| 【発明の名称】 |
電気掃除機用集塵袋 |
| 【発明者】 |
【氏名】松本 收平
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| 【要約】 |
【課題】接着剤の粘性や量等が変動しやすい外紙性状や気候等に合わせて細かく調整されていなくても、接着不良などを生じない掃除機用集塵袋。
【解決手段】袋本体10を構成する複数枚の紙1,3が接触する接触面のうちの、口紙16の導入口16Aと連通するために袋本体に形成される開口部Bに対応する特定箇所を、いずれか一方に塗布した接着剤により接合する。複数枚の紙を接合した接着剤が乾燥硬化した後に、袋本体の開口部Bの周縁表面と口紙の導入口の周縁裏面とを、いずれか一方に塗布した接着剤により接合する構成とする。袋本体に口紙を重ね合わせた状態で、硬化して形成した接着剤層の外周縁に対し、口紙と袋本体とを接合するために一方に塗布した接着剤の外周縁が食み出すことがないように構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 塵埃を導入する導入口を備えた口紙と、導入された塵埃を収納する複数枚の紙を重ねてなる袋本体とから構成した電気掃除機用集塵袋において、前記袋本体を構成する複数枚の紙同士が接触する接触面のうちの、前記口紙の導入口と連通するために前記袋本体に形成される開口部に対応する特定箇所同士をいずれか一方に塗布した接着剤により接合し、前記複数枚の紙同士を接合した接着剤が乾燥硬化した後に前記袋本体の開口部の周縁表面と前記口紙の導入口の周縁裏面とをいずれか一方に塗布した接着剤により接合する構成とし、袋本体に前記口紙を重ね合わせた状態において、前記硬化して形成された接着剤層の外周縁に対して、前記口紙と袋本体とを接合するために一方に塗布した接着剤の外周縁が食み出すことがないように構成したことを特徴とする電気掃除機用集塵袋。 【請求項2】 前記複数枚の紙が外紙と内紙の2枚からなり、前記紙同士を接合するための接着剤を外紙に塗布し、塗布した接着剤が乾燥硬化することにより外紙と内紙とを接合した後に、前記導入口の周縁裏面に接着剤が塗布された口紙を前記外紙に重ね合わせることにより両者を接合したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用集塵袋。 【請求項3】 前記口紙と袋本体とを接合するための接着剤の接着面積に対して前記複数枚の紙同士を接合するための接着剤の接着面積を大きく設定したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用集塵袋。 【請求項4】 前記特定箇所同士が接着された後の袋本体に開口部を切断形成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用集塵袋。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、塵埃を導入する導入口を備えた口紙と、導入された塵埃を収納する複数枚の紙を重ねてなる袋本体とから構成した電気掃除機用集塵袋に関する。 【0002】 【従来の技術】前記袋本体が外紙と内紙の2枚の紙から構成された電気掃除機用集塵袋を製造する場合について説明すれば、まず外紙と内紙とを重ねた袋本体に塵埃を導入する開口部を切断形成する。次に、裏面に接着剤が塗布された口紙を袋本体の開口部に位置させた状態で口紙と袋本体とを押さえ付けて、口紙と外紙とを接着するとともに、この外紙を透過して内紙側に浸み出した接着剤により内紙を外紙に接着するようにしている。 【0003】上記製造方法では、口紙と外紙及び外紙と内紙とを1回の接着工程で接着することができるものであるが、製造ロット毎に、あるいは同一製造ロット内でも、製造時刻の違いなどにより外紙と内紙との接着部分の面積や接着剤部分の層厚が異なっているのがわかった。