| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】萩野 真一
【氏名】雑古 昭彦
【氏名】福島 定男
【氏名】土肥 憲一郎
【氏名】米山 顕啓
【氏名】鹿野 裕隆
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| 【要約】 |
【課題】接続部の把手を持って掃除機本体を持ち上げるときに生じる端子の破損を防止しうる電気掃除機を提供する。
【解決手段】接続部4の接続管の外周面にリブが突設され、ホースカバーの内周面にリブに嵌合する凹部が形成され、前記接続管の側面において、前記リブと接続管の軸心について反対側であるとともに、前記爪の近傍であって、当該爪を中心にして前記リブとは反対側の位置に、吸込ホース3に設けられた配線を掃除機本体1に電気的に接続するための端子が配設されてなる電気掃除機。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 掃除機本体と、該掃除機本体の吸込口に着脱自在に接続される吸込ホースと、該吸込ホースと吸込具を接続する吸込管とを備えており、前記吸込ホースの掃除機本体への接続部が、筒状の接続管と、該接続管の外周面の前部に固着された前記吸込ホースの端部と、該吸込ホースの端部と接続管との固着部を左右から挟持する一対のホースカバーからなり、該ホースカバーの外周面に把手がホースカバーと一体に形成され、前記接続管の外周面には、前記掃除機本体と係合しうる爪が設けられた電気掃除機であって、前記接続管の外周面にはリブが突設され、前記ホースカバーの内周面には前記リブに嵌合する凹部が形成され、前記接続管の側面において、前記リブに対して接続管の軸心について反対側であるとともに、前記爪の近傍であって、当該爪を中心にして前記リブとは反対側の位置に、前記吸込ホースに設けられた配線を掃除機本体に電気的に接続するための端子が配設されてなる電気掃除機。 【請求項2】 前記爪が前記把手をはさんでほぼ対称になるように少なくとも一対配置されてなる請求項1記載の電気掃除機。 【請求項3】 前記端子が前記少なくとも一対の爪の並ぶ方向に対してほぼ直交する方向に並ぶように複数本配置されてなる請求項2記載の電気掃除機。 【請求項4】 前記把手が、握り部分が前記接続管の軸線と直交する方向にのびるアーチ型である請求項1、2または3記載の電気掃除機。 【請求項5】 前記把手が、握り部分が前記接続管の軸線と直交する方向にのびるT字型である請求項1、2または3記載の電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に関する。さらに詳しくはコンパクトに立型収納(以下、スタンド収納という)ができる電気掃除機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、狭い場所にコンパクトにスタンド収納できる電気掃除機として、種々の電気掃除機が提案されている。 【0003】特開平7−39485号公報に記載された電気掃除機は、図11に示すように、前方に集塵室、後方に電動送風機などを内蔵する掃除機本体50と、当該掃除機本体50の前方より着脱自在に接続される吸込ホース51と、当該吸込ホース51に接続される吸込管52と、吸込具53とを具備している。なお、56は吸込管52に設けられた、掃除機本体50の下面前方の凹部57に係合するための係止部である。 【0004】前記吸込ホース51の掃除機本体50への接続部54は、筒状の接続管(図示せず)と、該接続管の外周面の前部に固着された吸込ホース51の端部と、該吸込ホース51の端部と接続管との固着部を左右から挟持する一対のホースカバー58とからなり、該ホースカバー58の上方に一体に把手55が一体に形成されている。この把手55によって、室内の掃除が完了したのち、掃除機本体50を直立姿勢にしたり、吸込管52を掃除機本体50に装着した状態で持ち運びできる。 【0005】また、特開平6−319667号公報に記載された電気掃除機は、図12に示すように、掃除機本体60、吸込ホース61、吸込管62、および吸込具63を具備する掃除機であって、前記吸込ホース61の掃除機本体60への接続部64には、前記吸込ホース61を装着したままで立て置きされた前記掃除機本体60を持ち運ぶ際の把手65が設けられた掃除機である。なお、67は吸込管62に設けられた、当該吸込管62を掃除機本体60に係止するための係止部材である。 【0006】しかも、接続部64の先端部には、前記掃除機本体60の吸込口66に係止する一対の係止部68、69が配設されている。 【0007】係止部68、69は、図13に示されるように、バネ68a、69aにより、外方に付勢されている係止用の爪68b、69bを介して前記吸気口66に係止するようになっている。かかる係止部68、69により、スタンド収納された掃除機を持ち運ぶ際、前記掃除機本体60が自重により接続部64から抜け落ちないようにしている。また、吸込ホース61を掃除機本体60から取り外すばあいには、係止部68、69の取外ボタン68c、69cを押し下げて爪68b、69bと吸込口66との係止を解除し、そののち接続部64を吸込口66から引き出せばよい。 【0008】さらに、従来の電気掃除機では、図12に示される吸込管62を操作するためのグリップ70などにおいて、電源スイッチ(図示せず)が設けられている。