの方向に第一清掃部材2や第二清掃部材3を移動させたときも、洗浄性を有し、さらに洗浄性を向上することができる。 【0014】また図10は他の例を示す。本例の場合、第一清掃部材2の筺体10の背部に一対の突片25を突設してあり、この一対の突片25間に一体に軸部26を架設してあり、伸縮自在な取手部27の先端に設けたジョイント部27aを軸部26に回転自在に装着してある。このようにしてあると、取手部27を持って第一清掃部材2を自由に移動させることができ、高所や狭所に設置している網戸1の清掃にも容易に使用できる。 【0015】また図11は他の例を示す。蓋28を開閉自在に設けた収納ケース29内に、第一清掃部材2と第二清掃部材3を収納してある。このように収納ケース29に第一清掃部材2や第二清掃部材3を収納することで、第一清掃部材2や第二清掃部材3から収納ケース29の外周部までの距離を取ることができ、収納ケース29の外部に漏れる漏洩磁束を軽減できる。そのため、フロッピーディスク、テレフォンカード等の磁気を受けると破壊するおそれがあるものであっても、前記網戸清掃装置を収納ケース29に収納することで、破壊を防ぐことができる。したがって、専用の収納ケース29を付属し、保管時に収納することで、安全な網戸清掃装置を提供できる。 【0016】また図12は他の例を示す。この例は第二清掃部材3の重心付近にスパイラルコードのような落下防止コード30を接続してある。第二清掃部材3のプレート17の背面の中央に設けた止め部31に落下防止コード30の一端の連結部32を回転自在に連結してあり、落下防止コード30の他端にゴムバンドのような巻き付け部33を設けてある。そして巻き付け部33を手首に巻き付けて保持することで、第一清掃部材2に対する第二清掃部材3の磁着が外れても、落下防止コード30で第二清掃部材3が落下するのを防止できる。このとき落下防止コード30は、スパイラル状の伸縮自在な紐状体であるために、使用時にスパイラル状の落下防止コード30が絡まることなく、スムーズに使用でき、収納時においても落下防止コード30が絡まることがないので、使い勝手上、非常に便利である。 【0017】また図13は他の例を示す。本例の場合、上記のように落下防止コード30の他端に巻き付け部33を設けて手首に巻き付けるようにしたのでなく、落下防止コード30の他端を第一清掃部材2に接続してある。 【0018】また図14は他の例を示す。本例の場合、第二清掃部材3の重心付近に背面側から段付き孔の貫通孔35を穿孔してあり、この貫通孔35には貫通孔35の軸線を回転軸として回転する連結部材36が嵌め込まれ、連結部材36のフック部36aが貫通孔35の段部35aに係止されている。この連結部材36には棒状の引っ掛け部36bを設けてあり、落下防止コード30の端部のリング状の連結部32を引っ掛け部36bに引っ掛け係止している。しかして落下防止コード30及び連結部材36を第二清掃部材3に取り付ける際は、まず、落下防止コード30の連結部32を連結部材36の引っ掛け部36bに通して引っ掛け、その後、第二清掃部材3の貫通孔35に連結部材36を差し込むだけで落下防止コード30を第二清掃部材3に確実に固定することができ、且つ落下防止コード30を取り替える際には、貫通孔35が前面側に明いているので、第二清掃部材3の前面側から連結部材3のフック部36aを両側から挟み込むだけで容易に取り外しが可能である。これにより、万が一、落下防止コード30が切断されたときでも容易に取り替えが可能である。また連結部材36は、貫通孔35の中心軸線を回転軸として回転するため、スパイラル状の落下防止コード30が伸縮したときでも絡まることがない。 【0019】上記のように図12乃至図14の例のように第二清掃部材3と手首または第一清掃部材2とを落下防止コード30にて接続することによって、網戸清掃装置を高所で使用しているとき、万が一、第一清掃部材2と第二清掃部材3との磁着が解除されても、第二清掃部材3側が脱落するようなことがなく、安全性を確保できると共に第二清掃部材3を拾いに行く手間が省ける。 【0020】 【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、叙述の如く網面の表面に沿って第一清掃部材や第二清掃部材の移動によって摺動する洗浄部を第一清掃部材や第二清掃部材の網側の面に夫々設け、上記第一清掃部材と第二清掃部材を互いに磁着させるために第一清掃部材と第二清掃部材の一方に磁石を設けると共に他方に磁石または磁性体を設けているので、網戸の網を挟むように網の両面に第一清掃部材と第二清掃部材を配置し、磁石と磁石或いは磁性体とで第一清掃部材と第二清掃部材とを互いに磁着した状態で第一清掃部材を移動させると、第一清掃部材に追従させて第二清掃部材を移動させ、第一清掃部材と第二清掃部材の洗浄部で網の両方の面を洗浄することができるものであって、このように洗浄することで網戸を窓枠に建て付けた状態でも網戸の両面から容易に清掃を行うことができるものであり、また両面から第一清掃部材と第二清掃部材の洗浄部で洗浄するために網戸の網の汚れを洗浄水で浮きたたせながら汚水を吸い取って行くようにして網戸の網の両面を洗浄することができ、網面を片側づつ洗浄するときよりも洗浄能力を高くすることができるものであり、また洗浄部は磁石或いは磁性体の両側に配置されているので、網戸の端部まで洗浄部を摺動させることができ、網戸の網面の洗浄を確実に行うことができるものであり、また第一清掃部材及び第二清掃部材の網面側である前面に前面側に突出する突面部を設けると共に突面部の前面を摺動面部としたので、第一清掃部材や第二清掃部材を摺動させるとき摺動抵抗を低減でき、第一清掃部材をスムーズに動かすことができ、第一清掃部材を移動させるとき第二清掃部材の落下を防ぐことができるものであり、さらに上記摺動面部が洗浄部の接触寸法、接触圧を一定に保つための高さ規定部を兼ねるようにしているので、別途高さ規定部を設ける必要がなく、部品点数を少なくしてコストの低減や製造作業の低減を図ることができるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月13日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−309094 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平11−87296 |
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