そして、予め設定された量の接着剤により口紙と外紙及び外紙と内紙とを接着しようとしても、前記理由により外紙を透過して内紙側に浸み出す接着剤が少ない、又は必要な接着箇所全域に接着剤が存在していないとき、あるいは接着剤の層厚が薄いときは、外紙と内紙とを確実に接着することができず、接着不良のものが発生し、剥がれや破袋等が発生したり、これとは逆に、外紙を透過して内紙側に浸み出す接着剤が多いときは、その余剰接着剤が外部にまで漏れ出して、機械等の他の部分に接着剤が付着し、製造に支障を来す等の不都合が発生したり、又、前記余剰接着剤が内紙をも透過して内紙同士が接着してしまい、使用することができない不良品が発生することもあった。これらの不良品発生は製品歩留りを低下させるのみならず、見えない部分の不良であるが故の市場流出によるクレーム発生を起こしかねない大きな問題であった。 【0004】これらの不都合を解決する方法として、接着剤の量を出来上がってくる製品の状態を見て細かく調節することも一つの方法であると考えられるが、たとえ製品の状態に合わせて接着剤の量を設定しようとしても、接着剤中の溶媒(例えば水等)の微妙な比率の経時変化やその時の天候などによる接着剤の粘性の変化や貼り合わせ時の押圧による接着剤の紙への浸透度の違い等をも考慮しなければならず、実際には接着剤の量や貼り合わせ時押圧を適切な値に設定したとしても、いろんな条件、つまり紙の性状は勿論のこと、変化しやすい接着剤の粘性や紙への浸透性等に合わせて接着剤の量を設定することは非常に困難であることから、前記不都合を確実に解消することはできないものであった。因みに、接着剤の粘性が高い、又は接着剤そのものの紙への浸透性や貼り合わせ押圧が低いと、内紙迄達する接着剤が少なくなるため、上記のように接着不良を発生し、接着剤の粘性が低い、又は接着剤そのものの紙への浸透性や貼り合わせ押圧が高いと、内紙側に浸み出す接着剤が多く、内紙をも透過したり、又外部迄漏れ出したりして、不都合が発生するものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、接着剤の粘性や量、あるいは貼り合わせ押圧がその日の天候や製造時のバラツキによる紙の性状のバラツキに合わせて、その都度細かく調整されていなくても、接着不良等のない確実に接着箇所が接着された電気掃除機用集塵袋を提供する点にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解決のために、塵埃を導入する導入口を備えた口紙と、導入された塵埃を収納する複数枚の紙を重ねてなる袋本体とから構成した電気掃除機用集塵袋において、前記袋本体を構成する複数枚の紙同士が接触する接触面のうちの、前記口紙の導入口と連通するために前記袋本体に形成される開口部に対応する特定箇所同士をいずれか一方に塗布した接着剤により接合し、前記複数枚の紙同士を接合した接着剤が乾燥硬化した後に前記袋本体の開口部の周縁表面と前記口紙の導入口の周縁裏面とをいずれか一方に塗布した接着剤により接合する構成とし、袋本体に前記口紙を重ね合わせた状態において、前記硬化して形成された接着剤層の外周縁に対して、前記口紙と袋本体とを接合するために一方に塗布した接着剤の外周縁が食み出すことがないように構成したものである。従って、袋本体を構成する複数枚の紙同士を、いずれか一方の接着面に塗布した接着剤により接合し、袋本体と口紙とは、いずれか一方に塗布した接着剤により接合することによって、従来のような接着剤の浸透する箇所が紙の性状、接着剤の粘性、紙への浸透性等により不安定となるものに比べて、所望箇所での接着が確実なものになる。 ところで、前記接着剤として浸透性を有するものを用いることによって、紙同士を接着する接着剤が紙の内部にまで入り込んだ状態(浸透した状態)で乾燥硬化するのである。そして、これら紙同士間にフィルム状の接着剤層を形成して紙自体の強度が向上していることに本願発明者は気付いた。そこで、このフィルム状の接着剤層を利用して接着剤の浸透を抑えることができないものかを考えた。つまり、上記のように接着剤層の外周縁に対して、口紙と袋本体とを接合するために一方に塗布した接着剤の外周縁が食み出すことがないようにすれば、口紙と袋本体とを接合するための接着剤が袋本体の内面迄浸透することを接着剤層が阻止することができるので、袋本体の内面等の接着不要箇所まで浸透して到達した接着剤により接着不要箇所が接着されるという不都合が確実に回避される。 