電源スイッチは、吸込ホース61に設けられた配線(図示せず)に電気的に接続されている。この配線は、接続部64に配設された端子(図示せず)を介して掃除機本体60に電気的に接続されている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電気掃除機では、接続部に設けられた把手を持って、掃除機本体を直立姿勢にしたり、吸込管を掃除機本体に装着した状態で持ち運ぶばあいに、接続部に曲げ荷重がかかるとともに当該曲げ荷重の反力が接続部の端子に及ぶことにより、端子が破損するなどの問題がある。 【0010】本発明はかかる問題を解消するためになされたものであり、接続部の把手を持って掃除機本体を持ち上げるときに生じる端子の破損を防止しうる電気掃除機を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、掃除機本体と、該掃除機本体の吸込口に着脱自在に接続される吸込ホースと、該吸込ホースと吸込具を接続する吸込管とを備えており、前記吸込ホースの掃除機本体への接続部が、筒状の接続管と、該接続管の外周面の前部に固着された前記吸込ホースの端部と、該吸込ホースの端部と接続管との固着部を左右から挟持する一対のホースカバーからなり、該ホースカバーの外周面に把手がホースカバーと一体に形成され、前記接続管の外周面には、前記掃除機本体と係合しうる爪が設けられた電気掃除機であって、前記接続管の外周面にはリブが突設され、前記ホースカバーの内周面には前記リブに嵌合する凹部が形成され、前記接続管の側面において、前記リブに対して接続管の軸心について反対側であるとともに、前記爪の近傍であって、当該爪を中心にして前記リブとは反対側の位置に、前記吸込ホースに設けられた配線を掃除機本体に電気的に接続するための端子が配設されてなることを特徴とするものである。 【0012】前記爪が前記把手をはさんでほぼ対称になるように少なくとも一対配置されてなるのが好ましい。 【0013】前記端子が前記少なくとも一対の爪の並ぶ方向に対してほぼ直交する方向に並ぶように複数本配置されてなるのが好ましい。 【0014】前記把手が、握り部分が前記接続管の軸線と直交する方向にのびるアーチ型またはT字型であるのが好ましい。 【0015】 【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明の電気掃除機を詳細に説明する。図1は本発明の電気掃除機の一実施の形態を示すスタンド収納したときの正面図、図2は図1の接続部を先端側から見た図、図3は図2の接続部のIII−III線断面図、図4は図3の接続部のIV−IV線断面図、図5は図2の接続管を矢印A方向から見た図、図6は本発明の電気掃除機の他の実施の形態を示すT字型の把手を有する接続部を先端側から見た図、図7は図6の接続部を矢印B方向から見た図、図8は図1の掃除機本体の後方上部の縦断面図、図9は図1の掃除機本体の前方上部の蓋体の縦断面図および図10は図9の蓋体の穴の部分拡大図である。 【0016】図1に示すように、本発明の一実施の形態にかかわる電気掃除機は、掃除機本体1、吸込管2および吸込ホース3とから構成されている。吸込ホース3の掃除機本体1への接続部4には、スタンド収納状態の電気掃除機を運搬するための把手5が設けられている。 【0017】掃除機本体1は、電動送風機と集塵部(いずれも図示せず)を内蔵しており、該集塵部には収納袋が着脱自在に装着されている。この掃除機本体1の前部には、前記集塵部に連通する吸込口6が開口され、前記吸込ホース3の接続部4が着脱自在に接続されている。一方、掃除機本体1の下面前方および下面後方には、キャスタ7および一対の車輪8がそれぞれ取り付けられ、掃除機本体1が床面などを自由に移動できるようにされている。また、掃除機本体1の下面前方には、凹部15が形成されているため、吸込管2に設けられた保持具10の係止部10aを凹部15に係止することにより、コンパクトにスタンド収納することができる。 【0018】吸込管2は、少なくとも1本のパイプからなり、先端の吸込具9が着脱自在に接続されている。また、吸込管2の上部には、吸込管2を操作するためのグリップ11が設けられている。 【0019】本実施の形態の電気掃除機では、グリップ11において、電源スイッチ(図示せず)が設けられている。電源スイッチは、吸込ホース3に設けられた配線(図示せず)に電気的に接続されている。この配線は、後述する接続部4の端子24を介して掃除機本体1に電気的に接続されている。 【0020】前記吸込ホース3の掃除機本体1への接続部4は、図2〜5に示されるように、筒状の接続管12と、該接続管12の外周面の前部に固着された前記吸込ホース3の端部3aと、該端部3aと接続管12との固着部14を左右から挟持する一対のホースカバー15a、15bからなり、図2に示されるように、該ホースカバー15a、15bの外周面の上方には把手5を構成する2分割された部分5a、5bがそれぞれホースカバー15a、15bと一体に形成されている。ホースカバー15aおよび把手の左半分5aとホースカバー15bおよび把手の右半分5bとは、ネジ16(図1参照)によって上下2か所で固定されている。 【0021】前記接続管12の外周面には、前記掃除機本体1と係合しうる爪18を有する係止部17a、17bが設けられている。