【0007】前記複数枚の紙が外紙と内紙の2枚からなり、前記紙同士を接合するための接着剤を外紙に塗布し、塗布した接着剤が乾燥硬化することにより外紙と内紙とを接合した後に、前記導入口の周縁裏面に接着剤が塗布された口紙を前記外紙に重ね合わせることにより両者を接合したことを特徴としている。つまり、内紙は外紙に比べて目が荒く、しかも浸透し易い薄い紙であることから、両者を接合するための接着剤を外紙に塗布することによって、次の口紙と外紙の接合時に接着剤が浸透し難くなる結果、内紙表面に接着剤を塗布した場合に起きる内紙を透過して裏面にまで浸み出した接着剤の一部が他の部分に塗布されることがなく、両者のみを確実に接合することが可能になる。又、口紙は外紙に比べて目が細かく、浸透し難い厚い紙であることから、両者を接合するための接着剤を口紙に塗布することによって、外紙表面に接着剤を塗布した場合において外紙を透過して裏面にまで浸み出した接着剤の一部が他の部分に塗布されることがなく、両者のみを確実に接合することができる。 【0008】具体的には、前記口紙と袋本体とを接合するための接着剤の接着面積に対して前記複数枚の紙同士を接合するための接着剤の接着面積を大きく設定して、口紙と袋本体とを接合するための接着剤が袋本体内面に浸み出すことを阻止するのである。しかも、紙同士を接合するための接着剤の接着面積を大きく設定しておけば、紙同士が接合された袋本体に機械により自動的に開口部を切断形成する場合に切断位置が多少ずれても、開口後の紙同士の接合部の幅は必要分残っているので不具合を生ぜず、問題にならない利点がある。 【0009】前記特定箇所同士が接着された後の袋本体に開口部を切断形成することによって、たとえ接着剤が特定箇所から内方側、つまり開口部側に食み出した場合でも、この食み出した接着剤を切断除去することができる。 【0010】 【発明の実施の形態】図1に、電気掃除機用集塵袋の製造装置の一例を示し、この製造装置以外の構成のもので電気掃除機用集塵袋を製造してもよい。 【0011】前記製造装置は、上側に位置し、且つ、内紙1が巻回された繰り出しローラ2、下側に位置し、且つ、前記内紙1よりも目が細かく厚みのある外紙3が巻回された繰り出しローラ4をそれぞれ備え、図外の接着剤塗布装置により内紙1の下面又は外紙3の上面の所定箇所、具体的には図2(イ)に示すように円形の接着箇所Kに接着剤を塗布した後、塗布された接着剤を乾燥させる乾燥装置5、乾燥後において外紙3の表面に文字等を印字する印刷装置6、印刷後において塵埃を導入する後述の導入口16Aに連通する開口部Bを形成するための穴開け装置7、穴開け後においてたとえば図5に示すように、筒状にすると同時に左右に上下方向に複数の折込み部A…を形成するための折込み装置8、折込み後において1個1個の袋本体10…に切断する切断装置9、切断後の袋本体10の内紙1の端部と外紙3の端部とを接着して環状にするためのシール装置11をそれぞれ備えている。前記接着箇所Kを、図のように大きな面積に設定することによって、穴開け装置7により形成される開口部Bの位置が所望位置から多少ずれたとしても不都合がないようにすることができるのである。又、図では、接着箇所Kを円形にしたが、図6に示すように長方形の他、正方形、菱形、多角形、楕円形等どのような形状にしてもよい。又、前記接着箇所Kが袋本体10の開口部Bを含んだ領域に設定したが、開口部Bを除いた領域、つまり開口部Bの周縁付近にのみ接着箇所が配置されるようにたとえばリング形状に接着箇所を形成してもよい。図に示す12は、内紙1及び外紙3をそれぞれ移動案内したり、合体された内紙1と外紙3を一挙に移動案内するためのガイドローラであり、13,13も同様に接着剤が塗布された内紙1と外紙3とを挟圧して一体化するための駆動回転自在な上下一対の駆動ローラ(図2参照)である。これら駆動ローラ13,13のうちの一方のみを駆動ローラとし、他方を遊転ローラとして実施してもよいし、両方のローラ13,13を遊転ローラとして実施してもよい。又、前記切断装置9の前後にそれぞれ、内紙1と外紙3を張った状態に保つことにより切断の容易化を図るための駆動回転自在な上下一対の駆動ローラ14,14を設けている。これら駆動ローラ14,14も前記同様に一方のみを駆動ローラとし、他方を遊転ローラとして実施してもよいし、両方のローラ14,14を遊転ローラとして実施してもよい。前記袋本体10を2枚の紙で構成する他、3枚以上の紙で構成してもよい。前記接着剤の乾燥は、乾燥装置5で行う他、自然乾燥させるようにしてもよい。この実施例では、内紙1と外紙3とを接着した後に開口部Bを形成するようにしているが、開口部Bを形成した後に内紙1と外紙3とを接着するようにしてもよい。 【0012】前記接着剤により内紙1と外紙3とを接着するためには、まず溶液又は溶融状態にするか、モノマーやオリゴマーのような流動体を内紙1又は外紙3に塗布し、次いで溶剤の揮散、反応、冷却により硬化させることにより接着が完了するものであり、接着剤としては、どのような種類のものを使用してもよい。そして、接着剤として浸透性を有するものを用いることによって、この接着剤が内紙1及び外紙3の内部それぞれに浸透して乾燥硬化し、内紙1と外紙3との間にフィルム状の接着剤層を形成することができ、紙自体の強度アップを図ることができるようにしている。 【0013】図2(イ),(ロ)に、外紙3表面の円形の接着箇所Kに接着剤Sを塗布した場合を示す。外紙3上面側に接着剤Sを塗布することによって、内紙1下面に塗布した場合の接着剤の粘度によっては下方に垂れ下がったり、目が粗く、しかも薄い浸透性の大きい内紙1に接着剤が透過してしまい、浸透した接着剤の一部が前記上下一対の駆動ローラ13,13に付着することで起きる、駆動ローラ13,13が使用不可となる等の不都合を確実に阻止することができる利点があるが、接着剤が透過する前に乾燥工程に移動するように搬送速度を速くする等の工夫を行うことにより、内紙1に接着剤を塗布して実施してもよい。 【0014】次に、前記製造装置のシール装置11から出た袋本体10は、ベルトコンベア(図示せず)により移動経路に沿って案内され、このベルトコンベア(図示せず)により移動される袋本体10の開口部Bに対応する位置に導入口16Aが一致した状態で下面に接着剤S2がドーナツ形状に塗布された口紙16(図3参照)を人為的又は機械的に重ね合わせて接合した後、口紙16が張り付けられた電気掃除機用集塵袋の開口端部をそれぞれ、折り畳み装置(図示せず)により複数回折り畳み接着するようにしている。図4に示すように、前記ドーナツ形状に塗布された接着剤S2の外周縁が、前記紙同士を接着した接着剤S1の外周縁から食み出すことがないように、接着剤S1の接着面積を接着剤S2の接着面積よりも大きく設定して、硬化した接着剤S1が形成する前記接着層により、接着剤S1の一部が袋本体10の内面に浸み出すことがないように阻止できるようにしている。図6にも、同様に接着剤S1の接着面積を接着剤S2の接着面積よりも大きく設定した場合を示している。又、図6では、前記口紙16を正方形に形成するとともに、図3で示したミシン目等を一切設けていないものを示しており、口紙16の形状や大きさ等の具体構成は自由に変更することができる。 【0015】前記折込み装置8は、図5に示すように、複数枚の水平板部8Aと、これら水平板部8A…を所定間隔を隔てて連結する連結部8Bとからなる型板に構成され、この型板の外側に配置された内紙1と外紙3とを両側から挟み込んで折り込み部A…を形成するための回転駒(図示せず)等を備えているが、折込み装置8の具体構成は、これに限定されるものではない。 【0016】前記製造装置により電気掃除機用集塵袋を製造する製造工程について説明すれば、図1に示すように、内紙1と外紙3とをそれらを接着する接着剤を外紙3表面のうちの前記開口部Bの周縁に対応する接着箇所K(図3参照)に塗布した接着剤S1により一体化した後、乾燥工程に移動し、接着剤が硬化する。次に、外紙3の表面に印刷する印刷工程に移動した後、内紙1と外紙3の開口部Bを形成する穴開け工程に移動する。穴開け後、折り畳み工程において折り畳まれた内紙1と外紙3を一枚一枚に切断する切断工程に移動し、切断された袋本体10を、上下方向に積み重ねておく。この袋本体10を一枚ずつ送り出し、口紙16と外紙3とを接着する接着剤を口紙16の導入口16Aの周縁裏面(図4参照)に塗布した接着剤S2により接合した後、折り畳み装置18により開口端部をそれぞれ、複数回折り畳み接着して1つの電気掃除機用集塵袋の製造を完了する。