係止部17a、17bは、爪18と、当該爪18と一体形成された取外ボタン19と、当該爪18および取外ボタン19を外方へ付勢するためのコイルバネ20および板バネ21とから構成されている。板バネ21は、接続管12、爪18および取外ボタン19とともに一体成形されている。 【0022】爪18は、掃除機本体1の吸気口6(具体的には吸気口6の内壁に形成された凹部)に係止するようになっている。 【0023】接続管12の外周面には、リブ22が突設され、前記ホースカバー15aの内周面には前記リブ22に嵌合する凹部23が形成されている。リブ22と凹部23とが嵌合することにより、把手5およびホースカバー15a、15bが接続管12に対して相対的に回転できないように取り付けられている。それにより、把手5と接続管12とのあいだの相対的な上下および左右のずれを抑え、運搬時の安定を保つことができる。 【0024】しかも、図5に示されるように、接続管12の側面において、前記リブ22に対して接続管12の軸心について反対側であるとともに、前記爪18の近傍であって、当該爪18を中心にして前記リブ22とは反対側の位置に、前記吸込ホース3に設けられた配線を掃除機本体1に電気的に接続するための端子24が配設されている。 【0025】以上のように構成された電気掃除機において、把手5を握って掃除機本体1を直立姿勢にしたり、吸込管2を掃除機本体1に装着したスタンド収納状態で持ち運ぶばあい、把手5およびホースカバー15a、15bを引っ張る力が、ホースカバー15aの凹部23に嵌合するリブ22を介して接続管12に伝えられ、接続管12に曲げ荷重がかかる。このとき、端子24は、リブ22に対して接続管12および爪18の両方について反対側であり、しかも曲げ荷重の支点となる爪18に近接して配置されているため、端子24に対して曲げ荷重の反力が及ばない。したがって、端子24の破損を防止することができる。 【0026】爪18は、接続管12が掃除機本体1にぐらつきなく接続できるように、接続管12の軸心をはさんで対称の位置になるように少なくとも一対設けられていればよい。 【0027】とくに、図2に示されるように、少なくとも一対の爪18が前記把手5をはさんでほぼ対称になるように水平に配置されていれば、図2における左右方向のぐらつきをなくすことができる。このばあい、複数本の端子24が垂直方向(前記少なくとも一対の爪18の並ぶ方向に対してほぼ直交する方向)に並ぶように配置されていれば、各端子24は左右方向に曲げられることがないため、より一層端子の破損を防止できる。 【0028】把手5は、種々の形状および配置のものを採用することができるが、握り部分5cが接続管12の軸線と直交する方向にのびるアーチ型(図2参照)であれば、把手5を持って容易に掃除機本体1を直立姿勢にすることができ、しかもスタンド収納状態で持ち運ぶときの重量バランスがよい。 【0029】また、アーチ型の把手5の代わりに、図6〜7に示されるような握り部分25aが接続管12の軸線と直交する方向にのびるT字型を呈する把手25を採用しても、容易に直立でき、しかも運搬時の重量バランスがよい。 【0030】図1に示される掃除機本体1は、集塵室の蓋体25が回転中心O回りに開閉できるようになっている。具体的には、掃除機本体1の上部ケース26には、図8に示されるような半円形状の軸27が掃除機本体1の幅方向に沿って両側に突設されている。一方、図9〜10に示されるように、蓋体25の後部両側には、後方に向かって腕部28が突設されている。この腕部28の内側には、前記軸27に嵌合する4分の3円形状断面を呈する穴29を有する軸受け部30が設けられている。なお、図8〜10には、図1と同様に蓋体25の回転中心Oが示されている。 【0031】半円形状の軸27が4分の3円形状断面を呈する穴29に嵌合した状態では、蓋体25をがたつきなく、スムーズに開閉することができる。 【0032】しかも、蓋体25を90゜開いたとき、軸受け部30の内壁面31(図10参照)が軸27に当接することにより、蓋体25を90゜以上開かないように規制することができる。したがって、蓋体の開き角を規制するためのストッパーが不要になるため、掃除機本体の形状が簡単になる。その結果、掃除機本体を製造するための金型を作成するための費用を低減でき、しかも外観品質を損ねることがない。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、接続部の把手を持って掃除機本体を持ち上げるときに接続部にかかる曲げ荷重の影響を受けにくい位置に端子を配置することによって、端子の破損を防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)1月9日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】朝日奈 宗太 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−197076 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月27日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−3154 |
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