前記口紙16と外紙3とを口紙16の裏面に塗布した接着剤S2により接合する他、それら両者を外紙3の表面に塗布した接着剤により接合するようにしてもよい。又、実施例では、内紙1と外紙3とから袋本体10を構成したが、3枚以上の紙から袋本体10を構成してもよい。 【0017】 【発明の効果】請求項1によれば、従来のように紙を透過した接着剤により内紙と外紙を接着させるものではなく、接合させたい接合面の一方に接着剤を塗布して、両者を接合させることによって、複数枚の紙同士が接触する接触面の特定箇所同士を接着剤により確実に接着することができるとともに、口紙を袋本体の開口部に位置させて口紙の裏面と袋本体の表面とを接着剤により確実に接着することができるから、接着したい箇所を、必要な量の接着剤により確実に接着することができ、接着不良等の少ない又は皆無にすることができる電気掃除機用集塵袋を提供することができる。しかも、紙同士を接合するための接着剤が乾燥硬化して形成された接着剤層の外周縁に対して、口紙と袋本体とを接合するために一方に塗布した接着剤の外周縁が食み出すことがないようにすれば、口紙と袋本体とを接合するための接着剤が袋本体の内面迄に浸透することを接着剤層が阻止することができるから、接着剤の粘性及び量、あるいは接着剤の紙への浸透性等を使用する紙の性状や天候あるいは接着剤調合からの経時に合わせて細かく調整しなくても、袋本体の内面等の不要箇所まで浸透して到達した接着剤により接着不要箇所が接着される等の不良品発生を確実に回避するので、製品の歩留りを向上させることになるだけでなく、不良品の市場流出の危険性が低減されるので、発明の効果は大きい。 【0018】請求項2によれば、最初に外紙と内紙とを接合するための接着剤が外紙に塗布されることで、次の口紙と外紙の接合時に接着剤が浸透し難くなり、内紙表面に接着剤が塗布された場合に起きる内紙を透過して裏面にまで浸み出した接着剤が他の部分に付着することの不都合を回避でき、両者のみが確実に接合されたものがえられる。又、口紙と外紙とを接合するための接着剤が口紙に塗布されることによって、外紙表面に接着剤が塗布された場合において外紙を透過して裏面にまで浸み出した接着剤が他の部分に付着することの不都合を回避でき、両者のみが確実に接合されたものがえられる。したがって、不良品の発生のない又は少ない電気掃除機用集塵袋となる。 【0019】請求項3によれば、紙同士を接合するための接着剤の接着面積が大きく設定されていると、紙同士が接合された袋本体に機械により自動的に開口部を切断形成する場合に切断位置が多少位置ずれても、開口後の紙同士の接合部の幅は必要分残っているので不都合を生ぜず、又、良品の範囲を拡げやすいので量産時の歩留りを上げることができる。 【0020】請求項4によれば、特定箇所同士が接着された後の袋本体に開口部を切断形成することによって、たとえ接着剤が特定箇所から内方側、つまり開口部側に食み出したものでも、この食み出した接着剤を切断除去することができ、開口部を切断形成した後の袋本体の特定箇所同士を接着する場合に、特定箇所から食み出した接着剤により接着が不必要な箇所が接着される不都合は発生しない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000218409 【氏名又は名称】ネクスタ株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月1日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】柳野 隆生
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| 【公開番号】 |
特開平11−285460 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月19日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−88342 |
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